JPH03500660A - 血管閉塞抑制剤 - Google Patents

血管閉塞抑制剤

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 血管閉塞の抑制に有用なペプチド 肢歪分互 本発明はヒトの療法におけるペプチドホルモンの類似体の使用に関する。
宵景狡王 天然の14個のアミノ酸より少数のアミノ酸を有する類似体を含めて、OH−放 出阻害活性を示す多数のソマトスタチン類似体が文献中に記載されている。例え ば、Coyらの米国特許No、 4.485,101 (引用により本明細書に 組み入れる)はN−末端アセチル基、C−末端NHt、6位のD−Trp 、及 び4位のp−C7!−Pheを有するドデカペプチドを記載している。(この明 細書においてコンフィグレーションが特に示されていない場合、L−異性体が意 図される。) 血管壁はしばしば、その血管が血管形成術”(angioplasfy)にかけ られた後1年以内に硬化しそして閉塞することがしばしば知られる。同様の厚化 及び閉塞はまた動脈移植片中で及び移植された組織の血管中で生ずることも知ら れている。
光訓墾旧肚ボ 一般に、本発明は、次の式: 〔式中、A、及びA2はそれぞれ独立にH,C,〜、2アルキル、07〜,0フ エニルアルキル、R,CO(ここで、R1は01〜2゜アルキル、C1〜2゜ア ルケニル、C3〜2゜アルキニル、フェニル、ナフチル、又はCt、−10フエ ニルアルキルである)、又はR,0CO(ここで、R2はC3〜1゜アルキル又 は07〜.。フェニルアルキルである)であり、但し、A1又はA2の一方がR ,Co又はR,OCOである場合には他方はHでなければならず;A、はCHE A&(ここで、A、はペンタフルオロフェニル、ナフチル、ピリジル、又はフェ ニルであり;A、はo−、m−又はさらに好ましくはP−置換X−Phe(ここ で、Xはハロゲン、HlNHz 、 No□、OH1又はCl−1,アルキルで ある)、ペンタフルオロ−Phe 、β−Nal又はTyrであり;AsはTh r 、 Ser 、 Phe 。
Val、α−アミノ酪酸、又はlieであり;A7はThr 、 Trps又は β−Nal(そしてD−又はL−異性体のいずれでもよい)であり;そしてZは N)I2又はOHである〕を有するオクタペプチド、又はその医療として許容さ れる塩の医療として有効な量を患者に投与することにより哺乳類における血管閉 塞を阻害する方法に向けられる。好ましい化合物は、次の式: (式中、A4は前に定義した通りであり、A5はThrであり、A7はL−フェ ニルアラニン、スレオニン又はトリプトファンであり、そしてA8はD−β−ナ フチルアラニン又はD−フェニルアラニンである) の1つである。これらのオクタペプチドは、例えば血管形成術、動脈バイパス、 又は器官の移植の後に起こることがある血管閉鎖に対する効果的な阻害を提供す る。この明細書で使用する場合、血管閉塞の阻害とは、閉塞を導くことがある血 管壁の厚化の阻害を包含する意味に用いられる。
上記の式において、A3が結合している炭素原子における分子のコンフィグレー ションはD−コンフィグレーション又はL−コンフィグレーションを有すること ができる。
他の観点において、本発明は前記の式のオクタペプチドを、同種移植片が移植さ れた哺乳類に投与することにより哺乳類における移植組織(すなわち同種移植片 )の拒絶を阻止する方法を特徴とする。オクタペプチドは好ましくはサイクロス ポリンと組合わせて投与される。
好ましい具体例においては、投与されるオクタペプチドにおけるZはNH,であ り、そして いオクタペプチドの例は、 D−β−Nal−Cys−Tyr−D−Trp−Lys−Val−Cys−Th r−NHz(アンジオベブチン)、又はその医療として許容される塩である。