JP4765870B2 - 電気掃除機 - Google Patents

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本発明は集塵室に対する集塵袋の装着、取出し操作を容易にする電気掃除機に関するものである。
従来の電気掃除機は、前部に吸気口を有する掃除機本体で、集塵室、電動送風機を内蔵する電動送風機収納室を形成している。前記集塵室には、集塵室の底面にリブを設けたものや、口枠の左右を固定するために、集塵室底面から集塵室の略開放部付近の高さまで箱状のリブを設け、それらにより集塵袋の口枠を集塵室に仮固定を行っている。次に口枠の上端部分を集塵室に回動自在に固定された口枠押えにより口枠を固定しているものであった(例えば、特許文献1参照)。そしてこのような電気掃除機には集塵室に集塵袋を未装着の状態で蓋を閉じて使用しようとしても蓋が閉じられないようにして誤使用を防止する機能を付加したものが見られる。
特許第3424154号公報
しかしながら、上記構成では、上記のような口枠押さえを有するものは、集塵袋の着脱には口枠押えを回動させた後に口枠を挿入するという二動作が必要で、ワンタッチで集塵袋の着脱が出来ないというものであった。
また、口枠押さえが口枠の上部に位置するものにあっては、集塵袋を挿入する際に口枠押えが邪魔となり、上方より集塵袋の位置を決める位置決めリブおよび、吸気口が口枠押さえにより隠れ、目視しにくいために使用者は、感覚により集塵袋を取りつけていた。そのため、誤挿入が発生し、吸気孔と吸気口がずれそれによりゴミ漏れが起こり、電動送風機の故障、電気掃除機の故障の原因となっていた。また、ゴミが一杯になった、集塵袋を取り出す際に、吸気孔に口枠押さえが引っかかり、取り出しにくいだけでなく、集塵袋内のゴミがこぼれてしまうこともあり、使用者に不信感を与えるものであり、集塵室にこぼれたゴミが電動送風機に直接侵入しそれにより電気掃除機の故障につながるものであった。
本発明は上記課題を解決するもので、集塵袋の未装着による誤使用を防止しつつ集塵袋の着脱容易化を図って使い勝手を向上した電気掃除機を提供することを目的とする。
上記従来の課題を解決するために本発明は、吸気口を有する集塵室と塵埃吸引用の電動送風機を収納する電動送風機収納室とを有する掃除機本体と、前記集塵室内に装着され、当該集塵室の前記吸気口に対応する吸気孔を有する口枠付きの集塵袋と、前記集塵室上方を開閉自在に覆う蓋体と、前記吸気口に配置され集塵室側に突出し前記蓋体を閉状態にしたときに前記集塵袋の口枠と当接して吸引風のエアータイトを行う軟質材で形成されたタイト体と、前記タイト体上方に配置され前記タイト体の口枠とのタイト面と略同一または突出代を有した突出体とを備え、前記蓋体には集塵袋検知体を設け、この集塵袋検知体は前記集塵室に集塵袋が装着されていないときに蓋体が閉状態とならないように防止する突起部と前記集塵室に集塵袋が装着されていることを検知する検知部とを有していて、前記検知部が前記集塵室に集塵袋が装着されていることを検知すると、前記突起部は前記蓋体が閉状態となる位置に移動すると共に、集塵室に集塵袋を挿入する際に前記突出体により口枠の集塵室前方への位置規制を行う電気掃除機とした。
これにより、集塵袋を装着していないと蓋体を閉じられないので集塵袋未装着による誤使用を防止できると共に、集塵袋を装着する際には口枠を吸気口に対応させて集塵室内に装着するという一動作でよく、また集塵袋を取り出す際には蓋体を開いた後は口枠を持ってこれを引き出すだけという一動作で済み、集塵袋の着脱が容易に行え、かつ口枠が吸気口に配置したタイト体への突っかかりを防止するとともに口枠のタイト体への噛み込みを防止してゴミこぼれの発生を防止する。
本発明によれば、集塵袋の未装着による誤使用を防止しつつ集塵袋の着脱が容易に行え、その使い勝手を向上した電気掃除機を提供できる。
