JP2010193974A - 電気掃除機 - Google Patents
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Abstract
【課題】掃除機本体の本体吸込み口に取付けられた前側シール部材と集塵体の集塵体吸込み口との連通部分のシール性の確保とともに、集塵体の着脱性及びこの着脱に伴う前側シール部材の耐久性を向上できる電気掃除機を提供する。
【解決手段】ユニット収容室3aの前側に吸塵ホースが挿脱可能な本体吸込み口11を掃除機本体に設け、ユニット吸込み口23を有した集塵ユニット21を室3aに収容する。シール部34とホース係合部34aを有した前側シール部材31を口11に支持する。シール部を、吸塵ホースの挿脱に伴い退避位置とシール位置にわたって移動可能に設け、吸塵ホースが口11に挿入されていない状態ではシール部を退避位置に保持する。退避位置に配置されたシール部は、ユニット21が着脱される際の吸込み口23の移動軌跡から前側に外れている。シール部はシール位置で吸込み口23に押当てられる。係合部34aで吸塵ホースを受けてシール部が退避位置からシール位置に押し動かされるようにしている。
【選択図】図3
【解決手段】ユニット収容室3aの前側に吸塵ホースが挿脱可能な本体吸込み口11を掃除機本体に設け、ユニット吸込み口23を有した集塵ユニット21を室3aに収容する。シール部34とホース係合部34aを有した前側シール部材31を口11に支持する。シール部を、吸塵ホースの挿脱に伴い退避位置とシール位置にわたって移動可能に設け、吸塵ホースが口11に挿入されていない状態ではシール部を退避位置に保持する。退避位置に配置されたシール部は、ユニット21が着脱される際の吸込み口23の移動軌跡から前側に外れている。シール部はシール位置で吸込み口23に押当てられる。係合部34aで吸塵ホースを受けてシール部が退避位置からシール位置に押し動かされるようにしている。
【選択図】図3
Description
本発明は、掃除機本体内の吸込み風路中に設けた集塵体収容室に、吸引した塵を集める集塵体が着脱可能に配置された電気掃除機に関する。
掃除機本体内に上方に開放した集塵ユニット室を形成し、このユニット室に集塵ユニットが上方から着脱され、その装着状態で、掃除機本体の接続口と集塵ユニットの吸込接続口との連通部分でのシール性が確保されるようにした電気掃除機が知られている(例えば、特許文献1参照。)。
この電気掃除機では、集塵ユニット室の後側に電動送風機が内蔵されているとともに、この送風機と集塵ユニット室を連通する前面開口を有してこれら電動送風機と集塵ユニット室の間を仕切る接続風路部が掃除機本体に設けられ、この接続風路部の周部前面にリング形の後側シール部材が装着されている。更に、掃除機本体の前端部に集塵ホースが接続される接続口を設け、この接続口に前側シール部材が装着されている。
この前側シール部材は、弾性材製のパッキン部と、このパッキン部を支持した台座部材と、付勢手段としてのコイルスプリングを備えている。台座部材は前後方向に移動可能であり、コイルスプリングで後方へ、すなわち、集塵ユニット室内の集塵ユニットに当接する方向に付勢されている。
この従来技術で、集塵体である集塵ユニットが集塵体収容室である集塵ユニット室に上方から装着されると、集塵ユニットの後端面が後側シール部材に接合されるとともに、集塵ユニットの前面に突設された吸込接続口が前側シール部材に接合される。これにより、集塵体吸込み口である吸込接続口から電動送風機の吸口に至る掃除機本体内の吸込み風路中に集塵ユニットが配置されて、電動送風機の運転に伴い吸込まれる気流中の塵が、集塵ユニットを通る際に空気から分離されてこの集塵ユニットに集められる。
そして、前記従来技術において、集塵ユニットが集塵ユニット室に着脱される際に、掃除機本体の接続口に装着された前側シール部材のパッキン部を、集塵ユニットの吸込接続口が押したときには、前側シール部材がコイルスプリングに抗して吸込接続口から離反する方向である前方へ移動されるので、前側シール部材と集塵ユニットとの摩擦抵抗が低減される。これにより、従来技術では、集塵ユニットの着脱性の向上と前側シール部材の摩耗抑制による耐久性の確保とともに、前側シール部材が前方に押し動かされた位置で所望のシール性が確保できる。
しかし、従来技術は、集塵ユニットの着脱に伴いその吸込接続口が前側シール部材に接触することで、このシール部材のシール部を、コイルスプリングの付勢力に抗して前方に退避させている。このため、集塵ユニットの着脱性及び前側シール部材の耐久性については一定の効果があるものの、十分ではない場合がある。
