JPH0718630U - 弁当箱 - Google Patents

弁当箱

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JPH0718630U
JPH0718630U JP5001293U JP5001293U JPH0718630U JP H0718630 U JPH0718630 U JP H0718630U JP 5001293 U JP5001293 U JP 5001293U JP 5001293 U JP5001293 U JP 5001293U JP H0718630 U JPH0718630 U JP H0718630U
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JP
Japan
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recess
chopstick
opening
lid
cover
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Pending
Application number
JP5001293U
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English (en)
Inventor
勤 今井
Original Assignee
アスベル株式会社
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 箸の出し入れ操作が容易で、しかもすっきり
とした外観を呈してデザイン的に優れた弁当箱を提供す
る。 【構成】 蓋体3の上面に箸の収容凹部12を形成し、
その収容凹部12を開閉する箸入れカバー17を設け、
収容凹部12に隣接させかつ仕切り14を介して開閉レ
バー23の操作凹部13を形成し、箸入れカバー17は
その操作凹部13から遠い方の側縁部を蓋体3に枢着
し、開閉レバー23はその中間部を収容凹部12と操作
凹部13の境界部で枢支し、その一側に操作凹部13内
に没入可能にその上面を覆うプッシュ部24を設けると
ともに他側に箸入れカバー17の遊端部の下面に当接す
るはね上げ部25を設け、蓋体3と箸入れカバー17と
開閉レバー23のプッシュ部24の上面をほぼ滑らかに
連続する単一面とした。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は弁当箱に関し、特に蓋体の上面に箸を収容する凹部を形成し、それを 箸入れカバーにて開閉するようにした弁当箱に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来から、弁当箱の蓋体の上面又は側面に箸の収容凹部を形成して箸入れカバ ーで開閉するようにしたものはよく知られている。その箸入れカバーは、収容凹 部の開口縁近傍両側に形成したスライド溝に沿って差し入れたり、抜き出したり するものが多い。
【0003】 ところが、箸入れカバーを抜き差しして箸を出し入れするものは、箸の出し入 れに手間がかかり、使い勝手が悪いという問題がある。特に、蓋体の上面に収容 凹部を形成した場合には、側面に形成した場合に比して箸入れカバーの抜き差し 操作がさらに困難となり、大変使い勝手が悪いという問題がある。
【0004】 しかるに、近年の合成樹脂製の弁当箱においては、蓋体の長辺側の側縁部に揺 動自在なロック片を設け、本体側面に突設された突条に係合させて蓋体を固定す るようにしたものが多く、必然的に箸入れ用凹部は蓋体の上面に形成されること になる。
【0005】 そこで、このような問題を解消するものとして、蓋体の上面に箸の収容凹部を 形成するとともにその上面開口を閉鎖する箸入れカバーの一側縁を枢支し、箸入 れカバーの他側縁に指を掛けて箸入れカバーを開くようにしたものが提案されて いる。その場合、箸入れカバーを容易に上方に開くことができるように、蓋体に 指を入れる操作用の凹部が形成されている。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】 しかしながら、上記のような構成の弁当箱ではその蓋体の上面に操作用の凹部 が見えるために、外観的にすっきりとせず、デザイン的に好ましくないという問 題がある。
【0007】 本考案は、このような従来の問題点に鑑み、箸の出し入れ操作が容易で、しか もすっきりとした外観を呈してデザイン的に優れた弁当箱を提供することを目的 とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本考案は、蓋体の上面に箸の収容凹部を形成し、その収容凹部を開閉する箸入 れカバーを設けた弁当箱において、収容凹部に隣接させかつ仕切りを介して開閉 レバーの操作凹部を形成し、箸入れカバーの操作凹部から遠い方の側縁部を蓋体 に枢着し、開閉レバーはその中間部を収容凹部と操作凹部の境界部で枢支し、か つその一側に操作凹部内に没入可能にその上面を覆うプッシュ部を設けるととも に他側に箸入れカバーの遊端部の下面に当接するはね上げ部を設け、蓋体と箸入 れカバーと開閉レバーのプッシュ部の上面をほぼ滑らかに連続する単一面とした ことを特徴とする。
