JP3203914B2 - 電気掃除機 - Google Patents
電気掃除機Info
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Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、集塵室内に集塵袋
を装着する電気掃除機に関するものである。
を装着する電気掃除機に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来の電気掃除機として、実開昭６２−
１１７９５１号公報に示すものがある。図１０におい
て、集塵室１内には集塵袋２を装着している。この集塵
袋２の口枠３には塵埃吸込口４を設け、この塵埃吸込口
４と対応した集塵室１の壁面５に は、ゴム等の弾性体か
らなるタイトパッキン６を設けている。下部ボデー７の
底部（集塵室１の内底部）には溝８を設け、この溝８に
口枠３の下部を挿入し、タイトパッキン６に口枠３の塵
埃吸込口４が嵌合するように、口枠３の上部を下部ボデ
ー７の溝８を支点として回動し、口枠３の上部を袋口支
え９にて係止していた。
１１７９５１号公報に示すものがある。図１０におい
て、集塵室１内には集塵袋２を装着している。この集塵
袋２の口枠３には塵埃吸込口４を設け、この塵埃吸込口
４と対応した集塵室１の壁面５に は、ゴム等の弾性体か
らなるタイトパッキン６を設けている。下部ボデー７の
底部（集塵室１の内底部）には溝８を設け、この溝８に
口枠３の下部を挿入し、タイトパッキン６に口枠３の塵
埃吸込口４が嵌合するように、口枠３の上部を下部ボデ
ー７の溝８を支点として回動し、口枠３の上部を袋口支
え９にて係止していた。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記のよう
な集塵袋２の口枠３を下部ボデー７の底部溝８に挿入し
た後、口枠３の上部を回動してタイトパッキン６に口枠
３の塵埃吸込口４が嵌合するものにおいては、前記溝８
に確実に口枠３の下部が挿入されていないと口枠３の上
部を回動してもタイトパッキン６に当たってしまい、口
枠３の塵埃吸込口４をタイトパッキン６に嵌合できず、
集塵袋２が未装着で運転されると集塵室１内に塵埃が漏
れ出て、漏れた塵埃がモーター内に侵入し故障の原因と
なることがあった。また、口枠３の下部を挿入するため
の溝８が底部に位置するので、溝８が見づらく、口枠３
を装着しづらいという課題を有していた。
な集塵袋２の口枠３を下部ボデー７の底部溝８に挿入し
た後、口枠３の上部を回動してタイトパッキン６に口枠
３の塵埃吸込口４が嵌合するものにおいては、前記溝８
に確実に口枠３の下部が挿入されていないと口枠３の上
部を回動してもタイトパッキン６に当たってしまい、口
枠３の塵埃吸込口４をタイトパッキン６に嵌合できず、
集塵袋２が未装着で運転されると集塵室１内に塵埃が漏
れ出て、漏れた塵埃がモーター内に侵入し故障の原因と
なることがあった。また、口枠３の下部を挿入するため
の溝８が底部に位置するので、溝８が見づらく、口枠３
を装着しづらいという課題を有していた。
【０００４】また、口枠３の上部を袋口支え９で係止
し、口枠３の下部を溝８で保持する上下２ヶ所の保持で
あるので、口枠３の両側面が十分にタイトパッキン６に
圧接されず、タイトパッキン６と口枠３間にて塵埃が漏
れる可能性があり、漏れた塵埃がモーター内に侵入し故
障の原因となることがあった。
し、口枠３の下部を溝８で保持する上下２ヶ所の保持で
あるので、口枠３の両側面が十分にタイトパッキン６に
圧接されず、タイトパッキン６と口枠３間にて塵埃が漏
れる可能性があり、漏れた塵埃がモーター内に侵入し故
障の原因となることがあった。
【０００５】さらに、集塵室１内より塵埃を集塵した集
塵袋２を取り出すとき、口枠３を後方に回動して口枠３
の塵埃吸込口４がタイトパッキン６と嵌合しない所まで
倒そうとしても、集塵袋２内の塵埃が抵抗となって回動
できず、口枠３の塵埃吸込口４がタイトパッキン６に掛
