JP4241595B2 - 電気掃除機 - Google Patents

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Description

本発明は、電気掃除機に関し、詳しくは、先端部分に補助吸込口体が設けられた延長管を備える電気掃除機に関する。
従来、この種の電気掃除機としては、延長管の先端部分に筒状のカバーを固定し、このカバーと上記延長管との間に、上記延長管の長手方向に進退可能に形成されたブラシ部材を収容したものがある(特開平8−191782号公報:特許文献1参照)。
上記カバーと延長管との間にはバネが設けられており、上記ブラシ部材を、上記バネで付勢して、上記延長管の先端から突出させている。また、上記ブラシ部材に突起を設け、この突起を、上記延長管に設けた貫通孔を介して延長管の内側に突出させている。また、上記延長管に接続されるパイプに係止するクランプを備え、このクランプを、上記延長管に設けた貫通孔を介して延長管の内側に突出させている。上記クランプを、上記カバーの表面に露出させた押しボタンによって操作するようにしている。
上記延長管は、先端に吸込口体を取り付けて床掃除を行うと共に、上記吸込口体を取り外して上記ブラシ部材を先端に突出させて、家具と壁との隙間等の掃除を行うことができるようになっている。
この延長管の先端に吸込口体が取り付けられる場合、この吸込口体のパイプが延長管の内側に挿入されるにつれて、上記突起がパイプの端面によって奥側に押し遣られる。これにより、上記延長管の先端から突出していたブラシ部材が、カバー内に没入する。上記パイプが延長管内の所定位置まで挿入されると、このパイプに設けられた係止孔に上記クランプが係止して、この吸込口体と延長管とが連結される。
一方、上記吸込口体が延長管から取り外される場合、上記押しボタンが押圧されて上記クランプのパイプに対する係合が解けることにより、上記バネの付勢力で上記パイプが延長管から押し出されると共に、上記ブラシ部材が延長管の先端から突出する。
しかしながら、上記従来の電気掃除機は、上記延長管とカバーとの間にブラシ及びバネを収容しているので、上記カバーの寸法が比較的大きくなり、また、部品点数が多くて構造が複雑になるという問題がある。
さらに、上記延長管の内側に上記吸込口体のパイプが挿入されるので、この吸込口体が延長管に取り付けられたとき、延長管のカバーが露出する。このカバーは、ブラシ部材を突出させて掃除を行う際の塵の吸入口に近接するので、汚れ易い。したがって、上記延長管に吸入口体を接続する際や、この吸入口体が接続された状態で掃除を行う際に、操作者等を汚す虞があるという問題がある。
特開平8−191782号公報
そこで、本発明の課題は、延長管の先端部分をコンパクトかつ少ない部品点数で形成でき、また、操作者等の汚れを防止できる電気掃除機を提供することにある。
上記課題を解決するため、本発明の電気掃除機は、
内側に通風路を有して電気掃除機本体に接続される延長管と、
先端にブラシを有し、上記延長管に、この延長管の軸方向に摺動自在に外嵌されていると共に、上記延長管から分離不可である補助吸込口体と、
上記補助吸込口体の外側に露出する解除部を有し、上記補助吸込口体を、上記延長管から突出した位置にロックするロック機構と、
上記補助吸込口体を内部に収容するように形成された延長管連結部と
上記補助吸込口体と上記延長管連結部とが互いに接触して形成される補助吸込口体接触部と
を備え、
上記解除部は、上記延長管が上記延長管連結部に挿入されるときに、上記延長管連結部と当接することにより上記補助吸込口体のロックを解除し、
かつ、
上記延長管連結部は、上記延長管が挿入されて連結されるように形成されていると共に、上記延長管が挿入されるときに、上記補助吸込口体接触部の接触による摩擦により上記補助吸込口体が上記延長管に対して後退するように形成されていると共に、上記延長管が引き出されるときに上記補助吸込口体接触部の接触による摩擦により上記補助吸込口体が上記延長管から先端側に突出するように形成されている
ことを特徴としている。
上記構成によれば、上記補助吸込口体が、上記延長管から突出した位置にロック機構でロックされた状態で、この補助吸込口体の先端のブラシを被掃除面に臨ませる。上記延長管に接続された電気掃除機本体の吸引動作により、上記延長管の通風路に吸込空気が流れて、上記補助吸込口体から被掃除面の塵が吸引される。
