JP5210752B2 - 電気掃除機 - Google Patents

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本発明は電気掃除機に関するものである。詳しくは、紙パックを保持ケースにセットした状態で掃除機本体の集塵室に挿脱する電気掃除機に関する。
この種電気掃除機として、出願人は以前に「特許文献1」を提案した。
この電気掃除機は、内部に集塵室及び電動送風機を有する掃除機本体に、紙パックをセットした紙パック保持ケースを集塵室に出し入れする挿脱開口と該挿脱開口を閉じる蓋体を具えている。
紙パック保持ケースは、上面と電動送風機側の背面を開口している。
蓋体を開いて集塵室から紙パック保持ケースを取り出すと、紙パックも一緒に取出しできる。紙パックが満杯に膨らんでいても、紙パックを単独で取り出すよりも、容易に取り出しできる。
紙パック保持ケースを逆さにする等により、該保持ケースから紙パックを滑り落とすことができ、直接に紙パックに手を触れることなく廃棄できる。
特開2000−70194号公報
しかし、上記した紙パック保持ケースは、電動送風機側の面が開口しているから、紙パックは電動送風機の吸引によって、集塵室と電動送風機収容室を仕切る通気性仕切り壁に密着し、紙パックの満杯状態では、保持ケースを引き出す際に抵抗となり、引っ掛かり感がある。
又、紙パックを掃除機内の定位置にロックするロック手段は、紙パック保持ケースに設けられており、ロック手段は、バネ付勢等の動きの伴うメカニズムを含むので、紙パック保持ケースの構成が複雑となる。
掃除機外に取り出す機会の多い紙パック保持ケースの構成を複雑にすることは、破損の機会も増え、又、紙パック保持ケースに塵が溜まり易くなってその掃除に手間が掛かり、望ましいことではない。
本発明はかかる問題を解消するためになされたものであり、紙パックが満杯に膨らんだ状態でも円滑に紙パックの取り出しを可能にし、又、紙パックを紙パック保持ケースと共同して掃除機本体の定位置にロックするロック手段を掃除機本体に設けることにより、紙パック保持ケースの構成を簡素して上記問題を解決できる、電気掃除機を明らかにするものである。
請求項1は、内部に集塵室(2)及び電動送風機(4)を有する掃除機本体(1)に、紙パック(7)をセットした紙パック保持ケース(6)を集塵室(2)に出し入れする挿脱開口(20)と該挿脱開口を閉じる蓋体(5)を具えた電気掃除機において、該紙パッ
ク保持ケース(6)は、掃除機本体(1)の吸引ホース接続口(12)との対向面及び、集塵室(2)の挿脱開口(20)側の面が連続して開口し、他の面は紙パック(7)が紙パック保持ケース(6)からはみ出すことを防止する紙パック受け面(60)となり、受け面(60)の内、少なくとも電動送風機(4)側の面は通気性を有しているとともに、紙パック保持ケース(6)の吸引ホース接続口(12)側の開口縁には、紙パック前部の固定板(72)を紙パック保持ケース(6)の挿脱方向にスライド案内するガイド条(66)(66)が形成されており、紙パック保持ケース(6)には挿脱用の取っ手(9)が設けられており、取っ手(9)は、集塵室(2)の挿脱開口(20)に対向して紙パック保持ケース(6)上に起伏可能又はスライド可能に取り付けられ、蓋体(5)には、蓋体(5)を閉じる際に取っ手(9)を押して紙パック保持ケース(6)の開口に接近させる押し部(55)を有している
請求項2は、請求項1の電気掃除機において、紙パック保持ケース(6)の全ての紙パック受け面(60)は通気性を有し、該全ての受け面(60)と集塵室(2)との間に吸気隙間が形成されている。
請求項3は、請求項1又は2の電気掃除機において、集塵室(2)と紙パック保持ケース(6)には互いにスライド可能に係合し、該紙パック保持ケース(6)を挿脱方向にスライド案内する凸条(21)と凹条(68)が形成されている。
