JP5840424B2 - 電気掃除機 - Google Patents

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Description

本発明の実施形態は、発光部から発光された光の受光部での受光量に基づき風路を通過する塵埃量を検出する光センサを備えた電気掃除機に関する。
従来、電気掃除機は、電動送風機を収容した掃除機本体と、電動送風機の吸込側に連通する集塵部と、この集塵部に連通する風路とを備え、電動送風機の駆動により生じた負圧によって空気とともに風路に吸い込んだ塵埃を集塵部に捕集している。
そして、集塵部の上流側に、風路を通過する塵埃量を検出する塵埃量検出手段である光センサが配置された電気掃除機が知られている。この光センサは、互いに対向する発光部と受光部とを有しており、発光部から発光された光の受光部での受光量に対応して風路を通過する塵埃量を検出するように構成されている。すなわち、発光部から発光された光は、風路を通過する塵埃量が多くなるほど妨げられやすく、受光部に到達しにくくなるため、この光センサは、受光部での受光量の大小に対応して、風路を通過する塵埃量が多いか少ないかを検出できるようになっている。そして、このように検出した塵埃量が相対的に多い場合には、電動送風機の入力を相対的に増加させて効率よく塵埃を吸い込んで掃除するとともに、検出した塵埃量が相対的に少ない場合には、電動送風機の入力を相対的に低下させて省電力化を図っている。
しかしながら、発光部と受光部とは断面円形状の風路の直径に沿って互いに略一直線上に対向して位置しているため、光センサの検出範囲は主として風路の直径近傍となり、この直径近傍から離れた領域を通過する塵埃を検出できないことがある。
このような塵埃の検出精度を向上するためには、光センサの数を増加させることが考えられるものの、光センサの数を増加させた場合、各光センサによる塵埃量の検出を互いに独立させることが容易でなく、例えば同一の塵埃を複数の光センサで同時に検出することなどにより塵埃量を誤検出するなどの誤動作をするおそれがあるとともに、製造コストの増加および構造の複雑化を招くおそれがある。
特許第2956235号公報 特許第3129320号公報
本発明が解決しようとする課題は、光センサによる塵埃の検出範囲を絞り込み、塵埃量の検出精度を向上した電気掃除機を提供することである。
実施形態の電気掃除機は、電動送風機を収容した掃除機本体を有する。また、この電気掃除機は、扁平形状の扁平部を少なくとも一部に備え、電動送風機の吸込側に連通する風路を形成する風路形成部を有する。さらに、この電気掃除機は、扁平部の長手方向に対向配置された発光部および受光部を備え、発光部から発光された光の受光部での受光量に基づき風路を通過する塵埃量を検出する光センサを有する。
第1の実施形態の電気掃除機の風路の扁平部を示す縦断正面図である。 同上電気掃除機の掃除機本体を示す縦断側面図である。 同上掃除機本体の内部を示す斜視図である。 同上掃除機本体の一部を示す斜視図である。 同上電気掃除機を示す斜視図である。 第2の実施形態の電気掃除機の掃除機本体を示す縦断側面図である。 第3の実施形態の電気掃除機の風路の扁平部を示す縦断正面図である。 第4の実施形態の電気掃除機の風路の扁平部を模式的に示す縦断正面図である。 第5の実施形態の電気掃除機の風路の扁平部を模式的に示す縦断正面図である。
以下、第1の実施形態の構成を図1ないし図5を参照して説明する。
図5において、11はいわゆるキャニスタ型の電気掃除機を示し、この電気掃除機11は、吸込風路体(風路形成体)である管部12と、この管部12が着脱可能に接続される掃除機本体13とを有している。
管部12は、掃除機本体13に接続される接続管部15と、この接続管部15の先端側に連通する可撓性を有するホース体16と、このホース体16の先端側に設けられた手元操作部17と、この手元操作部17の先端側に着脱可能に接続される延長管18と、この延長管18の先端側などに着脱可能に接続される吸込口体としての床ブラシ19とを備えている。
