JP2606100Y2 - 電気掃除機とそのパックフィルター - Google Patents

電気掃除機とそのパックフィルター

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JP2606100Y2
JP2606100Y2 JP1992023990U JP2399092U JP2606100Y2 JP 2606100 Y2 JP2606100 Y2 JP 2606100Y2 JP 1992023990 U JP1992023990 U JP 1992023990U JP 2399092 U JP2399092 U JP 2399092U JP 2606100 Y2 JP2606100 Y2 JP 2606100Y2
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mounting plate
hook
mounting
vacuum cleaner
filter
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治 田中
宏 三木
英樹 林
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Panasonic Corp
Panasonic Holdings Corp
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Panasonic Corp
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、電気掃除機の集塵用の
パックフィルターの取付け構造、および集塵用のパック
フィルターに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、この種の電気掃除機では、一
般に、電動送風機を内蔵した本体自体に集塵容器を形成
するか、或いは本体に着脱自在に形成した集塵容器を本
体から離脱して適宜ごみ捨て処理を行っている。そして
衛生的にごみ捨てを行えるよう、集塵袋と集塵フィルタ
ーを兼用した使い捨てのパックフィルターを使用するタ
イプの電気掃除機が近年主流を占めている。
【0003】このタイプの電気掃除機の場合は、一般
に、パックフィルターを必ず使用することが前提の構造
となっており、パックフィルターを使用しないと本体に
内蔵した電動送風機の軸受ベアリング等を塵埃で破損し
てしまうのが通常であった。このため、集塵容器の内方
に集塵用のパックフィルターの取付けが確実になされた
後に電気掃除機が始めて使用できる機構を設けている。
【0004】例えば、図6〜図8に示す従来の電気掃除
機では、集塵容器21の吸気口22の周囲にはフック2
3を備えたパックフィルター24の取付け部25を設
け、またパックフィルター24の前面には電気掃除機の
真空圧や塵埃の重量などに対する取付け強度を得るため
硬質の厚紙や樹脂シートを吸気口22の入る形状に打ち
抜いた取付け板26を設け、フック23は集塵容器21
の取付け部25に向けてバネ体27にて回動自在に付勢
され、取付け板26の一端28を取付け部25に引っ掛
けてこれを支点として回動して、フック23にて取付け
板26の他方端29を係合し取付けている。なお取付け
部25にはバネ体30により付勢されて出没自在なスト
ッパー31が集塵容器21の蓋部32を押圧し、このス
トッパー31の出没を規制するレバー33が回動自在に
取付け板26を押圧するようバネ体34により付勢して
いる。そして、図6のように、レバー33がパックフィ
ルター24の取付け板に押されて回動した時にはストッ
パー31が没可能状態となり集塵容器21の蓋部32を
押さえればストッパー31が没となり集塵容器21が蓋
され電気掃除機が使用可能な状態となる。一方、図7の
ように、パックフィルター24を使用しないとレバー3
3が回動しないため、ストッパー31の出没を規制され
て没状態にできず集塵容器21の蓋部32を押さえても
蓋できない。すなわちこれで、確実にパックフィルター
24の取付けがなされていないため、電気掃除機が使用
可能な状態となるのを防ぐことができ、使用者にも取付
けを促すことができる誤使用防止手段となっていた。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】ところが、ストッパー
31の出没を規制するためにレバー33が取付け板26
を押圧するのに回動する移動量は、パックフィルター2
4の取付けがなされたなら確実にストッパー31が没と
なるように決めるため、部品精度や組立て精度等の製造
