JPH04313895A - 検出増幅回路およびその実行方法 - Google Patents
検出増幅回路およびその実行方法Info
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- JPH04313895A JPH04313895A JP3157381A JP15738191A JPH04313895A JP H04313895 A JPH04313895 A JP H04313895A JP 3157381 A JP3157381 A JP 3157381A JP 15738191 A JP15738191 A JP 15738191A JP H04313895 A JPH04313895 A JP H04313895A
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- 238000001514 detection method Methods 0.000 title abstract description 13
- 230000004044 response Effects 0.000 claims description 25
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- 230000008878 coupling Effects 0.000 claims description 5
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- 238000013500 data storage Methods 0.000 claims 2
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Classifications
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11C—STATIC STORES
- G11C11/00—Digital stores characterised by the use of particular electric or magnetic storage elements; Storage elements therefor
- G11C11/21—Digital stores characterised by the use of particular electric or magnetic storage elements; Storage elements therefor using electric elements
- G11C11/34—Digital stores characterised by the use of particular electric or magnetic storage elements; Storage elements therefor using electric elements using semiconductor devices
- G11C11/40—Digital stores characterised by the use of particular electric or magnetic storage elements; Storage elements therefor using electric elements using semiconductor devices using transistors
- G11C11/401—Digital stores characterised by the use of particular electric or magnetic storage elements; Storage elements therefor using electric elements using semiconductor devices using transistors forming cells needing refreshing or charge regeneration, i.e. dynamic cells
- G11C11/4063—Auxiliary circuits, e.g. for addressing, decoding, driving, writing, sensing or timing
- G11C11/407—Auxiliary circuits, e.g. for addressing, decoding, driving, writing, sensing or timing for memory cells of the field-effect type
