JP4901975B2 - 電気掃除機 - Google Patents

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Description

本発明は電気掃除機、特に、集塵部にフィルターを着脱自在に設置する電気掃除機に関するものである。
従来の掃除機において、集塵部に配置されたウレタン等からなるフィルター(以下、「固定型フィルター」と称す)の清掃等を容易にするため、フィルターの吸気上流側に使い捨てのシート状フィルター(たとえば、テッシュ等)を着脱自在に設置して、フィルターの目詰まりを抑制しようとする発明が開示されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2005−318915号公報(第5頁、図2)
しかしながら、特許文献1に開示された電気掃除機は、シート状フィルターが集塵室の開閉扉として機能し、シート状フィルターにはフラットな取付面が形成されているため、集塵室に吸引された塵埃はシート状フィルターのフラットな面に付着するだけである。
このため、吸引された塵埃を廃棄するために集塵室を開けた際、塵埃の飛散が抑えられず、また、捕捉した塵埃が付着したシート状フィルターを廃棄する際、シート状フィルターからの舞い上がりを抑えることができず、周囲の清潔性が損なわれて使用者に不快感を与えるという問題があった。
そこで本発明は、このような課題を解決するためになされたものであり、着脱自在なシート状フィルターを設置するものであって、使用者は使用済みシート状フィルターに触れることなく、これを廃棄することを可能にし、吸引された塵埃および使用済みシート状フィルターを廃棄する時の清潔性を向上させる電気掃除機を提供するものである。
吸引力を発生する電動送風機と、前記電動送風機の吸引力により外気と塵埃を吸引するための風路と、前記風路内に塵埃を捕集する集塵室と、前記集塵室内に着脱自在に配置され塵埃を捕集するシート状フィルターを有する電気掃除機であって、
前記シート状フィルターを変形させて、該変形させたシート状フィルターの縁を閉じる塵埃覆い手段を設けた。
前記塵埃覆い手段が、一対の略コ字状のフレームと、前記フレーム同士を回動自在に接合するヒンジと、を具備し、前記ヒンジを開いた際に形成される略矩形状の枠体に、前記シート状フィルターの周囲が保持される。
前記集塵室は、一報の面に開口した風路開口部を有するケース体と、前記風路開口部を覆い、かつ、前記風路開口部から退避することができるように前記ケース体に回動自在に設置された固定型フィルター部とを有し、
前記ケース体を開口させる動作と連動して、前記塵埃覆い手段を動作させることを特徴とする。
したがって、本発明に係る電気掃除機は、固定型フィルター部を回動して集塵室を開ける動作によって、シート状フィルターが自動的に袋状になるため、捕集された塵埃は袋の中に収納される。このため、使用者は使用済みのシート状フィルターに触れることなくこれを廃棄することができ、また、捕集した塵埃の舞い上がりを抑えることができるから、周囲の清潔性が向上して使用者に不快感を与えることがなくなる。
本発明の実施形態1に係る電気掃除機を模式的に示す平面視の断面図。 図1に示す電気掃除機における集塵部の平面視の断面図。 図1に示す電気掃除機における塵埃覆い手段の断面図。 図1に示す電気掃除機における集塵の廃棄要領を示す側面視の断面図。 図1に示す電気掃除機における集塵の廃棄要領を示す側面視の断面図。 図1に示す電気掃除機における集塵の廃棄要領を示す側面視の断面図。 図1に示す電気掃除機におけるヒンジ開閉機構を説明する平面視の断面図。 図1に示す電気掃除機におけるヒンジ開閉機構を説明する平面視の断面図。 図1に示す電気掃除機におけるヒンジ開閉機構を説明する平面視の断面図。 本発明の実施形態2に係る電気掃除機を模式的に示す平面視の断面図。 図10に示す電気掃除機における塵埃覆い手段の平面図と側面図。 図10に示す電気掃除機における塵埃を廃棄する要領を説明する断面図。 図10に示す電気掃除機における塵埃を廃棄する要領を説明する断面図。 図10に示す電気掃除機における塵埃を廃棄する要領を説明する断面図。 図10に示す電気掃除機における塵埃を廃棄する要領を説明する断面図。 図10に示す電気掃除機における塵埃を廃棄する要領を説明する断面図。
[実施の形態1]
図1〜図3は本発明の実施形態1に係る電気掃除機を模式的に示すものであって、図1は平面視の断面図、図2は集塵部の平面視の断面図、図3の(a)は塵埃覆い手段の平面図、図3の(b)は塵埃覆い手段の断面図である。
(掃除機本体)
図1において、電気掃除機100は、掃除機本体1と、掃除機本体1内に配置された、塵埃を集塵する集塵部2と、集塵部2を通過する風路を形成する電動送風機3とから構成されている。
掃除機本体1の上流側には本体ダストカバー4が設置され、本体ダストカバー4は集塵部2を覆っている。そして、本体ダストカバー4の一部に、ホース5が着脱自在に接続される吸気流入口6が形成されているから、吸気流入口6から集塵部2を経由して電動送風機3に至る風路が形成されることになる。
