JPH0515901Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0515901Y2
JPH0515901Y2 JP2534587U JP2534587U JPH0515901Y2 JP H0515901 Y2 JPH0515901 Y2 JP H0515901Y2 JP 2534587 U JP2534587 U JP 2534587U JP 2534587 U JP2534587 U JP 2534587U JP H0515901 Y2 JPH0515901 Y2 JP H0515901Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
dust collection
mouth frame
lid
storage body
lid body
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP2534587U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS63132652U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP2534587U priority Critical patent/JPH0515901Y2/ja
Publication of JPS63132652U publication Critical patent/JPS63132652U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0515901Y2 publication Critical patent/JPH0515901Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Filters For Electric Vacuum Cleaners (AREA)
  • Electric Suction Cleaners (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、集塵室内に着脱自在に装着される集
塵袋を備えた電気掃除機に係り、特に、本体ケー
スの集塵室に臨む開口部を開閉する蓋体に予備の
集塵袋を収納する収納体を設けた電気掃除機に関
する。
(従来の技術) 従来、この種の電気掃除機においては、例え
ば、実開昭57−78846号公報または特開昭61−
92645号公報に記載されているように、蓋体の内
側に前方へ開口したポケツト状の収納部を設け、
この収納部に予備の集塵袋を挿入して半ば露出し
た状態で収納する構造が採られている。しかし、
この構造では、予備の集塵袋が露出しているた
め、予備の集塵袋が汚れ易い問題がある。また、
予備の集塵袋が、前方へ開口した収納部に挿入さ
れているだけで、とくに係止はされていないた
め、蓋体の開閉時あるいは掃除中などの衝撃によ
りずれ落ちたりし、収納状態が不安定である問題
がある。
また、実開昭60−126154号公報に記載されてい
るように、蓋体の内側に、下方へ開口した凹窪状
の収納部を設けるとともに、その下面開口を開閉
するカバー体を設け、収納部内に入れた予備の集
塵袋を閉じたカバー体で保持する構造も採られて
いる。この構造では、予備の集塵袋が密閉状態で
収納されるため、予備の集塵袋が汚れることはな
い。しかしながら、収納部が凹んでいるため、予
備の集塵袋を取り出しにくいとともに、カバー体
を開けたとき予備の集塵袋が脱落し易い問題があ
る。また、掃除中などの衝撃によりカバー体が開
くおそれがあるため、収納状態が同様に不安定で
ある問題を有している。
(考案が解決しようとする問題点) 上述のように、従来の電気掃除機では、収納部
が前方へ常時開口した構造となつていたり、ある
いは、下方へ開口した収納部をカバー体で下方よ
り開閉自在に覆う構造となつているため、予備の
集塵袋が汚れ易く、また掃除中などの衝撃によ
り、予備の集塵袋が収納部から脱落しやすい問題
があつた。
本考案は、このような問題点を解決しようとす
るもので、予備の集塵袋を収納状態に確実に保持
できる電気掃除機を提供するものである。
(問題点を解決するための手段) 本考案の電気掃除機は、電動送風機を内蔵する
とともに上方へ開口した開口部を設けた本体ケー
スと、この本体ケースに後部が回動自在に支持さ
れ前記開口部を開閉自在に閉塞して集塵室を形成
するとともにこの集塵室の前方側に臨みかつ斜め