かったまま無理に抜くこととなり、集塵袋の取り出し性
が悪いという課題を有していた。
塵袋２を取り出すとき、口枠３を後方に回動して口枠３
の塵埃吸込口４がタイトパッキン６と嵌合しない所まで
倒そうとしても、集塵袋２内の塵埃が抵抗となって回動
できず、口枠３の塵埃吸込口４がタイトパッキン６に掛
かったまま無理に抜くこととなり、集塵袋の取り出し性
が悪いという課題を有していた。
【０００６】本発明は、上記課題を解決するもので、集
塵室内における集塵袋の装着性を良好とし、集塵袋の装
着不良による塵埃漏れを防止することを目的とする。
塵室内における集塵袋の装着性を良好とし、集塵袋の装
着不良による塵埃漏れを防止することを目的とする。
【０００７】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の請求項１記載の発明は、集塵袋を収容する
集塵室と、この集塵室の上部開口部を開閉自在に覆う蓋
と、前記集塵袋の口枠が上方から下方に向かって挿入さ
れて前記口枠の両側部を支持するとともに、前記集塵室
内に回動自在に配した支持板と、前記支持板と対向する
前記集塵室壁に設けたタイトパッキンと、前記タイトパ
ッキンに前記口枠に押しつけた状態となるように前記口
枠の上部を保持する保持部を備え、前記支持板の回動支
点を前記集塵室内の底部で、かつ前記タイトパッキンの
下方に設け、前記タイトパッキンに口枠を押し付けた状
態で前記保持部が口枠の上部を保持するものである。
に、本発明の請求項１記載の発明は、集塵袋を収容する
集塵室と、この集塵室の上部開口部を開閉自在に覆う蓋
と、前記集塵袋の口枠が上方から下方に向かって挿入さ
れて前記口枠の両側部を支持するとともに、前記集塵室
内に回動自在に配した支持板と、前記支持板と対向する
前記集塵室壁に設けたタイトパッキンと、前記タイトパ
ッキンに前記口枠に押しつけた状態となるように前記口
枠の上部を保持する保持部を備え、前記支持板の回動支
点を前記集塵室内の底部で、かつ前記タイトパッキンの
下方に設け、前記タイトパッキンに口枠を押し付けた状
態で前記保持部が口枠の上部を保持するものである。
【０００８】また、本発明の請求項２記載の発明は、支
持板の回動軸近傍に付勢体を配置し、前記付勢体で前記
支持板をパッキン側に付勢するもので、本発明の請求項
３記載の発明は、集塵袋の口枠の上部に切り欠きを設
け、前記口枠を上下反転させて支持板に装着すると、前
記切り欠きが付勢体の取り付け位置に対応するものであ
る。
持板の回動軸近傍に付勢体を配置し、前記付勢体で前記
支持板をパッキン側に付勢するもので、本発明の請求項
３記載の発明は、集塵袋の口枠の上部に切り欠きを設
け、前記口枠を上下反転させて支持板に装着すると、前
記切り欠きが付勢体の取り付け位置に対応するものであ
る。
【０００９】また、本発明の請求項４記載の発明は、タ
イトパッキンの筒体の下部を、上方に向かうにしたがっ
て長くなる傾斜面としたものである。
イトパッキンの筒体の下部を、上方に向かうにしたがっ
て長くなる傾斜面としたものである。
【００１０】また、本発明の請求項５記載の発明は、集
塵袋を、口枠と、その裏面に取り付けた袋体から構成
し、前記口枠の両側に袋体側に凸となる突起部を設けた
ものである。
塵袋を、口枠と、その裏面に取り付けた袋体から構成
し、前記口枠の両側に袋体側に凸となる突起部を設けた
ものである。
【００１１】
【作用】本発明の請求項１記載の発明は、上記した構成
により、集塵袋を装着する際にまず集塵室内に回動自在
に配置した支持板に口枠を確実に装着することにより、
口枠を挿入した支持板をタイトパッキン側に回動させる
ことで、口枠をタイトパッキンに確実に押し付けて気密
性を確保できる。また、支持板の上方から口枠の 下部に
挿入すれば、支持板の両側部の案内部が口枠を下方に案
内し、支持板への装着を確実なものとしている。
により、集塵袋を装着する際にまず集塵室内に回動自在
に配置した支持板に口枠を確実に装着することにより、
