JPH02502011A - 治療化合物、組成物及びそれらの用途 - Google Patents

治療化合物、組成物及びそれらの用途

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JPH02502011A
JPH02502011A JP63508432A JP50843288A JPH02502011A JP H02502011 A JPH02502011 A JP H02502011A JP 63508432 A JP63508432 A JP 63508432A JP 50843288 A JP50843288 A JP 50843288A JP H02502011 A JPH02502011 A JP H02502011A
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リデル,アリステアー ジェームス
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セルテック リミテッド
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    • C07K14/435Peptides having more than 20 amino acids; Gastrins; Somatostatins; Melanotropins; Derivatives thereof from animals; from humans
    • C07K14/575Hormones
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    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
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    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
    • A61P9/00Drugs for disorders of the cardiovascular system

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 治療化合物1組成物及びそnらの用途 本発明は、ある化合物及びそれを含有する薬学的組成物の新たな医薬用途に関す る。特に本発明は、脳血液供給欠乏を治療するためのカルシトニン遺伝子関連ペ プチドの使用に関する。
発明の背景 カルシトニン遺伝子関連ペプチド(cGRp) n、カルシトニン遺伝子発現系 の産生物である。カルシトニン遺伝子から転写されて得られるRN人のプロセッ シング工程により、37個めアミノ酸からなるペプチドであるCGRPが神経組 織において産生される。CGRPはラット、ニワトリ、ヒト7Lどの多(の種で 発見されている。これらCGRPは、そnぞれがわ°ずかに2.3個のアミノ酸 が相違するだけであって非常に関連性の深い1群の化合物である。今日まで、C GRPは心臓血管系において血管拡張作用及び血圧降下作用を発揮する特性を有 するため高血圧の治療に有効であると考えられていた。また、CGRPはカルシ ウム調節及び胃酸分泌に関与しているとも考えられている。
本発明者らは、C0RPが脳血液供給欠乏を治療するのに有用であることを見出 した。
脳血液供給が欠乏する原因としては、例えば脳血管けいれんなどの多くの原因が ある。頚動脈の脳血管けいれんは、脳出血に対する生体の自然な応答として起こ り、これにより脳への血液供給が断たれる。くも膜下出血などの脳出血の原因と しては、脳での弱くなった血管の破裂、頭への機械的なダメージなどの原因があ る。脳への血液の供給、即ち酸素の供給が改善されない場合には、脳血管けいれ んにより通常脳にダメージを受けたり死に到ることがある。
