JPH04363007A - 信号弁別器 - Google Patents

信号弁別器

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JPH04363007A
JPH04363007A JP3160330A JP16033091A JPH04363007A JP H04363007 A JPH04363007 A JP H04363007A JP 3160330 A JP3160330 A JP 3160330A JP 16033091 A JP16033091 A JP 16033091A JP H04363007 A JPH04363007 A JP H04363007A
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JP
Japan
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magnetic core
case
divided
signal discriminator
divided magnetic
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Pending
Application number
JP3160330A
Other languages
English (en)
Inventor
Osamu Igarashi
治 五十嵐
Akira Naito
内藤 昭
Hikohiro Tokane
当金 彦宏
Hironobu Tsutsumi
堤 広宣
Toshihisa Kudo
工藤 利壽
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nikko Kogyo KK
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Nikko Kogyo KK
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
Application filed by Nikko Kogyo KK, Mitsubishi Electric Corp filed Critical Nikko Kogyo KK
Priority to JP3160330A priority Critical patent/JPH04363007A/ja
Priority to DE4201926A priority patent/DE4201926C2/de
Priority to GB9201538A priority patent/GB2252876B/en
Priority to GB9422638A priority patent/GB2282707B/en
Publication of JPH04363007A publication Critical patent/JPH04363007A/ja
Priority to US08/206,278 priority patent/US5486803A/en
Pending legal-status Critical Current

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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01FMAGNETS; INDUCTANCES; TRANSFORMERS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR MAGNETIC PROPERTIES
    • H01F27/00Details of transformers or inductances, in general
    • H01F27/33Arrangements for noise damping
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01FMAGNETS; INDUCTANCES; TRANSFORMERS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR MAGNETIC PROPERTIES
    • H01F17/00Fixed inductances of the signal type 
    • H01F17/04Fixed inductances of the signal type  with magnetic core
    • H01F17/06Fixed inductances of the signal type  with magnetic core with core substantially closed in itself, e.g. toroid
