JP2008289754A - 電気掃除機 - Google Patents

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Tetsuji Nomachi
哲治 野町
Takaaki Ogawa
貴昭 小川
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Abstract

【課題】集塵袋の内部に付着し堆積した塵埃を効率的に除塵でき、吸引風の低下を減少させ、集塵性能を向上させると共に、小型化及び軽量化した電気掃除機を提供すること。
【解決手段】コードリール29と、塵埃を捕集する集塵袋に付着した塵埃を除塵する除塵手段27を備え、除塵手段27を、回転するコードリール29に連動して周期的に摺動する摺動レバー37と、摺動レバー37に連動して周期的に動作し集塵袋に振動を加える振動板26と、振動板26を回動自在に保持する保持枠57と、振動板26を本体後方側へ付勢する振動板バネ(弾性体)とで構成したもので、集塵袋の内部に付着し堆積した塵埃を効率的に除塵でき、吸引風の低下を減少させて集塵性能を向上でき、また除塵手段をコンパクトに構成して、電気掃除機を小型化、軽量化でき、さらに集塵袋取り出し時の振動板への引っ掛かりを防止し、使い勝手を向上した電気掃除機を提供できる。
【選択図】図5

Description

本発明は、集塵手段に塵埃が蓄積しても吸引力の低下を防止できる電気掃除機に関するものである。
従来のこの種の電気掃除機は、掃除機本体の後方に、吸引用の電動送風機を内蔵した電動送風機室が設けられ、前記掃除機本体の前方には集塵袋を内蔵した集塵室が備えられている。また、電動送風機室側には、電動送風機に電力を供給するための電源コード、電源コードを巻き取るためのコードリールが配設されており、前記集塵袋に付着した塵埃を除塵する除塵手段を備えている。前記除塵手段は、加振アーム体と、前記加振アーム体の一端と連動し前記集塵袋に振動を加える除塵板とを有し、前記加振アーム体の他端は、前記電源コードの引き出し時または電源コードの収納動作時に、回転する前記コードリールに形成された突起リブと係合して揺動し、それに連動して前記除塵板が揺動する構成となっている(例えば、特許文献1参照)。
特開2006―192045号公報
しかしながら、上記の構成では、除塵手段を、掃除機本体の底面部に加振アーム体を軸支する構成や、加振アーム体とコードリールの突起リブの当接を回避する構成等、コードリール下部から集塵室及びブレーキボタンに至る広い範囲に渡って、構成しなければならない為、掃除機本体が大型化してしまうという問題があった。
本発明は上記課題を解決するもので、集塵袋の内部に付着し堆積した塵埃を確実で効果的に除塵でき、吸引風の低下を減少させて集塵性能を向上させることができる掃除機本体の小型化及び軽量化を目的とする。
前記従来の課題を解決するために本発明は、吸引風を発する電動送風機と、前記電動送風機に電力を供給する電源コードと、前記電源コードを巻き付けたコードリールと、吸引した塵埃を捕集する集塵袋と、前記集塵袋を着脱自在に収納できる集塵室と、前記集塵袋に付着した塵埃を除塵する除塵手段とを備え、前記除塵手段を、前記電源コードの引き出し時および/または電源コードの収納動作時に回転する前記コードリールに連動して周期的に摺動する摺動レバーと、前記摺動レバーに連動して周期的に動作し前記集塵袋に振動を加える振動板と、前記振動板を回動自在に保持する保持枠と、前記振動板を本体後方へ付勢する弾性体とで構成したもので、集塵袋に大きな振動を伝えることができ、その結果、集塵袋に付着した塵埃を確実で効率的に除塵できるので、集塵袋の内部に付着し堆積した塵埃を効率的に除塵でき、吸引風の低下を減少させて集塵性能を向上できると共に、摺動レバーは摺動するだけで回転しない為、回動軸構成が不要となるので、除塵手段をコンパクトに構成でき、掃除機本体を小型化及び軽量化することができる。さらに、振動板を保持する保持枠を設けることで、集塵室への着脱が容易になると共に、保持枠で外力を受けることで振動板の動作を容易にでき、振動板を本体後方へ付勢することにより、集塵袋を取り出す場合に、集塵袋の振動板への引っかかりを防止し、集塵袋の取り出しを容易にするものである。