上方へ開口した吸込口を前部に設けた蓋体と、前
記本体ケースに前記開口部の前部上方に位置して
設けられ前記吸込口と相対する口枠保持体と、袋
状で折り畳み可能なフイルター材およびこのフイ
ルター材の開口側に設けられた口枠からなりこの
口枠が前記口枠保持体に着脱自在に装着されて前
記集塵室内に装着される集塵袋とを備え、前記蓋
体の後方部内側上部に、この蓋体に後部が回動自
在に支持されかつ前部に設けた係止部をこの蓋体
の内側に形成した被係止部に係脱自在に係着する
とともに前記蓋体内側面との対向する上面を開口
し予備の集塵袋が収納される箱形状の収納体を設
け、この収納体の前部に、この収納体が前記蓋体
に係着されかつこの蓋体が前記開口部を閉じたと
き前記口枠保持体に上方より当接する前方へ突出
した突状体を設けたものである。
(作用) 本考案の電気掃除機は、集塵袋内にある程度塵
埃が溜つたときに、蓋体を開いて塵埃の溜つた集
塵袋の口枠を本体ケースの口枠保持体から外して
この集塵袋を捨てる。次に、箱形状の収納体の前
部の蓋体への係着を解除して、この収納体をその
後部を中心として回動させることにより収納体の
上面が開口され、この収納体の中から予備の集塵
袋を取り出し、この集塵袋の口枠を口枠保持体に
装着する。次いで、収納体を回動させて蓋体に係
着してからこの蓋体を閉じる。この状態で、収納
体の前部に前方へ突設された突状体が口枠保持体
に上方より当接され、収納体の係着の解除が防止
される。したがつて、予備の集塵袋が汚れること
がなく、また掃除中などに衝撃を受けても、収納
体の係着が解除されてしまうことはなく、収納体
から予備の集塵袋が出てしまうことはない。ま
た、収納体を蓋体に係着することを忘れて、この
蓋体を閉じてしまつた場合には、この蓋体を閉方
向すなわち下方へ回動させていく間に、収納体の
突状体が口枠保持体に当接されて、収納体の前部
の移動が規制され、蓋体を閉じた時点で収納体の
前部が蓋体に係着される。
(実施例) 次に、本考案の電気掃除機の一実施例の構成を
図面に基づいて説明する。
第1図において、1は掃除機本体で、この掃除
機本体1は、上面を開口した下部本体ケース2お
よびこの下部本体ケース2の上面後側に結合され
下面を開口した上部本体ケース3からなる本体ケ
ース4と、前記下部本体ケース2の上面前側の開
口部5を開閉する蓋体6とにより構成されてい
る。また、前記下部本体ケース2の上面周縁部に
弾性体からなるバンパー7が嵌着され、このバン
パー7に前記上部本体ケース3の下面周縁部が当
接されている。さらに、前記バンパー7には、前
記蓋体6の下面周縁部が接離自在にかつ気密に当
接されるシールパツキング8が一体に形成されて
いる。
そして、前記本体ケース4の内部は、ほぼ中央
部に形成され連通口11を有する仕切壁12によ
り前後に区画されており、この仕切壁12の連通
口11より後方の空間部にゴム製支持体13を介
して電動送風機14が配設されているとともに、
この仕切壁12より前方の空間部が前記開口部5
に臨みかつ前記電動送風機14の負圧側に連通す
る集塵室15となつている。
また、第1図および第4図に示すように、前記
集塵室15の前端部に位置して前記下部本体ケー
ス2には、その開口部5より上方へ突出した口枠
保持体16が設けられており、この口枠保持体1
6は、上縁部を開放した枠形状に形成されている
とともに、下方へ向つて前方へ傾斜されている。
そして、この口枠保持体16の内周縁部には、後
側保持片部17が形成されているとともに、この
後側保持片部17と一定の小間隙を保持して前側
保持片部18が形成されている。なお、前記口枠
保持体16は、例えば、この口枠保持体16に一
体に形成された支軸19により、前記下部本体ケ
ース2に枢着されている。
さらに、第1図に示すように、前記蓋体6は、
蓋本体21と、この蓋本体21の凹窪状に形成さ
れた前側中央部に固定された吸込口形成体22と
からなつている。そして、前記蓋本体21の後部
には左右一対のアーム部23が後方へ突出形成さ
れており、これらアーム部23の先端部にはこの
蓋体6の回動支点となる支軸24がそれぞれ形成
されている。一方、前記上部本体ケース3には一
対の軸受部(図示せず)が形成されており、これ
ら軸受部に前記支軸24がそれぞれ軸支されて、
前記蓋体6が本体ケース4に上下方向に回動自在
に支持されている。また、前記吸込口形成体22
の前側に本体クランプ25が枢着されており、こ
の本体クランプ25が前記下部本体ケース2の前
面上部に形成された係合部26に係脱自在に係合
されていることにより、前記蓋体6が閉状態に保