また、例えば脳血管の閉塞などの硬塞あるいは脳血管の破裂による脳出血などの 場合にも、脳への血液供給の欠乏が起こる。脳への血液供給は片頭痛の場合にも 阻害されることがある。従って脳への血液供給を改善することによって、片頭痛 の症状を緩和することが可能である。
本発明者らは、ヒトでの脳への血液供給の欠乏の治療にC0RPが有用であるこ とを見出した。
発明の要旨 従って本発明の第1の局面によれば、脳血液供給欠乏を治療するためのC0RP が提供される。
脳゛への血液供給の欠乏を治療するためには、その治療薬が脳血管床に選択的に 作用して目的とする部位で血液の供給が上昇することが必要である。更には、血 圧を実質的に低下させることなく血液の供給が上昇することも必要である。脳血 管の収縮を元に戻す今日の治療技術は、血圧を降下させ症状を一層悪化させてし まうため満足なものとは言えない。従って、脳血流を回復し及び/又は脳血管け いれんを治療するための効果的治療法の開発が必要とされていた。
本発明者らは、適当量のC0RPを投与することによって、実質的に血圧に影響 を与えることなく選択的に作用部位に作用して脳血液供給の上昇が達成できるこ とを見出した。本明細書K>いて用いる用語C0RPには、天然の0GRP&C 加えて、C!GRPの脳血管血液供給特性、即ち実質的に血圧に影響を与えるこ となく脳血管床に優先的に作用して脳血液供給を上昇せしめることのできる特性 を有する生物学的に活性なC!GRPのフラグメント、アナログ及び誘導体も包 含される。
CGEP、ソの)2グメント、アナログ及び誘導体は天然のものでもよく、化学 的修飾、開裂又は合成によって化学的に合成したものでもよく、また組換えDN A技術によって製造されたものでもよい。C1GRPのフラグメント、アナログ 及び誘導体には、ペプチr化合物と同様に非ペゾチダ化合物も包含される。0G RPはヒトカルシトニン遺伝子関連ペゾチY (hcGRP)が好ましいが、2 ットC!GRP、ニワトリC0RPの動物C0RPでもよい。ヒトカルシトニン 遺伝子関連ペプチドは、フルフ7hCGRPC例えばa、s、patentA4 549986)及びベータhcGBF (例えば欧州特許出願AEア18840 0A)の少なくとも2つの形態で存在する。本明細書で用いる用語hcGRPは α−111C!GRP及びβ−h CGRPを意味する。α−hC!GRPを使 用することが特に好ましい。
C0RPは、くも膜下出血、頭への打撃、外傷、片頭痛などに関連して起こるヒ トの脳血液供給欠乏の治療に特に有用である。
本発明の第2の局面によれば、有効量のCORPを投与することからなる脳血液 供給欠乏患者の治療法が提供される。
本発明に用いるCGRPの量は、典型的には、実質的に血圧に影響を与えず脳血 液供給を特異的に上昇させるのに有効な量である。
本発明の第5の局面においては、脳血液供給欠乏治療のだめのC0RPを含有す る薬学的組成物が提供される。
本発明の第4の局面においては、薬学的に許容し得る担体、賦形剤又は希釈剤と ともに、実質的に血圧に影響を与えることなく脳血液供給な特異的に上昇せしめ る量のC0RPを含有する単位投与形態にある薬学的組成物が提供される。
本発明の第4の局面による薬学的組成物は、好ましくは0.01〜45μgのC GRP 、より好ましくは0.08μg〜35μgのC0RP 、更に好ましく は5〜35μgのC0RP 、最も好ましくは5〜25μgのC0RPを含有す る。
本発明の第5の局面においては、実質的に血圧に影響を与えることなく脳血液供 給を特異的に上昇せしめるに十分なC0RPのアリコート量と薬学的に許容し得 る担体、賦形剤、又は希釈剤とを一緒にすること力・らなる、本発明の第4の局 面による薬学的組成物の製造法が提供される。
本発明の第6の局面においては、脳血液供給欠乏治療用医薬品製造のための、実 質的に血圧に影響を与えず脳血液供給を特異的に上昇せしめる量の(!GRPの 使用が提供される。
本発明の第7の局面においては、活性成分として0GRPを含有する脳血液供給 欠乏治療用薬剤が提供される。