-
- G—PHYSICS
- G06—COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
- G06F—ELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
- G06F12/00—Accessing, addressing or allocating within memory systems or architectures
- G06F12/02—Addressing or allocation; Relocation
- G06F12/08—Addressing or allocation; Relocation in hierarchically structured memory systems, e.g. virtual memory systems
- G06F12/0802—Addressing of a memory level in which the access to the desired data or data block requires associative addressing means, e.g. caches
- G06F12/0893—Caches characterised by their organisation or structure
- G06F12/0895—Caches characterised by their organisation or structure of parts of caches, e.g. directory or tag array
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11C—STATIC STORES
- G11C7/00—Arrangements for writing information into, or reading information out from, a digital store
- G11C7/06—Sense amplifiers; Associated circuits, e.g. timing or triggering circuits
- G11C7/062—Differential amplifiers of non-latching type, e.g. comparators, long-tailed pairs
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- General Physics & Mathematics (AREA)
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- Memory System Of A Hierarchy Structure (AREA)
- Dram (AREA)
- Static Random-Access Memory (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、一般に検出増幅器に関
し、さらに詳しくは、論理機能を有する検出増幅器に関
する。
し、さらに詳しくは、論理機能を有する検出増幅器に関
する。
【0002】
【従来の技術】集積回路メモリは、行と列とのマトリッ
クスで構成されており、メモリ・セルは1つの行と1つ
の列との各交点に配置されている。リード・サイクル中
にアクセスされると、メモリはアドレスを解読して1つ
の行ラインをアクティブにする。アクティブになった行
ライン上のメモリ・セルは、その内容をビット・ライン
に乗せるか、あるいはより一般的には、差動ビット・ラ
イン対に乗せる。各メモリ・セルがその内容をビット・
ラインまたはビット・ライン対に乗せると、検出増幅器
は信号の論理状態を検出し、増幅する。それから、さら
に解読が実行される。検出時間とともに解読に要するス
ピードがメモリの総合スピードを決定する。解読方式は
、メモリの種類とその使用方法によって異なる。
クスで構成されており、メモリ・セルは1つの行と1つ
の列との各交点に配置されている。リード・サイクル中
にアクセスされると、メモリはアドレスを解読して1つ
の行ラインをアクティブにする。アクティブになった行
ライン上のメモリ・セルは、その内容をビット・ライン
に乗せるか、あるいはより一般的には、差動ビット・ラ
イン対に乗せる。各メモリ・セルがその内容をビット・
ラインまたはビット・ライン対に乗せると、検出増幅器
は信号の論理状態を検出し、増幅する。それから、さら
に解読が実行される。検出時間とともに解読に要するス
ピードがメモリの総合スピードを決定する。解読方式は
