JP2008289686A - 集塵袋ホルダ - Google Patents

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Abstract

【課題】紙パックに直接触れることなく紙パックを容易に取り外しできる紙パックホルダを提供する。
【解決手段】紙パック21をホルダ本体28の溝部32に対して摺動させて挿入することで、紙パック21を溝部32に容易に保持できる。紙パック21を溝部32に保持した後は、ボタン47を押し操作することにより、溝部32の一方を形成するクランプ体37を動作させる。クランプ体37の爪部37a,37aを、これら爪部37a,37aに対向する爪部36,36に対して離間させる方向へと動作させて紙パック21の保持を解除する。溝部32が開いて紙パック21が自重でホルダ本体28から外れるので、紙パック21に直接触れることなく紙パック21を容易に取り外して廃棄できる。
【選択図】図1

Description

本発明は、集塵袋を保持して電動送風機を収容した掃除機本体に着脱させる集塵袋ホルダに関する。
従来、電気掃除機に用いる集塵袋である使い捨ての紙パックは、開口を備えた口枠と、この口枠に一体的に設けられた袋体とを備え、電動送風機を収容した掃除機本体に区画された集塵室に着脱される。このような紙パックを集塵室に対して容易に着脱し、また、着脱の際に作業者の手などが紙パックに直接触れることがないように、集塵袋ホルダである紙パックホルダを用いることがある。このような紙パックホルダとしては、紙パックの口枠を摺動させて保持するホルダ本体と、このホルダ本体から突出したハンドルとを備えた構成が知られている(例えば、特許文献1参照。)。
特開2006−223431号公報(第4頁、図2)
しかしながら、上述の紙パックホルダでは、塵埃を捕集した紙パックを集塵室から取り外す際には紙パックに触れなくてもよいものの、この紙パックを廃棄する際に、紙パックの口枠を直接握ってホルダ本体に対して取り付け時と反対方向へと摺動させて紙パックを集塵袋ホルダから取り外す必要があり、結果的に作業者が紙パックに触れてしまうという問題点を有している。
本発明は、このような点に鑑みなされたもので、集塵袋に直接触れることなく集塵袋を容易に取り外しできる集塵袋ホルダを提供することを目的とする。
本発明は、電動送風機の駆動により吸い込まれた塵埃を捕集する集塵袋が取り付けられ、この取り付けられた集塵袋を保持する対をなす溝部を備え、電動送風機を収容した掃除機本体に着脱可能なホルダ本体と、溝部の少なくともいずれか一方を形成し、所定の操作により動作して集塵袋の保持を解除する保持部とを具備したものである。
本発明によれば、集塵袋を取り付けて溝部に保持した後は、この溝部の少なくともいずれか一方を形成する保持部を所定の操作により動作させて保持を解除することで集塵袋がホルダ本体から取り外されるので、集塵袋に直接触れることなく集塵袋を容易に取り外しできる。
以下、本発明の一実施の形態の構成を図1ないし図9を参照して説明する。
図7ないし図9において、1は掃除機本体であり、この掃除機本体1は、いわゆるキャニスタ型の電気掃除機である。この掃除機本体1は、本体ケース2と、この本体ケース2の上部に開閉可能に設けられた蓋体3とを有している。
そして、本体ケース2は、前後方向に長手状に形成された下ケース5と、この下ケース5の上側に取り付けられた上ケース6とを備え、電動送風機7を収容する電動送風機室8が後部に形成され、主集塵部としての集塵ユニット9が着脱可能に載置される集塵室10が前部に形成され、これら電動送風機室8と集塵室10との間に、隔壁部14が配設されている。
下ケース5の後側の両側部には、それぞれ大径の従動輪16(一方のみ図示)が回転自在に軸支されている。また、下ケース5の集塵室10の下方の下面には、旋回輪17が旋回自在に軸支されている。この結果、掃除機本体1は、従動輪16と旋回輪17とにより、被掃除面としての床面上を走行可能となっている。
電動送風機室8には、電動送風機7が、吸込側を前側、排気側を後側として、前後方向に配設されている。また、この電動送風機室8の電動送風機7の上方には、電動送風機7などの駆動を制御する図示しない制御手段が収容されている。さらに、この電動送風機室8には、複数の排気孔18が穿設されている。