(集塵部)
図2において、集塵部2は、ケース体7と、固定型フィルター部8とから構成されている。なお、本発明において本体上流部とは集塵部2および本体ダストカバー4から形成される部位を指しているが、本体ダストカバー4の設置が省略された場合には、集塵部2が本体上流部に相当することになる。
(ケース体)
ケース体7は二重管構造であって、固定型フィルター部8に回動自在に係止されケース外筒部7aと、ケース外筒部7aに連なるケース天井部7bと、ケース天井部7bに形成されたケース開口部7cと、ケース開口部7cを包囲してケース天井部7bに設置されたケース内筒部(以下「リブ」と称す場合がある)7eと、固定型フィルター部8を回動自在に設置するための回動支持部7dと、を具備している。そして、ケース開口部7cは本体ダストカバー4の吸気流入口6に連通している。
なお、ケース外筒部7aの内面には案内溝が形成されているが、図示していない。これについては別途詳細に説明する。
(固定型フィルター部)
固定型フィルター部8は、フィルター外筒部8aと、フィルター外筒部8aの天井に形成された略矩形状のフィルター開口部8cと、フィルター開口部8cの周囲に形成された塵埃覆い手段設置部8bと、ケース体7の回動支持部7dに係止して回動する回動係止部8dと、を具備している。
そして、着脱自在に設置されるシート状フィルター9を保持する塵埃覆い手段10が塵埃覆い手段設置部8bに設置されている。
また、フィルター開口部8cを取り囲む一次フィルター側面部11aと、一次フィルター側面部11aに接続された一次フィルター底面部11bとを具備する一次フィルター11(たとえば、SUSメッシュからなる)が、フィルター外筒部8aの中に設置され、一次フィルター11の一次フィルター底面部11bに対峙して二次フィルター12(たとえば、HEPAフィルターからなる)が設置されている。
(シート状フィルター)
シート状フィルター9は、塵埃覆い手段10に着脱自在に保持され、ケース端縁7fの下端において押さえられている(塵埃覆い手段10については、別途詳細に説明する)。このとき、ケース端縁7fの下端の形状が塵埃覆い手段10の開口部の周囲に略等しいため、塵埃覆い手段10のほとんどの範囲はケース端縁7fの外側(ケース端縁7fとフィルター外筒部8aとの間)に位置するため、塵埃覆い手段10上にあるシート状フィルター9の周縁部に塵埃が堆積することが防止されている。
なお、シート状フィルター9は、一次フィルター11の内面に当接して設けられており、「懐」を形成している。したがって、吸引された塵埃は、当該懐内に貯留することになる。このとき、シート状フィルター9の空気通過面積(集塵面積に同じ)は、当初の略平面状から、一次フィルター11の一次フィルター側面部11aの面積に略等しい面積分だけ大きくなり、圧力損失の低減に加え捕集することができる塵埃量も増している。
(塵埃覆い手段)
図3の(a)は塵埃覆い手段を吸気上流側から見た図であり、図3(b)は図3(a)の線A−Aの断面図である。図3において、塵埃覆い手段10が、一対の略コ字状の第一フレーム10aおよび第二フレーム10bと、第一フレーム10aの両先端と第二フレーム10bの両先端とを回動自在に接合する一対のヒンジ10c、10cと、第一フレーム10aの中央部(図3の(a)において紙面の上下方向の部位)の外側に回動自在に設置された接続アーム17、17と、を具備している。
したがって、ヒンジ10c、10cを開いた際、第一フレーム10aおよび第二フレーム10bによって矩形状の開口部10dを具備する「中抜きの枠体」が形成される。また、ヒンジ10c、10cを閉じた際、第一フレーム10aと第二フレーム10bとは相互に重なって略コ字状の二枚板が形成される。
また、第二フレーム10bには、バネ等により開口方向へ付勢しても良い(図示しない)。
(滑り止め材)
また、塵埃覆い手段10のシート状フィルター9と接触する面(上流側の面に同じ)には、それぞれ摩擦係数が大きな滑り止め材14a、14bが設けられている。これにより、シート状フィルター9が塵埃覆い手段10からずれて、外れることが防止されている。
なお、かかるずれ防止手段はこれに限定するものではなく、たとえば、シート状フィルターを塵埃覆い手段10上に挟み止める機構(塵埃覆い手段上に、三角山型、波型、凹凸型の形状などを設け、それらの嵌合により、シート状フィルターの縁を閉じ合わせる構成)であったり、シート状フィルターを塵埃覆い手段10上に接着する構成(たとえば、両面テープ、接着剤、粘着剤、水分、熱、圧力などにより、縁を閉じ合わせる構成)であったりしてもよい。
さらに、塵埃覆い手段10の第一フレーム10aには、上流側の面(図3の(b)において紙面の上側の面)に突出する複数のフレームピン15が設けられ、第二フレーム10bには複数のフレーム孔16が設けられ、ヒンジ10c、10cを閉じた際、フレームピン15はフレーム孔16に侵入するようになっている。たとえば、フレーム孔16の内径が4mmのとき、フレームピン15は、外径3mmの円柱型で先端に平面をもち、フレーム孔16に4mm以上に入り込むよう(高さ4mm以上に同じ)に構成されている。したがって、後記するように、シート状フィルター9の二枚に重なった周縁部は容易に剥離しないことになる(これについては別途詳細に説明する)。