、メモリの種類とその使用方法によって異なる。
【0003】例えば、今日マイクロプロセッサの多くは
、チップ上の(on−chip) 高速メモリであるキ
ャッシュを内蔵している。キャッシュは、マイクロプロ
セッサが最もアクセスする可能性の高いメモリの内容を
チップ上に保存することにより、マイクロプロセッサの
性能を向上させる。例えば、チップ化した命令キャッシ
ュを有するマイクロプロセッサは、プログラムの一部を
オン・チップ・キャッシュに保存する。命令がキャッシ
ュ内に格納されると、マイクロプロセッサは遅いオフ・
チップ・メモリからではなく、高速キャッシュから命令
を読み出す。同様に、データ・キャッシュを有するマイ
クロプロセッサは、プログラムのデータの一部をチップ
上に格納する。マイクロプロセッサのメモリ・アクセス
がキャッシュからかどうかを判定するため、キャッシュ
はマイクロプロセッサがアドレス・バスに乗せたアドレ
スと以前キャッシュに格納されたデータのアドレスとを
比較する。このようなアドレスの比較は、タグ・キャッ
シュ・アレイとして知られる別のメモリによって行われ
る。タグ・キャッシュ・アレイの内容は、キャッシュに
置かれたデータのアドレスである。
、チップ上の(on−chip) 高速メモリであるキ
ャッシュを内蔵している。キャッシュは、マイクロプロ
セッサが最もアクセスする可能性の高いメモリの内容を
チップ上に保存することにより、マイクロプロセッサの
性能を向上させる。例えば、チップ化した命令キャッシ
ュを有するマイクロプロセッサは、プログラムの一部を
オン・チップ・キャッシュに保存する。命令がキャッシ
ュ内に格納されると、マイクロプロセッサは遅いオフ・
チップ・メモリからではなく、高速キャッシュから命令
を読み出す。同様に、データ・キャッシュを有するマイ
クロプロセッサは、プログラムのデータの一部をチップ
上に格納する。マイクロプロセッサのメモリ・アクセス
がキャッシュからかどうかを判定するため、キャッシュ
はマイクロプロセッサがアドレス・バスに乗せたアドレ
スと以前キャッシュに格納されたデータのアドレスとを
比較する。このようなアドレスの比較は、タグ・キャッ
シュ・アレイとして知られる別のメモリによって行われ
る。タグ・キャッシュ・アレイの内容は、キャッシュに
置かれたデータのアドレスである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】キャッシュ回路では、
スピードが重要である。アクセスされたアドレスとタグ
・キャッシュ・アレイの内容との間の比較の速度を最小
限にしなければならない。アクセスされたアドレスがタ
グ・キャッシュ・アレイに置かれたアドレスの1かかど
うかを判定するいくつかの手法が用いられている。例え
ば、完全連想型キャッシュにおいて、タグ・キャッシュ
・アレイ項目の全てが入力アドレスと同時に比較される
。しかし、2方向のセット連想型キャッシュでは、まず
入力アドレスの一部を用いて、2つの可能性のあるタグ
・キャッシュ・アレイ項目を解読する。次に、この前も
って解読された項目が検出され、対応するビット位置が
入力アドレスの残りのアドレス・ビットと比較される。 入力アドレスの残りのアドレス・ビットが2つの解読さ
れたタグ・キャッシュ項目の1つと一致した場合、「キ
ャッシュ・ヒット」が生じ、キャッシュ・アレイの対応
する内容がデータ・バスに読み出される。しかし、2つ
の項目のいずれも入力アドレスと一致しない場合、「キ
ャッシュ・ミス」が生じ、メモリ・アドレスからのデー
タはオフ・チップ・メモリから取り出さなければならな
い。2方向のセット連想型キャッシュと完全連想型キャ
ッシュの中間にあるのが4方向セット連想型キャッシュ
で、このキャッシュは、まず入力アドレスの一部を解読
して4つの可能性のあるキャッシュ項目を選択し、次に
比較を行う。マイクロプロセッサ性能と回路面積との間
に設計上の取捨選択があるので、セット連想型キャッシ
ュの方が好まれる場合が多い。セット連想型キャッシュ
の性能を最適化するため、検出時間を最小限に抑えなけ
ればならない。
スピードが重要である。アクセスされたアドレスとタグ
・キャッシュ・アレイの内容との間の比較の速度を最小
限にしなければならない。アクセスされたアドレスがタ
グ・キャッシュ・アレイに置かれたアドレスの1かかど
うかを判定するいくつかの手法が用いられている。例え
ば、完全連想型キャッシュにおいて、タグ・キャッシュ
・アレイ項目の全てが入力アドレスと同時に比較される
。しかし、2方向のセット連想型キャッシュでは、まず
入力アドレスの一部を用いて、2つの可能性のあるタグ
・キャッシュ・アレイ項目を解読する。次に、この前も
って解読された項目が検出され、対応するビット位置が
