JP2016092274A - 保持具及び雑音電流吸収具 - Google Patents

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川合 秀治
Hideji Kawai
秀治 川合
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北川工業株式会社
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Abstract

【課題】金属バネを使用した雑音電流吸収具用の保持具又はその保持具を用いた雑音電流吸収具において、電線周囲における容量結合の状態を安定して維持可能とする。
【解決手段】雑音電流吸収具1を構成する一対の樹脂部品20のそれぞれに、係合部28及び被係合部27が、磁性体40の各突き合わせ面42を左右方向に挟んで一対ずつ設けられている。各係合部28及び被係合部27がそれぞれ係合することで、一対の磁性体40が筒状になる。このため、金属バネ60から見て、各突き合わせ面42を左右方向に挟んだいずれの側も、一対の樹脂部品20は係合部28及び被係合部27の係合によって接続され、金属バネ60同士の平行性等の位置関係が安定する。従って、電線周囲の容量結合の状態を安定して維持することができる。
【選択図】図5

Description

本発明は、雑音電流吸収具用の保持具、及び雑音電流吸収具に関する。

従来、電線に取り付けられて当該電線を流れる雑音電流を吸収する雑音電流吸収具が知られている。この種の雑音電流吸収具の一つとして、互いに当接させると全体として筒状又は環状(以下、両形状のことを筒状と総称する。)になる一対の磁性体と、これらの磁性体が筒状とされた状態で両磁性体を保持可能な保持具とを備えるものがある。

このような構造の雑音電流吸収具を電線に対して取り付けると、筒状になる一対の磁性体が電線を外周側から取り囲み、これにより、一対の磁性体が磁気的に閉磁路を形成して、所期の雑音電流吸収能が発揮されることになる(例えば、特許文献1参照。)。

特開平11−97875号公報

ところで、特許文献1では、保持具として、次のような一対の収容部をヒンジ(連結片)を介して接続したものが使用されている。一対の収容部は、それぞれが凹部を有し、当該各凹部には、前記磁性体のそれぞれを収容可能で、前記各凹部に前記各磁性体が収容された状態で前記凹部同士を互いに突き合わせると、前記一対の磁性体が筒状になる。また、前記一対の磁性体の突き合わせ面を挟んでヒンジと反対側には、前記凹部同士を互いに突き合わせた閉鎖時に互いに係合することで、前記一対の磁性体が筒状になった状態を維持可能な係合部及び被係合部が設けられている。更に、前記各凹部の内壁面における、前記閉鎖時に前記突き合わせ面を法線方向に挟んで対向する位置には、前記各磁性体を前記各突き合わせ面の表面方向に付勢するスプリングがそれぞれ設けられている。

ここで、特許文献1ではスプリングの材質について開示されていないが、自動車のエンジン周辺等、特別に高い温度や強い振動に曝される環境下で使用される保持具では、前記スプリングとして、熱や振動に強い金属バネを使用するのが望ましい。しかしながら、周囲にシャーシ等の板金が存在する場合、スプリングとして金属バネが使用されると、電線周囲における容量結合の状態が変化する。

一方、特許文献1では、一対の収容部は、一対のスプリングから見て一方の側がヒンジで接続され、他方の側が係合部及び被係合部の係合によって接続されている。係合部及び被係合部の係合によって接続された側は収容部同士又は磁性体同士の間に隙間が生じやすい。そのため、スプリング同士の位置関係も不安定で、前記容量結合の状態を安定して維持するのが困難になる。

そこで、本発明は、金属バネを使用した雑音電流吸収具用の保持具であって、電線周囲における容量結合の状態を安定して維持することのできる保持具、又はその保持具を用いた雑音電流吸収具の提供を目的としてなされた。

本発明の雑音電流吸収具用の保持具は、それぞれが凹部を有し、当該各凹部には、互いに当接させると全体として筒状又は環状になる一対の磁性体のそれぞれを収容可能で、前記各凹部に前記各磁性体が収容された状態で前記凹部同士を互いに突き合わせた閉鎖時には、前記一対の磁性体が筒状又は環状になる一対の収容部と、前記一対の収容部のそれぞれに、前記一対の磁性体の前記筒又は環の中心を挟んで少なくとも一対ずつ設けられ、前記閉鎖時に互いに弾性変形して係合することで、前記一対の磁性体が筒状又は環状になった状態を維持可能な係合部及び被係合部と、前記各凹部にそれぞれ設けられ、前記各磁性体を前記各突き合わせ面の表面方向に付勢する一対の金属バネと、を備えたことを特徴とする。

この場合、一対の収容部のそれぞれに、係合部及び被係合部が、一対の磁性体の前記筒又は環の中心を挟んで少なくとも一対ずつ設けられる。凹部同士が互いに突き合わされて一対の磁性体が筒状になる閉鎖時には、各係合部及び被係合部がそれぞれ互いに係合することで、前記一対の磁性体が筒状になった状態が維持可能となる。このため、各凹部にそれぞれ設けられて各磁性体を各突き合わせ面の表面方向に付勢する一対の金属バネから見て、各突き合わせ面を挟んだいずれの側も、一対の収容部は係合部及び被係合部の係合によって接続されることになる。このため、金属バネ同士の平行性等の位置関係が安定する。従って、電線周囲の容量結合の状態を安定して維持することができる。

なお、前記一対の金属バネは、前記各凹部の内壁面における、前記閉鎖時に前記突き合わせ面を法線方向に挟んで対向する位置にそれぞれ設けられ、前記各係合部は、前記突き合わせ面に垂直な方向に突出したフック状に構成され、前記各被係合部は、前記フック状の係合部が係合する門型の係止枠として構成されてもよい。その場合、閉鎖時には、一対の金属バネが前記突き合わせ面を法線方向に挟んで正対する。また、前記係合部及び被係合部の構成が採用された場合、収容部同士の間又は磁性体同士の間に隙間が生じやすいが、前記構成が採用されていればその隙間は前記各突き合わせ面のいずれの側でも同じになる。そのため、各突き合わせ面を挟んだいずれの側も収容部が係合部及び被係合部の係合によって接続されることによる効果が、一層顕著に表れる。

また、前記一対の金属バネは、10―7 Ω・m以上の抵抗率を有する材質で構成されてもよい。前記一対の金属バネの抵抗率が低いと、当該雑音電流吸収具が装着された板金等から電磁波ノイズが回り込むことによって、金属バネが放射ノイズのアンテナとして作用する可能性がある。これに対して、前記一対の金属バネが前記抵抗率を有している場合、当該金属バネが放射ノイズのアンテナとして作用することを抑制することができる。

また、前記一対の収容部及び前記一対の金属バネは、互いに同一の形状に構成されてもよい。その場合、一対の収容部及び一対の金属バネが互いに相対形状となるので、電線周囲の容量結合の状態を一層安定して維持することができる。また、一対の収容部又は一対の金属バネを製造するための金型等を共通化することができ、流通時にも両者を区別する必要がないので、製造コスト及び流通コストを低減することができる。ここで、同一の形状とは、製造上の誤差があっても同一の形状とみなすものとする(以下同様)。

また、前記一対の収容部の外周には、前記突き合わせ面と平行配置される面に対して前記一対の収容部及び前記一対の磁性体を支持する支持部が、それぞれ設けられてもよい。その場合、支持部を介して保持具が板金等の面に支持されると、その板金等に対して、前記突き合わせ面が平行配置される。このため、一対の収容部のいずれが、支持部を介して板金等の面に支持された場合でも、前記突き合わせ面の配置は同じになり、一対の金属バネの配置も同じになるので、電線周囲の容量結合の状態を一層安定して維持することができる。

また、本発明の 雑音電流吸収具は、突き合わせ面で互いに突き合わせると全体として筒状又は環状になる一対の磁性体と、それぞれが凹部を有し、当該各凹部には、前記磁性体のそれぞれを収容可能で、前記各凹部に前記各磁性体が収容された状態で前記凹部同士を互いに突き合わせた閉鎖時には、前記一対の磁性体が筒状又は環状になる一対の収容部と、前記一対の収容部のそれぞれに、前記一対の磁性体の前記筒又は環の中心を挟んで少なくとも一対ずつ設けられ、前記閉鎖時に互いに弾性変形して係合することで、前記一対の磁性体が筒状又は環状になった状態を維持可能な係合部及び被係合部と、前記各凹部にそれぞれ設けられ、前記各磁性体を前記各突き合わせ面の表面方向に付勢する一対の金属バネと、を備えたことを特徴とする。

このように構成された雑音電流吸収具は、上述した保持具と同様の構成を備えているので、電線周囲の容量結合の状態を安定して維持することができる。なお、前記一対の収容部及びそれらに収容される前記一対の磁性体及び前記一対の金属バネは、互いに同一の形状に構成されてもよい。その場合、一対の収容部及び一対の磁性体及び一対の金属バネが互いに相対形状となるので、電線周囲の容量結合の状態を一層安定して維持することができる。また、一対の収容部又は磁性体又は一対の金属バネを製造するための金型等を共通化することができ、流通時にも両者を区別する必要がないので、製造コスト及び流通コストを低減することができる。

また、本発明の雑音電流吸収具において、前記一対の収容部の外周には、平面に対して前記一対の収容部及び前記一対の磁性体を支持する支持部が、それぞれ設けられ、前記一対の磁性体における前記各金属バネとの当接部は、前記平面と略平行な平面状に構成されてもよい。その場合、支持部を介して保持具が板金等の平面に支持されると、各磁性体における前記当接部は、その板金等に対して略平行に配設される。また、前記一対の金属バネは、各磁性体における前記各当接部に圧接されることにより、当該当接部と略平行に配設される。従って、各金属バネが板金等の平面に略平行に配設され、電線周囲の容量結合の状態を一層安定して維持することができる。

実施形態の雑音電流吸収具の構成を表す図であり、(A)は正面図、(B)は平面図、(C)は背面図、(D)は左側面図、(E)は右側面図、(F)は下面図、(G)は右上斜視図である。 前記雑音電流吸収具を構成する一方のユニットの構成を表す図であり、(A)は正面図、(B)は平面図、(C)は背面図、(D)は左側面図、(E)は右側面図、(F)は下面図、(G)は右上斜視図である。 前記ユニットの構成を表す分解図であり、(A)は正面図、(B)は斜視図である。 前記ユニットを構成する各部品を表す平面図である。 図1(B)のV−V線断面図である。 図2(A)のVI−VI線断面図である。

次に、本発明の実施形態について、なお、以下の説明においては、必要に応じて上下左右前後の方向を定義して説明を行う。ただし、これらの各方向は、雑音電流吸収具ないし保持具を構成する各部の相対的な位置関係を簡潔に説明するために規定した方向にすぎない。実際に雑音電流吸収具ないし保持具を利用するに当たって、雑音電流吸収具ないし保持具がどのような方向に向けられるかは任意であり、例えば、図中に示す上下方向が重力との関係で鉛直方向とは一致しない状態で使用されてもかまわない。

[実施形態の構成]
図1(A)〜図1(G)に示す雑音電流吸収具1は、図示省略した電線を流れる雑音電流を吸収するためにその電線の外周に装着されるものである。この雑音電流吸収具1は、同一形状(製造誤差はあってもよい。)の一対のユニット2,2を組み合わせて構成される。図2(A)〜図2(G)及び図3(A),図3(B)に示すように、各ユニット2は、樹脂部品20(収容部の一例)と磁性体40と金属バネ60とから構成される。

各磁性体40は、同一形状に形成されており、それぞれが半割筒状で、互いに当接させると全体として筒状になる形状とされている。各磁性体40の内側面41は円筒面状で、一対の磁性体40が突き合わせ面42同士を互いに突き合わせて筒状に組み合わされた場合、円柱状の貫通穴99が形成される。その貫通穴99に電線が嵌合するように、一対のユニット2,2が組み合わされる。一方のユニット2(すなわち樹脂部品20及び磁性体40及び金属バネ60)は、前記貫通穴99の中心軸を中心に180度回転させると、ちょうど他方のユニット2と同一形状になる。なお、以下の説明において、各ユニット2に関して、突き合わせ面42側を上方、前記貫通穴99の中心軸方向を前後方向という場合がある。

図3に示すように、各磁性体40の前後方向に沿った外周面は、一対の突き合わせ面42,42における一方の外側端縁から前記貫通穴99の中心軸回りに、側面43,円筒面45,底面47,円筒面45,側面43を備えている。各側面43は、一対の突き合わせ面42の各外側端縁に、当該突き合わせ面42に直角に連接されている。側面43には、その側面43から内側面41方向に彫り込まれた形状を有する溝44が形成されている。この溝44は、磁性体40を前後方向に貫通している。

各側面43,43の、突き合わせ面42,42から離れた側の端縁は、円筒面45,45を介して底面47に連接されている。底面47は、突き合わせ面42,42と平行で、その底面47と内側面41との間に所定の肉厚の磁性体40が配設されるように構成されている。

各樹脂部品20は、図3(B)に示すように、一方の磁性体40を底面47の側から収容する凹部21を有している。凹部21には、底面47及び一対の円筒面45,45を支持するリプ22が形成されている。また、凹部21における前後方向の一方の側に設けられた壁面23には、電線を貫通させる半円状の切欠23Aが形成され、他方の壁面24にも、同様に電線を貫通させる半円状の切欠24Aが形成されている。

また、磁性体40の側面43,43を外側から支持する各樹脂部品20の側壁25,25の外側面には、一対の樹脂部品20,20が有する凹部21,21同士を互いに突き合わせた閉鎖時に、互いに係合する被係合部27及び係合部28が形成されている。被係合部27は、前記前後方向両端に形成された脚部27Aを介して側壁25から浮き上がった位置に架設され、全体として門型に形成されている。係合部28は、他の樹脂部品20における被係合部27と側壁25との間の空間に挿入可能なように上方に突出している。また、係合部28には、当該挿入後に被係合部27と係合する断面鉤状のフック28Aが形成されている。

このため、前記閉鎖時には、一方の樹脂部品20に形成された係合部28のフック28Aが弾性変形しながら、他方の樹脂部品20に形成された被係合部27に係合する。また、他方の樹脂部品20に形成された係合部28のフック28Aが弾性変形しながら、一方の樹脂部品20に形成された被係合部27に係合する。これによって、一対の樹脂部品20,20は互いに固定され、各凹部21,21に収容された磁性体40,40は筒状となった状態で保持されることになる。なお、後述の図5に詳細に示すように、被係合部27のフック28Aと当接する部分は、そのフック28Aと係合しやすいように断面鉤状に構成されている。

また、このとき、各樹脂部品20における壁面23,24の内側から上方に突出した突起31,31は、もう1つの樹脂部品20における壁面23,24の内側に形成された凹部33,33に嵌合し、一対の樹脂部品20は一層良好に互いに固定される。なお、各突起31及び凹部33は、切欠23A又は24Aの外側に形成されている。また、樹脂部品20の凹部21における磁性体40の溝44との対向位置には、突起35が形成されている。凹部21に磁性体40が挿入されると、突起35が溝44に係合することによって、凹部21から磁性体40が離脱することが抑制される。

このとき、磁性体40と樹脂部品20との間には、金属バネ60が挟み込まれる。この金属バネ60は、10―7 Ω・m以上の抵抗率を有する金属(例えばSUS)によって構成されている。金属バネ60は、図3(B),図4(B)に示すように、平面部61と一対の傾斜部62と一対の折り返し部63とを有している。平面部61は、凹部21の底面に形成された一対の突起21A,21A(図4(C)参照)に嵌合する穴65,65を有し、左右方向に長尺の長方形状に構成されている。一対の傾斜部62は、平面部61の一対の長辺に、磁性体40に向かう方向に屈曲して連接されている。折り返し部63,63は、傾斜部62,62の先端部分が磁性体40から隔離する方向に折り返された構成を有する。

このため、凹部21に磁性体40が挿入されて溝44が突起35に係合すると、磁性体40は図6に示すように金属バネ60を変形させる。従って、磁性体40は金属バネ60によって上方に付勢される。なお、溝44と突起35は、このような付勢力が良好に作用するように適度な隙間を有して係合する。よって、一対の係合部28,28と一対の被係合部27,27とが係合する閉鎖時には、図5に示すように、各磁性体40の突き合わせ面42同士が良好に圧接される。

一方、磁性体40の底面47及び金属バネ60の外側に配設される樹脂部品20の底面36は、図1(A),図1(B),図1(F),図1(G)に示すように、概略平面状で前後方向に平行な長辺を有する長方形状に構成されている。また、樹脂部品20の外周には、底面36の長辺の隣接位置に、当該底面36の延長面に沿って突出したリブ37が形成されている。このリブ37は、底面36の各長辺に前後方向離間して一対ずつ形成され、その間に雑音電流吸収具1の外周に沿って、バンド(図示せず)を巻き付けることができる。