前 記式に含まれる化合物の他の例には、[]−]ph6−Cys−Phe−D−T rpLys−Thr−Cys−Thr−0)1 ;D−Phe−Cys−Tyr −D−Trp−Lys−a−アミノ酪酸−Cys−Thr−NHz ;D−β− Nal−Cys−ペンタフルオロ−Phe−D−Trp−Lys−Val−Cy s−Thr−NHz ;D−β−Nal−C5−Tyr−D−Trp−Lys− Val−Cs−β−Nal−NHz ;D−β−Nal−Cys−Tyr−D− Trp−Lys−cx−アミノ酪酸−Cys−Thr−NHz ;及びHを る ための のlピ 本発明に従えば、投与される組成物は好ましくは医薬として有効な量のオクタペ プチド及び医療として許容されるキャリヤー物質(例えば、炭酸マグネシウム、 ラクトース、又はそれと共に療法化合物がミセルを形成することができるリン脂 質が含まれる。最も好ましいキャリヤー物質はマンニトールである。これらの組 成物の例には九剤、錠剤、カプセル剤、又は経口用液剤;及び滴又はスプレーと して鼻に投与することができる液体、又は静脈内投与、非経腸投与、皮下投与、 又は腹腔内投与を行うことができる液体が含まれる。火剤、錠剤又はカプセル剤 は、組成物が患者の小腸に破壊されることなく移行することができるために十分 な時間にわたって患者の胃内での胃酸から組成物を保護することができる物質に よりコートされていてもよい。この医薬組成物はバモ酸のごとき親脂性塩と組み 合わせた油乳剤又は分散体の形で投与することもできる。この医薬組成物は生分 解性徐放製剤の形態であることができる。例えば、10■の化合物を徐放性形に 製剤化し、そして2〜3週間ごとの注射により投与することができる。最大効率 のため零次放出が好ましい。医薬組成物を投与するための移植可能なポンプ又は 体外ポンプを用いることによって零次放出を得ることができる。
このような閉塞が生ずる危険が増加している場合、例えば血管成形術(物理的手 段、例えばバルーンカテーテル、レーザー、又は回転ブレードによる血管の拡大 );動脈バイパス手術(又は、血管の他の操作、例えば損傷した血管における破 れの縫合);又は同種移植手術(この場合、移植された同種移植片の血管が移植 受容者の血管に結合される)の後に、血管の閉塞を阻害するためにオクタペプチ ドを使用することができる。
高い危険状態をもたらす方法を実施する前及びその後6ケ月までに24時間以上 (さらに好ましくは48時間以上)連続して(連続的に又は間欠的に)@乳類に 投与して、この期間常に血流中に化合物を維持するのが好ましい。一般に、オク タペプチドは前記方法の間に投与した場合に、1も効果的である。
これらの化合物は、皮下投与される場合、1〜100 n / kg /日、好 ましくは20〜100 n / kg /日の投与量で哺乳類に投与されるべき である。オクタペプチドはこれらの投与量において非毒性である。投与が静脈内 である場合いく分低い投与量を用いることができ、経口投与のためにはより高い 投与量を用いることができる。
オクタペプチドは、上記の方法に類似する方法で投与される場合、移植された組 織の拒絶の抑制においても有効である。
好ましくは、これらの化合物は標準的投与量のサイクロスポリンと組合わせて投 与される。オクタペプチドは角膜移植の拒絶を抑制することができ、角膜移植に ついては、局所投与、例えばクリーム、ゲル、スプレー又は軟こうとして使用す るのが好ましい。
本発明の他の特徴及び利点は好ましい態様の以下の記載から明らかであろう。
辺ljUη襲吸 第1図はバルーン血管形成術後のラビットの大動脈の正味重量を示すグラフであ り; 第2図はバルーン血管形成術後のラビットの大動脈中の蛋白質の量を示すグラフ であり; 第3図はバルーン血管形成術後のラビットの大動脈のDNA/蛋白質比を示すグ ラフであり;そして第4図はバルーン血管形成術後のラビットの大動脈における 3−■]チミジンの取込みを示すグラフである。
分遣」−へ煎1じg1較 」二j1 本発明の化合物は発明の開示の欄に前記した一般式を有する。これらはすべてソ マトスタチンのオクタペプチド類似体であり、4位にD−Trpを有し、そして 3位(A4)、6位(A、)及び8位(A7)に任意的変更を有する。1位のD −β−ナフチルアラニン、3位のTyr、及び6位のVajl’が特に好ましい 変更である。
この化合物は医薬として許容される塩の形で提供することもできる。好ましい塩 の例は、医薬として許容される有機酸、例えば酢酸、乳酸、マレイン酸、クエン 酸、リンゴ酸、アスコルビン酸、コハク酸、安息香酸、サルチル酸、メタンスル ホン酸、トルエンスルホン酸、又はバモ酸、並びにポリマー酸、例えばタンニン 酸又はカルボキシメチルセルロースとの塩、並びに無機酸、例えば塩酸、硫酸又 はリン酸との塩である。
