JP3250238B2 - 電気掃除機 - Google Patents
電気掃除機Info
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- JP3250238B2 JP3250238B2 JP25343091A JP25343091A JP3250238B2 JP 3250238 B2 JP3250238 B2 JP 3250238B2 JP 25343091 A JP25343091 A JP 25343091A JP 25343091 A JP25343091 A JP 25343091A JP 3250238 B2 JP3250238 B2 JP 3250238B2
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、集塵袋装着忘れ防止手
段を備えた電気掃除機に関する。
段を備えた電気掃除機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の電気掃除機の集塵袋装着忘れ防止
手段は図5および図6に示すような構成であった。
手段は図5および図6に示すような構成であった。
【0003】以下、その構成について図5および図6を
参照しながら説明する。図において、31は上部が開口
した集塵室で、本体32の前部に設けられている。33
は集塵室31の後端との当接部(図示せず)を支点とし
て回動して集塵室31の上部開口を着脱自在に覆う集塵
室蓋で、ホース34が接続される吸気口35が設けられ
ている。36は集塵室31の前内面に圧縮ばね37で回
動自在に付勢された集塵室側の集塵袋装着忘れ防止手段
で、その上部に刺股部38aが形設された紙袋支持体3
8が斜め上方に延設されている。また、集塵袋支持体3
8の根元部には上方に開口する刺股状のアームA39a
とアームB39bが延設されている。
参照しながら説明する。図において、31は上部が開口
した集塵室で、本体32の前部に設けられている。33
は集塵室31の後端との当接部(図示せず)を支点とし
て回動して集塵室31の上部開口を着脱自在に覆う集塵
室蓋で、ホース34が接続される吸気口35が設けられ
ている。36は集塵室31の前内面に圧縮ばね37で回
動自在に付勢された集塵室側の集塵袋装着忘れ防止手段
で、その上部に刺股部38aが形設された紙袋支持体3
8が斜め上方に延設されている。また、集塵袋支持体3
8の根元部には上方に開口する刺股状のアームA39a
とアームB39bが延設されている。
【0004】集塵室蓋33の吸気口35の前側には、集
塵室蓋側の集塵袋装着忘れ防止手段であるアームC40
が下向きに配設され、その先端はアームA,B39a,
39bで形成された刺股に対向している。
塵室蓋側の集塵袋装着忘れ防止手段であるアームC40
が下向きに配設され、その先端はアームA,B39a,
39bで形成された刺股に対向している。
【0005】41は集塵袋42の装着時に口芯43を気
密に封じるパッキンでグある。上記構成において、図5
に示すように、集塵袋42を装着せずに集塵室蓋33を
集塵室31に矢印Aに示すように回動させて上方から装
着すると、アームC40の先端はアームB39bに案内
されて下降し、アームA39aに当接する。このとき、
集塵室側の集塵袋装着忘れ防止手段36は圧縮ばね37
により矢印B方向に付勢されているので集塵室31側へ
回動することはなくアームA39aはアームC40を支
承して集塵室蓋33の閉蓋を妨げる。これにより、集塵
袋42の装着忘れが防止され、使用者に集塵袋42の装
着を促すことができる。
密に封じるパッキンでグある。上記構成において、図5
に示すように、集塵袋42を装着せずに集塵室蓋33を
集塵室31に矢印Aに示すように回動させて上方から装
着すると、アームC40の先端はアームB39bに案内