持されている。
また、前記蓋本体21の前記集塵室15に臨む
前方側の前面は、前記口枠保持体16に前方より
小間隙を保持して対向されるように傾斜されてお
り、この傾斜した前面に円形開口27が形成され
ている。一方、前記吸込口形成体22には、前記
円形開口27と対向しかつ軸方向が直交する筒状
の吸込口28が形成されており、この吸込口28
の外端である前面も下方へ向つて前方へ傾斜して
いる。この吸込口28は、前記集塵室15と外部
とを連通し、ホース(図示せず)の接続管が挿脱
自在に差込み接続されるものである。また、前記
吸込口28の後端部から円形開口27の周縁部に
かけて、弾性体からなる吸込口パツキング29が
設けられている。
また、第4図に示すように、31は前記集塵室
15内に着脱自在に装着される集塵袋で、この集
塵袋31は、折り畳み可能な通気性を有する紙袋
などからなる袋状のフイルター材32と、このフ
イルター材32の開口側に接着などの手段により
固着されたボール紙などの適当な剛性と可撓性の
ある材料からなる口枠33とにより構成されてい
る。また、この口枠33には、前記吸込口28に
対向される集塵口34が開口形成されているとと
もに、この集塵口34の内側に軟質弾性体よりな
り前記接続管の外周面に気密に密着されるシール
弁35が固着されている。そして、前記口枠33
は、前記口枠保持体16の両保持片部17,18
間に上方より摺動させて差込んで着脱自在に装着
される。
さらに、前記仕切壁12の連通口11を覆つ
て、補助フイルター36が前記集塵室15側から
着脱自在に装着されている。
第1図および第5図ないし第8図において、4
1は収納体で、前記蓋体6の内側面に対向する上
面および後面を開口した直方体箱形状に形成され
ており、フイルター材32を折り畳んだ1枚ない
し数枚の予備の集塵袋31を重なつた状態で内部
に収納する。そして、前記収納体41の両外側面
の後端部下側には、支軸42がそれぞれ突出形成
されている。一方、前記蓋本体21の後面壁43
の前側には、左右一対の支持リブ44が突出形成
されており、これら支持リブ44の下端部には軸
受孔45がそれぞれ形成されている。そして、こ
れら軸受孔45に前記支軸42がそれぞれ回動自
在に嵌合されて、前記蓋体6の内側に収納体41
が上下回動自在に支持されている。
また、前記収納体41の前面中央部には、左右
一対のスリツト46により、前後へ弾性的に屈曲
可能な操作片部47が形成されており、この操作
片部47の前側には、その上部に係止部となる係
止爪部48が突出形成されているとともに、この
係止爪部48の下方に位置して押圧部49が突出
形成されている。一方、前記蓋本体21の内側上
面の前部には、前後へ弾性的に屈曲可能な係止片
部50が一体に垂設されており、この係止片部5
0には、前記収納体41の係止爪部48が係脱自
在に係合される被係止部となる係止孔51が形成
されている。そして、これら係止爪部48と係止
孔51との係合により収納体41の前側を蓋体6
に係着した際には、この蓋体6の上面に収納体4
1の開口した上面が密着するようになつている。
なお、前記係止片部50の後側下端部と、この後
側下端部に当接される前記係止片部50の前側上
端部とは、下方へ向つて前方へ傾斜されている。
また、前記蓋本体21の後面壁43の前側には
前記両支持リブ44間に位置して保持リブ52が
突出形成されており、この保持リブ52の下端
は、前記蓋体6に収納体41を係着した状態で、
この収納体41の内側下面の後端部に当接される
ようになつている。さらに、前記保持リブ52の
下端部後側には切欠部53が形成されており、こ
の切欠部53には、前記蓋体6に対して収納体4
1を回動させたとき、この収納体41の下面後端
部がはいるようになつている。
また、前記収納体41の前面上縁の両端部に
は、前記収納体41が蓋体6に係着されかつこの
蓋体6が閉じた状態で前記口枠保持体16の上端
部に上方より当接される突状体54がそれぞれ前
方へ突出形成されている。なお、これら突状体5
4は、前記口枠保持体16に装着された集塵袋3
1の口枠33の両側方に位置する。
さらに、前記収納体41の前面上縁の中央部に
は、後方へ屈曲した一対の引掛部55が上方へ突
出形成されている。また、前記収納体41の内側
下面の後部には、前後へ弾性的に屈曲可能な左右
一対の押え片部56が上方へ突出形成されてお
り、第8図に示すように、これら押え片部56間
の距離Aは、前記集塵袋31の口枠33の幅Bよ
りも大きくなつている。そして、第7図、第8図
に示すように、前記収納体41の内側前面および