【0009】
【作用】
本考案によれば、開閉レバーのプッシュ部を押して操作凹部内に没入させると 、開閉レバーのはね上げ部によって枢着されている箸入れカバーの遊端側が押し 上げられるため、箸入れカバーを容易に開いて箸を出し入れすることができる。
【0010】 また、箸入れカバーを閉じれば開閉カバーのはね上げ部が押し下げられることに よって開閉レバーも元の状態に復帰する。また、収容凹部と操作凹部の間に設け た仕切りによって、清掃の困難な操作凹部内に侵入した埃などが収容凹部に入り 込むこともなく、衛生的である。更に、箸入れカバーを閉じた状態では、蓋体と 箸入れカバーと開閉レバーのプッシュ部の上面が、それらの境界部の隙間などの 微小な凹凸を除いてほぼ滑らかに連続する単一の曲面又は平面となるので、すっ きりとした外観を呈する。
【0011】
【実施例】
以下、本考案の一実施例を図1〜図8を参照して説明する。
【0012】 弁当箱1は本体2と蓋体3にて構成されている。本体2は、合成樹脂製の平面 形状が略隅丸長方形状の浅い容器からなり、その上縁外周に補強用の突条4が形 成されており、かつこの突条4により上端面にシール材を圧接させるのに必要な 幅が確保されている。蓋体3も合成樹脂製である。
【0013】 蓋体3の長辺側の両側縁にはロック片5が配設され、その上縁部両端に突出さ せた突部6を介して蓋体3に上下揺動自在に枢支されている。そのため、蓋体3 の両側縁の両端部には、ロック片5の両端に向けて徐々に外方突出する膨出部7 が形成され、その端面に突部6が嵌入する凹みが形成されている。また、ロック 片5には、図3、図5に示すように、蓋体3を本体2上に被せて押圧した状態で このロック片5を本体2の側面に沿う垂下姿勢した時に突条4の下端縁に係合す る係合突起8が設けられている。
【0014】 また、蓋体3の外周部には厚肉の垂下部9が形成され、その下端面に形成した 溝にシール材10がその下部が突出するように装着されている。また、垂下部9 の下端内周には、本体2の上端内周に嵌合する微小鍔11が突設されている。
【0015】 この蓋体3の上面には、その長手方向に沿って一半部に箸を収容するための収 容凹部12が形成され、かつこの収容凹部12の中央部に隣接して平面形状略半 円状の操作凹部13が形成されるとともに、これら収容凹部12と操作凹部13 の間には仕切り14が設けられている。さらに、収容凹部12における操作凹部 13の中央部に隣接する部分には、平面形状がコ字状でその両端が仕切り14に 連続するように区画壁15が立設され、さらにその仕切り14と平行な壁15a の収容凹部12内に臨む面には係止段部16が形成されている。
【0016】 蓋体3には、収容凹部12の上面開口を開閉自在に閉じる箸入れカバー17が 枢着されている。この箸入れカバー17には、蓋体3の側縁部に近い方の側縁部 に断面形状が円弧状の軸支部18が突出形成され、その両端に突部19が形成さ れている。また、箸入れカバー17の下面には、この箸入れカバー17を閉じた 時に区画壁15の仕切り14と平行な壁15aに形成した係止段部16に係合す る係止片20が垂下されている。一方、蓋体3には軸支部18を受ける軸承溝2 1が形成されるとともにその両端面に突部19が嵌入する凹みが形成されている 。また、収容凹部12の底面の適所には箸の位置と姿勢を規制する規制突部22 が突設されている。
【0017】 また、蓋体3の上面の中央部には開閉レバー23が枢着されている。開閉レバ ー23は、操作凹部13内に没入可能にその上面を覆うプッシュ部24が一端側 に、箸入れカバー17の遊端部の下面と区画壁15の上端との間に入り込むはね 上げ部25が他端側に形成され、その中間部が収容凹部12と操作凹部13の境 界部で枢支されている。そのため、プッシュ部24の枢支側端部の両端に突部2 6が突設され、操作凹部13の収容凹部12側の端部の上端近傍にこの突部26 が嵌入する凹みが形成されている。
【0018】 蓋体3と箸入れカバー17と開閉レバー23のプッシュ部24の上面は、それ らの境界部に生じる微小な隙間や、箸入れカバー17の上面にプッシュ部23の 外形に連続するように形成した円弧状の細溝27や、その他の模様を構成する微 小な凹凸などを除いてほぼ滑らかに連続する単一の曲面を構成している。その曲 面は通常デザイン上から決定される滑らかな凹凸を有する三次元曲面にて構成さ れる。
【0019】 以上の構成の弁当箱1によると、本体2を蓋体3で閉じた状態では、図7に示 すように、蓋体3の上面には凹部などがなく、すっきりした外観を呈している。
【0020】 この図7の状態から、蓋体3の上面の箸入れカバー17を開いて収容凹部12内 に箸を出し入れする際には、開閉レバー23のプッシュ部24を押す。すると、 図6に示すように、開閉レバー23のプッシュ部24が操作凹部13内に没入す るとともに、開閉レバー23のはね上げ部25によって箸入れカバー17の遊端 側が押し上げられる。そのため、図8に示すように、箸入れカバー17を容易に 開いて箸を出し入れすることができる。一方、箸入れカバー17を閉じれば開閉 レバー23のはね上げ部25が押し下げられることによって開閉レバー23も元 の状態に復帰する。その際、はね上げ部25が区画壁15の上端に当接し、箸入 れカバー17との間で挟持されるため、開閉レバー23が確実に固定され、蓋体 3の上面の一部を構成するプッシュ部24が簡単に揺れ動いてしまうなことはな い。