手元操作部17には、ループ状の把持部21がホース体16側へと突出し、この把持部21の上部には、操作用の設定ボタン22が複数設けられている。
また、掃除機本体13は、図2ないし図5に示すように、大径の走行輪23を両側に有し旋回輪24を下部に有する本体ケース25を備え、この本体ケース25の上部には、集塵部としての集塵装置26が着脱可能となっている。そして、掃除機本体13は、走行輪23および旋回輪24によって被掃除面である床面上を少なくとも前後方向に沿って走行(移動)可能に構成されている。
本体ケース25は、例えば合成樹脂などにより形成されており、本体部31と、この本体部31の前部に突設された突出受部32とを一体的に有している。そして、本体ケース25の内部には、これら本体部31と突出受部32とに亘って、内部に風路Wを区画するダクト部である風路形成部33が配置されている。
本体部31は、集塵装置26の後側に位置する部分であり、内部の一側に電動送風機室35が区画され、内部の他側に電源室であるコードリール室36が区画されて、これら電動送風機室35とコードリール室36との間に図示しない隔壁が形成されているとともに、両側に走行輪23が位置している。そして、電動送風機室35には、電動送風機38およびこの電動送風機38の動作を制御する制御手段としての制御回路部39が収容されており、コードリール室36には、電動送風機38および制御回路部39に給電するための電源部として、電源コード40を出し入れ可能に巻回したコードリール装置41が収容されている。また、この本体部31の前端部には、集塵装置26の後部に対向し上下方向に沿う対向面部42と、この対向面部42の両側に位置する側面部43,43とが形成されている。そして、対向面部42には、本体ケース25に装着された集塵装置26とそれぞれ連通する例えば四角形状の吸気開口部44と連通開口部45とが上下に開口形成され、側面部43,43には、集塵装置26を着脱方向にガイドするガイド部46,46が形成され、かつ、対向面部42の連通開口部45の下部には、集塵装置26を着脱方向にガイドする補助ガイド部47が形成されている。さらに、この本体部31の後端部には、電動送風機室35などに連通し電動送風機38からの排気を本体ケース25の外部へと排出する複数の排気孔48と、電源コード40の先端側が導出されるコード導出口49とが形成されている。また、この本体部31の上部には、掃除機本体13(本体ケース25)を把持するためのハンドル55が前後方向に回動可能に軸支されている。また、本体部31の上部には、コードリール装置41に電源コード40を巻き取る際に操作する操作部である操作ボタン56が配置されている。
また、電動送風機38は、設定ボタン22の操作に応じて、制御回路部39により動作が制御されるもので、電動送風機室35内に上下方向に沿って軸方向を有するように配置され、上側が吸込側、下側が排気側となっている。そして、この電動送風機38の吸込側は吸気開口部44と連通している。
また、制御回路部39は、設定ボタン22と電気的に接続されており、この設定ボタン22の操作により設定された動作モード(例えば強モード、中モード、弱モード、自動モード、停止モードなど)に電動送風機38の動作を設定するように構成されている。
また、吸気開口部44は、電動送風機38の吸込側に連通するものであり、前方上側に向けて開口している。さらに、この吸気開口部44は、対向面部42の連通開口部45と異なる位置、本実施形態では連通開口部45の上方に形成されており、左右幅方向に長手状となっている。また、この吸気開口部44は、対向面部42の上端部に位置しており、内部に格子状のリブ61が形成されている。また、この吸気開口部44の周縁部には、例えばゴムなどの弾性部材により形成された一方のシール部材である上部シール部材62が取り付けられている。