本発明の第8の局面においては、C0RPを含有する脳血液供給増進剤が提供さ れる。
本発明の第9の局面においては、患者に(1!GRPを投与することからなる脳 血液供給欠乏治療法が提供される。
本発明に用いる薬学的組成物は、1つもしくはそれ以上の生理学的に許容し得る 担体、希釈剤又は賦形剤とともに慣用的方法によって製剤化することができる。
本発明で用いる化合物は、経口、舌下、非経口又は直腸投与用として製剤化する ことができ、またインハレーションもしくは吸入による投与あるいは経鼻投与に 好適な形態に製剤化することができる。
経口投与用としては、薬学的組成物は錠剤、カプセル剤の形態を取ることができ る。これらの製剤は、結合剤(例えばプレゼラチン化トウモロコシデンゾン、ポ リビニルピロリシン、ヒ)*ロキシゾロビルメチルセルロースなど)、充填剤( 例えば2クトース、微結晶セルロース、リン酸水素カルシウムなど)、滑剤(例 えばステアリン酸マグネシウム、タルク、シリカなどλ崩壊剤(例えばポテトデ ンプン、ナトリウムグリコレートなどン、湿潤剤(例えばラウリルスル7エート ナトリウムなど)などの薬学的に許容し得る賦形剤を用いて慣用的方法により調 製することができる。錠剤は公知の方法によってコートしてもよい。経口投与用 の液状製剤としては、溶液剤、シロップ剤又は懸濁剤などの形態があり、また水 あるいは適当な他の担体とともに用いる使用前の乾燥状の製品の形態であっても よい。このような液状製剤は、懸濁剤、乳化剤、非水性担体、保存剤などの薬学 的に許容し得る添加剤を用いて慣用的方法により調製することができる。またこ のような液状製剤は、必要に応じてバッファー塩、香料剤、着色剤、風味剤など を含んでいてもよい。
経口投与用製剤は、活性成分をコントロールして放出するように製剤化すること もできる。
舌下投与用の製剤は、慣用的方法によって製剤化される錠剤又はロゼンジの形態 を取ることができる。
C0RPは、単回大量注射又は継続点滴などの注射による非経口投与用に製剤化 することができる。注射用製剤は雛位投与形態で提供することができる。このよ うな組成物は、懸濁剤、溶液剤、油状担体もしくは水性担体エマルジョンなどの 形態を取ることが出来き、また懸濁剤、安定化剤及び/又は分散剤などの製剤化 剤を含有していてもよい。あるいは、活性成分は、パイc2ジエンフリーの滅菌 水などの適当な担体とともに用いる使用前の粉末状の形態であってもよい。
0GRPは、ココアバター又は他のグリセ2イrなどの慣用的層剤基剤を含有す る層剤、リテンション浣腸剤などの直腸投与用組成物の形態を取ることもできる 。
上記した製剤VC加えて、C!GRPはデポ−製剤として製剤化することもでき る。このように長期間作用する製剤は、インプランテーション又は筋肉内注射に より投与することができる。
経鼻投与又はインハレーションによる投与の場合には、本発明のfと金物を、加 圧パック又はネックイブ−からエア・戸−ルスプレーとして投与することができ 、これらの製剤には、ジクロロジフルオロメタン、トリクロロフルオロメタン、 シクロロチドラフルオロエタン、二酸化炭素又は他の適当なガスなどのプロペラ ントが用いられる。
本発明の組成物は、必要に応じて、パック又はジスペンサーに入れて提供するこ とができ、このようなパック又はジスペンサーには活性成分を含有する1つもし くはそれ以上の単位投与形態にある製剤が含有される。
ヒトにC0RPを投与する投与量は、脳血液供給が特異的に上昇し血圧が実質的 に影響をうけないような量である。C!GRPの正確な投与量は、投与ルート、 (:!GRPの活性、患者の体重及び症状などに応じて変動する。重要なことは 、目的とする血管床でのOGRPの濃度である。個々の患者に低投与量のC!G RPを10=20分間投与し次いで目的とする効果が観察されるまで10−20 分毎に投与量を上昇していくことによって、所望の効果が得られるに必要なCG RPの投与量が決定される。0GRPは平均体重70に51のヒトに工V点滴に より、0.001−32n/ゆ7分、好ましくは0.006−24n/ゆ7分、 より好ましくは44−24n/に9/分、最も好ましくは4−16 ng/)c y/分の範囲で投与される。例えば、α−CGRP又はβ−CGRPは、平均体 重70k19のヒトに工V点滴により、44−16n/IK9/分の範囲で20 分間に亘って投与することができる。ある場合には、C!GRPを患者に長期間 に亘って、例えば1時間以上あるいは24時間以上に亘って点滴により投与する のが望ましい。
