JPS5815310Y2 - 小物用ケ−ス - Google Patents

小物用ケ−ス

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Publication number
JPS5815310Y2
JPS5815310Y2 JP1978137040U JP13704078U JPS5815310Y2 JP S5815310 Y2 JPS5815310 Y2 JP S5815310Y2 JP 1978137040 U JP1978137040 U JP 1978137040U JP 13704078 U JP13704078 U JP 13704078U JP S5815310 Y2 JPS5815310 Y2 JP S5815310Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lid
protrusion
case
groove
case body
Prior art date
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Expired
Application number
JP1978137040U
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English (en)
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JPS5553760U (ja
Inventor
栄 平野
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Individual
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は小物用ケースの改良に関するものである。
従来、小物用ケース、例えばトランプや煙草等を入れる
携帯用ケースとしては、ケース本体と蓋とが分離するい
わゆる行李型のものと、蓋をヒンジで取付けたいわゆる
扉方式のものとがある。
行李型のものでは蓋の開閉の都度蓋の置き場所が問題に
なり、また蓋を外す際に中味を落ちこぼすという欠点が
ある。
一方、扉方式のものではロックが不都合なばあいには、
蓋が不用意に開くという欠点がある。
従って、従来のケースでは蓋の開閉が度々行なわれる用
途に用いられるばあいには一長一短があって充分満足す
べきものはなかった。
本考案はこのような従来の欠点の解決を図ることを目的
とし、蓋のロックが簡単かつ確実に行なわれて取扱いに
便利なケースを提供するものである。
本考案は、上部のみ開口したケース本体と、この開口部
を覆う蓋とからなり、蓋は土壁と前後壁とを有する断面
略U字形に形成されると共に、前後壁の内側には相対向
して突起が形成されてなり、この突起に対応するケース
本体の外面には突起が嵌合して移動する溝を中央部から
側部に向って徐々に上昇するように形成すると共に中央
部には上部の幅が突起の直径よりもやや小さく形成され
、かつ下部の幅が広げられてなる係止溝を上記溝の下方
に設け、突起が中央部に位置するときは突起を係止溝に
圧入させることによって蓋の土壁がケース本体の上端部
に密着してケースの開口部を閉止し、突起が側端に位置
するときは蓋の土壁とケース本体の上端部との間に間隙
が形成されて突起を中心に蓋が回動し、ケースが開口す
るように構成したものである。
以下、本考案を実施例の図面によって説明する。
1はケース本体、2は蓋であり、ケース本体1は上部の
み開口し、この開口部を前後部からはさみつけて覆うよ
うに蓋2が取付けられている。
この蓋2は上壁21と前壁22、後壁23とからなり、
前後壁22.23の内側には相対向して突起3が設けら
れている。
またケース本体の前後壁外面には突起3に対応して溝4
が中央部から両側部に向けて徐々に上昇するように、即
ち側面V字状に形威されている。
また溝4の中央部は下方に延長させて係止溝5が形成さ
れている。
ケース本体1の上端部は前後壁がV字状に形威されてい
るが、これは内容物7を取り出すのを容易にするためで
ある。
またケース本体1の両側壁内側には上下方向に溝6を形
威し、内容物7を出し入れする際の突気抵抗が小さくな
るようにしている。
24は蓋の上壁21に形成したリブであり、蓋を閉じた
際にはこのリブがケース本体の側壁上端内側に接するよ
うになっている。
蓋2は、第3図に示すように前後壁22.23によって
ケース本体1を挾みつけ、かつ突起3が溝4に嵌入され
ることに・よってケース本体1に取付けられている。
そして突起3が中央に位置しているときは、蓋2を上か
ら押えると突起3が係止溝5に圧入されて係止される。
即ち、係止溝5はその入口となる上側の幅dが突起3の
直径よりもや・小さく設定され、かつその下側の幅りが
広げられているために突起3が圧入されると係止溝5内
で保持され、蓋の閉止状態が維持される。
また突起3が係止溝5に嵌入すると同時に蓋の土壁内面
がケース本体の上端部に接してケースが密閉される。