押え片部56の前面間の距離Cと、前記引掛部5
5の後端および押え片部56の前面間の前後方向
の距離Dと、前記予備の集塵袋31の口枠33の
前縁および折り畳まれたフイルター材32の後縁
間の距離E1と、前記フイルター材32の前縁お
よび口枠33の後縁間の距離E2とには、C≧E1
≒E2≧Dなる関係が設定され、CとDとの差は
小さいものである。
そして、前記蓋体6の両支軸24を通る直線に
対して、前記口枠保持体16およびこの口枠保持
体16に装着された口枠33において最も近いの
はこの口枠33の上端である。また、前記蓋体6
に収納体41を係着した状態で、前記直線に対し
て、前記収納体41において最も遠いのは、突状
体54を除いて押圧部49である。そして、この
押圧部49および前記直線間の距離は、前記口枠
33の上端および前記直線間の距離よりも小さく
設定されている。
さらに、前記収納体41の下面前端部はこの収
納体41が前記蓋体6に係着されかつ前記口枠3
3が口枠保持体16に正しく装着された状態で、
前記蓋体6が開閉するとき前記口枠33の上端の
後方近傍を通りかつ蓋体6が閉じたとき口枠33
の上端の下方に位置するように、この収納体41
の下面前端部は前記蓋体6の回動支点となる支軸
24を中心とした回転軌跡よりも回動支点側に位
置させる。
次に、上記実施例の作用について説明する。
掃除時には、第1図に示すように、集塵室15
内に集塵袋31を装着して、蓋体6を閉じる。こ
の状態で、吸込口パツキング29の後端部が、集
塵袋31の口枠33にその集塵口34を囲んで圧
接される。また、掃除機本体1の吸込口28に
は、ホースおよび延長管(図示せず)を介して、
吸込口体(図示せず)を接続しておく。そして、
電動送風機14の駆動により、吸込口体から吸込
まれた塵埃は延長管およびホースを介して、集塵
室15に導かれ、集塵袋31内に貯溜される。
そして、この集塵袋31内に塵埃がある程度溜
つたら、この集塵袋31を新しいものと交換す
る。この集塵袋の交換操作は、まず、クランプ2
5を操作して、このクランプ25を本体ケース4
の係合部26から外した状態で、第2図に示すよ
うに、蓋体6を上方へ回動させて開ける。次に、
口枠保持体16から口枠33を抜いて、塵埃の溜
つた集塵袋31を外し、この集塵袋31を捨て
る。
また、収納体41の押圧部49を押して、収納
体41の係止爪部48を蓋体6の係止孔51から
外した状態で、収納体41を手前に引いて前方へ
回動させる。そして、第2図の上側の鎖線で示す
ように、この状態で開放された収納体41の上面
開口部から予備の集塵袋31を取り出し、この集
塵袋31の口枠33を口枠保持体16に装着す
る。
そして、収納体41の押圧部49を押すとき、
この押圧部49は係止片部50の近傍に位置して
いるので、押圧荷重は軽くてよく、操作性がよ
い。
また、収納体41を回動させるとき、その引掛
部55が予備の集塵袋31の口枠33の収納体4
1に対する上方(第2図の実線で示す状態におい
て後方)への移動を規制し、かつ、押え片部56
が予備の集塵袋31の折り畳まれたフイルター材
32を後方より弾性的に押えているので、すなわ
ち、収納体41に予備の集塵袋31が確実に保持
されているので、この集塵袋31は、確実に収納
体41とともに回動し、蓋体6の内側上面に付い
て残ることがない。
また、収納体41は、その開口した上面が上に
向いた状態まで回動させることができるので、予
備の集塵袋31を取り出し易い。
さらに、収納体41は上面および後面のみを開
口した箱形状となつており、かつ、この収納体4
1に予備の集塵袋31が確実に保持されているの
で、収納体41を回動させるときなどに、予備の
集塵袋31が不用意に脱落してしまうことはな
い。
そして、予備の集塵袋31を収納体41から取
り出した後には、この収納体41を後方へ回動さ
せて、その係止爪部48を蓋体6の係止孔51に
係合させ、蓋体6を下方へ回動させて閉じる。
この状態で収納体41の突状体54が口枠保持
体16の上端部に上方より当接される。すなわ
ち、収納体41が下方より抑えられるので、この
収納体41の蓋体6への係着が確実に保持され
る。したがつて、掃除中の振動あるいはその他の
衝撃を受けても、収納体41が外れてしまうこと
はない。
また、収納体41を係着し忘れて蓋体6を閉じ
てしまつた場合には、第2図の下側の鎖線で示す
ように、この蓋体6が完全に閉じる前に、収納体
41の突状体54が口枠保持体16に当接する。
そして、それ以後は、収納体41の前部の移動が