口枠を挿入した支持板をタイトパッキン側に回動させる
ことで、口枠をタイトパッキンに確実に押し付けて気密
性を確保できる。また、支持板の上方から口枠の 下部に
挿入すれば、支持板の両側部の案内部が口枠を下方に案
内し、支持板への装着を確実なものとしている。
【００１２】本発明の請求項２記載の発明では、付勢体
により口枠をタイトパッキン側に付勢するので、口枠と
タイトパッキンとの気密性が向上する。また、本発明の
請求項３記載の発明では、支持板に設けた付勢体が口枠
の切り欠きを通過してしまい、口枠の存在により支持板
をタイトパッキン側に回動させようとする付勢体の圧接
力が作用しなくなり、使用者に集塵袋が正しく装着でき
ていないことを知らせることができる。
により口枠をタイトパッキン側に付勢するので、口枠と
タイトパッキンとの気密性が向上する。また、本発明の
請求項３記載の発明では、支持板に設けた付勢体が口枠
の切り欠きを通過してしまい、口枠の存在により支持板
をタイトパッキン側に回動させようとする付勢体の圧接
力が作用しなくなり、使用者に集塵袋が正しく装着でき
ていないことを知らせることができる。
【００１３】本発明の請求項４記載の発明では、タイト
パッキンの筒体の下部を、上方に向かうにしたがって長
くなる傾斜面としたので、集塵袋に塵埃が満杯となった
ときに支持板を反対とパッキン側に回動すると、タイト
パッキンの筒体下部と口枠の塵埃吸込口との嵌合が外
れ、簡単に集塵袋を取り出すことができる。
パッキンの筒体の下部を、上方に向かうにしたがって長
くなる傾斜面としたので、集塵袋に塵埃が満杯となった
ときに支持板を反対とパッキン側に回動すると、タイト
パッキンの筒体下部と口枠の塵埃吸込口との嵌合が外
れ、簡単に集塵袋を取り出すことができる。
【００１４】本発明の請求項５記載の発明では、口枠と
袋体間が口枠に形成した突起部にて離されるため、集塵
袋を支持板に挿入する際に袋体が支持板に引っかかるよ
うなことがなくスムーズに入れられる。
袋体間が口枠に形成した突起部にて離されるため、集塵
袋を支持板に挿入する際に袋体が支持板に引っかかるよ
うなことがなくスムーズに入れられる。
【００１５】
【実施例】以下、本発明の実施例について添付図面にも
とづいて説明する。図１〜図３において、１０は掃除機
本体の下部を構成する下部ボデーであり、掃除機本体内
部後方には電動送風機１１を内蔵した電動送風機室１２
を、前方には集塵袋１３を装着した集塵室１４を有し、
集塵室１４の上方を蓋１５により回動自在に覆ってい
る。そして掃除機本体の両側部にはローラー１６が設け
られ、掃除機本体の下部には水平に回動自在なキャスタ
ー１７が設けられている。
とづいて説明する。図１〜図３において、１０は掃除機
本体の下部を構成する下部ボデーであり、掃除機本体内
部後方には電動送風機１１を内蔵した電動送風機室１２
を、前方には集塵袋１３を装着した集塵室１４を有し、
集塵室１４の上方を蓋１５により回動自在に覆ってい
る。そして掃除機本体の両側部にはローラー１６が設け
られ、掃除機本体の下部には水平に回動自在なキャスタ
ー１７が設けられている。
【００１６】集塵室１４の内底部前方には、集塵袋１３
の袋体と一体に形成した口枠１８を支持する支持板１９
が回動軸２０を回動支点として配置されており、口枠１
８の塵埃吸込口２１に対向する集塵室１４の壁面２２に
はゴムなどの弾性体からなるタイトパッキン２３が固定
され、タイトパッキン２３の筒体２４が口枠１８の塵埃
吸込口２１と嵌合するようになっている。そして、口枠
１８を支持板１９に装着した状態で支持板１９を回動す
ると、口枠１８の塵埃吸込口２１とタイトパッキン２３
の筒体２４が合致して口枠１８とタイトパッキンと２３
とを気密状態とする。
の袋体と一体に形成した口枠１８を支持する支持板１９
が回動軸２０を回動支点として配置されており、口枠１
８の塵埃吸込口２１に対向する集塵室１４の壁面２２に
はゴムなどの弾性体からなるタイトパッキン２３が固定
され、タイトパッキン２３の筒体２４が口枠１８の塵埃