入力アドレスの残りのアドレス・ビットと比較される。 入力アドレスの残りのアドレス・ビットが2つの解読さ
れたタグ・キャッシュ項目の1つと一致した場合、「キ
ャッシュ・ヒット」が生じ、キャッシュ・アレイの対応
する内容がデータ・バスに読み出される。しかし、2つ
の項目のいずれも入力アドレスと一致しない場合、「キ
ャッシュ・ミス」が生じ、メモリ・アドレスからのデー
タはオフ・チップ・メモリから取り出さなければならな
い。2方向のセット連想型キャッシュと完全連想型キャ
ッシュの中間にあるのが4方向セット連想型キャッシュ
で、このキャッシュは、まず入力アドレスの一部を解読
して4つの可能性のあるキャッシュ項目を選択し、次に
比較を行う。マイクロプロセッサ性能と回路面積との間
に設計上の取捨選択があるので、セット連想型キャッシ
ュの方が好まれる場合が多い。セット連想型キャッシュ
の性能を最適化するため、検出時間を最小限に抑えなけ
ればならない。
【0005】
【課題を解決するための手段】従って、データ・プロセ
ッサのキャッシュ用としてタグ・キャッシュ・アレイ等
の回路に用いられる論理機能を有する検出増幅器が提供
される。本検出増幅器は、入力部と出力部とから構成さ
れる。入力部は、入力信号が所定の論理状態の場合、第
1信号と第2信号との間の差に応答して第1差信号を与
え、かつ入力信号の補数が所定の論理状態の場合、第2
信号と第1信号との差に応答して第2差信号を与える。 出力部は入力部に結合され、入力信号が所定の論理状態
にある場合、第1差信号に応答して、あるいは入力信号
の補数が所定の論理状態にある場合、第2差信号に応答
して、出力信号を与える。
ッサのキャッシュ用としてタグ・キャッシュ・アレイ等
の回路に用いられる論理機能を有する検出増幅器が提供
される。本検出増幅器は、入力部と出力部とから構成さ
れる。入力部は、入力信号が所定の論理状態の場合、第
1信号と第2信号との間の差に応答して第1差信号を与
え、かつ入力信号の補数が所定の論理状態の場合、第2
信号と第1信号との差に応答して第2差信号を与える。 出力部は入力部に結合され、入力信号が所定の論理状態
にある場合、第1差信号に応答して、あるいは入力信号
の補数が所定の論理状態にある場合、第2差信号に応答
して、出力信号を与える。
【0006】一つの例では、検出増幅器は第1および第
2トランジスタから成り、この第1および第2トランジ
スタは仮想接地ノードに結合された第1電流電極を有し
、かつ制御電極において第1および第2信号をそれぞれ
受け取る。第3トランジスタは、第1トランジスタの第
2電流電極に結合された第1電流電極と,制御電極と、
正の電源電圧端子に結合された第2電流電極とを有する
。第4トランジスタは、第2トランジスタの第2電流電
極に結合された第1電流電極と、第3トランジスタの制
御電極に結合された制御電極と、正の電源電圧端子に結
合された第2電流電極とを有する。論理部は、第1,第
2,第3および第4トランジスタに結合され、入力信号
の補数に応答して、第3トランジスタのゲートと第1電
流電極とを結合し、かつ入力信号に応答して、第4トラ
ンジスタのゲートと第1電流電極とを結合する。 出力部は第1および第2トランジスタの第2電流電極に
結合され、入力信号に応じて第1トランジスタまたは第
2トランジスタいずれかの第2電流電極上の電圧に応答
して、出力信号を与える。
2トランジスタから成り、この第1および第2トランジ
スタは仮想接地ノードに結合された第1電流電極を有し
、かつ制御電極において第1および第2信号をそれぞれ
受け取る。第3トランジスタは、第1トランジスタの第
2電流電極に結合された第1電流電極と,制御電極と、
正の電源電圧端子に結合された第2電流電極とを有する
。第4トランジスタは、第2トランジスタの第2電流電
極に結合された第1電流電極と、第3トランジスタの制
御電極に結合された制御電極と、正の電源電圧端子に結
合された第2電流電極とを有する。論理部は、第1,第
2,第3および第4トランジスタに結合され、入力信号
の補数に応答して、第3トランジスタのゲートと第1電
流電極とを結合し、かつ入力信号に応答して、第4トラ
ンジスタのゲートと第1電流電極とを結合する。 出力部は第1および第2トランジスタの第2電流電極に
結合され、入力信号に応じて第1トランジスタまたは第
2トランジスタいずれかの第2電流電極上の電圧に応答
して、出力信号を与える。
【0007】
【実施例】図1は、本発明に従って、論理機能を有する
検出増幅器50を内蔵するタグ・キャッシュ30を備え
たデータ・プロセッサ20のブロック図を示す。一般に
、データ・プロセッサ20は、キャッシュ22,CPU
24,アドレス・バス26およびデータ・バス28から