されて下降し、アームA39aに当接する。このとき、
集塵室側の集塵袋装着忘れ防止手段36は圧縮ばね37
により矢印B方向に付勢されているので集塵室31側へ
回動することはなくアームA39aはアームC40を支
承して集塵室蓋33の閉蓋を妨げる。これにより、集塵
袋42の装着忘れが防止され、使用者に集塵袋42の装
着を促すことができる。
【0006】集塵袋42は、図5に2点鎖線で示すよう
に、その口芯43を集塵袋支持体38の上面に載置し、
袋の首部を刺股部38aに挿入して假装着される。この
状態で集塵室蓋33を矢印Aに示すように回動させて閉
蓋すると、口芯43の先端43aが吸気口35のパッキ
ング41に当接して集塵袋装着忘れ防止手段36を圧縮
ばね37の付勢力に抗して矢印Cで示す方向回動させ
る。この回動により、アームA,B39a,39bは集
塵室31側に回動するので、集塵室蓋33のアームC4
0はアームA,B39a,39bで形成される刺股に対
向しなくなり、アームA39aの背面側を素通りし、集
塵室蓋33は閉蓋を妨げられることなく、図6に示すよ
うに閉蓋される。
に、その口芯43を集塵袋支持体38の上面に載置し、
袋の首部を刺股部38aに挿入して假装着される。この
状態で集塵室蓋33を矢印Aに示すように回動させて閉
蓋すると、口芯43の先端43aが吸気口35のパッキ
ング41に当接して集塵袋装着忘れ防止手段36を圧縮
ばね37の付勢力に抗して矢印Cで示す方向回動させ
る。この回動により、アームA,B39a,39bは集
塵室31側に回動するので、集塵室蓋33のアームC4
0はアームA,B39a,39bで形成される刺股に対
向しなくなり、アームA39aの背面側を素通りし、集
塵室蓋33は閉蓋を妨げられることなく、図6に示すよ
うに閉蓋される。
【0007】この閉蓋により、集塵袋42の口芯43は
圧縮ばね37の付勢力で集塵袋支持体38を介してパッ
キング41に押圧されて気密に装着される。なお、閉蓋
された集塵室蓋33は図示しないロック手段でロックさ
れることはいうまでもない。
圧縮ばね37の付勢力で集塵袋支持体38を介してパッ
キング41に押圧されて気密に装着される。なお、閉蓋
された集塵室蓋33は図示しないロック手段でロックさ
れることはいうまでもない。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の集塵
袋装着忘れ防止手段を備えた電気掃除機では、集塵室蓋
33が集塵室31の上方から回動されて装着された場合
には、集塵袋42の装着忘れを防止することができる
が、集塵室蓋33は着脱自在であるために、図5の矢印
Dに示すように、集塵室31の前方から後方に向かって
集塵室31の開口面をスライドさせるようにして装着さ
れると、アームC40の先端はアームA39aの背面側
からアームA39aに当接して集塵袋装着忘れ防止手段
36を集塵室31側に回動させるので、アームC40は
アームA,B39a,39bで形成される刺股に対向す
ることがなく、集塵袋42が装着されている場合と同様
の素通り状態となって、集塵室蓋33は閉蓋を妨げられ
ることなく集塵室31に装着される。そして、集塵袋4
2が装着されないまま掃除が行われるという問題があっ
た。
袋装着忘れ防止手段を備えた電気掃除機では、集塵室蓋
33が集塵室31の上方から回動されて装着された場合
には、集塵袋42の装着忘れを防止することができる
が、集塵室蓋33は着脱自在であるために、図5の矢印
Dに示すように、集塵室31の前方から後方に向かって
集塵室31の開口面をスライドさせるようにして装着さ
れると、アームC40の先端はアームA39aの背面側
からアームA39aに当接して集塵袋装着忘れ防止手段
36を集塵室31側に回動させるので、アームC40は
アームA,B39a,39bで形成される刺股に対向す