吸込口２１と嵌合するようになっている。そして、口枠
１８を支持板１９に装着した状態で支持板１９を回動す
ると、口枠１８の塵埃吸込口２１とタイトパッキン２３
の筒体２４が合致して口枠１８とタイトパッキンと２３
とを気密状態とする。
【００１７】また、図２および図３に示すように、支持
板１９の回動軸２０には付勢体であるコイルばね２５が
設けられ、口枠１８を未挿入時はコイルばねの２５の一
部は支持板１９の前壁２６に当接した位置（図２の状
態）まで付勢力が作用するもので、図２の状態より矢印
イ方向に回動しようとする場合には、図３に示すように
口枠１８の下部を支持板１９の下部まで挿入する。この
状態では、コイルばね２５の固定部２７によりコイルば
ね２５の回動が阻止されるので、口枠１８の厚さ分だけ
コイルばね２５が圧接されることとなり、その圧接分だ
け矢印ロ方向へ付勢力が生じるようになっている。
板１９の回動軸２０には付勢体であるコイルばね２５が
設けられ、口枠１８を未挿入時はコイルばねの２５の一
部は支持板１９の前壁２６に当接した位置（図２の状
態）まで付勢力が作用するもので、図２の状態より矢印
イ方向に回動しようとする場合には、図３に示すように
口枠１８の下部を支持板１９の下部まで挿入する。この
状態では、コイルばね２５の固定部２７によりコイルば
ね２５の回動が阻止されるので、口枠１８の厚さ分だけ
コイルばね２５が圧接されることとなり、その圧接分だ
け矢印ロ方向へ付勢力が生じるようになっている。
【００１８】そして、筒体２４と嵌合した口枠１８の上
部は下部ボデー１０に回動自在に固定した保持部である
袋口支え２８にて保持固定され、上部より蓋１５により
覆われるものである。
部は下部ボデー１０に回動自在に固定した保持部である
袋口支え２８にて保持固定され、上部より蓋１５により
覆われるものである。
【００１９】また、図４に示すように口枠１８に切り欠
き溝２９を設け、この切り欠き溝２９の位置を支持板１
９に配したコイルばね２５の取り付け位置に対し口枠１
８を１８０度反転した位置で、寸法ニと同じホ寸法の位
置とすることで、口枠１８を上下逆にして挿入した場合
にはコイルばね２５の一部が切り欠き溝２９を通過して
しまい、つまり口枠１８を装着していない場合と同様と
なるので、図３に示す矢印ヘ方向へのコイルばね２５の
圧接が生じず、図２に示すように支持板１９が開放状態
となるものである。
き溝２９を設け、この切り欠き溝２９の位置を支持板１
９に配したコイルばね２５の取り付け位置に対し口枠１
８を１８０度反転した位置で、寸法ニと同じホ寸法の位
置とすることで、口枠１８を上下逆にして挿入した場合
にはコイルばね２５の一部が切り欠き溝２９を通過して
しまい、つまり口枠１８を装着していない場合と同様と
なるので、図３に示す矢印ヘ方向へのコイルばね２５の
圧接が生じず、図２に示すように支持板１９が開放状態
となるものである。
【００２０】また、図５に示すように口枠１８を支持す
る支持板１９の上方から口枠１８を 挿入する場合、支持
板１９の両側部の壁が口枠１８を下方に案内するガイド
として機能しており、その口枠１８を支持板１９に挿入
しやすくなっており、また、支持板１９は斜線で示した
Ａ部にて口枠１８の両側部裏面を支えるとともに、図１
に示す蓋１５の集塵室側に設けた支持リブ３０により図
５に示す支持板１９の上部両側をタイトパッキン２３側
に圧接している。
る支持板１９の上方から口枠１８を 挿入する場合、支持
板１９の両側部の壁が口枠１８を下方に案内するガイド
として機能しており、その口枠１８を支持板１９に挿入
しやすくなっており、また、支持板１９は斜線で示した
Ａ部にて口枠１８の両側部裏面を支えるとともに、図１
に示す蓋１５の集塵室側に設けた支持リブ３０により図
５に示す支持板１９の上部両側をタイトパッキン２３側
に圧接している。
【００２１】また、図６に示すように集塵袋１３内に塵
埃が満杯となった状態にて集塵袋１３を矢印Ｂ方向に引
き出す際には、図７に示すようにタイトパッキン２３の
