JPH04500607A - 新しい免疫学的レパートリーの開発法 - Google Patents

新しい免疫学的レパートリーの開発法

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 新しい免疫゛学的レパートリ−の開発法(関連分野) 本発明は所定の活性を有するレセプターをコードする遺伝子を単離する方法に関 する。
(関連技術) リガンドとレセプターの間の結合現象は生物系において多くの重要な役割を果し ている。このような現象の例にはオキシヘモグロビンを形成するデオキシヘモグ ロビンに対する酸素分子の結合およびたんばく賞とトリプシンのようなプロテア ーゼのように基質とこれに作用する酵素の結合がある。さらに生物学的結合現象 の例には抗体に対する抗原の結合およびいわゆるCRIレセプターに対する補体 要素C3の結合が含まれる。
また多くの薬剤や他の治遼剤も結合現象に依存すると考えられる。たとえばモル ヒネのような麻酔剤は脳の特定のレセプターに結合すると報告されている。麻酔 剤アゴニストおよびアンタゴニストはそれらの結合部位をモルヒネのような薬剤 と競合すると報告されている。
モルヒネやその誘導体などの人工の薬剤のようなリガンドやエンドルフィンおよ びホルモンのような天然に生物系に存在するリガンドは生物系に天然に存在する レセプターと結合する。よってこれらは本明細書において一緒に扱かわれている 。このような結合はたんばく質がトリプシンやパパインのような酵素によって加 水分解され、また脂肪がグリセリンと3つのカルボン酸に切断されるように特に アミドおよびエステル結合の加水分解を含む生物よび脂肪の形成におけるアミド およびエステル結合形成を導くのと同機ト、炭素−炭素結合および炭素−M素結 合の形成を導き得を推動物における代表的レセプター生成系は免疫系である。* 乳類の免疫系は抗体の形でおそら(:1.0X10’以上のレセプター特異性を 生成し得ろことからもっとも多様な生物学的系の1つである。事実多くの現代的 生物学的および医学的研究はこのレパートリ−の開発を月差している。この千年 間広範な免疫学的レパートリ−の出力を利用する能力が劇的に増加した。コラ− (にohler)およびミルスタイン(Milstein)によるハイブリドー マ法の開発はモノクローナル抗体すなわち免疫応答の間に誘導される抗体のレパ ートリ−から単一の特異性をもつ抗体組成物を生産し得る。
不幸にもモノクローナル抗体を生成する現在の方法は特定の免疫原によって誘導 される全ての抗体応答を有効に探索し得ない。
個々の動物では、たとえばジニトロフェノールのような小さくて比較的堅い免疫 原に対して特異的な抗体を生成し得る少なくとも5〜10,000種のB細胞ク ローンが存在する。さらに抗体の多様性の生成の際の体細胞変異過程のため、基 本的に無限の特異的抗体分子が生成し得る0種々の抗体のこの巾広い潜在能力と は対照的に、一般に現在のハイブリドーマ法は融合当り数百個の各モノクローナ ル抗体しか生成しない。
ハイブリドーマ法によるモノクローナル抗体生産の別の難点にはハイプリドーマ 培II物の遺伝的不安定性および低い生産性がある。後者2つの問題を克服する 1つの方法は目的とする特定のハイブリドーマ由来の免疫グロブリン産生遺伝子 を原核性発現系にクローン化することである。たとえばロビンソン(Robin son)等、PCT WO3910099;ウィンター (讐1nter)等、 ヨーロッパ特許出11i第0239400号;リーディング(Reading) 、 U−3,特許第4,714.681号;およびキャビン−(Cabilly )等、ヨーロッパ特許出a第0125023号参照。
を推動物の免疫学的レパートリ−には触媒活性を有する免疫グロブリンをコード する遺伝子が含まれることが最近分った。トラモンタノ (Trasontan o)等、Sci、234.1566 1570(1986);ボラ7ク (Po llack)等、Sci、、234.1570−1573 (1986);ジヤ ツジUanda)等、Sci、、241゜1188−1191 (1988); およびジヤツジ(Janda)等、Sci、、244,437−440 (19 89)、化学反応を触媒し得る、すなわち酵素のような作用をし得る抗体分子の 存在またはこれらを作るレパートリ−を誘導する能力はほぼ20年前w、p。
ジェンクスによってすでに?!濁されていた(化学および酵素学における触媒作 用、マグロ−ヒル版、N、Y、(1969))。
初期に免疫学的レパートリ−からの触媒性抗体の単離に失敗した理由およびそれ らの実際の発見から今日まで多くのものを単離することに失敗したことは望まし い活性に関するレパートリ−の大部分をスクリーニングできないことにあると考 えられている。
別の理由は触媒作用とは反対に本賞的に中和過程に参加するよう設計された高ア フィニティー抗体の生産を指向するハイブリドーマ法のような現在使用可能なス クリーニング技術の傾向にあると考えられている。
(本発明の詳細な説明) 本発明は所定の活性を有するレセプターをこれまで以上に広い保存的レセプター コード遺伝子レパートリ−からスクリーニングする新しい方法を提供し、それに より先に述べたハイブリドーマ法の欠点を克服し得る。
1つの態様においては保存的レセプターコード遺伝子レパートリーの冥質的部分 を含む保存的レセプターコード遺伝子ライブラリーを合成する。好ましいBgに おいては保存的レセプターコード遺伝子ライブラリーは少なくとも約101種、 好ましくは少なくとも約104種、そしてより好ましくは少なくとも約105種 のレセプターコード遺伝子を含んでいる。
この遺伝子ライブラリーは出発物質に依存して2つの方法のいずれかにより合成 し得る。
出発物質が多量のレセプターコード遺伝子であるときそのレパートリ−に対し2 つの別個のプライマー伸長反応を行った。第1のプライマー伸長反応はそのレパ ートリ−内に保存されるヌクレオチド配列(多くの遺伝子に共有されている)に ハイブリダイズすることにより第1反応を開始し得る第1ポリヌクレオチド合成 プライマーを使用する。第1プライマー伸長は種化の保存的レセプターコードホ モログ相補体(レパートリ−中の遺伝子に相捕的な核酸Iりを生成する。
テンプレートとして相補体を用いた第2プライマー伸長反応は多くの異なる保存 性レセプターコードDNAホモログを生産する。
第2プライマー伸長反応は多くの相補体に保存されるヌクレオチド配列にハイブ リダイズすることにより第2反応を開始し得る第2ポリヌクレオチド合成プライ マーを使用する。
出発物質が保存的レセプターコード遺伝子の多くの相補体である場合、そのレパ ートリ−について上述した第2プライマー伸長反応を行う、もちろんもし保存的 レセプターコード遺伝子およびそれらの相補体のレパートリ−が存在するなら両 方法を組合せることができる。
保存的レセプターコードDNAホモログ、すなわち所定のリガンドを結合し得る レセプターをコードする遺伝子がそのライブラリーから分離し単離遺伝子となる 。一般にこれはそのライブラリーの程々の保存的レセプターコードDNAホモロ グを発現するため発現ベクターにl!能的に結合させることにより行なわれる。
このようにして作ったレセプター発現ベクターを適合宿主細胞すなわち発現する ようベクターに機能的に結合した遺伝子を発現し得る細胞に導入する。そのトラ ンスホーマントをレセプターコードDNAホモログをコードするレセプターを発 現する条件下で培養する。このトランスホーマントをクローン化し、そのクロー ンを所定のリガンドを結合するレセプターの発現についてスクリーニングする。
レセプターに対するリガンドの結合を検出するのに適した方法ならどれでも使用 し得る。望ましい活性を発現するトランスホーマントはその集団から分離されそ の単離遺伝子を生産する。
別の態様において本発明は少なくとも約101、好ましくは少なくとも約104 、より好ましくは少なくとも10’の保存的レセプターフードDNAホモログの 単離混合物を含む遺伝子ライブラリーに関する。その多(は保存的抗原決定基を 共有し、ている。
そのホモログはその生物学的活性を維持する水やリン酸緩衝液などのようなイン ビトロの取扱いに通した培地中に存在することが好ましい。
本発明は本方法で生産され、ここで述べているように好ましくはモノマーかダイ マーの所定の活性、好ましくは触媒活性を有するレセプターにも関する。
(図面の簡単な説明) 図は本公開の一部を構成している。
第1図は基本的構造を示す免疫グロブリン分子の模式図である。
重鎮の円形領域は可変領域(VM )を表わしており、その領域の生物学的活性 (リガンド結合)部分を含むポリペプチドおよびそのポリペプチドをコードする 遺伝子は本発明の方法で往産される。
配列LO3,L35.L47およびR48はどの既存のサブグ・ループにも分類 し得なかった。
第2八図 ヒ)IgG(IgG1サブクラス)のH鎖の模式図。
番号付けは左のN端から右のC端の方向である。各々約60個のアミノ酸残基に またがる鎖内ジスルフィド結合(S−3)を含む4個のドメインの存在に注意せ よ、記号CHOは炭水化物を意味している0重(H)鎖のV領域(■、)は3つ の超可変CDRをもつ点で■、に似ている。
第2B図 ヒ)Kliの模式図(パネル1)0番号付けは左のN端から右のC端 への方向である。vLおよびC,ドメイン中はぼ同数のアミノ酸残基にまたがる 鎖内ジスルフィド結合(S −S)に注意せよ、パネル2は■Lドメイン中の相 補性決定領域(CDR)の位置を示している。CDHの外側のセグメントはフレ ームワークセグメント(FR)である。
第3図 ホスホリルコリンに特異的な19個のマウスモノクローナル抗体のv、 !領域のアミノ酸配列、HPとはそのたんばく賞がハイブリドーマの産物である ことを表わしている。その他はミエローマたんばく賞である(ギアハート (G earhart)等、Nature。
291.29.1981より)。
第4図 FITCで免疫化したマウスの膵臓由来のmRNAのPCR増巾の結果 を示している。レーンR17〜R24はユニークな5′プライマー(2〜9、第 1表)および3′プライマー(12、第1表)を用いた増巾反応に対応して5す 、R16’はイノシンを含む5′プライマー(10、i1M’)および3′プラ イマー(12、第1表)を用いたPCR反応を示している。ZおよびR9は増巾 のコン上ロールである。コントロールZはプラスミド(PLR2)由来の■。の 増巾を示しまたR9はプライマー11および13 (第1表)を用いた膵臓のm RNAの不変領域の増巾を示している。
第5図 ヌクレオチド配列はラムダzAP中のPCR増巾したvX領域のeDN Aライブラリー由来のクローンのものである。
N末端の110塩基をリストした。下線のヌクレオチドはcDRI(相補的決定 領域)を示している。
第6図 ラムダZal)mV++ (バネ/L/ A )およびラムダZ ap  V L(パネルB)発現ベクターを作製するためにラムダZAPに挿入した合 成り N A挿入物の配列、■8およびV、コードDNAホモログを発現するた めにこのベクターに必要とされるものにはシャインダルガルノリボゾーム結合部 位、モウバ(Mouva)等(J’、Biol。
Chem、、255. 27. 1980)によって報告されている細胞周辺腔 に発現たんば←質を送り出すのに必要なリーダー配列および発現ベクターにv、 lおよび■、ホモログを結合するのに用いる種々の制限酵素部位が含まれる。ま た■8発現ベクター配列には可変領域!鎖(■9バ7クボーン)に典型的に見ら れるアミノ酸をコードする短かい核酸配列を含む、このv、lバックボーンはX holおよび5pelに機能的に結合するv、DNAホモログと同様に直ぐ上流 に正しい読み枠で存在する。VLDN八ホモへグはNcolおよび5pel制@ 酵素部位のところで■、配列(パネルB)と機能的に結合しており、したがって ■。バックポーン領域は■。
DNAホモログがvLベクターに機能的に結合したとき欠失する。
第7図 &Bm発現ベクターラムダZaρIIVII (Vl1発現ベクター) の主要な特徴が示されている。第6図からの合成りNA配列がラムグZapII 由来のT、ポリメラーゼプロモーターとともに上に示しである。ラムダ°Zap II中の挿入物の方向が示されている。
VMDNAホモログはXholおよび5pellIl限部位に挿入され、転写に より、クローニング部位の丁度3′側に位置するデカペプチドのエピトープ(t  a g)を生成する。
第8図 mm発現ヘクターラムダZapUVt (VI発現”’ター)の主要な 特徴が示されている。第6図に示した配列はラムダZapI[のT、ポリメラー ゼプロモーターと一緒に上に示しである。
ラムダZap中の挿入物の方向が示しである。VLDNAホモログはシ璽−ト  (Short)等(Nucleic Aci+b Res、 16 、 758 3−7600.1988)によって報告されているインビボ切除操作によって作 製されたファージミドに挿入される− VL DNAホモログはこのファージミ ドのNcoIおよび5pelクロ一ニング部位に挿入する。
第9図 修正した細面発現ベクターラムダZapIIVLI1.このベクターは 以下の合成りNA配列: を予め制限酵@5acIおよびXholで消化したラムダZapIIに挿入する 。この配列にはシャインダルガルノ配列(リボゾーム結合部位)、発現プラスミ ドを細胞周辺腔に送るリーダー配列およびこのベクターに提供される5aclお よびXbaT制限酵素部位にvLDNAホモログを機能的に結合させる適当な核 酸配列が含まれる。
第10図 ラムダZapIIに挿入してラムダvt II発現ベクターを作る合 成りNA上セグメント配列0種々の特徴および制限エンドヌクレアーゼtUff i部位が示しである。
第11図 vHおよびV、を発現するためのベクターが別々におよび合せて示し である。これらのベクターの種々の基本的要素が示しである。軽鎖ベクターある いはV2発現ベクターはv)+発現ベクターと合せて発現のために同じプロモー ターと機能的に結合する両■9およびV、を含む組合せベクターを作製し得る。
第12図 ■8およびVLDNAホモログを含む大腸菌から免疫沈殿した標識た んばく質が示されている。レーンlにはv、lまたはV、DNAホモログを含ま ない大腸菌から免疫沈殿したバンクグランドたんばく質が示されている。レーン 2にはVll DNAホモログのみを含む大腸菌から免疫沈殿したvMたんばく 質が含まれている。レーン3および4ではvHおよび■、の両方のDNAホモロ グを含む大m菌から免疫沈殿したvXたんばく質とV、たんばく賞の共振動の様 子が示されている。レーン5にはVllおよびVLDNAホモログから発現され るv、Iたんばく賞とVしたんばく質の存在が2つの区別可能なたんばく質種に より示されている。レーン5にはマウス腹水中に存在する抗大uIm抗体により 免疫沈殿するバンクグランドたんばく質が含まれる。
第13図 カルボキシアミド基質(式2)を加水分解する抗体を誘導する遷移状 態アナログ(式l)、グルタリルスペーサーおよびN−ヒドロキシスクシンイミ ドリンカ−付加物を含む式1の化合物はたんばく賞キャリヤーKLHおよびBS Aにハプテンを結合させるのに用いられる形状である。一方式3の化合物はイン ヒビターである。ホスホナミデートの1!能はアミド結合の加水分解の遷移状態 の立体−電子的構造の模倣である。
第14図 NPNで免疫化したマウスの膵臓mRNAからのFdおよびカフバ領 域のPCR増巾を示している。増巾は軽煩配列(第2表)または重鎮配列(第1 表)の増巾に特異的なプライマーとmRNAの逆転写で得られるRNA cDN Aハイブリットヲ用い例18で述べる方法で行った。レーンFl−FBは8個の 5′プライマー(プライマー2−9、第1表)の1つおよびユニークな3′プラ イマー(プライマー15、第2表)を用いた重鎮増巾反応の産物を示している。
5′プライマー(プライマー3−6、および12、第2表)および適当な3′プ ライマー(プライマー13、第2表)を用いた軽ff (k)の増巾はレーンF 9〜F13に示しである。全てのレーンに見られる7 00 bpのバンドはF dおよびに頷填の増巾がうまく行ったことを示している。
第】5図 抗原結合に関するファージライブラリのスクリーニングが例18cに 従って示されている。Fab(フィルターA、B)。
重鎮(フィルターE、F)および軽鎖(フィルター〇、H)発現ライブラリーの 二回のプラークリフトをプレート当り約30,000プラークの1!!度でNP Nと結合した”’ I 1ffiB S Aに対しスクリーニングした。フィル ターCおよびDはテキスト中でDIIAしてブ体の2度にわたる二次スクリーニ ングを示している。
スクリーニングには橿ツ的プラークリフト法を使用した。プラークで怒染したX LIブルー細胞を150−プレート上、37℃で4時間インキュベートし、10 5Mイソプロピルチオガラクトシドに浸したニトロセルロースフィルターを重ね ることによりたんばく賞の発現を誘導した後このプレートを25℃で8時間イン キュベートした。同じ条件を用いた2回目のインキュベーンテンの際に2枚のフ ィルターを得た。それからこれらのフィルターをPBS中194のBSA?Wf i中1時間でブ中ソ時間、その後1%BSA/PBS中NPNに結合したltJ 標戯BSA熔W1.(2×10’ cpIlall−’ ; B5A4度0.1  M ; B S A分子当り約15個のNPN)と25℃で1時間振とうしな がらインキュベーンテンした。バンクグランドはストックの放射能標mBsA溶 液を ・100.000g15分間の予備遠心および挿入物のないファージ、を 怒染させた細菌を含むプレート由来のプラークリフトとこの溶液をプレインキユ ベーシッンすることにより減少した。標識後フィルターは一晩のオートラジオグ ラフの現像前にPBSlo、05%トウィーン20で(り返し洗浄した。
第16図 競合的阻害で示されるように抗原結合の特異性は例18Cで示される 。ポジティブプラークからのプラークリフトにインヒビターNPHの濃度を漸次 上げながら”’I−BSA−NPNを作用させた。
この実験で第15図に見られるようなNPN結合に関連する多くのファージを細 菌グランド上に直接スポットした(スポット当り約100個)、それからこのプ レートにI PTG浸漬フィルターを重ね、25℃で19時間インキュベートし た。標識溶液中に種々の濃度のNPNを含めること以外は第15図について先に 述べた方法と同様に目’I−BSA−NPN中でのインキュベーンテン前にPS B中1%BSA中でフィルターをブロックした。他の条件および操作は第15図 と同様である。中程度のアフィニティーをもつファージの結果は図に2つづつ示 しである。同様の結果が有効インヒビター濃度範囲にいくらか差がある他の4つ のファージについても得られている。
第17図 例18Dに従かい抗原結合たんばく賞の特性が示されている。濃縮し 部分的に精製したNPN結合結合−ローン°菌上滑をゲル濾過で分離し各フラク シヨンからの一部を、BSA−NPNでコートしたマイクロプレートに入れた。
アルカリホスファターゼに結合した抗デカペプチド(−−−)または抗カッパ鎖 (−)抗体のいずれかを添加後発色させた。矢印は既知のFabフラグメントの 溶出位1を示している。この結果は抗原結合が重鎮および軽鎖の両方を含む50 kDたんばく賞の性賀であることを示している。
2個のNPNポジティブクローンの単一プラーク(第15図)をピックアップし 重llIおよび軽鎖挿入物を含むプラスミドを切り出した(19)、L培地50 0■!培養物に切り出したプラスミドを含む飽和培養物3謬lを接種し、37℃ で4時間インキュベートした。最終濃度が1mMとなるようにI PTGを添加 したんばく質の誘導を行ない、その培養物を25℃で10時間インキュベートし た。細胞上清200mlを2.zにまで濃縮し、TSK04000カラムにかけ た。溶出フラクシ四ンの50μlをELISAで検定した。
EL I SA分析ではマイクロプレートをBSA−NPNIμg/sjでコー ティングし、50μlのサンプルを50μlのPBS −−トウイー720 ( 0,05%) −BSA (0,1%)と混ぜたものを添加した後このプレート を25℃で2時間インキュベートする。
PBS−)ウィーン2O−BSAで洗浄後、適当な濃度のアルカリボスフ1ター ゼと結合したウサギ抗デカペプチド抗体(20)およびヤギ抗マウスカフバ軽鎖 (サウザンバイオテク)溶液50μlを加え、25℃で2時間インキュベートし た。さらに洗浄後、50μlのp−ニトロフェニルホスフェ−) (50mM  MgCjzを含む0.1 M )リス(pH9,5)中1票g/LOを加え、そ のプレートを15〜30分間インキュベートしてから405n−のODを測定す る。
第18図 選択可能なりlI発現ベクターを作るためにラムダZapnV++に 挿入しくパネル人)また選択可能な■1発現ベクターを作るために例17に従っ てラムダZapnVLに挿入する(パネルB)合成りNA挿入物の配列。
第19図 (A)選択可能なV4発現ベクターの主要な特徴をパネルAに示す、第18図A の合成りNA配列の特徴をラムダZapilのT3ポリメラーゼプロモーターと 一緒に上に示した。ラムダZapH中の挿入物の方向も示しである。■、lDN AホモログはXholおよび5pel制限酵素部位に挿入しである一V11DN AホモログはXholおよび5peI部位に揮大してあり、その転写はクローニ ング部位の丁度3′側に位置するデカペプチドエピトープ(t a g)を生成 する。
(B)細菌発現ベクターラムダZapIIV、(Vm発現ベクター)の主要な特 徴を示す、第6図の合成りNA配列はラムダZapI[のT、ポリメラーゼプロ モーターと一緒に上に示しである。ラムダZapII中の挿入物の方向も示しで ある。V、l DNAホモログはXhoTおよび5peI制限酵素部位に挿入さ れている。vNDNAはXholおよび5peI部位に挿入されており、その転 写はクローニング部位の丁度3′側に位置するデカペプチドエピトープ(t a  g)を生成する。
第20図 v、lおよび■1の発現を組合せたベクターの1つを示している。こ れらのベクターの種々の基本的要素が示されている6選択マーカー(SupF) も示されている。
(本発明の詳細な説明) A、定義 ヌクレオチド:糖(ペントース)、リン酸および窒素複素環塩基からなるDNA またはRNAの単量体ユニット、塩基は糖にグリコシド結合で結合しておりこの 塩基と垢の組合せ物はヌクレオシドと呼ばれる。ヌクレオシドがペントースの3 ・′または5′位にリンI!1!基を含んでいるときこれをヌクレオチドと呼ぶ 。
塩基対(bp): 二本1ifDNA分子中のアデニン(A)とチミン(T)ま たはシトシン(C)とグアニン(G)の対、RNAではチミンの代りにウラシル が用いられている。
核酸: −末鎖または二本鎖のヌクレオチドのポリマー。
遺伝子: そのヌクレオチド配列がRNAまたはポリペプチドをコードしている 核酸。
相補的塩基: DNAまたはJ’?NAが二本鎖構造をとる時に通常対を作るヌ クレオチド。
相補的ヌクレオチド配列: −末鎖のDNAまたはRNAに相補的で最終的に水 素結合で特異的にこれにハイブリダイズする一本llDNAまたはRNA中のヌ クレオチド配列。
保存的: 所定の配列の相補体に非ランダム的にハイブリダイズする場合そのヌ クレオチド配列は所定の配列に対し保存的である。
ハイブリダイゼーシヨン: 相補的塩基対間に水素結合ができる二重鎖またはへ テロ二重鎖を形成する実質的に相補的なヌクレオチド配列の対合、それは競合的 に阻害され得る2つの相補的ポリヌクレオチド間の特異的、すなわち非ランダム の相互作用である。
ヌクレオチドアナログ: 構造的にA、 T、 G、 C,まタハUと異なるが 核酸分子中で正しい7クレオチドと置き換われるほと類似しているプリンまたは ピリミジンヌクレオチド。
DNAホモログ: 所定の保存的ヌクレオチド配列および所定のリガンドを結合 し得るレセプターをコードする配列を有する核酸。
抗体: 本明細書で使用している種々の文法型の゛抗体゛という言葉は免疫グロ ブリン分子および免疫グロブリン分子の免疫学的活性部分すなわち抗体結合部位 またはバラトープを含む分子を意味する0代表的抗体分子には本来の免疫グロブ リン分子、実質的免疫グロブリン分子およびF ab、 F ab ’、F(a b’)zおよびF(V)として知られている領域を含む免疫グロブリン分子の一 部分が含まれる。
抗体結合部位: 抗体結合部位とは抗原と特異的に結合(免疫反応)する重鎖お よび軽鎖の可変および超可変領域を含む抗体分子の構造8i域である。禮々の文 法型の免疫反応という語句は抗原決定基含有分子と抗体分子またはその一部分の ような抗体結合部位を含む分子との間の特異的結合を意味する。
モノクローナル抗体; 罹々の文法型で用いられるモノクローナル抗体という語 句は特定の抗原と免疫反応し得る抗体結合部位を唯一種しか持たない抗体分子群 を意味する。したがってモノクローナル抗体は一般にそれが免疫反応を起こす抗 原に対する唯一の結合アフィニティーを示す、それゆえモノクローナル抗体には 種々の抗原に各々免疫特異性を示す複数の抗体結合部位をもつ抗体分子、たとえ ば二特異的モノクローナル抗体も含まれる。
B、方法 本発明は保存的遺伝子のレバー) IJ−がら所定の活性、好ましくは触媒活性 を有するレセプターをコードする遺伝子を単離する方法に関する。このレセプタ ーとしてはポリペプチドでも、トランスファRNA5酵素活性を示すRNAなど のRNAでもよい。
このレセプターは酵素、抗体分子またはその免疫学的に活性な部分、細胞レセプ ター、もしくは保存的遺伝子、すなわち長さが少なくとも10ヌクレオチドの保 存的ヌクレオチド配列を含む遺伝子群の1つによってコードされる細胞粘着たん ばく質などのポリペプチドであることが好ましい。
代表的保存的遺伝子群には免疫グロブリン、クラスIまたは■の主要組織適合性 複合体抗原、リンパ球レセプター、インテグ°ノンなどをコードするものがある 。
いくつかの方法を用いて保存的遺伝子のレパートリ−に属する遺伝子を同定し得 る。たとえばJL離した遺伝子を但ストリンジエンシー条件下ハイブリダイゼー ションプローブとして用いるサウザン(Southern)、J、 Mo1.  Biol、 98.503 (1985) )の方法によりゲノムDNA中に存 在する保存的遺伝子のレパートリ−の他のメンバーを検出することができる。も しハイブリダイゼーシヨンプローブとして用いた遺伝子が多重l!Jpiエンド ヌクレアーゼフラグメントにハイブリダイズしたなら、その遺伝子は保存的遺伝 子のレバート1ノーの1員である。