上記延長管を、例えば電気掃除機本体や吸込口体等に接続する場合、この電気掃除機本体や吸込口体等に設けられた上記延長管連結部に、上記補助吸込口体が収容されると共に上記延長管が挿入されて連結される。上記延長管連結部は、上記延長管が挿入されるときに、上記補助吸込口体を上記延長管に対して後退させる。
一方、上記電気掃除機本体や吸込口体等に接続された上記延長管を取り外す場合、上記延長管連結部から、上記補助吸込口体及び延長管を引き出す。上記延長管連結体から延長管が引き出されるときに、上記補助吸込口体によって、上記補助吸込口体が延長管から先端側に突出させられる。
このように、先端にブラシが設けられた上記補助吸込口体は、上記延長管連結部から引き出されると、上記延長管から突出した状態になるので、従来のようなブラシを延長管の先端から突出させるためのバネは不要である。したがって、この電気掃除機は、少ない部品点数で延長管及び補助吸込口体を構成することができる。
また、上記延長管を電気掃除機本体等に着脱する際に、操作者は上記補助吸込口体に触れることが無い。その結果、上記補助吸込口体に付着した塵などで操作者の手が汚れる虞を効果的に防止できる。
また、上記補助吸込口体は、上記延長管連結部に収容されるので、従来のように塵が付着した状態の補助吸込口体が露出することが無い。したがって、塵が付着した補助吸込口体によって操作者等が汚れる不都合を、効果的に防止できる。
また、上記延長管を延長管連結部に挿入する動作によって、上記補助吸込口体のロックを解除できる。したがって、上記延長管を、上記延長管連結部にワンタッチで接続することができる。
また、上記延長管を延長管連結部に挿入する際、上記補助吸込口体が、上記補助吸込口体接触部によって延長管連結部に連結される。これにより、上記延長管の挿入動作によって、この延長管に対して補助吸込口体が相対的に後退移動して、この補助吸込口体が延長管に対して後退する。
一方、上記延長管を延長管連結部から引き出す際、上記補助吸込口体が、上記補助吸込口体接触部によって延長管連結部に連結される。これにより、上記延長管の引き出し動作によって、この延長管に対して補助吸込口体が相対的に移動して、この補助吸込口体が延長管よりも先端側に突出する。
このように、上記補助吸込口体は、操作者によって直接操作されることなく、延長管に対する引き込み及び突出が行われるので、操作者の手を汚す不都合を防止できる。また、補助吸込口体の引き出し及び突出を容易に行うことができる。
なお、上記補助吸込口体接触部は、上記補助吸込口体を延長管に対して相対的に移動させることができるのであれば、いかなる形態で補助吸込口体を連結してもよい。
一実施形態の電気掃除機は、上記補助吸込口体接触部は、上記補助吸込口体の外周部に設けられた起毛布を含む。
上記実施形態によれば、上記延長管が延長管連結部に挿入及び引き出されるとき、上記補助吸込口体が、上記起毛布によって効果的に延長管連結部に連結される。したがって、簡易な構成で、上記補助吸込口体を、上記延長管に対して後退又は前進させることができる。
一実施形態の電気掃除機は、上記補助吸込口体接触部は、上記ロック機構の解除部に設けられたローレットを含む。
上記実施形態によれば、上記延長管が延長管連結部に挿入及び引き出されるとき、上記補助吸込口体が、上記ロック機構の解除部に設けられたローレットによって、効果的に延長管連結部に連結される。したがって、簡易な構成で、上記補助吸込口体を、上記延長管よりも引き込み又は突出させることができる。さらに、上記ロック機構の解除部を、ロックの解除と、補助吸込口体の延長管連結部への連結とに兼用することができるので、電気掃除機の部品点数を削減できると共に、上記補助吸込口体を簡易な構成にしてコンパクトにできる。
一実施形態の電気掃除機は、上記補助吸込口体のブラシは、先端に向かうにつれて、上記延長管の通風路の中心軸側に近づくように傾斜している。
上記実施形態によれば、上記補助吸込口体のブラシは、先端に向かうにつれて、上記延長管の通風路の中心軸側に近づくように傾斜しているので、この補助吸込口体を延長管連結部に収容するときに、この延長管連結部の縁にブラシが当たって邪魔になることを防止できる。また、上記ブラシは、先端が上記延長管側に向かって傾斜しているものの、このブラシが設けられた補助吸込口体は、上記延長管連結部に収容される際、上記延長管に対して引き込まれるので、上記ブラシが延長管と延長管連結部との連結部に巻き込まれることも無い。
