JP5127436B2 - 電気掃除機 - Google Patents

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Description

本発明は、保持部に保持された集塵袋の口枠を固定する固定部を備えた電気掃除機に関する。
従来、この種の電気掃除機は、電動送風機を収容した掃除機本体を備えている。この掃除機本体には、電動送風機の前部に、この電動送風機の吸込側に連通する集塵室が設けられているとともに、この集塵室の前部に、外部と連通しホース体などが接続される本体吸込口が設けられている。また、集塵室には、本体吸込口の後部に、集塵袋である紙パックの口枠を保持する保持部である保持枠が前後方向に回動可能に設けられている。この保持枠には、紙パックの口枠が挿入される挿入口が上部に形成されている。さらに、集塵室には、本体吸込口の上部に、保持枠に保持された紙パックの口枠を固定して本体吸込口に気密に接続させる固定部であるクランプが設けられている(例えば、特許文献1参照。)。
特許第3203914号公報(第3頁、図6)
しかしながら、クランプは保持枠の挿入口よりも上側の位置で紙パックの口枠を固定するので、クランプの一部が挿入口の上側に掛かっていることから、紙パックの口枠を挿入口から挿入する際にクランプの一部に口枠が接触して引っ掛かり、この口枠を挿入口へと挿入しにくいという問題点を有している。
本発明は、このような点に鑑みなされたもので、集塵袋の口枠を保持部の挿入口に容易に挿入できる電気掃除機を提供することを目的とする。
本発明は、電動送風機の吸込側に連通する集塵室に連通する本体吸込口と、集塵袋の口枠が挿入される挿入口を備えこの挿入口から挿入された集塵袋の口枠を保持する保持部と、挿入口よりも集塵袋の口枠の挿入側に位置し保持部により保持された集塵袋の口枠を本体吸込口の下流側に連通させた状態で固定する固定部とを具備し、保持部が、挿入口の側方に位置する内面部と、この内面部の上部に位置する上面部と、固定部よりも集塵袋の口枠の挿入側に上面部よりも突出するとともに少なくとも一部が挿入口の側方に突出し、挿入口に挿入される集塵袋の口枠を挿入口へとガイドする板状の保持ガイド部を備えているものである。
本発明によれば、挿入口に挿入される集塵袋の口枠を挿入口へとガイドする板状の保持ガイド部を固定部よりも集塵袋の口枠の挿入側に上面部よりも突出させることで、集塵袋の口枠を挿入口に挿入する際に、保持ガイド部によって口枠が固定部に引っ掛かることを防止し、集塵袋の口枠を保持部の挿入口に容易に挿入できる。
以下、本発明の一実施の形態の電気掃除機の構成を図1ないし図6を参照して説明する。
図5および図6において、1は掃除機本体であり、この掃除機本体1は床面を走行可能な、いわゆるキャニスタ型の電気掃除機である。また、この掃除機本体1は、下ケース2と、この下ケース2の外周に取り付けられたバンパ3と、このバンパ3を下ケース2との間で挟持する上ケース4と、後部側が下ケース2あるいは上ケース4に回動可能に連結された蓋体5とを備えた本体ケース6を有し、この本体ケース6内には、後側に電動送風機7が収容される図示しない電動送風機室が区画され、この電動送風機室の前側に、集塵袋8(図1)が着脱可能で蓋体5の回動により上側が開閉される集塵室9が区画されている。
また、本体ケース6内の前側下部には、集塵室9に連通する本体吸込口11が開口形成され、この本体吸込口11には、基端側に連通管12aを有するホース体12、このホース体12の上流端に設けられた手元操作部13に着脱自在に接続される延長管14、および、この延長管14の先端部に着脱自在に接続される吸込口体としての床ブラシ15が、順次連通接続されている。さらに、手元操作部13には、把持部16が設けられており、この把持部16には、電動送風機7の動作モードを設定する複数の設定ボタン17が設けられている。さらに、本体吸込口11には、集塵袋8および連通管12aとの気密性を確保するパッキンである円環状のシール部材18が取り付けられている。
集塵袋8は、例えば紙パックフィルタ、あるいは布製のパックフィルタなどの使い捨てのものであり、被取付部としての口枠21と、この口枠21と一体的に取り付けられた濾材である袋体22とを備えている。
口枠21は、例えばボール紙などの厚紙、すなわち袋体22よりも硬質の部材により四角形状に形成され、袋体22の内部に連通する丸孔状の吸込開口24が中央部に穿設されている。