ることがなく、集塵袋42が装着されている場合と同様
の素通り状態となって、集塵室蓋33は閉蓋を妨げられ
ることなく集塵室31に装着される。そして、集塵袋4
2が装着されないまま掃除が行われるという問題があっ
た。
【0009】本発明は上記問題を解決するもので、集塵
室蓋を回動させることによって集塵蓋の開口部に装着す
ることができるが、集塵室の前方からスライドでは装着
することができない集塵袋装着忘れ防止手段を備えた電
気掃除機を提供することを目的とする。
室蓋を回動させることによって集塵蓋の開口部に装着す
ることができるが、集塵室の前方からスライドでは装着
することができない集塵袋装着忘れ防止手段を備えた電
気掃除機を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、第一の手段として、集塵室とモータ室を有
する本体と、前記集塵室の後方を略支点として回動しか
つ前記集塵室の上部開口を着脱自在に覆う集塵室蓋と、
前記集塵室の前部に設けられかつ前方に回動付勢された
集塵室側集塵袋装着忘れ防止手段と、前記集塵室蓋に設
けられ前記集塵室側集塵袋装着忘れ防止手段に集塵袋を
装着しないまま前記集塵室蓋を閉じたときに前記集塵室
側集塵袋装着忘れ防止手段に当接して前記集塵室蓋の閉
蓋を妨げる集塵室蓋側集塵袋装着忘れ防止手段と、前記
集塵室蓋又は本体の一方に設けられた突起部を有し、前
記集塵室蓋を略水平状態でスライドしながら本体に取り
つけようとした場合に、前記突起部が前記集塵室蓋又は
本体の他方に当設し、前記集塵室蓋が本体に取り付けら
れないようにしたものである。
するために、第一の手段として、集塵室とモータ室を有
する本体と、前記集塵室の後方を略支点として回動しか
つ前記集塵室の上部開口を着脱自在に覆う集塵室蓋と、
前記集塵室の前部に設けられかつ前方に回動付勢された
集塵室側集塵袋装着忘れ防止手段と、前記集塵室蓋に設
けられ前記集塵室側集塵袋装着忘れ防止手段に集塵袋を
装着しないまま前記集塵室蓋を閉じたときに前記集塵室
側集塵袋装着忘れ防止手段に当接して前記集塵室蓋の閉
蓋を妨げる集塵室蓋側集塵袋装着忘れ防止手段と、前記
集塵室蓋又は本体の一方に設けられた突起部を有し、前
記集塵室蓋を略水平状態でスライドしながら本体に取り
つけようとした場合に、前記突起部が前記集塵室蓋又は
本体の他方に当設し、前記集塵室蓋が本体に取り付けら
れないようにしたものである。
【0011】第二の手段として、集塵室蓋の前記回動支
点近傍の内面に下向きの突起を設け、前記集塵室蓋が所
定の位置に取り付けられた状態で前記突起部が収納され
る凹部または逃げ部を本体の集塵室の前記回動支点近傍
に設けたものである。第三の手段として、集塵室の前記
回動支点近傍に配設した凹部を、上部本体を下部本体に
締着する締着孔で形成したものである。第四の手段とし
て、集塵室蓋の前記回動支点近傍の上端部に上向きの突
起を設け、前記集塵室蓋が所定の位置に取り付けられた
状態で前記突起部が収納される凹部または開口部を集塵
室の前記回動支点近傍の集塵室蓋引っ掛け部に設けたも
のである。
点近傍の内面に下向きの突起を設け、前記集塵室蓋が所
定の位置に取り付けられた状態で前記突起部が収納され
る凹部または逃げ部を本体の集塵室の前記回動支点近傍
に設けたものである。第三の手段として、集塵室の前記
回動支点近傍に配設した凹部を、上部本体を下部本体に
締着する締着孔で形成したものである。第四の手段とし
て、集塵室蓋の前記回動支点近傍の上端部に上向きの突
起を設け、前記集塵室蓋が所定の位置に取り付けられた
状態で前記突起部が収納される凹部または開口部を集塵
室の前記回動支点近傍の集塵室蓋引っ掛け部に設けたも
のである。
【0012】
【作用】本発明は上記第一の手段により、集塵室蓋を集
塵室の前方から略水平状態でスライドさせて装着しよう