成る。一般に、キャッシュ22は、タグ・キャッシュ3
0およびキャッシュ・アレイ40から成る。タグ・キャ
ッシュ30は、デコーダ32,ビット・セル33,第1
ビット・ライン34,第2ビット・ライン35および行
ライン36から構成されるタグ部31と;論理/制御ブ
ロック38,ANDゲート39および検出増幅器50か
ら構成される検出増幅部37とから成る。
検出増幅器50を内蔵するタグ・キャッシュ30を備え
たデータ・プロセッサ20のブロック図を示す。一般に
、データ・プロセッサ20は、キャッシュ22,CPU
24,アドレス・バス26およびデータ・バス28から
成る。一般に、キャッシュ22は、タグ・キャッシュ3
0およびキャッシュ・アレイ40から成る。タグ・キャ
ッシュ30は、デコーダ32,ビット・セル33,第1
ビット・ライン34,第2ビット・ライン35および行
ライン36から構成されるタグ部31と;論理/制御ブ
ロック38,ANDゲート39および検出増幅器50か
ら構成される検出増幅部37とから成る。
【0008】CPU24は、データ・プロセッサ20の
中央演算装置であり、プログラム(図示せず)に応答し
て命令を実行する。制御信号,クロック信号および本発
明と関連ないデータ・プロセッサ20の他のブロックは
図1において示されていない。CPU24は、プログラ
ムに応答して、複数のアドレス信号をアドレス・バスに
与える。命令の応じて、CPU24はデータ・バス28
からデータを読み出すかあるいはデータを書き込む。タ
グ部31は、「インデックス・アドレス」と記されたア
ドレスの一部を受け取る。デコーダ32は、この「イン
デックス・アドレス」を解読し、それに応答して1つの
行ラインをアクティブにする。デコーダ32に結合され
た行ライン36は、「インデックス・アドレス」の全て
の可能性のある値に対応する複数の行ラインの1つを表
す。行ラインのそれぞれ1つと複数のビット・ライン対
との交点に配置されているのがメモリ・セル33のよう
なメモリ・セルであり、このメモリ・セル33はビット
・ライン34,35に結合されて示されており、ビット
・ライン34,35に信号BLJ ,反転BLJ をそ
れぞれ与える。図示の実施例では、各メモリ・セルの内
容は、メモリ・セルに結合されたビットライン対上に差
動的に読み出される。差動ビット・ライン対は、スピー
ドの点で好ましいが、他の実施例ではシングル・エンド
型ビット・ラインを用いてもよい。
中央演算装置であり、プログラム(図示せず)に応答し
て命令を実行する。制御信号,クロック信号および本発
明と関連ないデータ・プロセッサ20の他のブロックは
図1において示されていない。CPU24は、プログラ
ムに応答して、複数のアドレス信号をアドレス・バスに
与える。命令の応じて、CPU24はデータ・バス28
からデータを読み出すかあるいはデータを書き込む。タ
グ部31は、「インデックス・アドレス」と記されたア
ドレスの一部を受け取る。デコーダ32は、この「イン
デックス・アドレス」を解読し、それに応答して1つの
行ラインをアクティブにする。デコーダ32に結合され
た行ライン36は、「インデックス・アドレス」の全て
の可能性のある値に対応する複数の行ラインの1つを表
す。行ラインのそれぞれ1つと複数のビット・ライン対
との交点に配置されているのがメモリ・セル33のよう
なメモリ・セルであり、このメモリ・セル33はビット
・ライン34,35に結合されて示されており、ビット
・ライン34,35に信号BLJ ,反転BLJ をそ
れぞれ与える。図示の実施例では、各メモリ・セルの内
容は、メモリ・セルに結合されたビットライン対上に差
動的に読み出される。差動ビット・ライン対は、スピー
ドの点で好ましいが、他の実施例ではシングル・エンド
型ビット・ラインを用いてもよい。
【0009】行ライン上に配置されるタグ部31内の項
目の数は、キャッシュ構成により決まる。例えば、4方
向セット連想型キャッシュは、各行に置かれた4つの項
目を有する。CPU24がアドレス・バス26にアドレ
スを乗せると、デコーダ32は1つの行ラインをアクテ
ィブにし、解読された行に置かれた4つの項目の対応す
る部分がビット・ライン対上に読み出される。その後、
タグ部31からの複数のビット・ライン対に結合された
検出増幅部37は、「インデックス・アドレス」で選択
された行ライン上の4つのタグ・キャッシュ項目のそれ
ぞれに格納された値と、「タグ・アドレス」として知ら
れるアドレスの残りの部分とを比較する。各ビット・ラ
イン対の差動信号の論理状態が検出され、「タグ・アド
レス」内の対応するビットと比較される。一致と判定さ
れると、そのビット位置に対して一致信号が発生する。 例えば、対応するアドレス・ビット「AJ 」の論理状
