JPH0427487Y2 - - Google Patents

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JPH0427487Y2
JPH0427487Y2 JP2899387U JP2899387U JPH0427487Y2 JP H0427487 Y2 JPH0427487 Y2 JP H0427487Y2 JP 2899387 U JP2899387 U JP 2899387U JP 2899387 U JP2899387 U JP 2899387U JP H0427487 Y2 JPH0427487 Y2 JP H0427487Y2
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vacuum cleaner
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Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の目的〕 (産業上の利用分野) 本考案は、付属品が下部に収納され掃除機本体
の下部が上部に着脱自在に収納される収納ケース
を備えた電気掃除機に係り、とくに、掃除機本体
と収納ケースとのがたつきを防止する構造に関す
る。
(従来の技術) 従来、第6図に示すように、ホース、延長管お
よび吸込口体などの付属品を下部に収納する上面
を開口した収納ケース1の上面周縁部に、掃除機
本体2の外面にほぼ全周に亘つて形成された段部
3を載せて、掃除機本体2の下部をその両側面に
枢着された車輪4とともに収納ケース1の上部に
着脱自在に収納可能とした電気掃除機が知られて
いる。
ところで、車輪4が掃除機本体2の側方外面に
突出していない電気掃除機では、掃除機本体2の
側方外面を後部においても収納ケース1の側方内
面に当接させることができるから、収納ケース1
に対する掃除機本体2の左右方向のがたは生じに
くい。しかしながら、第6図に示すように車輪4
が側方外面に突出した電気掃除機では、左右方向
のがたが生じやすい。
そこで、このがたを防止するため、従来、第6
図に示すように、車輪4の一部を収納ケース1の
内面に当接させる構造が採られている。しかし、
この構造では、車輪4に傷が付きやすいととも
に、掃除機本体2に対して車輪4が左右方向へ多
少がたつくため、収納ケース1に対する掃除機本
体2の左右方向のがたも完全に防止することはで
きない。
そこでまた、従来、第7図に示すように、収納
ケース1の後方内面に突出形成した係合片部5の
左右方向の幅L1を、この係合片部5が係合され
る掃除機本体2の係合凹部6の左右方向の幅L2
とほぼ等しくした、すなわち、L1<L2でかつL1
L2とした構造も採られている。しかし、この構
造では、収納ケース1に掃除機本体2を収納する
際、係合片部5の左右いずれかの端部が係合凹部
6の端部に引掛かりやすいため、収納ケース1と
掃除機本体2との係止手段であるこれら係合片部
5と係合凹部6とが係合されないことがある。ま
た、係合片部5は、ひけ防止のため肉厚が薄くな
つているので、左右からの衝撃に弱く、この係合
片部5の端部が係合凹部6の端部に近接している
と、衝撃を受けて破損するおそれがある。
さらに、一般的にこの種の電気掃除機は、収納
ケース1の開口された上面が比較的容易に変形
し、かつ、この上面の周縁部が掃除機本体2の段
部3より若干大きくなつているため、がたつきが
生じ、このがたつきを防止するために、機械的手
段を必要としていた。
(考案が解決しようとする問題点) 上述のように、とくに、車輪が掃除機本体の側
方外面から突出している従来の電気掃除機では、
たとえば、車輪の一部を収納ケースの内面に当接
させる構造になつていたため、収納ケースに対す
る掃除機本体の左右方向のがたつきうを確実に防
止することができないとともに、車輪が傷付きや
すい問題があつた。
本考案は、このような問題点を解決しようとす
るもので、車輪が掃除機本体の側方外面から突出
していても、収納ケースに対する掃除機本体のが
たつきを簡単な構造で確実に防止でき、車輪の傷
付きも防止できる電気掃除機を提供することを目
的とするものである。
〔考案の構成〕
(問題点を解決するための手段) 本考案は、付属品が下部に収納される上面を開
口した収納ケースの上部に、電動送風機およびこ
の電動送風機に連通する集塵室を内部に設けた掃