としたとき、前記集塵室蓋又は本体の一方に設けられた
突起部が前記集塵室蓋又は本体の他方に当設するため集
塵室蓋の取り付けができず、集塵室蓋の前端部を少し持
ち上げた斜め前方からしか取り付けられないため、集塵
袋が所定の位置に取り付けられていない場合に前記集塵
室蓋が閉まらないように構成した集塵袋装着忘れ防止手
段に対して前記集塵室蓋の前端部が必ず上方から降りて
くる動作となり、集塵袋装着忘れ防止手段を確実に機能
させることができる。
塵室の前方から略水平状態でスライドさせて装着しよう
としたとき、前記集塵室蓋又は本体の一方に設けられた
突起部が前記集塵室蓋又は本体の他方に当設するため集
塵室蓋の取り付けができず、集塵室蓋の前端部を少し持
ち上げた斜め前方からしか取り付けられないため、集塵
袋が所定の位置に取り付けられていない場合に前記集塵
室蓋が閉まらないように構成した集塵袋装着忘れ防止手
段に対して前記集塵室蓋の前端部が必ず上方から降りて
くる動作となり、集塵袋装着忘れ防止手段を確実に機能
させることができる。
【0013】第二の手段は前記第一の手段の具体的な方
法の一つで、集塵室蓋の回動支点近傍の内面に下向きに
設けた突起が、集塵室蓋を集塵室の前方から略水平状態
でスライドさせて装着しようとしたとき、集塵室後方の
本体壁面に当たるため、集塵室蓋の取り付けができず、
上記で説明したように集塵袋装着忘れ防止手段を確実に
機能させることができる。第三の手段により、集塵室蓋
の回動支点近傍に特別に凹部形状を追加する必要がな
く、安価でかつ見た目にも違和感なく、集塵袋装着忘れ
防止手段を確実に機能させることができる。第四の手段
は前記第一の手段の具体的な別の方法の一つで、集塵室
蓋の回動支点近傍の上端部に上向きに設けた突起が、集
塵室蓋を集塵室の前方から略水平状態でスライドさせて
装着しようとしたとき、集塵室後方の集塵室蓋引っ掛け
部の入り口部に当たるため、集塵室蓋の取り付けができ
ず、集塵袋装着忘れ防止手段を確実に機能させることが
できる。
法の一つで、集塵室蓋の回動支点近傍の内面に下向きに
設けた突起が、集塵室蓋を集塵室の前方から略水平状態
でスライドさせて装着しようとしたとき、集塵室後方の
本体壁面に当たるため、集塵室蓋の取り付けができず、
上記で説明したように集塵袋装着忘れ防止手段を確実に
機能させることができる。第三の手段により、集塵室蓋
の回動支点近傍に特別に凹部形状を追加する必要がな
く、安価でかつ見た目にも違和感なく、集塵袋装着忘れ
防止手段を確実に機能させることができる。第四の手段
は前記第一の手段の具体的な別の方法の一つで、集塵室
蓋の回動支点近傍の上端部に上向きに設けた突起が、集
塵室蓋を集塵室の前方から略水平状態でスライドさせて
装着しようとしたとき、集塵室後方の集塵室蓋引っ掛け
部の入り口部に当たるため、集塵室蓋の取り付けができ
ず、集塵袋装着忘れ防止手段を確実に機能させることが
できる。
【0014】
【実施例】以下、本発明の一実施例について図1から図
4を参照しながら説明する。なお、従来例と同一部分に
ついては、同一符号,同一名称を用いてその説明を省略
する。
4を参照しながら説明する。なお、従来例と同一部分に
ついては、同一符号,同一名称を用いてその説明を省略
する。
【0015】図において、1は電気掃除機の本体で、そ
の前部に集塵室2が、後部にファンモータを内装したモ
ータ室3が連通して設けられている。4は上部本体で、
モータ室3を覆って本体1のボス5に複数のねじ6で取
り付けられている。7は集塵室蓋で、集塵室2の上部開
口を着脱自在に覆っている。8は集塵室蓋7の上面に設
けられた吸気口で、ホース9が挿着される。そして、集
塵室2の前部の内面と集塵室蓋7の吸気口8の前外面と
には、従来例と同様の集塵室側の集塵袋装着忘れ防止手
段36と集塵室蓋側の集塵袋装着忘れ防止手段となるア