規制されるので、この収納体41は蓋体6に対し
て相対的に上方へ回動するようになる。したがつ
て、蓋体6が完全に閉じた時点では、その係止孔
51に収納体41の係止爪部48が係合される。
このように、蓋体6を閉じた状態では、この蓋
体6に収納体41が確実に係着され、この収納体
41は蓋体6の内側上方に位置し、この蓋体6の
内側上面によつて収納体41の開口した上面が閉
塞される。したがつて、収納体41が集塵室15
内に位置しているにもかかわらず、収納体41内
の予備の集塵袋31が汚れてしまうことはない。
また、第3図の鎖線で示すように、口枠33が
口枠保持体16に完全に下方まで差込まれていな
い場合、すなわち、口枠33の装着が不完全であ
る場合、口枠保持体16が傾斜しているため、口
枠33の上部は正しい装着状態よりも後方へ突出
する。そのため、口枠33が正しく装着されてい
る場合にはこの口枠33に当たらない収納体41
の下面前端部が、蓋体6を下方へ回動させる途中
で口枠33の上端に当たる。そして、蓋体6とと
もに下方へ回動する収納体41が、口枠33をほ
ぼ正しい装着位置まで下方へ押し込む。このよう
にして、口枠33の誤装着も防止される。
なお、蓋体6の後面壁43に設けた保持リブ5
2は、必ずしも必要ないが、この保持リブ52の
下端が、蓋体6に収納体41を係着した状態で、
この収納体41の内側下面の後端部に当接するこ
とにより、この収納体41の係着状態をより確実
なものとしている。そして、収納体41が蓋体6
に対して回動する際には、保持リブ52の切欠部
53に収納体41の下面後端部がはいることによ
り、この収納体41が所定角度支障なく回動でき
ることになる。
また、蓋体6の後面壁43は、その下縁がシー
ルパツキング8に当接することにより、集塵室1
5の気密性を保持する作用も有しているが、保持
リブ52および支持リブ44を後面壁43に一体
に形成することにより、この後面壁43の強度も
高まり、気密性の保持がより確実なものとなる。
また、前述のように、口枠33の上端および蓋
体6の支軸24間の距離より、収納体41の先端
である押圧部49および支軸24間の距離を小さ
くすることは、口枠33に収納体41が接触する
ことなく回動できるためには当然必要な条件であ
るが、前記両距離の差をなるべく小さくすること
により、掃除機本体1を大型化することなく、所
定の大きさの収納体41を組込むことが可能とな
る。
(考案の効果) 本考案によれば、蓋体の内側に後部が回動自在
に支持されかつ前部が係脱自在に係着される箱形
状の収納体の前部に、この収納体が蓋体に係着さ
れかつこの蓋体が本体ケースの上方へ開口した開
口部を閉じた状態で本体ケースの口枠保持体に上
方より当接される突状体を突設したので、予備の
集塵袋は本体ケースの集塵室内に露出される事が
ないので、汚れることがない。また、掃除中など
に収納体が衝撃を受けても、収納体の係着が解除
されて、この収納体から予備の集塵袋が出てしま
うことがないとともに、収納体を係着するのを忘
れて蓋体を閉じてしまつても、突状体が口枠保持
体に当接することにより、蓋体が閉じた時点でこ
の蓋体に収納体が係着され、したがつて、予備の
集塵袋は確実に収納状態に保持される。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の電気掃除機の一実施例を示す
断面図、第2図は同上蓋体を開いた状態の断面
図、第3図は同上蓋体が閉じる直前の状態の断面
図、第4図は同上口枠保持体付近の斜視図、第5
図は同上収納体付近の断面図、第6図は同上収納
体付近の下方分解斜視図、第7図は同上第8図の
−断面図、第8図は同上収納体および予備の
集塵袋の上方斜視図である。 4……本体ケース、5……開口部、6……蓋
体、14……電動送風機、15……集塵室、16
……口枠保持体、24……蓋体6の回動支点とな
る支軸、28……吸込口、31……集塵袋、32
……フイルター材、33……口枠、41……収納
体、48……係止部となる係止爪部、51……被
係止部となる係止孔、54……突状体、55……
引掛部、56……押え片部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 電動送風機を内蔵するとともに上方へ開口し
    た開口部を設けた本体ケースと、この本体ケー
    スに後部が回動自在に支持され前記開口部を開
    閉自在に閉塞して集塵室を形成するとともにこ
    の集塵室の前方側に臨みかつ斜め上方へ開口し
    た吸込口を前部に設けた蓋体と、前記本体ケー