(集塵の廃棄要領)
図4〜図6は本発明の実施形態1に係る電気掃除機における集塵の廃棄要領を模式的に示す側面視の断面図であって、図4はの塵埃の貯留形態、図5は集塵の廃棄形態、図6の(a)は一部の拡大図、図6の(b)はシート状フィルターの一部の拡大図である。なお、図2と同じ部分または相当する部分にはこれと同じ符号を付し、一部の説明を省略する。
図4において、シート状フィルター9は、前記のように、一次フィルター11(図示しない)の内面に張り付いて「懐」を形成しているから、吸引された塵埃は、当該懐内に貯留している。
図5において、塵埃覆い手段10のヒンジ10c、10cが回転されて閉じられると、第一フレーム10aと第二フレーム10bとは重なり、シート状フィルター9の周縁部は3辺が重なって「閉じられた袋」状になるから、貯留された塵埃は完全に覆われたことになる。なお、ヒンジ10c、10cが回転される機構については別途詳細に説明する。
図6の(a)において、フレーム孔16にフレームピン15が侵入した時、シート状フィルター9の二枚に重なった周縁部の当該範囲は、フレームピン15に押されて、フレーム孔16に押し込まれ、嵌合状態になる。このとき、「窪み跡」が形成され、該窪み跡に生じる摩擦力によって、シート状フィルター9の当該範囲における嵌合状態が堅固に保持され、容易に離脱しないことになる(図6の(b)参照)。
したがって、塵埃覆い手段10のヒンジ10c、10cが回転されて閉じられると、シート状フィルター9の前記窪み跡はその形状のまま堅固に保持された状態で、フレーム孔16およびフレームピン15から離脱し、シート状フィルター9は袋状のまま、塵埃覆い手段10(第一フレーム10a、10b)から取り外される。すなわち、シート状フィルター9の周辺部は堅固に重なったままであるから、略密閉された「袋」状が維持される。
よって、吸引された塵埃を、当該袋に閉じこめた状態で電気掃除機100から回収することができるから、かかる袋状のシート状フィルター9を廃棄するだけで、塵埃の舞い上がりを防ぎながら、塵埃と使用済みシート状フィルター9との両方を廃棄することが可能になり、廃棄時の清潔性を向上させることができる。
なお、以上は一次フィルター11と二次フィルター12との両方が設置されたものを示しているが、一次フィルター11は通気性を具備するものであって、シート状フィルター9を所定の形状に保持できるものである限り、塵埃をろ過する機能を具備しないもの(いわゆるフィルター機能を具備しないもの、たとえば、パンチプレート等)であってもよく、さらに、二次フィルター12が撤去されたものであってもよい。
(ヒンジ開閉機構)
図7〜図9は本発明の実施形態1に係る電気掃除機におけるヒンジ開閉機構を模式的に説明する平面視の断面図である。なお、図2と同じ部分または相当する部分にはこれと同じ符号を付し、一部の説明を省略する。また、理解を容易にするため、一部材の記載を省略し、各部材の寸法は誇張してある。
図7の(a)において、ケース外筒部7aの回動支持部7dが設置された面に垂直な面の内側に、案内溝18、18が形成されている。案内溝18は、平面視において、固定型フィルター部8に当接する端縁7fに沿った平行溝部18aと、平行溝部18aの回動支持部7dから遠い位置で端縁7fに向かって形成された呼び込み部18bと、平行溝部18aの回動支持部7dから遠い位置で端縁7fから離れる方向に形成された垂直溝部18cと、平行溝部18aの回動支持部7dに近い位置で端縁7fに向かって形成された引き出し部18dと、を有している。
そして、平行溝部18aおよび垂直溝部18cは、塵埃覆い手段10に設置された接続アーム17の一部が係止(侵入)するものであって、所定の深さを具備している。呼び込み部18bは、接続アーム17の平行溝部18aへの侵入を容易にする斜面であって、引き出し部18dは、塵埃覆い手段10が大きな力で引き離された際、接続アーム17が平行溝部18aから離脱する径路になる斜面である。
図7の(b)において、ヒンジ10cが開いた状態で第一フレーム10aが固定型フィルター部8に設置され、第一フレーム10aおよび第二フレーム10bによって形成された枠体にシート状フィルター9が支持されている。
そして、固定型フィルター部8の回動係止部8dはケース体7の回動支持部7dに係止しているから、これを支点にして回動し、固定型フィルター部8はケース体7の開口部(図示しない端縁7fによって包囲されている)を覆っている。
このとき、第一フレーム10aに設置された接続アーム17は、ケース体7に形成された案内溝18に侵入している。