(免疫グロブリン) 免疫グロブリンまたは抗体分子はIgD、IgG、1.A、IgMおよびIgE などいくつかの型の分子を含む非常に大きな分子群である。一般に抗体分子は2 本の重鎮(H)および軽fi (L)からなり重鎖には可変(V)および不変( C)n域が存在する。免疫グロブリンのくつかの領域には免疫グロブリンのレパ ートリ−を単離するのに有効な保存的配列が含まれている0代表的保存的配列を 示すアミノ酸および核酸配列データは免疫グロブリン分子に関してカバ7 )  (Xabat)等によって編集されているじ免疫学的に興味のあるたんばく質の 配列” National In5titute ofBealth、ベセスダ 、MD、1987)。
HtIのC領域は特定の免疫グロブリン型を決定する。それゆえ、H値のC領域 から、ここで定義されているような保存的配列を選択すれば選択したCwI域の 免疫グロブリン型のメンバーををする免疫グロブリン遺伝子のレパートリ−が調 製される。
一般にHまたはLMのy 91域には4つのフレームワーク(F R)領域が含 まれ、各々は保存配列を含む比較的低い可変性を含んでいる。■X鎖のFRIお よびFR4(JpJI域)フレームワーク領域由来の保存的配列の使用は好まし い代表的態様であり、例で取り上げている。一般にフレームワーク領域はいくつ かまたは全ての免疫グロブリン型に保存されており、したがってここに含まれる 保存的配列はいくつかの免疫グロブリン型を有するレパートリ−の調製には特に 適している。
(主要組m適合性複合体) 主要組織適合性複合体(MMC)はクラスエ、クラス■またはクラスIMHC分 子と呼ばれる数クラスの分子番含む広いたんばく質群をコードする大きな遺伝子 座である。ポール(Paul)等、基礎免疫学、レーベンプレス版、NY、 p p、303.−378(1984)。
クラスIMHC分子はその抗原が重鎖と非MHCコード軽鎖からなる保存的群を 示す移植抗原の多重グループである。その重鎖にはN、C1,C2、メンブレン および細胞′jt9M域と呼ばれるいくつかの領域が含まれる0本発明に有用な 保存的配列は主にN。
C1およびC2tJl域に見られ、カバ7) (Habit)等(上述)の報告 では“不変残基”の連続的配列と呼ばれている。
クラスIIMHC分子にはアルファおよびベータ額からなり、免疫応答に関与す る多重的抗原の保存的群が含まれる。各々アルファおよびベータ鎖をコードする 遺伝子にはMHCクラス■アルファまたはベータ鎖のレパートリ−を止座するの に適している保存的配列が含まれている0代表的保存的ヌクレオチド配列にはA 1領域のアミノ酸残基26〜30.A2領域の残基161−170およびメンブ レン領域の残基195〜206、アルファ鎖の全てをコードするものが含まれる 。また保存的配列は、各々アミノ酸残基41〜45.150〜162および20 0〜209をコードするヌクレオチド配列であるベータ鎖のBl、B2およびメ ンブレン領域中に存在する。
(リンパ球レセプターおよび細胞表面抗原)リンパ球にはTal胞レセプター、 Thy−1抗原およびモノクローナル抗体0KT4 (leu 3) 、0KU T5/8 (lea 2)、0KUT3.0KUTI (leu 1) 、0K TI 1 (leu 5)、0KT6および0KT9によって限定される抗原を 含む多(のT細胞表面抗原を含む細胞表面上の何種類かのたんばく質群が含まれ る。ボール(Paul) 、上述、pp、45B−479゜T細胞レセプターと はT、iH胞裏表面存在する一部の抗原結合分子に対して用いられるI!句であ る。一群としてのT細胞レセプターはその多様性において免疫グロブリンと同様 の多裂的結合特異性を示す、成熟T細胞レセプターはアルファおよびベータ鎖か らなりその各々iよ可変(V)および不変(C)領域を有している。
T細胞レセプターが遺伝子組織および機能においてもつ免疫グロブリンに対する 類領性は、T細胞レセプターが保存的配列の領域を含んでいることを示している 。ライ (Lai)等、Na Lure、331゜543−546 (198B )。
代表的保存的配列にはアルファ頂のアミノ酸残基84〜90、ベータ鎖のアミノ 酸残基107〜115およびガンマ鎖のアミノ酸残?591〜95および111 〜116をコードする配列が含まれる。カバット、(Kabat)等、上述、p 、279゜(インテグリンおよび粘f) all胞粘着に関する粘着性たんばく質はインテグリンと呼ばれる大きな関連た んばく賞群のメンバーである。インテグリンはベータおよびアルファサブユニッ トからなるヘテロダイマーである。
インテグリン群のメンバーには細胞表面糖たんばく賞血小板レセプター〇pII b−mご、ビトロネクチンレセプター(VnR)、フィブロネクチンレセプター (FnR)および白血球粘着レセプターLFA−1,Mac−1、Mo−1およ び60,3が含まれる。
ローサチ(Roushabti)等、5cience、 238 、 491  497(1987)、i酸およびたんばく質配列データはこれらの群のメンバー 中、特にGpnb−1[[aVnRおよびFnRのベータ鎖、およびVnR,M ac−1,LFA−1,FnrおよびGpIIb−maのアルファサブユニー/  )に保存的配列領域が存在することを示している。スズキ(Suzuki)等 、Proc、 Natl、 Acad、 Sci、USA。
83.8614−8618.1986;ギンスバーグ(Ginsberg)等、 J、 Biol、 Chew、262. 5437−5440. 1987゜以 下OII論は本発明の方法が免疫グロブリン遺伝子レパートリ−から保存的レセ プターコード遺伝子を単離するのに使用し得ることを示している。この議論は制 限するものでなく機能的に関連するレセプターをコードする保存的遺伝子群から 1つの遺伝子を単離するのに使用し得る原則の応用を示すものである。
−iにこの方法は以下の要素を合せ持っている。
1、免疫学的レパートリ−の実質的部分を含む核酸の単離。
2、免疫グロブリンv6および、またはVLSI域遺伝子を含むポルヌクレオチ ドセグメントをクローニングするためのポリヌクレオチドブライマーの!li製 。
3、 レパートリ−からの複数の異なるvMおよびvL遺伝子を含む遺伝子ライ ブラリーの調製。
4、別個でも同じ細胞中でもよいし、かつ同じ発現ベクターでも異なるベクター によってもよい、原核または真核性の過当な宿主におけるV8および、またはv Lポリペプチドの発現。
5、所定の活性に関する発現ポリペプチドのスクリーニングおよびスクリーニン グ過程で同定されるVMおよび、または■、コード遺伝子の分離。
本発明によって生産されるレセプターは競合的に阻害され得ることで示されてい る抗原、酵素基質などに特異的な結合部位をもつ構造を有している。ある態様に おいて、本発明のレセプターは所定の抗原に特異的に結合しその抗原と単離され る複合体の結合部位の間に十分強い結合をもつ複合体を形成する抗原結合部位を 合ポリペプチドであるときそのアフィニティーは一般に10’M″1以上であり 、通常は10”以上であり好ましくは10”M”以上である。
別の態様において本発明のレセプターは基質と結合し3、その基質から産物を形 成する。触媒性レセプターのりガント結合部位のトポロジーが所定の活性に関し その基質へのアフィニティー(会合定数、pKa )よりもより重要であるだろ うが一方本触媒性しセブターは所定の基質に対し一般に103M−’以上、通常 10sまたは10’M−’以上で好ましくは10’M−’以上の会合定数を有し ている。
本発明によって産生されるレセプターはへテロニ量体であり、それゆえ通常各ポ リペプチド単独、すなわちモノマーのアフィニティーまたは会合定数とは異なり 好ましくは高くなる所定の基質に対する結合アフィニティーまたは会合定数を有 する構造を共に存している2つの異なるポリペプチド鎖から成っていることが好 ましい、異なるポリペプチド鎖の1つまたは両方は免疫グロブリンの軽鎖および 重鎮の可変領域に由来する。典型的に軽鎖(VL)および重fi (V、 )の 可変領域からなるポリペプチドは所定のりガントの結合に一緒に使用される。
本発明によって産生されるレセプターは単量体同様多量体でも、ホモ体でもヘテ ロ体でも活性であるがヘテロニ量体が好ましい。
たとえば、本発明で産生されるvMおよびVL リガンド結合ポリペプチドはう まくヘテロニ量体を形成しヘテロニ量体の活性を調節し得るし、またはへテロニ 量体にユニークな活性を生成し得る。
個々のリガンド結合ポリペプチドはvXおよび■1と呼びまたへテロニ量体はF vと呼ぶ。
しかし、vHH合ポリペプチドはv、Iに加えて実質的に全ての、または一部の 重鎮不変領域を含んでいるIIVL結合ポリペプチドはVLに加えて、実質的に 全ての、または一部の軽鎖不変領域を含んでいる0重鎮不変NMの一部を含む■ 9結合ポリペプチドと実質的に全ての軽鎖不変領域を含むVL結合ポリペプチド からなるヘテロニ量体はFabフラグメントと呼ばれる。Fabの生産はFvと 比較されるようにFab中に含まれる付加的不変領域配列がvHおよびVLの相 互作用を安定化し得ることからある状況では有利となり得る。このような安定化 はFabに抗原に対するより高いアフィニティーを提供し得る。さらにFabは 当分野でより一般的に使用されており、従ってFabを特異的に認識するのに使 用可能な市販の抗体もある。
個々のvMおよび■、ポリペプチドは一般に約120アミ°ノ酸残基よりも小さ く、一方一般に60アミノ酸残基以工で、通常には約100アミノ酸残基以上で ある。vMは約110〜約125アミノ酸TA基長であることが好ましく一方■ 1は約95〜約115アミノ酸残基長であることが好ましい。
アミノ酸残基配列は関連する特定のイディオタイプにより巾広く変化する。通常 、約60〜75アミノ酸残基で隔てられジスルフィド結合で結合している少なく とも2つのシスティンが存在する0本発明で産生されるポリペプチドは通常免疫 グロブリンの重鎖および、または軽鎖の可変領域のイディオタイプの実賀的コピ ーであるがある状況ではポリペプチドは望ましい活性に改善するためアミノ酸残 基配列にランダム突然変異を含んでいる。
ある状況ではVオおよびvLポリペプチドに共有結合による架橋を提供すること が望ましく、このことはカルボキシル末端にシスティン残基を提供することで行 なわれる。このポリペプチドは通常免疫グロブリンネ変領域を含まないように調 製するが、DNA合成プライマーの有利な選択に基づき少量のJi域が含まれる ことがある0通常り領域が■。の転写物に含まれる。
別の状況では■、およびV。を結合するペプチドリンカ−を提供し、■oおよび V、からなる−末鎖抗原結合たんばく賞を形成することが望ましい、この−末鎖 抗原結合たんばく質は車−たんばく重鎖として合成される。このような−末鎖抗 原結合たんぽ(譬はバード(Bird)等(Science、 242. 42 3 426 (198B))によって報告されている0適当なペプチドリンカ− 領域の設計はロバート・ランドナー(Robert Landner)により未 口特許第4.704.692号に報告されている。
このようなペプチドリンカ−は発現ベクターに含まれる核酸配列の一部として設 計し得る。このペプチドリンカ−をコードする核酸配列はV。およびvLDN八 ホモへグの間にあり、発現ベクターにVXおよびVL DNAホモログを機能的 に結合させるのには制限エンドヌクレアーゼ部位が使用される。
またこのようなペプチドリンカ−は種々の遺伝子ライブラリーを調製するのに用 いるポリヌクレオチドブライマーの一部である核酸配列にコードし得る。このペ プチドリンカ−をコードする核酸配列は遺伝子ライブラリーを作るのに使用する いくつかのポリヌクレオチドブライマーに付随する核酸配列に由来するペプチド リンカ−をコードする核酸配列またはプライマーの1つに結合する核酸から作り 得る。
一般にv、lおよびvLポリペプチドのC端領域はN端よりも配列の多様性が大 きく、また本戦術に基づき、天然の■8およびV。
鎖を変化させるよう修正できる。また、合成ポリヌクレオチドを用い超可変領域 の1つ以上のアミノ酸を変化させ得る。
1、レパートリ−の単離 免疫学的遺伝子レパートリ−の実買的部分を含む核酸の組成物を調製するためv IIおよび、またはVLポリペプチドをコードする遺伝子源が必要である。その 遺伝子源は異種の抗体産生細胞群、すなわちリンパ球(B細胞)、好ましくはを 推動物の循環器系または肺臓に存在するような転位B細胞群であることが好まし い(転位B細胞とは免疫グロブリン遺伝子の転座すなわち転位が起った細胞でこ れは隣接して存在する免疫グロブリン遺伝子V、 DおよびJ領域転写物を含む mRNAの存在で証明される)。
ある場合に核酸源として種々の年令、健康および免疫応答のを推動物由来の細胞 (ソース細胞)を使用することによるなど所定の活性についてそのレパートリ− をふり分けることが望ましい。
たとえば転位B細胞採集前に健康な動物を反復し免疫化すると高アフィニティー のりガント結合ポリペプチドを産生ずる遺伝物質に冨んだレパートリ−が得られ る。逆に、その免疫系が最近チャレンジを受けていない健康な動物由来の転位B 細胞の採集は高アフィニティvNおよび、または■Lポリペプチドの産生にバイ アスがかかっていないレパートリ−が生成する。
核酸を得るための細胞集団の遺伝的異種性が大きければ大きいほど本発明の方法 に従がうスクリーニングに使用し得る免疫学的レパートリ−の多様性も大きくな ることに注意しなければならない、したがって種々の個体からの細胞、特に免疫 学的に有意な年令差のある細胞および種々の株、種族または種由来の細胞をうま く組合せてそのレパートリ−の異暑性を高めることができる。
このように好ましいBPJにおいてソース細胞はを推動物、好ましくはそれに対 する活性がめられている抗原性リガンドすなわち所定の抗原で免疫化または部分 的に免疫化した哺乳類から得られる。免疫化は従来のように行った。動物中の抗 体濃度は目的とするレパートリ−の豊富さに従かう望ましい免疫化段階を測定す ることによりモニターし得る。一般的に部分的免疫化を行った動物は1回の免疫 化のみが行なわれ、その細胞を応答が検出された直後に採集する。十分に免疫化 した動物は最高値を示し、このことは宿主動物に通常2〜3週間間隔で1回以上 の注射をくり返すことで得られる0通常、最後の注射後3〜5日目にそのps臓 を取り出し、その約90パーセントが転位B細胞である肺細胞の遺伝的レパート リ−を標準法で単離する* Current Protocols in門o1 ecular Biology 、オースベル(Ausabel)等、曙、ジッ ンウィリー・アンド・サン社版、NY、V、および■1ポリペプチドをコードす る核酸はIgA、1.[)、1.E、IgG*たはI g M−、最も好ましく は1.MおよびIKG産生細胞から誘導し得る。免疫グロブリン可変遺伝子を多 様性集団としてクローニングし得るゲノムDNAのフラグメントの調製法はよく 知られている。たとえばバーマン(Rerr*ann)等、?Iethods  in Enzyaol、152. 180−183 (1987)iフリ7シヤ ウフ(Frischauf) Methods inEnzymol、152. 18’3−190 (1987) 、フリ7シヤウフ(Frischauf)、 Methods in Enzywol、152. 190−199(1987 )、およびジレラ(Dilella)等、Methods in Enzymo l。
152.199−212 (1987)参照、(ここで引用している参考文献中 の事項は参考として提示されている)。
望ましい遺伝子レパートリ−は可変vi域の転写物を示すメツセンジャーRNA または可変領域を発現する遺伝子を含むゲノムから単離し得る。他の非転位Bリ ンパ球由来のゲノムDNAを用いる際の困難はイントロンで分離されている可変 領域コード配列を並置することにある。適正なエクソンを含むDNAフラグメン トを単離し、イントロンを切除し、さらにエクソンを正しい順序で正しい方向に スプライスしなければならない、多くの場合このことは困難であり、その結果転 位B細胞を用いる別の方法はC,DおよびJ免疫グロブリン遺伝子領域が隣り合 うよう転位するような方法であり、この方法によりその配列は全可変′1!域に 、関して連続的となる(イントロンなし)。
mRNAを用いる場合、細胞をRNase阻害条件下で溶解する。
1つの態様における第1ステツプはオリゴdTセルロースカラムへのハイブリダ イゼーションによる全細胞mRNAの単離である。
重鎮および、または軽鎖ポリペプチドをコードするmRNAの存在は、適当な遺 伝子の一本El D N Aとのハイブリダイゼーションにより検定し得る*V MおよびvLの不変9X域をコードする配列をポリヌクレオチドプローブとして 用いると便利であり、その配列は使用可能なものから得ることができる。たとえ ばアーリー(1!arly)およびブード(1’1ood)、 Genetfc  Er+gineeriIl1g+セントロ−(Setloh)およびホレンダ ー(Hollaender) IJA、第3−tl、ブレナムパブリッシングコ ーボレーシデン、NY、(1981)、pp。
157−188、およびカバフト(Kabat)等、“免疫学的に興味のある配 列” 、National In5titute of Health、、ベセ スダ、MD(1987)参照、好ましい態様においてまず細胞性m RN Aに ついてv翼および■Lココ−mRNAを濃縮する。一般に濃縮は全m RN A  y4製物またはその部分精製mRNAを本発明のポリヌクレオチド合成プライ マーを用いたプライマー伸長反応にかけることにより行なわれる。
2、ポリヌクレオチドブライマーの調製プライマー、プローブおよびプライマー 伸長により合成される核酸フラグメントまたはセグメントに関し本明細書で用い ている1ポリヌクレオチド”という言葉は2つ以上、好ましくは3つ以上のデオ キシリボヌクレオチドまたはりボヌクレオチドからなる分子を意味する。その正 確な大きさは多くの因子に依存しまたその事自体が使用する条件に依存する。
本明細書で用いている°プライマー′という語は核酸の制限消化物から精製され る場合も合成的に作られる場合もある核酸鎖に相補的なプライマー伸長産物の合 成が誘導される条件下、すなわちヌクレオチドおよび重合に必要なりNAポリメ ラーゼ、逆転写fII素などの試薬の存在下および適当な温IおよびpHに置か れたときに合成の関殆点として働き得るポリヌクレオチドを意味する。
効率が最高となるためにはこのプライマーは一本鎖であることが好ましいが二本 鎖でもよい、もし二本鎖ならプライマーをまず伸長反応に使うまえに鎖を解離し ておく、このプライマー中レオキシリボヌクレオチドであることが望ましい、プ ライマーは重合用の試薬の存在下伸長反応物の合成を開始するのに十分な長さ長 さをもっていなけれtiならない、プライマーの正しい長さは温度およびプライ マーの起源などを含む多くの因子に依存する。たとえば標的配列の複雑性に依存 して通常ポリヌクレオチドブライマーは15〜25以上のヌクレオチドを含むが より少ないヌクレオチドからなることもある。一般に短かいプライマー分子はテ ンプレートと十分に安定なハイブリッド複合体を形成するためにより低い温度を 必要とする。
ここで使用されるプライマーは合成もしくは増巾される各特異的配列をもつ鎖に 1実質的に”相補的となるように選択される。
このことはそのプライマーが各々のテンプレート鎖に非ランダムにハイブリダイ ズするのに十分な相補性を有していなければならない、それゆえ、このプライマ ー配列はテンプレートの配列を正確に反映しているものではない、たとえば非相 補的ヌクレオチドフラグメントも、そのプライマー配列の別の部分がその鎖に実 質的に相補的であるならそのプライマーの5′末端に結合し得る。
一般にこのような非相補的フラグメントはエンドヌクレアーゼ制限部位をコード している。別にもしプライマー配列が合成または増巾される鎖の配列と実質的に 相補的てそれと非ランダム的にハイブリダイズし、それによりポリヌクレオチド 合成条件下伸長産物を形成するなら非相補的塩基またはより長い配列はそのプラ イマー中に点在し得る。
ポリヌクレオチドブライマーはたとえばホスホトリエステルまたはホスホジエス テル法など適当な方法でtA製し得る(ナラング(Naranz)等、門eth 、 [inzymol、68. 90 (1979) :米国特許第4,356 ,270号およびブラウン(Brown)等、門eth、 Enzysol、  6 B+109 (1979))。
プライマーのヌクレオチド配列の選択は目的とするレセプターモコードする領域 からの核酸における距離、使用する第2プライマーに対する核酸上のハイブリダ イゼーシッン部位、それがハイブリダイズするレパートリ−中の遺伝子の数など の因子に依存する。
たとえばプライマー伸長により■8コードDNAホモログを作るため、プライマ ーのヌクレオチド配列は機能性(結合し得る)ポリペプチドが得られるようにv )lコード領域に実質的に隣接する部位で多数の免疫グロブリン重鎖遺伝子とハ イブリダイズするように選択する。多種類のvMコード核酸配列とハイブリダイ ズするにはプライマーは種々の饋内に保存されているヌクレオチド配列に実質的 に相補的でなければならない、このような部位には不変領域、可変領域フレーム ワーク領域、好ましくは第3フレームワーク頚域、リーダー領域、プロモーター 領域、5g域などに含まれるヌクレオチド配列がある。
モジV、コードおよびV、コードDNAホモログをポリメラーゼチェーンリアク シラン(PCR)増巾で生成する場合、増巾する核酸の各コード鎖用に2つのプ ライマーが用いられる。第1プライマーはナンセンス(マイナスまたは相補)! 1の一部であり、レパートリ−内のVN (プラス)頓に保存されるヌクレオチ ド配列にハイブリダイズする。■、コードDNAホモログを生成するためには第 1プライマーを選んで免疫グロブリン遺伝子のJWi31i、CHI領域、ヒン ジ領域、CH2領域またはCH3領域内に保存される領域にハイブリダイズ(す なわち相補的である)させる。
■LコードDNAホモログを生成するためには第1プライマーを選んで免疫グロ ブリン軽鎖遺伝子のJ領域または不変領域内に保存される領域にハイブリダイズ (すなわち相補的)させる、第2プライマーはコード(プラス)鎖の一部であり マイナス鎖に保存されるヌクレオチド配列にハイブリダイズする。■おコードD NAホモログを生成するためには第2プライマーを選んでリーグ領域または最初 のフレームワーク領域をコードする領域内のような■9コード免疫グロブリン遺 伝子の5′端に保存されるヌクレオチド配列にハイブリダイズさせる。V、Iお よびV、コードDNAホモログ両方の増巾には第2プライマーの保存的5′側ヌ クレオチド配列はロー(Loh)等により報告されている方法により(Sci、 243+217−220 (1989))外から付加した配列に相補的であるこ とに注意せよ。第1および第2プライマーのいずれかまたは両方はエンドヌクレ アーゼ制限部位を示すヌクレオチド配列を含み得る。この部位は増巾される免疫 グロブリン遺伝子とは異なり得て一般にそのプライマーの5′末端またはその近 傍にある。
また本発明のプライマーはD N A依存RNAポリメラーゼプロモーターまた はその相[配列を含む、たとえばクリーブ(Krteg)等、NucleicA cidsRes、12. 7057−70 (1984) ;スタジア(Stu djor)等、J、 Mo1. Blol、189. 113−130(198 6);およびモレキュラークローニング;ラボラトリ−マニュアル、第2編、マ 二アチス(Maniatig)等線、コールドスプリングハーバ−1NY(19 89)参照。
DNA依存RNAポリメラーゼプロモーターを含むプライマーを用いるときその プライマーは増巾するポリヌクレオチド鎖にハイブリダイズし、かつDNA依存 RNAポリメラーゼプロモーターの第2のポリヌクレオチド舖は大腸菌DNAポ リメラーゼlまたは大腸WDNAポリメラーゼのクレノーフラグメントなどの誘 導試剤を用いて完全なものとなる。RNAポリヌクレオチドとONAポリヌクレ オチドの間を往復することにより出発ポリヌクレオチドが増巾する。
またプライマーにテンプレート配列またはRN A指向RNAポリメラーゼの複 製開始部位を含めることもある。典型的RNA指向RNAポリメラーゼにはりザ ルディ (Lizardi)等により報告されているQβレプリカーゼが含まれ る(Biotechnoloffiy+ 6.1197−1202 (1988 ))。
RN人指rii]RNAポリメラーゼはテンプレート配列または複製開始部位を 含む少ないテンブレー)RNA[から大量のRNAI!jを生成する。一般にこ れらのポリメラーゼはフレマー(Kraaer)等U、 Mo1. Bjol、 89. 719−736 (1974) )により報告されているようにテンプ レート鎖を100万倍に増巾する。
3、遺伝子ライブラリーの調製 単離したレパートリ−内に含まれる■9および、または■、遺伝子をクローニン グすなわち実質的に再生するのに用いる戦術は当分野でよく知られているように レパートリ−を作り上げている核酸のタイプ、ni性および純度に依存する。他 の因子にはその遺伝子が増巾および、または変異を受けるかどうかが含まれる。
1つの戦術においてその目的はmRNAおよび、またはゲノムDNAのセンス鎮 などポリヌクレオチドコード鎖からなるレパートリ−から■。および■1コード 遺伝子をクローン化することである。もしそのレパートリ−が二本鎖ゲノムDN Aの形体であるならば通常まず一般的には融解により1本鎖に変性される。その レパートリ−を所定のヌクレオチド配列を有する第1ポリヌクレオチド合成プラ イマーで処理することにより第1プライマー伸長反応を行う、この第1プライマ ーはレパートリ−内に保存されている長さ少なくとも約10ヌクレオチド、より 好ましくは少なくとも約20ヌクレオチドのヌクレオチドにハイブリダイズする ことにより第1プライマー伸長反応を開始し得る。この第11ライマーは核酸の コードまたはセンス鎖にハイブリダイズすることからしばしばセンスプライマー と呼ばれる。さらに第2プライマーは核酸の非コードまたはアンチセンス鎖、す なわちコード鎖に相補的な鎖にハイブリダイスすることから°アンチセンス鎖1 と呼ばれる。