すなわち、集塵ユニットの移動に伴い、前記接触を原因として前側シール部材のシール部が捲れて、集塵ユニットの着脱性に悪影響を与えることがある。これとともに、前記接触を原因として前側シール部材のシール部の摩耗を完全になくすことはできないので、前側シール部材の耐久性についても改善の余地がある。
以上のように従来技術は、掃除機本体の接続口に取付けられた前側シール部材と集塵ユニット室に収容された集塵ユニットの吸込接続口との連通部分のシール性は確保できるものの、集塵ユニット室に対する集塵ユニットの着脱性及びこの着脱に伴う前側シール部材の耐久性に改善の余地があるという課題がある。
本発明は、掃除機本体に集塵体収容室とこの室の前側に吸塵ホースが挿脱可能に接続される本体吸込み口が設けられていて、本体吸込み口に連通される集塵体吸込み口を有した集塵体が集塵体収容室に着脱可能に収容される電気掃除機を前提とする。
そして、前記の課題を解決するために、本発明は、シール部とホース係合部を有した前側シール部材を本体吸込み口に支持し、シール部を、集塵体が集塵体収容室に上方から着脱される際の集塵体吸込み口の移動軌跡から前側に外れた退避位置と、シール部が集塵体吸込み口に押当てられたシール位置にわたって本体吸込み口に対する吸塵ホースの挿脱に伴い移動可能に設けるとともに、吸塵ホースが本体吸込み口に挿入されていない状態で退避位置に保持されたシール部を退避位置からシール位置に移動させるために、本体吸込み口に挿入される吸塵ホースをホース係合部で受けるようにしたことを特徴としている。
本発明の電気掃除機によれば、掃除機本体の接続口に取付けられた前側シール部材と集塵体の集塵体吸込み口との連通部分のシール性の確保とともに、集塵体の着脱性及びこの着脱に伴う前側シール部材の耐久性を向上できる、という効果がある。
以下、図1〜図5を参照して本発明の第1の実施の形態について、詳細に説明する。
図1中符号1は電気掃除機を示している。電気掃除機1は室内の床面等の被掃除面上を複数の車輪2の回転を伴って移動可能な掃除機本体3、本体蓋5、後側シール部材9、吸込み風路体14、集塵体例えば集塵ユニット21、及び前側シール部材31等を具備している。
掃除機本体3の後部には電動送風機4及び図示しないコードリールが内蔵されている。電動送風機4はその吸口を前方に向けて配設されている。図2に示すように掃除機本体3は集塵体収容室例えばユニット収容室3aを有している。ユニット収容室3aは電動送風機4の前側に掃除機本体3の前部の大部分を占めて設けられている。このユニット収容室3aの上端は開放されている。この開放された上端を通して後述する集塵ユニット21が上方から着脱されるようになっている。
掃除機本体3の上面に本体蓋5がその後端部を支点に起倒可能に取付けられている。この本体蓋5を倒伏させた場合に、ユニット収容室3aの開放された上端が図1に示すように閉じられる。図3及び図4に示すように本体蓋5は、その先端部裏面に突設されたフック5aを有しており、このフック5aを掃除機本体3側のフック受け6に引掛けることにより、閉じ状態を維持する。なお、図示しない解除ボタンを押すことにより、フック5aがフック受け6から外れて、本体蓋5を開くことができるようになっている。
図2に示すように掃除機本体3は、電動送風機4及び図示しないコードリールが配設された掃除機本体3の後部室と、ユニット収容室3aとの間を仕切る仕切り壁7を有している。仕切り壁7は電動送風機4の吸気圧をユニット収容室3aに波及させるための通気部8を有している。通気部8は例えば仕切り壁7の周部を除く略全域にわたって設けられた略長円形の複数の孔からなる。
仕切り壁7に、通気部8が開口された領域を囲んで環状の後側シール部材9が装着されている。この後側シール部材9は、ゴムやエラストマのような弾性変形が可能なシール材により形成されていて、ユニット収容室3aに臨んでいる。
図3及び図4に示すようにユニット収容室3aの前側具体的には掃除機本体3の前端部に、後述する吸塵ホース15が前方から挿脱される本体吸込み口11が取付けられている。本体吸込み口11は、掃除機本体3の下ケース3bに形成された挟持壁3cと上ケース3dに形成された挟持壁3eとで挟まれている。これら挟持壁3c,3eは後述する弾性片35が引っ掛かる保持部を兼ねている。本体吸込み口11の前端は掃除機本体3の前端面に開放されている。本体吸込み口11の後端はユニット収容室3aに開放されている。本体吸込み口11に前記フック受け6が上向きに突設されている。
図1に示すように吸込み風路体14は、吸塵ホース15と、延長管18と、床面用の吸込み口体19を備えている。吸塵ホース15は、可撓性のホース部15aの一端に接続筒部16を連結するとともに、他端にハンドル17aを有した手元操作管17を連結して形成されている。図2に示すように吸塵ホース15の接続筒部16はロック機構部16aを有している。この接続筒部16は、本体吸込み口11の内側に対して図2中矢印Aに示す方向に挿入されることによって、本体吸込み口11に接続された状態にロック機構部16aで固定されるとともに、このロック機構部16aのロック解除ボタン16bを押した状態で本体吸込み口11から引き外すことができる。