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01FMAGNETS; INDUCTANCES; TRANSFORMERS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR MAGNETIC PROPERTIES
    • H01F27/00Details of transformers or inductances, in general
    • H01F27/02Casings
    • H01F27/027Casings specially adapted for combination of signal type inductors or transformers with electronic circuits, e.g. mounting on printed circuit boards
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01FMAGNETS; INDUCTANCES; TRANSFORMERS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR MAGNETIC PROPERTIES
    • H01F17/00Fixed inductances of the signal type 
    • H01F17/04Fixed inductances of the signal type  with magnetic core
    • H01F17/06Fixed inductances of the signal type  with magnetic core with core substantially closed in itself, e.g. toroid
    • H01F2017/065Core mounted around conductor to absorb noise, e.g. EMI filter

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複数個に分割された分
割磁性体コアからなる閉磁路磁性体コアを用い、電線を
通して電子機器より送り出され、または電子機器へ導入
されるノイズを吸収して、必要な信号を弁別するための
信号弁別器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】電磁波ノイズ障害抑止のための電気雑音
吸収部材として、信号弁別器が汎用されている。図12
は例えば実開昭60−133610号に開示された従来
の信号弁別器を示す斜視図であり、図において、1はリ
ング状の磁性体コアで、電線2を挿通する挿通孔1aを
有する。3は磁性体コア1を電線2に固定するとともに
、前記磁性体コア1を保護する熱収縮チューブである。
【0003】次に動作について説明する。電線2へ磁性
体コア1を取付ける場合、電線2のどちらか一方の端を
、接続されている電子機器またはコネクタ等から取外し
て、磁性体コア1の挿通孔1aに電線2を挿通する。 さらに、磁性体コア1に熱収縮チューブ3を被せ、それ
を収縮させて電線2に固定し、その後電子機器またはコ
ネクタ等から外した端を元どおり電子機器またはコネク
タに接続する。
【0004】図13は例えば実開平2−91315号に
開示された分割磁性体コアを用いた従来の信号弁別器を
示す分解斜視図であり、4は磁性体コア1を直径方向に
分割面1bで分割した分割磁性体コア、5は分割磁性体
コア4を電線2の周囲を包囲するように固定する円形の
ケースであり、分割ケース5a、5b、ヒンジ6、結合
部材7a、7b、挿通孔8a、8bを有する。
【0005】上記の分割磁性体コア4を用いた信号弁別
器においては、ケース5の分割ケース5a、5bにそれ
ぞれ分割磁性体コア4を収納し、2個の分割磁性体コア
4が電線2の周囲に閉磁路を形成するように、分割ケー
ス5a、5bを閉じて結合部材7a、7bで結合し、電
線2に固定する。この状態で電線2に電流が流れると、
磁性体コアのインピーダンス特性に応じてノイズ成分が
除去され、必要な信号が弁別される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来の信号弁別器は以
上のように構成されているので、図12のものは、取付
けおよび取外す場合、電線2の一方の端に接続されてい
る機器またはコネクタ等を取外す必要があり、また熱収
縮チューブ3を交換する必要があるなどの問題点があっ
た。
【0007】図13に示すものは、電線2に分割磁性体
コア4を固定する場合、あるいは取外す場合、分割磁性
体コア4がケース5より脱落しやすい。またケース5と