第1プライマー伸長は好ましくは所定量のレパートリ−の核酸を好ましくは所定 量の第1プライマーと混合し第1プライマー伸長反応混合物を作ることにより行 う、この混合物をポリヌクレオチド合成条件下に第1プライマー伸長反応産物が 形成するのに十分な一般的には所定の時間維持することにより多種多様なV、コ ードDNAホモログ相補体が生成する。それからこの相補体を所定のヌクレオチ ド配列をもつ第2ポリヌクレオチド合成プライマーで処理することにより第2プ ライマー伸長反応を行う、この第2プライマーはたとえば′!JJ1プライマー 伸長反応によって生産されたものなどの多9flVヨコード遺伝子相補体に保存 される好ましくは長さ少なくとも約10ヌクレオチド、より好ましくは長さ少な くとも約20ヌクレオチドのヌクレオチド配列にハイブリダイズすることにより 第2反応を開始し得る。このことは好ましくは所定量の相補的核酸と好ましくは 所定量の第2プライマーを混合し第2プライマー伸長反応1合物を作ることによ り行う、この混合物を第1プライマー伸長反応産物の形成に十分な一般的には所 定の時間ポリヌクレオチド合成条件に維持することで多種のV。
および、または■、コードDNAホモログを含む遺伝子ライブラリーを作る。
多数の第1および、または多数の第2プライマーを各増巾で使用し得るし、また 第1および第2プライマーの個々のペアも使用し得る。どちらの場合でも第1お よび第2プライマーの同じまたは異なる組合せ物を使用した増巾産物を合せて遺 伝子ライブラリーの多線性を増加し得る。
別の@術ではその目的はm、RNAを逆転写反応にかけることにより生産される ポリヌクレオチドまたはゲノム二本鎖のアンチセンス鎖などのレパートリ−のポ リヌクレオチド相補体を提供するこをによりそのレパートリ−から■イーおよび 、またはV、コード遺伝子をクローン化することである。これらの相補体を生成 する方法はよく知られでいる。この相補体に対し上述の第2プライマー伸長反応 、すなわち多種のV9コード遺伝子相補体に保存されているヌクレオチド配列に ハイブリダイズし得るポリヌクレオチド合成プライマーを用いたプライマー伸長 反応と同じプライマー伸長反応を行う。
このプライマー伸長反応はいくつかの適当な方法で行なわれる。
一般に好ましくはpH7〜9、もっとも好ましくは約8の緩衝液中で行う0モル 数で過剰のプライマー(ゲノム核酸については通常約10”:1プライマー:テ ンプレート)をテンプレート頷を含むバッファに添加する。この過程を効率よく 行うためには大モル過剰のプライマーを用いるのが好ましい。
またデオキシリボヌクレオチド三リンadATP、dCTP。
dGTPおよびdTTPを適当量このプライマー伸長(ポリヌクレオチド合成) 反応混合物に入れ、90℃〜100℃で約1〜10分間、好ましくは1〜4分間 加熱する。加熱後この溶液を室温まで冷却する。このことでプライマーのハイブ リダイゼーシヲが起こる。冷却した混合物にプライマー伸長反応を誘導または触 媒する適当な試薬を入れ、この分野でよく知られている条件下で反応を進行させ る。この合成反応は室温から誘導試薬がもはや有効にi能しなくなる温度までの 範囲で進行する。したがってたとえばDNAポリメラーゼを誘導試薬として用い ると一般にその温度はせいぜい約40℃である。
誘導試薬としてはプライマー伸長産物の合成を遂行するよう機能するならどのよ うな化合物でもシステムでもよく、これには酵素も含まれる。本目的のための酵 素には、たとえば大腸菌DNAポリメラーゼ■、大腸菌DNAポリメラーゼのク レノーフラグメント、T4DNAポリメラーゼ、その他使用可能なりNAポリメ ラーゼ、逆転写酵素および熱的に安定な酵素も含む、各核酸鎖に相補的なプライ マー伸長産物を形成するようにヌクレオチドを正しく結合していく酵素が含まれ る。一般にこの合成は各プライマーの3′端から開始しテンプレート鎖に沿って 合成が止まるまで5′方向に進行していき、種々の長さの分子を生成する。しか しながら上述と同様のプロセスを用いながらその5′端から合成を開始し、上述 の方向に進行する誘導試薬もある。
またこの誘導試薬はRNAプライマー伸長産物の合成を遂行する化合物またはシ ステムでもよく、これには酵素が含まれる。好ましい態様においてその誘導試薬 にはT4RNAポリメラーゼ、T3RNAポリメラーゼまたはS P 6 RN AポリメラーゼなどのDNA依存RNAポリメラーゼがある。これらのポリメラ ーゼは相補的なRNAポリヌクレオチドを生成する。チャンバリン(Chamb erlin)等(Tbe Enzyme、 P、ボイアー(Bover)、 p p、87−108、アカデミツクプレス、ニューヨーク(1982) )によて 報告されているようにRNAポリメラーゼは高ターンオーバー速度で出発ポリヌ クレオチドを増巾する。T7RNAポリメラーゼのもう1つの利点はcDNAの 1部を1つ以上の変異原オリゴヌクレオチド(ポリヌクレオチド)で置換し、こ の部分的にミスチド合成に変異を導入し得ることである(ジョイス(Joyce )等、Nacleic Ac1cls Re5earch、17 、 711− 722 (1989) 。
転写に基づく増巾システムはギンゲラス(Gingeras)等CPCBプロト コール、方法と応用へのガイド、pp、245−252、アカデミツクプレス、 サンディエゴ、CA (1990))によって報告されている。
もし誘導試薬がDNA依存RNAポリメラーゼで、それゆえ、リボヌクレオチド 三リン酸を含んでいるなら、十分な量のATP。
CTP、GTPおよびUTPをプライマー伸長反応混合物に添加し、この溶液を 上述のように処理する。
新しく合成された鎖およびその相補鎖は二本鎖を形成しこのプロセスの次のステ ップに使用し得る。
先にvl論した第1および、または第2プライマー伸長反応をうまく使用しレセ プターの中にレセプターの免疫学的検出および、またはtaに宵用な所定のエピ トープを組込むことができる。このことは4i/1.1および、または第2ポリ ヌクレオチド合成プライマーまたは発現ベクターを用い所定のアミノ酸残基配列 をレセプターのアミノ酸残基配列の中に組込むことによって行う、。
レパートリ−内の多種多様な■1およびV、コード遺伝子に対しvl、Iおよび 、または■、コードDNAホモログを作った後一般的にはそのホモログを増巾す る。■6および、またはV、コードDNAホモログは自己複製ベクターへの岨込 みなどの従来技術で増申し得るがまず、それらのDNAホモログをベクターに挿 入する荊にこれらをポリメラーゼチェーンリアクンジン(PCR)にかけ増巾し た方が好ましい、事実好ましい戦術では遺伝子ライブラリーの作製に用いた第1 および、または第2プライマー伸長反応はポリメラーゼチェーンリアクンジンの 第1および第21ライマー伸長反応である。
一般的にPCRはポリヌクレオチド合成と形成された二本鎖の変性を含むサイク ルを回す、すなわち1つの混合物内で上述の第1および第2プライマー伸長反応 を同時に行うことにより行う。
DNAホモログを増巾する方法およびシステムはムリス(Mull is)等( 米国特許第4,683,195号および第4,683,202号)により報告さ れている。
好ましい態様においては増巾反応に第1および第2プライマー1対が使用される 。各々種々のプライマ一対を用いた種々の増巾に由来する増巾反応産物を合せる 。
しかし、本発明は共増巾(2対のプライマーの使用)および多重増巾(約8.9 または10対までのプライマーの使用)によるDNAホモログ産物にも関する。
一般にPCR増巾で得たV、およびvLコードDNAホモログは二本鎖であり、 かつ各末端近傍にエンドヌクレアーゼ制限部位のヌクレオチド配列を有している 。それらの末端近傍に制限部位をもつV、およびV、コードDNAホモログの1 つ以上のエンドヌクレアーゼによる消化で所定の特異性を有する粘着末端をもつ ホモログができる。
好ましい態様においてはこのPCR工程はライブラリーのvNおよび、または■ 、コードDNAホモログを増巾するだけでなくライブラリーに変異を誘導しより 異質性の高いライブラリーを提供する。まずPCRは当分野でよく知られている 多くの因子により木質的に変異原的性質を有することに注意しなければならない 。
第2に上述のU、S、特許第4,683.195号で報告されているような変化 を誘導する変異に加えて、他の変異を誘導するPCRも使用し得る。たとえば、 PCR反応混合物、すなわち第1および第2プライマー伸長反応混合物を合せた ものは伸長反応産物に取り込まれる1つ以上のヌクレオチドの量を変えてv4製 する。このような条件ではPCR反応は特定の塩基の涸渇の結果伸長産物内にヌ クレオチド置換を起こす、同様にX回のサイクルを行うのに十分な量でほぼ等モ ル量のヌクレオチドで最初のPCR反応混合物を作りついでたとえば2Xのよう なX過剰で反応サイクルをまわす、別に、通常増巾されるレパートリ−の核酸中 には見られないイノシンなどのヌクレオチド誘導体を反応混合物中に入れること によりPCR反応反応度異を誘導し得る。つづくインビボ増巾の際、このヌクレ オチド誘導体は置換ヌクレオチドに置き換えられ点突然変異が誘導される。
4、V+tまたはV、DNAホモログの発現上述の方法で作られたライブラリー 中のv9および、またはVL DNAホモログは増巾および、または発現のため ベクターに機能的に結合する。。
本明細書で用いられているように“ベクター”とは機能的に結合するもう1つの 核酸を別の遺伝的環境から転移し得る核酸分子である。1つの好ましいベクター はエビソーム、すなわち染色体外複製可能な核酸分子である。好ましいベクター は自己複製およびそれが結合している核酸の発現が可能なものである。I!能的 に結合する遺伝子の発現を行ない得るベクターを“発現ベクター“と呼ぶ*VN および、または■1コードDNAホモログを機能的に結合するベクターの選択は 当分野ではよく知られているように望ましいm脆性、たとえば複製またはたんば く賞発現およびトランスホームされる宿主細胞に依存するがこれらは組換えDN A分子の構築技術に木質的な制限となる。
好ましい態様において使用するベクターは原核性レプリコン、すな0ち自己複製 およびTB面宿主細胞などトランスホームされた原核性宿主細胞中で染色体外で その組換えDNA分子を維持する能力を有するDNA配列が含まれる。このよう なレプリコンは当分野でよく知られている。さらに原核性レプリコンを含むこれ らの態様は、その発現が薬剤耐性のような選択的利点をトランスホームした宿主 細面に付与する遺伝子も含んでいる。典型的細面薬剤耐性遺伝子はアンピシリン またはテトラサイクリンに対する耐性を付与するものである。
原核性レプリコンを含むベクターにはトランスホームを受けた大Will菌など 細菌宿主細胞中でv、Iおよび、またはvLコードホモログを発現(転写および 翻訳)し得る原核性プロモーターも含んでいる。プロモーターとはRNAポリメ ラーゼの結合を可能にし転写を開始させるDNA配列で形成される発現コントロ ール要素である。細面宿主に適合するプロモーター配列は一般に本発明のDNA セグメントを挿入するのに便利な制限部位を含むプラスミドベクター中に提供さ れる。これらのベクタープラスミドにはバイオラドラボラトリ−(リッチモンド 、CA)から市販されているpucs、I)UC9,pBR322およびpBR 329およびファルマシア(ビス力タウェイ、NJ)から市販されているpPL およびpKK223がある。
真核細胞に適合する発現ベクター、好ましくはを推動物細胞に適合するものも使 用し得る。真核細胞発現ベクターもこの分野ではよく知られており、い(つかの 業者から市販されている。一般にこのようなベクターは目的とするDNAホモロ グの挿入用に便利な制限部位を含んでいる。このようなベクターにはpsVl、 およびpKsV−10(7yルア:>7) 、pBPV−1/pML2d(イン ターナシラナルバイオテクノロジー)およびpTDTI(八TCC,No、 3 1’25 S)がある。
好ましい態様において使用される真核細胞発現ベクターには真核細胞中で有効な 選択マーカー、好ましくは薬剤耐性選択マーカーが含まれている。好ましい薬剤 耐性マーカーは発現によってネオマイシン耐性となる遺伝子、すなわちネオマイ シンホスホトランスフェラーゼ(h e o)遺伝子である。サウザーン(So uthern)等、J、 Mo1. Appl、 Genet、1. 327− 341 (1982) 。
本発明はvMおよび、またはV、コードDNAホモログの遺伝子の発現用のレト ロウィルス発現ベクターの使用にも関する9本明細書で用いられているように“ レトロウィルス発現ベクター”とはレトロウィルスゲノムのロングターミナルリ ピート(LTR)領域由来のプロモーター配列を含むDNA分子を意味する。
好ましい態様において一般に発現ベクターは真核細胞中好ましくは複製不能なレ トロウィルス発現ベクターである。レトロウィルスベクターの構築および使用法 はソルジ(Sorge)等(Mo1.Cel。
Biol、、4.1730−1737 (1984))により報告されている。
相補的な粘着末端を介してDNAをベクターに機能的に結合する多くの方法が開 発されてきている。たとえば相補的粘着末端を先にlI論したように適当に設計 したポリヌクレオチド合成プライマーを用いてプライマー伸長反応の際に■舅お よび、または■LコードDNAホモログに作ることができる。そのベクターおよ び必要ならばDNAホモログを制限酵素で切断しDNAホモログの末端に相補的 な末端を作る。このベクターおよびDNAホモログの相補的粘着末端をi能的に 結合させ1つの三木’JDNA分子とする。
好ましいLi碌においては多様なライブラリーのv、lおよびVLコードDNA ホモログをインビトロでランダムに結合し、個々のベクターからポリジストロニ ックな発現を可能にする。すなわち二本鎖D N A発現ベクターの多様性集団 ができる。そこでは単一のプロモーターのコントロール下各ベクターは1つの■ 。コードD N Aホモログおよび1つの■1コードDNAホモログを発現する がその集団の多様性は異なるv8およびvLコードDNAホモログの組合せによ る。インビトロでのランダムな組合せは両方に共通な各々の制限部位の位置によ り互いに区別可能な2つの発現ベクターを用いて行ない得る。そのベクターは本 明細書に述べられてるようなラムダZap由来のベクターのように線状二本1[ DNAであることが好ましい、第1のベクターではその部位はプロモーターとポ リリンカーの間、すなわちポリリンカーの5′側(発現の方向で上流)であるが プロモーターの3′側(発現の方向で下流)に位置する。第2ベクターではポリ リンカーはプロモーターと制限部位の間にあり、すなわち制限部位はポリリンカ ーの3′側にあり、かつそのポリリンカーはプロモーターの3′側にある。
好ましいLL様では各々のベクターはりボゾーム結合配列およびリーダー配列を 有しており、その配列はプロモーターおよびポリリンカーの間に位置するがもし 制限部位がプロモーターとポリリンカーの間にあるならそれは共有される制限部 位の下流(3′側)に位Iする。またベクターは停止コドンをポリリンカーの下 流で、もし制限部位がポリリンカーの下流にあるときは共有される制限部位の上 流に含むことが好ましい、第1および、または第2のベクターはペプチドtag をコードするヌクレオチド配列を含み得る。
一般にこのtag配列はポリリンカーの下流でもし停止コドンがあるならその上 流に位!する。好ましいtinではベクターはそのベクターの一部分、すなわち 特定のラムダアームの存在を選択し得る選択可能マーカーを含んでいる。典型的 選択マーカーは当分野でよく知られている。このようなマーカーの例には抗生物 質耐性遺伝子、遺伝的選択セーカー、マンバーサブレフッ5ンなどの変異サプレ ッサーなどがある。一般に選択可能マーカーtよプロモーターの上流および、ま たは第2の制限部位の下流に位置する。好ましい&i様においては1つの選択可 能マーカーはvHコードDNAホモログを含む第1ベクターのプロモーターの上 流に位置する。
第2の選択可能マーカーは■、コードDNAホモログを含むベクターの第2制限 部位の下流に位置する。■舅コードベクターおよびV、コードベクターが第1制 限部位を介してランダムに結合するとき両■。およびvLおよび両選択可能マー カーを含むベクターが選択されるならばこの第2選択可能マーカーは第1マーカ ーと同じものでも異なるものでもよい。
一般にポリリンカーは1つ以上、好ましくは少なくとも2つの制限部位を含んで いる。そしてそれら各々はそのベクターにユニークなものでかつ別のベクターに 共有されていないことが好ましい、すなわちそれが第1ベクターにあるなら、第 2ベクターにない方がよい、ポリリンカー制限部位は、リーダー、tagまたは 停止コドン配列が存在するのと同じ読み枠でベクター中にvXまたはvLコード DNAホモログをライゲージシンし得るよう配向させる。
ランダムな組合せは一般的にはポリリンカー内の制限部位で第1ベクターにvH コードDNAホモログをライゲージシンすることにより行う、同様にVLコード DNAホモログは第2ベクターにライゲージシンされ、それにより2つの多様性 発現ベクター集団ができる。どちらのタイプのDNAホモログ、すなわちvNま たはV、がどちらのベクターにライゲージシンしても問題ないが・たとえば全て のv、4コードDNAホモログが第1または第2ベクターのいずれかとライゲー ジシンし、かつ全てのVLコードDIJAホモログが第1または第2ベクターの いずれかとライゲージシンすることが望ましい、それから両集団のメンバーを共 有される制限部位を一般的には同じ酵素で両集団を消化することにより切断する 。生成した産物はメンバーの粘着末端が他のメンバーの粘着末端と相補的である ような制限フラグメントの2つの多様性集団である。この2つの集団の制限フラ グメントを互−いにランダムにライゲージシンする。すなわちランダムな集団間 ライゲージ5ンを行ない同じ読み枠に存在しかつ第2のべ゛ゲタ゛;のプロモー ターのコントロール下のvつコードおよびvLコードDNAホモログを各々有す るベクターの多様性集団を作る。もちろん2つの集団からのメンバーのライゲー ジシンで再生する共有される制限部位での切断と再ライゲージテンにより組換え が可能である。
生成した構築物を適当な宿主に導入し別々にまたは組合せてv8および、または vLコードDNAホモログを増巾および、または発現させる。同じもしくは別々 のベクターで同じ生物内で共発現させたとき、機能性Fνが生成するeVMおよ びvLポリペプチドを別の生物中で発現させる場合は各ポリペプチドを単離し適 当な媒体中で合そることによりFvが形成される。V、および、またはvLコー ドDNAホモログ含有構築物を導入した細胞宿主は本明細書で“トランスホーム されたもの”または1トランスホーマント”と呼ぶ。
この宿主細胞は原核生物でも真核生物でもよい、細菌細胞は好ましい原核性宿主 細胞であり一般にベセスダリサーチラボラトリーズ社(ベセスダ、MD)から市 販されてる大腸11DH5株などの人腸凹が用いられる。好ましい真核性宿主細 胞にはイーストおよび哺乳類細胞が含まれ、マウス、ラット、モンキーまたはヒ トの細胞系列などを推動物細胞が好ましい。
本発明の組換えDNA分子による適当な宿主細胞のトランス未−メーシヲンは一 般的に使用されるベクターのタイプに依存した方法で行う、原核性宿主細胞のト ランスホーメーシッンに関してはたとえばコーエン(Cohen)等、Proc 、 Natl、 Acad、 Sci、 USA。
69.2110 (1972);およびマニアチス(Maniatis)等、M ol@cular Cloni口g、ラボラトリ−マニュアル、コールドスプリ ングハーバ−、NY(1982)参照、rDNAを含むレトロウィルスベクター によるを推動物のトランスホーメーションに関してはソルジ(Sorge)等、 Mo1. Ce11. Biol、 4. 1730−1737(1984)、 グラハム (Grahaa+)等、Virol、52. 456(1973): およびウィグラー(Wigler)等、Proc、 Natl。
Acad、Sci、USA、76.1373−1376 (1979)参照。
5、VWおよび、またはV、ポリペプチドの発現に関するスクリーニング うまくトランスホームした細胞、すなわちベクターに4iI能的に結合した■8 および、またはV、コードDNAホモログを含む細胞はりガントへのレセプター の結合またはそのレセプター好ましくは活性部位をコードするポリヌクレオチド の存在を検出する過当な従来技術により同定し得る。好ましいスクリーニング法 には直接的にしろ間接的にしろ検出可能なシグナルがレセプターとリガンドの結 合により生成する方法である。このようなシグナルにはたとえば複合体の生成、 触媒反応産物の形成、工Jルギーの放ンスホーメーシヲンした細胞をクローン化 し、モノクローナルコロニーを調製し得る。コロニーから細胞を収穫し、溶解後 、それらのDNAについてサウザーン(Southern) (J、 Mo1.  Biol、 9 B +503 (1975))またはベレフト(Beren  t)等(Biotech。
3.208 (1985)の方法に従かいrDNAの存在を試験する。
v、lおよび■、コードDNAホモログの存在を直接検定するのに加えてトラン スホーメーシッンは特に■6および、または■。
ポリペプチドが所定のエピトープを含む場合など従来の免疫学的方法により確認 される。たとえばトランスホームした細胞サンプルいついて所定のエピトープに 対する抗体を用い、そのエピトープの存在を検定する。
6、v、および、またはV、コード遺伝子ライブラリ一本発明は好ましくはここ で述べられているプライマー伸長反応またはプライマー伸長反応の組合せで生成 され、少なくとも約103、好ましくは少なくとも104、そしてより好ましく は約10’の異なる■。および、またはVLコードDNAホモログを含む遺伝子 ライブラリーに関する。このホモログはたとえばプライマー伸長反応試薬および 、または基質、ゲノムDNAセグメントなどの物質を実質的に含まないことが好 ましい。
好ましいLi様においてライブラリー中に存在するホモログの実質的部分はベク ターに機能的に結合しており、好ましくは発現のために発現ベクターに機能的に 結合している。
このホモログは水や緩衝剤を含む水などインビトロでの取扱いに通した媒体中に 存在することが好ましい、この媒体はホモログの往動学的活性の維持に適合して いるべきである。さらに、このホモログは合理的頻度でホモログに適合する宿主 細胞にトランスホーメーソッンすることが十分可能な1度で存在するべきである 。
さらにこのホモログはこれでトランスホームした適合する宿主細胞中に存在する ことが好ましい。
D9発現ベクタ一 本発明はとりわけ本発明の方法を行うのに有用な種々の発現ベクターに関する。
各々の発現ベクターはラムダZapの新しい誘導体である。
1、 ラムダZapI[ ラムダZapUは例6に述べられてるようにベクターラムダZapのラムダS遺 伝子をラムダgtloベクター由来のラムダS遺伝子に置き換えることにより調 製する。
2、 ラムダZaplIV)1 ラムダZapflVHは第6A図に示した合成りNA配列を上述のラムダZap l[ベクターに挿入することにより調製する。この挿入ヌクレオチド配列は都合 よくリボゾーム結合部位(シャインダル効率的に誘導する。ラムダZapffV 、の調製は例9でより詳細に述べており、またその特徴を第6A図および第7図 に示した。
3、 ラムダZapIIV1 ラムダZ ap V Lは例12で述べているようにラムダZapI[に第6B 図で示した合成りNA配列を挿入することにより調製する。
ラムダZapIIV1の重要な特徴は第8図に示した。
4、ラムダZapIIVLI[ ラムダZapI[VI 11は例11に述べているようにラムダZapnに第1 0図に示した合成りNA配列を挿入することにより調製する。
上述のベクターは大腸菌宿主に適合する。すなわちこれらは発現のために機能的 に結合された遺伝子によりコードされるたんぼく賞を細胞周辺腔へ分泌するよう に発現し得る。
例 以下の例は本発明の詳細な説明するものであり、これを制限するものではない。
1、 ポリヌクレオチド選択 免疫グロブリンたんばく質CDRをコードするヌクレオチド配列は非常に可変性 が高い、しかしv、l ドメインに隣接する非常に保存的配列をもつ領域がいく つかある。たとえば実質的に保存されるヌクレオチド配列、すなわち同じプライ マー配列にハイブリダイズする配列を含む、それゆえ、保存的配列にハイブリダ イズし、ベクターに合成されたDNAフラグメントを機能的に結合するのに適し た制限部位を生成するDNAホモログ中に組込むポリヌクレオチド合成(増巾) プライマーを構築した。特定するとそ171DNAホモログはラムダZapnベ クター(ストラタジーンクローニングシステム、ラジ5う、CA)のXholお よびEcoRI部位に挿入した。vNドメインの増巾には3′プライマー(第1 表のプライマー12)をJxn域のmRNAに相補的となるように設計した。全 ての場合、5′プライマー(第1表、プライマー1〜10)は保存的N末端領域 中の第111cDNA(アンチセンス頷)に相補的となるように選んだ、最初の 増巾は5つの部位で縮退している32個のプライマー(第1、プライマー1)の 混合物で行う、ハイブリドーマmRNAは混合プライマーで増巾し得たが肺臓か らのmRNAを増巾する最初の試みは種々の結果を生じた。それゆえ、混合5′ プライマーを用いた増巾以外にいくつかの方法を比較した。
最初の方法は混合プライマーブールの個々のメンバーに対応する多重ユニークプ ライマー(そのうちの8個は第1表に示した)を!lI築することであった。第 1表のプライマー2〜9は5個の縮退位置の3つに2つの可能なヌクレオチドを 組込むごとにより構築した。
第2の方法はタカハシ(丁akahashi)等(Proc、 Na11. A cad、 Sci。
(USA>82.1931−1935 (1985))およびオー゛ンカ (O htsuka)等(J、 Biol、 Chem、260. 2605−260 8(1985))の研究に基づき可変部位の4つにイノシンを含むプライマー( プライマー10.第1表)を構築するものである。
このプライマーはマーチン(Martin)等、Nuc、 Ac14s、 Re s、 13+8927 (1985)により議論されているように縮退しておら ず、かつ同時に非保存的部位でのミスマツチのネガティブ効果を最小限にする利 点を有している。しかしイノシンヌクレオチドの存在がクローン化した■。領域 中に望ましくない配列を組み入れ後増巾されたフラグメントに残っている1つの 部位には含まれてガンマ11!lm RN Aの第1不変領域ドメインの一部に 相補的となるように設計した(プライマー15および16、第1表)、これらの プライマーは重鎮のv、lおよび第1不変領域ドメインのアミノ酸をコードする ポリヌクレオチドを含むDNAホモログを生成する。これらのDNAホモログは FvではなくFabフラグメントを作るのに用いられる。
