JP2008136613A - 電気掃除機 - Google Patents

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Abstract

【課題】第1,第2吸込パイプ間のシール性や第1,第2吸込パイプ同士の伸縮時の摺動性が確保できると共に、第2吸込パイプの内周面に付着した塵埃が第1,第2吸込パイプ間の隙間に入り込むのを未然に防止できる吸込パイプを備える電気掃除機を提供すること。
【解決手段】第1吸込パイプ(小径吸込パイプ23)の一端部23aを第2吸込パイプ(大径吸込パイプ22)の一端部22a1から内部に所定範囲内で進退移動自在に挿入した伸縮吸込パイプ21を備えている。しかも、前記第2吸込パイプ(大径吸込パイプ22)の一端部22a1に前記第1吸込パイプ(小径吸込パイプ23)との間の気密性を確保するシール部材(シールリング43)が設けられていると共に、前記第1吸込パイプ(小径吸込パイプ23)の一端部23aの外周面に前記第2吸込パイプ(大径吸込パイプ22)の内面に摺接するブラシ毛54が突設されている。
【選択図】図4

Description

この発明は、第1吸込パイプの一端部を第2吸込パイプ内に所定範囲内で進退移動自在に挿入した伸縮吸込パイプを備える電気掃除機に関するものである。
また、従来の電気掃除機としては、集塵室及びこの集塵室に吸込負圧を作用させる掃除機本体と、この集塵室に一端部が連通するように掃除機本体に接続された集塵ホースと、この集塵ホースの他端部に設けられた手元操作パイプと、この手元操作パイプに着脱可能に接続された延長パイプ(延長管)と、この延長パイプに着脱可能に接続された吸込口体等を備えるキャニスタータイプのものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
また、電気掃除機としては、縦型の掃除機本体の下端部に吸込口体を設け、掃除機本体の集塵室に接続した集塵ホースに手元操作パイプを設け、この手元操作パイプに延長パイプを接続し、この延長パイプを掃除機本体に上方に突出するように着脱可能に取り付けて、この延長パイプ及び手元操作パイプを掃除機本体の操作に用いるようにしたアップライト型電気掃除機も知られている(例えば、特許文献2参照)。
ところで、電気掃除機の延長パイプには、第1吸込パイプ(内管)の一端側を第2吸込パイプ(外管)内に所定範囲内で移動自在に挿入することにより、第1,第2吸込パイプを伸縮自在に接続した伸縮吸込パイプも知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2004−8239号公報 特開2005−185584号公報
このような伸縮吸込パイプにおいては、第1吸込パイプの外周面と第2吸込パイプの内周面との間に隙間が形成されるので、第1,第2吸込パイプ間のシール性や第1,第2吸込パイプ同士の伸縮時の摺動性が確保できるのが望ましい。
また、伸縮吸込パイプにおいては、電気掃除機の縦置き収納時に延長パイプが縦置きになるような場合に、第2吸込パイプの内周面に付着した塵埃が第1,第2吸込パイプ間の隙間に入り込むと、第1,第2吸込パイプ同士の伸縮摺動性が悪くなることも考えられる。
そこで、この発明は、第1,第2吸込パイプ間のシール性や第1,第2吸込パイプ同士の伸縮時の摺動性が確保できると共に、第2吸込パイプの内周面に付着した塵埃が第1,第2吸込パイプ間の隙間に入り込むのを未然に防止できる伸縮吸込パイプを備える電気掃除機を提供することを目的とするものである。
この目的を達成するため、この発明は、第1吸込パイプの一端部を第2吸込パイプの一端部から内部に所定範囲内で進退移動自在に挿入した伸縮吸込パイプを備える電気掃除機において、前記第2吸込パイプの一端部に前記第1吸込パイプとの間の気密性を確保するシール部材が設けられていると共に、前記第1吸込パイプの一端部の外周面に前記第2吸込パイプの内面に摺接するブラシ毛が突設されている電気掃除機としたことを特徴とする。
