JPH0331208Y2 - - Google Patents

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JPH0331208Y2
JPH0331208Y2 JP1986040263U JP4026386U JPH0331208Y2 JP H0331208 Y2 JPH0331208 Y2 JP H0331208Y2 JP 1986040263 U JP1986040263 U JP 1986040263U JP 4026386 U JP4026386 U JP 4026386U JP H0331208 Y2 JPH0331208 Y2 JP H0331208Y2
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JP
Japan
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saucer
lid
mirror surface
rotating rod
cleaning body
Prior art date
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JP1986040263U
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JPS62151809U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、コンパクトの鏡面掃除装置に関す
る。
〔従来の技術〕
受皿上に設けた化粧料収容部に粉体固形化粧料
をプレスしたコンパクトにおいては、蓋体内面に
設けた鏡面に粉状となつた化粧料がコンパクト携
帯時等に付着してしまい、コンパクト使用の都度
に鏡面を掃除しなければならず面倒である。
そこで、従来、鏡面の掃除を容易にせんとした
構造の装置として、実公昭54−8959号公報に記載
されたコンパクトの鏡面掃除装置が知られてい
る。
これは、第5図に示すように、蓋体3を袋状に
形成し、その一側の開口部31から蓋体3内外に
鏡4を抜き差し自在とし、その抜き差しの際に掃
除体23で鏡面を掃除する構造である。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかし、このような構造では、鏡面を掃除する
ために、鏡4を抜き差ししなければならずその操
作が面倒である。
本考案は、このような点に鑑みなされたもの
で、鏡面の掃除をコンパクトの蓋体を開閉するだ
けで簡単に行えるようにすることを技術的課題と
するものである。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は、前記技術的課題を解決するため、内
面に鏡4を有する蓋体3を受皿1の一側にヒンジ
2で回動開閉自在に連結し、蓋体3と受皿1とに
互いに係脱するフツク5a,5bをそれぞれ設け
てあるとともに、受皿1にそれらフツク5a,5
bの係合を解除するロツク解除装置7を備えた化
粧用コンパクトにおいて、次のような技術的手段
をとつた。
すなわち、蓋体3の回動方向と同一方向に回動
する回動杆22を受皿1に枢支し、前記回動杆2
2の先端に前記鏡4の幅と略同一長の掃除体23
を設ける。さらに、蓋体3の閉時にこの掃除体2
3がヒンジ2から最も離れた鏡面の一側に当接し
て蓋体3を押し上げる方向に回動杆22をばね2
6で付勢し、かつ、このばね26により前記掃除
体23が常に鏡面に当接する方向に付勢されるよ
うにしてコンパクトの鏡面掃除装置とした。
さらに具体的には、前記回動杆22を受皿1の
両側に一対設け、前記掃除体23をこの一対の回
動杆22の先端間に架設して略門形の構造とした
り、回動杆22を受皿1の中央部に1本設け、そ
の先端に掃除体23を設けて略T字形の構造とす
ることが例示できる。
また、回動杆22を付勢するばね26として
は、ねじりコイルばね26を回動杆22の枢支部
分に巻き付けて設けることが例示できるが、回動
杆22自体をばね26で形成することも考えられ
る。
〔作用〕
蓋体3を閉じている時、回動杆22先端の掃除
体23はヒンジ2から最も離れた鏡面の一側にば
ね26の付勢力により当接している。そこで、ロ
ツク解除装置7を操作して、蓋体側フツク5aと
受皿側フツク5bとの係合を解除すると、回動杆
22が回動しようとして掃除体23を鏡面に摺接
させつつ蓋体3を押し上げるので、蓋体3が自動
的に開くとともに、この掃除体23が鏡面に当接
して前記ヒンジ2より最も離れた鏡面の一側から
ヒンジ2に最も近い鏡面の他側に向けて摺動し、
鏡面を自動的に掃除する。
蓋体3を閉じると、掃除体23が再び鏡面に摺
接しながら回動杆22が元の位置へと復帰するの
でこの場合も鏡面の掃除ができる。
〔実施例〕
以下、本考案の実施例を第1図乃至第4図に基
づいて説明する。
〈実施例 1〉 第1図及び第2図に示すように、矩形状をした
受皿1の後側にヒンジ2で矩形状をした蓋体3が
回動開閉自在に連結されている。そして、蓋体3
内面には矩形状をした鏡4が張り付けられている
とともに、蓋体3の前側内面に鈎状の蓋体側フツ
ク5aが垂設されている。
そして、この蓋体側フツク5aに対応して受皿
1前側中央に凹所6が形成され、その凹所6内の
壁面に蓋体側フツク5aに係脱する突起状の受皿
側フツク5bが形成されている。また、この凹所
6内にロツク解除装置としての解除ボタン7が回
動自在に設けられ、この解除ボタン7はその回動
によるてこ作用でその上端面が蓋体3内面を押し
上げて蓋体側フツク5aを受皿側フツク5bから
外すものである。
また、受皿1の上面には矩形状の凹部11が形
成され、この凹部11内には粉末固形化粧料をプ
レス充填した中皿が嵌合されるようになつてい
る。さらに、凹部11内左右両側壁に受皿1の中
央よりやや後側部分が最低部となつた傾斜面13
がそれぞれ形成され、その最低部に対応した凹部
11左右両壁面にそれぞれ軸受孔14が穿設され
ている。
そして、この各軸受孔14にそれぞれ回動自在
に挿入される回動軸21を基端に有して、蓋体3
の回動方向と同一方向に回動する一対の回動杆2
2が設けられ、この各回動杆22の先端間に鏡4