本発明はIgM、IgEおよびIgAなど免疫グロブリン重鎮の別のクラスの同 じ$I域にハイブリダイズするよう設計されたユニークな3′プライマーにも関 する。また、特定のクラスのCH,不変領域の特定の領域にハイブリダイズし、 かつ別のクラスの重鎮または軽鎖不変領域を有する■や ドメインを発現し得る 発現ベクターにこのプライマーを用いて増巾したvN ドメインを転移するのに 通したオーバー3′プライマーにも関する。
肺臓またはハイブリドーマm RN A 7)・ろ不変領域IgG内の保存性の 高い領域にハイブリダイズする一組のプライマーを増巾するコントロールとして 重鎖遺伝子を構築した。その5′プライマー(プライマー11、第1表)はC1 2領域中のcDNAに相補的であり、一方3′プライマー(プライマー13、第 1表)は0w381M中のmRNAに相補的である。これらのプライマーおよび テンプレートの間にミスマツチはないと考えている。
VLCDRをコードするヌクレオチド配列は可変性が高い、し、7!l)シ、コ し、vLフレームワーク領域およびV、リーダー/プロモーターを含む■LCD Rドメインに隣接する保存的配列のs1域がいくつかある。それゆえ、この保存 的配列にハイブリダイズしかつ、Ncolおよび5parで切断したpBlue scripL SK−ベクターへの増巾したフラグメントのクローニングを可能 にする制限部位を組込む増巾プライマーを構築した。V、CDRドメインの増巾 のためにJLS!域内のmRNAに相補的であるような3′プライマー(プライ マー14、第1表)を設計した。5′プライマーは保存的N末端領域中の第1鎖 cDNAに相補的となるように選択した。
v、CDRドメインの増巾用の2番目の増巾用プライマーセントである5′プラ イマー(プライマー1〜8、第2表)は保存的N末端領域中の第1鎖cDNAに 相補的となるように設計した。
またこれらのプライマーは5acl制限工ンドヌ多レアーゼ部位を導入しVL  DNAホモログのV、■発現ベクターへのクローニングを可能にする。3’vt 増中プライマー(プライマー9、第2表)はj、領域中のmRNAに相補的であ り かつVL DNAホモログをVL n発現ベクターに挿入するときに必要な Xbal制限エンドヌクレアーゼ部位を導入するよう設計した(第3図)。
さらに3’VL増巾プライマーをカッパまたはラムダ−RNAいずれかの不変領 域にハイブリダイズするよう設計した(プライマー10および11、第2表)、 これらのプライマーはカッパまたはラムダ鎖の不変領域アミノ酸をコードするポ リヌクレオチド配列を含むDNAホモログの生成を可能にする。これらのプライ マーはF、よりむしろFabフラグメントの生成を可能にする。
Fabを構築するためのカッパ軽鎖配列の増巾に使用するプライマーを第2表に 示す、これらのプライマーを用いた増巾は5個の別々の反応で行なった。それぞ れの反応には5′プライマー1つ(プライマー3〜6および12)および3′プ ライマー1つ(プライマー13)が含まれている。残りの3′プライマー(プラ イマー9)はFvフラグメントを構築するのに用いた。5′プライマーは5ac l制限部位を含んでおり、また3′プライマーはXbaT制限部位を含んでいる 。
Fab構築のための重11Fdフラグメント増巾に用いるプライマーを第1表に 示す、増巾は8個の別々の反応で行った。各々の反応は5′プライマー1つ(プ ライマー2〜9)および3′プライマー1つ(プライマー15)を含む、単一反 応の増巾で使用する5′プライマーは縮退プライマー(プライマー1)または4 つの縮退部位にイノシンを組込んだプライマー(プライマー10、第1表、プラ イマー17および18、第2表)である、残りの3′プライマー(プライマー1 4、第2表)はFνフラグメントの構築に使用した。5′プライマーの多くはX ho1部位を有し、また3′プライマーは5psl制限部位を有する。
ヒト重鎖可変g域を増巾するように設計されたv8増巾プライマーを第2表に示 す。5′重鎖プライマーの1つは縮退ヌクレオチド部位にイノシン残基を含み、 単一プライマーの多くの可変領域配列へのハイブリダイズを可能にしている0種 々のIgG mRNAの不変領域にハイブリダイズするように設計されたプライ マーも第2表に示す。
ラムダおよびカッパ両アイソタイプのヒト軽鎖可変領域にハイブリダイズするよ うに設計された■1増巾プライマーも第2表に示した。
ここで用いられかつ第1〜4表に示された全てのプライマーおよび合成ポリヌク レオチドはリサーチジェネティクス社(ハンツビル、ブライマ)から購入するか またはアプライドパイオシステ合成した。
り 膿 哨 リ い 膿 い リ い の りの Cの 膿 の の リ 2、FITC3”ム 7ハ’) ニ1. ”Lzバー )1−(7)螢光性イソ チオシアネート(FITC)をレセプター結合のためのリガンドとして選択した 。抗FITCレセプターについて暗号化する遺伝子に関して、免疫遺伝子レパー トリ−1即ちvM暗号遺伝子レパートリ−及び■L暗号遺伝子レパートリーを免 疫化により富化することを更に決めた。これは、Antibodies A L abo−rator Manual % バーロウ()larlow)及びロウ (Laws) 編集、コールド・スプリング−、A−バー(Cold Spri ng Harbor)、NY (1988年)に記載された技術を用いてFIT Cをキーホールリンペットヘモシアニン(KLH,)に連鎖することにより行な った。簡単に言えば・キーホールリンペットヘモシアニン10.0腸g及びFI TcO05■gを、0、IMの炭酸ナトリウム、pH9,6を含む緩衝液III Itに添加し、4℃で18〜24時間攪拌した。未結合FITCをセファデック ス(Sephad@x) G −25によるゲル濾過により除去した。
KLH−F ITC複合体は、複合体100μgをリン酸塩緩衝食塩水(PBS )250μlに添加することによりマウスに注射するために調製した1等容量の 完全フロインドアジュバントを添加し、全溶液を5分間乳化した。129G、X 、マウスにエマルシラン300μlを注射した。注射は21ゲージ針を用いて幾 つかの部位で皮下で施した。KLH−FITCによる第二の免疫化を2週間後に 行なった。この注射液は、以下のようにして調製した。
KLH−F ITC50MgをPB5250μE中で希釈し、等容量の明ばんを KLH−F ITC溶液に添加した。マウスに23ゲージ針を用いて溶液500 μlを腹腔内に注射した。1ケ月後、マウスにPBS中で200μlに希釈され たKLH−FITC複合体50μlの最後の注射を施した。この注射は30ゲー ジ針を用いて尾部側版中に静脈内に施した。この最後の注射の5日後に、マウス を犠牲にし、全a胞RNAをそれらの肺臓から分離した。
ホスホネートエステルに免疫特異的な抗体を生産するハイブリドーマPCP8D 11を、ペニシリン及びストレプトマイシンを補給した10%のウシ胎児血清を 含むDMEM培地(ギブコ・ラボラトリイズ(Gibco Laborator ies)、グランドアイランド、NY)中で培養した。約5XlO”個のハイブ リドーマ細胞を回収し、リン酸塩緩衝食塩水中で2回洗浄した。全細胞RNAを これらの分離ハイブリドーマ細胞から調製した。
3、v゛ −レパート1−の ■ 全細胞RNAを、製造業者の指示及びストラタゲン・クローニング・システムズ (Stratagena Clontng Systems)(う・ジタラ(L a Jolla)、CA)により製造されたRNA分離キットを用いて、クロム シジンスキイ(Cho+mczynski)らにより記載されたRNA1l!で 免疫化された一匹のマウスの肺臓から調製した。葛単に言えば、免疫化されたマ ウスから肺臓を除去した直後に、組織をガラスホモジナイザーを用いて4.OM のグアニンイソチオシアネート、0、25 Mのクエン酸ナトリウム、pH7, 0、及び0.1Mの2−メルカプトエタノールを含む変性溶液10ml中で均一 にした* pH4,0の2Mの濃度の酢酸ナトリウム1mjを、均一にした膵臓 と混合した。また、予めHz Oで飽和されたフェノールl■lを、均一にした 膵臓を含む変性溶液に添加した。クロロホルム−イソアミルアルコール(24:  1 v/v)混合物2閤lをこの均−液に添加した。均−液を10秒間激しく 混合し、氷の上に15分間保ヮた。その後、均−液を厚肉の50mAのポリプロ ピレン遠心分離管(フィッシャー・サイエンティフィック・カンバニイ(Fis her5cientific Cos+pany) 、ビフッパーグ、PA)に 移した。その溶液を4℃で10.OOOXgで20分間遠心分離した。上部のR NAを含む水層を新しい50■lのポリプロピレン遠心分離管に移じ、等容量の イソプロピルアルコールと混合した。この溶液を少な(とも1時間−20℃に保 ってRNAを沈殿させた。沈殿したRNAを含む溶液を4℃で10.OOOXg で20分間遠心分離した。ベレット化した全細胞RNAを集め、上記の変性溶液 3■Eに溶解した。イソプロピルアルコール3mjを再懸濁した全細胞RNAに 添加し、激しく混合した。この溶液を一20℃で少なくとも1時間保ってRNA を沈殿させた。沈殿したRNAを含む溶液を4℃で10.OOOXgで1o分間 遠心分離した。ベレット化したIINAを75)6のエタノールを含む溶液で1 回洗浄した。ベレット化したRNAを減圧下で15分間乾燥し、ついでジメチル ピロカーボネート(DEPC)で処理した水(DEPE−H,O)中で再懸濁し た。
長いポリ人道を含む配列に関して富化されたメツセンジャーRNA (mRNA )を、11olecular C1onin A Laborator Man u−虹、マニアナアス(Maniatias) ら、編集、コールド・スプリン グ・ハーバ−1NY、(1932年)に記載された方法を用いて全細胞RNAか ら調製した。Pi!単に言えば、上記のように調製された1個の免疫化マウスI ll!!臓から分離された全RNAの半分をDEPC−−Ht○l*Z中に再懸 濁し、65℃で5分間保った。1[)O+*Mのトリス−HCZ、IMの塩化ナ トリウム、2.0mMの二ナトリウムエチレンジアミンテトラMa (EDTA ) 、p[t7.5、及び0.2%のナトリウムドブノルスルフニー) (SD S)からなる2Xの多い塩添加緩衝液1−1を再懸濁したRNAに添加し、混合 物を室温に冷却させた。その後、・H合物を、オリゴdTを0.1Mの水酸化ナ トリウム及び5mMのEDTAを含む溶液で洗浄しついでカラムをDEP’C− H,○で平衡にすることにより前もってtieされたオリゴ−dT(コラボレイ ティブ・リサーチ(Colla−borative Re5earch)型2ま たは型3)カラムに適用した。溶出液を無菌ポリプロピレン管に藁め、溶出液を 65℃で5分間加熱した後に同カラムに再度適用した。その後、オリゴdTカラ ムを、50−Mのトリス−HC1pH7,5,500111Mの塩化ナトリウム 、1s+MのEDTA、pH7,5及び0.1%のSDSからなる多い塩添加緩 衝液2mAで洗浄した。その後、オリゴdTカラムを、5ONMのトリス−)I Cj!、pH7゜5.100mMの塩化ナトリウム、1mMのEDTA及び0. 1%のSDSからなるIXの培地塩謹衝液2111で洗浄した。メツセンジャー RNAを、10−Mのトリス−HCl、pH7,5,1sMのEDTA、pH7 ,5及び0.05%のSDSからなる緩衝液l111でオリゴdTカラムから溶 出させた。この溶液をフェノール/クロロホルムで抽出し、その後100%のク ロロホルムで1回抽出することによりメツセンジャーRNAを精製した。メツセ ンジャーRNAをエタノール沈殿により濃縮し、DEpc−H,o中で再E濁し た。
上記の方法により分離されたメンセンジャーRNAは複数の異なる■、暗号ポリ ヌクレオチド、即ち、約10“より大きい異なる■lI暗号遺伝子を含む。
4、 −のV。 +3ボ1ヌクレオチドのt%+l単一の■8に関して暗号化す るポリヌクレオチドを、全細胞RNAを実施例2で調製されたモノクローナルハ イブリドーマ細胞から抽出した以外は、実施例3に従って分離した。この様にし て分離されたポリヌクレオチドは単一■8に関して暗号化する。
5 旦下」」口υ幻1鼠 PCR増幅に関する調製に際し、上記の実施例に従って調製されたmRNAをプ ライマー延長反応によるcDNA合成の鋳型として使用した。典型的な50μl の転写反応中に、水中の肺臓またはハイブリドーマmRNA5〜10μgを、ま ず3′v8プライマー(プライマー12、表1) 500ng、(50,0pモ ル)で65℃で5分間ハイブリッドを形成した。続いて、混合物を1,5mMの dATP、dCTPSdGTP及びdTTP、40+nMのトリス−MCI、p H8,0,8sMのMgCjt 、50+oMのNaCl 、及び2a+Mのス ペルミジンに調節した。モロニー−マウス白血病ウィルス逆転写酵素(ストラタ ゲン・クローニング・システムズ)、26単位を添加し、溶液を37℃で1時間 保った。
PCR増幅を、逆転写反応の生産物(c D N A / RN Aハイブリッ ド約5μg)、3’V*プライマー(表1のプライマー12)300ng、夫々 の5 ’ V)Iプライマー(表1のプライマー2〜10)300n&、200 mMのd N T Pの混合物、50mMのKCl10mMのトリス−HCj% P)18.3.151IMのFIgClt 、0.1%のゼラチン及びTaqD NAポリメラーゼ2単位を含む100μlの反応中で行なった0反応混合物を鉱 油でオーバーレイし、40サイクルの増幅にかけた。夫々の増幅サイクルは、9 2℃で1分間の変性、52℃で2分間のアニーリング、ついで72℃で1.5分 間のプライマー延長(伸長)によるポリヌクレオチド合成を伴なっていた。増幅 したVMl暗号DNA同族体含む試料を、フェノール/クロロホルムで2回抽出 し、クロロホルムで1回抽出し、エタノールで沈殿させ、10mMのトリス−M CI、(pH,7,5)及び1■MのEDTA中で一70℃で貯蔵した。
特異な5′プライマー(2〜9、表1)を使用して、を効なりIl暗号DNA同 族体合成及び肺臓mRNAからの増幅を第3図中、レーンR17〜R24で示さ れるように行なった。増幅したcDNA(V l暗号DNA同族体)が予想され るサイズ(360bp)の主用バンドとして見られる。夫々の反応中の増幅した ■。暗号ポリヌクレオチドフラグメントの強さは明らかに類似し、これらのプラ イマーの全てが増幅を開始するのにほぼ同等に有効であることを示す、これらの プライマーによる増幅の収率及び品質は再現性があった。
また、イノシンを含むプライマーは肺臓mRNAから増幅したv11暗号DNA 同族体を再現性よく合成し、その他の増幅した!:DNA(第4図、レーンR1 G)の強さと類似する強さの予想されるサイズのフラグメントの生産をもたらし た。この結果は、イノシンの存在がまた有効なりN、A同族体合成及び増幅を可 能にすることを示した。このようなプライマーが複数の■圓暗号DNA領域のプ ライマー(プライマー11及び13、表1)から得られた増幅生産物は一層強く 、増幅がおそらく鋳型とプライマー(第4図、レーンR9)との間の高度の相同 性のために一層存効であったことを示す、これらの結果に基いて、vIl暗号遺 伝子ライブラリーを8つの増幅の生産物からつくり、夫々異なる5′プライマー を用いて行なった。夫々のプライマー延長反応からの生産物の等しい部分を混合 し、その後、混合生産物を使用してv、l暗号DNA同族体を含むベクターのラ イブラリーをつくった。
vLのDNA同族体を、上記のように調製した精gmRNAから調製した。PC R増幅に関する調製に際し、上記の実施例に従って調製したmRNAGcDNA 合成の鋳型として使用した。典型的な50μlの転写反応に於いて、まず水中の l!+!!臓またはハイブリドーマmRNA5〜loμgを65℃で5分間3’ VLプライマー(プライマー14、!!!1)300ng (50,0p−Eル ) で7二−リングした。続いて、混合物を1.5mMのdATP、dCTP。
dGTP、及びdTTP、40tM+71)リス−HCl、pH8,0゜8mM のHgC1t −S OmMのNaCJ 、及び211Mのスペルミジンに調節 した。マロニー−マウス白血病ウィルス逆転写酵素(ストラタゲン・クローニン グ・ソスナムズ)、26単位を添加し、溶液を37℃で1時間保った。PCRの 増幅を、上記のようにして生産したcDNA/RNAハイブリッド約5μg−3 ’Vtプライマー(表1のプライマー14)300ng、5’VLプライマー( 表1のプライマー15)300ng、20(1tMのdNTPの混合物、501 μlMのKCI、10領Mのトリス−HCj!、pF18.3.155MのMg C1x 、0.1%のゼラチン及び2単位のTaqDNAポリメラーゼを含む1 00μlの反応中で行なった0反応混合物を鉱油でオーバーレイし、40サイク ルの増幅にかけた。夫々の増幅サイクルは92℃で1分間の変性、52℃で2分 間のアニーリング及び72℃で1.5分間の伸長を伴なっていた。増幅試料をフ ェノール/クロロホルムで2回抽出し、クロロホルムで1回抽出し、エタノール で沈殿させ、losMのトリス−MCI、pH7,5及び1g+MのEDTA中 で一70℃で貯蔵した。
6、 ベク 一部へのDNA1) の ■、配列に冨むライブラリーをクローニングするための調製に際し、PCR増幅 生産物(2,51℃g/ 30 u lの150mMのNaCi、8mMのトリ ス−HCl (pH7,5)−6mMのl′1gSO4、l細MのDTT、20 0wg/m1のウソ血清アルブミン(BSA) 1.37℃、を制限酵素Xho (125卓位)及びEcoRl (10LJ)で偵化し1%のアガロースゲルで 精製した。増幅反応の生産物の混合物を要するクローニング実験に於いて、等容 1i(50μ!、1〜10μgの濃度〉の夫々の反応混合物を増幅の後で制限消 化の前に組合せた。消化したPCR増幅牌臓膵臓NAのゲル電気泳動後に、約3 50bpsのDNAフラグメントを含むゲルの領域を切除しミ透析膜に電気溶出 し、エタノールで沈殿させ、1O島Mのトリス−HCl、、pH1,5及び1m MのEDTA中で10ng/plの最終濃度に再懸濁した。その後、等モル量の インサートを、EcoRI及びXholにより前もって切断されたラムダZAP ”IIベクター(ストラタゲン・クローニング・シスラムダ、う・ジヲラ、CA )1pgに5℃で一夜でつないだ、連鎖混合物の一部(1μりを、ギガバンク・ ゴールド(Gigapack Gold)包装抽出物(ストラタゲン・クローニ ング・シスラムダ、う・ジョラ、CA)を用いて室導で2時間包装し、包装物質 をXLI−ブルー宿主細胞に塗布した。そのライブラリーは30%未満の非組換 えバンクグラウンドを含む2X10’個のV、同族体からなることを測定した。
上で使用したベクター、即ちラムダZapnは、もとのラムダZapの全ての特 性を保持し6個の特異なりローニング部位、融合タンパク質形賞発現、及びイン サートをファージミド(ブルースフリブ)SK−)の形態で迅速に切除する能力 を含むがSAM100突然変異を欠如し、XL、−ブルーを含む多くのノン−サ ップ(Man−3up) F採土での増殖を可能にするもとのラムダZapの誘 導体(ATCC#40,298)である、ラムダZapIIは、シテート(Sh ort) ら著、Nucleic Ac1ds Res、、161!、7583 〜760 ON、、1988年に記載されたように、ラムダZapを制限酵素N colで消化することにより生産された4254塩基対(bp)DNAフラグメ ント中に含まれるラムダS遺伝子讐置換するととによりつくった。この4254 bρDNAフラグメントを、ベクターを制限酵素N(:01で消化した後、ラム ダgtl O(ATCC#40.179)から分離されたラムダS遺伝子を含む 4254bpDNAフラグメントで置換した。ラムダgtlOから分離された4  254bpDNAフラグメントを、Current Protocols i n 11ole−cular Biolo 、アウスベル(Ausubel)ら 、編集、ジッン・ウィリイ・アンド・サップ(John Wiley and  5ons) 、N Y、1987年に記載されたこのような操作のための標準プ ロトコル及びT4DNAリガーゼを用いてもとのラムダZapベクターにつない だ。
■L配列に冨むライブラリーをクローン化する調製に際し、PCR増幅生産物2  p g (2,5mg/30 μmの150+oMのNaCj!、8μ!Mの トリス−HCf (pH7,5) 、6tMのMgSO4,1mMのDTT、2 00mg/mAのBSA、37℃)を制限酵素Ncol(30単位)及び5pe I(45単位)で消化した。消化した増幅生産Thヲ、崩n9旦り旦匹」」ユ硅 五旦匹しハ…虹、マニアチスら編集、コールド・スプリング・ハーバ−1NY、 (1,982年)に記載された通常の電気溶出技術を用いて1%のアガロースゲ ルで精製した。簡単に言えば、消化したPCR増幅住産物のゲル電気溶出の後に 、適当なサイズのvL暗号DNAフラグメントを含むゲルの領域を切除し、透析 膜に電気溶出し、エタノールで沈殿させ、10mMのトリス−)HCf、、pH 7,5及び/aMのEDTAを含む溶液中でLong/mjの最終濃度で再懸濁 したう複素の異なる■、暗号DNA同族体に相当する等モル量のDNAを、Nc oT及び5pelで前もって切断されたpブルースクリプトSK−ファージミド ベクターにつないた。連鎖混合物の一部を、製造業者の指示を用いてエピクイア ン・コリ(Epicuian Co11)χL1−ブルーコンピテント細胞(ス トラタゲン・クローニング・シスラムダ、う・ジッラ、CA)に形質転換した。
形質転換体ライブラリーは3%未満の非組換えバンクグラウンドを含む1.2X 103個のコロニー形成草位/μsのvL同族体からなることを測定した。
ラムダZapIIファージクローンを分析するために、製造業者の指示(ストラ タゲン・クローニング・システム、う・ジョラ、CA)に従ってクローンをラム ダZapからプラスミドに切除した。簡単に言えば、ファージプラークを寒天プ レートからコアを形成し、50+eMのトリス−HCl、pt17.5、loo +aMのNaC1、lomMのMg5O,、及び0.01%のゼラチンを含む緩 衝液500μ!及びクロロホルム20μEを含む無習ミクロフユージ(a+ic rofuge) 管に移した。
切除のため、ファージ原液200μl、XLI−ブルー細胞(A6@@ −1, 00) 200μ!及びR408へルバーファージ(I X 10 ”pfu/ va1) 1 、+7 jを37℃で15分間保温した。切除したプラスミドを XLl−ブルー細胞に感染させ、アンピシリンを含むLBプレートに塗布した。
二本tfi D N Aを、ホルメス()iolmes)らにより記載された方 法(Anal、 Biochem、114e、 193頁(1981年)を参照 のこと)に従ってファージミドを含む細胞から調製した。まずクローンをPνu IIまたはBgllのいずれかによる制限消化によりDNAインサートに関して スクリーニングし、想像上のvNインサートを含むクローンをサンガー(San ger)らにより記載された一般方法Proc、 Natl、 Acad、 S ci。
匹ムJ5巻、5463〜5467頁、(1977年)を参照のこと)及びストラ タゲン・クローニング・シスラムダ、う・ジテラ、CAからのAMV逆転写酵素 コ5S−dATP配列決定キットに於ける製造業者の指示に於いて与えられたこ の方法の特別の改良に従って逆転写酵素を用いて配列を決定した。
8、 クローン したV レバート1−のXhol及びEcoRIで消化されラ ムダZAPにクローン化された増輻住産物は、9.Ox 10’ pfuを育す るd DNAライブラリーをもたらした。ライブラリーがVX暗号DNA同族体 の種々の集団からなることを確かめるために、ライブラリーから任意に選ばれた 1日のクローンのN−末端120塩基を切除し配列を決定した(第5図を参照の こと)、クローンがvN遺伝子源のものであるかどうかを決定するため、クロー ン化した配列を既知のVM配列及びvL配列と比較した。クローンは既知のH鎖 源の配列と80〜90%の相同性を示し、と士μμL蛙」二立乃工!二■駐匹− lo 1cal Interest、カボント(Kabot) ら、第4編、U 、S、 Dept。
of )l@alth and Human 5cier+ces、(1911 7年)に於いて入手し得る配列と比較する時にL鎮源の配列と殆ど相同性を示さ なかった。これは、ライブラリーがLl配列の如きその他の配列に優先して所望 のV。配列に関して富化されることを示した。
集団の多様性を、配列決定クローンを予め特定したサブグループ(第5図)に分 類することにより評価した。マウス■、I配列を11のサブグループ(第5図) に分類した。マウスV。配列を、Se uence of ProLeins  of Ia+ff1unolo 1cal InterestカポントらN第4 編、U、S、 DepL、 of Health and Human 5ci ences 、(1987年):ディルドロップ(Dildrop)著、l5s uoolo Toda、5S84頁(1984年);及びプロデユア−(Bro deur) ら著、Eur、 J。
1mff1uno1.、 14 t’、922頁、(1984年)に記載された フレームワークアミノ酸配列に基く11のサブグループCI (A、B)、II  (A、 B、 C) 、m (八、B、C,D) 、V (A、B)Eに分類 する。配列決定したクローンの分類は、c DNAライブラリーが少なくとも7 つの異なるサブグループのV9配列を含むことを示した。更に、配列決定したク ローン間の相同性の対状の(pairwise)比較は、二つの配列が全ての部 分で同一ではないことを示し、配列分析により特性決定が可能である程度に集団 が異なることを示唆した。
りo−ン(L36〜50.第5図)のうちの6個はサブクラスI[[Bに属し、 非常に類領するヌクレオチド配列を有していた。これは刺激した膵臓中の一つま たは幾つかの関連する可変遺伝子から誘導されるmRNAの優勢を反映し得るが 、そのデータは増1法に於けるバイアスの可能性を除外することを許さない。
9、V ) 公 ベク − ベクター系を選択するのに使用した主な基準は、直接スクリーニングし得る最大 数のFabフラグメントを生じることの必要性であった9バクテリオフアージラ ムダを三つの理由で形質発現ベクターとして選択した。第一に、ファージDNA の試験管内パンケージングはDNAを宿主細胞に再導入する最も有効な方法であ る。