態がBLJ および反転BLJ における論理状態と一
致する場合、反転MATCHJ が発生する。全てのビ
ット位置が入力アドレスにおける対応するビットと一致
する場合、反転「キャッシュ・ヒット」と記された信号
が発生する。反転「キャッシュ・ヒット」は、アドレス
・バス26上でアクティブになったアドレスがキャッシ
ュ内の有効項目に対応することをキャッシュ・アレイ4
0に知らせる。反転「キャッシュ・ヒット」に応答して
、キャッシュ・アレイ40は、「キャッシュ・データ」
と記された複数のデータ信号をデータ・バス28上に乗
せる。 その後、「キャッシュ・データ」はマイクロプロセッサ
24により読み出される。
目の数は、キャッシュ構成により決まる。例えば、4方
向セット連想型キャッシュは、各行に置かれた4つの項
目を有する。CPU24がアドレス・バス26にアドレ
スを乗せると、デコーダ32は1つの行ラインをアクテ
ィブにし、解読された行に置かれた4つの項目の対応す
る部分がビット・ライン対上に読み出される。その後、
タグ部31からの複数のビット・ライン対に結合された
検出増幅部37は、「インデックス・アドレス」で選択
された行ライン上の4つのタグ・キャッシュ項目のそれ
ぞれに格納された値と、「タグ・アドレス」として知ら
れるアドレスの残りの部分とを比較する。各ビット・ラ
イン対の差動信号の論理状態が検出され、「タグ・アド
レス」内の対応するビットと比較される。一致と判定さ
れると、そのビット位置に対して一致信号が発生する。 例えば、対応するアドレス・ビット「AJ 」の論理状
態がBLJ および反転BLJ における論理状態と一
致する場合、反転MATCHJ が発生する。全てのビ
ット位置が入力アドレスにおける対応するビットと一致
する場合、反転「キャッシュ・ヒット」と記された信号
が発生する。反転「キャッシュ・ヒット」は、アドレス
・バス26上でアクティブになったアドレスがキャッシ
ュ内の有効項目に対応することをキャッシュ・アレイ4
0に知らせる。反転「キャッシュ・ヒット」に応答して
、キャッシュ・アレイ40は、「キャッシュ・データ」
と記された複数のデータ信号をデータ・バス28上に乗
せる。 その後、「キャッシュ・データ」はマイクロプロセッサ
24により読み出される。
【0010】具体的には、検出増幅部37において、論
理/制御ブロック38が「タグ・アドレス」を受け取り
、「SE」と記された選択信号,アドレス信号AJ お
よび反転「AJ 」と記されたAJ の補数を検出増幅
器50に与える。信号SEは、検出増幅器50を選択し
アクティブにするために用いる制御信号である。検出増
幅器50は、SEに応答してメモリ・セル33によって
与えられたデータの論理状態を検出し、そのデータの論
理状態と信号AJ とを比較する。これらが一致してい
る場合、検出増幅器50はそれに応答して反転MATC
HJ を出力する。全てのメモリ・セルの内容が「タグ
・アドレス」の対応するビット位置と一致する場合、反
転「キャッシュ・ヒット」信号が発生する。検出増幅部
37においては、この機能がANDゲート39により実
行される。ANDゲート39は、複数の一致信号を受け
取る。 図1において、ANDゲート39の第1,第2および第
3入力端子上で受信される反転「MATCHN 」,反
転「MATCHJ 」および「MATCHM 」と記さ
れた一致信号が示されている。また、ANDゲート39
は、「タグ・アドレス」における残りのビット位置に対
応する別のビットのそれぞれを受け取る。図1において
、「タグ・アドレス」の幅は(M−N)ビットで、ここ
でNは「タグ・アドレス」における最初のビット位置、
Jは中間ビット位置、そしてMは最後のビット位置を示
す。
理/制御ブロック38が「タグ・アドレス」を受け取り
、「SE」と記された選択信号,アドレス信号AJ お
よび反転「AJ 」と記されたAJ の補数を検出増幅
器50に与える。信号SEは、検出増幅器50を選択し
アクティブにするために用いる制御信号である。検出増
幅器50は、SEに応答してメモリ・セル33によって
与えられたデータの論理状態を検出し、そのデータの論
理状態と信号AJ とを比較する。これらが一致してい
る場合、検出増幅器50はそれに応答して反転MATC
HJ を出力する。全てのメモリ・セルの内容が「タグ
・アドレス」の対応するビット位置と一致する場合、反
転「キャッシュ・ヒット」信号が発生する。検出増幅部
37においては、この機能がANDゲート39により実
行される。ANDゲート39は、複数の一致信号を受け
取る。 図1において、ANDゲート39の第1,第2および第
3入力端子上で受信される反転「MATCHN 」,反
転「MATCHJ 」および「MATCHM 」と記さ
れた一致信号が示されている。また、ANDゲート39
