JPH0335255Y2 - - Google Patents

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JPH0335255Y2
JPH0335255Y2 JP4103587U JP4103587U JPH0335255Y2 JP H0335255 Y2 JPH0335255 Y2 JP H0335255Y2 JP 4103587 U JP4103587 U JP 4103587U JP 4103587 U JP4103587 U JP 4103587U JP H0335255 Y2 JPH0335255 Y2 JP H0335255Y2
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dust collection
mounting plate
collection chamber
lid
dust
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JP4103587U
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【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本案は、上面開口の集塵室を備えた電気掃除機
に関する。
(ロ) 従来の技術 上面開口の集塵室内に紙製集塵袋の口板を傾斜
させて収納保持した電気掃除機は実開昭59−
31358号公報に開示されている。しかし乍ら、こ
の従来例の紙製集塵袋の口板はその後端を集塵室
内の取付枠体上に、前端を集塵室内の支持壁上端
に夫々載置支持しているだけであるから、電気掃
除機を直立載置した状態で集塵蓋を開放すれば、
集塵袋が集塵室から飛び出して集塵袋内の塵埃が
口板から飛散し、部屋を汚すおそれがある。
(ハ) 考案が解決しようとする問題点 本案は、上面開口の集塵室に集塵袋を収納した
電気掃除機本体を部屋の床面等に直立載置した状
態で、誤つて集塵蓋を開放しても集塵袋が集塵室
から飛び出さないようにした電気掃除機を得るこ
とを目的としている。
(ニ) 問題点を解決するための手段 本案の電気掃除機は掃除機本体に、吸込口を備
えた集塵蓋で開閉される上面開口の集塵室を形成
し、該集塵室の上面開口面に取付板を介して集塵
袋の口板を保持して該集塵袋を前記集塵室に収納
するものにおいて、前記集塵室内に、前記取付板
の前端部を当接保持する前部立上壁と、前記取付
板の後端部を前記前端部より高い位置で当接保持
する後部立上壁とを有し、前記取付板を前記前部
立上壁及び後部立上壁によつて前部が低くなるよ
うに前記集塵室に装着したことを特徴としてい
る。
(ホ) 作用 集塵袋の口板を取り付けた取付板は、その前端
部を掃除機本体の集塵室の前部立上壁に、その後
端部を前記集塵室の後部立上壁に、夫々当接保持
することによつて集塵室の上面開口面に前部が低
くなるようにして取り付けられ、集塵袋が集塵室
内に収納される。
掃除機本体を直立載置した状態で、集塵蓋を開
放すれば、前記取付板には後端部を中心とする回
動力が働くが、前端部が前部立上壁に当接保持さ
れているのでそれ以上前部立上壁方向に移動でき
ず、従つて取付板が回動できないので、取付板が
上面開口から外れて集塵袋が飛び出すことがな
い。
(ヘ) 実施例 以下、本案の電気掃除機を図面に示す実施例に
基いて説明する。
1はキヤニスター型の電気掃除機で、下ケース
2と該下ケース2の後半上部を閉塞する上ケース
3とから外殻を形成すると共に該上ケース3下部
に電動送風機(図示せず)等を収納し、さらに前
記下ケース2の前半にちり捨て用の上面開口4を
有する集塵室5を形成している。6は該集塵室5
の上方開口4を開閉自在に覆う集塵蓋で、後部を
前記上ケース3前部に回動自在に枢支し、前部を
クランプ体7により固定するように構成してい
る。8は前記集塵蓋6の中央に設けた吸込ホース
接続用の吸込口で、吸込口シヤツター板9で開閉
自在となつている。10は前記集塵蓋6の上面の
把手収納凹所に回動自在に枢支収納された手持用
把手で、その枢支部は前記上ケース3前部に枢支
してある。11は前記下ケース2の上端開口縁に
沿つて装着したシールパツキン兼用緩衝部材で、
前記上ケース3及び集塵室6と下ケース2との気
密を保持している。また12は前記上ケース3上
面後部に凹設した部品収納室を開閉自在に覆う部
品収納室カバーである。
13は前記集塵室6内に収納され、吸込気流か
ら塵埃を分離して貯留する紙製集塵袋で、ホース
管遊挿孔14を穿設した口板15を袋口に接着し
ている。
16は前記集塵袋13の口板15を取り付ける
取付板で、前記遊挿孔14に連通するホース筒挿
通孔17を穿設すると共に後部に取り出し用把手
片18を突出形成し、且つ左右両側に後方に向か
つて下方に延長した左右の係合用傾斜壁19,1
9を前端部から前方に前側突部20を形成してお
り、さらに裏面の前部には前記口板15の前端を
掛け止める口板掛止板21を、後部の前記把手片
18裏面位置には前記口板15の後端を掛け止め
る口板クランプ部材22を有している。そして該
取付板16の前記ホース筒挿通孔17近傍個所に
は、前記口板15を前記取付板16裏面に圧接し
て装備したときに該口板15の一部を露出するた
めの切欠孔23が穿設してある。
前記集塵蓋6は外蓋6aと内蓋6bの二重蓋構
造になつており、内蓋6b外周縁には集塵蓋パツ
キング24を取り付けており、さらに前記外蓋6
aと内蓋6bの間には前記吸込口8に連通して放
射状舌片弁25を有するホース筒回動軸受26を
挾装し、前記内蓋6b裏面には取付板パツキング
27を有している。
前記集塵室5において、28は前部立上壁を構
成する前壁面、29は左右両側壁面30,30の
後部に設けられ、後部立上壁を構成する後部リ
ブ、31,32は前記両側壁面30,30に設け
られた前後の係合リブで、前側係合リブ31より
後側係合リブ32の高さを高く形成している。そ
して前記取付板16は係合用傾斜壁19の下端を
前後の係合リブ31,32に載置することによ