第二に、タンパク質形賞発現を単一ファージプラークのレベルで検出することが 可能である0M後に、ファージライブラリーのスクリーニングは典型的に非特異 的な結合による4点を殆ど伴なわない、別のプラスミドクローニングベクターは 、それらが同定された後に、クローンの分析にのみ臂利である。この利点はラム ダZapの使用のために本系に於いて失なわれず、それによりH鎖、Ltla、 またはFab形質発現インサートを含むプラスミドが切除されることを可能にす る。
大腸菌宿主at胞中で複数のV11t’R号DNA同族体を形質発現するために 、vslfi号DNA同族体を適当な読取り枠中に入れ、シャイン(Shine ) らにより記載されたリポソーム結合部位(Nature、254巻、34頁 、1975年を参照のこと)を与え、形質発現タンパク質をペリプラズム間隙に 送るリーダー配列を与え、既知のエピトープ(エピトープta、g)に関して暗 号化するポリヌクレオチド配列を与え、且つまたV。′R号DNA同族体とエピ トープtagに関して暗号化するポリヌクレオチドとの間のスペーサータンパク 質に関して暗号化するポリヌクレオチドを与えるベクターをつくった。上記のポ リヌクレオチド及び特徴の全てを含む合成りNA配列を、互いにハイブリッドを 形成し第6図に示された二本鎖合成りNA配列を形成する20〜40の塩基の一 重鎖ポリヌクレオチドセグメントを設計することによりつくった0個々の一本嫂 ボリヌクレオチドCN+ 〜N lx )を表3に示す。
ポリヌクレオチド2.3.9−4′、11.10−5’、6.7及び8を、夫々 のポリヌクレオチド(0,1μg/μり1μl及び20車位のT4ポリヌクレオ チドキナーゼを7jl+Mのトリス−MCI、pH1,6,10■MのMgCJ !t 、5IIIMのDTT、10mMの2ME、500μg / m Itの BSAを含む溶液に添加することによりキナーゼ処理した。そのfM液を37℃ で30分間保ち、溶液を65℃で10分間保つことにより反応を停止した。二つ の末端ポリヌクレオチド、即ちポリヌクレオチドN1及びポリヌクレオチドNN 1220nを、20.0mMのトリス−HC1pl!7.4.2.0mMのhg c*z及び50.0mMのNaC1を含む1/10容量の溶液と共に、上記のキ ナーゼ処理反応溶液に添加した。この溶液を70℃で5分間加熱し、5001! の水のビーカー中で室温約25℃に1.5時間にわたって冷却した。この期間中 に全ての10のポリヌクレオチドはアニールして第6A図に示された二本鎖合成 りNAゼインートを形成した6個々のポリヌクレオチドを友いに共有結合で連鎖 し、上記の反応液40μlを50mMのトリス−HCj、pH7,5,7xMの MgC1x 、lsMのDTT、1xMのアデノシントリホスフェート(ATP )及び10車位の74 DNAリガーゼを含む溶液に添加することにより合成り NAゼインートを安定化した。この溶液を37℃で30分間保ち、その後、溶液 を65℃で10分間保つことによりT4DNAリガーゼを失活した。末端ポリヌ クレオチドを、上記の反応液52μ!、10++MのATPを含む溶液4μl及 び5単位のT4ポリヌクレオチドキナーゼを混合することによりキナーゼ処理し た。この溶液を37℃で30分間保ち、その後、溶液を65℃で10分間保つこ とによりT4ポリヌクレオチドキナーゼを失活した。完全合成りN人インサート を、制限酵素Natr及びXhoTで前もって消化したラムダZaplIベクタ ーに直接つないだ、連鎖混合物を、ストラタゲン・クローニング・システムズ、 う・ジッラ、CAから入手し得るギガバンク■ゴールドバンキング抽出物を用い て製造業者の指示に従って包装した。包装した連鎖混合物をxL1ブルー細胞( ストラタゲン・クローニング・システムズ、サンジエゴ、CA)に塗布した0個 々のラムダZapUプラークをコア形成し、インサートを製造業者、ストラタゲ ン・クローニング・システムズ、う・ジ;う、CAにより与えられた生体内切除 プロトコルに従って切除した。この生体内切除プロトコルはクローン化したイン サートをラムダZap■ベクターからプラスミドベクターへと移動させ・容易な 操作及び配列の決定を可能にする。上記のクローニング工程の正確度を、サンガ ーら著、Proc、 Natl、 Acad、 Sci ll5A −。
74巻、5463〜5467頁、(1977年)に記載されたサンガージブオキ シド法を用い、ストラタゲン・クローニング・システムズ、う・ジ目う、CAか らのAMV逆転写酵素”5−ATP配列決定キットに於ける製造業者の指示を用 いてインサートを配列決定することによりVf1認した。得られたv、I形質発 現ベクターの配列を第6A図及び第7図に示す。
l−主 Ml) 5’ GGCCGCAAA丁τCTITTTCAAGGAGACAGT CAT 3 ’N2) 5’ AATGAAA丁ACCTATTGCCTAC[ ;GCAGCCGC丁GGATT 3 ’N5)5″ GTTATTACTCG CTGCCCAACCAGCCATGGCCC3’84) 5’ AGGTGA AACTGCτCGAGAATTCTAGACTAGGTτAATAG 3 ’ N5) 5’ 丁CGACTAtTAACτAGTC丁^GAAtTCTCGA I、3 ’N6) 5’ CAGTTTCACC丁CGGCCATGGCTGI I;TTGGG 3 ’N7) 5 ’ CAGCGAGTAATAACAAT CCAGCGGCTGCCGTAGGCAATAG 3 ’N8) 5’ GT A丁丁TCATTATGACTGTCTCCττGAAATAGAATTTGC 3’N9−4) 5’ AGGTGAAACTGCTCGAGATTTCTAG ACTAGTTACCCG丁AC3’N11) 5’ GACGTTCCGGA CTACGGTTCTTAA丁AGAATTCG 3 ’N12) 5’ τC GAC[;AATTCTATTAAGAACCGτ^II;TC3’810−5 ) 5’ CGGAACGτCCτACGGGTAACTAG丁CTAGAAA TCTCGAG 3 ’10、v ノ ベク − 大l!菌宿主細胞中で複数の■、暗号ポリヌクレオチドを形質発現するために、 vL暗号ポリヌクレオチドを適当な読取り枠に入れ、シャインらにより記載され たようなリポソーム結合部位(Nature 、254 je、34頁(197 5年)に参照のこと)を与え、形質発現タンパク質をペリプラズム間隙に送るリ ーダー配列を与え、且つまた■、ポリヌクレオチドとエピトープtagに関して 暗号化するポリヌクレオチドとの間のスペーサータンパク質に関して暗号化する ポリヌクレオチドを与えるベクターをつくった。
上記のポリヌクレオチド及び特徴の全てを含む合成りNA配列を、互いにハイブ リッドを形成し第6B図に示された二本鎮合成りNA配列を形成する20〜40 の塩基の一本鎖ポリヌクレオチドセグメントを設計することによりつくった0個 々の一本鎖ポリヌクレオチド(N、〜Ng)を表3に示す。
ポリヌクレオチドN2、N3、N4、N6、N7及びNaを、夫々のポリヌクレ オチド1μl及び20車位のT4ポリヌクレオチドキナーゼを70mMのトリス −HCj、pE7.6.1(1+MのMgCjz 、 5mMのDTT、I O a+Mの2ME、500μg/@lのBSAを含む溶液に添加することによりキ ナーゼ処理した。その溶液を37℃730分間保ち、溶液を65℃で10分間保 つことにより反応を停止した。二つの末端ポリヌクレオチド、即ちポリヌクレオ チドN1及びポリヌクレオチドN5 20ngを、20.0mMのトリス=HC !、PH7,4,2,0讃Mの?11ICi及び50.0−MのNaC1を含む 1/10容量の溶液と共に、上記のキナーゼ処理反応溶液に添加した。この溶液 を70℃で5分間加熱し、50〇−2の水のビーカー中で室温約25℃に1.5 時間にわたって冷却した。この期間中に全てのポリヌクレオチドはアニールして 二本鎖合成りNAベインートを形成した0個々のポリヌクレオチドを互いに共有 結合で連鎖し、上記の反応液40μlを50aMのトリス−HelpH7,5, 7mM(DrIgCjz 、1++MのDTT、1mMのATP及び10単位の T4DNA!Jガーゼを含む溶液に添加することにより合成りNAベインートを 安定化した。この溶液を37℃で30分間保ち、その後、溶液を65℃で10分 間保つことによりT4DNAリガーゼを失活した。末端ポリヌクレオチドを、上 記の反応液52μl、10−MのATPを含む溶液4μl及び5単位のT4ポリ ヌクレオチドキナーゼを混合することによりキナーゼ処理した。この溶液を37 ℃で30分間保ち、その後、溶液を65℃で10分間保つことによりポリヌクレ オチドキナーゼを失活した。完全合成りNAベインートを、制限酵素Notl及 びXhoIで前もって消化したラムダZapUベクターに直接つないだ、連鎖混 合物を、ストラタゲン・クローニング・シスラムダ、う・ジョラ、CAから入手 し得るギガバック■ゴールドバッキング抽出物を用いて製造業者の指示に従って 包装した。包装した連鎖混合物をXLIブルー細胞(ストラタゲン・クローニン グ・シスラムダ、う・ジテラ、CA)に塗布した0個々のラムダZapnプラー クをコア形成し、インサートを製造業者、ストラタゲン・クローニング・シスラ ムダ、う・ジ!う、CAにより与えられシッートら著Nucleic Ac1d s Res、 16巻、7583〜’7600頁198B年に記載された生体内 切除プロトコルに従って切除した。
この生体内切除プロトコルはクローン化したインサートをラムダZapnベクタ ーからプラスミドベクターへと移動させ、容易な操作及び配列の決定を可能にし 、またvL形質発現ベクターのファージミド変種を生産する。上記のクローニン グ工程の正確度を、サンガーら著、Proc、 Natl、 Acad、 Sc i LISA 、 74巻、5463〜5467頁、(1977年)に記載され たサンガージ、デオキシド法を用い、ストラタゲン・クローニング・シスラムダ 、う・ジ!う、CAからのAMV逆転写酵素”5−dATP配列決定キットに於 ける製造業者の指示を用いてインサートを配列決定することにより確認した。得 られたV、形質発現ベクターの配列を第6図及び第8図に示す。
■Lライブラリーをつくるのに使用したvL形質発現ベクターは、vL形賞発現 ベクターのDNAが決定されることを可能にするために生産されたファージミド であった。上で詳述されたように、ファージミドをラムダZap VL形質発現 ベクター(第8図)からの生体内切除法により生産した。このベクターのファー ジミド変種を使用した。何となれば、NcoI!IJ限酵素部位はこの変壇中で 特異であり、こうしてvLDNA同族体を形質発現ベクターに操作上連鎖するの に使用し得たからである。
11、VI[−) ベク − 大腸if宿主細胞中で複数の■、暗号DNA同族体を形質発現するために、■、 暗号DNA同族体を過当な読取り枠中に入れ、シャインらにより記載されたよう なリポソーム結合部位(肱組匹、254巻、34頁、1975年を参照のこと) を与え、ライ(Lei)ら(ム」匹、、169巻、4379頁(1987年)) 及びペター(Better)ら(Science 、 240!’、1041頁 (1988罠))により大腸菌中でFabフラグメントをうまく分泌するのに従 来使用されていたPa1B遺伝子リーダー配列を与え、且つまたクローニングの ための制限エンドヌクレアーゼ部位を含むポリヌクレオチドを与えるベクターを つくった。上記のポリヌクレオチド及び特徴の全てを含む合成りNA配列を、互 いにハイブリッドを形成し、第10図に示された二本鎖合成りNA配列を形成す る20〜60の塩基の一末鎖ボリヌクレオチドセグメントを設計することにより つくった。二本鎖合成りNA配列内の夫々側々の一本鎖ポリヌクレオチド(01 〜08)の配列を表4に示す。
ポリヌクレオチド02.03.04.05.06及び07を、夫々のポリヌクレ オチド(0,1μg/μm)1μl及び20単位のT4ポリヌクレオチドキナー ゼを70mMのトリス−HCj。
al17.6.105Mの塩化マグネシウム(MgCjz)、5sMのジチオス レイトール(DTT) 、10+mMの2−メルカプトエタノール(2ME)  、500μg/wr1のウシ血清アルブミンを含む溶液に添加することによりキ ナーゼ処理した。その溶液を37℃で30分間保ち、溶液を65℃で10分間保 つことにより反応を停止した。二つの末端ポリヌクレオチド、ol及び08の夫 々2011gを、20.0μMのトリス−HCl、pH1,4,2,0mMの? Igl、及び15.0mMの塩化ナトリウム(NaCj! )を含む1/10容 量の溶液と共に、上記のキナーゼ処理反応溶液に添加した。この溶液を70℃で 5分間加熱し、50 IJslの水のビーカー中で室温約25℃に1,5時間に わたって冷却した。この期間中に全ての8のポリヌクレオチドはアニールして第 9図に示された二本鎖合成りNAベインートを形成した0個々のポリヌクレオチ ドを互いに共有結合で連鎖し、上記の反応8!40μlを501Mのトリス−H Cl、p)17.5.7mMのvlgClz 、IIIMのDTT、1mMのA TP及び10単位のT4DNAリガーゼを含む溶液に添加することにより合成り  N Aインサートを安定化した。この溶液を37℃で30分間保ち、その後、 溶液を65℃で10分間保つことによりT4DNAリガーゼを失活した。末端ポ リヌクレオチドを、上記の反応液52μl、10−MのATPを含むf4液4μ l及び5jIL位のT4ポリヌクレオチドキナーゼを混合することによりキナー ゼ処理した。この溶液を37℃で30分間保ち、その後、溶液を65℃で10分 間保つことによりT4ポリヌクレオチドキナーゼを失活した。完全合成りNAベ インートを、制限酵素Notr及びXholで前もって消化したラムダZapH ベクターに直接つないだ、連t!混合物を、ストラタゲン・クローニング・シス テムズ、う・ジッタ、CAから入手し得るギガパ、り■ゴールドバッキング抽出 物を用いて製造業者の指示に従って包装した。包装した連鎖混合物をXLIブル ー細胞(ストラタゲン・クローニング・システムズ、う・ジッタ、CA)に2a した0個々のラムダZapf!プラークをコア形成し、インサートを製造業者、 ストラタゲン・クローニング・システムズ、う・ジッタ、CAにより与えられた 生体内切除プロトコルに従って切除した。この生体内切除プロトコルはクローン 化したインサートをラムダZapnベクターからプラスミドベクターへと移動さ せ、容易な操作及び配列の決定を可能にする。上記のクローニング工程の正確度 を、ストラタゲンクローニング・システムズ、う・ジ曹う、CAからのAMV逆 転写酵素”5−dATP配列決定キットに於ける製造業者の指示を用いてインサ ートを配列決定することにより確認した。得られた■L■形質発現ベクターの配 列を第9図及び第11図に示す。
l−玉 01) 5 ’ 34TGAATTCTAAACTAGTCGCCAAGGAG ACAGTCA7 3 ’02) 5 ’ AATGAAATACCTA丁TG CCTACGGCAGCCGCTGGATT 3 ’03) 5’ GTTAT TACTCGCTGCCCAACCAGCCA丁GGCC3’04) 5’ G AGC丁CGTCAGTTCTAGAGTTAAGCGGCCG 3 ’05)  5’ GTATTTCATTATGACTGTCTCCTTGGCGAC丁A GT丁TAGAA−TTCAAGCT 3 ’ 06) 5’ CAGCGAGTAATAACAA丁CCAGCGGCTGCC GTAGGCAATAG 3 ’07) 5’ TGACGAGCTCGGCC ATGGCTGGT丁GGr、3’08) 5 ’ TCGACGl、CCGC TTAACTCTAGAAC3’12、■ +■ −イブーリー v糎配列に冨む形質発現ライブラリーを調製するために、v8配列に冨むD N  A同族体を、5′プライマーの同じ組を使用するが3′プライマーとしてプラ イマー12A(表1)を用いて実施例6に従って調製した。その後、これらの同 族体を制限酵素Xhol及び5pelで消化し、血1ecular C]oni +王土当坦旺紅吐り匝匹虹、マニアチスらJjLコールド・スプリング・ハーバ −1NY。
(1982年)に記載された通常の電気溶出技術を用いて1%の7ガロースゲル で精製した。その後、これらの調製したv、lDNA同族体を、Xbal及び5 peTで前もって消化されたV、形質発現ベクターに直接挿入した。
vXDNA同族体を含む連鎖混合物を、ギガバック・ゴールド■バッキング抽出 物(ストラタゲン・クローニング・システムズ、う・ジッタ、CA)を使用して 製造業者の仕様書に従って包装した。その後、形質発現ライブラリーをXL−1 ブルー細胞に塗布されるように!1!傭した。
■L配列に冨むライブラリーを調製するために、■、配列に冨むPCI’lli 生産物を実施例6に従って調製した。これらのvLDNAlDNA同族体素Nc ol及び5peIで消化した。消化したVL DNA同族体を、Mo1ecul ar C1onin A Laborator Manualsマニアチスラ編 集、コールド・スプリング・ハーバ−1NY(1982年)に記載された通常の 電気溶出技術を用いて1%のアガロースゲルで精製した。tI製したvLDNA lDNA同族体酵素Ncol及び5peIで前もって消化されたVt形形見発現 ベクター直接挿入した。VLDNAlDNA同族体鎖混合物を、製造業者(スト ラタゲン・クローニング・システムズ、う・ジップ、CA)の指示を用いてXL −1ブルーコンピテント細胞に形質転vL配列に冨むライブラリーをクローン化 するための調製に於いて、PCR増幅生産物(2,5μg/30μlの150m MのNaCf、8mMのトリス−MCI (pH7,5) 、6++MのMg5 Oa 、1−MのDTT、200Mg/a+jのBSA、37℃を、制限酵素5 acl(125単位)及びXbaI(125j1位)で消化し、154のアガロ ースゲルで精製した。増幅反応の生産物の混合物をa・要とするクローニング莫 験に於いて、等容量(50μ!、1〜10μg濃度)の夫々の1反tJfA金物 を増幅の後で制限消化の前に組合せた。7%i化したPCR増輻牌臓膵臓NAの ゲル電気泳動の後に、約350bpのDNAフラグメントを含むゲルの領域を切 除し、透析膜に電気溶出し、エタノールで沈殿させ、10++Mのトリス−HC l、pH1,5及び1μMのEDTAを含むTE溶液中で5Oag/μlの最終 1度に再懸濁した。
■1形質発現DNAベクターを、このDNA100μgを夫々250単位の制限 エンドヌクレアーゼ5acl及びXbal(両方ともボーリンガ−・マンハイム (Boehringer ManKlheim ) 、インジアナポリス、IN から入手した)並びに製造業者により推奨された緩衝液を含む溶液に添加するこ とによりクローン化のために調製した。この溶液を37℃で1.5時間保った。
キの溶液を65℃で15分間保って制限エンドヌクレアーゼを失活した。溶液を 30℃に冷却し、製造業者の仕様書に従って熱死滅性(heat−マジソン、W l)25単位及びCaCjgをそれに添加した。この溶液を30℃で1時間保っ た。その溶液をフェノールとクロロホルムの混合物で抽出し、続いてエタノール で沈殿させることにより精製した。今ここに、■、■形質発現ベクターが、上記 の実施例で調製したvLDNAlDNA同族体のために準備された。
■L配列に冨むDNA同族体を、表2に示された3 ’ LtJtライマー及び 5/L鎖プライマーを使用して実施例5に従って調製した0個々の増幅反応を、 3 ’ L、nプライマーと組合せて夫々の5’L鎖プライマーを使用して行な った。これらの別個のvL同族体を含む反応混合物を混合し、実施例6に従って 制限エンドヌフレアーゼ5acl及びXbaTで消化した。vL同族体を、Mo 1e−組lar汀並圏L[n匝■旦■」鉦■し、マニアチスら、編集、コールド ・スプリング・ハーバ−1NY、(1982年)に記載された通常の電気溶出技 術を用いて1%のアガロースゲルで精製した。その後、これらの調製したvLD NA同族体を、3モルのVLDNA同族体インサートを各モルのvL■形質発現 ベクターと5℃で一夜つなぐことにより、上で調製された5acl −Xba開 裂vLII形質発現ベクターに直接挿入した。DNAをギガパック…ボールド( ストラタゲン・クローニング・システムズ、う・ジヨウ、CA)で包装した後、 3X10’のプラーク形成単位を得、石筆ム 実施例13で調製した■、■形質発現ライブラリーを増幅し、vL■形質発現ラ イブラリーファージDNA500MgをMo1ecular C1onin : A Laborator ManuaL:sマニアチスらS編集コールド・スプ リング・ハーバ−1NY(1982年)に記載された操作を用いて増幅ファージ 原液から調製した。このVL■形賞発現ファージDNA50μgを、エンドヌク レアーゼ製造業者により供給された緩衝液200.uj!中に100単位のML u I制限エンドヌクレアーゼ(ボーリンガ−・マンハイム、インジアナポリス 、IN>を含む溶液中で37℃で1.5時間保った。その後、溶液をフェノール とクロロホルムの混合物で抽出した。その後、DNAをエタノールで沈殿させ水 100μl中で再懸濁した。こ量200μl中の100単位の制限エンドヌクレ アーゼEcoRI(ボーリンガ−・マンハイム、インジアナポリス、IN)と混 合した。この溶液を37℃で1.5#間保ち、その後、溶液をフェノールとクロ ロホルムの場合物で抽出した。DNAをエタノールで沈殿させ、DNAをTE中 で再懸濁した。
実施例12でtlii製したVN形賞発現ライブラリーを増幅し、■買形質発現 ライブラリーファージDNA500Mgを上で詳述した方法を使用して調製した 。■8形形質現ライブラリーファージDNA50μgを、エンドヌクレアーゼ製 造業者により供給された緩衝液200pl中に100車位のHind![1制限 エンドヌクレアーゼ(ボーリンガ−・マンハイム、インジアナポリス、fN)を 含む溶液中で37℃で1.5時間保った。その後、その溶液を、0.1Mのトリ ス−HCl、pH7,5で飽和されたフェノールとクロロホルムの混合物で抽出 した。その後、DNAをエタノールで沈殿させ水100μl中で再懸濁した。こ の溶液を、製造業者により規定された成分を含む緩衝液の最終容量200μ!中 の100単位の制限エンドヌクレアーゼEcoRI(ボーリンガ−・マンハイム 、インジアナポリス、IN)と混合した。この溶液を37℃で1.5時間保ち、 その後、溶液をフェノールとクロロホルムの混合物で抽出した。DNAをエタノ ールで沈殿させ、DNAをTE中で再懸濁した。
制限消化したVM形質発現ライブラリー及び■L■形賞発現ライブラリーを一緒 につないだ、連鎖反応は、ストラタゲン・クローニング・システムズ(う・ジヨ ウ、カリフォルニア)から購入した連鎖キット中に供給された試薬を使用する1  0plの反応液中にVXllJg及び■、■ファージライブラリー1μgから なっていた。4℃で16時間の連鎖後に、つながれたファージDNA1μlをギ ガバック・ゴールド■包装抽出物で包装し、製造業者の指示に従って調製された XLI−ブルー細胞に塗布した。得られた3X10”のクローンの一部を使用し て組合せの有効性を測定した。得られたVIl及びvL形質発項ベクターを第1 1図に示す。
V、及びVLの両方を含むクローンを、シッートら著、NucleicAcid  Re5earch 、16巻、7583〜7600頁(1988年)に記載さ れた試験管内切除プロトコルを用いてファージからpブルースクリプトに切除し た。切除のために選ばれたクローンはデカペプチドtagを形質発現し、2++ +MのI PTGの存在下にX−galを開裂せず、こうして白色のままであっ た。これらの特徴を備えたクローンはライブラリーの30%に相当した。切除の ために選ばれたクローンの50%は制限分析により測定されるようにVつ及びV 、を含んでいた*VIIライブラリー中のクローンの約30%はデカペプチドt agを形質発現しvL■ライブラリーのクローンの50%はV、配列を含んでい たので、組合せライブラリー中のクローンの15%以下はvNクローン及びvL クローンの両方を含むことが予想された。得られた実際の数はライブラリーの1 5%であり、組合せの方法が非常に有効であることを示した。
15、 VM ム 7パ のた (DDNA (7)V、抗原結合タンパク質に 関して暗号化するDNA同族体を含む個々のクローンを分離するために、実施例 11に従ってiI製したvI+形質発現ライブラリーの力価を測定した=このラ イブラリー滴定を、当業者に公知の方法を用いて行なった。簡単に言えば、ライ ブラリーの連1%釈液を100■MのNaCj、50■Mのトリス−HCl、p H1,5及びlO+MのMg5Oaを含む緩衝液中でつくった。夫々の希釈液1 0μEを指数的に増殖する大腸M細胞200piに添加し、37℃で15分間保 ってファージを細菌細胞に吸収された。上部の寒天3wh1は5g/jのNaC J、2g/11のMg5O,,5g/jノ酵母エキス、10 g/1(DNZ7 ミン(カゼイン加水分解産物)及び0.7%の融解した50℃のアガロースから なっていた。ファージ、細菌及び上部の寒天を混合し、その後、予め温めた細菌 寒天プレート(5g/j!のNaC1,2g/lのFIgSO,,5g/I−の 酵母エキス、10 g/jのNZチアミンカゼイン加水分解産物)及び15g/ j!のジフコ寒天)の表面に均等に分布させた。プレートを37℃で12〜24 時間保ち、その期間中にラムダプラークが細・菌ローン上で発生した。ラムダプ ラークを計数してもとのライブラリー中の1m1当りのプラーク形成単位の合計 数を測定した。
その後、滴定した形質発現ライブラリーを、複製フィルターがライブラリーから つくれるようにプレートアウト(plate out) した、複製フィルター は、関係する抗原結合タンパク質を形質発現しているライブラリー中の個々のク ローンをその後に分離するのに使用される。N単に言えば、150mmのプレー ト当り20.000のプラークを生じる容量の滴定したライブラリーを、指数的 に増殖する大腸菌細胞600μlに添加し、37℃で15分間保ってファージを 細mm胞に吸収させた。その後、上部の寒天7.5mlを、細菌細胞及び吸収フ ァージを含む溶液に添加し、全混合物を予め温めた細菌寒天プレートの表面に均 等に分布させた。この方法を、ライブラリーサイズに少なくとも等しい合計数の プラークをプレートアウトするのに充分な数のプレートに関して繰返した。その 後、これらのプレートを37℃で5時間保った。その後、プレートを、10mM のイソプロピル−β−D−チオガラクトピラノシド(IPTG)を含む溶液で前 処理されたニトロセルロースフィルターでオーバーレイし、37℃で4時間保っ た。プレートに対するニトロセルロースフィルターの配向を、フィルターを遣っ て数ケ所で細菌プレートに至る防水インク中に浸漬されたニードルで穴をあける ことによりマークした。ニトロセルロースフィルターをピンセントで取り出し、 20謬Mのトリス−HCl、I)H7,5,150纏MのNaC1及び0.05 %モノラウレート(トゥイージー20)を含むTBS’l液中テ1 回t51[ Lf、 tり、10mMのIPTOを含む溶液中で浸軟された第二ニトロセルロ ースフィルターを細菌プレートに再度通用して二重フィルターをつくった。