なお、上記ブラシの傾斜角度は、上記延長管の中心軸に対して0°よりも大きく15°以下であるのが好ましく、さらに、上記補助吸込口体の延長管連結部への挿入のし易さと、上記補助吸込口体の延長管に対する引き込み易さとの点で、
5°以上7°以下であるのが特に好ましい。
以上のように、本発明の電気掃除機は、補助吸込口体を収容すると共に延長管が挿入されて連結されるように形成され、かつ、上記延長管が挿入されるときに上記補助吸込口体を上記延長管よりも引き込むように形成されていると共に、上記延長管が引き出されるときに上記補助吸込口体を上記延長管から突出させるように形成された延長管連結部を備えるので、先端にブラシが設けられた補助吸込口体は、上記延長管連結部から引き出されると、上記延長管から突出した状態になるから、従来のようなブラシを突出させるバネが不要になって、少ない部品点数で延長管及び補助吸込口体を構成することができる。
以下、本発明を図示の実施の形態により詳細に説明する。
図1は、本発明の実施形態としての電気掃除機の一部を示す断面図である。
この電気掃除機は、電気掃除機本体1と、この電気掃除本体に接続されたホース2と、このホースに連なると共に把手31を有する手元パイプ3と、この手元パイプ3に接続されて内側に通風路が形成された延長管5とを備える。この延長管5の先端部分と、この延長管5の先端部分に設けられた補助吸込口体6とが、上記電気掃除機本体1の上部に設けられた延長管連結部20に連結されている。この延長管連結部20は、電気掃除機本体1内に形成された本体通風路50の一端に設けられており、この本体通風路50の他端は、電気掃除機本体1の底面に形成された開口9に連通している。この電気掃除本体1は、吸い込み空気の流れを生成する電動送風機8と、電源コードを巻き取るコードリール7を内蔵している。また、上記電気掃除機本体1には、吸い込み空気から塵を分離して回収するサイクロン集塵器10が着脱可能に連結されている。この電気掃除機は、走行車輪を有する図示しない吸込口体が上記開口9に接続され、上記手元パイプ3の把手31が操作者によって把持されて掃除動作を行うアップライト型の掃除機である。
上記サイクロン集塵器10は、筒状の集塵ケースと11と、この集塵ケース11の開口端に連結されたサイクロン本体14とを有する。このサイクロン本体14は、上記集塵ケース中に突出する排気筒16と、この排気筒16から吸引した空気を濾過するフィルター体18とを有する。上記集塵ケース11の電気掃除機本体側の側面には、吸い込み空気を導く開口12が設けられている。
図2は、上記延長管5及び補助吸込口体6と、上記電気掃除機本体1の延長管連結部20との連結部を拡大して示した断面図である。この延長管連結部20は、概略筒形状を有すると共に上端に開口を有し、この延長管連結部20内に、延長管5の先端部分が挿入されていると共に補助吸込口体6が収容されている。
図3は、上記延長管連結部20から、上記延長管5及び補助吸込口体6が引き出された様子を示す断面図である。
図2及び3に示すように、上記延長管連結部20は、開口に連なる補助吸込口体収容部21と、この補助吸込口体収容部21よりも底側に形成された延長管嵌合部22とを有する。
上記補助吸込口体収容部21は、補助吸込口体6の外形に対応した内面形状を有し、上記補助吸込口体6を収容合可能になっている。この補助吸込口体収容部21には、上記補助吸込口体6の後述する起毛布42が接触する接触部24が設けられている。この接触部24は、不織布によって形成されているが、上記補助吸込口体6の連結部が接触して摩擦力が得られるのであれば、どのような材料で形成してもよい。
上記延長管嵌合部22は、上記延長管5の先端の外周面に接する外筒部24と、この外筒部24の内側に形成されて上記延長管の内周面に接する内筒部25とを有する。上記外筒部24の内径は、上記補助吸込口体収容部21の内径よりも小さく形成されている。この外筒部24の内側面には、上記延長管5の先端近傍に形成された係合孔51と係合する本体側係合体27が、内筒部25側に向かって突出している。この本体側係合体27は、電気掃除機本体1の上側面に設けられた解除ボタンによって、上記延長管5に対する係合が解除されるようになっている。