企−底 1つのオクタペプチドの合成は次の通りである。本発明の方法における使用に適 する他のオクタペプチドは、当業者の能力内で、次の合成法に適当な変更を加え ることにより調製することができる。
災搭炎上 0−Na1−Cs−T r−D−Tr −L 5−Val−C5−Thr−IJ Hz(アンジオベプチンカルボニル−D−β−ナフチルアラニン−3−メチルベ ンジミン樹脂の調製であった。
塩素イオン形のベンズヒドラミン−ポリスチレン樹脂(Vega Bioche IIlicaj2s Inc、)を、次の反応サイクルを行うようにプログラム されたベックマン990Bペプチド合成機の反応容器に入れた: (a)塩化メ チレン; (b)塩化メチレン中33%トリフルオロ酢酸(1分及び2分づつ2 回): (C)塩化メチレン;(d)エタノール; (e)塩化メチレン; ( f)クロロホルム910%トリエチルアミン。
中和された樹脂を塩化メチレン中Bac−0−ベンジルスレオニン及びジイソプ ロピルカルボジイミド(各1.5mmo!りと共に1時間撹拌し、そして生ずる アミノ酸樹脂を上記の洗浄プログラム中段FJ (a )〜(b)を通して循環 した。次に、下記のアミノ酸(1,5mmoj2)を逐次連結した: Boc− 5−メチルベンジル−Cys 、 Boc−Van 、 Boc−N−ベンジル オキシカルボニル−Lys 、Boc−D−Trp 、Boc−Tyr 、 B oc−3−メチルベンジル−Cys 。
Boc−D−β−ナフチルアラニン。
樹脂を洗浄し、そして乾燥し、そして次にO″Cにてアニソール(4戚)及び無 水弗化水素(36d)と混合し、45分間撹゛ 拌した(チオアニソール、トリ フルオロ酢酸及びトリフルオロメタンスルホン酸を1:90:9の比率で6時間 用いることもできる)。過剰の弗化水素を乾燥窒素流のもとで迅速に蒸発せしめ 、そして遊離ペプチドを沈澱せしめてエーテルで洗浄した。次に、粗ペプチドを 800−の90%酢酸に溶解し、これにメタノール中I2を永久褐色が存在する ようになるまで添加した。次に、この溶液を1時間撹拌した後に溶剤を真空除去 した。生ずる油状物を最少量の50%酢酸に溶解し、そしテセファデックス(S ephadex) G−25のカラム(2,5X 100mm)上で溶出した。
次にU■吸収及び薄層クロマトグラフィーにより主成分を含有する画分をプール し、少体積に蒸発せしめ、そしてワットマン(Whatman) LRP−1オ クタデジルミラン(15〜20μM)のカラムに適用した。
カラムを、水中0.1%トリフルオロ酢酸中の10−50%アセトニトリルの直 線グラジェントにより溶出した。両分を薄層クロマトグラフィー及び)IPLc により試験しそしてプールして最大純度を得、そして所望により異る塩、例えば 酢酸塩又はリン酸塩を調製した。溶液を水から反復して凍結乾燥して170■の 生成物を白色のフワフワした粉末として得た。この生成物はHPLC及びTLC により均一であることが見出された。
酸加水分解物のアミノ酸分析によりオクタペプチドの組成が確認された。
上記の方法に類似する方法に従って次の式を有するオリゴペプチドを調製した: D−Phe−Cys−Tyr−D−Trp−Lys−Val−Cys−β−Na l−NHz :及び実11吐1 材杢すαL析汰 チャールス・リバー(Charles River)から得られた体重250〜 350gの隨性Sprague−Dawleyラットを制御された照明条件下に 維持し、そしてラット餌及び水を自由に取らせた。
ナトリウムベントバルビッール麻酔下で右頚動脈の血管内膜(intima)を 、 Fishmanら、Lab Invest、、 32.339 (1975 )に記載されている空気乾燥傷害にかけた。この方法は、動脈内平滑筋細胞を増 殖せしめることから主として成る血管内膜肥厚を生じさせる。このモデルにおい て、約4CII+の血管を摘出しそして血液を除去する。空気(20d/分を) 30ゲージ針を通して5分間流し、この後血流を再開する。対何の頚動脈も露出 するがしかし空気乾燥しない。15日後にラットを殺す。