集塵ユニット9は、集塵部としての集塵袋である使い捨ての紙パック21と、この紙パック21を着脱可能に保持して集塵室10に着脱可能な集塵袋ホルダとしての紙パックホルダ22とを有している。
紙パック21は、開口としてのパック開口24が開口形成された口枠25と、この口枠25に取り付けられた袋体26とを備えている。
口枠25は、例えばボール紙などの厚紙により板状に形成されている。
袋体26は、通気性素材である濾材を例えば複数積層して袋状に形成したもので、未使用状態で折り畳まれ、使用状態で集塵室10内の紙パックホルダ22の下方へと拡がるように構成されている。
一方、紙パックホルダ22は、図1ないし図6に示すように、紙パック21の口枠25を保持するホルダ本体28と、このホルダ本体28の一主面側から突設されたハンドル29とを有し、集塵室10の上端縁部に取り付け可能となっている。
ホルダ本体28は、略板状に形成され、中央部に、紙パック21の口枠25が露出してパック開口24と連通する丸孔状の開口部31が開口形成され、この開口部31の両側に亘ってハンドル29が回動可能に軸支されている。また、このホルダ本体28のハンドル29と反対の主面側には、口枠25を挿入して摺動すなわちスライドさせて取り付ける溝部32が開口部31の両側に形成されている。さらに、このホルダ本体28の前側および両側には、このホルダ本体28を囲むように壁部33が設けられている。このため、ホルダ本体28の後側は、溝部32に連通し紙パック21を溝部32に挿入する際の挿入口34として開放されている。換言すれば、ホルダ本体28は、紙パック21の口枠25を、挿入口34からホルダ本体28の下面側に沿って前側へと摺動させることで溝部32に保持するように構成されている。そして、ホルダ本体28には、ハンドル29の後側の位置に、このハンドル29が倒れた状態で嵌合可能な嵌合凹部35が形成されている。
溝部32は、ホルダ本体28から突設された複数の爪部36、および、左右方向の中心線に対してこれら爪部36と反対側に設けられた保持部としてのクランプ体37の爪部37a,37aと、ホルダ本体28の下側の主面との間に形成されている。
各爪部36の先端側は、ホルダ本体28に対して平行となるようにクランプ体37の爪部37a側へと屈曲されている。
クランプ体37は、爪部37a,37aを備えたクランプ体本体37bを有し、このクランプ体本体37bの爪部37a,37a間に、これら爪部37a,37aを離間する切欠空間部37cが形成され、ホルダ本体28の一側部である図4中の右側に穿設された取付孔38に、ホルダ本体28の左右方向へと回動可能となるように取り付けられている。そして、このクランプ体37は、ホルダ本体28からハンドル29側である上側に突出した部分が、ホルダ本体28の上側の主面に取り付けられた被覆部材39により開口部31側が覆われている。
各爪部37aは、ホルダ本体28の下側の主面に対して平行となるように屈曲されている。
クランプ体本体37bは、爪部37a,37aの上側寄りの位置にて、クランプ体本体37bの両側に回動軸37d,37dが突設され、かつ、切欠空間部37cの上部で回動軸37dよりも上側の位置にて、爪部37aの屈曲方向と同方向に支持突部37eが突設されている。また、このクランプ体本体37bは、厚み方向の支持突部37eと反対側、すなわち支持突部37eの突出方向と反対側の上部に、上側が円弧状に湾曲した当接部としての湾曲面部37fが形成されている。
回動軸37dは、取付孔38にてホルダ本体28に軸支されている。
支持突部37eは、被覆部材39との間に、付勢部材としてのばね41を保持している。したがって、クランプ体37は、このばね41により、回動軸37dよりも上側が開口部31と反対方向であるホルダ本体28(紙パックホルダ22)の側方へと、換言すれば回動軸37dよりも下側に位置する各爪部37aが溝部32を閉じる方向へと付勢されている。
湾曲面部37fは、クランプ体37を動作させる伝達機構としてのクランプ部43と接触することでクランプ体37の上側をばね41による付勢に抗して開口部31側へと回動させるための接触面である。
被覆部材39は、クランプ体37の上側、前側、後側および開口部31側をそれぞれ覆う被覆部材本体39aと、この被覆部材本体39aの前後に設けられたねじ止め部39b,39bとを備えている。
被覆部材本体39aは、ばね41をクランプ体37の支持突部37eとの間に保持する部分である。また、この被覆部材本体39aは、開口部31と反対側の上部にハンドル29に対向して被覆部材開口39cが前後方向に長孔状に形成され、この被覆部材開口39cからクランプ体37の湾曲面部37fがハンドル29側へと露出している。