図8の(a)において、固定型フィルター部8またはケース体7は回動して、両者は略V字状(鋭角)に配置されている。このとき、接続アーム17の一部は案内溝18に侵入しているから、平行溝部18aに沿って回動支持部7dの方向に移動する。よって、かかる移動に伴って、ヒンジ10cは除々に閉じられることになる。
図8の(b)において、固定型フィルター部8またはケース体7は回動して、両者は略垂直に配置されている。このとき、接続アーム17の一部は案内溝18に侵入しているから、接続アーム17は平行溝部18aの回動支持部7d側の終端に到達し、第一フレーム10aに略平行する面内(または同一面内)に位置している。
したがって、ヒンジ10cは閉じられ、第一フレーム10aと第二フレーム10bとは全面で当接しているから、シート状フィルター9の周縁部の一方の略コ字状範囲がシート状フィルター9の周縁部の他方の略コ字状範囲に重なって「開口部のない袋」状になり、捕集された塵埃が該袋状の中に収納されている。
図9の(a)において、固定型フィルター部8またはケース体7はさらに回動して、両者は略へ字状(鈍角)に配置されている。このとき、接続アーム17の一部は案内溝18から離脱している。
すなわち、前記さらなる回動によって接続アーム17の一部には大きな力が作用するため、該力によって接続アーム17の一部は引き出し部18dを経由して、案内溝18から離脱している。
図9の(b)において、ヒンジ10cは開かれているから、第一フレーム10aと第二フレーム10bは回動して枠体を形成している。このとき、袋状となったシート状フィルター9は、塵埃覆い手段10から離脱することになる。したがって、固定型フィルター部8またはケース体7を回動するだけで、着脱自在に支持されたシート状フィルター9を袋状にすることができ、該袋状の中に捕集した塵埃を封入することが可能になる。
また、第一フレーム10aを、バネ等(図示無し)によって開口方向に付勢することにより、接続アーム17が案内溝18から離脱すると同時に、第一フレーム10aは元の位置に戻るので、ヒンジ10cに触れることなく、容易に捕集した塵埃と使用済みシート状フィルター9とを廃棄することができる。
また、塵埃覆い手段10が閉じた状態にて、塵埃覆い手段10の回動をロックするロック部(図示無し)を設けることにより、使用者が任意のタイミングで捕集した塵埃と使用済みシート状フィルター9を廃棄することができる。
よって、周囲に塵埃を飛散させることなく、吸引された塵埃および使用済みシート状フィルターを廃棄することができ、作業性および清潔性が向上する。
さらに、ヒンジ10cを回動する力(シート状フィルター9を袋状にする力に同じ)は、「てこの原理」によって増大されているから、使用者は小さな力でもって固定型フィルター部8またはケース体7を相対的に回動するだけで、シート状フィルター9の二枚に重なった周縁部の一部を嵌合状態にすることができる(フレームピン15をフレーム孔16に押し込むには相当の力を要する)。
なお、以上は、塵埃覆い手段10の第二フレーム10bが固定型フィルター部8に設置されたものを例示しているが、本発明はこれに限定するものではなく、第二フレーム10bを固定型フィルター部8に着脱自在に取り付け可能にしてもよい。
このとき、シート状フィルター9を袋状にした(図9の(a)参照)後、ヒンジ10cが閉じた状態で、第二フレーム10bを固定型フィルター部8から取り外し、重なっている第一フレーム10aおよび第二フレーム10b(袋状のシート状フィルター9を把持している)を持って、塵埃を廃棄する場所にまで搬送することができる。そして、廃棄する場所において、ヒンジ10cを開ければ、使用者は、使用済みシート状フィルター9に触れることなく、捕集した塵埃と使用済みシート状フィルター9とを廃棄することができる。
なお、以上は、接続アーム17が第一フレーム10aに回動自在に設置されているが、本発明はこれに限定するものではなく、第一フレーム10aの中間部に垂直方向に突出して固定されてもよい。このとき、案内溝18は、平行溝部18aが回動支持部7dから離れる方向に延長され、垂直溝部18cの設置が省略されることになる。
[実施の形態2]
図10〜図16は本発明の実施形態2に係る電気掃除機を模式的に示すものであって、図1は平面視の断面図、図2の(a)および(b)はそれぞれ塵埃覆い手段の平面図および側面図、図12〜図16は塵埃を廃棄する要領を模式的に説明する平面視の断面図である。なお、実施の形態1と同じ部分または相当する部分にはこれと同じ符号を付し、一部の説明を省略する。
(掃除機本体)
図10において、電気掃除機200は、掃除機本体1と、掃除機本体1内に配置された、塵埃を集塵する集塵部202と、集塵部202を通過する風路を形成する電動送風機3とから構成されている。
掃除機本体1の上流側には本体ダストカバー4が設置され、本体ダストカバー4は集塵部202を覆っている。そして、本体ダストカバー4の一部に、ホース5が着脱自在に接続される吸気流入口6が形成されているから、吸気流入口6から集塵部202を経由して電動送風機3に至る風路が形成されることになる。
(集塵部)