一体的に形成されたばね状突起により分割磁性体コア4
が加圧されているので、磁気抵抗を最小にし、良好なフ
ィルタ特性を得るためには、コア4の寸法精度を上げ、
ケース5の材質を選択する必要があり、コスト高になる
などの問題点があった。
【0008】この発明は上記のような問題を解消するた
めになされたもので、電線を機器またはコネクタ等から
取外すことなく、また分割磁性体コアを脱落させること
なく、分割磁性体コアを容易に電線の周囲に固定して、
閉磁路を形成することができ、コアの電磁特性に応じて
圧着力を変えることが可能な信号弁別器を得ることを目
的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】この発明は次の信号弁別
器である。 (1)複数個に分割され、かつ組合せた状態で電線の外
周部を包囲する分割磁性体コアと、この分割磁性体コア
を収容する開閉可能なケースと、前記分割磁性体コアお
よびケース間に配置され、かつ分割磁性体コアの分割面
を互いに圧着させる別部品からなる圧着部品と、前記分
割磁性体コアをケース内に保持する係合手段とを備えた
信号弁別器。 (2)係合手段はケースに形成された係合突起と、分割
磁性体コアに形成された係合凹部とからなる上記(1)
記載の信号弁別器。 (3)係合手段は分割磁性体コアに形成された係合突起
と、ケースに形成された係合凹部とからなる上記(1)
記載の信号弁別器。 (4)係合突起と係合凹部の形状を、分割磁性体コアが
互いに圧着される方向に押された場合に、ケース内にお
ける分割磁性体コアの位置が定まるように形成した上記
(2)または(3)記載の信号弁別器。 (5)係合突起および係合凹部を、分割磁性体コアまた
はケースの両端部に形成した上記(2)ないし(4)の
いずれかに記載の信号弁別器。 (6)ケースに圧着部品の位置決め部を設けた上記(1
)ないし(5)のいずれかに記載の信号弁別器。 (7)圧着部品をケースに固着し、圧着部品と分割磁性
体コア間に係合手段を形成した上記(1)記載の信号弁
別器。 (8)電線に対する固着手段をケースに設けた上記(1
)ないし(7)のいずれかに記載の信号弁別器。 (9)被取付部への固着手段をケースに設けた上記(1
)ないし(7)のいずれかに記載の信号弁別器。
【0010】
【作用】この発明の信号弁別器においては、係合手段に
より分割磁性体コアをケース内に保持した状態で、電線
の周囲に閉磁路を形成するようにケースを閉じると、分
割磁性体コアはケースから脱落することなく、分割面が
合わされて閉磁路を形成する。そして圧着部品により分
割磁性体コアが圧着されて、分割面が密着する。
【0011】この状態で電線に電流が流れると、磁性体
コアのインピーダンス特性に応じてノイズ成分が除去さ
れ、必要な信号が弁別される。このとき分割磁性体コア
間に形成されたギャップをm、平均磁路長をL、コア断
面積をSとすると、磁気抵抗Rは次式で表される。
【0012】 (数1)   R=(L/μS)+(m/μ0S)=(μ0L+μ
m)/μμ0S      ≒(L+μm)/μS           μ:比透磁率          μ0:空気中の比透磁率≒1
【00
13】ノイズ吸収効果はRに反比例するため、Rは小さ
いほどよいが、そのためにはギャップmが小さいほどよ
い。このため磁性体コアの電磁特性に応じて分割磁性体
コアの圧着力を変える必要があるが、圧着部品としてケ
ースから独立した別部品を用いると、圧着部品を取替え
るだけで圧着力の調整が可能になる。
【0014】前記(2)または(3)の信号弁別器にお
いて、係合手段として、係合突起がケースに形成された
場合と、分割磁性体コアに形成された場合のいずれの場
合も、ケースの弾性を利用して、係合突起を係合凹部に
挿入して係合させる。
【0015】前記(4)の信号弁別器においては、係合
突起と係合凹部を係合させた状態で、圧着手段により分
割磁性体コアを圧着すると、分割磁性体コアは位置が定
まった状態で圧着される。
【0016】前記(5)の信号弁別器においては、一方
の係合突起を一方の係合凹部に係合させた状態で、ケー
スの弾性を利用して他方の係合突起を他方の係合凹部に
係合させる。
【0017】前記(6)の信号弁別器においては、圧着
部品をケースの位置決め部に取付けることにより、圧着
部品は所定位置に位置決めされ、一定の圧着力が得られ
る。
【0018】前記(7)の信号弁別器においては、圧着
部品をケースに固着し、この圧着部品に分割磁性体コア
を係合させて保持する。
【0019】前記(8)の信号弁別器においては、ケー
スに設けた固着手段により、ケースを電線に固着する。
【0020】前記(9)の信号弁別器においては、ケー
スに設けた固着手段により、ケースを被取付部へ固着す
る。
【0021】
【実施例】以下、この発明の実施例を図について説明す