【0021】 また、収容凹部12と操作凹部13の間に設けた仕切り14によって、プッシ ュ部24のために清掃の困難な操作凹部12内に侵入した埃などが収容凹部12 に入り込むこともなく、衛生的である。
【0022】
【考案の効果】
本考案の弁当箱によれば、以上のように開閉レバーのプッシュ部を押すことに よって箸入れカバーの遊端側が押し上げられるため、箸入れカバーを容易に開い て箸を出し入れすることができ、かつ収容凹部と操作凹部の間に設けた仕切りに よって、清掃の困難な操作凹部内に侵入した埃などが収容凹部に入り込むことも なく衛生的であり、また箸入れカバーを閉じれば開閉カバーのはね上げ部が押し 下げられることによって開閉レバーも元の状態に復帰し、この箸入れカバーを閉 じた状態では、蓋体と箸入れカバーと開閉レバーのプッシュ部の上面が、それら の境界部の隙間や上面に形成される模様などの微小な凹凸を除いてほぼ滑らかに 連続する単一の曲面又は平面となり、従って箸の出し入れ操作が容易で、しかも すっきりとした外観を呈するデザイン的に優れた弁当箱を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例の弁当箱の平面図である。
【図2】同実施例の弁当箱の正面図である。
【図3】同実施例の弁当箱の側面図である。
【図4】図1のA−A矢視断面図である。
【図5】図2のB−B矢視断面図である。
【図6】同実施例の弁当箱において箸入れカバーを開く
ために開閉レバーを操作した状態の図5と同様の断面図
である。
【図7】同実施例の弁当箱の斜視図である。
【図8】同実施例の弁当箱において箸入れカバーを開い
た状態の斜視図である。
【符号の説明】
1 弁当箱 3 蓋体 12 収容凹部 13 操作凹部 14 仕切り 17 箸入れカバー 18 軸支部 23 開閉レバー 24 プッシュ部 25 はね上げ部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 蓋体の上面に箸の収容凹部を形成し、そ
    の収容凹部を開閉する箸入れカバーを設けた弁当箱にお
    いて、収容凹部に隣接させかつ仕切りを介して開閉レバ
    ーの操作凹部を形成し、箸入れカバーの操作凹部から遠
    い方の側縁部を蓋体に枢着し、開閉レバーはその中間部
    を収容凹部と操作凹部の境界部で枢支し、かつその一側
    に操作凹部内に没入可能にその上面を覆うプッシュ部を
    設けるとともに他側に箸入れカバーの遊端部の下面に当
    接するはね上げ部を設け、蓋体と箸入れカバーと開閉レ
    バーのプッシュ部の上面をほぼ滑らかに連続する単一面
    としたことを特徴とする弁当箱。
JP5001293U 1993-09-14 1993-09-14 弁当箱 Pending JPH0718630U (ja)

Priority Applications (1)

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JP5001293U JPH0718630U (ja) 1993-09-14 1993-09-14 弁当箱

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JP5001293U JPH0718630U (ja) 1993-09-14 1993-09-14 弁当箱

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JPH0718630U true JPH0718630U (ja) 1995-04-04

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ID=12847093

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JP5001293U Pending JPH0718630U (ja) 1993-09-14 1993-09-14 弁当箱

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JP (1) JPH0718630U (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006102027A (ja) * 2004-10-04 2006-04-20 Iwasaki Kogyo Kk 弁当箱
JP2019189326A (ja) * 2018-04-27 2019-10-31 株式会社吉野工業所 蓋付き薄肉容器

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006102027A (ja) * 2004-10-04 2006-04-20 Iwasaki Kogyo Kk 弁当箱
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