JPH0436783Y2 - - Google Patents

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JPH0436783Y2
JPH0436783Y2 JP1986111012U JP11101286U JPH0436783Y2 JP H0436783 Y2 JPH0436783 Y2 JP H0436783Y2 JP 1986111012 U JP1986111012 U JP 1986111012U JP 11101286 U JP11101286 U JP 11101286U JP H0436783 Y2 JPH0436783 Y2 JP H0436783Y2
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buckle
mouth core
paper bag
claw
spring
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JP1986111012U
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 この考案は、過体として紙袋を使用した電気
掃除機に関する。
従来の技術 従来の紙袋を使用する電気掃除機で、紙袋を取
り付けないで掃除されることを防ぐ構造として、
実開昭54−127716号公報に開示されているものを
あげることができる。すなわち、第4図のように
紙袋1の口芯部2を取り付けない状態では、尾錠
3が一点鎖線のように自重またはばね等で倒れ
て、収塵蓋4を閉じようと思つても収塵蓋4に形
成したリブ5が尾錠6の面7に乗り、収塵蓋4が
閉じないことで、紙袋1の挿着忘れを防止したも
のがあつた。しかし、このような構造のものにあ
つては、収塵蓋4が閉じない理由が内部にかくれ
ているため、使用者にとつて見れば大変判りにく
く、このため無理やりに大きな力を入れて閉じよ
うとして尾錠の軸受部の破損や口芯部を変形させ
たりしてごみ洩れの原因をつくるなどの問題があ
り、大変使い勝手が悪かつた。
また、この問題を解決するため、第5〜7図に
示すような考え方があつた。すなわち、紙袋8の
口芯部9を尾錠10より離脱すると、ばね11の
押し上げ力により、尾錠10の回動軸12を中心
に、第7図のように尾錠10が回動し、収塵蓋1
3を閉じようと思つても尾錠10に形成された突
出部14に収塵蓋13に形成されたリブ15が乗
り上げ、収塵蓋13を閉じることができず、さら
に、使用者に収塵蓋13が閉じない理由が外部よ
り判るように尾錠10の突出部14を外部に露出
させていた。
考案が解決しようとする問題点 しかし、このような構造のものにあつては、第
5図で示す尾錠10の回動軸12の中心と、突出
部14や口芯部9を係止する爪16との寸法Hを
できるだけ大きくして、突出部14が大きく外部
に突出するようにしなければならなかつた。ま
た、回動軸12の中心と、口芯部9を係止する爪
16との水平方向の寸法Lは、電気掃除機全体を
コンパクト化するため、できるだけ小さくする必
要があつた。このため、口芯部9を尾錠10の爪
16より取り外すため、尾錠10を矢印の方向に
回動させると、尾錠10の爪16の軌道は、第7
図の一点鎖線のようになり、口芯部9を変形させ
ないと尾錠10の爪16が外れないこととなる。
このため 口芯部9を変形させて着脱するた
め、尾錠10の操作力が重い、 口芯部9を変
形させるため第7図のように、ごみタイト部にす
き間aが発生し、ごみが洩れてしまう。などの問
題があつた。
本考案は、このような従来の問題点を解消した
もので、紙袋の着脱性の向上と、ごみ洩れの防止
を提供したものである。
問題点を解決するための手段 そして、上記問題点を解決するための技術的な
手段は、紙袋の口芯部に係合する爪部を一端に有
し、途中に軸部を設け、他端にばねの係合部を有
した尾錠と、前記軸部が上下自在でかつ回動自在
に軸支されるように本体ケースに設けた長孔状の
軸受部と、前記尾錠のばねの係合部に一端が係合
し、他端が前記軸受部と位置をづらし本体ケース
に係合されるばねとを備え、前記ばねにより尾錠
を下方に付勢するとともに、前記爪部が反口芯部
側に可動するように構成する。
作 用 この技術的手段による作用は次のようになる。
すなわち、紙袋の口芯部を尾錠を着脱する際、尾
錠が口芯部に対して略水平方向に動作可能である