また、連通開口部45は、前方上側に向けて開口している。さらに、この連通開口部45は、風路形成部33の下流側と連通している。また、この連通開口部45は、吸気開口部44に対して下方に離間された位置に形成されている。そして、この連通開口部45の周縁部には、例えばゴムなどの弾性部材により形成された他方のシール部材である下部シール部材63が取り付けられている。
また、突出受部32は、集塵装置26の前側の下部を支持する部分であり、平面視で有底円筒状に形成され、本体部31の対向面部42の下部から前方に向けて上方へと傾斜して突出している。さらに、この突出受部32の前面には、管部12の接続管部15が接続される断面円形状の本体吸込口66が形成されており、この本体吸込口66が風路形成部33の上流端の開口となっている。そして、この突出受部32の下部には、旋回輪24が位置している。
そして、風路形成部33は、本体ケース25に対して装着された集塵装置26の上流側に連通することでこの集塵装置26を介して電動送風機38の吸込側と連通する部分、すなわち電動送風機38よりも上流側に位置する部分であり、突出受部32内に位置して前後方向に沿う長手状の導入部67と、この導入部67に連通し本体部31内に位置する扁平部としての風路形成部本体68とが連続して形成されている。この風路形成部33の内部に形成される風路Wは、集塵装置26を介して電動送風機38の吸込側と連通している。すなわち、この風路Wは、集塵装置26の上流側に位置している。
導入部67は、上流端である前端が本体吸込口66となっており、前後方向の中間部が本体吸込口66と同様の円筒状に形成され、かつ、下流端である後端が上下方向に扁平な長方形状に形成されている。なお、この導入部67の各部での断面積は、本体吸込口66の断面積と略等しい一定値となるように設定されている。
また、風路形成部本体68は、上流側を構成し前後方向に沿って延びる上流側風路部68aと、下流側を構成し上下方向に沿って伸びる下流側風路部68bと、これら風路部68a,68bを連通する屈曲部68cとを備えている。そして、この風路形成部本体68の全体は、断面形状(風路Wの軸線方向に直交する断面形状)が左右幅方向に長手方向を有する扁平な多角形状である長方形状となっている。すなわち、風路形成部本体68は、互いに対向する短辺である略平行な第1辺部Pa,Paと、これら第1辺部Pa,Paと交差(直交)する方向に互いに対向する長辺である略平行な第2辺部Pb,Pbとを備える断面形状に形成されている。そして、この風路形成部本体68の第1辺部Pa,Pa間の寸法である長手寸法Aと第2辺部Pb,Pb間の寸法である短手寸法Bとの比B/Aは、例えば1/2以下となっている。さらに、風路形成部本体68の各部での断面積(≒A×B)は、円形状の本体吸込口66(導入部67)の断面積と略等しい一定値となるように設定されている。すなわち、長手寸法Aは、本体吸込口66の径寸法よりも大きく、短手寸法Bは、本体吸込口66の径寸法よりも小さく設定されている。このように、風路形成部本体68の断面形状を扁平な形状とすることで、本体ケース25内を省スペース化し、掃除機本体13の小型化が可能になる。
上流側風路部68aは、上流端である前端が導入部67の下流端である後端と気密に接続されている。また、この上流側風路部68aは、風路形成部本体68中で最も扁平な形状、すなわち短手寸法Bが最も小さく設定されている。そして、この上流側風路部68aには、風路Wを通過する塵埃量を検出する光センサ71が配置されている。
この光センサ71は、例えば赤外光を発光する発光部72と、この発光部72により発光された赤外光を受光する受光部73とを互いに対向する位置に備えており、発光部72からの赤外光の受光部73での受光量によって、風路W中を通過する塵埃量に対応する信号を制御回路部39に出力可能となっている。そして、発光部72と受光部73とは、上流側風路部68aの上下方向の略中心位置に、長手方向に平行に互いに対向して配置されている。
発光部72は、赤外光などの光を出力するLEDなどの発光素子72a、この発光素子72aからの発光を風路W内へと導く発光側導光部材としての発光側レンズ72b、および、発光素子72aなどが実装された発光側基板72cなどを有している。