実験は1個の対照群と10個の処理群とがら成る。使用したソマトスタチン類似 体にヘプタペプチド又はオクタペプチド、すナワチBIB23014(アンシオ ヘブチ7) 、BIM23012 、81M23027 。
BIM23030及び81M23034であった。これらの化合物はすべて成長 ホルモン放出の強力な阻害剤であった。第1表(Heimenら、Neuroe ndocrinology+ 45+ 429 (1987)s Coyら、P eptides。
Escom、 Leiden+ 462−463頁(1988) ;及びTol isら、Int。
Congress A dv、、 Growth Hormone and G row th FactorRerearch、門: tan (198B)  Abstract)を参照のこと。動物を前記の処理前2日間前処理し、そして 前記内皮傷害の後さらに5日間処理した。内皮傷害の30分前及びさらに5日間 投与したアンジオベブチン20g/kg/日及び50■/kg/日)が筋血管内 膜(myointima E )増殖に対して保護を行うか否かを検討するため 追加の2動物群を加えた。
動物を傷害後15日百日瀉血により殺した。血管系を食塩水によりフラッシュし 、そして80mmHgにて10%ホルマリンにより潅流固定した。次に頚動脈を 固定し、包埋し、そして光学顕微鏡及び形態学的分析のために切片化した。最大 血管内膜/メディア比は管腔から内部弾性層までの距離と内部弾性層から外部弾 性層までの距離との比である。これらの距離は各血管において光学顕微鏡に取り 付けたデジタル化系を用いて決定した。この決定は血管の3個の異る断面におい て行い、そして各切片を3回測定した。各血管について平均を計算した。
各群間の差をスチューデントの非対を一検定(Student’ 5unpai red t−tert)を用いて評価した。
結果を次の表に示す。
】−一り一表 ペプチド アミノ酸配列 動脈内膜/メディア比カッコ内の数値は各群のラット の数を示す。動脈内膜/メディア比は、管腔から内部弾性層までの距離と内部弾 性層から外部弾性層までの距離との比である。比の平均(±SE)の差の統計的 有意性をスチューデントのt−検定により分析した。$p<0.01及び* p  <0.05゜ランドを内皮傷害の後2日間及び傷害の後5日間試験した。
ソマトスタチン14(=1)と比較したラットにおける生体内成長ホルモン抑制 に関するペプチドの効力のランクはアンジオペプチン(5”) 、81M230 34 (2) 、BI?I23030 (0,5)、81M23027(100 ) 、及び81M23012 (62)であった。
(a) D−Nal=3− (2−ナフチル)−D−アラニン;(b)ヒト゛ロ キシーサンドスタチン(hybroxy−3andortatin)ではなくア ミド−サンドスタチン。
趙−来 アンジオベプチン及び密接に関連するオクタペプチドBIM23034 (第1 表)は、空気乾燥による内皮傷害の後頚動脈の筋血管内膜の増殖を有意に(p< 0.01)阻害した。両薬剤は空気乾燥に先立って2日に投与した。アンジオベ プチンの低投与量(201Ig/kg/日)及び高投与量(50■/kg/日) 並びに81M23034の高投与量(50i/kg/日)は有効であった。他の 3種類のソマトスタチン類偵体BIM23012 、81M23027及び81 M23030は用いた投与量において平滑筋細胞増殖を示さなかった。動脈傷害 の前(30分)及びさらに5日間投与されたアンジオペブチン50■/kg/日 は筋動脈内膜増殖を有意に(p<0.01)阻害した。
検−社 アンジオペブチン及びBI?!23034の皮下投与はわずか5日間であったが 平滑筋増殖の阻害は内皮傷害後15゛日間観察された。
これは、増殖のシグナルが内皮傷害後の早期の事象であることを示している。従 って、アンジオベプチン及び81M23034は血管の傷害の時に放出された異 るマイトジェンの早期効果を妨害するであろう。処理の前30分の短時間前処理 として投与された場合、アンジオペプチンの保護効果はまた迅速な抗増殖効果を 示す。
