JP2008289745A - 電気掃除機 - Google Patents

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Abstract

【課題】紙パック内の塵埃量を確実に検知できる電気掃除機を提供する。
【解決手段】紙パック21に挿入した挿入筒部84の軸方向に対して交差する位置にて、発光部211の発光部光伝達部材193のセンシング面207と受光部212の受光部光伝達部材194のセンシング面208とを互いに対向させる。発光部211からの発光を紙パック21の内方にて受光部212で確実に受光して、紙パック21内の塵埃量を塵埃検知部187で確実に検知できる。
【選択図】図1

Description

本発明は、集塵部の塵埃量を検知する塵埃検知部を備えた電気掃除機に関する。
従来、この種の電気掃除機は、後部に電動送風機を収容した掃除機本体を備えている。この掃除機本体の前部には、電動送風機の吸込側に連通して集塵室が設けられ、この集塵室には、集塵袋である紙パックが収容されている。この紙パックは掃除機本体の上部に開口形成された吸込口に連通する開口を上部に備え、この開口には、吸込口に着脱可能に接続されたホースが挿入されている。そして、このホースの紙パックに挿入された端部には、紙パックの底部である下方に向けて超音波を発生し、紙パックに捕集された塵埃の上部との距離を、超音波の反射を受信することで検知することによって紙パック内の塵埃量を検知する塵埃検知部である超音波センサが設けられている(例えば、特許文献1参照。)。
特開平5−84205号公報(第3頁、図3)
しかしながら、上述の電気掃除機では、紙パック内に捕集された塵埃の上部と超音波センサとの距離によって塵埃量を検知しているため、例えば塵埃が紙パック内に偏って集塵された場合などには、紙パック内の塵埃量を正確に検知できず、開口から塵埃が漏れるという問題点を有している。
本発明は、このような点に鑑みなされたもので、集塵部内の塵埃量を確実に検知できる電気掃除機を提供することを目的とする。
本発明は、掃除機本体に収容される集塵部に挿入され、電動送風機の駆動により集塵部へと塵埃を吸い込む挿入筒部と、この挿入筒部に少なくとも一部が設けられた発光部と、挿入筒部に少なくとも一部が設けられ発光部からの発光を受光する受光部とを備え、集塵部の塵埃量を検知する塵埃検知部とを具備し、挿入筒部に設けられた発光部と受光部とは、挿入筒部の軸方向に対して交差する方向に互いに対向しているものである。
本発明によれば、集塵部に挿入された挿入筒部の軸方向に対して交差する位置にて、発光部の少なくとも一部と受光部の少なくとも一部とを互いに対向させることにより、発光部からの発光を集塵部の内方にて受光部で確実に受光して集塵部内の塵埃量を塵埃検知部で確実に検知できる。
以下、本発明の一実施の形態の電気掃除機の構成を図1ないし図4を参照して説明する。
図2ないし図4において、1は掃除機本体であり、この掃除機本体1は、いわゆるキャニスタ型の電気掃除機である。この掃除機本体1は、本体ケース2と、この本体ケース2の上部に開閉可能に設けられた蓋体3とを有している。
そして、本体ケース2は、前後方向に長手状に形成された下ケース5と、この下ケース5の上側に取り付けられた上ケース6とを備え、電動送風機7を収容する電動送風機室8が後部に形成され、主集塵部としての集塵ユニット9が着脱可能に載置される集塵室10が前部に形成され、これら電動送風機室8と集塵室10との間に、隔壁部14が配設されている。
下ケース5の後側の両側部には、それぞれ大径の従動輪16(一方のみ図示)が回転自在に軸支されている。また、下ケース5の集塵室10の下方の下面には、旋回輪17が旋回自在に軸支されている。この結果、掃除機本体1は、従動輪16と旋回輪17とにより、被掃除面としての床面上を走行可能となっている。
電動送風機室8には、電動送風機7が、吸込側を前側、排気側を後側として、前後方向に配設されている。また、この電動送風機室8の電動送風機7の上方には、電動送風機7などの駆動を制御する図示しない制御手段が収容されている。さらに、この電動送風機室8には、複数の排気孔18が穿設されている。