ームC40がそれぞれ装着されている。
の前部に集塵室2が、後部にファンモータを内装したモ
ータ室3が連通して設けられている。4は上部本体で、
モータ室3を覆って本体1のボス5に複数のねじ6で取
り付けられている。7は集塵室蓋で、集塵室2の上部開
口を着脱自在に覆っている。8は集塵室蓋7の上面に設
けられた吸気口で、ホース9が挿着される。そして、集
塵室2の前部の内面と集塵室蓋7の吸気口8の前外面と
には、従来例と同様の集塵室側の集塵袋装着忘れ防止手
段36と集塵室蓋側の集塵袋装着忘れ防止手段となるア
ームC40がそれぞれ装着されている。
【0016】集塵室2の後端10(本実施例では、上部
本体4の前端部)には、集塵室蓋7の後端11が挿入さ
れて集塵室蓋7の後端11をロックする枠12が形設さ
れている。そして、集塵室蓋7の後端11が枠12に挿
入されて当接する当接点13aまたは13bを支点とし
て集塵室蓋7は上下に回動するようになっている。
本体4の前端部)には、集塵室蓋7の後端11が挿入さ
れて集塵室蓋7の後端11をロックする枠12が形設さ
れている。そして、集塵室蓋7の後端11が枠12に挿
入されて当接する当接点13aまたは13bを支点とし
て集塵室蓋7は上下に回動するようになっている。
【0017】集塵室蓋7の後部の内面には下向きの突起
14が突設され、集塵室蓋7の回動によって集塵室2の
後部の上面15(本実施例では、上部本体4の前部の上
面)に凹設された嵌入凹部16に嵌入,脱抜するように
なっている。この嵌入凹部16は、本実施例では、上部
本体4を本体1のボス5に締着する締着孔で形成されて
いる。そして、図3に2点鎖線で示すように集塵室蓋7
に上方への回動によって回動する突起14の前面が嵌入
凹部16の前面に当接しないように、突起14の中心軸
を嵌入凹部16の中心軸よりも後方Gに位置させて設け
ている。これは、嵌入凹部16を前後に長い凹部または
前後に長い船底形凹部に形成してもよいものである。
14が突設され、集塵室蓋7の回動によって集塵室2の
後部の上面15(本実施例では、上部本体4の前部の上
面)に凹設された嵌入凹部16に嵌入,脱抜するように
なっている。この嵌入凹部16は、本実施例では、上部
本体4を本体1のボス5に締着する締着孔で形成されて
いる。そして、図3に2点鎖線で示すように集塵室蓋7
に上方への回動によって回動する突起14の前面が嵌入
凹部16の前面に当接しないように、突起14の中心軸
を嵌入凹部16の中心軸よりも後方Gに位置させて設け
ている。これは、嵌入凹部16を前後に長い凹部または
前後に長い船底形凹部に形成してもよいものである。
【0018】集塵室2の後部の前面17には、集塵室蓋
7を前方からスライドして閉蓋したときに集塵室蓋7に
設けられた突起14が当接し、集塵室蓋7の後端11が
集塵室2の後端10に設けられた枠12に挿入されるこ
とを妨げる当接部18(本実施例では、集塵室2と集塵
室蓋7とを密封するパッキング)が設けられている。
7を前方からスライドして閉蓋したときに集塵室蓋7に
設けられた突起14が当接し、集塵室蓋7の後端11が
集塵室2の後端10に設けられた枠12に挿入されるこ
とを妨げる当接部18(本実施例では、集塵室2と集塵
室蓋7とを密封するパッキング)が設けられている。
【0019】上記構成において、従来例に示したものと
同様に、集塵袋を集塵室側の集塵袋装着忘れ防止手段3
6に装着した後、図3に2点鎖線で示すように、集塵室
蓋7の後端11を枠2に斜め上方から挿入して集塵室蓋
7を下方に回動させる。このとき、集塵室蓋突起14と
集塵室2の嵌入凹部16とは前記したように干渉しない
ように配設されているので、突起14は嵌入凹部16内
に嵌入され、集塵室蓋7の後部が突起14で集塵室2上
に浮き上がることなく、図3に実線で示すように、集塵
室蓋7の後縁と集塵室2の後縁とは密接する。これによ