    スに前記開口部の前部上方に位置して設けられ
    前記吸込口と相対する口枠保持体と、袋状で折
    り畳み可能なフイルター材およびこのフイルタ
    ー材の開口側に設けられた口枠からなりこの口
    枠が前記口枠保持体に着脱自在に装着されて前
    記集塵室内に装着される集塵袋とを備え、 前記蓋体の後方部内側上部に、この蓋体に後
    部が回動自在に支持されかつ前部に設けた係止
    部をこの蓋体の内側に形成した被係止部に係脱
    自在に係着するとともに前記蓋体内側面との対
    向する上面を開口し予備の集塵袋が収納される
    箱形状の収納体を設け、この収納体の前部に、
    この収納体が前記蓋体に係着されかつこの蓋体
    が前記開口部を閉じたとき前記口枠保持体に上
    方より当接する前方へ突出した突状体を設けた
    ことを特徴とする電気掃除機。 (2) 前記口枠は、前方へ向つて下方へ傾斜した口
    枠保持体に上方より摺動して装着され、前記収
    納体の下部前端部は、前記蓋体の回動支点を中
    心とした回転軌跡よりも回動支点側に位置させ
    たことを特徴とする実用新案登録請求の範囲第
    1項記載の電気掃除機。 (3) 前記収納体は、前記予備の集塵袋の口枠の上
    方への移動を規制する引掛部を前部上側に有す
    るとともに、前記予備の集塵袋の折り畳まれた
    フイルター材を後方より弾性的に押える押え片
    部を後部に有することを特徴とする実用新案登
    録請求の範囲第1項記載の電気掃除機。
JP2534587U 1987-02-23 1987-02-23 Expired - Lifetime JPH0515901Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2534587U JPH0515901Y2 (ja) 1987-02-23 1987-02-23

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2534587U JPH0515901Y2 (ja) 1987-02-23 1987-02-23

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS63132652U JPS63132652U (ja) 1988-08-30
JPH0515901Y2 true JPH0515901Y2 (ja) 1993-04-26

Family

ID=30825414

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2534587U Expired - Lifetime JPH0515901Y2 (ja) 1987-02-23 1987-02-23

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0515901Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS63132652U (ja) 1988-08-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6256834B1 (en) Vacuum cleaner with detachable dust container
JP3540622B2 (ja) 電気掃除機
JPH0515901Y2 (ja)
JP4868811B2 (ja) 電気掃除機
JP2019217102A (ja) 電気掃除機
JPH0427487Y2 (ja)
JPS63230134A (ja) 電気掃除機
JPH0335255Y2 (ja)
JP3809600B2 (ja) 電気掃除機
JP2719446B2 (ja) 電気掃除機
JPH0232210Y2 (ja)
JPS6137389Y2 (ja)
JPH0722566B2 (ja) 電気掃除機
JP3540620B2 (ja) 電気掃除機
JP3540621B2 (ja) 電気掃除機
JPH0123390Y2 (ja)
JPH0811100B2 (ja) 電気掃除機
JPS6337005Y2 (ja)
JPH0427485Y2 (ja)
JP2004267685A (ja) 電気掃除機
JPH0350855Y2 (ja)
JPH0479929A (ja) 電気掃除機
JP3201643B2 (ja) 電気掃除機
JPH0335247Y2 (ja)
JPS6317413Y2 (ja)