本発明のC!GRPは、英国特許A214143On及び欧州特許出願A EP −A−188400に記載された組換えDNA技術を用いて得ることができる。
あるいは、欧州特許出ff憲IF−A〜f884cloなどに記載された周知の 慣用技術を用いて化学的に合成することによりC0RPを製造することができる 。
C0RPは目的とする活性デaファルを示すため、即ち、C!GRPは実質的に 血圧に影響を与えることなく脳血管床に選択的に作用するため、(!GRPは脳 血液供給欠乏治療K特に有効である。
後述する例で記載するVシラー技術により、ヒト及び動物でのC0RPの脳血液 供給を特異的に上昇せしめる能力をテストすることができる。血圧に対するCG RFの効果は、慣用的技術により測定することができる。
9面の簡皐な記述 ヒトのボランティア及び2ツトでVプラー技術を用いて下記の図面を参照して以 下に記載するようにして、CGRP及びCGRPアナログによる脳血液供給の特 異的上昇を証明した。
Wc1図は、ヒトでの心臓収縮期の血圧に対するh CGRP及びグリセリルト リニトレート(GTN)投与の効果を示すヒストグラムである。
Wc2図は、ヒトでの心臓拡張期の血圧に対するhcGRP及びGTN投与の効 果を示すヒスドグ2ムである。
第3図は、ヒトの心拍数に対するhcGRP及びGTN投与の効果を示すヒスド グ2ムである。
第4図は、ヒトの内頚動脈の血流速度に対するhcGRP及びGTN投与の効果 を示すヒスドグ2ムである。
第5図は、ヒトの総頚動脈の血流速度に対するhcGRP及びGTN投与の効果 を示すヒスドグ2ムである。
第6図は、ヒトの腎動脈の血流速度ic対するhCGRP及びGTN投与の効果 を示すヒストグラムである。
第7図は、ヒトの大腿動脈の血流速度に対するhcGRP及びGTN投与の効果 を示すヒスドグ2ムである。
第8図は、ラットヘノCGRP7+OりCBo 01160分間点滴に対する心 臓血管応答グラフを示す。
第9図は、ラットへのCGRPアナログCBOO1060分間点滴に対する心臓 血管応答グラフを示す。
3g10図は、ラットへのC0RPアナログcBOD D 960分間点滴に対 する心臓血管応答グラフを示す。
第11図は、ラットへのC0RPアナログCBOOO860分間点滴に対する心 臓血管応答グラフを示す。
第12図は、ラットへのC0RPアナログ(:!B 000760分間点滴に対 する心臓血管応答グラフを示す。
第13図は、ラットへのCGRPアナログu703060分間点滴に対する心臓 血管応答グラフを示す。
第8図〜第16図にある下記の記号は以下に示す投与量レベルを表わす。
ム= Q、Q Q (5n mob /hrO= 0.006 n mo1/h r ・= 0.6 n rno″L/hr 以下に実施例により、脳血液供給欠乏治療用の本発明のCORPを含有する薬学 的組成物について説明する。
点 滴 μg/投与量 活性成分 36.6μg 1%2クトース 1− 1sククトース蒸留水溶液を活性成分に溶解し、次いで凍結乾燥した。得られる 凍結乾燥品を食塩水に溶解して所望の容量として静脈注射用に供した。
脳血液供給に対するC0RPの効果 rシラー技術により血流速度を測定した。そして、血流速度が上昇している場合 には、血管から器官への血液供給が上昇していると判断した。従って、Vシラー 技術による測定は血液供給についての間接的測定法である。
総頚動脈を通しての血液供給上昇の直接的な証明は、C0RPを投与したヒトボ ランティアの顔面の紅潮によって見ることができる。