請求項4は、請求項1乃至3の何れかの電気掃除機において、集塵室(2)には、紙パック保持ケース(6)を挿脱開口(20)から脱出する方向に付勢するバネ(8)(8)が配備されている
請求項5は、請求項1乃至の何れかの電気掃除機において、紙パック(7)を紙パック保持ケース(6)と共同して掃除機本体(1)の定位置に保持するためのロック手段(14)は、掃除機本体(1)に設けられている。
請求項1の電気掃除機は、紙パック保持ケース(6)に紙パック(7)を支持せしめた状態で、掃除機本体(1)の集塵室(2)に挿脱できる。即ち、掃除機本体(1)の外側で、紙パック保持ケース(6)に紙パック(7)をセットしてから、紙パック(7)と一緒に紙パック保持ケース(6)を集塵室(2)内に投入できるから、紙パック(7)を集塵室(2)の所定位置に容易且つ確実にセットできる。
紙パック保持ケース(6)は、電動送風機(4)側の面及び該面に連続する側面が、紙パック保持ケース(6)からの紙パック(7)のはみ出しを防止する紙パック受け面(60)となっているから、紙パック(7)を紙パック保持ケース(6)と一緒に取り出す際に、前記特許文献1の様な引っ掛かり感は生じない。
また、請求項1の電気掃除機は、紙パック保持ケース(6)の連続した2つの開口(64)(65)の内、吸引ホース接続口(12)に対向する開口(64)は、紙パック(7)の固定板(72)が該開口の両側のガイド条(66)(66)に係合して吸引ホース接続口(12)側への移動が阻止される。他方の開口(65)は、紙パック保持ケース(6)の取出し側、即ち、蓋体(5)内面に向いており、紙パック保持ケース(6)のその他の面は、紙パック(7)が紙パック保持ケース(6)からはみ出すことを防止する受け面(60)となっているから、紙パック(7)が満杯に膨らんでも、集塵室(2)の内面と紙パック(7)が接することはないため、紙パック(7)を紙パック保持ケース(6)と一緒に取り出す際に、紙パック(7)が集塵室(2)の壁面に引っ掛かることはない。さらに、請求項1の電気掃除機は、取っ手(9)を掴んで紙パック保持ケース(6)の挿脱
ができるから、作業性がよい。また、請求項1の電気掃除機は、集塵室(2)の挿脱開口(20)の蓋体(5)を閉じると、蓋体(5)の押し部(55)が紙パック保持ケース(6)の取っ手(9)を押圧して、取っ手(9)を回転又はスライドして紙パック保持ケース(6)側に移動させるから、取っ手(9)の存在が、集塵室(2)を必要以上に広くすることを防止し、掃除機本体(1)の大型化を避けることができる。又、紙パック保持ケース(6)に接近して移動した取っ手(9)が、紙パック保持ケース(6)に保持した紙パック(7)が該開口(65)から大きくはみ出すことを防止する効果を奏する。
紙パック(7)は、電動送風機(4)に対向する面が目詰まりし易くなって、その部分の吸引力が低下するが、請求項2の電気掃除機は、紙パック保持ケース(6)の全ての紙パック受け面(60)は通気性を有し、該全ての受け面(60)と集塵室(2)との間に吸気隙間が形成されているから、紙パック(7)の前部固定板(72)を除く全面に吸引力を作用させることができる。このため、紙パック(7)の目詰まりを遅延させて、吸込性能の低下を防止することができる。
請求項3の電気掃除機では、集塵室(2)と紙パック保持ケース(6)に形成した凸条(21)と凹条(68)のスライド係合により、紙パック保持ケース(6)を集塵室(2)に真直ぐに安定して挿脱できる。
請求項4の電気掃除機は、紙パック保持ケース(6)は、バネ(8)によって自動的に集塵室(2)の挿脱開口(20)から突出するから、紙パック保持ケース(6)の取出しが容易となる