本発明は、集塵袋の内部に付着し堆積した塵埃を効率的に除塵でき、吸引風の低下を減少させて集塵性能を向上させることができると共に、小型化及び軽量化した電気掃除機を提供することができる。
第1の発明は、吸引風を発する電動送風機と、前記電動送風機に電力を供給する電源コードと、前記電源コードを巻き付けたコードリールと、吸引した塵埃を捕集する集塵袋と、前記集塵袋を着脱自在に収納できる集塵室と、前記集塵袋に付着した塵埃を除塵する除塵手段とを備え、前記除塵手段を、前記電源コードの引き出し時および/または電源コードの収納動作時に回転する前記コードリールに連動して周期的に摺動する摺動レバーと、前記摺動レバーに連動して周期的に動作し前記集塵袋に振動を加える振動板と、前記振動板を回動自在に保持する保持枠と、前記振動板を本体後方へ付勢する弾性体とで構成したもので、電源コードの収納あるいは引き出し時に、コードリールが回転し、それと連動して摺動レバーが周期的に摺動することにより、摺動レバーが振動板に当接して振動を与え、振動した振動板が集塵袋を叩いて、集塵袋に大きな振動を加えることができるので、集塵袋の内部に付着し堆積した塵埃を効率的に除塵でき、吸引風の低下を減少させて集塵性能を向上できると共に、摺動レバーは摺動するだけで回転しない為、回動軸構成が不要となるので、除塵手段をコンパクトに構成でき、掃除機本体を小型化及び軽量化することができる。さらに、振動板を保持する保持枠を設けることで、集塵室への着脱が容易になると共に、保持枠で外力を受けることで振動板の動作を容易にでき、振動板を本体後方へ付勢することにより、集塵袋を取り出す場合に、集塵袋の振動板への引っかかりを防止し、集塵袋の取り出しを容易にするものである。
第2の発明は、第1の発明の振動板を振動させたとき、保持枠よりも振動板が突出するように構成したもので、電源コードの収納あるいは引き出し時に、コードリールが回転し、それと連動して回転レバーが回動し、さらに連動して摺動レバーが周期的に摺動することにより、摺動レバーが振動板に当接して振動を与え、振動した振動板が集塵袋を叩いて、集塵袋に大きな振動を加えることができるので、集塵袋の内部に付着し堆積した塵埃を効率的に除塵でき、吸引風の低下を減少させて集塵性能を向上できると共に、振動板が保持枠よりも突出することにより、集塵袋が広がって保持枠に接した状態でも振動を確実に集塵袋に伝達でき、効果的に除塵を行えるものである。
第3の発明は、第1または第2の発明の振動板と摺動レバーの当接部の可動範囲を、摺動レバーの可動範囲よりも小さく構成したもので、摺動レバーの可動範囲内で振動板と当接することで、振動板を確実に動作させ、効果的に除塵を行えるものである。
第4の発明は、第1〜第3のいずれか1つの発明の保持枠と、前記保持枠に保持された振動板とを集塵室から取り外す際に、指を引っ掛ける引っ掛け部を振動板に構成したもので、引っ掛け部に指を引っ掛けることで、保持枠と保持枠に保持された振動板とを集塵室から取り外すことが容易となり、保持枠および/または振動板が汚れた場合にお手入れをし易くするものである。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
本発明の第1の実施の形態について、図1〜図12を用いて説明する。