可能性ある作用機構は成長ホルモンの、そしてそれによりインシュリン一様成長 因子の阻害であるかもしれないが、しかし下垂体ソマトスタチンレセプターへの 結合はアンジオベプチン、81M23012 (サンドスタチン)及び81M2 3034について検討されており、そしてそのアッセイは3種類のオクタペプチ ドについて類似した結合の程度を示す(Coyら、前掲)。これらはいずれも生 体内で成長ホルモンの強力な阻害剤であり、81M23027が最も強力である 。アンジオペプチン及び81M23034の両者は成長ホルモンの放出の阻害に おいて活性が低いが血管平滑筋の増殖において活性であるので、抗増殖効果が成 長ホルモンの分泌に無関係である可能性があり、傷害の部位での血管平滑筋に対 するこれらの2種類のペプチドの直接的効果を示している。
内皮が通常は平滑筋細胞増殖の阻害物質を分泌し、この仮定の内皮自己分泌阻害 物質が走化性シグナル及び有糸分裂シグナルに高度に寄与する可能性がある。こ の阻害物質及びこの明細書に記載する2種類のペプチドは関連している可能性ジ オペブチンのt 雄性及び雌性の白色ニューシーラントラビット(2,8〜3.0kg)を2群( A及びB)に分けた。A群(ビヒクル対照)には生理的食塩水(0,1)の皮下 注射を毎日2回行った。
B群には生理的食塩水に溶解したアンジオペブチン(20jtg/眩、1日2回 )の皮下注射(0,2d、1日2回)を行った。
動物を血管形成術の前日、及び約3週間後に殺すまで処理した。血管形成はケク ミン及びキシラジンによる全身麻酔下で行った。各動物の左腸骨動脈及び大動脈 を血管形成カテーテル(Fogarty)により裸化(denude) L/た 。血管形成カテーテルを左大腿動脈に挿入し、そして該血管を通して膨大動脈ま で通した。カテーテルを3回往復させた。血管形成術の22〜24日後すべての 動物を殺した。大動脈及び腸骨動脈を、一定の潅流圧のもとてのホルムアルデヒ ドの潅流によりその場で固定した。
内膜肥厚をエラスチン染色(Van Giesen) L/た水平切断切片上で 決定した。この切片は、(i)腎動脈のレベルでの大動脈、(ii)分岐のレベ ルでの一般腸骨動脈、及び(iii)Di径部靭帯上の外部腸骨動脈から得た。
内膜肥厚の面積及び全血管面積を体型測定により決定した。血管内膜肥厚の%は 次のようにして表現した。
各動物の各大動脈及び2個の腸骨動脈の3個の切片について一回の測定を行った 。血管内膜肥厚の%を各血管の最も近い測定値の平均として決定した。
対照群においては、筋肉血管内膜肥厚は外部腸骨動脈において最大であり、他方 、血管内膜肥厚の%は34.7%±11.5%(雌性ラビット)及び30.0% ±6.3%(雄性ラビット)であった。血管内膜肥厚の%は血管のサイズが大き くなるに従って減少するようであり、一般腸骨動脈及び大動脈は、それぞれ23 .7%±4.9%及び18.8%±2.9%の血管内膜肥厚%(雌性ラヒット) 並びにそれぞれ23.0%±5.8%及び22.0%±6.5%(雄性ラビット )を示した。アンジオベプチン(20羅/kg/日)による筋肉血管内膜の阻害 の%は有意でありそして3個の血管片のすべてについて類似しており、外部腸骨 動脈、一般腸骨動脈及び大動脈については、雌性ラビットにおいてそれぞれ約4 1%、33%及び43%であり、そして雄性ラビットにおいてはそれぞれ20% 、39%及び32%であった。結果を次の表に示す。
1エ」L−衷 雌性ラビットの外部腸骨動脈における血管内膜肥厚に対する効果 サンフル 対 照 アンジオペプチン (血管内膜肥厚%) 1 26.9 26.4 2 57.5 15.2 3 28.6 21.3 4 33.2 33.6 5 33.6 24.1 6 26.1 20.6 平均 34.7 20.7 S D 11.5 8.0 を一統計 2.679 自由度 12 有意性 0.020 第一」L−表 雌性ラビットの一般腸骨動脈における血管内膜肥厚に対する効果 サンプル 対 照 アンジオペブチン (血管内膜肥厚%) 4 18.8 20.5 5 27.1 15.3 6 20.4 16.6 平均 23.7 13.1 S D 4.9 5.6 を一統計 3.706 自由度 12 有意性 0.003 第−IV−表 雌性ラビットの大動脈における血管内膜肥厚Gこ対自由度 