請求項5の電気掃除機は、紙パック保持ケース(6)と共同して紙パック保持ケース(6)を集塵室(2)の所定位置に固定するロック手段(14)を掃除機本体(1)に設けたため、掃除機本体(1)外に取り出す機会の多い紙パック保持ケース(6)に動きのあるメカニズムを組込む必要がなく、ロック手段(14)の破損や故障の機会を少なくできる。紙パック保持ケース(6)は埃が付着して不潔になるが、メカニズムの存在しない単純な籠体に形成することで、簡単に丸洗いできる。
電気掃除機は、図3に示す如く、車輪(11)を具えた掃除機本体(1)内の前部が集塵室(2)、後部が動力室(3)となっており、動力室(3)に電動送風機(4)を具えている。
集塵室(2)と動力室(3)との間の仕切壁(18)は通気性を有している。
図9、図10に示す如く、集塵室(2)の上面は後記する紙パック(7)の挿脱のための挿脱開口(20)となっており、該挿脱開口(20)は掃除機本体(1)に設けた蓋体(5)によって塞がれる。
図3、図9に示す如く、掃除機本体(1)の前端には、集塵室(2)に連通する吸引ホース接続口(12)が開口し、後端には動力室(3)に連通する排気口(17)が開口している。
前記蓋体(5)は、図8、図10に示す如く、後端部の支点(51)を中心に上向きに回転して集塵室(2)の挿脱開口(20)を開放する。
蓋体(5)の前部には指掛かり部(52)が形成され、該指掛かり部(52)に接近して軟係止片(53)が掃除機本体(1)の前部に向けて突設されている。
軟係止片(53)は、掃除機本体(1)の吸引ホース接続口(12)の上方に位置する壁面(15)上の凹み部(16)に係脱する突起(53a)を有している。蓋体(5)を閉じると、突起(53a)が凹み部(16)に嵌まって蓋体(5)を閉じ状態に軟係止す
る。指掛かり部(52)に指を当てて蓋体(5)を開き方向に引くと、軟係止片(53)の弾性変形によって突起(53a)が凹み部(16)から外れて、蓋体(5)が開く。
図8は、紙パック(7)をセットした紙パック保持ケース(6)を集塵室(2)の挿脱開口(20)から挿脱する状態を示している。
図7に示す如く、紙パック(7)は一般的なものであって、前面開口の立体的な袋体(71)の該開口に厚紙製の四角形の固定板(72)を接合して形成され、該固定板(72)の中央部に吸引孔(73)を開口している。
紙パック保持ケース(6)は合成樹脂にて一体成形された籠体である。紙パック保持ケース(6)の前面及び上面が連続して開口(64)(65)し、底壁(61)、両側壁(63)(63)及び背壁(62)は、多数の孔(60a)を開設した通気性のある受け面(60)となっている。
紙パック保持ケース(6)の前開口(64)の左右の開口縁には平行にガイド条(66)(66)が形成されている。
ガイド条(66)は、前記紙パック(7)の固定板(72)の左右両端部が当たって固定板(72)の前方への移動を防止する前位置決め桟(66a)と、固定板(72)の左右両端面に当たって固定板(72)の左右の移動を防止する横位置決め桟(66b)が断面直角を成す様に連続した形状を呈している。
紙パック保持ケース(6)の底壁(61)は、紙パック(7)の取付板(72)の下端を支える。該底壁(61)には前位置決め桟(66a)に当たった紙パック(7)の下端が固定板(72)上を後方に移動することを阻止するストッパ(67)(67)が突設されている。
紙パック保持ケース(6)の背壁(62)の上端には後方に向けて突片(69)が突設されている。
該突片(69)は前記仕切壁(18)の上に載って、紙パック保持ケース(6)の上下の位置決めの役割を成す。
紙パック保持ケース(6)の両側壁(63)(63)の外面には、上下方向に延びた凹条(68)(68)が形成されている。該凹条(68)は、図8に示す、集塵室(2)の左右両側に形成した凸条(21)(21)にスライド可能に係合して、紙パック保持ケース(6)の前後、及び左右の位置決めと、紙パック保持ケース(6)の集塵室(2)への挿脱を案内する。