は、「タグ・アドレス」における残りのビット位置に対
応する別のビットのそれぞれを受け取る。図1において
、「タグ・アドレス」の幅は(M−N)ビットで、ここ
でNは「タグ・アドレス」における最初のビット位置、
Jは中間ビット位置、そしてMは最後のビット位置を示
す。
【0011】典型的なタグ・キャッシュ検出増幅器では
、ビット・ライン対の論理状態が検出され、ついで対応
するアドレス・ビットと比較される。しかし、検出増幅
部37においては、検出増幅器50のような各検出増幅
器が検出増幅機能と比較機能とを1つの回路にまとめて
いる。従って、典型的なタグ・キャッシュ設計に存在す
る比較器によって生じる余分な遅延が、本発明による検
出増幅器では節約される。図1はタグ・キャッシュ検出
増幅器における検出増幅器50の使用を図示しているが
、検出増幅器50はその他のメモリ用途や、信号ライン
において値を検出し、その後論理機能を実行する回路に
おいて利用できることに注目されたい。図2は、排他O
R関数を有する図1の検出増幅器50の概略図である。 一般に、検出増幅器50は、入力部52,第1出力部5
4,第2出力部54’およびイネーブル部56から成る
。入力部52は、Pチャンネル・トランジスタ60,6
1,62,63およびNチャンネル・トランジスタ64
,65から成る。第1出力部54は、3状態インバータ
70から成る。第2出力部54’は、3状態インバータ
71から成る。イネーブル部56は、Pチャンネル・ト
ランジスタ80とNチャンネル・トランジスタ81とか
ら成る。
、ビット・ライン対の論理状態が検出され、ついで対応
するアドレス・ビットと比較される。しかし、検出増幅
部37においては、検出増幅器50のような各検出増幅
器が検出増幅機能と比較機能とを1つの回路にまとめて
いる。従って、典型的なタグ・キャッシュ設計に存在す
る比較器によって生じる余分な遅延が、本発明による検
出増幅器では節約される。図1はタグ・キャッシュ検出
増幅器における検出増幅器50の使用を図示しているが
、検出増幅器50はその他のメモリ用途や、信号ライン
において値を検出し、その後論理機能を実行する回路に
おいて利用できることに注目されたい。図2は、排他O
R関数を有する図1の検出増幅器50の概略図である。 一般に、検出増幅器50は、入力部52,第1出力部5
4,第2出力部54’およびイネーブル部56から成る
。入力部52は、Pチャンネル・トランジスタ60,6
1,62,63およびNチャンネル・トランジスタ64
,65から成る。第1出力部54は、3状態インバータ
70から成る。第2出力部54’は、3状態インバータ
71から成る。イネーブル部56は、Pチャンネル・ト
ランジスタ80とNチャンネル・トランジスタ81とか
ら成る。
【0012】トランジスタ60は、ドレインと、ゲート
と、「VDD」と記された電源電圧端子に接続されたソ
ースとを有する。トランジスタ61は、VDDに接続さ
れたソースと、トランジスタ60のゲートに接続された
ゲートと、トレインとを有する。トランジスタ62は、
トランジスタ60のゲートに接続されたソースと、アド
レス信号反転AJ を受け取るゲートと、トランジスタ
60のドレインに接続されたドレインとを有する。トラ
ンジスタ63は、トランジスタ60のゲートに接続され
たソースと、アドレス信号AJ を受け取るゲートと、
トランジスタ60のドレインに接続されたドレインとを
有する。 トランジスタ64は、トランジスタ60のドレインに接
続されたドレインと、ビット・ライン信号BLJ を受
け取るゲートと、ソースとを有する。トランジスタ65
は、トランジスタ61のドレインに接続されたドレイン
と、ビット・ライン信号反転BLJ を受け取るゲート
と、トランジスタ60のソースに接続されたソースとを
有する。インバータ70は、トランジスタ60のドレイ
ンに接続された入力端子と、アドレス信号反転AJ を
受け取る正のイネーブル入力端子と、アドレス信号AJ
を受け取る負のイネーブル入力端子と、反転MATC
HJ を与える出力端子とを有する。インバータ71は
、トランジスタ61のドレインに接続された入力端子と
、アドレス信号AJ を受け取る正のイネーブル入力端
子と、アドレス信号反転AJ を受け取る負のイネーブ
ル入力端子と、反転MATCHJ を与える出力端子と
を有する。トランジスタ80は、トランジスタ60のド
レインに接続されたソースと、選択信号SEを受け取る
ゲートと、トランジスタ61のドレインに接続されたド
レインとを有する。トランジスタ81は、トランジスタ
64のソースとトランジスタ65のソースとに接続され
たドレインと、選択信号SEを受け取るゲートと、「V
SS」と記された電源電圧端子に接続されたソースとを