図4は、上記補助吸込口体6を示す底面図である。図2、3及び4に示すように、この補助吸込口体6は、上記延長管5の先端部分に、この延長管5の軸方向に摺動自在に外嵌されていると共に、上記延長管5から分離不可に形成されている。なお、この分離不可とは、補助吸込口体6の通常の使用状態において延長管5から分離できないことをいう。
この補助吸込口体6は、大略筒形状を有し、先端にブラシ31が植えられて厚みが比較的薄い薄肉部33と、ロック機構を内蔵して上記薄肉部33よりも肉厚の肉厚部34とを有する。この肉厚部34は、径方向と直角をなすと共に軸方向に延びる平面部35を有し、この平面部35から、ロック機構の解除部としての押しボタン37が突出している。この押しボタン37は、肉厚部34内の揺動軸38回りに揺動自在に設けられた揺動体39の一端に、一体形成されている。この揺動体39は、図示しないコイルバネによって、上記押しボタン37が突出する方向に付勢されている。上記肉厚部34内には、延長管5に係合する延長管係合体40が設けられており、上記揺動体39の他端が、上記延長管係合体40の側面に設けられた凹部内に収容されている。上記押しボタン37が操作されて上記揺動体39が揺動することにより、上記延長管係合体40が、上記補助吸込口体6の肉厚部34の内側面に形成された貫通孔から出没するようになっている。この延長管係合体40が、上記延長管5の先端近傍の係合孔51に係合して、この延長管5よりも突出した位置に補助吸込口体6が固定されるようになっている。つまり、上記延長管係合体40と係合孔51によって、上記補助吸込口体6を延長管5から突出した位置にロックするロック機構を形成している。
上記補助吸込口体6の肉厚部34には、上記押しボタン37よりもブラシ31側に、起毛布42が貼り付けられている。この起毛布42は、上記補助吸込口体収容部21の接触部24に接触して、この補助吸込口体6と延長管連結部20との間に摩擦力を得るものである。この摩擦力によって、上記補助吸込口体6と延長管連結部20との間を連結して、この補助吸込口体6を延長管5に対して相対的に移動させるようにしている。すなわち、上記起毛布42と接触部24によって、補助吸込口体接触部を構成している。なお、補助吸込口体収容部21に起毛布を設けると共に、補助吸込口体6に接触部を設けてもよい。
上記補助吸込口体6の薄肉部33の先端に植えられたブラシ31は、先端に向かうにつれて延長管5の通風路の中心軸側に近づくように傾斜している。詳しくは、図5に示すように、上記ブラシ31は、上記補助吸込口体6の外側面の延在方向(補助吸込口体6及び延長管5の軸方向と平行方向)に対して、延長管の通風路の中心軸側に7°の傾斜角度で傾斜している。なお、このブラシ31の傾斜角度は、5°以上7°以下であるのが特に好ましいが、0°よりも大きく15°以下であってもよい。
上記構成の電気掃除機は、以下のように動作する。
まず、図1に示すように、延長管5が電気掃除機本体1に接続された状態で、この電気掃除機本体1の底面の開口9に吸込口体を接続する。この吸込口体の吸込口が床面に対向した状態で、把手31が操作者に把持され、電源スイッチがオンされると、この電気掃除機本体1の電動送風機8が起動する。これにより、上記吸込口体、本体通風路50、延長管6、手元パイプ3及び上記ホース2内を吸い込み空気が流れて、上記吸込口体の吸込口から、床面の塵が吸い込まれる。吸い込み空気は、塵と共に、集塵ケース11の開口12から集塵ケース内11に導かれて、この集塵ケース内11で生成される旋回流によって、上記塵のうちの比較的大きい塵が分離される。比較的大きい塵が分離された吸い込み空気は、上記サイクロン本体14の排気筒16を通ってフィルター体18に導かれ、このフィルター体18で微小な塵が除去されて、電気掃除機本体1から排出される。このようにして、吸込口体を用いた床面の掃除が行われる。