バラツキを適量含むものとすることが必要となる。また
ここで取付け板26を打ち抜いて加工する際に、取付け
板26の強度を得るため板厚を厚くすると、端面35が
水平に幅を持ったり表面粗度が荒れたりしてフック23
にて係合する時、フック23先端が端面35に引っ掛か
り途中止りとなり易くいちいち取付け確認の手間がかか
るという課題を有していた。
【0006】本考案は取付け板の未完全装着状態をなく
し、使用性に優れた電気掃除機とそのパックフィルター
を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本考案の第1の手段は、電動送風機を内蔵した本体に
は集塵用のパックフィルターを着脱自在に装着する集塵
容器を設け、この集塵容器には吸気口を、この吸気口の
周囲にはパックフィルターの取付け部を設けるととも
に、前記パックフィルターには取付け部に装着する取付
け板を設け、前記取付け部には前記取付け板と係合する
フックと、前記フックを前記取付け板を押さえる方向に
回動自在に付勢する付勢体を設け、パックフィルターを
取付け部に装着する時にフックと対向する取付け板の厚
さ面を傾斜面とするとともに、この傾斜面と対向するフ
ックの面を傾斜面とし、前記取付け板がフックに係合す
るまでは、前記両傾斜面が互いに摺動し、その摺動中前
記付勢体により前記取付け板が元に戻る方向に付勢され
るようにしたものである。
【0008】第2の手段は、電気掃除機に設けられた取
付け部にフックで着脱自在に係合される取付け板を有
し、前記フックは前記取付け板を押さえる方向に付勢体
により回動自在に付勢され、前記取付け板の厚さ面に傾
斜面を形成し、前記取付け板が前記フックに係合するま
では、前記取付け板の傾斜面が前記フックに設けた傾斜
面と互いに摺動し、その摺動中前記付勢体により前記取
付け板が元に戻る方向に付勢されるようにしたものであ
る。
【0009】
【作用】上記本考案の第1の手段において、取付け板が
フックに係合するまでは、取付け板の傾斜面とフックの
傾斜面が互いに摺動し、その摺動中前記付勢体により前
記取付け板が元に戻る方向に付勢されるので、フックが
取付け板に完全に掛かるか全く掛からないかのいずれか
しかなくフック先端が取付け板の端面に引っ掛かり途中
止りとなることはなく使用者に装着が完了したか否かを
はっきりと判別確認させることができ、しかも互いに摺
動する傾斜面が案内となり装着の使用性が良い。
【0010】さらに第2の手段では、第1の手段で取り
付けるパックフィルターを提供することができる。
【0011】
【実施例】以下、その実施例を添付図面を参照して説明
する。
【0012】図1〜図5において、1は電気掃除機の本
体、2は集塵容器であり、先端に延長パイプ3や掃除ノ
ズル4を接続できる吸い込みホース5と、この吸い込み
ホース5に設けたスイッチ6により運転停止する電動送
風機7を本体1に内蔵している。この本体1に着脱自在
に形成した集塵容器2には、吸気口8が容器上部に設け
てあり、吸気口8周辺の取付け部9には、これに着脱自
在な集塵用のパックフィルター10を備えている。パッ
フィルター10の前面には電気掃除機の真空圧や塵埃
の重量などに対する取付け強度を得るため硬質の樹脂で
成形した取付け板11を設けている。この取付け板11
にはフック12の傾斜面15と相対する厚さ面に傾斜面
13を形成し、かつ吸気口8の入る形状に形成している
(図2・図5)。フック12は取付け部9に向けてバネ
体14にて回動自在に付勢し、取付け部9にパックフィ
ルター10を装着する時は、取付け板11の傾斜面13
とは反対端を支点として回動し、一方傾斜面13がフッ
ク12の傾斜面15と互いに摺動して取付け板11をフ
ック12がバネ体14にて付勢して係合し取付けている
(図4)。このように傾斜面13,15とフック12の
付勢力とにより、取付け板11がフック12に係合する
までは、前記両傾斜面13,15とフック12の付勢力
により取付け板11を取付け部9から離す方向に移動す
る構成としている。なお取付け部9にはバネ体16によ
り付勢されて出没自在なストッパー17が集塵容器2の
蓋部18を押圧し、このストッパー17の出没を規制す
るレバー19が回動自在に取付け板11を押圧するよう
バネ体20により付勢している。
【0013】次に上記構成に於ける動作について説明す
る。図1で電気掃除機の本体1は、吸い込みホース5に
設けたスイッチ6を入れると、電動送風機7が運転さ
れ、発生する真空圧により、掃除ノズル4から清掃面の
塵埃を延長パイプ3、吸い込みホース5、吸気口8を経
て集塵容器2内のパックフィルター10へと吸い込む。
【0014】また図3のように、パックフィルター10