テスト法 10人の若い男性について調べた。男性のそれぞれについて臨床スクリーニング 及び実験室的スクリーニングを行なった。それぞれについて以下の項目で1日テ ストを行なった。
ベースライン/薬剤/回復/昼食/ベース2イン/薬剤/回復薬剤の投与期間中 は、投与速度1.5マイクログラム/分で一定速度点滴によつα−hcGRPを 投与するか、あるいはずきずきと頭痛が起こるに必要な投与量でグリセリルトリ ニトレート(GTN)を舌下投与した。
の場合にも同様の活性が記録されるような時間であった。それぞれの記録期間に おいて、血圧(セミ自動化血圧計を使用した)及び心拍数(同じ血圧計を用いて 測定した)を測定し、poptek puplex Q8ntreを用いて血流 インデックスを測定した。内頚動脈、総頚動脈、腎動脈及び大腿動脈についての 血流インデックスを測定した。テストに用いたインデックスは血流速度(cm/  sea )及び次の拍動インデックス(P工)である。
心臓収縮期の速度−心臓拡張期の速度 pzは全体の速度波形を示すよい指標である。これは下流インピーダンスのイン デックスと考えられている。しかしながら、血管自身が生理学的に変化した場合 には、各種の競合因子によって直接変化する。特に、心臓収縮期の速度(主とし て心臓の収縮力によって決まる)及び心臓拡張期の速度(主としてインピーダン ス力によって決まる)の変化割合いによってP1値が決定される。例えば、下流 インピーダンスの減少だけが起こる場合には、PI値は減少する。これが簡単な 心臓拡張に相当する。しかしながら、心臓収縮期に血流速度も上昇する場合には 、本テストで実際に観察されたようにP1値も上昇する。
10人についてテストした結果の平均が第1図−第7図に示されている。
第1図及び第2図から明らかなように、GTNにより心臓収縮期及び拡張期のい ずれの血圧も有意に減少し、一方、α−hC!GRPは何んらの効果も与えない 。
2、心拍数: 第3図から明らかなように、GTHにより心拍数が上昇傾向を示すが、有意なも のではない。これに対して、α−hcGRPにより、低血圧でないにもかかわら ず、激しい頻脈となる。
3、血流速度: 第4図及び第5図から明らかなように、α−hOGRPにより肉類動脈及び総頚 動脈の両者の血流速度が上昇する。第6図及び第7図から明らかなように、腎動 脈及び大腿動脈の血流速度に対してはα−hcGRPは何んらの効果も与えない 。GTHによっては、いずれの頚動脈の血流速度も影響を受けない。
4、拍動インデックス: α−0GRPにより、脳へ血液を供給する肉類動脈の拍動インデックスのみが上 昇する。GTHにより、顔へ血液を供給する総頚動脈の拍動インデックスのみが (a) 顔の紅潮: α−hOGRPを投与後、全ての人の顔が紅潮したが、GTN投与の場合には顔 の紅潮はいずれの場合も観察されなかった。
(1)) 頭の腫張: 視覚スケールにより測定した所、GTNよりもα−hcGRPを投与した場合の 方がより腫張の感じが観察された。しかしながら、同様にして測定した所、() T)Jを投与した場合にもある程度の腫張が観察された。
健康な男性1グル一プ6人について、1回のプラインrプラセボコントロール上 昇投与テストを行なった。
それぞれに対して最初にデ2セボを投与した。テスト期間中、α−0GRP及び β−C!GRPのそれぞれを2回及び3回静脈注射した。それぞれのボランティ アに対する投与期間中は少なくとも7日間の投与期間を置いた。
16ng/に5+/分の投与量を投与速度0.5m/分で20分間投与した。点 滴後、5−iovの食塩水をインフュージョンセットにより一度に注入した。
左心室機能、及び大腿動脈、総頚動脈、肉類動脈並びに外頚動脈の血流速度を、 点滴前、点滴開始後10分後、点滴終了60分及び1時間に、それぞれのボラン ティアについて測定した。点滴前、点滴期間及び点滴後の平均動脈圧を測定した 。測定した左心室機能のパラメーターは、心臓からのアウトプットCI、/分〕 及び心拍数(BDM )であった。心臓解剖データを実時間2次元超音波像から 得、また胸骨クノツテ領域の血流を測定した。