袋体22は、例えば複数の濾材を積層して形成されたシートにより袋状に形成されている。そして、この袋体22は、使用前の状態で折り畳まれ、電動送風機7の駆動により吸込風が吸い込まれることで後側へと膨らみ、この吸込風が通過する際に、この吸込風に含まれる塵埃が内部に付着するものである。
集塵室9には、この集塵室9と電動送風機室とを区画する壁部25が後部に設けられ、この壁部25には、電動送風機室と集塵室9とを連通させる図示しない連通孔が穿設されている。この連通孔には、格子状にリブが設けられている。さらに、壁部25の前側、すなわち集塵室9側には、連通孔を覆って図示しないフィルタが取り付けられるフィルタ取付部29が形成されている。そして、集塵室9の前側である本体吸込口11の後方(下流側)には、図1ないし図3に示すように、集塵袋8を保持する保持部としての保持枠31と、この保持枠31に保持された集塵袋8を固定する固定体としてのクランプ部32とが設けられている。
保持枠31は、図4に示すように、保持部本体としての枠本体35と、この枠本体35の両側後部に沿って上下方向に長手状に形成されたガイド部36,36とを備え、枠本体35の上部のガイド部36,36間に集塵袋8の口枠21を挿入するための挿入口37が形成されている。また、この保持枠31は、本体ケース6に対して着脱可能に遊嵌され、本体吸込口11に対して接近および離間される方向、すなわち本実施の形態では前後方向に可動的に構成されている。
枠本体35は、正面視で略四角形状に形成されているとともに、本体吸込口11および保持した集塵袋8の口枠21の吸込開口24と連通する開口部41が開口形成されている。また、枠本体35の前部の開口部41の上部両側には、保持枠31の後方および上方への移動を規制する規制部としての規制爪部42,42が前方に向けて突出している。さらに、枠本体35の後部の開口部41の下部には、挿入口37から挿入された集塵袋8の口枠21の下部を支持する支持部43が左右方向(幅方向)に沿って略水平状に形成されている。そして、枠本体35の下部両側には、位置合わせ用の溝部44,44が形成され、これら溝部44,44間が、集塵室9内の前側下部に形成された嵌合凹部45に嵌合する嵌合凸部46となっている。
開口部41は、集塵袋8の口枠21の吸込開口24よりも大きい丸孔状であり、この口枠21を保持枠31に取り付けた状態で吸込開口24が露出している。
各規制爪部42は、枠本体35の幅方向の中心側へと突出した爪42aを先端部に備え、この爪42aが、クランプ部32を集塵室9に取り付ける取付部としての取付板47,47の外側部に位置する前後方向の保持部ガイド部である係止溝48(一方のみ図示)に嵌合し、この係止溝48の後端部に位置する保持部ストッパ部である係止突部49に係合することで、保持枠31の後方への移動を規制可能となっている。
支持部43は、溝部44,44よりも下方の位置にてこれら溝部44,44間に形成されている。
溝部44,44は、上下方向に沿って直線状に形成され、集塵室9の底部から突出し嵌合凹部45の両側を区画する区画板部51(一方のみ図示)が嵌合することで、保持枠31が左右方向に位置決めされている。
各ガイド部36は、枠本体35の前面と略面一となる縦長の前面部53、この前面部53の外側縁部から後方へと傾斜状に延設された縦長の外面部54、前面部53の内側縁部から後方へと延設され挿入口37の内縁部を区画する内面部55、前面部53の上端部でかつ外面部54と内面部55との上端部に亘って連続する上面部56、前面部53の下端部でかつ外面部54と内面部55との下端部に亘って連続する下面部57、および、内面部55と上面部56との後端に連続して形成された保持ガイド部としての支持板である支持面部58を備えている。そして、各ガイド部36は、上端側が枠本体35の上端よりも上方に突出した突出部61となっている。
各前面部53の下端近傍には、角孔状の露出部である露出開口64が形成されており、この露出開口64は、外面部54、内面部55および下面部57との間に区画された空間部65と連通している。
この空間部65において、外面部54と内面部55とには、付勢手段としてのトーションばね67を保持する略円柱状の軸部68がそれぞれ互いに対向して突出している。
各内面部55は、挿入口37から集塵袋8の口枠21を挿入した状態で口枠21を保持枠31内に押し込む際に口枠21の両側部をガイドする部分である。
各トーションばね67は、軸部68が内部に挿入され、一端側が露出開口64から前方に突出して集塵室9の前壁部69に当接し、他端側が保持枠31の各ガイド部36に固定されていることで、保持枠31を後方、すなわち本体吸込口11から離間する方向に付勢するように構成されている。このため、保持枠31は、上側(挿入口37側)が下側よりも後方に移動し、集塵袋8の口枠21をクランプ体32で固定しない状態では、上側が下側に対して後方に傾斜した傾斜状となるように構成されている。