各ねじ止め部39bには、ねじ44がそれぞれ螺合され、これらねじ44により被覆部材39がホルダ本体28に固定されている。
一方、ハンドル29は、ホルダ本体28の開口部31の両側に回動可能にそれぞれ軸支された基部45,45と、これら基部45,45間を接続する接続部46とで構成され、この接続部46とクランプ体37側に位置する基部45との接続位置に、クランプ部43を駆動させるための操作部としてのボタン47が設けられている。
クランプ部43は、基部45内に上下方向に移動可能に配置された押圧部としてのクランプ部本体43aと、このクランプ部本体43aを上方向に付勢する付勢手段としての図示しないばねとを備えている。
クランプ部本体43aは、ボタン47に一体的に設けられ、基部45に沿って若干湾曲した長尺状の部材である。また、このクランプ部本体43aの先端部は、基部45の基端近傍にてクランプ体37に対向する位置に開口形成された基部開口45aから露出している。そして、このクランプ部本体43aの先端部が、ばねの付勢に抗してボタン47を押し操作することで、被覆部材開口39cから露出しているクランプ体37の湾曲面部37fに当接して、このクランプ体37の上側を開口部31側へと押し込んでクランプ体37を回動させることにより、爪部37a,37aを、溝部32を開く方向へと移動させることが可能となっている。このため、クランプ部43は、ハンドル29の回動角度中において、被覆部材開口39cが基部開口45aに対向する角度幅でボタン47の操作をクランプ体37へと伝達可能である。
基部45の基端部には、図示しないねじりばねが取り付けられており、このねじりばねにより、ハンドル29は、接続部46側がホルダ本体28から離間される方向へと付勢されている。なお、このハンドル29の通常状態での保持角度は、ホルダ本体28に対して鋭角すなわち90°未満の角度をなすように構成されている。
また、図7ないし図9に戻って、隔壁部14は、隔壁本体51と、この隔壁本体51に設けられた駆動機構52とを備えている。
隔壁本体51は、電動送風機室8と集塵室10との間を区画する壁状の部材で、電動送風機7の吸込側に接続されこの電動送風機7の吸込側を集塵室10とを連通させる連通筒部54が下側寄りの位置に穿設されている。また、隔壁本体51の上側寄りの位置には、電動送風機室8と蓋体3側とを連通する空気導入口である外気導入口55が穿設されている。さらに、これら連通筒部54と外気導入口55との上下方向の間の位置には、仕切壁部57が集塵室10側である前側へと略水平状に突設され、この仕切壁部57の下側が下側空間部58となっているとともに、仕切壁部57の上側が上側空間部59となっている。
仕切壁部57には、下側空間部58と上側空間部59とを連通する空間連通口61が開口形成されている。
下側空間部58には、紙パック21の下流側に対向するフィルタ63が配設されている。
上側空間部59には、蓋体3側の塵埃除去用の塵埃除去機構65が設けられている。この塵埃除去機構65は、駆動機構52により左右方向に沿って往復運動をするように構成されている。
駆動機構52は、外気導入口55と空間連通口61とのそれぞれの開閉を切り換えるもので、図示しない制御手段により回動されるモータ71と、このモータ71の回動により駆動されるギヤ部72と、このギヤ部72により駆動され外気導入口55を開閉する導入口開閉弁73と、空間連通口61を開閉する連通口開閉弁74とを有している。
モータ71は、電動送風機室8内に位置している。
ギヤ部72は、隔壁本体51の電動送風機室8側あるいは集塵室10側に回動可能に軸支された各種ギヤがそれぞれ歯合されたギヤ列であり、導入口開閉弁73と連通口開閉弁74とのそれぞれにクランク機構を介して接続され、これら開閉弁73,74を、互いに連動させて上下方向にそれぞれ動作させるように構成されている。
導入口開閉弁73は、外気導入口55の後側に位置している。
連通口開閉弁74は、横長の板状に形成され、仕切壁部57の基端側の上部に一長辺側が回動可能に軸支されている。