の幅と略同一長の掃除体23が架設されている。
この掃除体23は各回動杆22と一体となつた軸
部24の周囲を掃除用のスポンジ25で被つたも
ので、一対の回動杆22とともに全体として門形
を形成している。
さらに、双方の回動杆22の回動軸21部分に
ねじりコイルばね26が巻回され、蓋体3の閉時
に回動杆22の先端に設けた掃除体23が前記ヒ
ンジ2より最も離れた鏡面の一側に当接して蓋体
3を押し上げる方向にこの回動杆22を付勢して
いる。
従つて、掃除体23は常に鏡面に当接する方向
に付勢され、蓋体3の開閉時に鏡面に摺接して鏡
面の汚れを拭き取る。また、蓋体側フツク5aと
受皿側フツク5bとの係合を解除ボタン7で解除
すると、回動杆22により蓋体3が自動的に開か
れる。
この実施例では掃除体23が一対の回動杆22
で支持されているため、安定性が高く掃除体23
の鏡面への密着性がよく、確実に掃除ができる。
〈実施例 2〉 これは、第3図に示すように、一対の回動杆2
2を先端間に掃除体23を着脱自在に取り付ける
ようにしたもので、他の点は実施例1と同様であ
る。
このようにすれば、掃除体23が汚れた場合に
その交換が容易である。
〈実施例 3〉 これは、第4図に示すように、回動杆22を1
本としたもので、この回動杆22は基端両側に回
動軸21を有しているとともに、先端部分が掃除
体23の中央を支持し、全体として略T字形とな
つている。そして、受皿1は凹部11中央に、中
央部よりやや後側部分が最低部となる傾斜面13
を上面に有する仕切31が設けられ、この仕切3
1で区分された凹部11に対応して中皿も一対形
成され、仕切31の傾斜面13の最低部に対応し
た一対の中皿の対向面に、回動杆22基端の回動
軸21を回動自在に挿入支持する軸受孔14がそ
れぞれ穿設されている。
他の点は、実施例1と同一である。
なお、ロツク解除装置7としては、てこ作用を
利用したものだけでなく、テーパー面を利用して
蓋体3を押し上げ、各フツク5a,5bの係合を
解除するものでもよい。
〔考案の効果〕
本考案によれば、蓋体3の開閉動作に伴い、ば
ねにより前記掃除体が常に鏡面に当接する方向に
付勢され、鏡面が掃除体23で自動的に掃除でき
るので、掃除のための面倒な操作を必要とせず、
鏡面を常に奇麗な状態に保持できる。
また、ロツク解除装置7により、蓋体側フツク
5aと受皿側フツク5bとの係合を解除すると、
回動杆22により蓋体3が押し上げられるので、
手で開蓋操作をする必要がなく、操作が容易であ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の第1実施例を示す分解斜視
図、第2図はその断面図、第3図は第2実施例を
示す回動杆及び掃除体の斜視図、第4図は第3実
施例を示す分解斜視図、第5図は従来例を示す斜
視図である。 1……受皿、2……ヒンジ、3……蓋体、4…
…鏡、5a……蓋体側フツク、5b……受皿側フ
ツク、7……ロツク解除装置、22……回動杆、
23……掃除体、26……ばね。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 内面に鏡4を有する蓋体3を受皿1の一側に
    ヒンジ2で回動開閉自在に連結し、蓋体3と受
    皿1とに互いに係脱するフツク5a,5bをそ
    れぞれ設けてあるとともに、受皿1にそれらフ
    ツク5a,5bの係合を解除するロツク解除装
    置7を備えた化粧用コンパクトにおいて、 蓋体3の回動方向と同一方向に回動する回動
    杆22を受皿1に枢支し、前記回動杆22の先
    端に前記鏡4の幅と略同一長の掃除体23を設
    け、さらに、蓋体3の閉時にこの掃除体23が
    ヒンジ2から最も離れた鏡面の一側に当接して
    蓋体3を押し上げる方向に前記回動杆22をば
    ね26で付勢し、かつ、このばねに26より前
    記掃除体23が常に鏡面に当接する方向に付勢
    されたことを特徴とするコンパクトの鏡面掃除
    装置。 (2) 前記回動杆22は、受皿1の両側に一対設け
    られ、前記掃除体23は、この一対の回動杆2
    2の先端間に架設され、一対の回動杆22と掃
    除体23とで略門形を成す構造としたことを特
    徴とする実用新案登録請求の範囲第1項記載の
    コンパクトの鏡面掃除装置。 (3) 前記回動杆22は、受皿1の中央部に1本設
    けられ、その先端に掃除体23が設けられて、
    回動杆22と掃除体23とで略T字形を成す構
    造としたことを特徴とする実用新案登録請求の
    範囲第1項記載のコンパクトの鏡面掃除装置。
JP1986040263U 1986-03-19 1986-03-19 Expired JPH0331208Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1986040263U JPH0331208Y2 (ja) 1986-03-19 1986-03-19

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JP1986040263U JPH0331208Y2 (ja) 1986-03-19 1986-03-19

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Publication Number Publication Date
JPS62151809U JPS62151809U (ja) 1987-09-26
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5961710U (ja) * 1982-10-15 1984-04-23 株式会社吉野工業所 化粧用コンパクト

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Publication number Publication date
JPS62151809U (ja) 1987-09-26

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