り、従来例に示したように、集塵室蓋側と集塵室側の集
塵袋装着忘れ防止手段は集塵室蓋7の閉蓋を妨げること
なく、また、集塵室2の前部と集塵室蓋7の前部に設け
られたロック手段は噛み合って機能するので、集塵室蓋
7を集塵室2に装着,閉蓋することができる。そして、
集塵室蓋7を開蓋するときも、突起14は嵌入凹部16
に当接することなく脱抜することができる。
同様に、集塵袋を集塵室側の集塵袋装着忘れ防止手段3
6に装着した後、図3に2点鎖線で示すように、集塵室
蓋7の後端11を枠2に斜め上方から挿入して集塵室蓋
7を下方に回動させる。このとき、集塵室蓋突起14と
集塵室2の嵌入凹部16とは前記したように干渉しない
ように配設されているので、突起14は嵌入凹部16内
に嵌入され、集塵室蓋7の後部が突起14で集塵室2上
に浮き上がることなく、図3に実線で示すように、集塵
室蓋7の後縁と集塵室2の後縁とは密接する。これによ
り、従来例に示したように、集塵室蓋側と集塵室側の集
塵袋装着忘れ防止手段は集塵室蓋7の閉蓋を妨げること
なく、また、集塵室2の前部と集塵室蓋7の前部に設け
られたロック手段は噛み合って機能するので、集塵室蓋
7を集塵室2に装着,閉蓋することができる。そして、
集塵室蓋7を開蓋するときも、突起14は嵌入凹部16
に当接することなく脱抜することができる。
【0020】次に、集塵袋が装着されずに、集塵室蓋7
が集塵室2の前方から後方に向かって集塵室2の開口面
をスライドさせるようにして装着されると、図4に示す
ように、集塵室蓋7に設けられた突起14が集塵室2の
後部の前面7に設けられた当接部18に当接し、集塵室
蓋7の後端11が集塵室2の後端10に設けられた枠1
2に挿入されることを阻止する。この状態では、集塵室
蓋7の後縁と集塵室2の後縁とは密接せず、したがっ
て、集塵室2の前部と集塵室蓋7の前部に設けられたロ
ック手段は噛み合わないので機能せず、集塵室蓋7の集
塵室2への装着を不能とすることができる。これによ
り、集塵袋の装着忘れが防止され、使用者に集塵袋の装
着を促することができる。
が集塵室2の前方から後方に向かって集塵室2の開口面
をスライドさせるようにして装着されると、図4に示す
ように、集塵室蓋7に設けられた突起14が集塵室2の
後部の前面7に設けられた当接部18に当接し、集塵室
蓋7の後端11が集塵室2の後端10に設けられた枠1
2に挿入されることを阻止する。この状態では、集塵室
蓋7の後縁と集塵室2の後縁とは密接せず、したがっ
て、集塵室2の前部と集塵室蓋7の前部に設けられたロ
ック手段は噛み合わないので機能せず、集塵室蓋7の集
塵室2への装着を不能とすることができる。これによ
り、集塵袋の装着忘れが防止され、使用者に集塵袋の装
着を促することができる。
【0021】
【発明の効果】以上の実施例の説明から明らかなよう
に、本発明によれば、集塵室蓋を集塵室の前方からスラ
イドさせて集塵室に装着しようとすると、前記集塵室蓋
又は本体の一方に設けられた突起部が前記集塵室蓋又は
本体の他方に当設し、前記集塵室蓋が本体に取り付けら
れないので、集塵室蓋の後縁と集塵室の後縁とは密接せ
ず、したがって、集塵室蓋のロック手段も噛み合わない
ので機能せず、集塵室蓋の装着を不能にすることがで
き、これにより、集塵袋の装着忘れが防止され、使用者
に集塵袋の装着を促すことができる。
に、本発明によれば、集塵室蓋を集塵室の前方からスラ
イドさせて集塵室に装着しようとすると、前記集塵室蓋
又は本体の一方に設けられた突起部が前記集塵室蓋又は
本体の他方に当設し、前記集塵室蓋が本体に取り付けら
れないので、集塵室蓋の後縁と集塵室の後縁とは密接せ
ず、したがって、集塵室蓋のロック手段も噛み合わない
ので機能せず、集塵室蓋の装着を不能にすることがで
き、これにより、集塵袋の装着忘れが防止され、使用者