集塵ユニット9は、集塵部としての集塵袋である紙パック21と、この紙パック21を着脱可能に保持して集塵室10に着脱可能な集塵袋ホルダとしての紙パックホルダ22とを有している。
紙パック21は、開口としてのパック開口24が開口形成された口枠25と、この口枠25に取り付けられた袋体26とを備えている。
口枠25は、例えばボール紙などの厚紙により板状に形成されている。
袋体26は、通気性素材である濾材を例えば複数積層して袋状に形成したもので、未使用状態で折り畳まれ、使用状態で集塵室10内の紙パックホルダ22の下方へと拡がるように構成されている。
一方、紙パックホルダ22は、紙パック21の口枠25を保持するホルダ本体28と、このホルダ本体28の一主面側から突設されたハンドル29とを有し、集塵室10の上端縁部に取り付け可能となっている。
ホルダ本体28は、略板状に形成され、中央部に、紙パック21のパック開口24に連通する開口部31が開口形成されている。また、このホルダ本体28のハンドル29と反対側の主面には、口枠25を挿入して摺動すなわちスライドさせて取り付ける図示しない溝部が形成されている。
ハンドル29は、ホルダ本体28の開口部31の両側に回動可能にそれぞれ軸支された基部45,45と、これら基部45,45間を接続する接続部46とで構成され、この接続部46と基部45との接続位置に、上記溝部の一部を動作させて紙パック21をホルダ本体28から外すための操作部としてのボタン47が設けられている。そして、このハンドル29は、基部45の基端に図示しないねじりばねが取り付けられて接続部46側がホルダ本体28から離間される方向へと付勢され、ホルダ本体28に対して鋭角すなわち90°未満の角度をなすように構成されている。
また、隔壁部14は、隔壁本体51と、この隔壁本体51に設けられた駆動機構52とを備えている。
隔壁本体51は、電動送風機室8と集塵室10との間を区画する壁状の部材で、電動送風機7の吸込側に接続されこの電動送風機7の吸込側と集塵室10とを連通させる連通筒部54が下側寄りの位置に穿設されている。また、隔壁本体51の上側寄りの位置には、電動送風機室8と蓋体3側とを連通する空気導入口である外気導入口55が穿設されている。さらに、これら連通筒部54と外気導入口55との上下方向の間の位置には、仕切壁部57が集塵室10側である前側へと略水平状に突設され、この仕切壁部57の下側が下側空間部58となっているとともに、仕切壁部57の上側が上側空間部59となっている。
仕切壁部57には、下側空間部58と上側空間部59とを連通する空間連通口61が開口形成されている。
下側空間部58には、紙パック21の下流側に対向するフィルタ63が配設されている。
上側空間部59には、蓋体3側の塵埃除去用の塵埃除去機構65が設けられている。この塵埃除去機構65は、駆動機構52により左右方向に沿って往復運動をするように構成されている。
駆動機構52は、外気導入口55と空間連通口61とのそれぞれの開閉を切り換えるもので、図示しない制御手段により回動されるモータ71と、このモータ71の回動により駆動されるギヤ部72と、このギヤ部72により駆動され外気導入口55を開閉する導入口開閉弁73と、空間連通口61を開閉する連通口開閉弁74とを有している。
モータ71は、電動送風機室8内に位置している。
ギヤ部72は、隔壁本体51の電動送風機室8側あるいは集塵室10側に回動可能に軸支された各種ギヤがそれぞれ歯合されたギヤ列であり、導入口開閉弁73と連通口開閉弁74とのそれぞれにクランク機構を介して接続され、これら開閉弁73,74を、互いに連動させて上下方向にそれぞれ動作させるように構成されている。
導入口開閉弁73は、外気導入口55の後側に位置している。
連通口開閉弁74は、横長の板状に形成され、仕切壁部57の基端側の上部に一長辺側が回動可能に軸支されている。
そして、蓋体3は、図1ないし図3に示すように、集塵室10の上側を開閉するもので、後部が上ケース6に上下方向に回動可能となるように軸支されている。この蓋体3は、下面を形成する蓋体下板81と、上面を形成する蓋体上板82と、蓋体下板81の内方に取り付けられた区画板83とを備え、蓋体下板81の略中央部に挿入筒部84が取り付けられている。また、蓋体上板82の前側には、前方上側に向けて傾斜状に取付凹部86が凹設され、この取付凹部86に、本体吸込口87を開口した環状の吸込口部材88が回動可能に取り付けられているとともに、この吸込口部材88の外周縁部を取付凹部86との間で挟持する保持部材としてのリング89が取り付けられている。