各支持面部58は、集塵袋8の口枠21を挿入口37の挿入する際のガイドとなるもので、内面部55よりも内側に突出する支持板部71と、この支持板部71と連続した突出板部72とを有している。
各支持板部71は、枠本体35の後面との間に口枠21を保持する収容部である保持空間74を区画している。また、各支持板部71は、下端側が挿入口37よりも下方へと延設されている。さらに、各支持板部71は、下端側よりも上端側が枠本体35に対して後方に傾斜している。このため、保持空間74は、上側すなわち挿入口37側が下側よりも前後方向に広くなるように形成されている。
各突出板部72は、挿入口37の開口縁の上部に連続する上面部56と内面部55との連続部の上部から上側、すなわち集塵袋8の口枠21の挿入側に突出し、かつ、挿入口37の開口縁から側方(外方)、すなわち上面部56の背面(後面)側へと回り込むように形成されている。さらに、各突出板部72の外縁部は、蓋体5(図6)の内面形状に対応して傾斜状となっている。
挿入口37は、保持空間74の上端部となるもので、枠本体35の上端部と、内面部55,55と支持面部58,58により横長で、かつ、前後方向に薄型に区画されている。
クランプ部32は、横長に形成された固定体本体としてのクランプ部本体77と、このクランプ部本体77から後方に突出した固定部としての板状の爪部78,78とを備えている。
クランプ部本体77は、両側部が上記取付板47,47に回動可能に軸支されて取り付けられ、固定体付勢手段としてのコイルばね79により上方に付勢されていることで、爪部78,78側である後側が下方に向けて付勢されている。また、このクランプ部本体77の上部には、クランプ部32を手動操作するための固定体操作部としてのクランプ操作部81が上方に突出して設けられている。また、クランプ部本体77のクランプ操作部81の後部には、爪部78,78が形成される固定体突出部としてのクランプ突出部82が突出して形成されている。
クランプ操作部81は、上記コイルばね79による付勢に抗してクランプ部本体77の後部側を上方へと回動させるように操作するためのつまみ部である。なお、このクランプ操作部81は、集塵袋8を取り付けない状態で蓋体5を閉じようとすると、蓋体5の一部が当接することでこの蓋体5により集塵室9を閉じられないようにすることにより、集塵袋8を集塵室9に取り付けない状態で誤って電気掃除機を駆動させることを防止する誤動作防止機能を有している。
爪部78,78は、クランプ部本体77の幅方向に互いに離間された位置にそれぞれ形成され、下端部がクランプ突出部82から下方に突出した爪78aとなっており、この爪78aから上端へと後方に傾斜した傾斜面であるガイド面78bが後部に形成されている。すなわち、各爪部78は、爪78a側が前方に向けて傾斜している。さらに、各爪部78とクランプ操作部81の後部との間には、各爪部78の補強用の補強リブ84が形成されている。そして、各爪部78は、保持枠31の挿入口37と略等しい高さ位置、あるいは挿入口37よりも上方に位置し、かつ、保持枠31の各支持面部58の突出板部72の上端よりも下方に位置している。換言すれば、保持枠31の各支持面部58の突出板部72は、爪部78,78よりも集塵袋8の口枠21の挿入側である上方に突出している。
爪78aは、保持枠31に保持された集塵袋8の口枠21の上部後面に係止されることで、集塵袋8を保持枠31に対して抜け止めするものである。
ガイド面78bは、上端である先端側が、保持枠31が本体吸込口11から離間される後方に移動した状態で保持枠31の挿入口37の上方で、この挿入口37の前端よりも後方、かつ、挿入口37の後端よりも前方の位置に突出している。換言すれば、ガイド面78bは、保持枠31が後方に移動した状態で挿入口37の上方に臨んで位置している。
補強リブ84は、クランプ操作部81の上端後側から各爪部78の上端部へと連続して形成され、上側が、保持枠31の挿入口37へと傾斜状に形成された固定ガイド部としてのリブガイド部84aとなっている。このため、このリブガイド部84aは、集塵袋8の取り付けの際に、この集塵袋8の口枠21を挿入口37へと導く(呼び込む)ように構成されている。
次に、上記一実施の形態の動作を説明する。
まず、新たな集塵袋8を取り付ける場合には、本体ケース6の蓋体5を開け、集塵室9に集塵袋8を嵌着する。