に集塵袋の装着を促すことができる。
【0022】また、集塵室蓋の後端を集塵室の後端に当
接させ、この当接点を支点として集塵室蓋を回動させて
集塵室蓋を集塵室に装着すると、集塵室蓋の突起は集塵
室の当接部に当接することなく、集塵室の後部に配設さ
れた凹部に脱抜自在に嵌入するので、集塵室蓋はその突
起で集塵室の上面に浮き上がることはなく、しかも、集
塵室蓋の後縁と集塵室の後縁とが密接させることがで
き、これにより、
接させ、この当接点を支点として集塵室蓋を回動させて
集塵室蓋を集塵室に装着すると、集塵室蓋の突起は集塵
室の当接部に当接することなく、集塵室の後部に配設さ
れた凹部に脱抜自在に嵌入するので、集塵室蓋はその突
起で集塵室の上面に浮き上がることはなく、しかも、集
塵室蓋の後縁と集塵室の後縁とが密接させることがで
き、これにより、
【0023】また、集塵室蓋の後端を集塵室の後端に当
接させ、この当接点を支点として集塵室蓋を回動させて
集塵室蓋を集塵室に装着すると、集塵室蓋の突起は集塵
室の当接部に当接することなく、集塵室の後部の上面に
配設された嵌入凹部に脱抜自在に嵌入するので、集塵室
蓋はその突起で集塵室の上面に浮き上がることはなく、
しかも、集塵室蓋の後縁と集塵室の後縁とが密接させる
ことができ、これにより、集塵室蓋のロック手段は噛み
合って機能するので、集塵室蓋を集塵室に装着すること
ができる。
接させ、この当接点を支点として集塵室蓋を回動させて
集塵室蓋を集塵室に装着すると、集塵室蓋の突起は集塵
室の当接部に当接することなく、集塵室の後部の上面に
配設された嵌入凹部に脱抜自在に嵌入するので、集塵室
蓋はその突起で集塵室の上面に浮き上がることはなく、
しかも、集塵室蓋の後縁と集塵室の後縁とが密接させる
ことができ、これにより、集塵室蓋のロック手段は噛み
合って機能するので、集塵室蓋を集塵室に装着すること
ができる。
【0024】なお、実施例では説明を省略したが、集塵
室蓋の後部取り付け部の上端部に上向きの突起を設け、
前記集塵室蓋が所定の位置に取り付けられた状態で前記
突起部が収納される凹部または開口部を集塵室後部の集
塵室蓋引っ掛け部に設けても同様の機能、効果を発揮す
るものである。このように、本発明によれば、集塵室蓋
を回動させることによって集塵室の開口部に装着するこ
とができるが、集塵室の前方からのスライドでは装着す
ることができない確実な集塵袋装着忘れ防止手段を備え
た電気掃除機を安価に提供することができる。
室蓋の後部取り付け部の上端部に上向きの突起を設け、
前記集塵室蓋が所定の位置に取り付けられた状態で前記
突起部が収納される凹部または開口部を集塵室後部の集
塵室蓋引っ掛け部に設けても同様の機能、効果を発揮す
るものである。このように、本発明によれば、集塵室蓋
を回動させることによって集塵室の開口部に装着するこ
とができるが、集塵室の前方からのスライドでは装着す
ることができない確実な集塵袋装着忘れ防止手段を備え
た電気掃除機を安価に提供することができる。
【図1】本発明の一実施例の電気掃除機の斜視図
【図2】同側面図
【図3】同集塵室蓋が閉蓋された状態の要部の側断面図
【図4】同集塵蓋の閉蓋が阻止された状態の要部の側断
面図
面図
【図5】従来例の電気掃除機の集塵袋が未装着状態の要
部の側断面図
部の側断面図
【図6】同集塵袋が装着状態の要部の側断面図
1 本体 2 集塵室 3 モータ室 4 上部本体 7 集塵室蓋 14 突起 15 集塵室の後部の上面 16 凹部 17 集塵室の後部の前面 18 当接部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 昭63−107644(JP,U) 実公 昭61−30603(JP,Y2) 実公 平5−15901(JP,Y2) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A47L 9/00 A47L 9/14