吸塵ホース15の手元操作管17の先端部に延長管18の後端部が着脱可能に嵌合して接続される。手元操作管17のハンドル17aには図示しない操作部が設けられている。この操作部の運転指示釦を押すことで、電動送風機4の起動及び停止並びに運転の強弱等を指定できる。吸込み口体19は、その下面に吸込み開口(図示しない)を有した吸込みヘッド19a及びこのヘッドの後側中央部に設けられた接続管19bを有している。接続管19bの後端部は延長管18の前端部に嵌合して接続される。
したがって、吸塵ホース15を本体吸込み口11に差し込んで接続した状態で、電動送風機4が運転されることにより、床面上から吸込まれた含塵空気が吸込み風路体14の内部を通って本体吸込み口11に導かれるようになっている。
集塵ユニット21はユニット収容室3aにその上方から着脱可能に配置されている。図2〜図4中符号22は集塵ユニット21の上部に設けられたユニットハンドルを示しており、このユニットハンドル22を握って集塵ユニット21がユニット収容室3aに着脱される。なお、図2中下向きの矢印は、集塵ユニット21をユニット収容室3aに装着する場合の挿入方向を示している。
図2に示すように集塵ユニット21は、集塵体吸込み口として例えば前面から前方に突出する短い円筒状のユニット吸込み口23を有している。ユニット吸込み口23は、集塵ユニット21がユニット収容室3aに収容された状態で、図3に示すように本体吸込み口11の後端から離れてこの本体吸込み口11の真後ろに近接しかつ対向した状態に配置される。ユニット吸込み口23の内径は本体吸込み口11の内径より小さい。
集塵ユニット21は、塵から分離された空気を集塵ユニット21の後面の例えば略全域から排気するように形成されている。集塵ユニット21の後面周部はシール枠部24(図2参照)をなしている。このシール枠部24は、前記後側シール部材9の大きさと形状に対応して設けられていて、集塵ユニット21がユニット収容室3aに収容された状態で後側シール部材9に接触した状態に保持される。このシール枠部24からユニット吸込み口23の先端(前端)までの前後方向の長さは、ユニット収容室3aの前後方向の長さに略等しい。
集塵ユニット21は、その内部に塵分離手段(図示しない)を有しているとともに、この塵分離手段で空気から分離された塵を溜める集塵室21a(図3及び図4参照)を有している。塵分離手段は、遠心塵分離によって空気と塵を分離するサイクロン式のものでも、ろ過によって空気と塵を分離するろ過式のものでも、或いは、これらの双方を塵分離手段として備えていてもよい。なお、図3及び図4中符号25は、集塵ユニット21の開閉可能な底蓋を示しており、この底蓋25は集塵ユニット21が掃除機本体3外に取出された状態で集塵室21aに集められた塵を捨てるために開かれる。
前側シール部材31は、ゴムやエラストマ等の弾性変形が可能な材料でリング形に作られた一体成型品であって、図5に示すように取付け筒部32と、段差部33と、ホース係合部を兼ねるシール部34と、弾性片35を有している。
取付け筒部32は短い円筒状をなしており、この取付け筒部32の内周を本体吸込み口11の後部外周に後側から嵌合させることにより、前側シール部材31が本体吸込み口11に支持されている。本実施形態の場合、前側シール部材31全体が本体吸込み口11の軸方向に移動可能となるように取付け筒部32が本体吸込み口11に嵌合されている。
段差部33は、取付け筒部32の後端部内側に形成され、この取付け筒部32とシール部34を一体に接続した部位である。この段差部33は、前側シール部材31の移動に伴い本体吸込み口11の後端に接離可能である。
シール部34は、段差部33の後側に連続して設けられていて、前側シール部材31全体の軸方向移動に伴いユニット吸込み口23の先端に接離される部位である。図3及び図4に示すようにシール部34の内径は、本体吸込み口11の内径及びこれと略同径の段差部33の内径よりも小さい。これにより、シール部34の前面は本体吸込み口11の内側空間に臨んでいて、この前面がホース係合部34aとして利用されている。更に、ホース係合部34aの内側への出幅は吸塵ホース15の接続筒部16の壁の厚みに略等しく、これとともにシール部34の内径はユニット吸込み口23の内径に略等しい。これにより、接続筒部16からユニット吸込み口23にわたる風路中にシール部34の内周縁が大きく突出して風路抵抗にならないようにしている。