掃除機本体1は、手元ハンドル2とホース継ぎ手3付きのホース4とを介して延長管5を連結し、延長管5に取り付けられ塵埃を吸引する吸込具6に連通している。また、掃除機本体1は、前方底面にキャスター7を、後方側面に一対のローラー8を回動自在に備えている。
この掃除機本体1は、下ケース9と上ケース10とで外郭を構成し、上ケース10には持ち運び時に握る把手部11を備えている。この掃除機本体1の後方側に電動送風機12が配設されており、電動送風機12は、吸引風を発するもので、前方を防振ゴム前13で支持し、後方を防振ゴム後ろ14を介してモーターケース15とモーターカバー16により支持されており、下ケース9に装着し固定するようになっている。
掃除機本体1の前方側は、集塵室17が形成され、集塵室17上方には、この集塵室17を開閉自在に閉鎖する集塵蓋18が設けられており、この集塵室17内には塵埃を捕集する集塵袋19が着脱自在に具備されている。また、集塵蓋18には隙間用ノズル等のアタッチメントを収納する収納部20を設け、収納部20を覆う格納蓋21が開閉自在に軸支されている。
電動送風機12を収納する電動送風機室22と集塵室17を仕切る仕切壁23は、下ケース9に設けられており、この仕切壁23の上方にはパッキン24が設けられており、パッキン24にて集塵室17内の空気タイトを行い気密性を確保している。
電動送風機12前方の仕切壁23には連通口25が設けられており、電動送風機12と、集塵室17とが連通するようになっている。仕切壁23と集塵袋19との間には、集塵袋19を叩いて振動を与える振動板26を備えた除塵手段27が設けられている。電動送風機室22側には、電動送風機12に電力を供給する電源コード28を巻き付けて収納できるコードリール29を備えたコード巻取り装置30が配設されており、電源コード28の引き出し時、もしくは、収納動作させることより、前記コードリール29も回転する構成となっている。
コードリール29には、略円周状のリブ体31が形成されており、このリブ体31は、コードリール29に形成された突起リブ32の両端とつながった形状で、複数個形成し、コードリール29の外周の内側に配設されている。コード巻取り装置30のコードリール29は、隔壁体33に軸支されており、この隔壁体33には、コードリール29の回転を制止および解放させるブレーキレバー34を回動自在に軸支している。
ブレーキレバー34と隔壁体33により隔てられた反対側のコードリール29近傍に、ブレーキレバー34とほぼ同じ高さで回動軸を形成した回転レバー35を回動自在に軸支している。回転レバー35には、コードリール29に形成した突起リブ32と当接する当接部36を略円弧状に形成して設け、振動板26に振動を加える摺動レバー37を摺動させる摺動操作部38と、突起リブ32との当接を解除する当接解除部39を形成している。
当接部36と突起リブ32は隔壁体33に開口した窓部40を通して当接する構成としている。当接部36には、突起リブ32との接触による磨耗を防止する磨耗防止体41をビス等の金属材で設けている。さらに、当接部36がリブ体31又は突起リブ32に当接する方向へ回転レバー35を付勢する、当接バネ42を摺動操作部38近傍に設けている。
ブレーキレバー34の上方には、電源コード28を巻き取る時に操作する操作部43を備え、操作部43には、ブレーキレバー34と連動し、コードリール29の回転制止を解除するブレーキ解除部44を形成し、操作部バネ45により掃除機本体1上方に付勢して設けられている。さらに、操作部43外周の一部には、当接解除部39を操作可能にする解除リブ46を形成している。また、解除リブ46と当接解除部39との距離は、ブレーキ解除部44とブレーキレバー34との距離より近い位置で構成している。