図12において、集塵部202は、ケース体207と、固定型フィルター部8とから構成されている。なお、本発明において本体上流部とは集塵部202および本体ダストカバー4から形成される部位を指しているが、本体ダストカバー4の設置が省略された場合には、集塵部202が本体上流部に相当することになる。
(ケース体)
ケース体207は、半割筒状の第一ケース体71および第二ケース体72から構成された筒状であって、第一ケース体71および第二ケース体72は、それぞれ観音開き状に開閉自在に固定型フィルター部8に設置されている。
すなわち、第一ケース体71は、端部に第一ケース係止部71dが設置された第一ケース外筒部71aと、第一ケース外筒部71aに連なる第一ケース天井部71bと、第一ケース天井部71bに形成された第一ケース開口部71cと、第一ケース開口部71cにそって、第一ケース天井部71bの内面に設置された第一ケースリブ71eと、を具備している。
同様に、第二ケース体72は、端部に第二ケース係止部72dが設置された第二ケース外筒部72aと、第二ケース外筒部72aに連なる第二ケース天井部72bと、第二ケース天井部72bに形成された第二ケース開口部72cと、第二ケース開口部72cにそって、第二ケース天井部72bの内面に設置された第二ケースリブ72eと、を具備している。
そして、第一ケース係止部71dは、固定型フィルター部8に設けられた第一回動支持機構81に回動自在に係止している。同様に、第二ケース係止部72dは、固定型フィルター部8に設けられた第二回動支持機構82に回動自在に係止している。
また、第一ケース体71および第二ケース体72が当接して筒状になった際、第一ケース開口部71cと第二ケース開口部72cとは合体して、本体ダストカバー4の吸気流入口6に連通する開口部を形成する。
(固定型フィルター部)
固定型フィルター部8は、フィルター外筒部8aと、フィルター外筒部8aの天井に形成された略矩形状のフィルター開口部8cと、フィルター開口部8cの周囲に形成された塵埃覆い手段設置部8bと、を具備している。また、説明の便宜上、フィルター外筒部8aの端縁によって包囲された開口部(フィルター開口部8cに対峙して、これに連通する)をフィルター下流側開口部8eと称す。
そして、フィルター開口部8cを取り囲む一次フィルター側面部11aと、一次フィルター側面部11aの端部に当接して、これと共に一面が開口した函体を形成する一次フィルター底面部11bとを具備する一次フィルター11(たとえば、SUSメッシュからなる)がフィルター外筒部8aの中に設置されている。
また、一次フィルター底面部11bに対峙して、フィルター下流側開口部8eを覆う二次フィルター12(たとえば、HEPAフィルターからなる)が設置されている。
さらに、フィルター外筒部8aには、第一ケース体71の第一ケース係止部71dを回転自在に支持する第一回動支持機構81と、第二ケース体72の第二ケース係止部72dを回転自在に支持する第二回動支持機構82と、二次フィルター12の二次フィルター係止部12aを回転自在に支持する第三回動支持機構83と、が設けられている。
(塵埃覆い手段)
図11において、塵埃覆い手段209は、第一ケース体71に回動自在に設置される略コ字状の第一フレーム210と、第二ケース体72に回動自在に設置される第二フレーム220と、を具備している。
第一フレーム210は、一対の第一フレーム側部212、212と、第一フレーム側部212、212と第一フレーム中間部214の両端部とを回動自在に連結する一対の第一中間部連結機構213、213と、第一フレーム側部212を第一ケース体71に回動自在に係止するための第一フレーム支持機構211と、を有している。
同様に、第二フレーム220は、一対の第二フレーム側部222、222と、第二フレーム側部222、222と第二フレーム中間部224の両端部とを回動自在に連結する一対の第二中間部連結機構223、223と、第二フレーム側部222を第二ケース体72に回動自在に係止するための第二フレーム支持機構221と、を有している。
そして、第一フレーム中間部214にはフレーム孔216が形成され、第二フレーム中間部224にはフレームピン225が形成され、第一フレーム中間部214と第二フレーム中間部224とが当接した際、フレーム孔216にフレームピン225が侵入するものである(図6参照)。なお、フレーム孔216およびフレームピン225の大きさや形状、数量や配置の形態等は限定するものではない。
また、第一フレーム中間部214および第二フレーム中間部224のシート状フィルター9と接触する面(上流側の面に同じ)には、それぞれ摩擦係数が大きな滑り止め材(図示しない)が設けられ、シート状フィルター9が塵埃覆い手段209からずれて、外れることが防止されている。
また、第一中間部連結機構213は、第一フレーム側部212の傾動角度(第一フレーム支持機構211の回動量に同じ)を増巾した回動角度でもって、第一フレーム中間部214を回動するものである。すなわち、第一フレーム側部212が倒伏しているとき、第一フレーム中間部214に形成されたフレーム孔216は、塵埃覆い手段設置部8bの法線方向である(図12において、紙面の上下方向に同じ)。一方、第一フレーム側部212が起立したときは、第一フレーム中間部214に形成されたフレーム孔216は、塵埃覆い手段設置部8bの法線方向に垂直になる(図14において、紙面の左右方向に同じ)。