第1の発明は、吸気口を有する集塵室と塵埃吸引用の電動送風機を収納する電動送風機収納室とを有する掃除機本体と、前記集塵室内に装着され、当該集塵室の前記吸気口に対応する吸気孔を有する口枠付きの集塵袋と、前記集塵室上方を開閉自在に覆う蓋体と、前記吸気口に配置され集塵室側に突出し前記蓋体を閉状態にしたときに前記集塵袋の口枠と当接して吸引風のエアータイトを行う軟質材で形成されたタイト体と、前記タイト体上方に配置され前記タイト体の口枠とのタイト面と略同一または突出代を有した突出体とを備え、前記蓋体には集塵袋検知体を設け、この集塵袋検知体は前記集塵室に集塵袋が装着されていないときに蓋体が閉状態とならないように防止する突起部と前記集塵室に集塵袋が装着されていることを検知する検知部とを有していて、前記検知部が前記集塵室に集塵袋が装着されていることを検知すると、前記突起部は前記蓋体が閉状態となる位置に移動すると共に、集塵室に集塵袋を挿入する際に前記突出体により口枠の集塵室前方への位置規制を行う電気掃除機とした。
これにより、集塵袋を装着していないと蓋体を閉じられないので集塵袋未装着による誤使用を防止できると共に、集塵袋を装着する際には口枠を吸気口に対応させて集塵室内に装着するという一動作でよく、また集塵袋を取り出す際には蓋体を開いた後は口枠を持ってこれを引き出すだけという一動作で済み、集塵袋の着脱が容易に行え、かつ口枠が吸気口に配置したタイト体への突っかかりを防止するとともに口枠のタイト体への噛み込みをを防止してゴミこぼれの発生を防止する。
第2の発明は、第1の発明の突出体が、蓋体が閉状態での集塵袋検知体配置位置と左右方向で配置位置をずらせて当接しない構成としてあり、蓋体が閉状態で突出体と集塵袋検知体が干渉することなく、蓋体が確実に閉状態となり、省スペースで前記第1の発明と同様の効果が期待できる。
第3の発明は、第1または第2の発明の突出体を、二重構成とし、内側を剛性のある材質、外側を軟質の材質で構成してあり、外側に配設した軟質材料により、挿入時の口枠の位置規制を確実に行うとともに軟質材料が変形することにより、突出体による位置規制で口枠とタイト体のエアータイトの阻害防止が行えるものである。
第4の発明は、第1または第2の発明の突出体を、掃除機本体と蓋体とのエアータイトを行うリップを有するバンパーと一体に形成され、その内側に剛性のある材質を配置した二重構成としており、突出体がバンパーと一体に形成されていることにより、部品点数が減り、安価に、かつ組立性が容易であり、前記第3の発明と同様の効果が期待できる。
第5の発明は、第3または第4の発明の突出体が、二重構成の間に空間部を有してあり、より口芯がタイト体に噛み込み難いだけの集塵室への突出代を確保しながら、軟質材料の変形とともに空間部へのたわみとにより、突出体による位置規制で口枠とタイト体のエアータイトの阻害防止が充分に行えるものである。
第6の発明は、第1〜第5のいずれか1つの発明の突出体が、上下方向の上部から略中央部にかけて集塵室側に徐々に突出する傾斜面Aと、略中央部から下部にかけて集塵室側から徐々に引っ込むような傾斜面Bを形成したもので、集塵袋を挿入する時に前記傾斜面Aが口枠の集塵室への案内となり、集塵室への集塵袋の挿入がさらに容易になるとともに、集塵袋を集塵室から取り外す時に前記傾斜面Bが口枠の取り外しの案内となり、集塵室からの集塵袋の取り外しがさらに容易になり、集塵袋の着脱がさらに容易になるものである。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、本実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