又、凹条(68)は紙パック保持ケース(6)の補強リブの役割を果たす。
尚、紙パック保持ケース(6)に凸条、集塵室(2)に該凸条にスライド係合する凹条を形成しても、上記同様の効果を奏する。
図7に示す如く、紙パック保持ケース(6)の両側壁(63)(63)の上端略中央部に、後記する取っ手(9)を取付けるための受け座(63a)(63a)が形成されている。該受け座は、紙パック保持ケース(6)の内面側が凹んで外側へ膨らんでおり、中央部に丸孔(63b)が開設されている。
上記紙パック保持ケース(6)の両受け座(63a)(63a)に跨って取っ手(9)が前後に回動可能に取付けられる。
取っ手(9)は、中央部の真直な持ち手部(91a)の両側に緩やかに下向き傾斜して傾斜部(91b)(91b)が延びた略アーチ状に成形され、両端は下向きに屈曲して該屈曲端(91c)(91c)の内面に互いに対向して支持軸(91d)(91d)が突設されている。
取っ手(9)は、両支持軸(91d)(91d)を紙パック保持ケース(6)の外側から受け座(63a)(63a)の孔(63b)(63b)に嵌めて取り付けられ、トーションバネ(92)(92)によって、前傾位置から起立位置へ付勢されている。
取っ手(9)は図示しないストッパによって起立位置から後方への回転は阻止されている。
取っ手(9)の支持軸(91d)(91d)は、前記受け座(63a)の内面凹み部内に納まり、紙パック保持ケース(6)の挿脱の支障にはならない。
前記蓋体(5)の内面には、取っ手(9)に対する押し部(55)が突設されている。蓋体(5)を閉じる途上で、該押し部(55)が起立状体の取っ手(9)に当たって、トーションバネ(92)に抗して蓋体(5)を前方に倒して紙パック保持ケース(6)の上開口(65)に接近させる。
取っ手(9)は、満杯になった紙パック(7)が紙パック保持ケース(6)の上開口(65)から大きく膨出することを防止する役割を担うことができる。
図3、図8に示す如く、掃除機本体(1)内の吸引ホース接続口(12)の近傍には、紙パック(7)の固定板(72)を、紙パック保持ケース(6)と共同して、掃除機本体(1)の定位置にロックするロック手段(14)が配備されている。
ロック手段(14)は、バネ(図示せず)によって、前記固定板(72)の上端を押さえ方向に付勢された回転押え片(14a)であり、該回転押え片(14a)を手で反押え方向に回転させることにより、固定板(72)に対するロックを解除できる。
図9、図10に示す如く、蓋体(5)には、閉じ状態にて前記紙パック保持ケース(6)の突片(69)を前記仕切壁(18)の上端に押圧する押圧片(54)が突設されている。
蓋体(5)を閉じると、紙パック保持ケース(6)の上下の動きも拘束される。
上記の様に、集塵室(2)に紙パック保持ケース(6)をセットし、蓋体(5)を閉じた状態で、紙パック保持ケース(6)の上方、下方、左右両側には集塵室(2)との間に吸気隙間が生じる。
即ち、紙パック(7)の袋体(71)の外側全体に吸気が作用する。
図5、図10に示す如く、掃除機本体(1)の集塵室(2)の底部には、紙パック保持ケース(6)を上向きに付勢するバネ(8)(8)が左右2箇所に設けられている。
バネ(8)(8)は、紙パック(7)のロック手段(14)によるロックを解除したとき、紙パック保持ケース(6)の上部を挿脱開口(20)から5cm程度浮上させる程度の付勢力である。紙パック保持ケース(6)の浮上によって、紙パック保持ケース(6)は取り出し易くなる。