Claims (4)
- 【請求項1】 集塵室とモータ室を有する本体と、前記
集塵室の後方を略支点として回動しかつ前記集塵室の上
部開口を着脱自在に覆う集塵室蓋と、前記集塵室の前部
に設けられかつ前方に回動付勢された集塵室側集塵袋装
着忘れ防止手段と、前記集塵室蓋に設けられ前記集塵室
側集塵袋装着忘れ防止手段に集塵袋を装着しないまま前
記集塵室蓋を閉じたときに前記集塵室側集塵袋装着忘れ
防止手段に当接して前記集塵室蓋の閉蓋を妨げる集塵室
蓋側集塵袋装着忘れ防止手段と、前記集塵室蓋又は本体
の一方に設けられた突起部を有し、前記集塵室蓋を略水
平状態でスライドしながら本体に取りつけようとした場
合に、前記突起部が前記集塵室蓋又は本体の他方に当設
し、前記集塵室蓋が本体に取り付けられないようにした
電気掃除機。 - 【請求項2】 集塵室蓋の前記回動支点近傍の内面に下
向きの突起を設け、前記集塵室蓋が所定の位置に取り付
けられた状態で前記突起部が収納される凹部または逃げ
部を本体の集塵室の前記回動支点近傍に設けた請求項1
記載の電気掃除機。 - 【請求項3】 集塵室の前記回動支点近傍に配設した凹
部を、上部本体を下部本体に締着する締着孔で形成して
なる請求項2記載の電気掃除機。 - 【請求項4】 集塵室蓋の前記回動支点近傍の上端部に
上向きの突起を設け、前記集塵室蓋が所定の位置に取り
付けられた状態で前記突起部が収納される凹部または開
口部を集塵室の前記回動支点近傍の集塵室蓋引っ掛け部
に設けた請求項1記載の電気掃除機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25343091A JP3250238B2 (ja) | 1991-10-01 | 1991-10-01 | 電気掃除機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25343091A JP3250238B2 (ja) | 1991-10-01 | 1991-10-01 | 電気掃除機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0591957A JPH0591957A (ja) | 1993-04-16 |
JP3250238B2 true JP3250238B2 (ja) | 2002-01-28 |
Family
ID=17251291
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP25343091A Expired - Fee Related JP3250238B2 (ja) | 1991-10-01 | 1991-10-01 | 電気掃除機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3250238B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1577152B1 (de) | 2004-03-15 | 2010-06-09 | Airbus Operations GmbH | Klappsitz abwärts |
JP2007282840A (ja) * | 2006-04-17 | 2007-11-01 | Sharp Corp | 電気掃除機 |
-
1991
- 1991-10-01 JP JP25343091A patent/JP3250238B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0591957A (ja) | 1993-04-16 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |