JPH0537455Y2 - - Google Patents

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JPH0537455Y2
JPH0537455Y2 JP16987288U JP16987288U JPH0537455Y2 JP H0537455 Y2 JPH0537455 Y2 JP H0537455Y2 JP 16987288 U JP16987288 U JP 16987288U JP 16987288 U JP16987288 U JP 16987288U JP H0537455 Y2 JPH0537455 Y2 JP H0537455Y2
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JP
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core
signal cable
holder
core holder
ferrite core
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JP16987288U
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  • Coils Or Transformers For Communication (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 イ 考案の目的 〔産業上の利用分野〕 本考案は信号ケーブル等において輻射ノイズを
取り除くために使用するノイズフイルターを構成
する分割型フエライトコアを格納するコアホルダ
ーに関するものである。
〔従来の技術〕
デイジタル機器の装置を接続する信号ケーブル
に静電気等の放電により誘導される輻射ノイズを
防止するため、筒状フエライトコアまたは分割型
フエライトコアを信号線に貫通させてノイズフイ
ルターを構成している。該分割型フエライトコア
を使用した場合は、信号ケーブルを挟持した後ス
テンレスバネ材によるコアホルダー又はテープ等
を使用し分割型フエライトコアを合体、固定して
いた。
また、前記信号ケーブルに1組の分割型のフエ
ライトコアからなるノイズフイルターを取り付け
ただけでは輻射ノイズが低減できない場合は、同
じように複数の前記ノイズフイルターを信号ケー
ブルに挟持している。しかし、その場合は縦列接
続機構はなく各々のノイズフイルターは夫々単独
に分離して信号ケーブルに接着するように構成さ
れている。
〔考案が解決しようとする課題〕
従来の構造では分割型のフエライトコアと該フ
エライトコアを挟持するコアホルダーは一体化さ
れていない。すなわち、第4図a、第4図bに示
すごとく、まず、信号ケーブル15に分割型のフ
エライトコア17を挟持させ、次にステンレス製
のばね性のあるコアホルダー16にて該分割型フ
エライトコア17を信号ケーブル15に挟持させ
テープ等で締着し構成している。このため、信号
ケーブルに分割型フエライトコアを組み込む作業
は前記のように2つ以上の作業からなり製造費用
の増加につながり、また、フエライトコア及びコ
アホルダー、テープと構成部品の点数も多くな
り、その部品管理に作業時間を要しコスト高にな
ると云う問題があつた。
また、輻射ノイズを取り除く効果を上げるため
に、複数のノイズフイルターを信号ケーブルに挟
持させる場合、従来の構成では夫々のノイズフイ
ルターは信号ケーブルを抱懐したまま信号ケーブ
ルに沿う移動しやすく構造的に不安定であるこ
と、又複数のノイズフイルタを連結する連結機構
部も取り付けられていなかつた。
ロ 考案の構成 〔課題を解決するための手段〕 本考案は上記課題を解決するために分割型フエ
ライトコアにて信号ケーブルを挟持してなるノイ
ズフイルターにおけるコアホルダーにおいて、該
分割型フエライトコアの各分割片を収納する樹脂
製コアホルダーに該分割型フエライトコアを固定
するコア抑えつめと、該ノイズフイルターを縦列
に連結するための連結溝と、組合せた形状が両端
に鍔を有するつつみ状の2分割した連結機構部と
を併せ構成したことを特徴とするコアホルダーを
提供するものである。すなわち本考案は、両端面
内径側に溝を取り付けた分割型フエライトコアを
内部に収め、樹脂製で前記溝に係止するコア抑え
つめを設け、ヒンジにより連結されホルダー止め
部を嵌合して前記分割型フエライトコアの内径の
凹部に信号ケーブルを抱懐するよう構成したコア
ホルダーにおいて、コアホルダー両側面に連結溝
を設け、前記連結溝に嵌合する両端に鍔と内径側
に信号ケーブルに係止する突起部と、信号ケーブ
ルの長さ方向に直交し突き出たケーブル抑え部と
を設けてなる2分割したつつみ状の連結機構部の
前記鍔を、前記連結溝に挿入組合せ構成したこと
を特徴とするコアホルダーである。
〔作用〕
本考案にかかるコアホルダーは分割型フエライ
トコアを固定する突起状のコア抑えつめにより分
割型フエライトコアをコアホルダーに固定し、ノ
イズフイルターを縦列に連結する2分割したつつ
み状の連結機構部により複数のノイズフイルター
を縦列に連結し、前記課題を解決する。
〔実施例〕
以下に本考案における一実施例を第1図、第2
図、第3図を参照して説明する。
第3図に示す2分割された分割型フエライトコ
ア1には、各々内径両端に溝2が設けてあり、第
1図に示すヒンジ7にて両開きに接続されたコア
ホルダー8の各部分へ2分割された分割型フエラ
イトコア1の各々を挿入し、該分割型フエライト
コア1に設けた溝2とコアホルダー8に設けたコ
ア抑えつめ13とを噛み合せ分割型フエライトコ
ア1をコアホルダーに固定する。ヒンジ7にて接
続された各々のコアホルダー8に、該分割型フエ
ライトコア1を組み込んでコアホルダー8の軸に
平行な分割型フエライトコア内径側の凹部に、第
4図に示す信号ケーブル15を収納し、ヒンジ7
を折り曲げ信号ケーブルに抱懐し、第1図に示す
ホルダー止め部3の穴にホルダー止め部4を嵌合
しノイズフイルターが組み立てられる。
さらに、前記のような一組の分割型フエライト
コア1から構成されるノイズフイルターだけでは
信号ケーブルに誘起する輻射ノイズの低減ができ
ない場合、このようなノイズフイルターを複数個
同一信号ケーブルに抱懐させる必要がある。この
場合、第2図に示す塩化ビニール等の樹脂にて成
形した2分割したつつみ状の連結機構部9を、連
結するコアホルダー8間に取付け、連結機構部9
により各ノイズフイルターを連結する。連結機構
部9の両端の鍔10がコアホルダー8に設けた連
結溝5に嵌合するようになつている。突起状部1
1,12は2分割したつつみ状の連結機構部9内
に設けたケーブル抑え部14と共に信号ケーブル
を挟み、係止するので、ノイズフイルタが信号ケ
ーブルを抱懐した状態において信号ケーブルに沿
い移動しないような構造となる。このような連結
機構部9を使用することにより信号ケーブルに分
割型フエライトコアを抱懐したノイズフイルタを
固定出来、かつ複数のノイズフイルターを縦列に
柔軟性を損なわず、安定した構造と性能を保持し
て連結することが可能となる。
ハ 考案の効果 本考案によるコアホルダーを使用したノイズフ
イルターは、信号ケーブルに組み込み挟持するノ
イズフイルタを連結機構部を用いることにより信
号ケーブルにノイズフイルタを固定出来、かつ複
数のノイズフイルタを縦列に連結させことが可能
となり安定した構造と性能が得られるノイズフイ
ルタを形成するコアホルダーの提供が可能とな
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案によるコアホルダーの外観斜
視図。第2図は、同じく分割した連結機構部の外
観斜視図。第3図は、同じく分割した分割型フエ
ライトコアの外観斜視図。第4図は、従来の構造
によるコアホルダーで、第4図aは側面図、第4
図bは断面図。 1……分割型フエライトコア、2……溝、3,
4……ホルダー止め部、5……連結溝、6……ば
ね、7……ヒンジ、8……コアホルダー、9……
連結機構部、10……鍔、11,12……突起状
部、13……コア抑えつめ、14……ケーブル抑
え部、15……信号ケーブル、16……コアホル
ダー(従来方法)、17……分割型フエライトコ
ア(従来方法)。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 両端面内径側に溝を取り付けた分割型フエライ
    トコアを内部に収め、樹脂製で前記溝に係止する
    コア抑えつめを設け、ヒンジにより連結されホル
    ダー止め部を嵌合して前記分割型フエライトコア
    の内径の凹部に信号ケーブルを抱懐するよう構成
    したコアホルダーにおいて、コアホルダー両側面
    に連結溝を設け、前記連結溝に嵌合する両端に鍔
    と内径側に信号ケーブルに係止する突起部と、信
    号ケーブルの長さ方向に直交し突き出たケーブル
    抑え部とを設けてなる2分割したつつみ状の連結
    機構部の前記鍔を、前記連結溝に挿入組合せるよ
    う構成したことを特徴とするコアホルダー。
JP16987288U 1988-12-29 1988-12-29 Expired - Lifetime JPH0537455Y2 (ja)

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JPH0291315U JPH0291315U (ja) 1990-07-19
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JPH04363007A (ja) * 1991-01-24 1992-12-15 Nikko Kogyo Kk 信号弁別器
JP2721048B2 (ja) * 1991-01-25 1998-03-04 日幸工業株式会社 ノイズフィルタ
JP2007266214A (ja) * 2006-03-28 2007-10-11 Tdk Corp ノイズ吸収装置
JP4788972B2 (ja) * 2007-04-13 2011-10-05 Tdk株式会社 電子部品

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