り、前端の前側突部20が前記前壁面28に当接
保持され、且つ前記傾斜壁19後端部19aが前
記後部リブ29側面に前記前側突部20より高い
位置で当接保持され、前記集塵室5開口面にその
前部が低くなるように傾斜して装備され、この後
に前記集塵蓋6を閉じたときに、該取付板16の
ホース筒挿通孔17周縁部分が前記吸込口8下方
の内蓋6bに取付板パツキング27を介して密着
するように前記集塵蓋6に圧接装備される。
33は前記内蓋6bの前記吸込口8前方左側近
傍位置に設けられた集塵袋有無検知用の回動カム
体で、内蓋6bに設けた凹所34内に回動軸35
を回動自在に枢支すると共に、一端には自重ある
いはバネにより前記取付板16の切欠部23内の
口板15に当接するように付勢され、口板15が
無いときには切欠部23内に入り込む接触部36
を有し、他端には前記切欠部23に口板15が無
いときに前記内蓋6bと前記前壁面28上端28
aとの間に集塵蓋パツキング24を介して介在し
て、集塵蓋6を閉じようとしても該蓋6を上面開
口4から浮き上らせて閉塞できないようにする介
在部37を有している。
前記前壁面28の前記回動カム体33下方部分
には該前壁面28の変形防止用の補強リブ38を
設け、且つ前記集塵蓋6には閉塞状態で前記補強
リブ38の前方部分に位置する垂下部39を設け
てあり、前記介在部37が介在した状態で集塵蓋
6を大きな力で押圧したときに前記前壁面28が
変形しないようにし、集塵蓋6が閉塞しないよう
にしている。そして前記補強リブ38及び垂下部
39の存在により前記前壁面28の上部の肉薄化
を可能にし、前記集塵蓋6の集塵蓋パツキング2
4との間のシール性を高めることができるように
している。
而して、紙製集塵袋13の取替時等において、
取付板16に口板15を取り付けて該取付板16
を集塵室5の上面開口4に装備することにより該
取付板16と共に集塵室5に収納し、集塵蓋6を
閉じると、回動カム体33の接触部36が取付板
16切欠部23から露出している口板15に当接
し、介在部37が集塵室5内に入り込むので集塵
蓋6は完全に閉塞する。一方、前記集塵袋13の
取り付けをし忘れた取付板16を集塵室5に収納
して、あるいは取付板16自身を集塵室5に収納
し忘れて集塵蓋6を閉じても、前記接触部36が
前記切欠部23に入り込んで、あるいは集塵室5
内に落ち込むので、介在部37が集塵蓋6と集塵
室5前壁面28との間に介在し、その結果集塵蓋
6が閉塞せず、使用者に報知するものであるがこ
の段階で使用者が気が付かなくて掃除機の使用を
開始しても集塵蓋6と集塵室5の隙間から空気が
入つて塵埃を吸引せず、電動送風機に塵埃が流れ
込むのを防止している。
さらに、掃除機本体1を部屋の床面等に直立載
置させて保管又は使用しているときに誤つて集塵
蓋6を開放したときに、前記取付板16に後端部
19aを中心として回動力が働いても、前側突部
20が集塵室5前壁面28に当接保持されている
のでそれ以上前壁面28方向に移動できず、従つ
て取付板16が回動できないので、上面開口4か
ら外れることがなく、従つて紙製集塵袋13が上
面開口4から飛び出すことがない。
(ト) 考案の効果 本案によれば、集塵袋の口板の取付板は集塵室
内に前部より後部が高い位置になるようにして前
端部及び後端部を夫々当接保持されているので、
掃除機本体を直立載置した状態で誤つて集塵蓋を
開放しても取付板の前端部が前部立上壁に当接し
て回動できないので取付板が集塵室から飛び出す
ことがなく、従つて集塵袋も飛び出すことがな
く、故に集塵袋内の塵埃が飛散して部屋を汚すこ
ともなく使用しやすい電気掃除機を得ることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
図面は何れも本案電気掃除機の実施例に関し、
第1図は集塵蓋を開放した状態の斜視図、第2図
は斜視図、第3図は一部断面側面図、第4図は取
付板を取り出した状態の要部斜視図、第5図は紙
製集塵袋を取り付けた取付板の斜視図、第6図イ
は紙製集塵袋を取り付けたときの第2図A−A断
面図、第6図ロは同取り付けないときの第2図A
−A断面図で、さらに第7図は直立状態で集塵蓋
を開放した状態の要部の中央縦断面図である。 1……掃除機本体、5……集塵室、6……集塵
蓋、13……紙製集塵袋、15……口板、16…
…取付板、19a……後端部、20……前方突部
(前端部)、28……前面壁(前部立上壁)、29
……後部リブ(後部立上壁)。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 掃除機本体に、吸込口を備えた集塵蓋で開閉さ
    れる上面開口の集塵室を形成し、該集塵室の上面
    開口面に取付板を介して集塵袋の口板を保持して
    該集塵袋を前記集塵室に収納するものにおいて、
    前記集塵室内に、前記取付板の前端部を当接保持
    する前部立上壁と、前記取付板の後端部を前記前
    端部より高い位置で当接保持する後部立上壁とを
    有し、前記取付板を前記前部立上壁及び後部立上
    壁によつて前部が低くなるように前記集塵室に装
    着したことを特徴とする電気掃除機。
JP4103587U 1987-03-20 1987-03-20 Expired JPH0335255Y2 (ja)

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JP4103587U JPH0335255Y2 (ja) 1987-03-20 1987-03-20

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JP4103587U JPH0335255Y2 (ja) 1987-03-20 1987-03-20

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JPS63150659U JPS63150659U (ja) 1988-10-04
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