ため、口芯部を変形させたりすることなく、尾錠
に口芯部が着脱できる。
実施例 以下、本考案の一実施例を添付図面に基づいて
説明する。
第1〜3図において、21は本体ケース下で、
紙袋22を収める収塵部23が形成されており、
その収塵部23の開口部には収塵蓋24が配設さ
れている。25は吸気口パツキンで、吸気口カバ
ー26と本体ケース下21とで挟持固定されてい
る。上記吸気口パツキン25の収塵部23側に突
出している円筒部27は、紙袋22の口芯部28
の穴29に嵌合するようになつている。上記口芯
部28の下端は、本体ケース下21に形成された
溝30に挿入され、上端は本体ケース下21の軸
受部31に回動自在に軸部32が支持された尾錠
33の爪34に係止されている。35は圧縮ばね
であり、上端は本体ケース下21に形成された丸
ボス36に、下端は尾錠33に形成された丸ボス
37にそれぞれ止められており、尾錠33が常に
下方に附勢されている。これにより、尾錠33の
軸部32の中心と、圧縮ばね35との中心とがず
れているため、尾錠33は、常に矢印Aの方向に
回動しようとする。また軸受部31が長孔状とな
つているため、尾錠33は、矢印Bの上方へも移
動可能となつている。
尾錠33には、突出部38が形成されている。
以上の構成において、紙袋22の口芯部28を
尾錠33の爪34より外すため尾錠33を矢印A
方向に倒そうとすると、口芯部28が折り曲げら
れようとする。この際、この口芯部28の折り曲
げられる反発力により、尾錠33が矢印B方向に
移動可能であるため、まず、矢印B方向に移動し
て爪34と口芯部28との係止が外れ、次に、圧
縮ばね35の附勢力で尾錠33が下方へ押し戻ど
されながら、矢印A方向に回動していき、第1図
の2点鎖線のようになる。また、口芯部28を挿
着する場合は、口芯部28の下端を本体ケース下
21の溝30に挿入し、口芯部28を垂直に立て
ていくと、まず、尾錠33の下方を口芯部28で
挿して尾錠33が軸部32を中心に垂直方向に回
動してきて爪34が口芯部28の上部端面に乗り
上げ、この作用により、尾錠33が矢印Bの方向
に移動して爪34を口芯部28が乗り越すと、圧
縮ばね35の作用によりもとの位置に尾錠33が
もどる。また、口芯部28を外したときには従来
と同じように尾錠33の突出部38に収塵蓋24
に形成したリブ39が乗り上げ、紙袋22の取り
付け忘れの防止構造をとつている。
考案の効果 以上のように、本考案では、尾錠を回動自在と
すると共に、口芯部と略平行方向にも移動するよ
うな軸受構造としたため、口芯部の着脱時に、口
芯部を変形させることがなく、着脱もスムーズで
あり、使い勝手のよい電気掃除機を得ることがで
きた。
【図面の簡単な説明】
第1〜3図は本考案の実施例を示すもので、第
1図は要部拡大断面図、第2図は尾錠部分の斜視
図、第3図は一部欠截断面図、第4〜7図は従来
例を示し、第4図は第1従来例の要部断面図、第
5図は第2従来例を示す要部断面図、第6図は尾
錠部分の分解斜視図、第7図は尾錠回動時の要部
断面図である。 22……紙袋、28……口芯部、33……尾
錠。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 紙袋の口芯部に係合する爪部を一端に有し、途
    中に軸部を設け、他端にばねの係合部を有した尾
    錠と、前記軸部が上下自在で、かつ回動自在に軸
    支されるように本体ケースに設けた長孔状の軸受
    部と、前記尾錠のばねの係合部に一端が係合し、
    他端が前記軸受部と位置をづらして本体ケースに
    係合されるばねとを備え、前記ばねにより尾錠を
    下方に付勢するとともに、前記爪部が反口芯部側
    に可動するように構成した電気掃除機。
JP1986111012U 1986-07-18 1986-07-18 Expired JPH0436783Y2 (ja)

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JPS6318960U JPS6318960U (ja) 1988-02-08
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JPS6318960U (ja) 1988-02-08

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