同様に、第二中間部連結機構223は、第二フレーム側部222の傾動角度(第二フレーム支持機構221の回動量に同じ)を増巾した回動角度でもって、第二フレーム中間部224を回動するものである。すなわち、第二フレーム側部222が倒伏しているとき、第二フレーム中間部224に形成されたフレームピン225は、塵埃覆い手段設置部8bの法線方向である(図12において、紙面の上下方向に同じ)。一方、第二フレーム側部222が起立したときは、第二フレーム中間部224に形成されたフレームピン225は、塵埃覆い手段設置部8bの法線方向に垂直になる(図14において、紙面の左右方向に同じ)。
(シート状フィルター)
シート状フィルター9は、塵埃覆い手段209に着脱自在に保持され、第一ケースリブ71e、72eの下端において押さえられている(図12参照)。このとき、第一ケースリブ71e、72eの下端が、それぞれ第一フレーム中間部214の内縁、第二フレーム中間部224の内縁に沿って配置されるから、第一フレーム中間部214および第二フレーム中間部224のほとんどの範囲は、第一ケースリブ71eおよび第二ケースリブ72eの外側に位置するため、これに支持されているシート状フィルター9の周縁の当該範囲に塵埃が堆積することが防止されている。
なお、シート状フィルター9は、当初塵埃覆い手段10に略平面状に設置されるものであるが、電動送風機3の形成する風路内に置かれるため、下流側に張り出し、やがて、一次フィルター11の内面に張り付いて「懐」を形成している。したがって、吸引された塵埃は、当該懐内に貯留することになる。このとき、シート状フィルター9の空気通過面積(集塵面積に同じ)は、当初の略平面状から、一次フィルター11の一次フィルター側面部11aの面積に略等しい面積分だけ大きくなり、捕集することができる塵埃量も増している。
(集塵の廃棄要領)
次に、図12〜図16に基づいて、電気掃除機200における、捕集した塵埃および使用済みシート状フィルター9の廃棄要領を説明する。なお、理解を容易にするため、各図の(a)では、第一フレーム側部212および第二フレーム側部222の図示を省略し、各図の(b)では、第一フレーム中間部214および第二フレーム中間部224の図示を省略している。
図12において、第一フレーム210は第二ケース体72に押し付けられ、第二フレーム220は第一ケース体71に押し付けられ、それぞれ倒伏している。このとき、塵埃覆い手段209に支持されたシート状フィルター9は、風路内に配置されるため、前記のように変形して「懐」を形成し、該懐の中に捕集した塵埃が貯留されている。
図13において、第一ケース体71および第二ケース体72は回動している。このため、第一フレーム210および第二フレームはそれぞれ前記押し付けから開放され、起立を開始している。
なお、第一フレーム210および第二フレームには図示しない付勢手段が設置され、該付勢手段によって前記起立が実行されるものであるが、本発明はこれに限定するものではなく、第一ケース体71および第二ケース体72に前記起立を実行させるリンク手段を設けてもよい。
図14において、第一ケース体71および第二ケース体72は回動して完全に開ききっている。このとき、第一フレーム210および第二フレームは、さらに起立し、第一フレーム中間部214と第二フレーム中間部224とが当接している。すなわち、シート状フィルター9の周縁部の一方の辺とシート状フィルター9の周縁部の他方の辺とが重なって「筒」状になり、捕集された塵埃が該筒状の中に収納されている。
なお、第一フレーム中間部214と第二フレーム中間部224とによって挟圧される範囲はシート状フィルター9の周縁部の一辺に限定され、該一辺には前記窪み跡(フレーム孔16にフレームピン15が侵入して形成される、図6参照)が形成されるものの、該一辺を除く2辺には前記窪み跡が形成されない。
しかしながら、全周囲が完全に当接した袋ではないものの、前記のように懐が形成された状態のシート状フィルター9を二つ折りにしたものであるため、前記「筒」状は「袋」状に均等である。
図15において、第一ケース体71および第二ケース体72は完全に閉じられている。このため、第一フレーム210は第二ケース体72に押し付けられ、第二フレーム220は第一ケース体71に押し付けられ、それぞれ倒伏している。
そして、筒状(袋状に均等)になったシート状フィルター9は捕集した塵埃を収納したままの状態で、塵埃覆い手段209(正確には、第一フレーム中間部214および第二フレーム中間部224)から離脱している。
図16において、一次フィルター底面部11bと二次フィルター12とが、第三回動支持機構83を回転中心にして一体的に回動している。このため、固定型フィルター部8のフィルター下流側開口部8e(二次フィルター12によって覆われていた)は開口して、集塵部202は底なしになっている。すなわち、一次フィルター側面部11aによって囲まれた空間は、両端が開口した筒状を呈しているから、捕集した塵埃を収納したまま筒状(袋状に均等)になっているシート状フィルター9は集塵部202の外に落下している。