然して、本発明の掃除機は、紙パック保持ケース(6)に紙パック(7)を保持せしめた状態で、その取っ手(9)を掴んで掃除機本体(1)の集塵室(2)に挿脱できる。即ち、紙パック保持ケース(6)を掃除機本体(1)から脱出させ、掃除機本体(1)の外側で、紙パック保持ケース(6)に紙パック(7)をセットできるから、紙パック(7)のセットが容易且つ確実に行うことができる。
紙パック保持ケース(6)の連続した前開口(64)と上開口(65)の内、吸引ホース接続口(12)に対向する前開口(64)は、紙パック(7)の固定板(72)が該前開口(64)の左右のガイド条(66)(66)に係合して吸引ホース接続口(12)側への移動が阻止され、上開口(65)は掃除機本体(1)の挿脱開口(20)に対向しており、紙パック保持ケース(6)のその他の面は、紙パック保持ケース(6)から紙パッ
ク(7)がはみ出すことを防止する受け面(60)となっている。このため、紙パック(7)が満杯に膨らんでも集塵室(2)の内面と接することはないため、紙パック保持ケース(6)を紙パック(7)と一緒に取り出す際に、前記特許文献1の様な引っ掛かり感は一切生じない。
紙パック保持ケース(6)の全ての紙パック受け面(60)は通気性を有し、紙パック保持ケース(6)の上方、下方、左右両側には、集塵室(2)との間に吸気隙間が形成されているから、紙パック(7)の前部固定板(72)を除く全面に吸引力を作用させることができる。このため、紙パック(7)の目詰まりを遅延させて、吸込性能の低下を防止することができる。
紙パック保持ケース(6)と共同して紙パック(7)を掃除機本体(1)の定位置にロックするロック手段(14)を掃除機本体(1)に設けたため、掃除機本体外に取り出す機会の多い紙パック保持ケース(6)に、動きのあるロック片(14)を組込む必要がなく、ロック手段(14)の破損や故障の機会を少なくできる。
紙パック保持ケース(6)は埃が付着して不潔になるが、紙パック保持ケース(6)をメカニズムの存在しない籠体に形成することでして、紙パック保持ケース(6)を簡単に丸洗いできる。
尚、上記実施例の電気掃除機は、掃除機本体(1)の前部に吸引ホース接続口(12)があり、紙パック保持ケース(6)を掃除機本体(1)の上方から挿脱するタイプであるが、これに限らず、吸引ホース接続口(12)が掃除機本体(1)の上面にあり、紙パック保持ケース(6)を掃除機本体(1)の側方から挿脱するタイプ等、紙パック式の電気掃除機であれば、実施可能である。
図11乃至図15は、第2実施例の紙パック保持ケース(6)及びそれを搭載した掃除機本体(1)を示している。
紙パック保持ケース(6)は、前開口(64)の左右の前位置決め桟(66a)の上部裏側に保持筒(66c)(66c)を縦向きに平行に設けており、両保持筒(66c)(66c)の互いの対向面が横位置決め桟(66b)(66b)となっている。
図11、図12に示す如く、取っ手(9)は真直な持ち手部(91a)の両端に脚部(91e)を平行に突設している。
脚部(91e)は、斜め前方下向きに延び、更に真下に屈曲した「く」の字状を呈し、下端に抜止め爪(91f)を有している。
取っ手(9)の両脚部(91e)(91e)の下部を、前記紙パック保持ケース(6)の保持筒(66c)(66c)にスライド可能に嵌め、保持筒(66c)(66c)の下方に配備した圧縮バネ(93)(93)によって取っ手(9)を上向き付勢する。
取っ手(9)は、下端の抜止め爪(91f)が保持筒(66c)の下端縁(66f)に引っ掛かって保持筒(66c)からの脱出は防止される。
図14に示す如く、掃除機本体(1)の蓋体(5)を閉じる途上で、蓋体(5)の押し部(55)が圧縮バネに抗して取っ手(9)を下降させ、紙パック保持ケース(6)の上開口(65)に接近させる。
取っ手(9)は、満杯になった紙パック(7)が紙パック保持ケース(6)の上開口(65)から大きく膨出することを防止する役割を担う。