弾性片35は取付け筒部32の前部外周から突設されている。弾性片35は、取付け筒部32の外周に沿って切れ目なく連続しているとともに、その根元から先端に行くにしたがって次第に後側に傾斜されていて、可撓変形ができる。図3及び図4に示すようにこの弾性片35は、下ケース3bの挟持壁3c及び上ケース3dの挟持壁3eより前側に位置されていて、その先端部は挟持壁3c,3eに接触されている。
本体吸込み口11に吸塵ホース15の接続筒部16が挿入されていない状態で、弾性片35は弾性変形した撓み状態になくても差し支えないが、本実施形態では好ましい例として図3に示すように弾性片35がある程度弾性変形した撓み状態に保持されている。そのため、弾性片35の弾性力によって、前側シール部材31は前方に常に付勢され、それにより、シール部34がユニット吸込み口23から離されるようになっている。
この付勢により、図3に示すように段差部33が本体吸込み口11の後端に接して前側シール部材31が位置決めされて、そのシール部34が退避位置に配置される。退避位置に在るシール部34は、集塵ユニット21がその後面を後側シール部材9に接触させるようにしてユニット収容室3aに着脱される際における集塵ユニット21の移動軌跡から前側に外れている。
以上のように本実施形態では、前側シール部材31がそれ自体で前側に付勢されているので、コイルスプリング等の付勢部材を前側シール部材31とは別に要することなく、前側シール部材31を付勢できる点で好ましいが、前側シール部材31とは別の付勢部材を用いて前側シール部材31をその前側に付勢することもできる。なお、前側シール部材31をそれが退避位置に配置された静止状態で付勢することは以上のように位置決めが確実である点でも好ましいが、前記静止状態で弾性片35は弾性変形することなく自由状態、言い換えれば、撓み待機状態にあっても差し支えず、このことは前側シール部材31とは別の付勢部材を用いる場合にも同様である。
本体吸込み口11に吸塵ホース15の接続筒部16が挿入された状態で、前側シール部材31のシール部34は吸塵ホース15によってシール位置に保持される。シール位置に配置されたシール部34は、図4に示すように集塵ユニット21のユニット吸込み口23の先端面に押し当てられている。
以上の構成を備えた電気掃除機1において、その本体蓋5が開かれた状態で、集塵ユニット21を掃除機本体3のユニット収容室3aに出し入れするには、予め掃除機本体3から吸込み風路体14を外した状態で行う。そのために、吸込み風路体14の吸塵ホース15が本体吸込み口11から抜き外された状態を図3に示す。
この状態では前側シール部材31が退避位置に配置されている。このため、前側シール部材31のシール部34は、ユニット収容室3aに収容されている集塵ユニット21のユニット吸込み口23より前側に離れているとともに、前記移動軌跡により前側に配置されている。
したがって、ユニットハンドル22を握った状態で集塵ユニット21を真上に引き動かしてユニット収容室3aから離脱させる際に、ユニット吸込み口23が、前側シール部材31のシール部34を擦るようにシール部34と干渉することを抑制できる。これにより、シール部34が捲くれること及びそれに伴いシール部34の摩耗が促進される恐れがなく、しかも、シール部34が摩擦抵抗となることがなく、円滑に集塵ユニット21を掃除機本体3から取出すことができる。
塵捨て後等に集塵ユニット21をユニット収容室3aに収容する際にも、吸塵ホース15が本体吸込み口11から抜き外されている限り、前側シール部材31は図3に示した状態にあり、この状態でシール部34は退避位置に保持されている。このため、集塵ユニット21をその後面が後側シール部材9に沿うようにようにしてユニット収容室3aに上方から収容する際に、ユニット吸込み口23が前側シール部材31のシール部34を擦るようにシール部34と干渉することを抑制できる。これにより、シール部34が捲くれること及びそれに伴いシール部34の摩耗が促進される恐れがなく、しかも、シール部34が摩擦抵抗となることがなく、円滑に集塵ユニット21を掃除機本体3に収容できる。
この収容状態で、本体吸込み口11の内側に吸塵ホース15の接続筒部16が挿入されると、この接続筒部16の先端がシール部34のホース係合部34aに押し当たってシール部34が集塵ユニット21に近づけられる。このことは、シール部34だけではなく前側シール部材31全体が後側へ移動されることによって実現される。しかも、こうした移動は、保持部としての挟持壁3c,3eに引っ掛かっている前側シール部材31の弾性片35を更に弾性変形させながら行われる。
接続筒部16の挿入が進行するに伴い、接続筒部16によってシール部34が集塵ユニット21のユニット吸込み口23の前端面に押し当てられ、ユニット吸込み口23と本体吸込み口11に挿入された接続筒部16との間のシール性が、シール部34によって強く確保される。この状態を図4に示す。