そして、蓋体3は、集塵室10の上側を開閉するもので、後部が上ケース6に上下方向に回動可能となるように軸支されている。この蓋体3には、前側上部に本体吸込口87が開口形成され、この本体吸込口87には、挿入筒部88が蓋体3の内部に連続して設けられ、この挿入筒部88の先端側が蓋体3を閉じた状態で紙パック21のパック開口24へと挿入されるように構成されている。また、挿入筒部88の周囲には、蓋体3を閉じた状態で紙パック21の口枠に圧接されるパッキン89が取り付けられている。さらに、挿入筒部88の後部には、通気開口92が開口形成され、この通気開口92にメッシュフィルタ93が取り付けられているとともに、この通気開口92に連通して、蓋体3の内部に、第1風路としての上側風路94と第2風路としての下側風路95とが後方に向けて上下に隣接して形成されている。また、これら風路94,95との合流位置である空間部96には、プリーツフィルタ98が配置され、このプリーツフィルタ98の上側に導入開口101が形成され、プリーツフィルタ98の下流側に、蓋体3を閉じた状態で塵埃除去機構65へと連通する蓋体通気口102が形成されている。そして、蓋体3の下縁部には、集塵室10と気密に接続するためのシール部材であるパッキン103が取り付けられている。
上側風路94には、第1風路開閉弁としての上側風路開閉弁104が前後方向に回動可能に取り付けられている。同様に、下側風路95には、第2風路開閉弁としての下側風路開閉弁105が前後方向に回動可能に取り付けられている。
導入開口101には、空間部96内に位置して導入開口開閉弁106が前後方向に回動可能に取り付けられている。そして、この導入開口101は、外気導入口55、導入口開閉弁73,106などとともに、所定条件時、例えば掃除を終了して電気掃除機の運転を停止するときに外気をプリーツフィルタ98の上流側面へと流してこのプリーツフィルタ98の上流側面の付着した塵埃を捕集するための空気導入機構である外気導入機構を構成している。なお、以下、外気とは、風路の外部に位置する空気をいい、必ずしも掃除機本体1の外部にある空気をいうものではない。
さらに、本体吸込口87には、ホース体111の下流端部である接続管111aが挿入されて接続され、このホース体111の先端側には、筒状の手元操作部112が一体的に設けられ、この手元操作部112の先端部には、伸縮可能な延長管113と吸込口体としての床ブラシ114とが順次連通接続される。また、手元操作部112には、掃除の際に把持する把持部115が突設され、この把持部115には、電動送風機7の駆動状態、あるいは床ブラシ114内に設けられた図示しない電動部の駆動状態などを設定するための設定ボタン116が複数設けられている。そして、これら床ブラシ114、延長管113およびホース体111により、電動送風機7の駆動で床面から塵埃を吸い込むための管部117が構成されている。
次に、上記一実施の形態の動作を説明する。
まず、掃除を開始する際には、蓋体3を開き、袋体26が折り畳まれた状態の紙パック21の口枠25を紙パックホルダ22のホルダ本体28の溝部32間に挿入口34側から挿入して紙パック21を紙パックホルダ22に保持する。
この状態で、作業者はハンドル29を把持して、紙パック21を保持した紙パックホルダ22を集塵室10の上側から装着し、蓋体3を閉じる。
このとき、蓋体3の下面が紙パックホルダ22のハンドル29を付勢に抗して下方へと押し下げ、このハンドル29がホルダ本体28の嵌合凹部35に嵌合して略平行状態となるとともに、蓋体3のパッキン89が紙パック21の口枠25に圧接され、挿入筒部88が紙パック21のパック開口24内へと挿入され、かつ、プリーツフィルタ98の溝部の下流側面が塵埃除去機構65と嵌合し、さらに、外気導入口55と導入開口101とが気密に接続される。
そして、作業者は、蓋体3の本体吸込口87にホース体111の接続管111aを挿入して接続するとともに、このホース体111の先端側に延長管113および床ブラシ114を順次連通接続する。
さらに、作業者は把持部115を把持し、設定ボタン116により電動送風機7の動作モードを設定して電気掃除機の運転を開始すると、電動送風機7を設定された動作モードで駆動させ、床ブラシ114を床面上で前後に走行させて床面上の塵埃を床ブラシ114の先端側から吸い込む。
なお、この吸込状態では、駆動機構52により導入口開閉弁73が閉じ、連通口開閉弁74が開いた状態となっている。