発光素子72aは、水平方向に沿って配置され、この水平方向へと風路W内に赤外光を出力するように構成されている。
また、発光側レンズ72bは、発光素子72aの赤外光の出力側を覆って発光側基板72cに配置されている。さらに、この発光側レンズ72bは、一方の第1辺部Paに穿設された発光側孔部72d内に、この発光側孔部72dを気密に閉塞するように嵌合しており風路Wの内部に臨んでいる。すなわち、発光側孔部72dから風路W内の空気が風路Wの外部へと流出することはない。
また、発光側基板72cには、図示しないが、発光素子72aを駆動および制御する各種素子が実装されており、一方の第1辺部Paに沿って配置されている。
同様に、受光部73は、発光部72から出力された赤外光を検出するフォトトランジスタなどの受光素子73a、発光部72から出力された光を受光素子73aへと導く受光側導光部材としての受光側レンズ73b、および、受光素子73aなどが実装された受光側基板73cなどを有している。
受光素子73aは、水平方向に沿って発光素子72a側に向けて配置されており、この発光素子72aから出力された赤外光を受光するように構成されている。
また、受光側レンズ73bは、受光素子73aに対する赤外光の入力側を覆って受光側基板73cに配置されている。さらに、この受光側レンズ73bは、他方の第1辺部Paに穿設された受光側孔部73d内に、この受光側孔部73dを気密に閉塞するように嵌合しており風路Wの内部に臨んでいる。すなわち、受光側孔部73dから風路W内の空気が風路Wの外部へと流出することはない。
また、受光側基板73cには、図示しないが、受光素子73aの受光量に応じて出力される信号を増幅して制御回路部39へと出力する各種素子が実装されており、他方の第1辺部Paに沿って配置されている。
また、下流側風路部68bは、下流側である上端側が連通開口部45と気密に接続されている。したがって、風路形成部33により、本体吸込口66と連通開口部45とが互いに連通している。さらに、この下流側風路部68bは、上流側風路部68aよりも短手寸法Bが大きく設定されている。
さらに、屈曲部68cは、下側から上側へと側面視でL字状(逆L字状)に屈曲して形成されている。
また、集塵装置26は、任意の構成とすることができるが、例えば電動送風機38の駆動により吸い込まれた空気を旋回させてこの空気に含まれる塵埃を遠心分離(サイクロン分離)して捕集する塵埃分離部としての遠心分離部、すなわち集塵部本体であるカップ部75と、このカップ部75の上部にこのカップ部75の遠心分離の軸と交差(直交)する面(前後方向に沿う面)に沿って着脱可能に取り付けられるフィルタ部76と、カップ部75に対して着脱可能でフィルタ部76の上部を覆うカバー部77とを備えている。
カップ部75は、例えば透光性を有する合成樹脂などにより円筒状に形成された遠心分離部本体としてのカップ本体81と、このカップ本体81の内部に配置された旋回部としての分離ネットであるセード部82と、例えば合成樹脂などにより円形板状に形成された蓋体としての底蓋83とを備えている。
カップ本体81は、塵埃を内部に収容するものであり、上端部がフィルタ部76と連通しているとともに、下端側がカップ本体81内に収容された塵埃を廃棄するための廃棄開口部84となっている。また、このカップ本体81の周面の後側には、電動送風機38の駆動により含塵空気をカップ本体81の内部に吸い込むための集塵部吸気口85が開口形成されている。さらに、このカップ本体81の後部である集塵部吸気口85の下方には、下方に向けて屈曲し集塵装置26を本体ケース25に装着した状態で補助ガイド部47に挿入係止される係止部86が突設されている。
集塵部吸気口85は、集塵装置26を本体ケース25に装着した状態で連通開口部45と連通するものであり、先端部である後端部が、連通開口部45の周囲の下部シール部材63に対して圧接される平面状となっている。さらに、この集塵部吸気口85は、カップ本体81内の接線方向に沿って含塵空気を導くように形成されている。