これとともに、前記押し当てに伴って、集塵ユニット21が後方に押されるので、集塵ユニット21の後面が後側シール部材9にその前方から押し当てられて、集塵ユニット21と仕切り壁7との間のシール性が強く確保される。こうしてシール状態が確保されると同時に接続筒部16が所定の深さまで挿入されるので、この接続筒部16が前記所定の挿入深さを維持してロック機構部16aにより本体吸込み口11に固定される。
以上のように集塵ユニット21の前後両側、つまり吸気側と排気側でのシール性を、本体吸込み口11への接続筒部16の挿入を利用して強化することができるとともに、それに伴い電気掃除機1の使用時の吸塵性能も向上される。
そして、図4に示した状態では弾性片35が図3に示された状態よりも強く撓んでいるので、前側シール部材31は前方に向けて更に付勢された状態に保持されている。そのため、吸塵ホース15の接続筒部16が本体吸込み口11から抜き外されると同時に、弾性片35が元の状態に復元しようとするので、それに伴う付勢力で前側シール部材31全体が前方へ移動される。このため、シール部34がユニット吸込み口23から前方へ離れて図3に示す退避位置に配置される。
以上のように本実施形態の電気掃除機1は、その掃除機本体3の本体吸込み口11に取付けられた前側シール部材31と集塵ユニット21のユニット吸込み口23との連通部分のシール性の確保とともに、集塵ユニット21の着脱性及びこの着脱に伴う前側シール部材31の耐久性を向上できる。
図6(A)(B)を参照して本発明の第2の実施の形態を説明する。第2実施形態は前側シール部材の構成以外は図6(A)(B)に示されない部分を含めて第1実施形態と同じであるから、同一構成については第1実施形態と同じ符号を付してその説明を省略する。
第2実施形態では、前側シール部材31全体は前後に移動することはないが、そのシール部34が退避位置とシール位置とにわたって移動される構成としてある。そのために、一体成型品からなる前側シール部材31は、取付け筒部32と、シール部34、撓み部36と、固定凸部37を有している。
固定凸部37は、第1実施形態の弾性片に代えて設けた部位であり、取付け筒部32の周方向に連続して突設されている。この固定凸部37を、保持部を兼ねた挟持壁3c,3eに前側から係合させて引掛け状態に配置することにより、それ以上後方へ移動されることがないように取付け筒部32が動き止めされている。なお、固定凸部37は挟持壁3c,3eに接着剤を用いて固定されていてもよく、或いは、固定凸部37を省略する代わりに取付け筒部32を本体吸込み口11の外周に接着剤を用いて固定することで、取付け筒部32を動き止め止めすることもできる。
撓み部36は、第1実施形態の段差部に代えて設けた部位であり、取付け筒部32とシール部34とを一体に接続している。撓み部36はその直径の変化と軸方向の長さの変化(伸縮)を伴って弾性変形が可能である。すなわち、撓み部36は、それが自由状態にあるとき、図6(A)に示すように直径が大きくかつ軸方向長さが最短となり、又、吸塵ホースの接続筒部16でシール部34が後方に押し動かされるに伴い弾性変形して、図6(B)に示すように軸方向長さが最長でかつ直径が最少となる。
なお、第2実施形態で撓み部36は、単一であるが、この単一の撓み部を撓み要素とするとともに、この撓み要素を軸方向に複数連続させてなる蛇腹状の撓み部を採用することも可能である。この場合、撓み部の伸縮長さが長くなる。それに伴い、退避位置とシール位置とにわたるシール部34の移動距離が長くなるので、挿脱時の集塵ユニット21の移動軌跡に対してより前側に退避位置を設定できる。したがって、集塵ユニット21が着脱される際に、退避位置に在るシール部34とユニット吸込み口23との干渉をより確実に防止できる。なお、以上説明した事項以外の構成は、図6(A)(B)に示されない構成を含めて第1実施形態と同じである。
この第2実施形態において、吸塵ホースの接続筒部16が本体吸込み口11から抜き外された状態を図6(A)に示す。この状態では前側シール部材31は、自由状態にあって、そのシール部34は、ユニット収容室に収容されている集塵ユニット21のユニット吸込み口23より前側に離れた退避位置に配置されている。このため、集塵ユニット21をユニット収容室3aから離脱させる際に、ユニット吸込み口23がシール部34を擦るようにシール部34と干渉することが抑制できるに伴い、シール部34が捲くれること及びシール部34の摩耗が促進される恐れがなく、しかも、シール部34が摩擦抵抗となることがなく、円滑に集塵ユニット21を取出すことができる。