一方、家具と壁との間のような狭所の掃除や、壁面や天井のような室の上部の掃除を行う場合、上記延長管5の先端の補助吸込口6が用いられる。すなわち、操作者によって、電気掃除機本体1の上側面の解除ボタンが操作されて、延長管6と延長管連結部20とのロックが解除される。続いて、操作者により、手元パイプ3の把手31に上側向きの力が加えられて、延長管6及び補助吸込口体6が延長管連結部20から引き出される。このとき、上記補助吸込口体6の起毛布42と、上記延長管連結部20の補助吸込口体収容部21の接触部24とが接触して、この補助吸込口体6と延長管連結部20との間に摩擦力が生じる。この摩擦力により、この補助吸込口体6の延長管連結部20からの引き出し量が、上記延長管5の延長管連結部20からの引き出し量よりも小さくなるので、上記補助吸込口体6が延長管6の先端側に相対移動する。この延長管6の先端側に相対移動した補助吸込口体6は、延長管係合体40が延長管5の係合孔51に係合することにより、延長管5の先端側に突出した位置に固定される。こうして、上記延長管連結部20から延長管5を引き出す動作によって、この補助吸込口体6を延長管5の先端に固定することができる。この補助吸込口体6が先端に固定された延長管5を、家具と壁との隙間等に挿入し、この隙間の床面Lに、図6に示すように補助吸込口体6の先端のブラシ31を臨ませて、狭所等の掃除を行うことができる。
このように、上記延長管連結部20から延長管5を引き出す動作によって、補助吸込口体6を延長管5の先端に固定することができるので、この補助吸込口体6は、従来のようなブラシ体を突出させるためのバネは不要である。したがって、この電気掃除機は、少ない部品点数で延長管5及び補助吸込口体6を構成することができる。
また、上記延長管5を電気掃除機本体1から取り外す際、操作者は、電気掃除機本体1の解除ボタンを操作するのみであって、上記補助吸込口体6に触れることが無い。その結果、上記補助吸込口体6に付着した塵などで操作者の手が汚れる虞を効果的に防止できる。また、解除ボタンの操作と延長管5を引き出すことのみによって、吸込口体を用いた掃除から補助吸込口体6を用いた掃除に、容易かつ迅速に移ることができる。
上記補助吸込口体6を用いた掃除から、吸込口体を用いた掃除に戻る場合、あるいは、電気掃除機の使用を終了する場合、上記補助吸込口体6及び延長管5を、電気掃除機本体1の上記延長管連結部20に接続する。すなわち、先端に補助吸込口体6が突出して固定された延長管5を、延長管連結部20の開口から内部に挿入する。このとき、上記補助吸込口体6の先端のブラシ31は、先端に向かうにつれて延長管5の通風路の中心軸側に向かって7°の傾斜角度で傾斜しているので、ブラシ31の先端が開口の縁に当たって挿入の邪魔になることが無い。上記延長管5を延長管連結部20内に挿入する動作により、上記補助吸込口体6の平面部35から突出する押しボタン37が、延長管接続部20の補助吸込口体収容部21の内側面に当接して、補助吸込口体6内に没入する。これにより、上記押しボタン37が一体に形成された揺動体39が揺動して、延長管係合体40が補助吸込口体6内に没入して、この延長管係合体40と、延長管5の係合孔51との係合が解除される。したがって、補助吸込口体6の延長管5に対するロックが解除される。また、上記補助吸込口体6の起毛布42と、補助吸込口体収容部21の接触部24とが接触して摩擦力が生じることにより、延長管連結部20に対する補助吸込口体6の移動量よりも、延長管連結部20に対する延長管5の移動量が大きくなる。これにより、上記延長管5は、上記補助吸込口体6よりも延長管連結部20内に前進する。そして、補助吸込口体収容部21の底面に補助吸込口体6の先端面が当接することにより、この補助吸込口体6の移動が停止する。上記延長管5は、更に延長管連結部20の底側に向かって挿入されて、先端部分が、延長管嵌合部22の外筒部24と内筒部25との間に嵌合する。このとき、上記補助吸込口体6は、上記内筒部25よりも開口側で停止しているので、上記補助吸込口体6の先端のブラシ31が、延長管5の先端と内筒部25との間に挟まれることが無い。そして、上記外筒部24の内側面から突出する本体側係合体27が、上記延長管5の係合孔51に係合して、この延長管5が延長管連結部20に固定される。
このように、上記延長管連結部20に延長管5を挿入する動作によって、補助吸込口体6の延長管5の先端へのロックを解除して、この補助吸込口体6を延長管5よりも後退させることができる。したがって、補助吸込口体6を用いた掃除から、吸込口体を用いた掃除に、ワンタッチで容易かつ迅速に移ることができる。
