JPS6324842Y2 - - Google Patents

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JPS6324842Y2
JPS6324842Y2 JP15445184U JP15445184U JPS6324842Y2 JP S6324842 Y2 JPS6324842 Y2 JP S6324842Y2 JP 15445184 U JP15445184 U JP 15445184U JP 15445184 U JP15445184 U JP 15445184U JP S6324842 Y2 JPS6324842 Y2 JP S6324842Y2
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lid
dust collection
vacuum cleaner
opening
storage chamber
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JP15445184U
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JPS6167644U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本考案は掃除機本体の前部に形成された集塵室
の上面開口部を付属部品収納室を備えた蓋体で回
動自在に開閉する電気掃除機に関するものであ
る。
(ロ) 従来の技術 従来この種電気掃除機としては実開昭56−
17042号公報に開示されたものがある。この掃除
機において、本体の前部に形成した集塵室の上面
開口は付属部品(アタツチメント類)を収納する
収納室を備えた着脱自在の集塵蓋により開閉され
るようになつている。そのため集塵室に紙袋フイ
ルターをセツトしたりまた取外したりするたびに
集塵蓋を着脱しなければならず取扱いが不便であ
る。また集塵室の開口部を開閉する蓋を回動式に
したものとしては実開昭57−121251号公報が存在
する。しかしながらこの蓋を二重或は三重構造に
して内部に付属部品の収納室や紙袋フイルターの
収納ポケツトを形成した場合には重量が重くなり
急激な回動により枢支部が破損したり或は集塵室
との間で指を詰めるような場合がある。
そのため枢支軸にバネ部材を挿入して集塵蓋と
本体との間にバネ力を働かせるようにしたものも
あるが、集塵蓋の回動途中で制動力がなくなり集
塵蓋の自重で急激に閉じて指をはさむ危険があ
り、逆に本体を立てた状態で集塵蓋を開くとその
自重により急激に回動し、枢支点部に衝撃が加わ
り耐久性や強度面で問題がある。
(ハ) 考案が解決しようとする問題点 本考案は上記の点に鑑みてなされたもので集塵
蓋に付属部品収納室や紙袋フイルターの収納ポケ
ツトを形成するため多重壁構造になつた場合のよ
うに、集塵蓋の重量が増しても集塵蓋の回動を安
全に且つ確実に行い得るようにしたものである。
(ニ) 問題点を解決するための手段 本考案の電気掃除機の構成は第1図〜第3図に
示すように、掃除機本体の前部に集塵室を形成す
ると共に該集塵室の開口部を回動自在の蓋体で開
閉するものにおいて、前記蓋体は略半円形状のカ
ム部を有するヒンジを介して前記本体側に枢支す
ると共に、前記カム部に常時当接する弾性体を前
記本体側に設け、該弾性体により前記蓋体の回動
範囲にわたり枢支部に制動力を付与するようにし
たことを特徴としている。
(ホ) 作用 蓋体の重心と回動支点部の位置は、蓋体の長さ
の約1/2分ズレを生じ、その重量により蓋体には
モーメントを生じ、本体水平時は蓋体が閉じる方
向に、本体を立てた時は蓋体を開く方向にモーメ
ントが働き、蓋体の急激な開閉動作となるが、上
記の構成により、前記蓋体が回動する全範囲にわ
たつて弾性体がヒンジのカム部に当接し、枢支部
に制動荷重(制動力)が加わり、蓋体がゆつくり
と、円滑に開閉し、急激な開閉動作がなくなる。
(ヘ) 実施例 以下、本考案電気掃除機の構成を第1図〜第3
図に基き説明する。
1は前部に上面開口の集塵箱収納室2を、後部
に電動送風機収納室3を区画形成した掃除機本体
で該本体の後部両側には一対の後車輪4,4が、
また前部底面には自在前車輪5が取付けられてい
る。前記掃除機本体1は船底形状の下ケース6と
該下ケースの後部に位置する上ケース7とにより
構成されており、前記電動送風機収納室3は前記
両ケース6,7の間に形成されている。
8は前記集塵箱収納室2に挿脱自在に設けた集
塵箱で該集塵箱の前壁9には集塵箱収納室2のホ
ース接続口10に相対向して吸気口パツキン11
を装着した吸気口12を形成すると共に後壁13
には網状の一次フイルター14を一体形成し、更
に前記一次フイルター14の背面側には濾紙によ
り波状に形成された二次フイルター15を着脱自
在に装着されている。16は前記集塵箱8に設け
た紙袋フイルターで該袋フイルターの台紙17は
吸気口12の近傍に設けた下部係止突起18と上
部クランプ19により前記吸気口12の吸気口パ
ツキン11に密接して着脱自在に取付けられる。
20は前記集塵箱収納室2及び集塵箱8の上面
開口部を開閉する集塵蓋で該集塵蓋は略平板状の
内壁21と外壁22の二重壁により構成され前記
外壁22には略半円形のカム部23を有した一対
のヒンジ24,24が一体形成されると共に付属
部品25,25…を着脱自在に収納する凹部を有
する付属部品収納室26を設けている。27は前