この構成によれば、第1,第2吸込パイプ同士の伸縮時に、第1吸込パイプの一端部のブラシ毛が第2吸込パイプの内周面に対して滑らかに摺動しながら、第1吸込パイプの一端部を第2吸込パイプの内周面に対して支持させると共に、第2吸込パイプの内周面に付着した塵埃が第1吸込パイプの一端部のブラシ毛により第1,第2吸込パイプ間の隙間に入り込むのを阻止することになる。
この結果、第1,第2吸込パイプ間のシール性や第1,第2吸込パイプ同士の伸縮時の摺動性が確保できると共に、第2吸込パイプの内周面に付着した塵埃が第1,第2吸込パイプ間の隙間に入り込むのを未然に防止できる。
以下、この発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
[構成]
図1において、1はアップライト型(縦型)の電気掃除機の掃除機本体である。この掃除機本体1は本体ケース2を有し、この本体ケース2は前ケース3と後ケース4を有する。この前ケース3の上端部には上方に開口するパイプ嵌合穴3aが形成され、前ケース3の上下方向の中間部には前側及び側方に開放する容器収納凹部5が形成されている。
この容器収納凹部5には、集塵容器6が着脱可能に装着されている。この集塵容器6は集塵室6aを有し、この集塵室6aはネットフィルタ7,プリーツフィルタ等の細塵フィルタ8を介して電動送風機9の吸込開口9aに連通している。これにより、電動送風機9の吸込負圧が細塵フィルタ8及びネットフィルタ7を介して集塵室6aに作用するようになっている。
尚、ネットフィルタ7及び細塵フィルタ8は、通常の着脱に際しては集塵室6aの底部を閉成する底蓋として機能し、塵埃を捨てるときには集塵室6aの底部を下方に開くことを可能に集塵容器6に取り付けられている。この開閉機構としては、周知の構造を採用できるので、その詳細な説明は省略する。
また、本体ケース2内には、上下に延びる吸込パイプ10が配設されている。この吸込パイプ10は、下吸込パイプ部11と、上吸込パイプ部12を有する。この下吸込パイプ11は、前後に延びる前後パイプ部11aと、前後パイプ部11aの後端から下方に向けて折曲された縦パイプ部11bを有する。この前後パイプ部11aの前端は、容器収納凹部5に集塵容器6を装着したときに、集塵容器6の集塵室6aに連通するようになっている。
更に、縦パイプ部11bの下端部は、本体ケース2の下端部に固定されていると共に、本体ケース2の下端に開口させられている。更に、上吸込パイプ部12の下端部は前後パイプ部11aの前端部近傍に接続されている。
(吸込口体)
また、本体ケース2の下方には、吸込口体13が配設されている。この吸込口体13は、吸込口本体14と、吸込口本体14の後縁部に前後に起倒自在に装着された接続パイプ15を有する。この接続パイプ15は縦パイプ部11bの下端部に着脱可能に嵌合接続されている。
しかも、図2に示したように吸込口本体14内には吸込室16が形成され、吸込室16の吸込開口16aが吸込口本体14の下面に開口している。この吸込室14は吸込風路17を介して接続パイプ15に連通させられるようになっている。
また、接続パイプ21の下端部には、図2に示したように、シャッター18が一体に取り付けられている。このシャッター18は、接続パイプ15を後方に傾斜させたときに吸込風路17と接続パイプ15を連通させ、接続パイプ15を起立させたときに吸込風路17と接続パイプ15との連通を遮断するようになっている。
(延長パイプ)