フィルターをTBSTの新しい溶液中で15分間更に洗浄した。
その後、フィルターを、20mMのトリス−HCl、、p)+7.5.150m MのNaCl及び1%のBSAからなるブロッキング溶液中に入れ・室温でIF #間攪拌した。ニトロセルロースフィルターを、−次抗体のl:500希釈液を 含む新しいブロフキング?8液に移し、室温で少なくとも1時間にわたって穏か に攪拌した。フィルターを一次抗体を含む溶液中で攪拌した後、フィルターを7 83丁中で毎回5分間で3〜5回洗浄して残留の未結合−次抗体を除去した。フ ィルターを新しいプロフキング溶液及びアルカリホスファターゼ接合二次抗体の 1:500〜1:1000希釈液を含む溶液に移した。フィルターを、その溶液 中で室温で少なくとも1時間にわたって穏かに攬捗した。フィルターをTBST の溶液中で毎回少なくとも5分間で3〜5回洗浄して残留の未結合二次抗体を除 去した。フィルターを、20mMのトリス−MCI、pH7,5及び1’505 MのNaClを含む溶液中で1回洗浄した。フィルターをこのfJ液から取り出 し、過剰の水分を濾紙でそれらから吸い取った。フィルターを、1005Mのト °ノスーHC1、pH9,5,100mMのNaC1,5mMの門KC1t 、 0.3w5g/mAのニトロフ゛ル−テトラゾリウム(N B T)及びO,1 5ax/wr lの5−ブロモ−4−クロロ−3−インドリル−ホスフェート( BCI F) をtむ溶液中に室温で少なくとも30分間入れることにより発色 させた。
残留発色溶液を、205Mのトリス−HCl、pH1,5及び150mMfZ) Mailを含む溶液でフィルターからすすいだ、その後、フィルターを20aM のトリス−MCI、pH2,9及び1−N1のEDTAからなるス)7プ溶液中 に入れた0強い紫色の発色が陽性の結果を示す、フィルターを使用して所望のタ ンパク質を生産したファージプラークを配置する。そのファージプラークを分離 し、その後、更に分析するために1殖させる。
−次抗体及び二次抗体の幾つかの興なる組合せを使用した。第一の組合せは、V +1抗原結合タンパク質が翻訳の解読を■□抗原タンパク賃に共有結合で付着さ れるデカペプチドエビトープを含むようにさせるのに適当な読取り枠で形質発現 される場合にのみ形質発現されるデカペプチドに対して免疫特異的な一次抗体を 使用した。このデカペプチドエビトープ及びこのデカペプチドエビトープに対し 免疫特異的な抗体は、グリーン(Green) ら著、皿2BS、477頁(1 982年)及びニーマン(Niemann)ら著、Proc、 Nat、 Ac ad、 Sci υS、A、801!、4949頁(1983年)に記載されて いた。認識されたデカペプチドの配列を第11図に示す、デカペプチドに対し免 疫特異的であるモノクローナル抗体のm能上の均等物はグリーンらの方法及びニ ーマンらの方法に従って調製し得る。この−次抗体と共に使用した二次抗体は、 ヤギ抗マウスIgG (フィッシャ−・サイエンティフック(FisherSc ientific)であった、この抗体はマウスIgGの一定の領域に対して免 疫特異的であり、Hlの可変領域の部分を認識しなかった。−次抗体及び二次抗 体のこの特別な組合せは、上記のプロトコルに従って使用された場合に、クロー ンの25%〜309Aがデカペプチドを形質発現していることを測定し、それ故 これらのクローンはまたvM抗抗原結合タンパクモ形質発現していることが推定 された。
別の&lせに於いて、抗デカペプチドマウスモノクローナル抗体を一次抗体とし て使用し、ストラタゲン・クローニング・シスラムズ、う・ジッラ、CAからピ コブルー免疫スクリーニングキットの部分として市販されるアフィニティー精製 ヤギ抗マウス15を二次抗体として使用した。この組合せは多数の偽陽性クロー ンを生じた。何となれば、二次抗体がまたH([の■8と免疫反応したからであ る。それ故、この抗体はv、lタンパク質を形質発現する全てのクローンと反応 し、−次抗体と二次抗体のこの組合せは適当な読取り枠中の■9ポリヌクレオチ ドを含むクローンを特異的に検出せず、こうしてデカペプチドの形質発現を可能 にする。
−次抗体が螢光性イソチオシアネート(FITC)、に接合される場合に、−次 抗体と二次抗体の幾つかの組合せが使用され、こうして抗体の免疫特異性は重要 ではなかった。何となれば、抗体が予め選択された抗原(F jTC)に接合さ れ、形質発現ライブラリー中のクローンにより生産されるvjI抗原結合タンパ ク質により結合されるべきものはその抗原であるからである。この−次抗体が有 効に結合された後、それはFITC接合マウスモノクローナル抗体p 2 57 64 (ATCC#HB−9505)である。
この−次抗体と使用される二次抗体は、Antibodies A Labor atorハ匹虹、バーロウ(Harlow)及びロウ(Lo@e)、編集、コー ルド・スプリング・ハーバ−2NY、(1988年)に記載された方法を用いて アルカリホスファターゼに接合されたヤギ抗マウス1gk(フィッシャー・サイ エンティフィック、ピッツバーグ、PA)である、■に形質発現ライブラリー中 の特別なりローンが一次抗体に共有結合でカンブリングされたFrFCを結合す るv、I結合タンパク賀を形質発現する場合、二次抗体が特異的に結合し、発色 される場合アルカリホスファターゼは明瞭な紫色を生じさせる。
その型の抗体の第二の組合せは、FTTC接合ウサギつヒトIgG(フィッシャ ー・サイエンティフィック、ピンッパーグ、PA)である−次抗体を使用する。
この−次抗体と共に使用される二次抗体は、h匹劫旦戯二り土山l副二1虹L」 シー11、バーロウ及びレーン、編集、コールド・スプリング・ハーバ−、NY 、 (1988年)に記載された方法を用いてアルカリホスファターゼに接合さ れたヤギ抗ウサギIgGであるsVM形賞発現ライうラリー中の特別なりローン が一次抗体に接合されたFITCを結合するv、I結合タンパク質を形質発現す る場合、二次抗体は特異的に結合し、発色される場合アルカリホスファターゼは 明瞭な紫色を生じさせる。
その他の一次抗体は、FITCと1!5Iの両方に接合されたマウスモノクロー ナル抗体p 2 5764 (ATCC#HB−9505)であった、その抗体 は形質発現されたいずれかのvN抗原結合タンパク質により結合される。その場 合、抗体はまた10Iでラベルされるので飄アルカリホスフッターゼに接合され る二次抗体を使用する代わりにフィルターのオートラジオグラムがつくられる。
オートラジオグラムのこの直接の生産が関係のあるVM抗抗原結合タンパクモ形 質発現するライブラリー中のクローンの分離を可能にする。
16、 ムFマ る■ びV のためのDNAa坐立里 抗原結合Fマを形成するVお及びvLに関して暗号化するDNA同族体を含む個 々のクローンを分離するため、vH及びvL形質発現ライブラリーを実施例15 に従って滴定した。その後、滴定した形賀発現うイプラ、リーを、実施例15に 記載された方法を用いてv真で形質発現されたデカペプチドtagの存在に関し てスクリーニングした。その後、DNAをデカペプチドtagを形質発現するク ローンから調製した。このDNAを制限エンドヌクレアーゼPvuIIで消化し て、これらのクローンがまたVL DNA同族体を含むか否かを測定した。Pv un制限エンドヌクレアーゼフラグメントの一層遅い移行は、特別なりローンが vxDNA同族体及びVLDNA同族体の両方を含むことを示した。
V、DNA同族体及びvLDNA同族体の両方を含むクローンを分析して、これ らのクローンがVIIDNA同族体及びVtDNA同族体から組立てF!タンパ ク質分子を生産するか否かを測定した。
vIl及びvLの両方を含むクローン中に生産されたFマタンパク質フラグメン トを、クローン中に形質発現された放射能でラベルしたタンパク質の免疫沈殿に より視覚化した。100μg/μlのアンピシリンを含むLBブロース(5g/ jの酵母エキス、Log/ffiのトリプトン及び10g/lのNaC1、pH 7,0)の培養液に、V、及び■、を含むプラスミドを含む大腸菌を接壇した。
培養液を、550n(至)で測定される光学密度が0.5になるまで振とうしな がら37℃に保ち、その後、培養液を3. OOOgで10分間遠心分離し、メ チオニンまたはシスティンを含まずアミノ酸で補給されたM9培地50mj(6 g/lのNag)IPOe 、3 g / 10KH,PO,,0,5g/jの NaC1,1g/lのNIl、CI、2 g/lのグルコース、2+aMのMg SO4及び0.1mMのCaC1f)中に再懸濁した。この溶液を37℃で5分 間保ち、その1Hso、−とじての3S3(−−ニー・イングランド・ヌクレフ  −(New England Nuclear)、ボストン、MA)0.5m C1を添加し、その溶液を37℃で更に2時間保った。その後、溶液を3000 Xgで遠心分離し、上澄液を廃棄した。得られた細N細胞ベレントを凍結し、融 解し、その後40箇Mのトリス、pH8,0,1001Mの匣垢及び1−MのE [lTAを含む溶液中で再!II!濁した。その溶液を110000Xで10分 間遠心分離し、得られたベレットを廃棄した。上澄液を抗デカペプチドモノクロ ーナル抗体10μ!と混合し、氷上で30〜90分間保った。セファローズビー ズ(ファーマシア(Pharmacia)、ビス力タウエイ(Pfcatawa y)、NJ)に結合されたプロティンG40μlをその溶液に添加し、添加溶液 を氷上で30分間保って免疫沈殿物を生成させた。溶液を10.OOOXgで1 0分間遠心分離し、得られたベレットを100mMのトリス−HCl、pH7, 5を含む溶液1mji中に再@濁し、10,000Xgで10分間遠心分離した 。この操作を2回繰返した。得られた免疫沈殿ペレフトを、製造業者の指示に従 ってファストゲル・ホモシナウス(Phast Gel Ilosogenot +s) 20ゲル()7−マシ7、ビス力タウェイ、NJ)に装填した。ゲルを 乾燥し、X線フィルムを露出するのに使用した。
得られたオートラジオダラムを第12図に示す0組立てF、分子の存在は、免疫 沈殿させられた■1の存在によりわかる。何となれば、それは沈殿する抗体によ り11%される■。−デカペプチドtagに付着されたからである。
バクテリアファージラムダS遺伝子は、リーダー(Reader)ら著、亘匹旦 ■、43巻、607〜622頁(1971年)に記載されるように溶菌に直接関 与されると示されていた。S遺伝子は、ガレ7ト(Garrett) ら著、4 .44巻、886〜892頁(1982年)に記載されているようにそれがペプ チドグリカンを分解する場合に細胞の周辺賞中へのR遺伝子生産物の放出を10 7アミノ酸ポリペプチドを暗号化する。81性S遺伝子変異体(S+。、SAM 5)は、正常なSタンパク質膜チャンネルの形成を妨害し、こうして細胞溶解を 防止すると示された突然変異である。
ラアブ(Raab)ら著、J、 Mo1. Biol、199%、95〜105 頁(1988年)を参照のこと、この変異体S遺伝子は優性である。
何となれば、それが形質発現される場合に、野生型Sタンパク質の存在下であっ ても、それは細菌細胞の溶解を防止するからである。また、S、。。SAM5優 性突然変異はアンバー変異を含み、それ故、変異体Sタンパク質が生産されるた めに細菌細胞中のサプレッサーtRNAの形質発現を必要とする。更に、このア ンバー変異は溶解しないで変異体S遺伝子構成物を含む細菌の増殖を可能にする 。何となれば、このアンバー抑制tRNAなしでは、ll能脆性遺伝子タンパク 質が生産されないからである。
ラムダZap 5a−5からの優性S遺伝子を、ポリメラーゼ鎖反応を使用して 分離した。簡単に言えば、ラムダZap Sam5DNAを、Mo1ecula r C1oni : A Laborator Manual、マニアチスら島 編集、コールド・スプリング・ハーバ−2NY(1982年)に記載された方法 を用いて分離した。ラムダZap Sam5DNAO,1p gを、プライマー RG15(表5)150n(及びプライマー RGI 6 (!!5) 150 ag、夫々0.25+*MのdTTP、dCTP、dGTP、及びdATP ( dNTPs) 、50mMのKCj、10a+Mのトリス−HCl、 pH8, 3,1,5wMのMgCj ’、及び0.15%の無菌ゼラチンを含む緩衝液と 混合した。得られた溶液を91℃に5分間加熱し、その後54℃の水浴中に5分 間入FLり、0.5μlのTaqポリメラーゼ(パーキン・エルマー−セタス( Perkin Elser−Cetus)、ノーウオーク、CT)を添加し、そ の溶液を鉱油の層でオーバーレイした。
その後、その溶液をDNTサーマル・サイクラ−(ThermalCycler ) (パーキン・エルマー−セタス、ノーウオーク、CT)に入れ、下記の温度 及び時間条件に暴露した。(1)プライマー延長を可能にするために72℃で2 分間、(2)二重らせんDNAを熱変性するために91℃で1分間、及び(3) −末鎖の核はをハブリッド形成させるために54℃で2分間、同溶液を、製造業 者の指示に従って合計30のサイクルのために工程(1)、(2)及び(3)の 更なるサイクルに暴露した。その後、サイクルした溶液を72℃で10分間保ち 、その後使用するまで4℃で貯蔵した。
上記のポリメラーゼ鎖反応により生産された変異体S遺伝子DNAを制限エンド ヌクレアーゼHind!I[及びBglIIで消化した。
簡単に言えば、上で生産されたポリメラーゼ額反応生成物の半分をフェノール抽 出、その後のエタノールによる沈殿により精製した。その後、DNAを、100 +MのNaC1,10mMのトリス−HC1PH7,7,19−Mの?IgC1 x 、lsMのDTT、1100p/1allのBSA、20単位のHfndf fl及び10単位のBgllIを含む溶液と混合した。この溶液を37℃で1時 間保った。この制限エンドヌクレアーゼ消化の効率を、Current Pro tocols in?Iolacular Biolo 、アウスベルら、編集 、シラン・ウィリイ・アンド・サッズ(John Wiley and 5on s) 、NY (1987年)に記載された方法に従ってゲル電気泳動により測 定した。
ポリメラーゼ鎖反応生成物の半分を制限エンドヌクレアーゼ5au3A及びBg lIIで消化した。簡単に言えば、DNAを、100mMのNaCj!、10m Mのトリス−HC1pH7,7,10mMのMgCf 2 、l mMのDTT  、I OQ tt g/rn12のウシ血清アルブミン(BSA) 、101 1位の5auaA、及び10単位のBglI[(ストラタゲン、う・ジッラ、C A)を含む緩衝液と混合した。この溶液を37℃で1時間保った。この制限エン ドヌクレシス消化の効率をゲル電気泳動により測定した。
スプリング・ハーバ−1NY (,1982年)に記載された操作にスプリング ・ハーバ−1NY(1982年)に記載された方法に従って電気溶出によりアガ ロース薄片から精製した。電気溶出したDNAをフェノール抽出、その後のエタ ノールによる沈殿により精製した。
変異体S遺伝子を、制限エンドヌクレアーゼHindI[[及びBamHIで前 もって消化されたpブルースクリプトKS+ (ストラタゲン)に挿入した。簡 単に言えば、pブルースクリプトKS+を、100mMのNaC1!、100M のトリス−HCl!、pH7,7,10mMのMgCf t 、I m?−1の DTT、100 u g/rnl!のB S A、40単位のBamHI及び4 0単位のHind[[(ストラタゲン)を含む緩衝液と混合した。この溶液を3 7℃で1時間保った。pブルースクリプトKS+を含む溶液を、その後、トリス −HCl、pH8,0を0.1Mの最終fAIまで添加することによりp)18 .0に調節した。子ウシの腸アルカリホスファターゼ(ストラタゲン)5単位を 、この溶液に添加し、その溶液を37℃で30分間保った。その後、子ランの腸 アルカリホスファターゼを、その溶液を65℃で10分間保つことにより失活し た。その後、pブルースクリプトKs+を、フェノール抽出、その後のエタノー ルによる沈殿により精製した。その後、制限エンドヌクレアーゼで清浄したpブ ルースクIJ フ) K S+を、10+iM(7))リス−HC1、pH8, 0及び1mM(1)EDTAを含む溶液中で再懸濁した。
変異体S遺伝子を、Hindln及びBaa+HIFJJ限エンドヌクレアーゼ による消化により上で調製されたpブルースクリプトベクターに挿入(連鎖)し た。簡単に言えば、H4ndl[[及びBamHIで前もって切断されたpブル ースクリプトベクター1μlを、上で調製された変異体S遺伝子インサートlp 1.0.66Mのトリス−HCj!、pH7,6,50mM (7)MgC1t  、50 mM (Dジチオスレイトール(DTT)を含む緩衝液1μk並びに 10+wMのATP及び0.5μm (4単位)のT4DNAリガーゼ(ストラ タゲン)を含む溶液1μlと混合した。この溶液を37℃で1時間保った。
その連鎖混合物を、製造業者の指示に従ってXLIブルー細胞(ストラタゲン) 中で形質転換した。
上記のクローニング工程の正確度をDNA配列決定により確かめた。
B/ ■ ノ ベタ − vH暗号DNA同族体を含まない形質発現ベクターに対して選択する能力を付加 するために、サプレッサーt RNA遺伝子を実施例9で調製されたvつ形質発 現ベクターに挿入した1選択性■o形質発現ベクターを、サブレンサーtRNA 遺伝子及びデカペプチドtagに関して暗号化するDNA配列を含む合成りNA 配列を、制限エンドヌクレアーゼXhol及びEcoRIで前もって開裂された 実施例9で調製したVx形賞発現ベクターに挿入することにより調製した。
サプレッサー遺伝子及びデカペプチドtagに関して暗号化するポリヌクレオチ ド配列を含む合成りNA配列を、互いにハイブリッドを形成し第18A図に示さ れた二本饋合成りNA配列を形成する20〜40の塩基の一末鎖ポリヌクレオチ ドセグメントを設計することによりつくった6個々の一末鎖ポリヌクレオチドを 表5に示す。
ポリヌクレオチド926.927.928.929.930.93】、AB23 及び971+、70mM)’JスーHC1(pH7,6> 、10mM FIg Clt 、5wM DTT、10mM2ME、及び1m!あたり500μg17 )BSAを含有する溶液に各ポリヌクレオチド<0.1μg/μf)1.Oul 及びT、tlJF、クレf+ドキナーゼ20jt位を加えることによりキナーゼ 化した(herekinased)、 fJWl、を37℃で30分保持し、つ いで65℃で10分保つことにより反応を停止させた。
得られた(ths required)ポリヌクレオチドを7二−ル化して図1 8Aに示す合成りNAg列を形成させた0手短かに述べると(Briefly) 、以下のポリヌクレオチドの溶液を1/lO容量の20.0mM)’JスーHC j (pH7,4) 、2.0II+M MgC1,及び50.OmMNacl を含有する溶液と混合した:ポリヌクレオチド926.927.928.929 .930及び931を2.5μg/劇l含有する別個の溶液5μl;キナーゼ化 されていないポリヌクレオチドAB24及びキナーゼ化されたポリヌクレオチド AB23を2.0μg/sl含有する別個の溶液4μl;キナーゼ化されたポリ ヌクレオチド971及びキナーゼ化されていないポリヌクレオチド970を1. 0μg/lel含有する別個の溶液2μ!。
この溶液を70℃に5分7JO熱し、水の入った5 00a+j!ビーカー中で 1.5時間保持して40℃に冷却した。この時間中に10のポリヌクレオチドは すべてアニール化し図18Aに示す二本鎖合成りNA挿入物を形成した。上記反 応物(46,6μg)のすべてを、50aMトリスーMCI (pH7,5)  、7mM MRCj!t 、1+aMDDT、1論Mアデノシン三リン酸(AT P)及び10紙位のT4DNAリガーゼを含有するン容液とポ合して連結反応混 合物を形成させることによって個々のポリヌクレオチドをお互いにヨπ時合させ て合成りNA挿入物を安定化させた。この混合物を37℃で1時間保ち、ついで 溶液を65℃で15分保持することにより丁4D N A リガーゼを失活させ た。上記連結反応混合物反応物のすべてと10mM ATP及び5単位のT4ポ リヌクレオチドキナーゼを含有する溶液6μlとを混合して目的ポリヌクレオチ ドをキナーゼ化した。この溶液を37℃で30分保持し、ついで溶液を65℃で 10分保持してT4ポリヌクレオチドキナーゼを失活させた。かくして、予め制 限エンドヌクレアーゼXhol及びEcoillで消化したVM−発現ベクター (図7)に連結するための完全合成りNA挿入物(図18A)が調製された。
V、−発現ベクター(図7)は製造者のすすめに従って制限エイドヌクレアーゼ Xhol及びEcoRIで消化した9手短に述べると、50μgのV、l−発現 ベクター(38,5μ!り、225単位のXho I (Stratagane )及び150単位のEcoRI (Stratagene)を、50sM)リス −塩a CpH1,7> 、10mM MgCj!t 、5’OsMNaC1及 び100μg/5IBsAよりなる一般的な制限エンドヌクレアーゼV&衝液と 混合して消化混合物を形成した。消化混合物を37℃で2時間維持した。
ついで1.omM)リスーMCI溶液(p)18.0)の添加によって消化混合 物をpH8,Qに調製し、最終濃度0.1 Mとした。この溶液に2.5単位の 子牛腸アルカリ性ホスファターゼ(S Lra tagene)を加え、得られ た?8戒を37℃で30分維持した。この溶液を65℃で10分維持して子牛腸 アルカリ性フォスファターゼを失活させた。ついで■、−発現ベクターDNAを フェノール抽出によって精製し、ついでエタノール沈殿させた。ついで制限エン ドヌクレアーゼで切断したV8−発現ベクターDNAを10mMトリス−HCl  (pH8,0)及び1s+M EDTAを含有する溶液50μlに再懸濁した 。
上記で調製した合成りNA挿入物をIII限エンドヌクレアーゼで切断した■x −発現べ、フタ−に挿入した0手短に述べると、Xhol及びEcoRIで切断 したV、−発現ベクターlμg、合成りNA挿入物(0,5μg)2μl及びT 4DNAリガーゼ(Stratagene) 0.5 μm (4jt位)を6 6mM)リス−HCICpH7,6) 、5.0mM ’tIgc1z 、5. OmM DTT及び]、0簡M ATPを含有する溶液と混合して連結混合物を 性成させた。連結混合物を37℃で2時間維持した。ついで連結混合物を製造者 の指示に従って5tratazeneから人手し得るギカパック■ゴールドバッ キングエキストラクト(Gixapack II Gold packtn@  extract)を州いてパッケージした(was packaged)、つい でパッケージした連結混合物をXLIブルーセル(X L f blue ce lls)(Stratagene)上に置いた。
個々のラムダファージプラークを、合成りNA挿入物中に含まれたポリヌクレオ チド(polynucleotides)とハイブリッドした個々のプラーク( plaques)をCurreut P otoeo in Mo ecula rh虱昼L(分子生物学における最近のプロトコル) 、Au5ubol ら縄 、ジッンウィリーアンドサッズ、ニューヨーク(1987)に記述された方法に 従って選択することによって、DNA&!列決定のために、選択した0選択し得 る■。−発現ベクターを図19AV、をコード化するDNAを含有しない発現ベ クターに相同体を選択する能力を付加するために、実施例11で調製したV、− 発現ベクター中にサプレッサーtRNA遺伝子を挿入した。制限エンドヌクレア ーゼ5acl及びXbalで予め切断した、算施例11で調製したvL−発現ベ クター中にサブレンサーtRNA遺伝子を含有する合成りNA配列を挿入するこ とにより選択し得るvL−発現ベクターを調製した。
サプレッサーtRNA遺伝子を含有する合成り N A配列は、互いにバイブリ フトして図18Bに示す二本鎖合成りNA配列を形成する、20−40塩基の一 本鎮ボリヌクレオチド断片を設計することによって構築した0個々の一本鎖ポリ ヌクレオチドを表5に示す。
ポリヌクレオチド926.927.928.929.930.972及び975 を、各ポリヌクレオチド(0,1μg/μl)1、0μE及び20単位のT4ポ リヌクレオチドキナーゼを70mMトリス−HCA (p)17.6) 、10 mM MgCjz 、5+aM DTT。
10畠M2MB、100μg/m1BsAを含有する溶液に加えることによって キナーゼ化した。この溶液を37℃で30分維持し、ついで溶液を65℃で10 分維持することにより反応を停止させた。
得られたポリヌクレオチドをアニール化して図18Bに示す合成りNA配列を形 成させた0手短かに述べると、以下のポリヌクレオチド溶液を20.0mM)リ ス−HCj (pH7,4) 、2.0+MMgCj!、及び50. OmM  NaCj!を含有する1/10容積の溶液と混合した:キナーゼ化したポリヌク レオチド926.227.928.929.930及び931を2.5μg /  m j含有する別個の溶液5μl;キナーゼ化されていないポリヌクレオチド 974及び973を2.0μg/1all含有する別個の溶液2μi;キナ−含 有する別個の溶液2μl。
この溶液を70℃で5分加熱し、ついで水の入つた5 00@l!ビーカー中で 1.5時間、保持して40℃に冷却した。この時間内に10のポリヌクレオチド はすべて7二−ル化して図18Bに示す二本値合成りNA挿入物を形成した。上 記反応物(42,2μj)のすべてを、50+oMトリスーHCl (pH7, 5) %’ 7mM門gCj!、、1*M DDT、1鯵Mアデノシン三リンi !!2 (ATP)及び10単位のT4DNAリガーゼを含有する溶液と混合し て連結反応混合物を形成させることによって個々のポリヌクレオチドをお互いに 共有結合させて合成りNA挿入物を安定化させた。この混合物を37℃で1時間 保ち、ついで溶液で65℃で15分維持してT4DNAリガーゼを失活させた。