本発明の第1の実施の形態について、図1〜図9を用いて説明する。図1〜4において、1は前方に吸気口2を有する集塵室3と後方に電動送風機(図示しない)を有する電動送風機室(図示しない)を具備した掃除機本体で、吸気口2部には掃除機本体1とホース4の接続パイプ5とのエアータイト用のタイト体6を具備したものである。また集塵室3上方は開放状態となっており、開放部上端全周にパッキンA7を有し、掃除機本体1の前側部に配置され軟質材で構成した緩衝体8を有するバンパー9を配置している。10は掃除機本体1上部にその後方部を支点として回動自在に設けた蓋体で、集塵室3の上方開口部を覆うものである。この蓋体10は、パッキンA7と平面が略同形状で蓋体10が閉状態となった時パッキンA7と圧接しエアータイトを行うタイトリブ11を有している。集塵室3内には口枠12を有した集塵袋13が着脱自在に装着してある。この集塵袋13は、口枠12の吸気孔12Aを集塵室3の吸気口2に対向させつつ、当該集塵室3の吸気口2左右に位置するリブ等からなる位置決め部14に差し込んでいき、その口枠12下端を集塵室3底面で口枠12の前後位置を決めるリブ等の補助位置決め部15に嵌合させて装着してあり、位置決め部14と補助位置決め部15とで口枠12の位置決めを行っている。なお、上記左右の位置決め部14同志間の上方には従来例で説明したような口枠押さえはなく開放状態としてある。
16は前記蓋体10の前方内面に設けた集塵袋検知体で、図1、5に示すように蓋体10内面に設けたリブを利用して回動自在に取付けてある。この集塵袋検知体16は回動支持部を中心として後方に検知部16Aを、前方に突起部16Bを有するもので、これら両者は本実施の形態では一体成形してある。そして、前記集塵袋検知体16は、蓋体10が閉状態とならない位置に突起部16Bを構成し、蓋体10が閉状態となるにつれ、口枠12に当接される位置に検知部16Aを設けた構成としてある。加えて上記集塵袋検知体16はバネ体(弾性体)17により突起部16Bが、蓋体10が閉状態とならないようにする位置、この実施の形態ではタイトリブ11の外に突出する位置に常時附勢して設けてある。また、上記集塵袋検知体16はその検知部16Aの前記口枠12と当接する部分であって、口枠12係合する係合部16Cが設けてあり、集塵室3に口枠12が取付けられているときに前記係合部16Cが口枠12と係合し、前記突起部16Bがタイトリブ11集塵室3内に位置するとともに前記バネ体17の附勢力によってを集塵室3の吸気口2側に附勢して前記タイト体6の集塵室3側に突出した最外郭部に形成したパッキンB18に口枠12が押付けられてこれに密着させる構成としてある。
図6、7に示すように19は吸気口上方に設けられ、タイト体6のパッキンB18の集塵室3側への突出代(L1)よりも少し小さい突出代(L2)を有した突出体であり、その上方から略中央部にかけて集塵室3側に突出する傾斜面A19Aと、その略中央部から下方にかけて引っ込んだ傾斜面B19Bを有している。前記突出部19は、その両側面に形成した爪19Cが掃除機本体1の吸気口3上方に形成した保持リブ20に形成した穴部20Aと係合して掃除機本体1と着脱自在に保持されている。
また、突出部19と集塵袋検知体16は蓋体10を閉じたときに干渉しないように横方向で位置をずらして配置している。
以上のように構成された電気掃除機について、以下その動作、作用を説明する。
図5のように、蓋体10が開放状態の時、集塵袋検知体16はバネ体17により突起部16Bがタイトリブ11の外に突出する位置に附勢されている。
この状態で集塵袋13を集塵室3内にセットするにはその口枠12を何らの操作を要することなく突出体19の傾斜面A19A表面を滑らせてそのまま位置決め部14に嵌合していけばよい。そしてこの状態、すなわち、集塵室3内の所定の位置に口枠12がセットされ集塵袋13が挿入されている状態で、蓋体10を閉状態となるように回動させると、図8(a)のように集塵袋検知体16の検知部16Aが口枠12の上端部に当接をする。さらに閉状態に回動させると図8(b)のように、検知部16Aが上方に回動をし始め同時に突起部16Bがタイトリブ11から遠ざかるように集塵室3側に回動を行う。最終的に図3のように蓋体10が所定の位置まで回動して閉状態となり、タイトリブ11とパッキンA7が当接しエアータイトが行える。そして口枠12が吸気口2に配置したタイト体6のパッキンB18に密着される。