摺動レバー37は、一端に回転レバー35に設けた摺動操作部38に係合する係合部47を、摺動操作部38を動作方向の前後で挟む形状で形成し、他端に振動板26に振動を加える振動伝達部48を形成している。
仕切壁23には摺動レバー37を通す開口部49を設け、摺動レバー37の振動伝達部48を覆い、且つ振動伝達部48と圧入固定する圧入固定部50を形成した覆部材51を前記開口部49に保持固定している。覆部材51は、外周にフランジ状の凸部52を形成すると共に、圧入固定部50の肉厚を周辺の肉厚より厚くして、ゴム等の軟質材で形成している。
隔壁体33には、摺動レバー37の動作時の傾きを防止する傾き防止リブ53を形成し、回転レバー35及び摺動レバー37を覆うカバー体54を保持固定している。カバー体54は、隔壁体33と同様に回動レバー35を軸支する軸受け部を形成し、回転レバー35を付勢している当接バネ42を保持している。また、覆部材51の外れ防止の為、覆部材51を仕切壁23との間で挟持する挟持部55を形成している。さらに、カバー体54は上ケース10に形成した保持リブ56で囲まれている。
一方、集塵室17内の仕切壁23に設けた連通口25の前に振動板26を軸支した保持枠57を設け、下ケース9に設けた挿入部58に着脱自在にセットされている。振動板26の回動軸59は保持枠57の略中央高さ位置に軸支している。振動板26には、摺動レバー37からの振動を受ける振動板動作部60を設け、振動板動作部60の略鉛直線上に振動板26を仕切壁23側に付勢する振動板バネ61を保持枠57との間に備えている。回動レバー35に形成した当接部36と、摺動レバー37と、振動板26に形成した振動板動作部60は、略一直線上に配置している。
保持枠57には、覆部材51及び振動板動作部60を覆う囲い部62を設け、保持枠57上端に振動板26の可動範囲を規制する規制体63を形成し、振動板動作部60の可動範囲を、摺動レバー37の可動範囲より狭くしている。振動板26の集塵袋19に振動を加え、除塵する除塵部64を振動板26の上端に複数個形成し、面当たりするように幅広い面を設けている。また、除塵部64は集塵袋19に振動を加える時は、保持枠57より、外側に突出するところまで動作する。回転レバー35及び摺動レバー37の周期的な動作により振動板26の除塵部64は、保持枠57から突出する位置と規制体63の間を周期的に揺動する。振動板26または、保持枠57には取り外し時に指等を引っ掛けることができる引掛け部65を格子状にして形成している。
以上のように構成された電気掃除機について、以下その動作、作用を説明する。
電源コードの引き出し時、コードリールに形成された突起リブも回動し、当接部が突起リブに乗り上げると、回転レバーが回動して摺動操作部が移動し、摺動操作部が摺動レバーの係合部を押して摺動レバーが掃除機本体1後方へ摺動する。摺動した振動伝達部と共に覆部材の圧入固定部も後方へ移動し、振動板は振動板動作部への覆部材の押圧力がなくなる為、振動バネの付勢力により後方へ傾く。
当接部が突起リブを乗り越すと衝撃力を持って回転レバーが回動し、元の位置に戻るため、摺動レバーが連動する覆部材と共に前方に素早く摺動し、振動板の振動板動作部へ衝突する。すると、振動板は、集塵袋の方へ衝撃力を持って移動し、集塵袋に大きな振動を加えることができるので、集塵袋の内部に付着し堆積した塵埃を効率的に除塵でき、吸引風の低下を減少させて集塵性能を向上できる。
また、当接部は複数個形成されている為、電源コードの引き出し時には複数回振動板が集塵袋に振動を加えることができるので、叩く回数が増し除塵効果の拡大が図れるものとなる。
摺動レバーの係合部を、回動レバーに形成した摺動操作部を前後方向に挟む形状としているので、回動レバーの回転動作を水平動作にスムーズに変換でき、摺動操作部の動作に対し、スムーズに連動できるので、集塵袋の内部に付着し堆積した塵埃を効率的に除塵できる。