蓋体下板81には、塵埃分離部を形成する筒状の下板筒部91が前後方向の中心域に形成され、この下板筒部91の下端部が挿入筒部84の上部に気密に接続されている。また、この下板筒部91の後部には、通気開口92が穿設され、この通気開口92にメッシュフィルタ93が取り付けられている。さらに、蓋体下板81は、下板筒部91の後方に、上方へと傾斜した上方傾斜部94と、この上方傾斜部94の下方に離間されて位置する下方板部95とが形成され、これら上方傾斜部94と下方板部95との間に、通気開口92に連通する空間部96が形成され、この空間部96の後部に蓋体開口部97が開口され、かつ、この蓋体開口部97に、取付板98が取り付けられている。そして、取付板98には、下側に蓋体通気口101が開口形成されているとともに、この蓋体通気口101の上方に導入開口102が開口形成されている。そして、蓋体下板81の下縁部には、集塵室10と気密に接続するためのシール部材であるパッキン103が取り付けられている。
蓋体通気口101には、空間部96内に位置してフィルタとしての表面集塵フィルタであるプリーツフィルタ104が取り付けられている。このプリーツフィルタ104は、上流側から下流側へと凹設され上下方向に沿う図示しない溝部を複数有し、これら溝部が左右方向に順次形成されることで、いわゆるプリーツ形状をなしている。また、このプリーツフィルタ104は、上流面が下方に向くように上側が前方へと傾斜して配置されている。
導入開口102には、空間部96内に位置して導入開口開閉弁106が前後方向に回動可能に取り付けられている。この導入開口開閉弁106は、導入開口102の後方から前方へと通過する空気によってのみ開くように構成されている。そして、この導入開口102は、外気導入口55、導入口開閉弁73,106などとともに、所定条件時、例えば掃除を終了して電気掃除機の運転を停止するときに外気をプリーツフィルタ104の上流側面へと流してこのプリーツフィルタ104の上流側面に付着した塵埃を捕集するための空気導入機構である外気導入機構を構成している。なお、以下、外気とは、風路の外部に位置する空気をいい、必ずしも掃除機本体1の外部にある空気をいうものではない。
また、蓋体上板82には、取付凹部86の略中央部に挿入孔121が穿設され、この挿入孔121の周囲には、複数、例えば3つの本体側接点である接点板122が取り付けられている。また、挿入孔121には、本体吸込口87に連通して吸込口部材88から突設された導入筒部123が気密に挿入され、この導入筒部123が下板筒部91と気密に接続されている。
さらに、本体吸込口87には、ホース体141の下流端部である接続管141aが挿入されて接続され、このホース体141の先端側には、筒状の手元操作部142が一体的に設けられ、この手元操作部142の先端部には、伸縮可能な延長管143と吸込口体としての床ブラシ144とが順次連通接続される。また、手元操作部142には、掃除の際に把持する把持部145が突設され、この把持部145には、電動送風機の駆動状態、あるいは床ブラシ144内に設けられた図示しない電動部の駆動状態などを設定するための設定ボタン146が複数設けられている。そして、これら床ブラシ144、延長管143およびホース体141により、電動送風機7の駆動で床面から塵埃を吸い込むための管部147が構成されている。
吸込口部材88は、本体吸込口87に接続された管部147の回動に追従して一体的に回動するように構成されている。また、この吸込口部材88の取付凹部86に対向する部分には、接点板122に対応する吸込口部材側接点としての摺動接点である複数、例えば3つのスリップリング164が同心円状に形成されている。
ここで、スリップリング164は、手元操作部142および管部147側の電動部である床ブラシ144内の電動部などと掃除機本体1側とを接続するためのもので、導電性を有する金属などにより円環帯状に形成され、接点板122の先端部と接触して互いに電気的に接続されるように構成されている。