筒体２４の下部を上方に向かうにしたがって長くなるよ
うな傾斜面３１にすれば、図６に示すように口枠１８を
矢印Ｃ方向に回動することにより前記傾斜面３１の傾斜
角と支持板１９が略平行となったとき口枠１８の塵埃吸
込口２１が筒体２４に引っかからないものである。
埃が満杯となった状態にて集塵袋１３を矢印Ｂ方向に引
き出す際には、図７に示すようにタイトパッキン２３の
筒体２４の下部を上方に向かうにしたがって長くなるよ
うな傾斜面３１にすれば、図６に示すように口枠１８を
矢印Ｃ方向に回動することにより前記傾斜面３１の傾斜
角と支持板１９が略平行となったとき口枠１８の塵埃吸
込口２１が筒体２４に引っかからないものである。
【００２２】さらに、図８に示すように、集塵袋１３の
口枠１８の両側部に突起部３２を袋体側に突出するよう
に（図９に示すＤ−Ｄ断面）形成し、口枠１８と集塵袋
１３の間に空間が生じるようにしても良い。
口枠１８の両側部に突起部３２を袋体側に突出するよう
に（図９に示すＤ−Ｄ断面）形成し、口枠１８と集塵袋
１３の間に空間が生じるようにしても良い。
【００２３】次に本実施例の作用について説明する。図
１に示すように、集塵袋１３を集塵室１４内に装着する
際に下部ボデー１０に回動自在に配置した支持板１９に
口枠１８を係合させ、その後支持板１９とともにタイト
パッキン２３側に回動させるため、集塵袋１３の挿入不
完全による装着不良で集塵室１４内に塵埃がもれたり電
動送風機１１内に塵埃が侵入して故障するようなことが
ないものであり、また、コイルばね２５の付勢力により
集塵袋１３が確実に装着され、タイトパッキン２３側へ
の圧接力として使用者に確実な装着を伝えられるもので
ある。
１に示すように、集塵袋１３を集塵室１４内に装着する
際に下部ボデー１０に回動自在に配置した支持板１９に
口枠１８を係合させ、その後支持板１９とともにタイト
パッキン２３側に回動させるため、集塵袋１３の挿入不
完全による装着不良で集塵室１４内に塵埃がもれたり電
動送風機１１内に塵埃が侵入して故障するようなことが
ないものであり、また、コイルばね２５の付勢力により
集塵袋１３が確実に装着され、タイトパッキン２３側へ
の圧接力として使用者に確実な装着を伝えられるもので
ある。
【００２４】また、口枠１８の逆挿入時にはコイルばね
２５が切り欠き溝２９により弾力を生じないため、いく
ら集塵袋１３をセットしてもタイトパッキン２３側への
圧接がなく使用者に集塵袋１３の取り付け誤りを伝える
ことができるものである。
２５が切り欠き溝２９により弾力を生じないため、いく
ら集塵袋１３をセットしてもタイトパッキン２３側への
圧接がなく使用者に集塵袋１３の取り付け誤りを伝える
ことができるものである。
【００２５】また、集塵袋１３を支える口枠１８の両側
面を支持板１９にて裏面より当接させるとともに、支持
板１９の両側上部を蓋１５に設けた支持リブ３０にてタ
イトパッキン２３側に圧接できるためタイトパッキン２
３と口枠１８の圧接が完全となりごみもれがしないもの
である。
面を支持板１９にて裏面より当接させるとともに、支持
板１９の両側上部を蓋１５に設けた支持リブ３０にてタ
イトパッキン２３側に圧接できるためタイトパッキン２
３と口枠１８の圧接が完全となりごみもれがしないもの
である。
【００２６】また、集塵袋１３内に塵埃が満杯となって
も支持板１９とともに口枠１８を後方に回動させタイト
パッキン２３の筒体２４に形成した傾斜面３１と略平行
となる位置にて集塵袋１３を上方に取り出すと筒体２４
に口枠１８の穴２１が引っかかる事なくスムーズに取り
出せるものである。
も支持板１９とともに口枠１８を後方に回動させタイト
パッキン２３の筒体２４に形成した傾斜面３１と略平行
となる位置にて集塵袋１３を上方に取り出すと筒体２４
に口枠１８の穴２１が引っかかる事なくスムーズに取り
出せるものである。
【００２７】さらに、支持板１９を集塵袋１３と口枠１
８の間に挿入するに際して、口枠１８の両側面に設けた
突起部３２にて口枠と集塵袋１３間に空間が形成される