回動レバーはコードリール近傍に軸支されていると共に、回動レバー35に形成した当接部36と、摺動レバー37と、振動板26に形成した振動板動作部60が、略一直線上に配置しているので、除塵動作を最短距離で伝達することができる。その結果、除塵手段をコンパクトに構成でき、掃除機本体を小型化及び軽量化することができる。
コードリール29に形成されているリブ体31は、突起リブ32の両端とつながった形状で形成され、コードリール29の外周の内側に配設し、回転レバー35の当接部36を略円弧状に形成している為、コードリールが回転した時、当接部が突起リブに乗り上げられる動作がスムーズとなり、その結果、除塵の際の異音を低減することができる。
また、当接部には磨耗を防止する磨耗防止体41をビス等の金属材で設けている為、急激な磨耗を防止することができ、耐久性に優れ快適な掃除を持続できる。
電源コードの巻き取り時、操作部を操作すると、解除リブが回転レバーの当接解除部を操作し、回転レバーが回動する。回転レバーの当接部が突起リブに対し当接しない位置まで離れた状態に移動した直後に、ブレーキ解除部がブレーキレバーを操作し、コードリール29の回転制止を解除して、電源コードを巻き取る。その結果、電源コードの巻き取り時に余分な負荷や騒音が発生せずスムーズに巻き取ることができ、使い勝手を向上できる。
操作部に形成した解除リブを前記操作部の外周の一部に形成しているので、従来の操作部と同じ大きさで形成することができ、機能が追加することによる本体の大型化を防止でき、快適な掃除を行うことができる。
また、図12に示すように、電源コード引出し時以外の時に除塵したい時、操作部を押し下げると、解除リブが回動レバーに形成した当接解除部に当接して回動レバーが回動し、摺動操作部が移動し、摺動操作部が摺動レバーの係合部を押して摺動レバーが掃除機本体1後方へ摺動する。摺動した振動伝達部と共に覆部材の圧入固定部も後方へ移動し、振動板は振動板動作部への覆部材の押圧力がなくなる為、振動板バネの付勢力により後方へ傾く。続けて、操作部から手を離すと、操作部バネの弾性力により、解除リブの当接解除部への当接が解除され、回転レバーが当接バネの弾性力により衝撃力を持って回動し、元の位置に戻るため、摺動レバーが連動する覆部材と共に前方に素早く摺動し、振動板の振動板動作部へ衝突する。すると、振動板は、集塵袋の方へ衝撃力を持って移動し、集塵袋に大きな振動を加えることができるので、好きなだけ満足いくまで集塵袋を除塵することができ、快適な掃除を行うことができる。
圧力差のある電動送風機室と集塵室とで摺動レバーが動作しても、覆部材が摺動レバーを覆い、かつ外周に凸部形状を形成し、仕切壁に保持されているので、仕切壁に形成した開口部への保持固定が確実にでき、通常使用以外の外力が加わっても外れたり、位置ズレすることがないので、集塵室内の気密性を常に確保し、摺動レバーの動作を妨げることなくスムーズに振動板に伝えることができる。
覆部材をゴム等の軟質材で形成し、摺動レバーを覆い、かつ摺動レバーと圧入固定される圧入固定部を設けているので、摺動レバーの動作を妨げることなくスムーズに振動板に伝えることができ、集塵袋の内部に付着し堆積した塵埃を効率的に除塵できる。
振動板と当接する覆部材の先端部肉厚は周辺肉厚より厚くして形成しているので、繰り返して摺動レバーが動作して、覆部材先端部と振動板が当接して、先端部が多少磨耗しても、破れて穴があくことがないので、集塵室内の気密性を常に確保することができる。
振動板26の回動軸59は保持枠57の略中央高さ位置に回動自在に軸支しているので、振動板を振動させるのに必要なトルクを軽減できる為、電源コードの引き出し力が軽くなり操作性を向上できると共に、満杯の集塵袋を取り出す時に、振動板が動くので、引っ掛りなく取り出すことができる。