る。図1は一実施例の信号弁別器を示す分解斜視図であ
り、図において、図12および図13と同一符号は同一
または相当部分を示す。ケース5は図13のものとほぼ
同様に形成されているが、分割ケース5a、5bは側面
9a、9bの内部に係合突起10a、10bを有し、ま
た周辺部にばね収容部11a、11bを有する。分割ケ
ース5a、5bは側面9a、9bが弾性を有するように
、全体が弾性を有する材料で形成されている。
【0022】分割磁性体コア4は、係合突起10a、1
0bと係合する係合凹部12を側面に有し、ばね収容部
11a、11bに収容されるばね装着部13を周辺部に
有する。係合突起10a、10bと係合凹部12が係合
手段を構成している。14は圧着部品としての圧着ばね
であり、ばね装着部13に装着した状態でばね収容部1
1a、11bに収容され、分割磁性体コア4の分割面1
b同士を圧着するようになっている。
【0023】上記のように構成された信号弁別器におい
ては、分割磁性体コア4のばね装着部13に圧着ばね1
4を装着した状態で、分割ケース5a、5bに収容する
。図では分割磁性体コア4および圧着ばね14はそれぞ
れ1個だけ図示されているが、分割ケース5a、5bに
それぞれ分割磁性体コア4および圧着ばね14を1個ず
つ収容する。
【0024】このとき分割ケース5a、5bの側面9a
、9bの弾性を利用して係合突起10a、10bを係合
凹部12に係合させ、ばね装着部13および圧着ばね1
4をばね収容部11a、11bに収容する。この状態で
挿通孔1a、8a、8bに電線2を挿通するようにケー
ス5を閉じると、2個の分割磁性体コア4は脱落するこ
となく、分割面1bを合わせるように一体化され、電線
2の周囲に閉磁路が形成される。
【0025】この状態で電線2に電流が流れると、磁性
体コアのインピーダンス特性に応じてノイズ成分が除去
され、必要な信号が弁別される。このとき磁性体コアの
電磁特性に応じた分割磁性体コア4の圧着力の調整は、
圧着ばねの取替により行われる。
【0026】分割磁性体コア4は係合凹部12を有する
が、突起部がないため、プレス時の引っ掛かり、および
焼成時の固定において、取扱が容易となる。さらに、ケ
ース5においては、係合突起10a、10bを形成する
だけでよく、成形が容易であり、また引っ掛かり部分が
少ないため、取扱性がよい。
【0027】図2および図3は他の実施例における分割
磁性体コアを示す斜視図である。図1の上記実施例では
係合凹部12が丸長型のものを示したが、図2では係合
凹部12は三角形に形成され、図3では異なる角度で2
個形成されている。これにより分割磁性体コア4が圧着
ばね14により押された場合、ケース5と分割磁性体コ
ア4の位置関係が常に一定となるように、分割磁性体コ
ア4が移動するため、分割磁性体コア4の接触精度が常
に一定となり、電磁特性が向上する。
【0028】図4は別の実施例を示し、(a)は縦断面
図、(b)はそのA−A断面図であり、図において、図
1〜3と同一符号は同一または相当部分を示す。この実
施例ではケース5を構成する分割ケース5a、5bの図
面を切起して係合突起10a、10bを形成し、係合突
起10a、10bで囲まれる部分に、位置決め部として
の開口部15a、15bを有するばね収容部11a、1
1bが形成されている。分割磁性体コア4には、係合突
起10a、10bと係合する係合凹部12が形成されて
いる。圧着ばね14は開口部15a、15bにかん合す
る2個の凸部16を有する。他の構成は図1の実施例と
ほぼ同様である。
【0029】上記の信号弁別器においては、分割ケース
5a、5bのばね収容部11a、11bに圧着ばね14
を挿入し、凸部16を開口部15a、15bにかん合さ
せて位置決めする。そして係合突起10a、10bを分
割磁性体コア4の係合凹部12に係合させて、分割磁性
体コア4を分割ケース5a、5bに収容する。この状態
で、前記実施例と同様に分割ケース5a、5bを閉じて
、信号弁別器を形成する。
【0030】この実施例の信号弁別器は前記実施例と同
様の作用効果を有するが、さらに圧着ばね14が開口部
15a、15bにより位置決めされるため、圧着力を一
定にすることができる。
【0031】図5はさらに他の実施例を示し、(a)は
分割斜視図、(b)は縦断面図、(c)は斜視図である
。この実施例では、分割磁性体コア4の一方の端部に係
合突起10a、10bが形成され、これに対応する分割
ケース5a、5bの一方の側面9a、9bに係合凹部(
穴)12a、12bが形成され、これらが係合手段を構
成している。係合凹部12a、12bに対向する反対側
の側面の内側にはクサビ状(ルーバー状)の突部17が
形成されている。圧着ばね14は一方の分割ケース5b
と分割磁性体コア4との間に1個だけ挿入されている。 他の構成は前記実施例とほぼ同様である。