ため集塵袋１３を挿入する時、支持板１９に引っかかる
事なく行えるものである。
８の間に挿入するに際して、口枠１８の両側面に設けた
突起部３２にて口枠と集塵袋１３間に空間が形成される
ため集塵袋１３を挿入する時、支持板１９に引っかかる
事なく行えるものである。
【００２８】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の請求項１
記載の発明では、集塵室内に回動自在に支持板を配し、
この支持板の上方から集塵袋の口枠を挿入し、その挿入
状態で支持板をタイトパッキン側に回動すれば、口枠と
タイトパッキンとを気密状態とすることができ、集塵袋
の装着性を良好とすると共に、集塵室内への塵埃漏れを
防止できる。
記載の発明では、集塵室内に回動自在に支持板を配し、
この支持板の上方から集塵袋の口枠を挿入し、その挿入
状態で支持板をタイトパッキン側に回動すれば、口枠と
タイトパッキンとを気密状態とすることができ、集塵袋
の装着性を良好とすると共に、集塵室内への塵埃漏れを
防止できる。
【００２９】また、本発明の請求項２記載の発明では、
付勢体により口枠をタイトパッキン側に付勢するので、
より一層の気密性の向上になる。
付勢体により口枠をタイトパッキン側に付勢するので、
より一層の気密性の向上になる。
【００３０】また、本発明の請求項３記載の発明では、
集塵袋を上下逆方向で支持板に挿入すると、付勢体が口
枠の切り欠きを通過してしまうので、支持板がタイトパ
ッキン側に圧接されず、使用者に取り付け不良を伝える
ことができる。
集塵袋を上下逆方向で支持板に挿入すると、付勢体が口
枠の切り欠きを通過してしまうので、支持板がタイトパ
ッキン側に圧接されず、使用者に取り付け不良を伝える
ことができる。
【００３１】また、本発明の請求項４記載の発明では、
集塵袋内に塵埃が満杯となってもタイトパッキンの筒体
が口枠の塵埃吸込口に引っかかることなく集塵袋が引き
出せる。
集塵袋内に塵埃が満杯となってもタイトパッキンの筒体
が口枠の塵埃吸込口に引っかかることなく集塵袋が引き
出せる。
【００３２】さらに、本発明の請求項５記載の発明で
は、口枠と袋体間が口枠に設けた突起部にて空間を有す
るようになるため、支持板に口枠を挿入するにあたっ
て、支持板に集塵袋が引っかかって挿入しにくいことを
防止でき、装着性が良好となる。
は、口枠と袋体間が口枠に設けた突起部にて空間を有す
るようになるため、支持板に口枠を挿入するにあたっ
て、支持板に集塵袋が引っかかって挿入しにくいことを
防止でき、装着性が良好となる。
【図１】本発明の一実施例を示した電気掃除機の部分断
面図
面図
【図２】同電気掃除機の要部断面図
【図３】同電気掃除機の要部断面図
【図４】同電気掃除機の口枠の平面図
【図５】同電気掃除機の横断面図
【図６】同電気掃除機の要部断面図
【図７】同電気掃除機の要部断面図
【図８】同電気掃除機の要部平面図
【図９】同電気掃除機の要部断面図
【図１０】従来例を示す電気掃除機の要部断面図
１０ 下部ボデー １１ 電動送風機 １３ 集塵袋 １４ 集塵室 １５ 蓋 １８ 口枠 １９ 支持板 ２０ 回動軸 ２１ 塵埃吸込口 ２３ タイトパッキン ２４ 筒体 ２５ コイルばね ２８ 袋口支え（保持部） ２９ 切り欠き溝 ３１ 傾斜面 ３２ 突起部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭60−210229（ＪＰ，Ａ) 特開 昭62−217931（ＪＰ，Ａ) 特開 平４−97728（ＪＰ，Ａ) 実開 昭50−86851（ＪＰ，Ｕ) 実開 昭61−31350（ＪＰ，Ｕ) (58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名) A47L 9/10 A47L 9/14
Claims (5)
- 【請求項１】 集塵袋を収容する集塵室と、この集塵室
の上部開口部を開閉自在に覆う蓋と、前記集塵袋の口枠
が上方から下方に向かって挿入されて前記口枠の両側部