保持枠57には、覆部材51及び振動板動作部60を覆う囲い部62を設けているので、集塵袋が塵埃で広がったとしても振動板動作部60の動作を妨げることなく振動板の振動を確実に集塵袋に加えることができる。
振動板動作部60の可動範囲を、摺動レバー37の可動範囲より狭くしているので、集塵袋がひろがり、振動板を後方に押さえても、電源コード引出し等により摺動レバーは前後方向に摺動する為、振動板に振動を加えることができ、集塵袋が満杯になるまで、塵埃を吸引することができる。
除塵部64は面当たりするように幅広い面で複数個形成されおり、保持枠57から突出する位置と規制体63の間を周期的に揺動するので、効果的に除塵できる。
振動板26または、保持枠57には取り外し時に指等を引っ掛けることができる引っ掛け部65を格子状にして形成しているので、取り外しが容易にできる。
保持枠57は、下ケース9より着脱可能なため、安価な電気掃除機を販売する時等、振動板を取り付けていない保持枠57を取り付け、付け替えるだけで、除塵機構有無でのモデルの差別化が容易にできる。また、回転レバー等の除塵手段を取り外すだけで、同様にモデルの差別化が容易にできる。
以上のように、本発明にかかる電気掃除機は、集塵袋の内部に付着し堆積した塵埃を効果的に除塵でき、吸引風の低下を減少して集塵性能を向上させることができると共に、小型化及び軽量化することができるので、家庭、業務用等の電気掃除機に特に有用である。
本発明の実施の形態1を示す電気掃除機の全体斜視図 同電気掃除機の中央断面図 同電気掃除機の集塵蓋を除いた全体斜視図 同電気掃除機の部分断面図 同電気掃除機の除塵手段より隔壁体とカバー体を除いた全体斜視図 同電気掃除機の除塵手段より隔壁体とカバー体を除いた右側面図 同電気掃除機の除塵手段の一部を示した部分断面図 同電気掃除機の操作部周辺部品の斜視図 同電気掃除機の振動板が最も後方に傾いた状態を示す左側面図 同電気掃除機の当接部が突起リブに完全に乗り上げた状態を示す左側面図 同電気掃除機の当接部が突起リブを乗り越した状態を示す左側面図 同電気掃除機の操作部を押した時の左側面図
符号の説明
1 掃除機本体
12 電動送風機
19 集塵袋
26 振動板
27 除塵手段
28 電源コード
29 コードリール
31 リブ体
32 突起リブ
35 回動レバー
36 当接部
37 摺動レバー
38 摺動操作部
47 係合部
57 保持枠
61 振動板バネ(弾性体)
65 引っ掛け部

Claims (4)

  1. 吸引風を発する電動送風機と、前記電動送風機に電力を供給する電源コードと、前記電源コードを巻き付けたコードリールと、吸引した塵埃を捕集する集塵袋と、前記集塵袋を着脱自在に収納できる集塵室と、前記集塵袋に付着した塵埃を除塵する除塵手段とを備え、前記除塵手段を、前記電源コードの引き出し時および/または電源コードの収納動作時に回転する前記コードリールに連動して周期的に摺動する摺動レバーと、前記摺動レバーに連動して周期的に動作し前記集塵袋に振動を加える振動板と、前記振動板を回動自在に保持する保持枠と、前記振動板を本体後方側である吸気下流側へ付勢する弾性体とで構成した電気掃除機。
  2. 振動板を振動させたとき、保持枠よりも振動板が突出する構成とした請求項1に記載の電気掃除機。
  3. 振動板と摺動レバーの当接部の可動範囲を、摺動レバーの可動範囲よりも小さく構成した請求項1または2に記載の電気掃除機。
  4. 保持枠と、前記保持枠に保持された振動板とを集塵室から取り外す際に、指を引っ掛ける引っ掛け部を振動板に構成した請求項1〜3のいずれか1項に記載の電気掃除機。
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