更に、図1に示したように、上吸込パイプ部12には集塵ホース19の一端部が接続されている。この集塵ホース19の他端部には手元操作パイプ20が手元操作部として接続固定され、この手元操作パイプ20には伸縮可能な延長パイプ(伸縮吸込パイプ)21が取り付けられている。この延長パイプ21は、図1に示したように大径吸込パイプ(第2吸込パイプ)22と、小径吸込パイプ(第1吸込パイプ)23を有する。24はスキマノズル24である。
<大径吸込パイプ22>
この大径吸込パイプ22は、図8に示したように、大径パイプ部22aと、この大径パイプ部22aの一端部22a1とは反対側の他端部22a2に連設された小径パイプ部22bを有する。この小径パイプ部22bを手元操作パイプ20に着脱可能に嵌着することにより、大径吸込パイプ22は図1のように手元操作パイプ20に取り付けられる。
また、図8に示したように、大径パイプ部22aの外周面には、両端まで延びる溝部25,25が周方向に間隔をおいて形成されていると共に、この溝部25,25間の周方向の中央に大径パイプ部22aの長手方向両端まで延びる膨出突部26が形成されている。また、この膨出突部26内には係合溝27が形成されている。この係合溝27内には、図4に示したように大径パイプ部22aの一端部22a1に近接した位置から他端部側に向けて係止突起27aが形成されている。
更に、膨出突部26の一端部26aにはボス28及び挿通孔29が形成されている。また、膨出突部26には挿通孔29に近接させて突片30,30が幅方向両側部に形成され、突片30,30には軸係合切欠31,31が形成されている。この膨出突部26の他端部26b側には軸状の係合突起32が形成されている。
また、図8において、33はロック体(ロック部材)、34はロック体33を操作するロック解除ボタンである。このロック体33は図3に示したように挿通孔29に挿通されている。また、ロック体33には図3に示したように係合凹部33aが形成され、この係合凹部33aにはロック解除ボタン34と一体のレバー34aの先端部が係合している。
このレバー34aの両側部には、図8に示したように回動軸35,(他方図示せず)が形成されている。そして、この回動軸35,(他方図示せず)を図8の軸係合切欠31,31に係合させることにより、ロック解除ボタン34は、回動軸35,(他方図示せず)を中心に回動できるようになっている。また、図3に示したようにロック解除ボタン34と膨出突部26との間にはスプリング36が介装されている。
<カバー>
更に、膨出突部26は図3〜図5に示したようにカバー37により覆われている。このカバー37には、図4,図8に示したようにネジ挿通孔38,挿通孔39が形成されていると共に、図3,図4に示したように係合突起32に嵌合する筒部40が形成されている。このカバー37は、ネジ挿通孔38に挿通したネジ41を大径吸込パイプ22のボス28に螺合することにより、大径吸込パイプ22に固定されている。また、この状態ではロック解除ボタン34が挿通孔39から突出している。
<シール>
また、大径パイプ部22aの一端部22a1内には、シールストップリング42,シールリング43,シールパイプ44がこの順に嵌合されている。そして、シールストップリング42には図8に示したように係合突起42a,42aが形成されている。この係合突起42a,42a間には係合凹部42bが形成されている。この係合突起42aは、図4に示したように大径パイプ部22a内、即ち係合溝27の側部に突設した係止突起27aに係合していて、シールストップリング42が大径パイプ部22aの他端部22a2側に移動するのを規制している。
更に、図3,図4に示したように、シールパイプ44はネジ41により大径パイプ部22aの一端部22a1内に固定されている。そして、シールリング43は、このシールパイプ44とシールストップリング42との間にシールパイプ44の長手方向に移動しないように保持(挟持)されている。
<小径吸込パイプ23>