また、区画板83は、上板171と、この上板171に対して下方に離間された下板172とを有し、空間部96内に取り付けられ、上板171と下板172との間に第1風路としての上側風路173を区画しているとともに、下板172と蓋体下板81の下方板部95との間に第2風路としての下側風路174を区画している。さらに、区画板83には、後端部の左右方向略中央部に、上側風路173と連通しプリーツフィルタ104の上流側面である前側面に対向する第1風路開口としての角孔状の上側開口175が形成されているとともに、この上側開口175の下方に、下側風路174と連通しプリーツフィルタ104の上流側面である前側面に対向する角孔状の開口部としての第2風路開口である下側開口176が形成されている。
さらに、区画板83には、上板171の下部に、上側風路173を開閉する第1風路開閉弁としての上側風路開閉弁181が前後方向に回動可能に取り付けられているとともに、下板172の下部に、下側風路174を開閉する第2風路開閉弁としての下側風路開閉弁182が前後方向に回動可能に取り付けられている。
上側風路開閉弁181は、上側風路173を前方から後方へと通過する空気によってのみ開くように構成され、下側風路開閉弁182は、下側風路174を後方から前方へと通過する空気のよってのみ開くように構成されている。
そして、挿入筒部84は、上下方向に沿って形成された筒状の筒部本体185と、この筒部本体185の基端側である上端部から外方へと突出したフランジ部186とを備えている。さらに、このフランジ部186の上方である筒部本体185の外方には、紙パック21内に溜まった塵埃量を検知するための塵埃検知部187を構成する発光部本体としての発光体188を備えた基板である発光制御部189と、受光部本体としての受光体190を備えた基板である受光制御部191とが、左右に配置されている。そして、挿入筒部84には、筒部本体185およびフランジ部186に亘って屈曲形成され塵埃検知部187を構成する発光部光伝達部材193および受光部光伝達部材194(以下、これらを単に光伝達部材193,194という)が取り付けられている。
筒部本体185は、蓋体3と集塵室10との当接部よりも突出し、蓋体3を閉じた状態で紙パック21のパック開口24から袋体26の内部へと挿入されるもので、蓋体下板81の下板筒部91の下端部が気密に接続されている。また、この筒部本体185の内周部の互いに対向する位置には、光伝達部材193と光伝達部材194とが内部に配置される収容部196,197が軸方向に沿って形成され、これら収容部196,197の先端側に、筒部本体185の内周側に臨む開口198,199が開口形成されている。
フランジ部186には、円形状に形成されており、収容部196,197に連続するフランジ部収容部201,202が径方向に沿ってそれぞれ形成されている。また、フランジ部186の外周縁部には、蓋体3を閉じた状態で紙パックホルダ22の開口部31から露出した紙パック21の口枠25のパック開口24の周縁部に圧接されるシール部材であるパッキン204が取り付けられている。
発光制御部189は、フォトダイオードなどの発光体188からの赤外線などの発光を制御するものである。
受光制御部191は、発光制御部189から発光された赤外線などを、光伝達部材193,194を介して受光体190にて受光し、この受光により、紙パック21内の塵埃量を塵埃検知部187にて検知可能になっている。
光伝達部材193は、例えば透明な樹脂などにより形成され、基端側がフランジ部186から上方へと突出して発光体188に対向しているとともに、中間部がフランジ部186のフランジ部収容部201に嵌合して挿入筒部84の軸方向に沿って位置し、かつ、先端側が収容部196内に収容され、センシング部となる先端部であるセンシング面207が開口198から筒部本体185の内周側に臨んでいる。また、このセンシング面207は、筒部本体185の内周面となる収容部196の内周面に対して所定距離窪んで位置している。