上記連結反応混合物反応物のすべてと10aM ATP及び5単位のT4ポリヌ クレオチドキナーゼを含有する溶液6μlとを混合して目的ポリヌクレオチドを キナーゼ化した。この溶液を37℃で30分保持し、ついで溶液を65℃で10 分保持してT4ポリヌクレオチドキナーゼを失活させた。かくして予め制限エン ドヌクレアーゼ5acl及びXbalで消化したV、−発現ベクター(図9)に 連結するための完全合成りNA挿入物(図18B)が用意された。
vL−発現ベクター(図9)は製造者のすすめに従って制限エンドヌクレアーゼ 5acl及びXbalで消化した0手短かに述べると5.0μgのV、−発現ベ クター(30,5μm)、50JIL位のS ac I (StraLagen e)及び501位のX ba I (Stratagene)を、10+gM)  リ スー HCI (p)17.7) 、1 0mM MgC1t 、 1  0 0+*MNaC1及び100μg/+wjBSAよりなる一般的な制限エン ドヌクレアーゼ緩衝液と混合して消化混合物を形成した。消化混合物を37℃で 2時間維持した。
ついで1.omM)リス−HCり溶液(pH8,0)の添加によって消化混合物 をpH8,0に調整し、最終濃度0.1 Mとした。この溶液に2.5j1位の 子牛腸アルカリ性ホスファターゼ(Stratagena)を加え、得られた溶 液を37℃で30分維持した。この溶液を65℃で10分維持して子牛腸アルカ リ性フtスファターゼを失活させた。ついで■L−発現ベクターDNAをフェノ ール抽出によって精製し、ついでエタノール沈殿させた。ついで制限エンドヌク レアーゼで切断したvL−発現ベクターDNAを1(1+M)リス−HCj!  (pl(8,0)及び1偽M EDTAを含有する溶液50μlに再懸濁した。
上記で調製した合成りNA挿入物を制限エンドヌクレアーゼで切断した■1−発 現ベクターに挿入した0手短かに述べると、5acl及Xbalで切断した■。
−発現ベクター1μg1合成りNA挿入物(0,5μg)2μJ及びT4DNA リガーゼ(Stratagene)0.5μl (4単位)を66−Mトリス− HCl (pH7,6) 、5.0−M−C1,、s、omM DTT及び1. OLIM ATPを含有する溶液と混合して連結混合物を生成させたた、連結混 合物を37℃で2時間維持した。ついで連結混合物を製造者の指示に従ってSt ratageneから入手し得るギガバフクコゴールドバッキングエキストラク トを用いてパンケージした。ついでパッケージした連結混合物をXLIブルーセ ル(’;tratjgene)上に1いた。
個々のラムダファージプラークを、合成りNA挿入物中に含まれたポリヌクレオ チド(polyr+ucleotides)とハイブリッドしたプラーク(pl aquei)をMo1ecular C1onin : A Laborato r Manual(分子クローニング:実験室指針) 、Maniatisら編 、Co1d SpringHarbor、ニューヨーク (1989)に記述さ れた方法に従ってスクリーニングすることによって、DNA配列決定のために、 選択した6選択し得る■、−発現ベクターを図19Bに示す。
D、j!LljるV−び■−ベタ −の実施例17Bで調製したvN−発現ベク ターをそれがXholまたは5pel制限工ンドヌクレアーゼ部位を含まないよ うに修飾する。このベクターの修飾は1セントのポリヌクレオチド及び実施例1 7Bに記述した方法と同様な方法を用いて達成する。
実施例17Cで!FI製したVL−発現ベクターをそれが5aclまたはXba T制限エンドヌクレアーゼ部位を含有しなくなるように修飾する、このvL−発 現ベクターの修飾ば】セットのポリヌクレオチド及び実施例17Cに記述した方 法と同様な当業界で周知の方法を用いて達成する。修飾したV、−発現ベクター と修飾したv8−発現ベクターを組み合わせて選択し得るvL及び■9−発現ベ クターを生成させる0手短かに述べると、修飾した■ヮー発現ベクターを制限エ ンドヌクレアーゼEcoRI及びHindllIで酵素製造業者によって推奨さ れた条件を用いて消化し、他方修飾したV、−発現ベクターを制限エンドヌクレ アーゼEcoRI及びMlulで消化する。制限エンドヌクレアーゼで切断した Vに及びvし一発現ベクターを標準的技術を用いて連結して図20に示す選択し 得るv8−及びvL−発現ベクターを形成させた。
v、I−及びV、−発現ベクター(vector)は2つのサプレッサーtRN A遺伝子を含有しており、1つはV。DNA相同体で代替されており、他はV、 DNA相同体で代替されている。従って、ベクターがvNとVL DNA相同体 の両方を含有する場合には、そのベクターはvN及びV、含有ベクター(vec tor)が適当な選択条件下にファージプラークを生じさせることを可能にする サプレッサーtRNA遺伝子を含有していない。
E、u の゛ し′るD N A ベタ −への実施例5で調製したvll及び /またはvLをコードするDNA相同体を提供された側頭エンドヌクレアーゼ部 位を用いてvM及び■L発現ベクター、vN発現ベクターまたは■4発現ベクタ ーに挿入する。■、!−コードDNA相同体は代表的には提供されたXhol及 び5pel制限工ンドヌクレアーゼ部位(図20)中に標準的手法を用いて挿入 する。■、−コードDNA相同体は代表的には提供された制限エンドヌクレアー ゼ部位(図20)に挿入する。従って、遺ばれた特定の発現ベクターによって、 ここに記述した方法は■8−コードDNA相同体単独、vL−コードDNA相同 体単独、またはv9及びvLDNA相同体を含有する発現ベクターを生成させる 。
V)I−コードDNA相同体をまず発現ベクターに挿入し、ついでVLDNA相 同体を挿入することができる。別法として、VL−コード相同体をまず挿入し、 ついでV、I−コード相同体を挿入できる。いずれの挿入原序もv8−コードD NA相同体のライブラリーとVL−コードDNA相同体のライブラリーのランダ ム組換えを可能にする。vM相同体をv、l+vL発現ベクターに挿入した後、 この発現ベクターを増殖させてより多くのV)1含有発現ベクターを生成させる ことができる。ついでVL −コードDNA相同体をvl及び■L発現ベクター に押入できる。これらの手順のいずれも大きな組合せライブラリーの生産を可能 にする。
F、V蝕 び/唸たはV DNA 人 フ −ジの゛最終ライブラリー中に存在 する、vM及び/またはVL DNA相同体を含有しない発現ベクターの数を減 するために強力な選択系を用いる。この選択系は優性ラムダS遺伝子突然変異を V、及び/または■1発現ベクター中に存在するサプレッサーt RNAと組み 合わせる0発現ベクター中にサプレッサーtRNAが存在すると、突然変異ラム ダSタンパク質が生産されて感染菌体(量nfecte4 call)の’14 M (lysis)を防止し、それによってファージプラークの生成を防止する 。DNA相同体がサプレッサーtRNAに代替すると、発現ベクターはファージ プラークを生成させ得名。
vM及び/またはvtを検出するには、vo及び/またはVL発現ベクターはフ ァージプラークを生産しなければならない、なぜなら、プラークの生産がない場 合には、免疫学的または結合アッセイを用いて検出するに十分な発現されたvつ 及び■1がないからである。従って、V工及び/またはvLを含有しないファー ジは検出されない、この選択を達成するのに、実施例17Aで生産した変異体S 遺伝子プラスミドを含有する適当な宿主細菌菌体を目的とする発現ベクターライ ブラリーで感染させる。サプレッサーtRNA遺伝子を育しない発現ベクター、 すなわちDNA相同体を含有する発現ベクターがファージプラークを生産する。
せの−イブ−1−の 7 Vm 、VL 、Fv及びFab配列の発現に遺したベクターを図7及び9に図 示する。前述の如く、これらのベクターはラムダZapを、多重クローニング部 位に合成オリゴヌクレオチドを挿入することにより修飾することによって構築し た。ベクターはクローニング部位及び発現部位の側面に位置するNotl及びE coRI制限部位に関し反対称となるように設計した。下記に示すごとく、バク テリオファージのような線状ベクター中の制限部位の配置における反対称はL鎖 を発現するライブラリーをLSIを発現するライブラリーと結合して組合せのF ab発現ライブラリーを構築するのを可能にする系の木賃的特徴である。ラムダ ZapU VL II (図9)はLfl断片のためのクローニングベクターと して役立つよう設計されており、ラムダZapI[Vx (図7)はライブラリ ー構築の初期工程におけるH鎖配列のためのクローニングベクターとして役立つ よう設計されている。これらのベクターは、各末端に移入された特定の制限部位 を有する、PCR増幅の生産物を効率的にクローン化するよう設計されている。
A、抗体断片のPCR増幅 増幅された生産物の末端に制限部位を移入するオリゴヌクレオチドを有する膵臓 細胞から単離されたmRNAのPCR増幅をFd及びカッパ鎖配列を含むHa配 列をクローン化し、発現するのに用いることができる。これらの増幅に用いられ るオリゴヌクレオチドブライマーを表1及び2に示す。これらのプライマーはV 、配列の増幅のために実施例5で成功裏に用いられたプライマーと類似である( analogous)。H鎖増幅のための5′プライマーのセットは■8を増幅 するのに以前に用いたものと同じであり、L鎮増幅のための5′−プライマーは 同様な原則に基づいて選ばG:3833 (+989)。H(IgG1)及びL  (k) All配列の独特の3′プライマーはH−Lmジスルフィド結合の生 成に関与するシスティンを含むように選んだ。この段階ではラムダし鎮を増幅す るプライマーは構築されていなかった。なぜならラムダLfflはネズミの抗体 の小さな分画しか構成しないからである。さらに、J(結合(joining) )領域(アミノ酸128)におけるmRNAに相補的な3′プライマーと加工さ れたタンパク質の保存されたN−末端領域にある1次鎖cDNA (first  5trandcDNA)に相補的な独特な5′プライマー(5’ prime rs)の1セツトを用いてF7断片を構築した。制限エンドヌクレアーゼ認識配 列をプライマーに入れて、発現のために設定された読取り枠において増幅された 断片をラムダファージベクター中にクローニングするための準備をする(all ow for”) eB、−イブ−!−の 組合せライブラリーの構築は2工程で行った。最初の工程では、別々のH及びL SIライブラリーをそれぞれラムダZapIIVい及びラムダZapnVL■中 に構築した。第2の工程で、これら2つのライブラリーを各ベクター中に存在す る反対称EcoRT部位で結合させた(were combined) * こ れによりH及びL鎖を共に発現し得るクローンのライブラリーが得られる。現実 の組合せはランダムであり、親動物中のB細胞集団中に存在する組合せを反侠す る必要はない、キーホールリンブレットへモジアニン(KLH)、!:複合化さ せた式l (図13)のp−ニトロフェニルホスホンアミデート(NPN)抗原 1で予め免疫化した1 29 Gix+マウスの膵臓から単離したmRNAのP CR増幅によって得られたDNAから、ラムダZaplIV、発現ベクターを用 いてHff配列のライブラリーを作出した。NPN−KLH複合体はジメチルホ ルムアミド中式1 (図13)のNPN2.5mgを含有する250μlの溶液 とO,01Mリン酸ナトリウム緩衝液(pH7,2)中にKLH2agを含有す る750μlの溶液とを混合してtm製した。すなわち2つの溶液を、回転する 撹拌棒による攪拌下のKLH溶液にNPN溶液を徐々に添加することによって混 合した。ついで混合物を同じ攪拌下に4℃で1時間維持して複合化を進行させた 。複合化NPN−KLHを非複合化NPN及びKLHからセファデツクスG−2 5を用いるゲル濾過によって単離した。単離したNPN−KLH複合体を実施例 2に記述した如きマウスの免疫化に用いた。
上述の免疫化で得られた膵臓mRN−Aを単離し、ラムダZapI[vI+発現 ベクターを用いてV、の遺伝子配列の1次ライブラリー(primary 1i brary)を作出するのに用いた。1次ライブラリーは1.3X10’のpf uを含んでおり、Fd配列を発現するクローンのパーセンテージを決定するデカ ペプチド標識の発現についてスクリーニングした。このペプチドの配列はFd  (またはVx)断片のベクターへのクローニングに続く発現のためのフレーム中 にのみ存在する。ライブラリー中のクローンの少なくとも80%がデカペプチド msの免疫検出に基づ<Fd断片を発現する。
H1!と同様にしてL鎖うイブラリーを構築した。このL鎖うイブラリーは2. 5X’lO”のメンバーを含有することが判明した。
抗カッパ鎖抗体を用いるプラーク配列決定はライブラリーの60%が発現される L鎖挿入物を含むことを示した。この比較的小さな、挿入物のパーセンテージは 5acl及びXbalでの切断後のベクターの不完全な脱リン酸化に由来すると 考えられる。
一旦得た後、この2個のライブラリーはEcoRI部位でそれらを交叉させるこ とにより組合わせライブラリーを構築するのに用いられた。この交叉を達成する ため、DNAははじめに各々のライブラリーから精製された。L−1jライブラ リーはMlul制限エンドヌクレアーゼにより切断され、得られる5′末端は脱 リン酸され、生成物はEcoRIで消化された。この工程はベクターの左アーム (arlI)を数個の断片に切断したが、L−鎖配列を含む右アームはそのまま 残存した。
同様に、重い鎖ライブラリーのDNAはH1nt3 mで切断され、脱リン酸化 され、及びEcoRIにより切断され、右アームを破壊したがH−饋配列を含む 左アームはそのまま残存した。このようにしてm製されたDNAは次いで結合さ れ、(Cos+bined)、連結(ligate)された、連結後、!、−[ を含むクローンの右アームとH−鎖を含むクローンの左アームとの組合わせから 得られたクローンのみが生存可能なファージを再構築した。連結及びバフケージ ングの後、2.5X10’のクローンが得られた。これはNPNに対するアフィ ニティーを有するクローンを同定するためにスクリーンされた、組合せFab発 現ライブラリーである。
L−及びH−鎖断片を共に発現(eo−express)するファージクローン の頻度を決定するために、L−tAの重複リフト(lift)、H−鎖及び組合 せライブラリーは、L−及びH−鎖発現のために上述のようにスクリーンされた 。約500の組換えファージのこの研究において、約609AがL−及び)(− 11蛋白質を共に発現した。
C1且厭且豆 すべての3種のライブラリー、L−鎖、H−I及びFabは、それらが、NPN fv3合する抗体断片を発現する組換えファージを含むかどうか決定するために スクリーンされた9代表的な工程においては、30.000フアージがプレート され(platea)、ニトロセルロースとの重複リフトがIZSI標ff1B SAに連結された(coupled) N P Nへ結合するためにスクリーン された(第15図)。
L−鎖ライブラリーからの80.OO1換えファージ及びH−11ライブラリー からの同数の重複スクリーンは、抗原に結合するいずれのクローンも同定しなか った。これと対照的に、Fab発現ライブラリーからの同様の数のクローンのス クリーンは、NPNに結合した多くのファージプラークを同定した(第15図) 、この観測は、多くのH−1’AがL−11と組み合わされて抗原に結合する条 件下では同しH−鎖又はL−1のみが得られないことを示唆する。したがって、 NPNの場合、多くのH−及びL−43が特別なし−及びH−鎖に各々結合され たとき、多くのH−及びL−鎖は抗原に草に結合するものと信じられている。
数多くのクローンをスクリーンする能力を測定するために、及び組合せライブラ リーにおける抗原結合クローンの頻度についてより定量的な予測を得るために、 百方のファージプラークがスクリーンされ及び抗原に結合した約100のクロー ンが同定された。
NPNに結合すると信じられている6クローンについて、正の及び約20サラン デイング(surrounding)バクテリオファージプラークを含むプレー トの1域が「コア」され、リブレートされ(re−plated)−及び重複リ フトともにスクリーンされた(第15図)。
予測されたとおり、20個のファージのうち約1個が特異的に抗原に結合した。
負と信じられていた、プレートされたファージの領域の「コア」はリブレートの 際に正を与えなかった。
抗原−抗体相互作用の特異性を決定するために、第16図に示されるように、抗 原結合は遊離の標緻しない抗原との競合に付された。競合研究は個々のクローン が抗原アフィニティーに基づいて識別できたことを示した。結合の抑制を競合さ せるために要求される遊離の抗原の濃度は1O−100xlO″Mの間で変動し 、このことは発現Fab断片がナノ(nano)モル範囲内で結合定数を有する ことを示唆している。
D、 ローンの びそれ゛の 成 実施例18Cで述べたようなNPNを結合することができる蓋口生成物の特性化 (characterization)の調製において、H−及びL−鎖遺伝子 を含むプラスミドがM13sp8ヘルパーファージを用いておおよそ「コアされ たJ (Carea)バクテリオファージプラークから削り取られた。削り取ら れたプラスミドの77ピングはH−及びL−lift配列の挿入と一致する制限 パターンを立証した。
スタンブロッティングにより分析され、NPI−J結合蕾白譬の組成を確立した * L P T G誘ff1(induction)に引きm<amの上清は濃 縮され、ゲル口過に付された0分子を範囲40〜60kDの分画がプールされ( pooled)、濃縮され及び更にゲル口過分離に付された。第17図に示され るように、溶離分画のエライザ分析は、NPN結合が分子量50kDの螢白質と 結合しており、それはH−及びL−1を含むことが免疫検出により示されること を立証した。非還元性条件下濃縮細菌の上澄調製物のウェスタンプロット(図示 されない)はアンチ−デカペプチド抗体とともに展開された。これは、50kD の分子量の蛋白質バンドを示した。これらの結果は、■−及びL−鎖が共有結合 しているFab断片のファンクシテン(function)であるNPN結合と 一致している。
E、 のレバート1−の ・フ −ジ ムせ一イブー1−企並1座止較 この実施例においては、わずかに限定された数のプライマーがEd配列のPCR 増幅のために用いられるので、比較的制限されたライブラリーが調製された。こ のライブラリーはカッパ/ガンマ1配列を発現するクローンのみを含むことが予 測されている。
しかし、抗体クラスはサブクラスを増幅するために追加的プライマーを加えるこ とができるので、これは本質的な方法の制限とはならない、この制限にもかかわ らず、我々は数多くの抗原結合クローンを単離することができる。
この研究から生じる中心的な問題は、上記のように調製されたファージライブラ リーを生体内の抗体レパートリ−と、大きさ、多様性の特徴及びアクセスのし易 さの諸点においていかにして比較するかということである。
哺乳類の抗体のレパートリ−の大きさを判断することは困難であるが、抗原特異 性とは異なる10″〜101程度の数値がしばしば引用される。幾分が控えめに 後述されるように、この大きさかまたはこれより大きいファージライブラリーを 現行の方法の改良によって容易に構築することができる。事実、初期の組合せラ イブラリーが一旦構築された後、H−及びL−1に’は組み換えられ、例外的に 大きい数のライブラリーを得ることができる。
原理上、ナイーブな(naive) (非免疫の)生体内のレパートリ−及びこ れに対応するファージライブラリーはH−及びL−鎖のランダムな組合せを含む という点で同様であると予測される。しかし、異なるファクターが生体内レパー トリ−及びファージライブラリーにより発現される多様性を制限する役割を果た すであろう0例えば、耐性(tolerance)のような生理的な変化(mo difica−tion)が生体内レパートリ−からのある壇の抗原特異性の発 現を制限するであろうがこれらの特異性はまだファージライブラリーにおいて現 われるかもしれない、一方、クローニング工程におけるバイアス(bias)が 制限をファージライブラリーの多様化に導くかもしれない0例えば、刺激された B−細胞により発現される配列のためのmRNAの表現(reprasenta tion)は、高レベルの発現のために、刺激されない細胞のそれらに優先する ものと予測し得る。異なるソース(source)組織(例えば、末梢血液、骨 髄又は局所のリンパ節)及びPCRプライマー(例えば、異なる抗原クラスを増 幅すると予測されるもの)は、異なる多様性特性を有するライブラリーをもたら すかもしれない。
生体内のレパートリ−とファージライブラリー間の別の相違は、前者がH−及び L−鎖の結合後の体腔(somatic)変異によるアフィニティー成熟を利用 できるのに対して、後者は成熟したH−及びL−9をランダムに結合することで ある。特定の生体内レパートリ−に由来する十分に大きいファージライブラリー であれば、元の成熟したH−及びL−ffが組み換えられるであろう、この新し い技術の潜在的な利溢の一つば卓−の高度に多様な属に通有な(generic )ファージライブラリーがJiしることにより免疫の必要性を回避することであ るため、体腔(so+5atic)変異及びクローン選択の欠慣を補填するため の配列を至適化する方法を有することは有用であろう1本発明の方法においては 3種の方法が容易に通用し得る。第1に、飽和突然変異生成(saturati on mutagenesis)がCDR’s上で行なわれるかもしれず、及び 得られたF absは増加した機能のために分析され得る。第2に、抗原を結合 するクローンのH−又はL−[が、組合せライブラリーを構築するのに用いたの と同様の操作により、全体のし−又はH−[ライブラリーと組み換えられ得る。
第3に、上述の2種の手順の反復サイクルは、イムノグロブリンのアフィニティ ー又は触媒特性をさらに至通化するために行い得る。後の2種の操作がB−細胞 クローン選択において許容されないことは、ここに述べられる方法が実際に主通 な配列を同定する能力を増加するかもしれないことを示唆していることは留意さ れるべきである。
アクセスは、生体内抗原レパートリ−とファージライブラリーとを比較するのが 興味深い第3の領域である。実際上、ファージライブラリーはかなりアクセスし 易い、スクリーニング方法は、人間がプレート1個当たり少なくとも50,00 0のクローンを調べ1日当たり106の抗体を容易に検査し得ることを可能にす る。
このファクターのみで、ハイブリドーマ技術をここに記載される方法に代えるこ とは勇気づけられるべきである。最も強力なスクリーニング方法は、選択可能な マーカーを、栄養要求性細菌株の複製に必要とされる脱離基や触媒によって不活 性化され品い毒性′yl換基のような抗原へ導入することによって達成されるか もしれない、選択を利用する。生体内抗原レパートリ−は結合アフィニティーに 基づく選択である免疫を通してのみアクセスされるという事実に関連する、更な る有利性も存在する。このファージライブラリーは同様に制限されない3例えば 、触媒特性とともに抗体を同定する唯一の一般的な方法は抗体の遷移状態類似体 へのアフィニティーに基づく前選択(pre−selection)による、こ のような制限は、触媒反応が原理上直接的に分析し得る塗体外ライブラリーに通 用されない、数多くの抗体を機能のために直接的に分析する能力は機構がよく解 明されていないかまたは遷移状態類(以体の合成が困難である、触媒の選択を可 能にするかもしれない、触媒反応の分析は、合成類似体に悪化さセる(pejo rative to)反応機構のためのスクリーニング操作のバイアス(bla a)を直接除去する。
ルたがつて、一定の化学変換の多重反応経路を同時に解明することが可能となる 。
ここに開始された方法は、多くの重要な点にお°いてそのままの(全体の)抗体 と明らかに異なるFab断片の生成を記載している。
疑いなく、−価のFab抗原バインダー(binder)を有することにおいて 、アフィニティーの損失があるが、これは適切なきつい(tight)バインダ ー(binder)の選択によって′4填できる。診断法やバイオセンサー等の 多くの里途においては、−価のFab断片を有することが好ましいかもしれない 、Fc効果H(effector)aliiが要求される用途においては、H− 鎖遺伝子を拡張し及び@乳細胞内でグリコジル化された(に1ycosylat ed)抗体全体を発現する技術は既に存在する。
ここに徒示された考えは、抗体の同定及び評価におけるM要を点(bottle  neck)である0ML−の特異性(+nono−soecif ici t y)を臂しつつ、従来可能であったより、少なくとも3倍多いクローンをi築し スクリーンすることが可能になった。この方法の潜在的な用途は基礎研究及び応 用科学に及ぶ。
上記の記述は本発明の例として倉口されたものであり、本発明を制限するもので はない0本発明の真の精神及び範囲から逸脱せずに多くの変更及び改良ができる 。
= 浄吉(内容に変更なし) FIGLJRE 4 浄書(内容に変更なし) /LO3 浄書(内容に変更なし) FIG、5−3 サブクラス エエ (C) サブクラス エエエ (B) /L31 GTCCGGCAGCTCCA L34 GTCCGGCAGCTCCA L50 浄書(内容に変更なし) CTCGAGTCTGGGGGAGGCTTAGTnCAGCCTGGAGGG TCCCGGAAACTCLO8 雑 浄書(内容に変更なし) FIG、 6A−1 式 発現ベクター シャイン・ダルガルノ MET リーダー2列 AAATACCTATTGCCTACGGCAGCCGCTTTTATGGAT AACGGATGCCGTCGGCGAリーダー配列 GGATTGTTATTACTCGCTGCCCAACCAGCCTAACAA TAATGAGCGACGGGTTGGTCFIG、 6A−2 浄書(内容に変更なし) FIG、 6B−1 VL 旦叱シ望二二 シャイン・ダルガルノ MET リーダー配列 リーダー配列 FIG、 6B−2 GGTACCGGGTCCACTTI’GACFIGLJRE 12 FIGURE i3 FIGLJRE 14 FIGURE 15 浄書(内容に変更なし) FIG、 16 [インヒビタ刊 ・ ・ 0 ・ ・ 6.7×10°12 ・ ・ 6.7×10°10 6.7×10°7 6.7×10°6 6.7×10°5 吸収(405nm) 吸収(405nml upF B upF FIGURE 18 平成 年 月 日