除機本体の下部を、その後側下部の側方外面に突
出して設けられた車輪とともに着脱自在に収納す
る電気掃除機において、前記掃除機本体の後部お
よび収納ケースの後部の掃除機本体を収納ケース
に収納した状態で上下に対向する部分のいずれか
一方に、たとえば、収納ケース側に、この収納ケ
ースの上面開口端に向つて開口した凹部すなわち
開口端から下方に切り欠いた凹部を設けるととも
に、他方に、たとえば、掃除機本体に、前記凹部
に嵌合される凸部を設けたものである。
(作用) 本考案の電気掃除機では、収納ケースの上部
に、その開口した上面を介して、掃除機本体の下
部を車輪とともに収納すると、収納ケースの後部
にその上面開口端から下方に切り欠いて設けられ
た凹部あるいは凸部に、掃除機本体の後部に設け
られた凸部あるいは凹部が上方より嵌合され、収
納ケースに対する掃除機本体のとくに左右方向の
がたつきが防止される。
(実施例) 以下、本考案の電気掃除機の一実施例の構成を
第1図ないし第5図に基づいて説明する。
11は掃除機本体で、この掃除機本体11は、
上面を開口した下部本体ケース12およびこの下
部本体ケース12の上面側に結合された下面を開
口した上部本体ケース13からなる本体ケース1
4と、前記下部本体ケース12の上面前側の開口
部15を開閉する蓋体16とにより構成されてい
る。そして、この蓋体16は、その後部において
前記上部本体ケース13の前部に回動自在に支持
されている。また、前記下部本体ケース12の上
面周縁部と前記上部本体ケース13および蓋体1
6の下面周縁部との間に弾性体からなるバンパー
17が挾着されており、このバンパー17に対し
て前記蓋体16は接離自在となつている。
そして、前記本体ケース14の内部は、そのほ
ぼ中央部に形成された連通口21を有する仕切壁
22により前後に区画されており、この仕切壁2
2の連通口21より後方の空間部に電動送風機2
3が配設されているとともに、仕切壁22より前
方の空間部が前記開口部15に臨みかつ前記電動
送風機23の負圧側に連通する集塵室24となつ
ている。また、前記本体ケース14の上部後側に
は、付属品収納室25が形成されており、この付
属品収納室25を開閉自在に覆うカバー体26
に、前記電動送風機23の増圧側に連通する排気
口27が開口形成されている。
前記蓋体16は、蓋本体31と、この蓋本体3
1の凹窪状に形成された前側中央部に固定された
吸込口形成体32とからなつている。そして、前
記蓋本体31の前面に形成された円形開口33に
対向して前記吸込口形成体32に、前記集塵室2
4と外部とを連通しホース(図示せず)が挿脱自
在に差込み接続される筒状の吸込口34が形成さ
れている。また、前記吸込口形成体32の前側に
本体クランプ35が枢着されており、この本体ク
ランプ35が前記下部本体ケース24の前面上部
に形成された係合部36に係脱自在に係合されて
いることにより、前記蓋体16が閉状態に保持さ
れている。
また、前記集塵室24内には、前記開口部15
を介して通気性を有する紙袋などからなる集塵フ
イルター(図示せず)が着脱自在に装着される。
さらに、前記仕切壁22の連通口21を覆つて、
補助フイルター37が前記集塵室24側から着脱
自在に装着されている。
また、前記下部本体ケース12の上側前方に、
平面ほぼコ字形状の前把手41が一体に形成され
ており、この前把手41は、前記バンパー17と
一体に形成された被覆部42により下面以外の外
面が覆われている。一方、前記上部本体ケース1
3の上部前側には、コ字形状の上把手43が回動
収納自在に支持されている。また、前記下部本体
ケース12には、旋回輪44が下面前側に回動自
在に設けられているとともに、車輪45が両側面
の下部後側にそれぞれ枢着されている。なお、こ
れら車輪45は、前記下部本体ケース12の側方
外面より突出している。
さらに、前記下部本体ケース12には、その外
周面のほぼ全周に亘つて前記バンパー17の下縁
とほぼ同高な位置に、下方に面した水平な段部4
6が形成されている。また、前記前把手41の前
側下部には前記段部46の若干上方に位置して、
前方へ開口した凹窪状の被係止部47が形成され
ている。そして、この被係止部47に対向する位
置において前記バンパー17には、切欠部48が
形成されている。また、前記下部本体ケース12
の後面には前記段部46より下方に位置して、後
方へ開口した係合凹部49が形成されている。さ