吸塵ホース15が本体吸込み口11から抜き外されている限り、前側シール部材31のシール部34は退避位置に保持されているため、集塵ユニット21をその後面が後側シール部材に沿うようにようにしてユニット収容室に上方から収容する際にも、集塵ユニット21を取出す場合と同様な理由で、ユニット吸込み口23が前側シール部材31のシール部34を擦るようにシール部34と干渉することを抑制できる。これにより、シール部34が捲くれること及びそれに伴いシール部34の摩耗が促進される恐れがなく、しかも、シール部34が摩擦抵抗となることがなく、円滑に集塵ユニット21を掃除機本体3に収容できる。
この収容状態で、本体吸込み口11の内側に吸塵ホースの接続筒部16が挿入されると、この接続筒部16の先端がシール部34のホース係合部34aに押し当たってシール部34が集塵ユニット21に近づけられる。このことは、撓み部36がその縮径及び伸張を伴って弾性変形することで実現される。
接続筒部16の挿入が進行し、所定の深さまで挿入されてロック機構部16aにより接続筒部16が本体吸込み口11に固定されるに伴い、接続筒部16によってシール部34が集塵ユニット21のユニット吸込み口23の前端面に押し当てられ、ユニット吸込み口23と本体吸込み口11に挿入された接続筒部16との間のシール性が、シール部34によって強く確保される。この状態を図6(B)に示す。これとともに、集塵ユニット21の後面が後側シール部材にその前方から押し当てられて、集塵ユニット21と仕切り壁との間のシール性も強く確保される。
以上のように集塵ユニット21の前後両側でのシール性を、本体吸込み口11に対する吸塵ホースの接続筒部16の挿入を利用して強化でき、それに伴い電気掃除機1の使用時の吸塵性吸塵ホースの能を向上できる。
図6(B)に示した状態では撓み部36が図6(A)に示された自由状態から伸びて弾性変形しているので、前側シール部材31のシール部34は前方に向けて付勢された状態にある。そのため、吸塵ホースの接続筒部16が本体吸込み口11から抜き外されると同時に、撓み部36が元の自由状態に復元して軸方向に縮むので、それに伴いシール部34が、前方へ移動されて、ユニット吸込み口23から前方へ離れて図6(A)示す退避位置に配置される。
以上のように第2実施形態の電気掃除機においても、その掃除機本体の本体吸込み口11に取付けられた前側シール部材31と集塵ユニット21のユニット吸込み口23との連通部分のシール性の確保とともに、集塵ユニット21の着脱性及びこの着脱に伴う前側シール部材31の耐久性を向上できる。
図7(A)(B)を参照して本発明の第3の実施の形態を説明する。第3実施形態では、保持部の構成と前側シール部材の構成以外は図7(A)(B)に示されない部分を含めて第1実施形態と同じであるから、同一構成については第1実施形態と同じ符号を付してその説明を省略する。
第3実施形態では、保持部を兼ねた挟持壁3c,3eの本体吸込み口側縁部の数箇所を切欠いて、その切り欠かれた部位からなる隙間Gが本体吸込み口11の外周との間に形成されている。なお、例えば保持部と挟持壁3c,3eを別々に設けて実施する場合には、保持部と本体吸込み口11の外周との間に隙間Gを形成するとよい。
第3実施形態では、本体吸込み口11に対する吸塵パイプの接続筒部16の挿脱に伴い、前側シール部材31全体を前後に移動させて、この部材のシール部34をユニット吸込み口23の先端面に接離させるように構成されている。そのために、一体成型品からなる前側シール部材31は、取付け筒部32と、段差部33と、シール部34、ストッパ凸部38と、係合凸部39を有している。
段差部33は溝係合部33aを有している。溝係合部33aは、段差部33の内径を形成して、段差部33の内面にその周方向に連続して設けられている。この溝係合部33aの内径は本体吸込み口11の内径より小さい。
ストッパ凸部38は、第1実施形態の弾性片に代えて設けた部位であり、取付け筒部32の周方向に連続して突設されていて、容易に弾性変形ができないように作られている。このストッパ凸部38は、挟持壁3c,3eに前側から接触した場合、取付け筒部32がそれ以上後方へ移動されることがないように動き止めさする部位であるが、このストッパ凸部38は省略可能である。
係合凸部39は、ストッパ凸部38より後側に位置して取付け筒部32の外周に突設されている。この係合凸部39は、隙間Gが複数ある場合これら隙間Gに対向して複数個所設けられるとともに、隙間Gが環状である場合取付け筒部32にその周方向に連続して設けられる。係合凸部39は、弾性変形が可能であって、その弾性変形を伴って隙間Gを通って挟持壁3c,3eの前側又は後側に配置可能であるとともに、挟持壁3c,3eの前面又は後面のいずれかに引っ掛かることができる。