更に、一対の樹脂部品20,20における各壁面23,23には、前後方向外側に突出した突出部39,39が形成されている。この突出部39は、雑音電流吸収具1を自動車のフレーム、板金、シャーシ等の金属フレームにテープで固定するためのもので、先端39Aが外側(突き合わせ面42の延長面から隔離する方向)に屈曲して当該固定が容易となるように構成されている。

[実施形態の効果]
このように構成された雑音電流吸収具1を電線に対して取り付けると、筒状になる一対の磁性体40が電線を外周側から取り囲み、これにより、一対の磁性体40が磁気的に閉磁路を形成して、所期の雑音電流吸収能が発揮されることになる。

また、本実施形態では、各樹脂部品20のそれぞれに、係合部28及び被係合部27が、磁性体40の各突き合わせ面42を左右方向に挟んで一対ずつ設けられている。凹部21同士が互いに突き合わされて一対の磁性体40が筒状になる閉鎖時には、各係合部28及び被係合部27がそれぞれ互いに係合することで、一対の磁性体40が筒状になった状態が維持可能となる。このため、各凹部21にそれぞれ設けられて各磁性体40を各突き合わせ面42の表面方向に付勢する各金属バネ60から見て、各突き合わせ面42を左右方向に挟んだいずれの側も、一対の樹脂部品20は係合部28及び被係合部27の係合によって接続されることになる。このため、金属バネ60同士の平行性等の位置関係が安定する。また、前記閉鎖時には一対の金属バネ60が磁性体40同士の突き合わせ面42を挟んで対向し、平行配置される。従って、本実施形態では、電線周囲の容量結合の状態を安定して維持することができる。

また、各ユニット2は互いに同一の形状に構成されているので、本実施形態では次のような効果が生じる。すなわち、一対の樹脂部品20及び一対の磁性体40及び一対の金属バネ60が互いに相対形状となるので、電線周囲の容量結合の状態を一層安定して維持することができる。また、一対の樹脂部品20又は一対の磁性体40又は一対の金属バネ60を製造するための金型等を共通化することができ、流通時にも一方のユニット2と他方のユニット2とを雄雌等のように区別する必要がない。従って、本実施形態の雑音電流吸収具1は、製造コスト及び流通コストを良好に低減することができる。

また、磁性体40の底面47及び金属バネ60の外側に配設される樹脂部品20の底面36は、概略平面状で、その底面36の長辺の隣接位置に、当該底面36の平面に沿って突出したリブ37が形成されている。この底面36及びリブ37(双方とも支持部の一例)を介して雑音電流吸収具1が板金等の面に支持されると、その板金等に対して、磁性体40の突き合わせ面42及び一対の金属バネ60(特に平面部61)が平行配置される。このため、一対の樹脂部品20のいずれが、前記のように板金等の面に支持された場合でも、突き合わせ面42の配置は同じになり、一対の金属バネ60の配置も同じになる。従って、本実施形態では、電線周囲の容量結合の状態を一層安定して維持することができる。
また、各磁性体40,40における金属バネ60,60との当接部としての底面47,47も、底面36及びリブ37によって支持された板金等の面に対して略平行に配設される。一対の金属バネ60,60は、底面47,47に圧接されることにより、底面47,47と略平行に配設される。このため、一対の金属バネ60,60は前記板金等の面に略平行に配設され、電線周囲の容量結合の状態を一層安定して維持することができる。

さらに、一対の金属バネ60は、10―7 Ω・m以上の抵抗率を有する材質で構成されているので、次のように、当該金属バネ60が放射ノイズのアンテナとして作用することを抑制することができる。ここで、金属バネ60の抵抗率が低いと、当該雑音電流吸収具1が装着された板金等から電磁波ノイズが回り込むことによって、金属バネ60が放射ノイズのアンテナとして作用する可能性がある。これに対して、一対の金属バネ60が前記抵抗率を有している場合、当該金属バネ60が放射ノイズのアンテナとして作用することを抑制することができる。