そして、電動送風機7の駆動による負圧の作用によって、床ブラシ114の先端側から吸い込んだ空気は、延長管113およびホース体111を経て本体吸込口87へと吸い込まれ、挿入筒部88にて紙パック21側と上側風路94を経由するプリーツフィルタ98側とに分岐され、これら分岐された空気が、空間連通口61にて合流した後、連通筒部54から電動送風機7へと吸い込まれ、かつ、電動送風機7を通過して排気風となり、排気孔18から排気される。
詳細には、この空気に含まれる塵埃のうち、粗塵は、慣性により挿入筒部88を直進して紙パック21へと捕集され、この紙パック21を通過した空気に含まれる細塵はフィルタ63に捕集され、これら塵埃を捕集された空気が下側空間部58から連通筒部54を介して電動送風機7に吸い込まれる。一方、この空気に含まれる塵埃のうち、細塵は、挿入筒部88にて通気開口92側へと分岐され、メッシュフィルタ93に捕集されるとともに、このメッシュフィルタ93を通過した微細塵は、上側風路94から空間部96へと流入してプリーツフィルタ98により捕集され、これら塵埃を捕集された空気が上側空間部59から空間連通口61を介して下側空間部58へと流入して、連通筒部54から電動送風機7へと吸い込まれる。
そして、掃除を終了する際には、作業者が設定ボタン116により電動送風機7の動作モードを停止させると、制御手段がモータ71を介して駆動機構52を動作させて、塵埃除去機構65を駆動させてプリーツフィルタ98を左右に弾くとともに、導入口開閉弁73を開き、連通口開閉弁74を閉じる。
このため、プリーツフィルタ98にて捕集した微細塵が塵埃除去機構65の動作により落下し、電動送風機室8内の空気が、外気導入口55から導入開口101を経て空間部96へと流入し、プリーツフィルタ98の各溝部の上流側面を上側から下側へと通過した後、下側風路95、挿入筒部88、紙パック21、下側空間部58および連通筒部54を通過して電動送風機7に吸い込まれることで、プリーツフィルタ98に捕集した微細塵およびプリーツフィルタ98から塵埃除去機構65により除去した塵埃が紙パック21内に捕集される。
そして、制御手段は、所定時間が経過した後、電動送風機7を停止させる。
紙パック21内に所定量以上の塵埃を捕集した際には、蓋体3を開いて紙パック21を廃棄する。
このとき、図8に示すように、蓋体3を開くと、蓋体3によりホルダ本体28へと押さえつけられていたハンドル29が、ねじりばねの付勢により復帰してホルダ本体28に対してパック開口24の開口方向に向けて鋭角をなすように起き上がり、上側から紙パック21のパック開口24が目視できる状態となる。
作業者は、ハンドル29を把持して紙パック21とともに紙パックホルダ22を上方へ引き上げて、この紙パック21を保持した紙パックホルダ22を、集塵室10から取り外す。
この状態では、ハンドル29がホルダ本体28に対して挿入口34側へと鋭角状に傾斜しているため、このハンドル29を把持すると、相対的に紙パックホルダ22の挿入口34側が若干上側を向くように傾斜して、紙パック21は、パック開口24が上向きとなった状態のまま紙パックホルダ22に保持される。
そして、ごみ箱などの上部において、作業者がハンドル29を把持した手の親指などでボタン47をホルダ本体28側へと押し込むと、図2(a)および図2(b)に示すように、クランプ部本体43aがばねの付勢に抗して下方へと移動し、このクランプ部本体43aの先端部がクランプ体37の湾曲面部37fに上側からホルダ本体28(紙パックホルダ22)の左右方向の中心側へと傾斜状に当接することで、クランプ体37の回動軸37d,37dよりも上側が開口部31方向へと回動し、回動軸37d,37dよりも下側の爪部37a,37aが爪部36から離間される方向へと移動する。
この結果、溝部32が開いて紙パックホルダ22による紙パック21の保持が解消され、この紙パック21が自重によりごみ箱へと落下して廃棄される。
このように、紙パック21をホルダ本体28の溝部32に対して摺動させて挿入することで、紙パック21を溝部32に容易に保持できるとともに、紙パック21を溝部32に保持した後は、所定の操作、ここではボタン47を押し操作することにより、溝部32の一方を形成するクランプ体37を動作させることで、溝部32を形成するクランプ体37の爪部37a,37aを、これら爪部37a,37aに対向する爪部36,36に対して離間させる方向へと動作させて紙パック21の保持を解除することにより、溝部32が開いて紙パック21が自重でホルダ本体28から取り外されるので、紙パック21に直接触れることなく紙パック21を容易に取り外して廃棄できる。