又、図7(B)に示すように吸塵ホースの接続筒部16の先端部にはその外周に開放した係合溝16cが形成されている。係合溝16cは接続筒部16の周方向に連続して設けられている。この係合溝16cは、接続筒部16が本体吸込み口11に挿脱されるに伴って前側シール部材31を連動して前後方向に移動させるために、前側シール部材31の溝係合部33aに係脱可能である。なお、以上説明した事項以外の構成は、図7(A)(B)に示されない構成を含めて第1実施形態と同じである。
第3実施形態において、吸塵ホースの接続筒部16が本体吸込み口11から抜き外された状態を図7(A)に示す。この状態で前側シール部材31は、そのシール部34がユニット収容室に収容されている集塵ユニット21のユニット吸込み口23より前側に離れた退避位置に配置されている。この場合、係合凸部39が隙間Gを通って保持部を兼ねた挟持壁3c,3eに前側から引っ掛かって、前側シール部材31が退避位置に保持されている。
このため、集塵ユニット21をユニット収容室3aから離脱させる際に、ユニット吸込み口23がシール部34を擦るようにシール部34と干渉することが抑制されるに伴い、シール部34が捲くれること及びシール部34の摩耗が促進される恐れがなく、しかも、シール部34が摩擦抵抗となることがなく、円滑に集塵ユニット21を取出すことができる。
吸塵ホースの接続筒部16が本体吸込み口11から抜き外されている限り、前側シール部材31のシール部34は退避位置に保持されているため、集塵ユニット21をその後面が後側シール部材に沿うようにようにしてユニット収容室に上方から収容する際にも、集塵ユニット21を取出す場合と同様な理由で、ユニット吸込み口23が前側シール部材31のシール部34を擦るようにシール部34と干渉することを抑制できる。これにより、シール部34が捲くれること及びそれに伴いシール部34の摩耗が促進される恐れがなく、しかも、シール部34が摩擦抵抗となることがなく、円滑に集塵ユニット21を掃除機本体3に収容できる。
この収容状態で、本体吸込み口11の内側に吸塵ホースの接続筒部16が挿入されると、前側シール部材31全体が集塵ユニット21側に移動される。
すなわち、本体吸込み口11内に挿入された接続筒部16の先端は、前側シール部材31が有したシール部34のホース係合部34aに当たる直前に、段差部33の溝係合部33aを弾性変形させて乗り越える。これと同時に、接続筒部16の先端がシール部34のホース係合部34aに当たるとともに、接続筒部16の係合溝16cが溝係合部33aに係合される。この時点以降、シール部34が接続筒部16の先端で押されるに伴い、前側シール部材31全体が本体吸込み口11の外周を摺動して後方へ押し動かされ、そのシール部34が集塵ユニット21に近づけられる。
接続筒部16の挿入が進行し、所定の深さまで挿入されてロック機構部16aにより接続筒部16が本体吸込み口11に固定されるに伴い、接続筒部16によってシール部34が集塵ユニット21のユニット吸込み口23の前端面に押し当てられるシール位置に配置される。それにより、ユニット吸込み口23と本体吸込み口11に挿入された接続筒部16との間のシール性が、シール部34によって強く確保される。この状態を図7(B)に示す。これとともに、集塵ユニット21の後面が後側シール部材にその前方から押し当てられて、集塵ユニット21と仕切り壁との間のシール性も強く確保される。
以上のように集塵ユニット21の前後両側でのシール性を、本体吸込み口11に対する吸塵ホースの接続筒部16の挿入を利用して強化でき、それに伴い電気掃除機1の使用時の吸塵性能を向上できる。
なお、前側シール部材31が以上のようにシール位置に配置される際、係合凸部39は弾性変形して隙間Gを通過するとともに、保持部を兼ねた挟持壁3c,3eの後面に引っ掛かった係合状態に配置される。又、この状態でも前側シール部材31の溝係合部33aと接続筒部16の係合溝16cとの係合は維持されている。
そのため、吸塵ホースの接続筒部16が本体吸込み口11から抜き外されると同時に、係合溝16cと溝係合部33aとの係合を介して前側シール部材31全体が前方へ引き戻される。これにより、シール部34が、ユニット吸込み口23から前方へ離れて図7(A)示す退避位置に配置される。この際、係合凸部39は弾性変形して隙間Gを前側に通過して、保持部を兼ねた挟持壁3c,3eの後面に引っ掛かる。これとともに、前側シール部材31の段差部33が本体吸込み口11の先端面に当たって、それ以上、前側シール部材31が引き動かされることがないので、溝係合部33aから係合溝16cが外れて、接続筒部16が本体吸込み口11から抜き外される。
以上のように第3実施形態の電気掃除機においても、その掃除機本体の本体吸込み口11に取付けられた前側シール部材31と集塵ユニット21のユニット吸込み口23との連通部分のシール性の確保とともに、集塵ユニット21の着脱性及びこの着脱に伴う前側シール部材31の耐久性を向上できる。