このとき、図1に示すように、保持枠31は、トーションばね67によって後方(図中の右側)に付勢され、各規制爪部42の爪42aが各係止突部49に係止されることで、挿入口37側が下側よりも後方に傾斜した状態で保持されているため、作業者は、集塵袋8の口枠21を、保持枠31の上側から各支持面部58に沿わせて、上側に露出している挿入口37を介して保持空間74に、下端が支持部43に当接するまで各内面部55に沿って挿入する。
なお、集塵袋8の口枠21を、各支持面部58よりも前方の位置から挿入口37に挿入しようとした場合には、図3に示すように、口枠21の下部が補強リブ84のリブガイド部84aによって挿入口37側へとガイドされて挿入口37から保持空間74へと挿入される。
この状態で、口枠21の上端の前面側がクランプ部32の各爪部78のガイド面78bに当接していることにより、作業者が口枠21とともに保持枠31の上側を前方へと押し込むと、各爪部78を介してクランプ部32がコイルばね79の付勢に抗して前方へと回動し、さらに口枠21を前方へ押し込むことで、口枠21の前面側の吸込開口24の周縁部がシール部材18に圧接され、かつ、本体吸込口11に連通接続されたホース体12の連通管12aと口枠21の吸込開口24とが気密に接続される。
そして、口枠21が略垂直な状態となるまで保持枠31が移動すると、口枠21は、各溝部44に嵌合した区画板部51が下端に当接して支持部43から上方に押し上げられ、かつ、口枠21の前面側が各爪部78の爪78aを乗り越え、クランプ部32がコイルばね79の付勢により復帰方向に回動、すなわち爪部78側が下方へと回動し、各爪部78が口枠21を下方へと押さえて、図2に示すように、区画板部51との間で口枠21を上下に挟持した状態で爪78aが口枠21の後面に係合して、口枠21が集塵室9に固定される。この状態で、作業者は蓋体5を閉じる。
なお、既に集塵袋8が集塵室9に取り付けられている場合には、上記各作業は不要となる。
次いで、ホース体12の先端側の手元操作部13の把持部16を把持しつつ、この把持部16の所定の設定ボタン17をオンして本体ケース6内の電動送風機7を駆動させる。
そして、作業者は把持部16を把持し、ホース体12の先端側に延長管14を介して連通接続された床ブラシ15を前後方向に向けて操作して掃除する。
このとき、電動送風機7の駆動による負圧が、ホース体12、手元操作部13および延長管14を介して床ブラシ15まで作用し、床ブラシ15から塵埃とともに空気が吸い込まれ、この塵埃を含む吸込風が、延長管14、手元操作部13、ホース体12および本体吸込口11を経由して本体ケース6内に流入する。
そして、本体ケース6内に流入した吸込風は、集塵室9の集塵袋8内へと、すなわち、口枠21の吸込開口24から袋体22内へと、連通管12aに沿って導入され、袋体22を通過する際に、この袋体22により塵埃が捕集され、袋体22内に溜まる。
塵埃が除去された空気は、フィルタを通過した後、壁部25の連通孔を介して電動送風機室の電動送風機7に吸い込まれ、この電動送風機7を通過して排気風となり、本体ケース6の図示しない排気孔から外部へと排気される。
そして、集塵袋8に塵埃がいっぱいに溜まった際には、電動送風機7を停止させた状態で蓋体5を開けて集塵袋8を集塵室9から取り外す。
このとき、作業者は、クランプ部32のクランプ操作部81をつまみ、コイルばね79の付勢に抗してクランプ部32の各爪部78を上側へと回動させるようにクランプ部32を回動させると、各爪部78の爪78aの集塵袋8の口枠21への係合が外れ、各トーションばね67の付勢により保持枠31が集塵袋8とともに後方へと移動することで、挿入口37が保持枠31の上側に露出するので、この挿入口37から口枠21を上方へと引き出して集塵袋8を保持枠31(集塵室9)から取り外す。
そして、取り外した集塵袋8を廃棄した後には、新たな集塵袋8を集塵室9に装着して蓋体5を閉じ、電気掃除機を再度使用可能とする。
上述したように、上記一実施の形態によれば、挿入口37に挿入する集塵袋8の口枠21を挿入口37へとガイドする各支持面部58を、挿入口37よりも集塵袋8の口枠21の挿入側である上側に位置する各爪部78よりもさらに上側に突出させることで、集塵袋8の口枠21を挿入口37に挿入する際に、各支持面部58によって口枠21の挿入位置を矯正してこの口枠21が各爪部78に引っ掛かることを防止し、集塵袋8の口枠21を保持枠31の挿入口37に容易に挿入できる。