らに、前記段部46のうち前記掃除機本体11の
後面中央部に位置する部分は、下方へ突出されて
凸部50となつている。なお、この凸部50の左
右の両端面は、下方へ向かつて近接する方向へ傾
斜した傾斜面50aとなつている。
61は上面を開口した収納ケースで、内部下側
に前記ホース、このホースに接続される延長管
(図示せず)およびこの延長管に接続される吸込
口体(図示せず)などの付属品が収納されるもの
である。そして、前記収納ケース61の上面開口
端の周縁部が、前記掃除機本体11の段部46が
上方より接離自在に当接される支持縁62となつ
ている。また、前記収納ケース61の両側面の上
部後側には、前記掃除機本体11の車輪45が覆
われる外方へ突出した車輪収納部63がそれぞれ
形成されている。
また、前記収納ケース61の前面上部には、ク
ランプ64が前後揺動自在に枢着されている。す
なわち、このクランプ64の中央部両側に形成さ
れた一対の支軸65が、前記収納ケース61に形
成された一対の軸受孔66にそれぞれ回動自在に
嵌合されている。そして、前記クランプ64の上
端部には、前記掃除機本体11の被係止部47に
係脱自在に係合される爪状の係止部67が後方へ
屈曲形成されている。さらに、前記クランプ64
の前面には、前記支軸65より下方に位置して、
親指が嵌合可能な凹窪状の係脱操作部68が形成
されている。また、前記クランプ64は、ばね6
9により、その係止部67が後方へ移動する方向
へ常時付勢されている。
さらに、前記収納ケース61の後方内面の上部
には、前記掃除機本体11の係合凹部49に係脱
自在に係合される係合片部70が形成されてい
る。
また、前記収納ケース61の後面上縁部には、
上方へ向つてすなわち前記支持縁62へ向つて開
口し前記掃除機本体11の凸部50が上方より嵌
脱自在に嵌合される凹部71が、前記収納ケース
61の上面開口端から下方に切り欠くようにして
形成されている。なお、この凹部71の左右の両
端面は、前記凸部50と同様に、下方へ向つて近
接する方向へ傾斜した傾斜面71aとなつてい
る。
つぎに、上記実施例の作用について説明する。
掃除時には、電動送風機23の駆動により、吸
込口から吸込まれた塵埃が、延長管およびホース
を介して、掃除機本体11内の集塵室24に導か
れ、この集塵室24内に貯溜される。
掃除後の収納時には、まず、ホース、延長管お
よびお吸込口体などの付属品を分離して収納ケー
ス61内に入れる。つぎに、たとえば上把手43
を持つて、掃除機本体11を収納ケース61の上
に載せる。そうすると、掃除機本体11の荷重に
より、クランプ64が回動するとともに、収納ケ
ース61が弾性変形して、ばね59で後方へ付勢
されたクランプ64の係止部67が掃除機本体1
1の被係止部47に前方より係合されるととも
に、収納ケース61の係合片部70が掃除機本体
11の係合凹部49に係合され、収納ケース61
の支持縁62に掃除機本体11の段部46が当た
る。これとともに、掃除機本体11の凸部50が
収納ケース61の凹部71に上方より嵌合され
る。このとき、これら凸部50および凹部71の
両端面はそれぞれ傾斜面50a,71aとなつて
いるので、とくに後部において掃除機本体11お
よび収納ケース61の位置が互いに左右方向に多
少ずれていても、凸部50は、傾斜面50a,7
1aの案内により自然に凹部71内に導かれ、こ
の凹部71に確実に嵌合される。
このようにして、掃除機本体11の下部が車輪
45とともに収納ケース61の上部に係止されて
収納される。しかも、上述のように、掃除機本体
11を収納ケース61の上に載せるだけで係止で
きるので、使い勝手がよい。
そして、収納状態においては、掃除機本体11
の外周面が収納ケース61の内周面に当接してい
ることにより、収納ケース61に対する掃除機本
体11のがたつきが防止される。ところが、車輪
45が掃除機本体11から突出しているため、こ
の掃除機本体11の両側面の後部においては、こ
の掃除機本体11の外面が収納ケース61の内面
に当接していない。しかし、前述のように、掃除
機本体11の凸部50が収納ケース61の凹部7
1に上方より嵌合されており、これら凸部50お
よび凹部71の左右両端の傾斜面50a,71a
が互いに左右方向から当接されているので、後部
においても収納ケース61に対する掃除機本体1
1の左右方向のがたつきが確実に防止される。し
たがつて、耐衝撃性も向上する。