同様に、光伝達部材194は、例えば透明な樹脂などにより形成され、基端側がフランジ部186から上方へと突出して受光体190に対向しているとともに、中間部がフランジ部186のフランジ部収容部202に嵌合して挿入筒部84の軸方向に沿って位置し、かつ、先端側が収容部197内に収容されている。さらに、この光伝達部材194は、センシング部となる先端部であるセンシング面208が開口199から筒部本体185の内周側に臨み、センシング面207と挿入筒部84内の風路を挟んで、換言すれば、挿入筒部84内でこの挿入筒部84の軸方向と交差する方向に互いに対向している。また、センシング面208は、筒部本体185の内周面となる収容部196の内周面に対して所定距離窪んで位置している。
さらに、発光制御部189と光伝達部材193とにより、発光部211が構成されているとともに、受光制御部191と光伝達部材194とにより、受光部212が構成されている。
そして、塵埃検知部187は、発光部211の発光制御部189および受光部212の受光制御部191が、それぞれ制御手段に電気的に接続されている。
次に、上記一実施の形態の動作を説明する。
まず、掃除を開始する際には、蓋体3を開き、紙パック21の口枠25を紙パックホルダ22のホルダ本体28の溝部間に挿入して紙パック21を紙パックホルダ22に取り付ける。
この後、紙パックホルダ22を集塵室10に装着し、蓋体3を閉じる。
このとき、蓋体3の蓋体下板81の下面が紙パックホルダ22のハンドル29を付勢に抗して下方へと押し下げ、このハンドル29がホルダ本体28に沿って略平行状態となるとともに、挿入筒部84のパッキン204が紙パック21の口枠25に圧接され、挿入筒部84の筒部本体185が紙パック21のパック開口24内へと挿入され、かつ、プリーツフィルタ104の溝部の下流側面が塵埃除去機構65と嵌合し、さらに、外気導入口55と導入開口102とが気密に接続される。同時に、蓋体3の下部のパッキン103が集塵室10の周縁部に圧接されて集塵室10が気密な状態で閉塞される。
そして、作業者は、蓋体3の本体吸込口87にホース体141の接続管141aを挿入して接続するとともに、このホース体141の先端側に延長管143および床ブラシ144を順次連通接続する。
さらに、作業者は把持部145を把持し、設定ボタン146により電動送風機7の動作モードを設定して電気掃除機の運転を開始すると、電動送風機7を設定された動作モードで駆動させ、床ブラシ144を床面上で前後に走行させて床面上の塵埃を床ブラシ144の先端側から吸い込む。
なお、この吸込状態では、駆動機構52により導入口開閉弁73が閉じ、連通口開閉弁74が開いた状態となっている。
このため、電動送風機7の駆動による負圧の作用によって、床ブラシ144の先端側から吸い込んだ空気は、延長管143およびホース体141を経て本体吸込口87へと吸い込まれ、下板筒部91にて紙パック21側と上側風路173を経由するプリーツフィルタ104側とに分岐され、これら分岐された空気が、空間連通口61にて合流した後、連通筒部54から電動送風機7へと吸い込まれ、かつ、電動送風機7を通過して排気風となり、排気孔18から排気される。
詳細には、この空気に含まれる塵埃のうち、粗塵は、慣性により下板筒部91を直進し、挿入筒部84の筒部本体185を介して紙パック21へと捕集され、この紙パック21を通過した空気に含まれる細塵はフィルタ63に捕集され、これら塵埃を捕集された空気が下側空間部58から連通筒部54を介して電動送風機7に吸い込まれる。一方、この空気に含まれる塵埃のうち、細塵は、下板筒部91にて通気開口92側へと分岐され、メッシュフィルタ93に捕集されるとともに、このメッシュフィルタ93を通過した微細塵は、上側風路173および上側開口175から空間部96へと流入し、プリーツフィルタ104により捕集され、これら塵埃を捕集された空気が上側空間部59から空間連通口61を介して下側空間部58へと流入して、連通筒部54から電動送風機7へと吸い込まれる。
そして、掃除を終了する際には、作業者が設定ボタン146により電動送風機7の動作モードを停止させると、制御手段がモータ71を介して駆動機構52を動作させて、塵埃除去機構65を駆動させてプリーツフィルタ104を左右に弾くとともに、導入口開閉弁73を開き、連通口開閉弁74を閉じる。