また、小径吸込パイプ23の一端部23aの外周面には、図3,図4,図8に示したようにストッパ(突起)45が形成されている。このストッパ45は、図4に示したように大径吸込パイプ22の係合溝27に係合させられている。そして、ストッパ45が前述した係合突起42a,42aの間の係合凹部42bに当接することで、小径吸込パイプ23が大径吸込パイプ22から抜け出ることは防止される。更に、小径吸込パイプ23の外周面の一端部23a近傍及び中間部には図4,図8に示したように係止穴46,47が形成されている。更に、小径吸込パイプ23は、図4に示したように、一端部23aの側部に形成した係止孔48と、一端部23aの下部に形成した係止孔49を有する。
そして、小径吸込パイプ23は、図3のようにシールパイプ44,シールリング43及びシールストップリング42に摺動自在に嵌合されていると共に、一端部23aが大径吸込パイプ22内に進退移動自在に挿入されている。この小径吸込パイプ23の他端部(外端部)には叙述したスキマノズル24が着脱可能に装着されている。
尚、図1において、小径吸込パイプ23の他端側(外端側)は前ケース3に設けたパイプ嵌合穴3a内に着脱可能に嵌合されている。この状態では、手元操作パイプ20のハンドル20aを掴んで吸込口体13を前後に移動操作することができる。
また、小径吸込パイプ23をスキマノズル24と一体にパイプ嵌合穴3aから抜き取る一方、吸込口体13の接続パイプ15を起立させて吸込風路17と接続パイプ15との連通をシャッター18で遮断させることにより、スキマノズル24を利用することができる。尚、2aは本体ケース2の上端に設けられた本体持ち運び用の把手である。
<スペーサ>
更に、大径吸込パイプ22は、外観デザインを向上させるために、ハンドル20aを前方に向けたときの横方向の径を前後方向の径より大きくしている。このため、小径吸込パイプ23と大径吸込パイプ22との間には図6,図7に示したように大きな隙間50が形成されている。
この吸込パイプ22,23を備える延長パイプ21やスキマノズル24等を用いて、壁際や狭い場所の清掃を行って、電動送風機9を停止させたときに、吸い込まれた塵埃に砂等の比較的重い塵埃等が大径吸込パイプ22内に移動していた場合、この塵埃が隙間50内に落下して入り込む虞がある。あるいは、大径吸込パイプ22の内周面に塵埃が付着していた場合において、延長パイプ21を掃除機本体2のパイプ嵌合穴3aに嵌着したときや、この状態で掃除機本体2を移動させるときの振動等により大径吸込パイプ22の内周面に付着していた塵埃が剥離して落下し、この塵埃が隙間50内に入り込むことも考えられる。
これを防止するために、図4に示したように小径吸込パイプ23の一端部(小径吸込パイプ23の大径吸込パイプ22内の端部)23a側にはスペーサ51が配設されている。このスペーサ51は、図9,図12,図13に示したように、一端部23aに嵌合する円形の内周面51aと、一端部23aの部分において隙間50を埋めるように大径パイプ部22aの内周面近傍まで厚肉に形成されたスペーサ側部51b,51bから、略U字状に形成されている。
そして、スペーサ側部51b,51bの端部には図10〜図13に示したように係止孔48,48に着脱可能に嵌合する係止突起52,52が形成され、円形の内周面51aの底部には係止孔49に係合する係止突起53が形成されている。
このようなスペーサ51の外周面には、図4,図11〜図14に示したように、植毛により起毛させたブラシ毛54が設けられている。このブラシ毛54は、図4,図12,図13に示したように、大径パイプ部23aの内周面に摺接移動可能に接触している。
[作用]
次に、このような構成の電気掃除機の作用を説明する。
この電気掃除機において、図示しないスイッチにより電動送風機9を作動させると、電動送風機9の吸込負圧が細塵フィルタ8及びネットフィルタ7を介して集塵室6aに作用する。この吸込負圧は、吸込パイプ10の下吸込パイプ部11を介して吸込口体13の接続パイプ15内に作用すると共に、下吸込パイプ部11の前後パイプ部11a及び上吸込パイプ部12,集塵ホース19,手元操作パイプ20,延長パイプ21を介してスキマノズル24に作用する。