なお、前記各実施形態では、環状の後側シール部材31をユニット収容室3aに臨んで仕切り壁7に装着して、ユニット収容室3aに集塵ユニット21が収容された状態で、この集塵ユニット21の後面が後側シール部材31に接触するようにしたが、これに代えて、後側シール部材31を集塵ユニットの後面に装着して、ユニット収容室3aに集塵ユニット21が収容された状態で、後側シール部材31が集塵ユニット21の後面に接触するようにしても良い。
又、前記各実施形態は、集塵体として集塵ユニットを用いた電気掃除機について説明したが、本発明は、集塵体吸込み口としての開口を有した口枠にろ過袋を装着して成る集塵袋が、掃除機本体の集塵体収容室としての集塵室に設けた口枠ホルダに上方から挿脱されて、この集塵室に集塵袋が着脱される電気掃除機にも適用できる。
1…電気掃除機、3…掃除機本体、3a…ユニット収容室(集塵体収容室)、3c,3e…保持部、4…電動送風機、7…仕切り壁、8…通気部、9…後側シール部材、11…本体吸込み口、15…吸塵ホース、16…吸塵ホースの接続筒部、16c…係合溝、21…集塵ユニット(集塵体)、23…ユニット吸込み口(集塵体吸込み口)、31…前側シール部材、32…取付け筒部、33…段差部、33a…溝係合部、34…シール部、34a…ホース係合部、35…弾性片、36…撓み部、39…係合凸部、G…隙間
Claims (6)
- 電動送風機が内蔵され、この電動送風機の前側に上端が開放された集塵体収容室を有し、これら電動送風機と集塵体収容室との間が通気部を有した仕切り壁で仕切られているとともに、前記集塵体収容室の前側に吸塵ホースが挿脱可能に接続される本体吸込み口が設けられた掃除機本体と、
前記本体吸込み口に連通される集塵体吸込み口を有して前記集塵体収容室に上方から着脱可能に収容される集塵体と、
この集塵体が前記集塵体収容室に着脱される際の前記集塵体吸込み口の移動軌跡から前側に外れた退避位置及びこの退避位置より後方で前記集塵体吸込み口に押当てられるシール位置にわたって前記本体吸込み口に対する前記吸塵ホースの挿脱に伴い移動可能で、かつ、前記吸塵ホースが前記本体吸込み口に挿入されていない状態で前記退避位置に保持されるシール部、及び前記本体吸込み口に挿入される前記吸塵ホースを受けて前記シール部を前記退避位置から前記シール位置に移動させるホース係合部を有して、前記本体吸込み口に支持された前側シール部材と、
を具備したことを特徴とする電気掃除機。 - 前記集塵体収容室に臨んで前記仕切り壁又は前記集塵体の後面に装着され、前記集塵体収容室に前記集塵体が収容された状態で前記集塵体の後面又は前記仕切り壁に接触する環状の後側シール部材を備えたこと特徴とする請求項1に記載の電気掃除機。
- 前記シール部が前記集塵体収容室に収容された前記集塵体の集塵体吸込み口から離れる方向に付勢されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の電気掃除機。
- 前記前側シール部材が、前記本体吸込み口の外周に嵌合して動き止めされた取付け筒部、及びこの取付け筒部と前記シール部を一体に接続して設けられ前記シール部が前記退避位置から前記シール位置に移動されるときに伸びるように弾性変形する撓み部を有していることを特徴とする請求項3に記載の電気掃除機。
- 前記前側シール部材が、前記本体吸込み口の外周に嵌合してこの本体吸込み口の軸方向に移動可能な取付け筒部、及びこの取付け筒部の外周から突設され前記シール位置への前記前側シール部材の移動に伴い弾性変形する撓み部を有しており、この撓み部が引っ掛って前記弾性変形を可能とする保持部を前記本体吸込み口の周りに設けて、前記本体吸込み口から前記吸塵ホースが抜出されるに伴う前記撓み部の復元により前記前側シール部材が前記退避位置に移動されることを特徴とする請求項1から3の内のいずれか一項に記載の電気掃除機。
- 前記前側シール部材が、前記本体吸込み口の外周に嵌合してこの本体吸込み口の軸方向に移動可能な取付け筒部、及びこの取付け筒部の外周に弾性変形が可能に設けられた係合凸部を有し、前記吸塵ホースの挿脱に伴い前記ホース係合部に係脱されてその係合状態で前記前側シール部材を前後方向に移動させる係合溝を前記吸塵ホースに設け、前記係合凸部が弾性変形を伴って通過可能な隙間を前記本体吸込み口の外周との間に形成し、かつ、前記退避位置に前記前側シール部材が移動された際に前記係合凸部が引っ掛かって前記退避位置に前記前側シール部材を保持する保持部を前記本体吸込み口の周りに設けたことを特徴とする請求項1又は2に記載の電気掃除機。
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