このため、プリーツフィルタ104にて捕集した微細塵が塵埃除去機構65の動作により蓋体下板81上に落下し、電動送風機室8内の空気が、外気導入口55から導入開口102を経てプリーツフィルタ104の上流側面を上側から下側へと通過した後、下側風路174、挿入筒部84、紙パック21、下側空間部58および連通筒部54を通過して電動送風機7に吸い込まれることで、プリーツフィルタ104に捕集した微細塵およびプリーツフィルタ104から塵埃除去機構65により除去した塵埃が紙パック21内に捕集される。
そして、制御手段は、所定時間が経過した後、電動送風機7を停止させ、さらに、発光制御部189の発光体188から赤外線などの光を発光させる。
この光は、光伝達部材193に入射し、この光伝達部材193内を通過してセンシング面207を介して開口198から挿入筒部84の軸方向に交差する方向へと出射する。
紙パック21内に塵埃が所定量以上、すなわちセンシング面207,208を含む平面位置以上の位置まで溜まっていない場合には、開口198から出射した光が遮られることがなく、そのまま開口199から光伝達部材194のセンシング面208へと入射し、光伝達部材194内を通過して受光体190に入射し、この受光体190に認識される。このため、この受光を検知した場合には、塵埃検知部187が、塵埃が所定量以上溜まっていないと判断し、この塵埃検知部187の動作を停止させ、電気掃除機の運転を完全に停止する。
一方、紙パック21内に塵埃が所定量以上溜まっている場合には、センシング面207,208間を遮るように塵埃の一部が位置することで、発光体188からの光が、センシング面207から出射した後、センシング面208に達する前に遮られ、受光体190にて光を認識しないことにより、塵埃検知部187が、塵埃が所定量以上溜まっていると判断し、制御手段が例えばブザーなどの音声手段、あるいはLEDなどの発光手段を介して、使用者に報知する。
このように、紙パック21に挿入された挿入筒部84の軸方向に対して交差する位置にて、発光部211の光伝達部材193と受光部212の光伝達部材194とを互いに挿入筒部84の風路を挟んで対向させることにより、例えば超音波を紙パック内の塵埃の上面に向けて出力し、その反射を受信することで塵埃量を検知する従来の場合などと比較して、発光部211の発光体188からの発光を紙パック21の内方にて受光部212の光伝達部材194で確実に受光して受光体190へと伝達できるので、紙パック21内の塵埃量を塵埃検知部187で確実に検知できる。
すなわち、紙パックに捕集された塵埃の上面に対してセンシングする従来の構成では、紙パック内に塵埃が一定に溜まっていかない場合などに紙パック内の塵埃量を確実に検知することが容易でなかったのに対して、上記一実施の形態では、紙パック21内で軸方向に交差する方向に発光部211からの発光が出射して受光部212で受光するため、紙パック21内での塵埃の溜まり方に拘らず紙パック21に捕集した塵埃量を確実に検知でき、パック開口24からの塵埃のこぼれを確実に防止できる。
特に、上記一実施の形態では、吸い込んだ空気を集塵室10(集塵ユニット9)側とプリーツフィルタ104側とに分岐するため、紙パック21に塵埃が充分に溜まった場合などでも空気がプリーツフィルタ104へとバイパスされて電動送風機7の電流値や吸込圧力が殆ど変化しないので、電動送風機の電流値や吸込圧力により紙パックの塵埃量や目詰まりを検知する従来の構成では紙パック21の塵埃量を検知できないので、発光部211と受光部212とを有する塵埃検知部187を用いることで、紙パック21に捕集した塵埃量を確実に検知できる。
また、電動送風機7の動作が停止した状態で塵埃検知部187が塵埃量をセンシングすることにより、電動送風機7の駆動により管部147から吸い込まれる塵埃を誤ってセンシングしてしまうことを防止し、紙パック21に捕集した塵埃のみを確実に検知できる。
さらに、発光部211は、発光体188を電動送風機7の吸込側に連通する風路の外部に配設し、光伝達部材193で光を伝達するとともに、受光部212は、受光体190を電動送風機7の吸込側に連通する風路の外部に配設し、光伝達部材194で光を受光することで、風路内を通過する塵埃が各制御部189,191に付着することを防止し、各制御部189,191の塵埃による誤動作などをも確実に防止できる。