また、セード部82は、カップ本体81内を旋回する含塵空気の中心となる部分であり、円筒状に形成されており、外周に複数の開口82aを有し、これら開口82aにメッシュ状のフィルタ82bが取り付けられて構成されている。したがって、このセード部82の外部とカップ本体81の内周との間に、含塵空気が旋回する旋回風路部90が形成されている。
また、底蓋83は、カップ本体81の廃棄開口部84を気密に開閉するもので、例えばカップ本体81に対して前後方向に回動可能に軸支されている。
また、フィルタ部76は、通気の上流側と下流側とに交互に突出する複数の突出部を有するプリーツ状の細塵フィルタであるプリーツフィルタ97を備えている。このプリーツフィルタ97は、カップ本体81内のフィルタ82bで捕集する塵埃よりも小さい塵埃すなわち細塵を捕集可能となっている。
また、カバー部77の後部には、集塵装置26の排気口となる集塵部排気口107が形成されている。また、このカバー部77の集塵部排気口107の下部の両側には、本体ケース25の各ガイド部46が挿入される図示しないガイド部挿入部がそれぞれ形成されている。そして、このカバー部77の後部上側には、集塵装置26を本体ケース25に対して係止固定およびこの係止固定を解除可能な着脱操作部としての取り外しレバー109が可動的に配置されている。
また、集塵部排気口107は、集塵装置26を本体ケース25に装着した状態で吸気開口部44と連通するもので、その先端部である後端部には、吸気開口部44の周囲の上部シール部材62に対して圧接される平面状となっている。
次に、上記第1の実施形態の動作を説明する。
本体ケース25に対して、カップ部75のカップ本体81にフィルタ部76、セード部82およびカバー部77を取り付けた集塵装置26を装着すると、集塵部排気口107と吸気開口部44とが気密に接続されるとともに、集塵部吸気口85と連通開口部45とが気密に接続される。すなわち、集塵装置26の上流側が風路形成部33に、集塵装置26の下流側が電動送風機38の吸込側に、それぞれ気密に接続される。
そして、掃除の際には、本体吸込口66に接続管部15を接続することで、管部12の各部、すなわちホース体16、延長管18および床ブラシ19のそれぞれを(本体吸込口66、風路形成部33、連通開口部45、集塵部吸気口85、カップ部75、フィルタ部76、集塵部排気口107、吸気開口部44を介して)電動送風機38の吸込側と連通させるとともに、掃除機本体13のコード導出口49から電源コード40を引き出し、図示しない壁面などのコンセントに接続した後、把持部21を把持し、所望の設定ボタン22を操作することでこの操作により設定された動作モードで制御回路部39が電動送風機38を駆動させる。この電動送風機38の駆動により生じた負圧は、吸気開口部44、集塵部排気口107、フィルタ部76、カップ部75、集塵部吸気口85、連通開口部45、風路形成部33、本体吸込口66、および、管部12のホース体16、延長管18および床ブラシ19と順次作用し、この床ブラシ19から空気とともに塵埃を吸い込むことが可能になる。すなわち、電動送風機38の駆動により、管部12から集塵装置26を介して電動送風機38の吸込側へと空気の流れが形成される。
使用者は、床ブラシ19を床面上に載置し、掃除する箇所で前後に走行させて床面上の塵埃を吸い込む。なお、掃除する箇所を床面上で移動する場合には、ホース体16を引っ張ることで掃除機本体13を床面上で移動させる。
床ブラシ19から吸い込まれた含塵空気は、延長管18、ホース体16、本体吸込口66、風路形成部33を通過する。このとき、風路形成部33の風路形成部本体68の上流側風路部68aに配置された光センサ71において、風路Wを通過する塵埃量が検出され、この検出した塵埃量に基づいて、制御回路部39が予め設定された所定の制御、例えば電動送風機38の入力を光センサ71で検出した塵埃量に対応させて可変させる(検出した塵埃量の大小に応じて電動送風機38の入力を増減させる)などの制御をする。さらに、この含塵空気は、連通開口部45を介して集塵部吸気口85から集塵装置26内(カップ部75内)へと吸い込まれ、カップ本体81内の旋回風路部90で旋回される。この結果、比較的大きい綿ごみなどの塵埃すなわち粗塵が空気から遠心分離され、この粗塵がカップ本体81の内側面に沿って自重落下して捕集される。