を支持するとともに、前記集塵室内に回動自在に配した
支持板と、前記支持板と対向する前記集塵室壁に設けた
タイトパッキンと、前記タイトパッキンに前記口枠に押
しつけた状態となるように前記口枠の上部を保持する保
持部を備え、前記支持板の回動支点を前記集塵室内の底
部で、かつ前記タイトパッキンの下方に設け、前記タイ
トパッキンに口枠を押し付けた状態で前記保持部が口枠
の上部を保持する電気掃除機。 - 【請求項２】 支持板の回動軸近傍に付勢体を配置し、
前記付勢体で前記支持板をパッキン側に付勢する請求項
1記載の電気掃除機。 - 【請求項３】 集塵袋の口枠の上部に切り欠きを設け、
前記口枠を上下反転させて支持板に装着すると、前記切
り欠きが付勢体の取り付け位置に対応する請求項２記載
の電気掃除機。 - 【請求項４】 タイトパッキンの筒体の下部を、上方に
向かうにしたがって長くなる傾斜面とした請求項１記載
の電気掃除機。 - 【請求項５】 集塵袋を、口枠と、その裏面に取り付け
た袋体から構成し、前記口枠の両側に袋体側に凸となる
突起部を設けた請求項１記載の電気掃除機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP31963493A JP3203914B2 (ja) | 1993-12-20 | 1993-12-20 | 電気掃除機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP31963493A JP3203914B2 (ja) | 1993-12-20 | 1993-12-20 | 電気掃除機 |
Related Child Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP34177199A Division JP3144421B2 (ja) | 1999-12-01 | 1999-12-01 | 電気掃除機 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07171077A JPH07171077A (ja) | 1995-07-11 |
| JP3203914B2 true JP3203914B2 (ja) | 2001-09-04 |
Family
ID=18112488
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP31963493A Expired - Lifetime JP3203914B2 (ja) | 1993-12-20 | 1993-12-20 | 電気掃除機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3203914B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE10142509B4 (de) * | 2001-08-30 | 2013-10-02 | BSH Bosch und Siemens Hausgeräte GmbH | Staubsauger |
| KR20030035629A (ko) * | 2001-11-01 | 2003-05-09 | (주)휴먼앤휴먼테크놀러지 | 무선 진공청소기용 집진필터의 착탈구조 |
| JP4868811B2 (ja) * | 2005-09-30 | 2012-02-01 | 株式会社東芝 | 電気掃除機 |
-
1993
- 1993-12-20 JP JP31963493A patent/JP3203914B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
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| JPH07171077A (ja) | 1995-07-11 |
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