すなわち、各制御部などを塵埃に対して完全にシールすると全体が大きくなってしまうため、これらを風路内に配置すると風路が圧迫されてしまうのに対して、上記一実施の形態によれば、塵埃検知部187の省スペース化が可能となり、風路が圧迫されることもない。
さらに、センシング面207,208を、挿入筒部84の内周面から所定距離窪んだ位置に設けることにより、センシング面207,208に塵埃が付着してこれらセンシング面207,208が汚れてしまうことなどを抑制して、感度低下を防止できる。
そして、挿入筒部84内には、電動送風機7の駆動時に空気が常時通過するため、センシング面207,208に塵埃が付着したなど場合でも、挿入筒部84を通過する吸込風により吹き飛ばせるので、塵埃検知部187の感度を確保できる。
なお、上記一実施の形態において、塵埃検知部187により塵埃量をセンシングするタイミングは、例えば電動送風機7の停止中であれば任意に設定でき、また、電動送風機7の運転中であっても、対応させて構成することも可能である。
また、集塵部としては、紙パック21以外でも、例えば集塵カップなどでも対応させて用いることができる。
さらに、駆動機構52、塵埃除去機構65、発光部211および受光部212などのそれぞれは、上記構成に限定されるものではなく、光伝達部材193,194は、挿入筒部84の風路を挟んで互いに対向して配置すれば、挿入筒部84のいずれの位置に設けてもよい。
そして、挿入筒部84は、上記一実施の形態では蓋体3に形成したが、例えばホース体141の接続管141aを紙パック21内へと挿入可能に突出させて挿入筒部としてもよい。
また、電気掃除機の細部は、上記構成に限定されるものではなく、電気掃除機としては、キャニスタ型に限らず、例えば自律走行式(ロボット式)の電気掃除機、あるいはハンディ型などでも対応させて用いることができる。
本発明の一実施の形態の電気掃除機の蓋体を正面から示す縦断面図である。 同上電気掃除機を側面から示す縦断面図である。 同上蓋体を開いた状態を示す斜視図である。 同上電気掃除機を示す斜視図である。
符号の説明
1 掃除機本体
7 電動送風機
21 集塵部としての紙パック
84 挿入筒部
187 塵埃検知部
188 発光部本体としての発光体
190 受光部本体としての受光体
193 発光部光伝達部材
194 受光部光伝達部材
211 発光部
212 受光部

Claims (3)

  1. 電動送風機を収容した掃除機本体と、
    この掃除機本体に収容される集塵部に挿入され、前記電動送風機の駆動により前記集塵部へと塵埃を吸い込む挿入筒部と、
    この挿入筒部に少なくとも一部が設けられた発光部と、前記挿入筒部に少なくとも一部が設けられ前記発光部からの発光を受光する受光部とを備え、前記集塵部の塵埃量を検知する塵埃検知部とを具備し、
    前記挿入筒部に設けられた前記発光部と前記受光部とは、前記挿入筒部の軸方向に対して交差する方向に互いに対向している
    ことを特徴とした電気掃除機。
  2. 発光部は、
    挿入筒部の基端側の風路外に配置され、発光する発光部本体と、
    前記挿入筒部に沿って設けられ、先端が前記挿入筒部の先端側に位置し、基端が前記挿入筒部外で前記発光部本体と対向して位置し、前記発光部本体からの発光を導く発光部光伝達部材とを有し、
    受光部は、
    前記挿入筒部の基端側の風路外に配置され、受光する受光部本体と、
    前記挿入筒部に沿って設けられ、先端が前記挿入筒部の先端側に前記発光部光伝達部材の先端と対向して位置し、基端が前記挿入筒部外で前記受光部本体と対向して位置し、前記発光部光伝達部材を介して前記集塵部内に導かれた発光を前記受光部本体へと導く受光部光伝達部材とを有している
    ことを特徴とした請求項1記載の電気掃除機。
  3. 発光部光伝達部材と受光部光伝達部材との先端が、挿入筒部の内側面に対して窪んだ位置に設けられている
    ことを特徴とした請求項2記載の電気掃除機。
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