また、車輪45が収納ケース61の車輪収納部
63の内面に当接する構造とする必要がなく、か
つ、車輪45のある後部においても収納ケース6
1に対する掃除機本体11のがたつきを確実に防
止できるので、車輪45に傷が付くこともない。
さらに、係合凹部49の左右方向の幅をこの係
合凹部49が係合される係合片部70の左右方向
の幅よりも十分に小さくすることができるので、
これら係合凹部49と係合片部7とをスムーズに
係合させることができる。それに加えて、収納ケ
ース61に対する掃除機本体11の左右方向のが
たつきが確実に防止されることにより、左右方向
からの衝撃による係合片部70の破損も防止でき
る。
また、収納ケース61から掃除機本体11を外
すときは、前把手41または上把手43を握つた
状態で、クランプ64の係脱操作部68を押し
て、その係止部67を掃除機本体1の被係止部4
7から外しながら、掃除機本体11をその後部を
支軸として回動させるようにして持ち上げる。こ
のとき、収納ケース61の係合片部70から掃除
機本体11の係合凹部49も外れる。
なお、上記実施例では、掃除機本体11側に凸
部50を設け、収納ケース61側に凹部71を設
けたが、逆に、収納ケース側に凹部を設け、掃除
機本体側に凹部を設けてもよい。
〔考案の効果〕
本考案によれば、掃除機本体の後部およびこの
掃除機本体の下部が上部に収納される収納ケース
の後部の上下に対向する部分のいずれか一方に、
収納ケースの上面開口端に向つて開口する凹部を
設けるとともに、他方に、前記凹部に嵌合される
凸部を設けたので、掃除機本体の側方外面に突出
した車輪が収納ケース内に収納されるにもかかわ
らず、収納ケースに対する掃除機本体のがたつき
を簡単な構造で確実に防止でき、耐衝撃性も向上
するとともに、車輪の傷付きも防止できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の電気掃除機の一実施例を示す
断面図、第2図は同上後面図、第3図は同上第2
図の−断面図、第4図は同上第2図の−
断面図、第5図は同上斜視図、第6図は従来の電
気掃除機の一例を示す一部を切り欠いた後面図、
第7図は従来の電気掃除機の他の例を示す後面図
である。 11……掃除機本体、23……電動送風機、2
4……集塵室、45……車輪、50……凸部、6
1……収納ケース、71……凹部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 電動送風機およびこの電動送風機に連通する集
    塵室を内部に設けるとともに車輪を後側下部の側
    方外面に突出して設けた掃除機本体と、この掃除
    機本体の下部が車輪とともに上部に着脱自在に収
    納されかつ付属品が下部に収納される上面を開口
    した収納ケースとを備え、 前記掃除機本体の後部および収納ケースの後部
    の掃除機本体を収納ケースに収納した状態で上下
    に対向する部分のいずれか一方に、前記収納ケー
    スの上面開口端に向つて開口する凹部を設けると
    ともに、他方に、前記凹部に嵌合される凸部を設
    けたことを特徴とする電気掃除機。
JP2899387U 1987-02-28 1987-02-28 Expired JPH0427487Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2899387U JPH0427487Y2 (ja) 1987-02-28 1987-02-28

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2899387U JPH0427487Y2 (ja) 1987-02-28 1987-02-28

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Publication Number Publication Date
JPS63136553U JPS63136553U (ja) 1988-09-08
JPH0427487Y2 true JPH0427487Y2 (ja) 1992-07-01

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ID=30832475

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