上記説明は、本発明を説明するためのものであって、特許請求の範囲に記載の発明を限定し、或は範囲を減縮する様に解すべきではない。又、本発明の各部構成は上記実施例に限らず、特許請求の範囲に記載の技術的範囲内で種々の変形が可能であることは勿論であ
る。
掃除機本体の斜視図である。 掃除機本体の平面図である。 図2のA−A線に沿う断面図である。 図2のB−B線に沿う断面図である。 図2のC−C線に沿う断面図である。 紙パックをセットした紙パック保持ケースの斜視図である。 紙パック保持ケース、紙パック及び取っ手の斜視図である。 掃除機本体から紙パック保持ケースとバネを取り出した状態の斜視図である。 掃除機本体から紙パック保持ケースを挿脱する途上の斜視図である。 紙パック保持ケースが掃除機本体から突出した状態の断面図である。 第2実施例の紙パック保持ケースの斜視図である。 第2実施例の紙パック保持ケースから紙パックと取っ手を外した状態の斜視図である。 第2実施例の紙パック保持ケースを掃除機本体に挿入した状態の斜視図である。 第2実施例の紙パック保持ケースを挿入した掃除機本体の蓋体を閉じる途上の断面図である。 第2実施例の紙パック保持ケースを掃除機本体にセットして蓋体を閉じた状態の断面図である。
1 掃除機本体
12 吸引ホース接続口
2 集塵室
3 動力室
4 電動送風機
5 蓋体
6 紙パック保持ケース
60 受け面
64 前開口
65 上開口
7 紙パック
72 固定板
8 バネ
9 取っ手

Claims (5)

  1. 内部に集塵室(2)及び電動送風機(4)を有する掃除機本体(1)に、紙パック(7)をセットした紙パック保持ケース(6)を集塵室(2)に出し入れする挿脱開口(20)と該挿脱開口を閉じる蓋体(5)を具えた電気掃除機において、該紙パック保持ケース(6)は、掃除機本体(1)の吸引ホース接続口(12)との対向面及び、集塵室(2)の挿脱開口(20)側の面が連続して開口し、他の面は紙パック(7)が紙パック保持ケース(6)からはみ出すことを防止する紙パック受け面(60)となり、受け面(60)の内、少なくとも電動送風機(4)側の面は通気性を有しているとともに、紙パック保持ケース(6)の吸引ホース接続口(12)側の開口縁には、紙パック前部の固定板(72)を紙パック保持ケース(6)の挿脱方向にスライド案内するガイド条(66)(66)が形成されており、紙パック保持ケース(6)には挿脱用の取っ手(9)が設けられており、取っ手(9)は、集塵室(2)の挿脱開口(20)に対向して紙パック保持ケース(6)上に起伏可能又はスライド可能に取り付けられ、蓋体(5)には、蓋体(5)を閉じる際に取っ手(9)を押して紙パック保持ケース(6)の開口に接近させる押し部(55)を有している、電気掃除機。
  2. 紙パック保持ケース(6)の全ての紙パック受け面(60)は通気性を有し、紙パック保持ケース(6)の上方、下方及び左右両側に集塵室(2)との間に吸気隙間が形成されている、請求項1に記載の電気掃除機。
  3. 集塵室(2)と紙パック保持ケース(6)には互いにスライド可能に係合し、該紙パック保持ケース(6)を挿脱方向にスライド案内する凸条(21)と凹条(68)が形成されている、請求項1又は2に記載の電気掃除機。
  4. 集塵室(2)には、紙パック保持ケース(6)を挿脱開口(20)から脱出する方向に付勢するバネ(8)が配備されている、請求項1乃至3の何れかに記載の電気掃除機。
  5. 紙パック(7)を紙パック保持ケース(6)と共同して掃除機本体(1)の定位置にロックするロック手段(14)が掃除機本体(1)に設けられている、請求項1乃至の何れかに記載の電気掃除機。
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