9 有意性 0.023 男−ハ仁−表 雄性ラピツドの外部腸骨動脈における血管内膜肥厚1 30.3 30.5 2 24.5 19.2 3 33.7 25.7 4 25.4 26.5 5 42.2 22.3 6 27.2 37.9 7 26.5 22.2 平均 30.0 24.4 を一統計 1.860 自由度 11 有意性 0.090 茅〜ハL−表 雄性ラビットの一般腸骨動脈における血管内膜肥厚に対する効果 2 24.0 16.0 3 24.1 6.4 4 17.6 17.4 5 30.4 13.9 6 23.9 15.8 平均 23.0 14.I S D 5.8 3.6 を一統計 3.439 自由度 12 有意性 0.005 男−」L−表 雄性ラビットの大動脈における血管内膜肥厚に対する効果 3 17.9 12.4 4 29.3 13.3 5 21.3 13.8 6 4.6 15.7 平均 22.0 14.8 S D 6.5 1.7 を一統計 2.810 自由度 10 有意性 0.018 裏絡尉土 アンジオペプチンを1日2回50J!g/kg/日で体重250 g〜350g の雄性Sprague−Daiyley (チャールスリバー)ラットに皮下投 与した。2日の前処理の後、3日目の乾の投与の後に、マウスを麻酔して(ケタ ミンーインノバール、筋肉内注射)、右頚動脈を空気乾燥することにより病変を 作った。処理を4゜5.6及び7日目に続けた。傷害後144日目ラットを殺し た。
10%ホルマリンにより一定圧でその場で固定した後、組織を調製して形態試験 片を形成した。
血管内膜の厚さとメディア層との比率として肥厚を測定した。各ラットにつき3 個の異る組織切片を測定し、そして各切片につき3回形態試験を行った。結果を 次の表に示す。
1.51+0.07 0.46+0.081.22+0.08 0.2B+0. 031.28+0.05 0.52+0.051.96+0.2 0.69+0 .021.77+0.14 統計処理:データーの有意性を評価するためスチューデントのむ一検定を行った 。
又り工土各作 ILJLJL 処−理靭亙最小 1.22 0.28 平均 1.54 0.48 最大 1.96 0・69 計 7.74 1.95 標準偏差 0.31 0.16 標準誤差 0.14 8.45−02 95%C,L、 0.39 0.26 非処理対 処 理 プールされた変動6.93−02t(95%) 2.36  7d、f。
t(99%) 3.49 t (cal) 6.00 p<0.01テ(7)有意性実施炎エ アンジオペブチンの評価に適する霊長類冠動脈形成術モデルを得るため、ボウマ ンーグルイ、メディアルスクール、ウィンストン〜サレム、ノースカロライナの コロニーから得た霊長類に対して可能性試験を行った。高コレステロール飼料が 投与された場合、霊長類は血中脂質を十分に上昇せしめないので、コロニーから これらの動物が選ばれた6体重が約3、5 kgの若い雄性カニクイザルを霊長 類施設での1週間以上の平衡期間の後に用いた。
動物をケタミンで鎮静させ、そして酸素中1%ハロセ・イン(balothan e)と共に保持した。大動脈及び大腿動脈をバルーンカテーテル(LISCI、  Band)により傷害した。5週間後、霊長類を麻酔し、そして殺した。大動 脈及び大腿動脈を摘出し、そして形態学的分析のためにホルムアルデヒド中で固 定した。
1日2回の注射のストレスを回避するため、処理の2日前及びバルーン処理の時 に再び、アンジオペブチンを雄性ミドリザルに徐放系で筋肉内投与した。各注射 は25■/kgの計算された日用放出量を有し、これは合計50n/kg/日で ある(IPSEN International、パリ)。
最大血管内膜/メディア比(管腔から内部弾性層までの距離/内部弾性層から外 部弾性層までの距離)を、光学顕微鏡に取り付けられたデジタル系を用いて各血 管において決定した。血管の3つの異る断面において決定を行い、そして各切片 を3回測定し、そして各3回の測定を平均した。
霊長類のこのサイズは冠動脈への再現性ある接近のためには小さすぎることが見 出された。7.5kg以上のより大きなアフリカミドリザルを使用することが推 奨される。低投与量のヘパリンを使用する試みが頚動脈形成術に続く頚動脈の血 栓及び発作を導いた。動物の早過ぎる安楽死を要求する合併症の危険のため、頚 動脈血管形成術は回避されるべきである。