【0032】上記の信号弁別器においては、一方の分割
磁性体コア4に圧着ばね14を挿入し、両方の分割磁性
体コア4の係合凹部12a、12bに係合突起10a、
10bを挿入して係合させるように、分割磁性体コア4
を分割ケース5a、5bに収容し、分割磁性体コア4の
反対側の端部を突部17に当接させて固定する。
【0033】この実施例では、前記実施例とほぼ同様の
作用効果を奏するが、さらに係合手段として、分割磁性
体コア4に係合突起10a、10bが形成されているた
め、閉磁路を形成する分割磁性体コア4の断面積が係合
凹部により部分的に減少することがない。このため得ら
れる磁性体コア1は優れた電磁特性が得られる。
【0034】図6はさらに別の実施例を示し、(a)は
分割斜視図、(b)は縦断面図、(c)は斜視図である
。この実施例では、分割磁性体コア4の両方の端部に係
合突起10a、10bが形成され、これに対応する分割
ケース5a、5bの両方の側面9a、9bに係合凹部(
穴)12a、12bが形成され、これらが係合手段を構
成している。分割ケース5a、5bの周面には、位置決
め部としての開口部15a、15bが形成され、圧着ば
ね14の2個の凸部16がかん合して位置決めされるよ
うになっている。
【0035】上記の信号弁別器においては、分割ケース
5a、5bの開口部15a、15bに圧着ばね14の凸
部16をかん合させた状態で、分割磁性体コア4を分割
ケース5a、5bに収容する。このとき一方の係合突起
10a、10bを一方の係合凹部12a、12bに挿入
した状態で、分割ケース5a、5bの弾性を利用して他
方の係合突起10a、10bを他方の係合凹部12a、
12bに挿入して係合させる。
【0036】この実施例では、前記実施例とほぼ同様の
作用効果を奏するが、さらに係合手段として分割磁性体
コア4の両端部に係合突起10a、10bが形成されて
いるため、分割磁性体コア4の脱落防止効果が高く、ま
た圧着ばね14が位置決めされるため、圧着力を一定に
することができる。
【0037】図7はさらに他の実施例を示し、(a)は
縦断面図、(b)はそのB−B断面図である。この実施
例では、分割磁性体コア4は図1のものとほぼ同様に形
成され、ばね装着部13に形成された係合凹部12に、
圧着ばね14に設けられた係合突起10が係合するよう
になっている。分割ケース5a、5bのばね収容部11
a、11bには、位置決め部としての開口部15a、1
5bが形成され、圧着ばね14の凸部16が係合するよ
うになっている。
【0038】上記の信号弁別器においては、圧着ばね1
4の凸部16を分割ケース5a、5bの開口部15a、
15bに係合させて、圧着ばね14をばね収容部11a
、11bに収容し、分割磁性体コア4の係合凹部12を
圧着ばね14の係合突起10に係合させて、分割磁性体
コア4を分割ケース5a、5b内に保持する。
【0039】この実施例でも他の実施例とほぼ同様の作
用効果を奏するが、さらに分割磁性体コア4を圧着ばね
14で保持するため、分割ケース5a、5bに係合手段
を設けなくてもよく、製造、装着が容易である。
【0040】図8は他の実施例の一部を断面で示す正面
図である。この実施例は図7のものとほぼ同様に構成さ
れているが、開口部15a、15bはばね収容部11a
、11b付近の両側に設けられており、これにかん合す
るように、圧着ばね14の凸部16が形成されており、
図7のものとほぼ同様の作用効果を有する。
【0041】図9は他の実施例における分割磁性体コア
を示す斜視図である。この実施例は電線2として平ケー
ブルに装着するのに適している。
【0042】図10はさらに他の実施例を示す斜視図で
あり、分割ケース5a、5bの端部に固着スリーブ18
を形成し、固着バンド18aで固着するようになってい
る。
【0043】図11はさらに別の実施例を示す側面図で
あり、ケース5は接着部材19で被取付部20に固着さ
れるようになっている。分割ケース5bにフランジ21
を形成し、ねじ等で固着するようにしてもよい。
【0044】なお、上記の説明において、電線2として
は単線でも、複数の電線でも、ケーブルでもよい。ケー
ブルの場合、丸ケーブル、平ケーブルなど、任意のもの
に適用可能であり、それに合せて分割磁性体コア4およ
び分割ケース5a、5bの形状を選択することができる
【0045】
【発明の効果】本発明の信号弁別器によれば、ケースと
は別部品の圧着部品および係合手段を設けたので、分割
磁性体コアを脱落させることなく、容易に電線の周囲に
装着して閉磁路を形成することができ、コアの電磁特性
に応じて圧着力を変えることができる。
【0046】本発明の前記(2)の信号弁別器によれば
、係合手段として、分割磁性体コアに係合凹部を形成し
たので、製造が容易で、取扱性がよい。
【0047】本発明の前記(3)の信号弁別器によれば
、係合手段として、分割磁性体コアに係合突起を形成し