よって、使用者は、捕集された塵埃および使用済みシート状フィルター9を廃棄する場所において、前記要領を実行すれば、使用済みシート状フィルター9に触れることなく、捕集された塵埃を使用済みシート状フィルター9で包囲し、塵埃の舞い上がりを防ぎながら、塵埃と使用済みシート状フィルター9との両方を廃棄をすることが可能になる。したがって、作業性および廃棄時の清潔性を向上させることができる。
以上より、本発明の電気掃除機は、使い捨て可能なシート状フィルターを用いて、貯留した塵埃と使用済みシート状フィルターとの両方を、塵埃を舞い上がらせることなく、簡単な操作によって廃棄することができるから、家庭用および事業用の各種電気掃除機として広く利用することができる。
1:掃除機本体、2:集塵部、3:電動送風機、4:本体ダストカバー、5:ホース、6:吸気流入口、7:ケース体、7a:ケース外筒部、7b:ケース天井部、7c:ケース開口部、7d:回動支持部、7e:ケースリブ、7f:ケース端縁、8:固定型フィルター部、8a:フィルター外筒部、8b:塵埃覆い手段設置部、8c:フィルター開口部、8d:回動係止部、8e:フィルター下流側開口部、9:シート状フィルター、10:塵埃覆い手段、10a:第一フレーム、10b:第二フレーム、10c:ヒンジ、10d:開口部、11:一次フィルター、11a:一次フィルター側面部、11b:一次フィルター底面部、12:二次フィルター、12a:二次フィルター係止部、14a:滑り止め材、14b:滑り止め材、15:フレームピン、16:フレーム孔、17:接続アーム、18:案内溝、18a:平行溝部、18b:呼び込み部、18c:垂直溝部、18d:引き出し部、71:第一ケース体、71a:第一ケース外筒部、71b:第一ケース天井部、71c:第一ケース開口部、71d:第一ケース係止部、71e:第一ケースリブ、72:第二ケース体、72a:第二ケース外筒部、72b:第二ケース天井部、72c:第二ケース開口部、72d:第二ケース係止部、81:第一回動支持機構、82:第二回動支持機構、83:第三回動支持機構、100:電気掃除機(実施の形態1)、200:電気掃除機(実施の形態2)、207:ケース体、209:塵埃覆い手段、210:第一フレーム、211:第一フレーム支持機構、212:第一フレーム側部、213:第一中間部連結機構、214:第一フレーム中間部、216:フレーム孔、220:第二フレーム、221:第二フレーム支持機構、222:第二フレーム側部、223:第二中間部連結機構、224:第二フレーム中間部、225:フレームピン。

Claims (14)

  1. 吸引力を発生する電動送風機と、前記電動送風機の吸引力により外気と塵埃を吸引するための風路と、前記風路内に塵埃を捕集する集塵室と、前記集塵室内に着脱自在に配置され塵埃を捕集するシート状フィルターを有する電気掃除機であって、
    前記シート状フィルターを変形させて、該変形させたシート状フィルターの縁を閉じる塵埃覆い手段を設け
    該塵埃覆い手段は、前記シート状フィルターの周縁部を二枚に重ねると共に、該二枚に重なった周縁部に部分的な嵌合状態を形成することを特徴とする電気掃除機。
  2. 吸引力を発生する電動送風機と、前記電動送風機の吸引力により外気と塵埃を吸引するための風路と、前記風路内に塵埃を捕集する集塵室と、前記集塵室内に着脱自在に配置され塵埃を捕集するシート状フィルターを有する電気掃除機であって、
    前記シート状フィルターを変形させて、該変形させたシート状フィルターの縁を閉じる塵埃覆い手段を設け
    前記塵埃覆い手段が、一対の略コ字状のフレームと、前記フレーム同士を回動自在に接合するヒンジと、を具備し、前記ヒンジを開いた際に形成される略矩形状の枠体に、前記シート状フィルターの周囲が保持されることを特徴とする電気掃除機。
  3. 前記集塵室は、管構造のケース体と、該ケース体に回動自在に係止され、該ケース体の一方の開口部を覆う固定型フィルター部とで構成され、
    前記開口部を開く動作と連動して、前記塵埃覆い手段を動作させることを特徴とする請求項1または2記載の電気掃除機。
  4. 前記ケース体を一定以上の角度に回動させることにより、前記塵埃覆い手段と前記ケース体との連動が解除されることを特徴とする請求項3記載の電気掃除機。
  5. 前記塵埃覆い手段は開口方向へ付勢され、
    前記塵埃覆い手段と前記ケース体との連動が解除された際に前記塵埃覆い手段が初期の位置に戻ることを特徴とする請求項4記載の電気掃除機。
  6. 前記塵埃覆い手段が閉じた状態にて、前記塵埃覆い手段の回動をロックするロック部を設けたことを特徴とする請求項1乃至5の何れかに記載の電気掃除機。