粗塵が除去された空気は、フィルタ82bを通過した後、フィルタ部76のプリーツフィルタ97を通過することで、微細な塵埃すなわち細塵がプリーツフィルタ97に捕集される。
この後、プリーツフィルタ97を下流側へと通過した空気は、集塵部排気口107および吸気開口部44を介して電動送風機38へと吸い込まれる。そして、この電動送風機38を冷却した後、排気風となって電動送風機38から排気され、排気孔48から掃除機本体13(本体ケース25)の外部へと排気される。
掃除が終了すると、使用者が設定ボタン22を操作することにより、制御回路部39が電動送風機38を停止させる。
上述したように、上記第1の実施形態によれば、風路Wの扁平した位置、特に風路Wにおいて短手寸法Bが最も小さい位置である上流側風路部68aに長手方向に沿って光センサ71を配置することにより、光センサ71の数を増加させることなく風路Wに対する光センサ71の光軸の太さを相対的に高めることができる。したがって、塵埃の検出範囲を絞り込むことができ、塵埃量の検出精度を向上できる。
次に、第2の実施形態を図6を参照して説明する。なお、上記第1の実施形態と同様の構成および作用については、同一符号を付してその説明を省略する。
この第2の実施形態は、上記第1の実施形態の光センサ71が、風路形成部33の風路形成部本体68の屈曲部68c内の屈曲形状の外側寄りに配置されているものである。すなわち、光センサ71は、屈曲部68cの外側の角部近傍、すなわち屈曲部68c内の後部の下側寄りに配置されている。
そして、風路Wに吸い込まれた含塵空気は、導入部67から風路形成部本体68の上流側風路部68aを直進し、屈曲部68cを屈曲する。このとき、この含塵空気中の塵埃、特に比較的小さい塵埃である細塵は、慣性によって屈曲部68cの後部に当接しながら、換言すれば屈曲部68cの外側を通過しながら下流側風路部68bへと流れる。したがって、この屈曲部68c内の屈曲形状の外側寄りに配置された光センサ71によって、風路Wを通過する塵埃をより確実に検出でき、塵埃量の検出精度をより向上できる。
次に、第3の実施形態を図7を参照して説明する。なお、上記各実施形態と同様の構成および作用については、同一符号を付してその説明を省略する。
この第3の実施形態は、上記各実施形態の第1辺部Pa,Paに代えて、下方に向けて傾斜している傾斜面である第1辺部Pa1,Pa1を互いに対向して備えるものである。すなわち、これら第1辺部Pa1,Pa1は、それぞれ上側が下側よりも風路Wの中心側へと突出している。また、これら第1辺部Pa1,Pa1に配置された光センサ71の発光部72の発光側レンズ72bの先端および受光部73の受光側レンズ73bの先端は、それぞれ上下方向に沿って略垂直状に形成されている。そのため、これら発光側レンズ72bの先端および受光側レンズ73bの先端の上方には、それぞれ庇状に突出する突出部111が形成されている。
したがって、風路W内を上側から下側へと落下する塵埃が各レンズ72b,73bの先端に付着することを突出部111により防止でき、塵埃の付着に起因する光センサ71の感度の低下を防止できる。
特に、光センサ71は、本体吸込口66に対して下流側に離間された位置、すなわち使用者が手入れをしにくい箇所に配置されているため、第1辺部Pa1,Pa1の傾斜によって塵埃の付着を防止することで使用者が光センサ71の各レンズ72b,73bを頻繁に手入れをする必要がなくなり、使い勝手が向上する。