末梢血管のバルーン処理に耐えた2頭の霊長類の内、1頭をアンジオペプチンで 処置し、そして他方は処置しなかった。
アンジオベプチンで処置された霊長類は、対照動物に比べて、大動脈並びに左及 び右大腿動脈の両方において平滑筋細胞増殖のほとんど完全な阻害を示した。
11貫エ ニュージ−ランドホワイトラビットをロンパン(Rompun)(キシラジン) 及びケタラール(Ketalar) (ケタミン)により麻酔し、そして大腿動 脈からカニユーレ(3F Fogarty)を挿入した。バルーンを一定圧力で 拡大し、そして大動脈を血管形成により内皮を除去した。この方法を3回反復し 、そして傷ついた部位を閉じた。バルーン血管形成の72時間後動物を殺し、そ して外膜を除去した後大動脈を薄い輪に切った。これらの輪を3−Hチミジンの 存在下でインキュベートし、そして組織を処理した後に放射能を測定した。これ らの組織についてDNA含量及び蛋白質含量を同時に測定した。
アンジオペプチンの8回の注射を行った。バルーン処理の前日の朝及び夕方、処 理当日に2回、その後の2日間に各2回づつであり、合計日用量は2.20又は 200j1g/kg体重であった。
バルーン血管形成の後のラビットの大動脈における筋肉血管内膜細胞増殖に対す る薬剤の阻害効果を示すアンジオベブチンの3種類の投与量(2g、20IJg 及び200 tri / kg )を試験した。
1、Ia!!Lニ一般に、この薬剤は大動脈の湿重量に影響を与えないようであ る。バルーン処理されていない領域の湿重量において差異は存在しなかった。し かしながら、大動脈のバルーン処理された領域は、組織の水和の差異に9%され るわずかに高い湿重量を有していた。結果を第1図に示す。
2、X皇i食に丘上:低い投与量(2硝)において、アンジオペプチンはバルー ン血管形成術の後傷害された動脈の合計量白質含量を低下せしめた。アンジオペ プチンのより高い投与量が全蛋白質レベルに影響を与えなかった。これは対照と 処理された大動脈との間に有意な差が存在しないことから言える。結果を第2図 に示す。
3、−回)し〜/」【白Jtu七:アンジオペブチン20題/kg体重はDNA /蛋白質比を有意に低下せしめ、これによりラビットの大動脈の筋肉血管内膜に 対するその阻害効果を示した。より高い投与量(200x/kg体重)はまたこ の薬剤の阻害的影響に反映した。結果を第3図に示す。
4、 チミジン 3−)−1の 入 :細胞増殖(筋肉血管内膜の増殖)の速度 をバルーン血管形成後のラビットの大動脈への3−HTdRの取込みによりモニ ターし、そしてアンジオベプチンが細胞増殖の速度を有意に阻害したことが観察 された。20x/kg体重の投与量が、バルーン血管形成術後の細胞増殖速度を 有意に低下せしめることが見出された。より高い投与量、ずなわち200g/k gが筋肉血管内膜の増殖をなお阻害したが、阻害の程度は20■投与よりも低か った。結果を第4図に示す。
実施±7 王猾 ブタ右ゴ゛ の に・−灸1ヱ2第311づ勺囚肱及 家畜ブタの心臓を、動物を殺した直後に屠殺場から得た。
心臓を得、そして氷冷したクレーブス・リンゲル緩衝液に入れ、そして実験室に 輸送した。左冠動脈(LAD)を無菌条件下で切り取り、そして5m111の切 片に分割した。管腔に金属棒をおだやかに導入することにより切片から内皮を除 去した。組織を無菌多ウェル培養皿中の1滅の培地(ウシ胎児血清を含まず抗性 物質を含むD?IEM )に入れた。、H3−チミジン(2,5μCi / r ail )及び増加する濃度のアンジオテンシン(10〜11000r1/Id )を培地に加えた。3種類の異る濃度のホルスコリン(forskolin)と 共にインキュベートした切片を各実験において陽性対照として使用した。インキ ュベーション時間は37°C及び5%CO,にて24時間であった。組織をリン 酸緩衝液で洗浄し、そして冷チミジンの溶液に入れそして液体窒素で凍結し、粉 砕し、そして低張液により溶解した。溶解した組織をプロテイナーゼにと共に5 0°Cにて一夜さらにインキュベートした。放射能、蛋白質含量及びDNAを測 定した。