  7. 前記塵埃覆い手段が、略コ字状の第一フレームおよび第二フレームと、前記第一フレームと前記第二フレームとを回動自在に接合するヒンジと、前記第一フレームに突出して設置された接続アームと、を具備し、前記ヒンジを開いた際に形成される略矩形状の枠体に、前記シート状フィルターが保持され、
    前記ヒンジが開いた状態で前記第二フレームが前記固定型フィルター部に設置され、前記固定型フィルター部が回動されて前記風路開口部が覆われた際、前記第一フレームに設置された接続アームが前記ケース体に形成された案内溝に係止し、
    前記接続アームが前記案内溝に係止した状態で、前記固定型フィルター部が回動されて前記風路開口部の外に退避した際、前記接続アームが前記案内溝に沿って移動することにより前記ヒンジが閉じられ、前記シート状フィルターの周縁部の一方の略コ字状範囲が前記シート状フィルターの周縁部の他方の略コ字状範囲に重なって前記シート状フィルターは袋状になり、捕集された塵埃が該袋状になったシート状フィルターの中に収納されることを特徴とする請求項1乃至6の何れかに記載の電気掃除機。
  8. 前記ヒンジが閉じられた状態で、前記固定型フィルター部がさらに回動されて前記風路開口部の外にさらに退避した際、前記接続アームが前記案内溝から離脱することを特徴とする請求項7記載の電気掃除機。
  9. 前記接続アームが前記第一フレームに回動自在に設置されることを特徴とする請求項8記載の電気掃除機。
  10. 前記第二フレームが前記固定型フィルター部に着脱自在に設置されることを特徴とする請求項8または9記載の電気掃除機。
  11. 吸引力を発生する電動送風機と、前記電動送風機の吸引力により外気と塵埃を吸引するための風路と、前記風路内に塵埃を捕集する集塵室と、前記集塵室内に着脱自在に配置され塵埃を捕集するシート状フィルターと、前記シート状フィルターを折りたたむ、あるいは袋状に形成する塵埃覆い手段を有する電気掃除機であって、
    前記集塵室は、観音開き状に開閉する第一ケース部および第二ケース部と、塵埃を捕集するためのシート状フィルターを着脱自在に支持する略コ字状の第一フレームおよび第二フレームを具備し、
    前記第一フレームが一対の第一フレーム側部および該第一フレーム側部を連結する第一フレーム中間部を具備し、前記第一フレーム側部の先端部が前記第一ケースに回動自在に支持されると共に、起立する方向に付勢され、
    前記第二フレームが一対の第二フレーム側部および該第二フレーム側部を連結する第二フレーム中間部を具備し、前記第二フレーム側部の先端部が前記第二ケースに回動自在に支持されると共に、起立する方向に付勢され、
    前記第一ケース部および前記第二ケース部が閉じられた際、前記第一フレームは前記第二ケースの内面に押されて倒伏し、かつ、前記第二フレームは前記第一ケースの内面に押されて倒伏し、該倒伏した前記第一フレーム中間部および前記第二のフレーム中間部に、前記シート状フィルターが支持され、
    前記第一ケース部および前記第二ケース部が開かれた際、前記第一フレームおよび前記第二フレームは起立して、前記第一フレーム中間部と前記第二フレーム中間部とが当接して、前記シート状フィルターの周縁部の一方の辺と前記シート状フィルターの周縁部の他方の辺とが重なって前記シート状フィルターは筒状になり、捕集された塵埃が該筒状の中に収納されることを特徴とする請求項1記載の電気掃除機。
  12. 前記第一フレームの前記第一フレーム側部が前記第一フレーム中間部を回動自在に支持し、かつ、前記第二フレームの前記第二フレーム側部が前記第二フレーム中間部を回動自在に支持し、
    前記第一フレームおよび前記第二フレームが倒伏した際、前記第一フレーム中間部の前記シート状フィルターを支持する面と、前記第二フレーム中間部の前記シート状フィルターを支持する面と、が離隔して略同一面内に位置し、
    前記第一フレームおよび前記第二フレームが起立した際、前記第一フレーム中間部の前記シート状フィルターを支持する面と、前記第二フレーム中間部の前記シート状フィルターを支持する面と、が当接することを特徴とする請求項11記載の電気掃除機。
  13. 前記集塵室は、一報の面に開口した風路開口部を有するケース体と、前記風路開口部を覆い、かつ、前記風路開口部から退避することができるように前記ケース体に回動自在に設置された固定型フィルター部とを有し、
    前記第一ケース部および前記第二ケース部が前記ケース体に設置され、
    前記シート状フィルターが筒状になった後、前記第一ケース部および前記第二ケース部が閉じられ、かつ、前記固定型フィルター部が回動されて前記風路開口部から退避することによって、前記筒状になったシート状フィルターが回収されることを特徴とする請求項10または12記載の電気掃除機。
  14. 前記第一フレームが前記第一ケースに着脱自在に支持され、かつ、前記第二フレームが前記第二ケースに着脱自在に支持されることを特徴とする請求項11乃至13の何れかに記載の電気掃除機。
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