記付属部品収納室26を開閉する開閉蓋で該開閉
蓋の内側には予備の紙袋フイルター16,16…
を収納するポケツト28を形成すると共に後部に
は前記集塵蓋20のヒンジ24,24の間に位置
する一対のヒンジ29,29を一体形成してい
る。
前記集塵蓋20の一対のヒンジ24,24と開
閉蓋27の一対のヒンジ29,29は共通の枢支
軸30により前記掃除機本体1の上ケース7にネ
ジ止めにより固定された取付金具31に回動自在
に枢支されると共に前記開閉蓋27の前部は集塵
蓋20に、該集塵蓋の前部は掃除機本体1の下ケ
ース2に夫々スプリングにより付勢されるンプ手
段32,33により着脱自在に係止される。
而して34は前記集塵蓋20のヒンジ24に一
体形成されている略半円形状のカム部23に当接
する板状の弾性体で該弾性体の一端は上ケース7
より突設されたボス部35にネジ止め固定される
と共に他端はカール状になつて前記上ケース7に
接触している。前記弾性体34により集塵蓋20
の回動範囲にわたり枢支部に制動荷重(制動力)
が付与され、常時前記集塵蓋20の重量による回
動モーメントとバランスしている。
前記集塵蓋20の内壁21と集塵箱収納室2の
上面開口部は集塵箱8の開口縁部に装着したシー
ルパツキン36により気密に保持される。
前記クランプ手段33より前方には下ケース6
より突出形成した本体側ハンドル部37と合体し
て運搬用ハンドル38を構成する蓋体側ハンドル
部39を集塵蓋20と一体に設けると共に前記本
体側ハンドル部37と蓋体側ハンドル部39との
間には下ケース6と上ケース7との間に介在され
る緩衝帯40が延設されている。41は掃除機本
体1の上部に設けた把手、42はカバー部材であ
る。
上記の構成において、集塵箱8に紙袋フイルタ
ー16を装着する場合は、クランプ手段33を押
して集塵蓋20を回動して開き前記紙袋フイルタ
ー16の台紙17を前記集塵箱8に設けた下部係
止突起18と上部クランプ19により保持する。
次にクランプ手段32を押して開閉蓋27を回動
して開き集塵蓋20に形成された付属部品収納室
26より必要な付属部品25を取り出す。
最後に開閉蓋27を押し下げて行くと集塵蓋2
0も連動して同時に押し下げられて1回の動作で
前記開閉蓋27と集塵蓋20が閉じられる。そし
て弾性体34の制動力により集塵蓋20の回動は
円滑にしかも安全に行なわれる。
(ト) 考案の効果 本考案による電気掃除機は上述の如く、集塵室
の開口部を開閉する蓋体のヒンジ外周を略半円形
のカム部とし、このカム部に蓋体の回動範囲の間
弾性体を当接させて回動枢支部に常時制動荷重
(制動力)を加えるようにしているため、蓋体が
ゆつくりと、円滑に開閉し、蓋体に重量アツプが
あつても蓋体の急激な開閉動作がなくなり、集塵
蓋の回動が安全且つ確実に行なえ、耐久性が良く
なる等の効果を有している。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案による電気掃除機の一実施例を
示す斜視図、第2図は要部断面せる側面図、第3
図は集塵蓋を開放した場合の斜面図である。 1……掃除機本体、2……集塵箱収納室(集塵
室)、20……集塵蓋(蓋体)、23……カム部、
24……ヒンジ、34……弾性体。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 掃除機本体の前部に集塵室を形成すると共に
    該集塵室の開口部を回動自在の蓋体で開閉する
    ものにおいて、前記蓋体は略円形状のカム部を
    有するヒンジを介して前記本体側に枢支すると
    共に、前記カム部に常時当接する弾性体を前記
    本体側に設け、該弾性体により前記蓋体の回動
    範囲にわたり枢支部に制動力を付与するように
    したことを特徴とする電気掃除機。 2 蓋体は付属部品収納室又は紙袋フイルターの
    収納ポケツトを備えた多重壁構造である実用新
    案登録請求の範囲第1項記載の電気掃除機。
JP15445184U 1984-10-12 1984-10-12 Expired JPS6324842Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP15445184U JPS6324842Y2 (ja) 1984-10-12 1984-10-12

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JP15445184U JPS6324842Y2 (ja) 1984-10-12 1984-10-12

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Publication Number Publication Date
JPS6167644U JPS6167644U (ja) 1986-05-09
JPS6324842Y2 true JPS6324842Y2 (ja) 1988-07-07

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ID=30712442

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JP15445184U Expired JPS6324842Y2 (ja) 1984-10-12 1984-10-12

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