なお、上記各実施形態において、風路形成部本体68の内部の風路Wの断面形状は、例えば図8に示す第4の実施形態のように、楕円形状としてもよい。この場合には、例えば風路Wの断面形状の長軸に沿って光センサ71を配置し、特に長軸の両端に発光部72および受光部73を配置することにより、上記各実施形態と同様の作用効果を奏することができる。
また、上記第1ないし第3の実施形態において、図9に示す第5の実施形態のように、互いに対向し下方へと傾斜した傾斜面である第1辺部Pa2,Pa2、これら第1辺部Pa2,Pa2の下部に連続し上方へと傾斜して互いに対向する第2辺部Pb2,Pb2および第1辺部Pa2,Pa2間と第2辺部Pb2,Pb2間とに連続して互いに対向する第3辺部Pc2,Pc2を備える多角形状である六角形状などとしてもよい。この場合には、第1辺部Pa2,Pa2を第2辺部Pb2,Pb2よりも長く形成し、これら第1辺部Pa2,Pa2に光センサ71の発光部72および受光部73を配置することにより、上記第1ないし第3の実施形態のそれぞれと同様の作用効果を奏することができる。
そして、以上説明した少なくとも一つの実施形態によれば、風路Wの一部に形成された扁平部である風路形成部本体68の長手方向に光センサ71の発光部72および受光部73を対向配置することにより、光センサ71による塵埃の検出範囲を絞り込み、塵埃量の検出精度を向上できる。
すなわち、含塵空気中の比較的大きい塵埃である粗塵は、主として風路Wの中心軸に沿って移動するのに対して、含塵空気中の比較的小さい塵埃である細塵は、風路Wの周面近傍に沿って移動することがあるため、光センサ71を風路Wの扁平な風路形成部本体68に長手方向に沿って配置することで、光センサ71の数を増加させることなく風路Wの周面近傍を通過する細塵をも光センサ71で検出しやすくなる。したがって、光センサの数を増加させて各光センサによる塵埃量の検出の干渉などによる誤検出、すなわち誤動作を生じやすくしたり、製造コストの増加や構造の複雑化を生じたりすることなく、風路Wの断面の略全ての領域を通過する塵埃を従来と同様の(1つの)光センサ71により把握でき、塵埃量の検出精度を向上できる。
なお、上記各実施形態において、集塵装置26は、本体ケース25の内部に一体的に組み込む構成としてもよい。
また、電気掃除機11としては、キャニスタ型に限らず、縦長の掃除機本体13の下部に床ブラシ19が接続されたアップライト型、ハンディ型、あるいは自走式掃除機などでも対応して用いることができる。
さらに、電気掃除機11としては、電源部としてコードリール装置41を用いて商用交流電源により給電する構成以外でも、例えば二次電池などの電池を電源部として掃除機本体13に内蔵する構成としてもよい。
そして、本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
11 電気掃除機
13 掃除機本体
33 風路形成部
38 電動送風機
68 扁平部としての風路形成部本体
71 光センサ
72 発光部
73 受光部
Pa1,Pa2 傾斜面である第1辺部
W 風路

Claims (3)

  1. 電動送風機を収容した掃除機本体と、
    扁平形状の扁平部を少なくとも一部に備え、前記電動送風機の吸込側に連通する風路を形成する風路形成部と、
    前記扁平部の長手方向に対向配置された発光部および受光部を備え、前記発光部から発光された光の前記受光部での受光量に基づき前記風路を通過する塵埃量を検出する光センサと
    を具備したことを特徴とした電気掃除機。
  2. 扁平部は、少なくとも一部が屈曲状に形成され、
    光センサの発光部および受光部は、前記扁平部内の屈曲している部分の屈曲形状の外側寄りに配置されている
    ことを特徴とした請求項1記載の電気掃除機。
  3. 扁平部は、下方に向けて傾斜し互いに対向する傾斜面を有し、
    光センサの発光部および受光部は、前記扁平部の前記傾斜面に配置されている
    ことを特徴とした請求項2記載の電気掃除機。
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