総頚動脈、肉類動脈、外頚動脈及び大腿動脈の平均血流速度及び平均血流を測定 した。必要とする解剖部位及びrプ2−プローブの位rILは、DuplθXシ ステムでそれぞれの時間で確認した。
6人のボランティアについて得られた結果の平均を表1に示した。
この結果から、実質的に血圧に影響を与えることなく、頚動脈へ血液が供給され 心臓機能も促進されることが判る。
」−先 腎、中部及び後部70−プロープ、あるいは両側性総頚動脈フロープローブを付 けた意識のあるウィスターラット(全でのグループがn=8)に、C0RPアナ ログであるCB 0007及びC!B 0008、CBOOO9及びCBOOl l、あるいはcBooio及びH7030(これらの構造式は表2に示した)を 投与した。実験の最初の日にこれらのペアーのアナログのそれぞれの1つを0. 006.0.06及び0.6n mol/hrの投与量でそれぞれ1時間かけて それぞれ1時間後に投与した。ペアーの他の1つのアナログは実験の2日目に投 与した。結果は第8図−第13図に示した。
0GRPアナログは通常のペプチド合成法〔例えばMerrifisld R, B、 FQ(L、 proc、’ Fed、 Amer、 Soc+Exp、  Blol。
1互 412(19,52)]を用いてFMOC法により台底した。
実験ゾクトロコールは2日間であり、ラットに最初の日に次のアナログのペアの うちの1つを投与した。
1:!B0007又はC!B0008;C!BOOO9又はCBOOI 1 ; CBOOl 0又はH7030。
実験2日目にペアーの残りのアナログを投与した。
全てのアナログに等侵食塩水(1%ウシ血清アルブミンを含む)に溶解した。溶 解した凍結乾燥品の量は、速度0.3d/hrの点滴により0.006.0.0 6又はQ、6n mol / hrの量が投与されるように、ペプチド内容量に 従って調整した。30分間のベースライン期間後に、60分間点滴し、次いで6 0分間の間隔を置いた。高投与量による繰越し効果を避けるために全てのアナロ グの投与量は徐々に上昇するようにして投与した。
点滴期間0−60分について、−i o、o、s。
10.20,30.40.50.60.70.80゜90.100,110及び 120分で測定を行なった。
表2 hcDThTcvTHRLAGLLSR8G avvKnNFvPTNvasK A′Fα−CGRPSCDTATCVTHRLAGLLSR8G GVVKNN FVPT NvGsxAy CBOOO9ACDTATCVTHRLAGI、I 、5R8G G?VKNNFVPT IJVGSIAIP CBQQiQAcD TATcvTa RIIAGIJLSR8G GMVKNNFVPT NVG1 9KAF cBDOO7AC!DTAT(,7THRLAGLLSR8G GM VKSNFVPT IJVGSKAP cBODO8AcyTATcvru R IIAGLLSR8G GMVKNNFVPT NvGsxAy cB0011 AC!NTATCVTHRLAGLLSR8G GVVKSNFVPT NVG SKAF H−7Q3QO,6n mob / hrの投与量で全てのアナログ により、頻脈及び低血圧、並びに後部充血及び頚動脈充血が起こった。しかしな がら、心拍数及び平均血圧変化は全てのアクミグで同様であったが、H7030 により数字上置も高い頚動脈充血が起こった(応答カーブの下の領域の面積から 判断した)。そして、中部血流の著しい減少が観察されたが、腎潅流が弱くなる ことなくそのような頚動脈充血が起こった。
0.06 n mol / hrの投与量でアナログCBO007及びCBOO O8(同じラットに投与した)1Cより有意に異なる頚動脈充血効果が現われ、 CBOOO8の場合により強かった。アナログCBOOO7よりもH7030の 方が強い頚動脈充血効果が現われた。
cB0008とH7030の場合には、腎血流に影響を与えることなく頚動脈充 血効果が現われた。