の装着時、フック12にて係合する時、フック12と取
付け板11の相対する傾斜面13・15とが互いに摺動
して係合するためフック12が取付け板11に摺動し切
って完全に掛かるか、摺動途中だとバネ体14にて付勢
され元に戻って全く掛からないかの二者しかなくフック
12先端が端面に引っ掛かり途中止りとなることはなく
パックフィルター10の取付けが中途半端になって塵埃
の洩れることはなく、使用者に装着の有無がはっきり
し、かつまた判別も容易に確認でき、いちいち取付け確
認の手間を煩わすことがない。
【0015】一方、図4のように、傾斜面13・15が
互いに摺動する距離の部分の板厚の分tの範囲でレバー
19の移動量のバラツキlを設定してやれば、取付け板
11にて押圧されるレバー19等の製造バラツキを充分
に適宜含めて設定できる上、このレバー19に連動する
ストッパー17の出没の規制を不正規に解除してしまい
パックフィルター10の誤使用防止が行えなくなるのを
防げるため生産性が良い。
【0016】しかも図3のように、互いに摺動する傾斜
面13・15が案内となりすべってパックフィルター1
0を係合するため取付け板11をフック12に押し当て
るだけで装着でき装着時の使用性も簡便で良い。
【0017】第2の手段については、上記説明に含まれ
るのは明らかである。
【0018】
【考案の効果】以上のように本考案は、取付け板がフッ
クに係合するまでは、取付け板の傾斜面とフックの傾斜
面が互いに摺動し、その摺動中前記付勢体により前記取
付け板が元に戻る方向に付勢されるので、途中止まりが
なくフックが取付け板に完全に掛かるか全く掛からない
かのいずれかしかなく、使用者に装着が完了したか否か
をはっきりと判別確認させることができ、しかも互いに
摺動する傾斜面が案内となり装着の使用性が良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の第1の実施例における電気掃除機の部
分断面図
【図2】同じく要部の斜視図
【図3】同じく要部の部分断面図
【図4】同じく要部の部分断面図
【図5】本考案のパックフィルターの斜視図
【図6】従来の電気掃除機の要部の部分断面図
【図7】同じく要部の部分断面図
【図8】同じく要部の部分断面図
【符号の説明】
1 本体 2 集塵容器 7 電動送風機 8 吸気口 9 取付け部 10 パックフィルター 11 取付け板 12 フック 13 傾斜面 14 バネ体 15 傾斜面
フロントページの続き (72)考案者 林 英樹 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電動送風機を内蔵した本体には集塵用の
    パックフィルターを着脱自在に装着する集塵容器を設
    け、この集塵容器には吸気口を、この吸気口の周囲には
    パックフィルターの取付け部を設けるとともに、前記
    ックフィルターには取付け部に装着する取付け板を設
    け、前記取付け部には前記取付け板と係合するフック
    と、前記フックを前記取付け板を押さえる方向に回動自
    在に付勢する付勢体を設け、パックフィルターを取付け
    部に装着する時にフックと対向する取付け板の厚さ面を
    傾斜面とするとともに、この傾斜面と対向するフックの
    面を傾斜面とし、前記取付け板がフックに係合するまで
    は、前記両傾斜面が互いに摺動し、その摺動中前記付勢
    体により前記取付け板が元に戻る方向に付勢される電気
    掃除機。
  2. 【請求項2】 電気掃除機に設けられた取付け部にフッ
    クで着脱自在に係合される取付け板を有し、前記フック
    は前記取付け板を押さえる方向に付勢体により回動自在
    に付勢され、前記取付け板の厚さ面に傾斜面を形成し、
    前記取付け板が前記フックに係合するまでは、前記取付
    け板の傾斜面が前記フックに設けた傾斜面と互いに摺動
    し、その摺動中前記付勢体により前記取付け板が元に戻
    る方向に付勢される電気掃除機のパックフィルター。
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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61193622A (ja) * 1985-02-25 1986-08-28 松下電器産業株式会社 電気掃除機
JPS6318960B2 (ja) * 1980-03-27 1988-04-20 Lilly Co Eli

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