Claims (85)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.(a)(i)保存された受容体をコードする遺伝子のレパートリーであって 、相補鎖とアニール化させた受容体コード鎖を各々含有する二本鎖核酸よりなる レパートリーの鎖を分離し、(ii)その各々が受容体コード鎖中の保存された 配列にハイブリッドできるヌクレオチド配列を有する第1のポリヌクレオチド合 成プライマー、及びその各々が相補鎖中の保存された配列にハイブリッドできる ヌクレオチド配列を有する第2のポリヌクレオチド合成プライマーであって、い ずれも該受容体コード遺伝子レパートリーからの複数の異なる受容体コードDN A相同体の増幅をプライムする(prime)ことができる該合成プライマーで 、上記分離された鎖を、ポリメラーゼ連鎖反応に適した条件下、処理して保存さ れた受容体コード遺伝子ライブラリーを生産することによって、複数の異なる受 容体コードDNA相同体を含有する保存された受容体コード遺伝子ライブラリー を合成することを特徴とする、保存された受容体をコードする核酸を生産する方 法。
  2. 2.保存された受容体コード核酸がVHをコードし、保存された受容体コード遺 伝子がVHコード遺伝子(VHをコードする遺伝子)であり、受容体コードDN A相同体がVHコードDNA相同体である請求の範囲1の方法。
  3. 3.第1のポリヌクレオチド合成プライマーが免疫グロブリンJHまたはフレー ムワーク(franework)領域のヌクレオチド配列にハイブリッドする請 求の範囲2の方法。
  4. 4.第2のポリヌクレオチド合成プライマーがVH免疫グロブリン遺伝子のフレ ームワーク、リーダーまたはプロモーター領域にハイブリッドする請求の範囲2 の方法。
  5. 5.VHコードライブラリーから、予め決めた特異性を有する受容体をコードす るVHコードDNA相同体をさらに分離する請求の範囲2の方法。
  6. 6.該分離が (a)複数の異なるVHコードDNA相同体の各々を発現ベクターに発現のため に作動し得るように結合し、それによって複数の異なるVH発現ベクターを形成 し、(b)該発現ベクターと和合性のある宿主細胞の集団を複数の該異なるVH 発現ベクターで形質転換してそのメンバーがVH発現ベクターを含有する形質転 換された宿主細胞集団を生産し、 (c)形質転換された集団をVHコードDNA相同体によってコードされた受容 体を発現する条件下で培養し、(d)形質転換された集団のメンバーを該予め選 択した配位子を結合することがてきる受容体の発現についてアッセイし、それに よってVHコードDNA相同体を含有する形質転換体を同定し、 (e)工程(d)の同定された形質転換体を集団から分離し、それによって保存 されたVHコード核酸を生産することよりなる請求の範囲5の方法。
  7. 7.単離された遺伝子が触媒作用性受容体をコードする請求の範囲5の方法。
  8. 8.宿主細胞がVL分子を発現し、同定された形質転換体が予め選択された配位 子を結合するFVを発現する請求の範囲6の方法。
  9. 9.宿主細胞集団のすべてのメンバーが同じ予め選択されたVLを発現し、同定 された形質転換体が予め選択された配位子を結合するFVを発現する請求の範囲 5の方法。
  10. 10.プライマーまたは発現ベクターによってコードされた予め選択されたエピ トープを受容体が含有する請求の範囲5の方法。
  11. 11.発現ベクターが選択し得るマーカー遺伝子から構成された、エピソーム、 ファージもしくはプラスミドである請求の範囲5の方法。
  12. 12.保存された受容体コード核酸がVLをコードし、保存された受容体コード 遺伝子がVLコード遺伝子であり、受容体コードDNA相同体がVLコードDN A相同体である請求の範囲1の方法。
  13. 13.VLコードライブラリーから、予め選択したVHの結合親和性を調節でき るVLをコードするVLコードDNA相同体を分離することをさらに含む請求の 範囲12の方法。
  14. 14.該分離が (a)生産されたVLコードDNA相同体の部分をベクターに発現のために作動 し得るように結合してVL発現ベクターを生成させ、 (b)予め選択した受容体を発現できる和合性のある宿主細胞の集団を複数のV L発現ベクターで形質転換し、(c)VLコードDNA相同体によってコードさ れたポリペプチドと予め選択したFV生産性受容体の両方を発現する条件下で形 質転換集団を培養し、及び (d)培養物から、ポリペプチドのみを結合する予め選択された配位子の受容体 とは異なる予め選択された受容体によって結合した配位子に対する結合親和性を 有するFV生産する形質転換体を分離し、それによって保存されたVHコード核 酸を単離する ことよりなる請求の範囲13の方法。
  15. 15.第1のポリヌクレオチド合成プライマーが免疫グロブリンJLもしくはフ レームワーク領域のヌクレオチド配列にハイブリッドする請求の範囲12の方法 。
  16. 16.第2のポリペプチド合成プライマーがVL免疫グロブリン遺伝子のフレー ムワーク、リーダーもしくはプロモーター領域にハイブリッドする請求の範囲1 2の方法。
  17. 17.FVが触媒作用を有する(catalytic)請求の範囲12の方法。
  18. 18.合成が複数の異なる第1のプライマーを用いて行われる請求の範囲1の方 法。
  19. 19.合成が複数の異なる第2のプライマーを用いて行われる請求の範囲1の方 法。
  20. 20.合成が複数の異なる第1のポリヌクレオチド合成プライマーと複数の異な る第2のポリヌクレオチド合成プライマーを用いて行われる請求の範囲1の方法 。
  21. 21.工程(a)を複数回、各回保存された受容体をコードする遺伝子の異なる レパートリーを用いて行い、ついで各回生産された1以上の保存された受容体を コードする遺伝子ライブラリーを混合する請求の範囲1の方法。
  22. 22.発現ベクター分子が線状DNA発現ベクター分子である請求の範囲6の方 法。
  23. 23.線状DNA発現ベクター分子がファージベクター分子である請求の範囲2 2の方法。
  24. 24.ラムダファージベクター分子がラムダZapIIVH分子である請求の範 囲23の方法。
  25. 25.VLをコードする遺伝子(VLコード遺伝子)をファージベクター分子に 作動できるように結合することをさらに含む請求の範囲23の方法。
  26. 26.VHコードDNA相同体及びVLコード遺伝子を2つのシストロンの(d icistronic)発現のための方向(orientation)において ファージベクター分子に作動できるように結合する請求の範囲25の方法。
  27. 27.触媒作用性受容体を生産する方法であって、(a)請求の範囲7に従って 単難した遺伝子を適当な発現ベクターに発現のために作動し得るように結合して VH発現ベクターを生成させ、 (b)和合性ある宿主細胞を該発現ベクターで形質転換して形質転換体を生成さ せ、 (c)VHコードDNA相同体によってコードされた触媒作用性受容体を発現す るための条件下で形質転換体を培養して、培養物中に触媒作用性受容体を生成さ せ、及び(d)培養物から触媒作用性受容体を回収することを特徴とする方法。
  28. 28.生産された触媒作用性受容体の触媒活性を調節することができるVLを発 現するVLコード遺伝子であって、そこにおいては生産された触媒作用性受容体 が該受容体とVLより構成されるFVの部分として存在するVLコード遺伝子を 、宿主細胞が含有する請求の範囲27の方法。
  29. 29.単離された遺伝子とVLコード遺伝子を同じ発現ベクターに、発現のため に作動し得るように、結合する請求の範囲28の方法。
  30. 30.それぞれ第1及び第2の遺伝子からの第1及び第2のポリペプチドであっ て、予め決められた特異性のヘテロ二量体受容体を生成させることができる第1 及び第2のポリペプチドを発現することができる単離された共発現ベクターを生 産する方法であって、 (a)複数の異なる第1のポリペプチドコードDNA相同体を含有する第1のポ リペプチドコード遺伝子ライブラリーを(i)第1のポリペプチドコード遺伝子 のレパートリーであって、相補鎖とアニール化した第1のポリペプチドコード鎖 を各々含有する二本鎖核酸よりなるレパートリーの鎖を分離し、(ii)分離し た鎖を、ポリメラーゼ連鎖反応増幅に適した条件下に、第1の及び第2のポリヌ クレオチド合成プライマーで処理し、ここで第1のプライマーの各々は第1のポ リペプチドコード鎖中に保存された配列とハイブリッドできるヌクレオチド配列 を有し、第2のプライマーの各々は相補鎖中に保存された配列とハイブリッドで きるヌクレオチド配列を有し、これらのプライマーは第1のポリペプチドコード 遺伝子レパートリーから複数の異なる第1のポリパプチドコードDNA相同体の 増幅をプライムする(prime)ことができ、該処理は第1のポリペプチドコ ード遺伝子ライブラリーを生成する、ことによって合成し、 (b)複数の異なる第2のポリペプチドコードDNA相同体を含有する第2のポ リペプチドコード遺伝子ライブラリーを(i)第2のポリペプチドコード遺伝子 のレパートリーの鎖を分離し、ここで該レパートリーは第2の相補鎖にアニール 化した第2のポリペプチドコード鎖を各々含有する二本鎖核酸よりなり、 (ii)分離した鎖を、ポリメラーゼ連鎖反応増幅に適した条件下で、第3及び 第4のポリヌクレオチド合成プライマーで処理し、ここで第3のプライマーの各 々は第2のポリペプチドコード鎖中に保存された配列とハイブリッドできるヌク レオチド配列を有し、第4のプライマーの各々は第2の相補鎖中に保存された配 列に対応するヌクレオチド配列を有し、これらのプライマーは第2のポリペプチ ドコード遺伝子レパートリーからの複数の異なる第2のポリペプチドコードDN A相同体の増幅をプライムすることができ、該処理は第2のポリペプチドコード 遺伝子ライブラリーを生産する、ことによって合成し、 (c)工程(a)(ii)及び(b)(ii)の第1のポリペプチドー及び第2 のポリペプチドーコードDNA相同体に連結するために適合化させた発現ベクタ ー分子を、別異の複数の第1のポリペプチドコードDNA相同体及び別異の複数 の第2のポリペプチドコードDNA相同体と、DNA連結に適した条件下で処理 して複数の異なる共発現ベクターを生産することによって別異の共発現ベクター のライブラリーを生成させ、ここで異なる共発現ベクターの各々は第1及び第2 のポリペプチドの組合せであって、地のいずれかの該異なる共発現ベクターによ って発現されるヘテロ二量体受容体分子を生放する第1及び第2のポリペプチド の組合せとは異なる組合せよりなるヘテロ二量体受容体分子を発現することがで き、及び(d)別異の共発現ベクターライブラリーから予め決められた特異性の 抗体を発現できる共発現ベクターを分離することよりなる方法。
  31. 31.該発現ベクター分子が線状DNA発現ベクター分子である請求の範囲30 の方法。
  32. 32.線状DNA発現ベクター分子がファージベクター分子である請求の範囲3 1の方法。
  33. 33.第1のポリペプチドがVHである請求の範囲30の方法。
  34. 34.第2のポリペプチドがVLである請求の範囲33の方法。
  35. 35.予め決められた特異性のモノクローナル抗体を生産する方法であって、 (a)複数の異なるVHコードDNA相同体を含有するVHコード遺伝子ライブ ラリーを (i)VH−コード遺伝子のレパートリーの鎖を分離し、ここで該レパートリー は相補鎖にアニール化したVHコード鎖を各々含有する二本鎖核酸よりなり、 (ii)分離した鎖を、ポリメラーゼ連鎖反応増幅に適した条件下に、第1及び 第2のポリヌクレオチド合成プライマーで処理し、ここで該第1のプライマーの 各々はVHコード鎖中に保存された配列とハイブリッドすることかできるヌクレ オチド配列を有し、第2のプライマーの各々は相補鎖中に保存された配列とハイ ブリッドすることができるヌクレオチド配列を有し、これらのプライマーはVH コード遺伝子レパートリーからの複数の異なるVH−コードDNA相同体の増幅 をプライムすることができ、該処理はVH−コード遺伝子ライブラリーを生産す る、 ことによって合成し、 (b)複数の異なるVL−コードDNA相同体を含有するVL−コード遺伝子ラ イブラリーを (i)VL−コード遺伝子のレパートリーの鎖を分離し、ここで該レパートリー は相補鎖にアニール化したVL−コード鎖を各々含有する二本鎖核酸よりなり、 (ii)分離した鎖を、ポリメラーゼ連鎖反応増幅に適した条件下、第3及び第 4のポリヌクレオチド合成プライマーで処理し、ここで第3のプライマーの各々 はVL−コード鎖中に保存された配列とハイブリッドできるヌクレオチド配列を 有し、第4のプライマーの各々は相補鎖中に保存された配列に対応するヌクレオ チド配列を有し、これらのプライマーはVL−コード遺伝子レパートリーからの 複数の異なるVL−コードDNA相同体の増幅をプライムでき、該処理はVL− コード遺伝子ライブラリーを生産する、 ことによって合成し、 (c)工程(a)(ii)及び(b)(ii)のVH−及びVL−コードBNA 相同体に連結するために適合化させた発現ベクター分子を、DNA連結に適した 条件下、異なる複数のVH−コードDNA相同体及び異なる複数のVL−コード DNA相同体でそれぞれ処理して複数の異なる共発現ベクター(co−expr essionvectors)を生産することによって共発現ベクターの異なる ライブラリーを生成さセ、ここにおいて、異なる共発現ベクターの各々はVH及 びVLポリペプチドの組合せであって、他のいずれかの該異なる共発現ベクター によって発現される抗体分子を生成させるVH及びVLポリペプチドの組合せと は異なる組合せよりなる抗体分子を発現することができ、(d)共発現ベクター と和合する宿主細胞の集団を複数の異なる共発現ベクターで形質転換して形質転 換された集団を生成させ、 (e)形質転換された集団をVH−及びVL−コードDNA相同体によってコー ドされた抗体分子を発現するための条件下で培養し、 (f)形質転換された集団のメンバーを予め定めた配位子を結合することができ る抗体分子の発現についてアッセイし、それによって該モノクローナル抗体を生 産できる形質転換体を同定し、及び (g)工程(f)の同定された形質転換体のモノクローナル培養物から培養によ って生産された抗体分子を回収し、それによってモノクローナル抗体を生産する 、 ことよりなる方法。
  36. 36.モノクローナル抗体が触媒作用性である請求の範囲35の方法。
  37. 37.保存された受容体をコードする遺伝子ライブラリー(保存された受容体コ ード遺伝子ライブラリー)を生産する方法であって、 (a)複数の異なる保存された受容体コードDNA相同体を(i)保存された受 容体コード遺伝子レパートリーを、該レパートリー内に保存されたヌクレオチド 配列とハイブリッドすることによって第1の反応を開始することができる第1の ポリヌクレオチド合成プライマーを用いて、第1のプライマー延長反応に付し、 それによって複数の異なる受容体コードDNA相同体相補体(compleme nts)を生産し、ついで該相補体を、該相補体中に保存されたヌクレオチド配 列とハイブリッドさせることによって第2の反応を開始させることができる第2 のポリヌクレオチド合成プライマーを用いて、第2のプライマー延長反応に付し 、それによって複数の異なる受容体コードDNA相同体を生産するカ、または (ii)保存された受容体コード遺伝子レパートリーの相補体を、相補体中に保 存されたヌクレオチド配列とハイブリッドさせることによって第3のプライマー 延長反応を開始させることができる第3のポリヌクレオチド合成プライマーを用 いて、第3のプライマー延長反応に付し、及び (b)生産された複数の異なる受容体コードDNA相同体をベクターに、発現の ために作動し得るように、結合して複数の異なる受容体発現ベクターを生成させ る ことよりなる方法。
  38. 38.第1、第2及び第3のポリヌクレオチド合成プライマーが予め決めた制限 エンドヌクレアーゼ認識部位をコードする請求の範囲37の方法。
  39. 39.受容体コード遺伝子がVHをコードする請求の範囲37の法法。
  40. 40.受容体コード遺伝子がVLをコードする請求の範囲37の方法。
  41. 41.請求の範囲39の方法によって生産されたライブラリー。
  42. 42.請求の範囲40の方法によって生産されたライブラリー。
  43. 43.第1のポリヌクレオチド合成プライマーがフレームワーク領域のヌクレオ チド配列とハイブリッドする請求の範囲39または40の方法。
  44. 44.第1のポリヌクレオチド合成プライマーがフレームワーク3領域のヌクレ オチド配列とハイブリッドする請求の範囲39の方法。
  45. 45.第1のポリヌクレオチド合成プライマーがJH領域のヌクレオチド配列と ハイブリッドする請求の範囲39または40の方法。
  46. 46.第1のポリヌクレオチド合成プライマーがヒンジ領域のヌクレオチド配列 とハイブリッドする請求の範囲39の方法。
  47. 47.第1のポリヌクレオチド合成プライマーが不変部のヌクレオチド配列とハ イブリッドする請求の範囲39または40の方法。
  48. 48.宿主細胞が複数の異なるVH分子を発現し、同定された形質転換体が予め 選択された配位子を結合するFabを発現する請求の範囲6の方法。
  49. 49.少なくとも105の異なる保存された受容体コードDNA相同体であって その複数が保存されたヌクレオチド配列を共有する該DNA相同体の単離された (iso1ated)混合物よりなる遺伝子ライブラリー。
  50. 50.該相同体を発現ベクターにそれぞれ作動し得るように結合させた請求の範 囲49の遺伝子ライブラリー。
  51. 51.該相同体がそれで形質転換した和合性宿主中に個々的に存在する請求の範 囲50の遺伝子ライブラリー。
  52. 52.少なくとも105の異なる共発現ベクターであって、その各々が、他のい ずれかの該異なる共発現ベクターによって発現されるヘテロ二量体受容体分子を 生成する第1及び第2のポリペプチドの組合せとは異なる、第1及び第2のポリ ペプチドの組合せよりなるヘテロ二量体受容体分子を発現することができる該共 発現ベクターよりなる遺伝子ライブラリー。
  53. 53.共発現ベクターの各々が、線状DNA発現ベクターに2つのシストロンの 発現(dicistronicexpression)のために作動し得るよう に結合させた第1のポリペプチドー及び第2のポリペプチドーコードDNA相同 体よりなる請求の範囲52の遺伝子ライブラリー。
  54. 54.発現ベクターがラムタファージまたはその誘導体である請求の範囲53の 遺伝子ライブラリー。
  55. 55.第1及び第2のポリペプチドがそれぞれVH及びVLポリペプチドである 請求の範囲52の遺伝子ライブラリー。
  56. 56.請求の範囲1の方法によって生産される受容体コード遺伝子ライブラリー 。
  57. 57.請求の範囲2の方法によって生産される遺伝子ライブラリー。
  58. 58.少なくとも105の異なる受容体コードDNA相同体であって、その各々 が、第1の長さの鎖の数の第1の長さ以外の長さを有する鎖の数に対する比が少 なくとも4:1であるDNA鎖の集団として存在する該相同体よりなる遺伝子ラ イブラリー。
  59. 59.請求の範囲37の方法によって生産される遺伝子ライブラリー。
  60. 60.請求の範囲38の方法によって生産される遺伝子ライブラリー。
  61. 61.発現ベクター分子が線状DNA発現ベクター分子である請求の範囲37の 方法。
  62. 62.線状DNA発現ベクター分子がファージベクター分子である請求の範囲6 1の方法。
  63. 63.細菌性発現ベクターラムダZapIIVH。
  64. 64.細菌性発現ベクターラムダZapIIVL。
  65. 65.請求の範囲30の方法によって生産される新規共発現ベクター。
  66. 66.請求の範囲30の方法によって生産される複数の異なる共発現ベクターを 有する遺伝子ライブラリー。
  67. 67.請求の範囲35の方法によって生産される予め決めた特異性を有する新規 モノクローナル抗体。
  68. 68.請求の範囲8のプロセスによって生産され、予め選択された配位子を結合 することができ、そこにおいてVH及びVLコードDNA配列が異なる細胞から 起源する新規に単離されたFV分子。
  69. 69.請求の範囲1のプロセスによって生産され、予め選択された配位子を結合 することができる新規受容体。
  70. 70.請求の範囲6のプロセスによって生産され、予め選択された配位子を結合 することができる新規受容体。
  71. 71.請求の範囲35のプロセスによって生産され、予め選択された配位子を結 合することができる新規FV分子。
  72. 72.請求の範囲27によって生産される形質転換された宿主細胞。
  73. 73.請求の範囲14の方法によって生産され、予め選択された受容体の結合親 和性を調節することができる新規ポリペプチド遺伝子。
  74. 74.請求の範囲14の方法によって生産され、予め選択された配位子を結合す ることができる新規FV分子。
  75. 75.請求の範囲14によって生産される形質転換された宿主細胞。
  76. 76.請求の範囲27の方法によって生産される新規触媒作用性受容体。
  77. 77.線状二本鎖DNAベクターのVH−及びVL−コードDNA配列をランダ ムに結び付ける(bringtogether)ための使用であって、そこにお いて該ベクターはプロモーターに作動し得るように結合したVH−コードDNA 配列を有しまた該ベクターがVL−コードDNA配列を有する線状2本鎖DNA 配列に作動し得るように結合し得るように適合化させた部位を有する。
  78. 78.線状二本鎖DNAベクターのVH−及びVL−コードDNA配列をランダ ムに結びつけるための使用であって、そこにおいて結ベクターはプロモーターに 作動し得るように結合したVL−コードDNA配列を有しまた該ベクターがVH −コードDNA配列を有する線状二本鎖DNA配列に作動し得るように結合し得 るように適合化させた部位を有する。
  79. 79.該部位がVH−コードDNA配列を有するベクター中及びVL−コードD NA配列を有する線状二本鎖DNA配列中の両方に見い出され、また該ベクター 及び該線状二本鎖DNA配列中に該ベクターがVL−コードDNA配列及びVH −コードDNA配列の共発現のために作動し得るように結合し得るように位置し ている請求の範囲77の使用。
  80. 80.該部位がVL−コードDNA配列を有するベクター中及びVH−コードD NA配列を有する線状二本鎖DNA配列中の両方に見い出され、また該ベクター 及び線状二本鎖DNA配列中に該ベクターがVL−コードDNA配列及びVH− コードDNA配列の共発現のために作動し得るように結合し得るように該ベクタ ー及び該線状二本鎖DNA配列中に位置している請求の範囲78の使用。
  81. 81.VH−コードDNA配列ライブラリーから選択されるVH−DNAコード 配列を含有する切断された線状二本鎖DNA配列ベクターであって、そこにおい て該ベクターはVL−コードDNA配列によりなる第2のDNA配列がそれに作 動し得るように結合し得るように切断されている。
  82. 82.VH及びVL遺伝子から、共にヘテロ二量体受容体を生成することができ るVH及びVLポリペプチドをそれぞれ発現することができる共発現ベクターラ イブラリーを生産する方法であって、 (a)複数の異なるVH−コードDNA相同体を含有するVHコード遺伝子ライ ブラリーを (i)VHコード遺伝子のレパートリーの鎖を分離し、ここにおいて該レパート リーは相補鎖にアニール化させたVHコード鎖をそれぞれ含有する二本鎖核酸よ りなり、(ii)分離した鎖を、ポリメラーゼ連鎖反応増幅に適した条件下、第 1及び第2のポリヌクレオチド合成プライマーで処理し、ここにおいて第1のプ ライマーの各々はVH−コード鎖中に保存された配列とハイブリッドすることが できるヌクレオチド配列を有し、第2のプライマーの各々は相補鎖中に保存され た配列とハイブリッドすることができるヌクレオチド配列を有し、これらのプラ イマーはVH−コード遺伝子レパートリーからの複数の異なるVH−コードDN A相同体の増幅をプライムすることができ、該処理がVH−コード遺伝子ライブ ラリーを生産する、 ことによって合成し、 (b)複数の異なるVL−コードDNA相同体を含有する第2のポリペプチドコ ード遺伝子ライブラリーを(i)VL−コード遺伝子のレパートリーの鎖を分離 し、ここにおいて該レパートリーは第2の相補鎖にアニール化させたVL−コー ド鎖を各々含有する二本鎖核酸よりなり、(ii)分離した鎖を、ポリメラーゼ 連鎖反応増幅に適した条件下、第3及び第4のポリヌクレオチド合成プライマー で処理し、第3のプライマーの各々はVL−コード鎖中に保存された配列とハイ ブリッドすることができるヌクレオチド配列を有し、第4のプライマーの各々は 第2の相補鎖中に保存された配列に対応するヌクレオチド配列を有し、これらの プライマーは第2のVL−コード遺伝子レパートリーからの複数の異なるVL− コードDNA相同体の増幅をプライムすることができ、該処理は第2のポリペプ チドコード遺伝子ライブラリーを生産する、 ことによって合成し、 (c)工程(a)(ii)及び(b)(ii)のVH−及びVL−コードDNA 相同体への連結のために適合させた発現ベクター分子を、複数の異なる共発現ベ クターを生産するDNA連結に適した条件下、別個の複数のVH−コードDNA 相同体及び別個の複数のVLポリペプチドコードDNA相同体でそれぞれ処理し て共発現ベクターの別個のライブラリーを生成させる、ことよりなる方法。
  83. 83.異なる共発現ベクターの各々が、他のいずれかの異なる共発現ベクターに よって発現されるヘテロ二量体受容体分子を生成する第1及び第2のポリペプチ ドの組合せとは異なる、第1及び第2のポリペプチドの組合せよりなるヘテロ二 量体受容体分子を発現することができる請求の範囲82の方法。
  84. 84.請求の範囲83の方法によって生産される共発現ベクターライブラリー。
  85. 85.該発現ベクター分子がラムダファージから導かれ、VH−及びVL−コー ドDNA相同体が該発現ベクター分子に、2つのシストロンの発現のために作動 し得るように結合している請求の範囲84の共発現ライブラリー。
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