[他の実施形態]
なお、前記実施形態において、一対の樹脂部品20及び一対の金属バネ60が保持具に相当する。また、本発明は前記実施形態に何ら限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の形態で実施することができる。例えば、係合部及び被係合部の構成は、前記構成以外にも種々の構成を採用することができ、それらの数も複数対設けられてもよい。また、一方の樹脂部品には一対(又は複数対)の係合部を設け、他方の樹脂部品にはそれと係合する一対(又は複数対)の被係合部を設けてもよい。更に、磁性体,収容部,金属バネの形状は、特許請求の範囲に記載された範囲内で種々に変更することができる。また、上述した雑音電流吸収具の他、当該雑音電流吸収具を構成要素とする電子機器や、雑音電流吸収方法など、種々の形態で本発明を実現することもできる。

1…雑音電流吸収具 2…ユニット 20…樹脂部品 21…凹部
21A…突起 22…リプ 27…被係合部 27A…脚部
28…係合部 28A…フック 36…底面 37…リブ
40…磁性体 42…突き合わせ面 60…金属バネ 65…穴

Claims (8)

  1. それぞれが凹部を有し、当該各凹部には、互いに当接させると全体として筒状又は環状になる一対の磁性体のそれぞれを収容可能で、前記各凹部に前記各磁性体が収容された状態で前記凹部同士を互いに突き合わせた閉鎖時には、前記一対の磁性体が筒状又は環状になる一対の収容部と、
    前記一対の収容部のそれぞれに、前記一対の磁性体の前記筒又は環の中心を挟んで少なくとも一対ずつ設けられ、前記閉鎖時に互いに弾性変形して係合することで、前記一対の磁性体が筒状又は環状になった状態を維持可能な係合部及び被係合部と、
    前記各凹部にそれぞれ設けられ、前記各磁性体を前記各突き合わせ面の表面方向に付勢する一対の金属バネと、
    を備えたことを特徴とする雑音電流吸収具用の保持具。
  2. 前記一対の金属バネは、前記各凹部の内壁面における、前記閉鎖時に前記突き合わせ面を法線方向に挟んで対向する位置にそれぞれ設けられ、
    前記各係合部は、前記突き合わせ面に垂直な方向に突出したフック状に構成され、
    前記各被係合部は、前記フック状の係合部が係合する門型の係止枠として構成されたことを特徴とする請求項1に記載の雑音電流吸収具用の保持具。
  3. 前記一対の金属バネは、10―7 Ω・m以上の抵抗率を有する材質で構成されたことを特徴とする請求項1又は2に記載の雑音電流吸収具用の保持具。
  4. 前記一対の収容部及び前記一対の金属バネは、互いに同一の形状に構成されたことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の雑音電流吸収具用の保持具。
  5. 前記一対の収容部の外周には、前記突き合わせ面と平行配置される面に対して前記一対の収容部及び前記一対の磁性体を支持する支持部が、それぞれ設けられたことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の雑音電流吸収具用の保持具。
  6. 突き合わせ面で互いに突き合わせると全体として筒状又は環状になる一対の磁性体と、
    それぞれが凹部を有し、当該各凹部には、前記磁性体のそれぞれを収容可能で、前記各凹部に前記各磁性体が収容された状態で前記凹部同士を互いに突き合わせた閉鎖時には、前記一対の磁性体が筒状又は環状になる一対の収容部と、
    前記一対の収容部のそれぞれに、前記一対の磁性体の前記筒又は環の中心を挟んで少なくとも一対ずつ設けられ、前記閉鎖時に互いに弾性変形して係合することで、前記一対の磁性体が筒状又は環状になった状態を維持可能な係合部及び被係合部と、
    前記各凹部にそれぞれ設けられ、前記各磁性体を前記各突き合わせ面の表面方向に付勢する一対の金属バネと、
    を備えたことを特徴とする雑音電流吸収具。
  7. 前記一対の収容部及びそれらに収容される前記一対の磁性体及び前記一対の金属バネは、互いに同一の形状に構成されたことを特徴とする請求項6に記載の雑音電流吸収具。
  8. 前記一対の収容部の外周には、平面に対して前記一対の収容部及び前記一対の磁性体を支持する支持部が、それぞれ設けられ、
    前記一対の磁性体における前記各金属バネとの当接部は、前記平面と略平行な平面状に構成されたことを特徴とする請求項6又は7に記載の雑音電流吸収具用の保持具。
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