次に図9のように、集塵室3に口枠12が挿入されていないときは、蓋体10を閉状態に回動させても、集塵袋検知体16の突起部16Bがタイトリブ11の外に突出したままのため、タイトリブ11とパッキンA7の間に突起部16Bが挟まり、蓋体10が完全に閉まらない状態となるものである。
また、集塵袋13を集塵室3から取り外すときは蓋体10を開けるだけでよく、これにより集塵袋検知体16がバネ体17の附勢力によって回動しその突起部16Bがタイトリブ11の外方向に移動するとともに検知部16Aの係合部16Cが口枠12から外れる。したがって口枠12を持ってこれまた何らの操作をすることなく、突出体19の傾斜面B19Bによって口枠12が突っかかることなくそのままこれを抜き出せばよい。
このように、集塵袋検知体16を蓋体10に設け、使用者が誤って集塵袋13を集塵室3にセットしない状態で使用してしまうことを防止するとともに、集塵袋13の着脱は一動作で行え、かつ突起体19により、口枠12がタイト体6に突っかかることがなく口枠12の挿入性が向上し、またタイト体6パッキンB18からのゴミ漏れが防止できるとともに傾斜面A19Aと傾斜面19Bが口枠12挿入、取り外し時の案内となり、口枠12の着脱性がさらに向上するものである。また、上記集塵袋13を装着する際に、上方より吸気口3を容易に目視でき、取付けが行えるために安定した状態で取付けが行える。そのため集塵袋13の誤挿入を防ぐことができる。また、集塵袋13を取り出す際に、口枠12、吸気孔12Aに引っ掛るものもなく、集塵袋3内のゴミがこぼれる事がない。このように誤挿入、取出し時に発生するゴミ漏れによる電気掃除機の故障も防止できるものである。
また、集塵袋検知体16は、蓋体10が閉状態となるにつれ集塵袋の口枠12に当接して検知部16Aが移動し、その移動によって突起部16Bが蓋体10閉状態可能な位置まで移動する構成としてあるから集塵袋検知体16を移動させるための駆動源を特別に必要としない。
加えて上記集塵袋検知体16は、突出体19と横方向で配置位置をずらしているため、狭いスペースに設置することができ、小型化が可能となる。
更に上記集塵袋検知体16は、バネ体17によって集塵袋13未装着時には突起部16Bが蓋体10閉状態とできない所に位置するように附勢した構成としてあって、常時蓋体10を閉状態とできない所に位置しているので、突起部16Bが不用意に蓋体10閉状態とすることが出来るところに位置して集塵袋13未装着のまま蓋体10が閉じられるという事態を防止できる。
(実施の形態2)
本発明の第2の実施の形態について、図1、図10を用いて説明する。
なお、第1の実施の形態と同一構成部品については同一符号を付して、その説明を省略する。
図10において突出体19はパッキンA7を有する軟質体で構成されたバンパー9で表面19Dを形成するとともに保持部19Eは樹脂などの硬質体でバンパー9と一体に形成し、かつ表面19Dと保持部19Eの間に空間部19Fを有している。
また、前記突出体19の表面19Dは吸気口2に配置されたタイト体6のパッキンB18の集塵室3側への突出代(L1)よりも少し大きい突出代(L3)を有して配置されている。
以上のように構成された電気掃除機について、以下その動作、作用を説明する。
突出体19の表面19Dは吸気口2に配置されたタイト体6のパッキンB18の集塵室3側への突出代(L1)よりも少し大きい突出代(L3)を有して配置されていることにより、口枠12を挿入するときに突出体19の表面19Dを案内として位置決め部14に挿入するため、タイト体6のパッキンB18よりも集塵室3側に位置することになり、口枠12がパッキンB18に突っかかることなく確実に補助位置決め部15に挿入できる。
また、突出体19の表面19Dが軟質体で形成されているとともに空間部19Fを有していることにより、蓋体10を閉じて集塵袋検知体16の係合部16Cにより口枠12が吸気口3側に移動したときに表面19Dの変形(弾性)と空間部19Fへの変形により口枠12の移動量を吸収して、口枠12とパッキンB18との密着が確実に行え、エアータイトが出来、ゴミ漏れを防止するものである。