詰−果 浄書(内容に変更なし) A=大動脈のバルーン処理された領域 処理(AP PG) N=5 処理(AP PG) 処理(AP ILG) 手続補正書(方式) %式% 1、事件の表示 PCT/US89102352 2、発明の名称 血管閉塞の抑制に有用なペプチド 3、補正をする者 事件との関係 特許出願人 名称 ソシエテ ブトラブ ドウ プロドユイシミク 4、代理人 住所 〒105東京都港区虎ノ門−丁目8番10号静光虎ノ門ビル 電話504 −07216、補正の対象 図面の翻訳文 7、補正の内容 図面の翻訳文の浄書(内容に変更なし)8、 添付書類の目録 図面の翻訳文 15M 国際調査報告

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.哺乳類における血管閉塞を抑制する方法であって、次の式: ▲数式、化学式、表等があります▼ 〔式中、A1及びA2は、それぞれ独立に、H,C1−12アルキル、C7〜1 0フェニルアルキル、R1CO(ここで、R1はC1〜20アルキル、C3〜2 0アルケニル、C3〜20アルキニル、フェニル、ナフチル、又はC7〜10フ ェニルアルキルである)、又はR2OCO(ここで、R2はC1〜10アルキル 又はC7〜10フェニルアルキルであり、但しA1又はA2の−方がR1CO又 はR2OCOである場合他方はHでなければならず;A3はCH2A6(ここで 、A6はペンタフルオロフェニル、ナフチル、ピリジル、又はフェニルである) であり;A4はo−,m−又はより好ましくはp−置換X−Phe(ここで、X はハロゲン、H,NH2,NO2,OH、又はC1〜13アルキルである)、ペ ンタフルオロ−Phe,β−Nal又はTyrであり;A5はThr,Ser, Phe,Val,α−アミノ酪酸、又はIleであり;A7はThr,Trp、 又はβ−Na1(そしてD−又はL−異性体のいずれであってもよい)であり; そしてZはNH2又はOHである〕を有するオクタペプチド又はその医薬として 許容される塩の血管閉塞抑制有効量を哺乳類に投与することを含んで成る方法。
  2. 2.前記オクタペプチドが次の式: ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、A4は前に定義した通りであり、A5はVal又はThrであり、A7 はL−ナフチルアラニン、スレオニン又はトリプトファンであり、そしてA8は D−β−ナフチルアラニン又はD−フェニルアラニンである)を有する、請求項 2に記載の方法。
  3. 3.前記オクタペプチドを、血管形成術のすぐ前に、その間に、又はその後6ヶ 月以内に投与する、請求項2に記載の方法。
  4. 4.前記オクタペプチドを血管形成術の24時間以上前に投与する、請求項4に 記載の方法。
  5. 5.投与されるオクタペプチドが次の式:▲数式、化学式、表等があります▼ を有するか化合物であるか又はその医薬として許容される塩である、請求項1に 記載の方法。
  6. 6.投与されるオクタペプチドにおいてZがNH2であり、そして▲数式、化学 式、表等があります▼がD−β−ナフチルアラニンである、請求項1に記載の方 法。
  7. 7.前記オクタペプチドを皮下投与する、請求項2に記載の方法。
  8. 8.前記オクタペプチドを1〜100μg/kg/日の投与量で投与する、請求 項2に記載の方法。
  9. 9.血管形成術、動脈バイパス手術又は同種移植片移植手術後の哺乳類において 血管閉塞を抑制する方法であって、次の式: ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、ZはNH2又はOHである)のオクタペプチド又はその医薬として許容 される塩を患者に、血管形成術、動脈バイパス手術又は同種移植片移植手術の2 4時間以上の前に投与することを含んで成る方法。
  10. 10.投与を血管形成術の後に続ける、請求項9に記載の方法。
  11. 11.前記オクタペプチドを皮下投与する、請求項10に記載の方法。
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