この状態から、蓋を開くにはまず蓋2を少し持ち上げて
突起3を係止溝5から外し、ついで蓋2を横方向に移動
させる。
この際突起3は溝4に嵌入されているので溝4に沿って
移動し、第5図に示すように、蓋2は2aの位置から2
b、2Cへと上昇しつ・横移動する。
そして2Cの位置では突起3を中心に回動し、実線に示
すように蓋が開かれる。
なお、溝4はV字状に形威されているので、左右いずれ
の側にも同様の作用で開くことができるが、溝4は中心
から一方の側にのみ形威し、一方の側にのみ蓋を開くよ
うにしてもよい。
このように、本考案では蓋が常にケース本体に取付けら
れた状態にあるために開閉の際の取扱いに便利であり、
また回転支軸が蓋の中央にあるために開いた状態でもケ
ース外に大きく突出せず、さらに蓋の閉止の際も蓋が側
方から中央へ寄ると共に中央部で押え込むだけでロック
がなされるのでロツを容易かつ確実に行なうことができ
る。
またケースを転倒または落下させてロックが外れたばあ
いにも中味が落ちこぼれることはなく、中味の保護機能
もすぐれている。
さらに、構成も蓋とケースの2部品のみで、余分な部品
がないので安価に製作することができ、また溝をV字状
に形成することによって左右いずれの方へも蓋を開くよ
うにすることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例を示す蓋を開いた状態の斜視図
、第2面1よ蓋を閉じた状態の斜視図、第3図は第2図
のlll−III線断面図、第4図は係止溝の説明図、
第5図は蓋の開閉過程を示す正面図である。 1・・・・・・ケース本体、2・・・・・・蓋、3・・
・・・・突起、4・・・・・・溝、5・・・・・・係止
溝。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 1.上部のみ開口したケース本体と、この開口部を覆う
    蓋とからなり、蓋は土壁と前後壁とを有する断面略U字
    形に形成されると共に前後壁の内側には相対向して突起
    が形成されてなり、この突起に対応するケース本体の外
    面には突起が嵌合して移動する溝を中央部から側部に向
    かって徐々に上昇するように形成すると共に中央部には
    上部の幅が突起の直径よりもやや小さく形成され、がつ
    下部の幅が広げられてなる係止溝を上記溝の下方に設け
    、突起が中央部に位置するときは突起を係止溝に圧入さ
    せることによって蓋の土壁がケース本体の上端部に密着
    してケースの開口部を閉止し、突起が側端に位置すると
    きは蓋の土壁とケース本体の上端部との間に間隔が形成
    されて突起を中心に蓋が回動し、ケースが開口するよう
    に構成したことを特徴とする小物ケース。 2、実用新案登録請求の範囲第1項において、上記溝は
    中央部から両側部にV字状に形成したことを特徴とする
    小物ケース。
JP1978137040U 1978-10-04 1978-10-04 小物用ケ−ス Expired JPS5815310Y2 (ja)

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JP1978137040U JPS5815310Y2 (ja) 1978-10-04 1978-10-04 小物用ケ−ス

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JP1978137040U JPS5815310Y2 (ja) 1978-10-04 1978-10-04 小物用ケ−ス

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5553760U JPS5553760U (ja) 1980-04-11
JPS5815310Y2 true JPS5815310Y2 (ja) 1983-03-28

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ID=29108847

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JP1978137040U Expired JPS5815310Y2 (ja) 1978-10-04 1978-10-04 小物用ケ−ス

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6605387B2 (ja) * 2016-04-27 2019-11-13 三甲株式会社 蓋付き容器

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4830201U (ja) * 1971-08-11 1973-04-13

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JPS5553760U (ja) 1980-04-11

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