また、突出体19の表面19Dにはスキン層を形成しているため、口枠12との滑りが良く、挿入性、取外し性が向上するものである。
なお、上記実施の形態では、口枠12を集塵室3の吸気口2に配置したタイト体6のパッキンB18に密着させるために集塵袋検知体16をバネ体17で附勢すると共にその検知部16Aに係合部16Cを設けた場合で説明したが、集塵袋検知体16にこのような機能を持たせることなく別途口枠12保持用のリブ等を蓋体10に設けるなどしても良いものであり、本発明の趣旨を満足するものであればどのような構成としても良いものである。
以上のように、本発明にかかる電気掃除機は、集塵袋の未装着のままの誤使用を防止できると共に、この集塵袋の着脱も容易に行え、使い勝手が大きく向上し、特に家庭、業務用等の電気掃除機に有用である。
本発明の実施の形態1における電気掃除機の要部断面図(図3上の断面A−A) 同、電気掃除機の要部矢視図(図1上のB矢視) 同、電気掃除機の要部断面矢視図 同、電気掃除機の全体斜視図 同、電気掃除機の要部断面図 同、集塵袋を外した状態の電気掃除機の要部断面図 同、電気掃除機の要部分解斜視図 (a)同、電気掃除機の要部断面図(b)同、電気掃除機の要部断面図 同、電気掃除機の要部断面図 本発明の実施の形態2における集塵袋を外した状態の電気掃除機の要部断面図
符号の説明
3 集塵室
6 タイト体
7 パッキンA
9 バンパー
10 蓋体
11 タイトリブ
12 口枠
12A 吸気孔
13 集塵袋
16 集塵袋検知体
16A 検知部
16B 突起部
16C 係合部
18 パッキンB
19 突出体
19A 傾斜面A
19B 傾斜面B
19C 爪
19D 表面
19E 保持部
19F 空間部
20 保持リブ
20A 穴部

Claims (6)

  1. 吸気口を有する集塵室と塵埃吸引用の電動送風機を収納する電動送風機収納室とを有する掃除機本体と、前記集塵室内に装着され、当該集塵室の前記吸気口に対応する吸気孔を有する口枠付きの集塵袋と、前記集塵室上方を開閉自在に覆う蓋体と、前記吸気口に配置され集塵室側に突出し前記蓋体を閉状態にしたときに前記集塵袋の口枠と当接して吸引風のエアータイトを行う軟質材で形成されたタイト体と、前記タイト体上方に配置され前記タイト体の口枠とのタイト面と略同一または突出代を有した突出体とを備え、前記蓋体には集塵袋検知体を設け、この集塵袋検知体は前記集塵室に集塵袋が装着されていないときに蓋体が閉状態とならないように防止する突起部と前記集塵室に集塵袋が装着されていることを検知する検知部とを有していて、前記検知部が前記集塵室に集塵袋が装着されていることを検知すると、前記突起部は前記蓋体が閉状態となる位置に移動すると共に、集塵室に集塵袋を挿入する際に前記突出体により口枠の集塵室前方への位置規制を行う電気掃除機。
  2. 突出体は、蓋体が閉状態での集塵袋検知体配置位置と左右方向で配置位置をずらせて当接しない構成とした請求項1記載の電気掃除機。
  3. 突出体は、二重構成とし、内側を剛性のある材質、外側を軟質の材質で構成した請求項1または2に記載の電気掃除機。
  4. 突出体は、掃除機本体と蓋体とのエアータイトを行うリップを有するバンパーと一体に形成され、その内側に剛性のある材質を配置した二重構成とした請求項1または2記載の電気掃除機。
  5. 突出体は、二重構成の間に空間部を有した請求項3または4に記載の電気掃除機。
  6. 突出体は、上下方向の上部から略中央部にかけて集塵室側に徐々に突出する傾斜面Aと、略中央部から下部にかけて集塵室側から徐々に引っ込むような傾斜面Bを形成した請求項1〜5のいずれか1項に記載の電気掃除機。
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