また、各爪部78に、集塵袋8の口枠21を挿入口37へと導くリブガイド部84aを保持枠31の挿入口37へと傾斜状に形成することで、口枠21を挿入口37に挿入する際に誤ってクランプ部32側に挿入しようとした場合でも、口枠21がリブガイド部84aに当接して挿入口37へと導かれることで、口枠21が各爪部78に引っ掛かることを確実に防止でき、口枠21を保持枠31の挿入口37に、より容易に挿入できる。
しかも、各爪部78の補強用の補強リブ84の一部を利用してリブガイド部84aを形成することで、別途のガイド部などを設けることなく構成を簡略化することが可能となる。
さらに、口枠21を係止固定する各爪部78の先端側が、保持枠31が後方に移動した状態で挿入口37の上方に突出することにより、リブガイド部84aに当接した口枠21を挿入口37へと、より確実にガイドできる。
そして、各支持面部58を板状に形成し、突出板部72を挿入口37の外側方へと突出させることにより、口枠21を挿入口37に挿入する際に、口枠21を各支持面部58の前面側に当てながら口枠21を挿入口37に対して位置合わせできるので、口枠21を挿入口37に対して、より容易に挿入できる。
また、保持ガイド部を、ガイド部36,36の後部に形成した板状の支持面部58により構成することで、保持枠31の大幅な設計変更をすることなく保持ガイド部を容易に形成できる。
なお、上記一実施の形態において、例えば各ガイド部36の上面部56の位置を各爪部78よりも上側となるように形成して保持ガイド部としても、同様の作用効果を奏することができる。すなわち、保持ガイド部は、各爪部78よりも集塵袋8の口枠21の挿入側に突出させれば、任意に構成できる。
さらに、固定部および固定ガイド部などの構成は、上記構成に限定されるものではない。
そして、集塵袋8の口枠21の挿入方向は、上下方向に限定されるものではないが、集塵袋8の取付性を考慮すると、蓋体5により集塵室9を開閉する方向に対応させることが好ましい。
また、電気掃除機の細部は、上記構成に限定されるものではなく、電気掃除機としては、キャニスタ型に限らず、集塵袋8を集塵室9に取り付けるものであれば、例えば自走式(走行補助式)や自律走行式(ロボット式)の電気掃除機などでもよく、また、例えば床ブラシ15が掃除機本体1の下面に直接形成されたアップライト型、あるいはハンディ型などであっても対応させて用いることができる。
本発明の一実施の形態の電気掃除機の集塵袋の保持部への挿入時の要部を示す縦断面図である。 同上集塵袋の固定時の要部を示す縦断面図である。 同上集塵袋を挿入口に挿入する際の固定ガイド部の作用を示す縦断面図である。 同上電気掃除機の保持部を示す斜視図である。 同上電気掃除機の要部を前方から示す斜視図である。 同上電気掃除機を示す斜視図である。
符号の説明
1 掃除機本体
7 電動送風機
8 集塵袋
9 集塵室
11 本体吸込口
21 口枠
31 保持部としての保持枠
37 挿入口
55 内面部
56 上面部
58 保持ガイド部としての支持面部
78 固定部としての爪部
84a 固定ガイド部としてのリブガイド部

Claims (3)

  1. 電動送風機を収容した掃除機本体と、
    この掃除機本体に設けられ、前記電動送風機の吸込側に連通する集塵室と、
    前記掃除機本体に設けられ、前記集塵室に連通する本体吸込口と、
    集塵袋の口枠が挿入される挿入口を備えこの挿入口から挿入された集塵袋の口枠を保持する保持部と、
    この保持部により保持された集塵袋の口枠を前記本体吸込口の下流側に連通させた状態で固定する固定部とを具備し、
    前記保持部は、前記挿入口の側方に位置する内面部と、この内面部の上部に位置する上面部と、前記固定部よりも集塵袋の口枠の挿入側に前記上面部よりも突出するとともに少なくとも一部が前記挿入口の側方に突出し、前記挿入口に挿入される集塵袋の口枠を前記挿入口へとガイドする板状の保持ガイド部を備えている
    ことを特徴とした電気掃除機。
  2. 固定部は、保持部の挿入口へと傾斜状に形成され集塵袋の口枠を前記挿入口へと導く固定ガイド部を備えている
    ことを特徴とした請求項1記載の電気掃除機。
  3. 保持部は、本体吸込口に対して接近および離間されるように可動的に設けられ、
    固定部は、集塵袋の口枠を係止して固定する爪部であり、前記保持部が前記本体吸込口から離間される側に移動した状態で、先端側が前記保持部の挿入口の上方に突出している
    ことを特徴とした請求項2記載の電気掃除機
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