たので、閉磁路を形成する分割磁性体コアの断面積が減
少せず、優れた電磁特性が得られる。
【0048】本発明の前記(4)の信号弁別器によれば
、係合突起と係合凹部の形状が特定されているため、係
合状態で圧着部品により圧着すると、所定位置で分割磁
性体コアが合わされ、接触精度が常に一定となり、電磁
特性が向上する。
【0049】本発明の前記(5)の信号弁別器によれば
、係合突起および係合凹部を両側に設けたため、脱落防
止効果が高くなる。
【0050】本発明の前記(6)の信号弁別器によれば
、ケースに圧着部品の位置決め部を設けたため、圧着力
を一定にすることができる。
【0051】本発明の前記(7)の信号弁別器によれば
、圧着部品をケースに固着し、圧着部品と分割磁性体コ
アを係合させるようにしたので、ケースに係合手段を設
けなくてもよく、製造、装着が容易である。
【0052】本発明の前記(8)の信号弁別器において
は、電線に対する固着手段を設けたため、信号弁別器を
電線の所定位置に固着することができる。
【0053】本発明の前記(9)の信号弁別器において
は、被取付部への固着手段を設けたため、信号弁別器を
被取付部の所定位置に固着することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】  実施例の信号弁別器の分解斜視図。
【図2】  他の実施例の分割磁性体コアの斜視図。
【図3】  他の実施例の分割磁性体コアの斜視図。
【図4】  他の実施例を示し、(a)は縦断面図、(
b)はそのA−A断面図。
【図5】  他の実施例を示し、(a)は分解斜視図、
(b)は縦断面図、(c)は斜視図。
【図6】  他の実施例を示し、(a)は分解斜視図、
(b)は縦断面図、(c)は斜視図。
【図7】  他の実施例を示し、(a)は縦断面図、(
b)はそのB−B断面図。
【図8】  他の実施例の一部を断面で示す正面図。
【図9】  他の実施例の分割磁性体コアの斜視図。
【図10】  他の実施例の斜視図。
【図11】  他の実施例の側面図。
【図12】  従来例の斜視図。
【図13】  他の従来例の分解斜視図。
【符号の説明】
1  磁性体コア 2  電線 4  分割磁性体コア 5  ケース 5a、5b  分割ケース 10、10a、10b  係合突起 11a、11b  ばね収容部 12  係合凹部 13  ばね装着部 14  圧着ばね 15a、15b  開口部 16  凸部 17  突部 18  固着スリーブ 18a  固着バンド 19  接着部材 20  被取付部 21  フランジ

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  複数個に分割され、かつ組合せた状態
    で電線の外周部を包囲する分割磁性体コアと、この分割
    磁性体コアを収容する開閉可能なケースと、前記分割磁
    性体コアおよびケース間に配置され、かつ分割磁性体コ
    アの分割面を互いに圧着させる別部品からなる圧着部品
    と、前記分割磁性体コアをケース内に保持する係合手段
    とを備えたことを特徴とする信号弁別器。
  2. 【請求項2】  係合手段はケースに形成された係合突
    起と、分割磁性体コアに形成された係合凹部とからなる
    ことを特徴とする請求項1記載の信号弁別器。
  3. 【請求項3】  係合手段は分割磁性体コアに形成され
    た係合突起と、ケースに形成された係合凹部とからなる
    ことを特徴とする請求項1記載の信号弁別器。
  4. 【請求項4】  係合突起と係合凹部の形状を、分割磁
    性体コアが互いに圧着される方向に押された場合に、ケ
    ース内における分割磁性体コアの位置が定まるように形
    成したことを特徴とする請求項2または3記載の信号弁
    別器。
  5. 【請求項5】  係合突起および係合凹部を、分割磁性
    体コアまたはケースの両端部に形成したことを特徴とす
    る請求項2ないし4のいずれかに記載の信号弁別器。
  6. 【請求項6】  ケースに圧着部品の位置決め部を設け
    たことを特徴とする請求項1ないし5のいずれかに記載
    の信号弁別器。
  7. 【請求項7】  圧着部品をケースに固着し、圧着部品
    と分割磁性体コア間に係合手段を形成したことを特徴と
    する請求項1記載の信号弁別器。
  8. 【請求項8】  電線に対する固着手段をケースに設け
    たことを特徴とする請求項1ないし7のいずれかに記載
    の信号弁別器。
  9. 【請求項9】  被取付部への固着手段をケースに設け
    たことを特徴とする請求項1ないし7のいずれかに記載
    の信号弁別器。
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