また、上記延長管5を電気掃除機本体1に接続する際、操作者は、上記延長管5を延長管連結部20に挿入するのみであって、上記補助吸込口体6に触れることが無い。その結果、上記補助吸込口体6に付着した塵などで操作者の手が汚れる虞を効果的に防止できる。また、塵が比較的付着し易い上記補助吸込口体6を、延長管連結部20内に収容できるので、補助吸込口体6に付着した塵が掃除中に操作者等を汚す虞を防止できる。
上記実施形態において、上記補助吸込口体6の肉厚部34に設けた起毛布42と、上記補助吸込口体収容部21に設けた接触部24とで補助吸込口体接触部を構成したが、上記補助吸込口体6の平面部35から突出する押しボタン37にローレットを設け、この押しボタン37と、この押しボタン37が当接する補助吸込口体収容部21の内側面とで補助吸込口体接触部を構成してもよい。これにより、上記押しボタン37を、補助吸込口体6と延長管5とのロック解除と、補助吸込口体6の延長管連結部20への連結とに兼用することができるので、電気掃除機本体の部品点数を削減できると共に、上記補助吸込口体6を簡易な構成にしてコンパクトにできる。
上記実施形態において、延長管連結部20は、延長管5を電気掃除機本体1に接続したが、延長管を他のものに接続してもよい。例えば、延長管連結部20を他の延長管に設け、この他の延長管と、上記補助吸込口体6を備える延長管5とを接続してもよい。
また、上記電気掃除機は、サイクロン型でなくてもよい。
また、上記電気掃除機は、アップライト型でなくてもよく、例えば、延長管の先端に吸込口体を取り付けて、この延長管に接続されたホースを介して本体を牽引して掃除を行うキャニスター型の電気掃除機であってもよい。
本発明の実施形態の電気掃除機の一部を示す断面図である。 延長管及び補助吸込口体と、電気掃除機本体の延長管連結部との連結部を拡大して示した断面図である。 延長管連結部から、延長管及び補助吸込口体6が引き出された様子を示す断面図である。 補助吸込口体を示す底面図である。 補助吸込口体が延長管の先端に固定された様子を示す側面図である。 補助吸込口体を用いて床面Lの掃除を行う様子を示す図である。
符号の説明
5 延長管
6 補助吸込口体
20 延長管連結部
24 接触部
31 ブラシ
37 押しボタン
42 起毛布

Claims (4)

  1. 内側に通風路を有して電気掃除機本体に接続される延長管と、
    先端にブラシを有し、上記延長管に、この延長管の軸方向に摺動自在に外嵌されていると共に、上記延長管から分離不可である補助吸込口体と、
    上記補助吸込口体の外側に露出する解除部を有し、上記補助吸込口体を、上記延長管から突出した位置にロックするロック機構と、
    上記補助吸込口体を内部に収容するように形成された延長管連結部と
    上記補助吸込口体と上記延長管連結部とが互いに接触して形成される補助吸込口体接触部と
    を備え、
    上記解除部は、上記延長管が上記延長管連結部に挿入されるときに、上記延長管連結部と当接することにより上記補助吸込口体のロックを解除し、
    かつ、
    上記延長管連結部は、上記延長管が挿入されて連結されるように形成されていると共に、上記延長管が挿入されるときに、上記補助吸込口体接触部の接触による摩擦により上記補助吸込口体が上記延長管に対して後退するように形成されていると共に、上記延長管が引き出されるときに上記補助吸込口体接触部の接触による摩擦により上記補助吸込口体が上記延長管から先端側に突出するように形成されている
    ことを特徴とする電気掃除機。
  2. 請求項に記載の電気掃除機において、
    上記補助吸込口体接触部は、上記補助吸込口体の外周部に設けられた起毛布を含むことを特徴とする電気掃除機。
  3. 請求項に記載の電気掃除機において、
    上記補助吸込口体接触部は、上記ロック機構の解除部に設けられたローレットを含むことを特徴とする電気掃除機。
  4. 請求項1に記載の電気掃除機において、
    上記補助吸込口体のブラシは、先端に向かうにつれて、上記延長管の通風路の中心軸側に近づくように傾斜していることを特徴とする電気掃除機。
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