H7030の効果はCBOOO7の存在により減少した。アナログC!BO[) 09及びCBOOIOの場合よりもアナログC!BOOO8の方が頚動脈血流が 上昇した。
Q、Q Q (5n mob / hrの投与量ではアナログH7030の場合 のみが心拍数の上昇が起こった。
C0RPアナログの活性プロファイルによりラットの頚動脈に対して選択的に活 性を示すことが明らかであり、このことからヒトの脳血流供給欠乏治療に有効で あることが支持される。
浄書(内容に変更なし) 処置 IJフ11王ヨGTN 2.GTN 3J’05TGTN 4.PRECGFセ P 5.CGR)コロJ’05TCGRP処置 1、PREGTN 2.GTN 3J’05TGTN 4J)RECGRP 5 .CGRP 650ST(1:運装置 tPREGTN 2.GTN 3.PO5TGTN 4J’RECGRP 5. CGRP 6.PO5TCGRPGRP 処置 tPREGTN 2.GTN 3.PO5TGTN 4.PRECGRP 5. CGRP 6PO5TCGRP処置 LPREGTN 2.GTN 3J”05TGTN 4PRECGRP 5.C GRP 6PO5TCGRPLPREGTN 2.GTN 3J’05TGTN  4.PRECGRP 5.CGRP 6PO5TC肝処置 u)REGTN 2.GTN 3.PO5TGTN 4PRECGRP 5.C GRP 6.PO5TCGRPム= 0.006 nmot/hr 1=0.006nmot/hr 特許庁長官殿 平成2年4月3日 1−事件の表示 PCT/GB88100g77 2−発明の名称 治療化合物、組成物及びそれらの用途 セルチック リミテッド 4−代理人 5−補正命令の81寸 平成2年2月27日6−補正により増力口する請求項の 数 7−補正の対象 国際調査報告 +m・イ叩−−u@MIAINm拳+mM、pc:/s:a88100877

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)脳血流供給欠乏治療のたあのCGRP。
  2. (2)脳血流供給欠乏治療のためのヒトCGRP。
  3. (3)脳血流供給欠乏治療のためのH7030。
  4. (4)くも膜下出血治療のための請求の範囲第1項〜第3項記載のCGRP。
  5. (5)片頭痛治療のための請求の範囲第1項〜第3項記載のCGRP。
  6. (6)有効量のCGRPを投与することからなる、脳血流供給欠乏治療法。
  7. (7)CGRPを含有する、脳血流供給欠乏治療のための薬学的組成物。
  8. (8)薬学的に許容し得る担体、賦形剤又は希釈剤とともに、実質的に血圧に影 響を与えることなく脳血液供給を特異的に上昇せしめる量のCGRPを含有する 単位投与形態にある薬学的組成物。
  9. (9)0.01−45μgのCGRPPを含有する請求の範囲第8項記載の薬学 的組成物。
  10. (10)0.08−35μgのCGRPを含有する請求の範囲第8項記載の薬学 的組成物。
  11. (11)5−35μgのCGRPを含有する請求の範囲第8項記載の薬学的組成 物。
  12. (12)5−25μgのCGRPを含有する請求の範囲第8項記載の薬学的組成 物。
  13. (13)実質的に血圧に影響を与えることなく脳血液供給を特異的に上昇せしめ るに十分なCGRPのアリコート量と、薬学的に許容し得る担体、賦形剤又は希 釈剤とを一緒にすることからなる、請求の範囲第8項記載の薬学的組成物の製造 法。
  14. (14)脳血液供給欠乏治療用医薬品を製造するための、実質的に血圧に影響を 与えることなく脳血液供給を特異的に上昇せしめる量のCGRPの使用。
  15. (15)活性成分としてCGRPを含有する脳血液供給欠乏治療用薬剤。
  16. (16)CGRPを含有する脳血液供給増強剤。
  17. (17)患者にCGRPを投与することからなる、脳血液供給欠乏治療法。
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