ところで、吸込口体13を用いて清掃面の清掃を行う場合には、小径吸込パイプ23の他端側(外端側)を前ケース3に設けたパイプ嵌合穴3a内に嵌合した状態で使用する。この状態では、小径吸込パイプ23が前ケース3に設けたパイプ嵌合穴3a内に気密に嵌合されるようになっている。この気密性は、パイプ嵌合穴3aの内周面にシールリングを設けておくか、小径吸込パイプ23の外周面にシールリングを装着しておくことにより達成できる。
また、この状態では、手元操作パイプ20のハンドル20aを掴んで吸込口体13を前後に移動操作する。この移動操作に伴い、掃除機本体1及び吸込口体13の接続パイプ15を後方に傾斜させたとき、吸込風路17と接続パイプ15が連通する。
従って、この状態で電動送風機9を作動させると、吸込口体13の接続パイプ15に作用する吸込負圧が吸込風路17を介して吸込室16に作用する。そして、吸込口体13の移動に伴い、清掃面の塵埃が空気と共に吸込開口16aを介して吸込室16に吸い込まれる。
そして、吸込室16に吸い込まれた塵埃及び空気は、吸込風路17,接続パイプ15,下吸込パイプ部11を介して集塵容器6の集塵室6aに吸い込まれる。この吸い込まれた空気は、ネットフィルタ7及び細塵フィルタ8を透過する。この際、通常の塵埃はネットフィルタ7に捕集され、ネットフィルタ7を透過した細塵は細塵フィルタ8に捕集される。尚、細塵フィルタ8を透過した空気は、電動送風機9に吸い込まれ、内部を冷却した後に外部に排気される。
また、スキマノズル24を使用する場合には、掃除機本体1及び吸込口体13の接続パイプ15を起立させて、吸込風路17と接続パイプ15との連通を遮断させる。一方、延長パイプ21の小径吸込パイプ23をスキマノズル24と一体にパイプ嵌合穴3aから抜き取る。図4では、ロック体33が係止穴47に係合して、延長パイプ21が縮小状態となっている。
この延長パイプ21において、ロック解除ボタン34をスプリング36のバネ力に抗して押し下げて、ロック体33を図4の係止穴47から抜き取り、小径吸込パイプ23を大径吸込パイプ22から引き抜く方向に摺動させる。これにより、大径吸込パイプ22と小径吸込パイプ23からなる延長パイプ21が伸長する。そして、ロック体33を図4の係止穴46に係合させると、延長パイプ21は最大に伸長した状態となる。
また、逆の操作をすることにより、延長パイプ21は最小に縮小した状態となる。このような伸縮に伴い、スペーサ51のブラシ毛54が大径吸込パイプ22内周面を摺接移動するので、小径吸込パイプ23の一端部23aは大径吸込パイプ22に対して滑らかに移動できる。
そして、通常は、延長パイプ21の小径吸込パイプ23をパイプ嵌合穴3aから抜き取るとともに、延長パイプ21を伸長させた状態で使用する。この状態で、電動送風機9を作動させ、電動送風機9の吸込負圧をスキマノズル24に作用させ、ハンドル20aを掴んでスキマノズル24により、壁際や狭い場所の清掃を行う。
この際、スキマノズル24に吸い込まれる塵埃及び空気は、延長パイプ21,手元操作パイプ20,集塵ホース19,上吸込パイプ部12及び下吸込パイプ部11の前後パイプ部11aを介して集塵容器6の集塵室6aに吸い込まれる。
この吸い込まれた空気は、ネットフィルタ7及び細塵フィルタ8を透過する。この際、通常の塵埃はネットフィルタ7に捕集され、ネットフィルタ7を透過した細塵は細塵フィルタ8に捕集される。尚、細塵フィルタ8を透過した空気は、電動送風機9に吸い込まれ、内部を冷却した後に外部に排気される。