また、紙パック21を挿入口34からの摺動で紙パックホルダ22へ取り付け、クランプ体37の動作により挿入方向と交差する方向へと取り外す、すなわち、紙パック21の紙パックホルダ22への取り付け方向と取り外し方向とが異なっているため、紙パック21を紙パックホルダ22に取り付けやすいとともに、紙パック21および塵埃に手を触れずに容易に廃棄できる。
さらに、ホルダ本体28に把持用のハンドル29を設け、このハンドル29にクランプ体37を動作させるボタン47を設けることにより、ハンドル29を把持した手でボタン47を操作することが可能になり、例えば集塵室10からハンドル29を把持して紙パックホルダ22を紙パック21とともに取り外し、そのままごみ箱などまで運搬して、そのハンドル29を把持した手でボタン47を操作して紙パック21を廃棄するなど、紙パック21の取り外しから廃棄までを片手で行うことができ、使い勝手が向上する。
そして、ホルダ本体28に対するハンドル29の回動角度中の所定の角度幅でボタン47の操作をクランプ部43によりクランプ体37へと伝達できるため、ホルダ本体28に対してハンドル29を様々な角度として把持した場合でも、ボタン47の操作によりクランプ体37を動作させて紙パック21を容易に取り外しでき、使い勝手が向上する。しかも、クランプ部43の先端部が基部開口45aから露出するので、このクランプ部43の先端部に対向する被覆部材開口39cの開口寸法を設定することで、クランプ部43によりボタン47の操作をクランプ体37へ伝達できる所定の角度幅を、容易に任意の角度に設定できる。
なお、上記一実施の形態において、ボタン47は、ハンドル29以外の位置に設けてもよい。
また、ハンドル29およびボタン47などを設けずに、作業者がクランプ体37を直接動作させるように構成してもよい。
さらに、紙パックホルダ22は、紙パック21を摺動させて取り付ける溝部32の少なくとも一方を形成する保持部を動作させて紙パック21の保持を解除する構成であれば、他の任意の構成とすることが可能である。
そして、紙パック21は、紙パックホルダ22に摺動により取り付ける以外でも、任意の方法で取り付けることが可能である。
また、電気掃除機の細部は、上記構成に限定されるものではなく、例えば通常の紙パック式の電気掃除機でもよく、また、電気掃除機としては、キャニスタ型に限らず、例えば自律走行式(ロボット式)の電気掃除機、あるいはハンディ型など、蓋体3が上側に位置して紙パック21を上側から集塵室10に取り付ける構成であれば、対応させて用いることができる。
本発明の一実施の形態の集塵袋ホルダを正面から示す縦断面図である。 同上集塵袋ホルダの保持部および伝達機構の動作を示す説明図である。 同上集塵袋ホルダを示す背面図である。 同上集塵袋ホルダを集塵袋側から示す平面図である。 同上集塵袋ホルダの保持部を示す斜視図である。 同上集塵袋ホルダを示す斜視図である。 同上集塵袋ホルダを備えた掃除機本体を側面から示す縦断面図である。 同上掃除機本体の蓋体を開いた状態を示す斜視図である。 同上電気掃除機を示す斜視図である。
符号の説明
1 掃除機本体
7 電動送風機
21 集塵袋としての紙パック
22 集塵袋ホルダとしての紙パックホルダ
28 ホルダ本体
29 ハンドル
32 溝部
37 保持部としてのクランプ体
43 伝達機構としてのクランプ部
47 操作部としてのボタン

Claims (3)

  1. 電動送風機の駆動により吸い込まれた塵埃を捕集する集塵袋が取り付けられ、この取り付けられた集塵袋を保持する対をなす溝部を備え、前記電動送風機を収容した掃除機本体に着脱可能なホルダ本体と、
    前記溝部の少なくともいずれか一方を形成し、所定の操作により動作して前記集塵袋の保持を解除する保持部と
    を具備したことを特徴とした集塵袋ホルダ。
  2. ホルダ本体に設けられた把持用のハンドルと、
    このハンドルに設けられ、保持部を動作させる際に操作する操作部と
    を具備したことを特徴とした請求項1記載の集塵袋ホルダ。
  3. ハンドルは、ホルダ本体に対して回動可能であり、
    前記ハンドルの回動角度中の所定の角度幅で操作部の操作を保持部へと伝達する伝達機構を具備した
    ことを特徴とした請求項2記載の集塵袋ホルダ。
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