このスキマノズル24による清掃が終了後は、延長パイプ21を縮小させる。この際、隙間50以外の部分において大径パイプ部22aの内周面に付着した塵埃は小径吸込パイプ23の一端部23aに設けたスペーサ51のブラシ毛54により剥離させられるが、このスペーサ51とブラシ毛54により隙間50側には浸入できない。このように延長パイプ21を縮小した状態で、延長パイプ21の小径吸込パイプ23をスキマノズル24と一体にパイプ嵌合穴3aに嵌合する。
この際、延長パイプ21の隙間50より上方に位置して、大径パイプ部22aの内周面に付着した塵埃が剥離して落下しても、スペーサ51とブラシ毛54により隙間50側には浸入できない。
以上説明したように、この発明の実施の形態の電気掃除機は、第1吸込パイプ(小径吸込パイプ23)の一端部23aを第2吸込パイプ(大径吸込パイプ22)の一端部22a1から内部に所定範囲内で進退移動自在に挿入した伸縮吸込パイプ21を備えている。しかも、前記第2吸込パイプ(大径吸込パイプ22)の一端部22a1に前記第1吸込パイプ(小径吸込パイプ23)との間の気密性を確保するシール部材(シールリング43)が設けられていると共に、前記第1吸込パイプ(小径吸込パイプ23)の一端部23aの外周面に前記第2吸込パイプ(大径吸込パイプ22)の内面に摺接するブラシ毛54が突設されている。
この構成によれば、第1,第2吸込パイプ(23,22)同士の伸縮時に、第1吸込パイプ(小径吸込パイプ23)の一端部23aのブラシ毛54が第2吸込パイプ(大径吸込パイプ22)の内周面に対して滑らかに摺動しながら、第1吸込パイプ(小径吸込パイプ23)の一端部23aを第2吸込パイプ(大径吸込パイプ22)の内周面に対して支持させると共に、第2吸込パイプ(大径吸込パイプ22)の内周面に付着した塵埃が第1吸込パイプ(小径吸込パイプ23)の一端部23aのブラシ毛54により第1,第2吸込パイプ(23,22)間の隙間50に入り込むのを阻止することになる。
この結果、第1,第2吸込パイプ(23,22)間のシール性や第1,第2吸込パイプ(23,22)同士の伸縮時の摺動性が確保できると共に、第2吸込パイプ(大径吸込パイプ22)の内周面に付着した塵埃が第1,第2吸込パイプ(23,22)間の隙間50に入り込むのを未然に防止できる。
この発明に係る伸縮吸込パイプである延長パイプを備えるアップライト型電気掃除機の側面図である。 図1の吸込口体及び掃除機本体への接続部の断面図である。 図1の延長パイプをロック解除ボタンを通る部分で長手方向に断面したの断面図である。 図3の拡大説明図である。 図3のシール構造の拡大説明図である。 図3のA´−A´線に沿う断面図である。 図6の拡大説明図である。 図1の延長パイプの分解斜視図である。 図4の要部を更に拡大して示した斜視図である。 図3の小径吸込パイプの一端部の拡大側面図である。 図10の小径吸込パイプの一端部を端面側から見た斜視図である。 図4のA2−A2線に沿う断面図である。 図4のA3−A3線に沿う断面図である。 (a)は図10のスペーサの斜視図、(b)は(a)のスペーサの左側面図、(c)は(b)の右側面図、(d)は(c)の平面図である。
符号の説明
22・・・大径吸込パイプ(第2吸込パイプ)
22a1・・・一端部
23・・・小径吸込パイプ(第1吸込パイプ)
23a・・・一端部
43・・・シールリング(シール部材)
54・・・ブラシ毛

Claims (1)

  1. 第1吸込パイプの一端部を第2吸込パイプの一端部から内部に所定範囲内で進退移動自在に挿入した伸縮吸込パイプを備える電気掃除機において、
    前記第2吸込パイプの一端部に前記第1吸込パイプとの間の気密性を確保するシール部材が設けられていると共に、前記第1吸込パイプの一端部の外周面に前記第2吸込パイプの内面に摺接するブラシ毛が突設されていることを特徴とする電気掃除機。
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