有する。図示の実施例では、VDDはVSSに対して正
の電源電圧端子であるが、これはトランジスタの導電性
を変えた他の実施例では必ずしもそうではない。
と、「VDD」と記された電源電圧端子に接続されたソ
ースとを有する。トランジスタ61は、VDDに接続さ
れたソースと、トランジスタ60のゲートに接続された
ゲートと、トレインとを有する。トランジスタ62は、
トランジスタ60のゲートに接続されたソースと、アド
レス信号反転AJ を受け取るゲートと、トランジスタ
60のドレインに接続されたドレインとを有する。トラ
ンジスタ63は、トランジスタ60のゲートに接続され
たソースと、アドレス信号AJ を受け取るゲートと、
トランジスタ60のドレインに接続されたドレインとを
有する。 トランジスタ64は、トランジスタ60のドレインに接
続されたドレインと、ビット・ライン信号BLJ を受
け取るゲートと、ソースとを有する。トランジスタ65
は、トランジスタ61のドレインに接続されたドレイン
と、ビット・ライン信号反転BLJ を受け取るゲート
と、トランジスタ60のソースに接続されたソースとを
有する。インバータ70は、トランジスタ60のドレイ
ンに接続された入力端子と、アドレス信号反転AJ を
受け取る正のイネーブル入力端子と、アドレス信号AJ
を受け取る負のイネーブル入力端子と、反転MATC
HJ を与える出力端子とを有する。インバータ71は
、トランジスタ61のドレインに接続された入力端子と
、アドレス信号AJ を受け取る正のイネーブル入力端
子と、アドレス信号反転AJ を受け取る負のイネーブ
ル入力端子と、反転MATCHJ を与える出力端子と
を有する。トランジスタ80は、トランジスタ60のド
レインに接続されたソースと、選択信号SEを受け取る
ゲートと、トランジスタ61のドレインに接続されたド
レインとを有する。トランジスタ81は、トランジスタ
64のソースとトランジスタ65のソースとに接続され
たドレインと、選択信号SEを受け取るゲートと、「V
SS」と記された電源電圧端子に接続されたソースとを
有する。図示の実施例では、VDDはVSSに対して正
の電源電圧端子であるが、これはトランジスタの導電性
を変えた他の実施例では必ずしもそうではない。
【0013】動作中、検出増幅器50は、ビット・ライ
ン電圧BLJ ,反転BLJ で表される差動信号を受
け取る。本質的には、検出増幅器50は、アドレス信号
AJ ,反転AJ によって構成され、 このアドレ
ス信号AJ ,反転AJ は検出増幅器50に対する制
御ビットとして機能する。アドレス信号AJ の論理状
態により、入力部52の出力端子の構成が決定する。ア
ドレス信号AJ が低論理の場合、入力部52の出力端
子はトランジスタ60のドレインとなり、インバータ7
0が一致信号反転MATCHJ を与える。しかし、ア
ドレス信号AJ が高論理の場合、入力部52の出力端
子はトランジスタ61のドレインとなり、インバータ7
1が一致信号反転MATCHJ を与える。従って、検
出増幅器50は、ビット・ライン対上の電圧を検出し、
アドレス信号AJ とビット・ライン信号BLJとの間
の排他的ORに応答して、一致信号反転MATCHJ
を与える。検出増幅器50は、1つの信号論理レベルに
よって検出および論理機能を実行するので、ゲートの遅
延を節約する。
ン電圧BLJ ,反転BLJ で表される差動信号を受
け取る。本質的には、検出増幅器50は、アドレス信号
AJ ,反転AJ によって構成され、 このアドレ
ス信号AJ ,反転AJ は検出増幅器50に対する制
御ビットとして機能する。アドレス信号AJ の論理状
態により、入力部52の出力端子の構成が決定する。ア
ドレス信号AJ が低論理の場合、入力部52の出力端
子はトランジスタ60のドレインとなり、インバータ7
0が一致信号反転MATCHJ を与える。しかし、ア
ドレス信号AJ が高論理の場合、入力部52の出力端
子はトランジスタ61のドレインとなり、インバータ7
1が一致信号反転MATCHJ を与える。従って、検
出増幅器50は、ビット・ライン対上の電圧を検出し、
アドレス信号AJ とビット・ライン信号BLJとの間
の排他的ORに応答して、一致信号反転MATCHJ
を与える。検出増幅器50は、1つの信号論理レベルに
よって検出および論理機能を実行するので、ゲートの遅
延を節約する。
【0014】選択信号SEにより、検出増幅器50の動
作が可能となる。選択信号SEが高論理の場合、検出増
幅器50は動作可能となる。トランジスタ80は非導通
状態となり、電流源として機能するトランジスタ81は
、仮想接地電位(VSSに実質的に等しい)の電圧をト
ランジスタ64,65のソースにおいて与える。選択信
号SEが低論理の場合、検出増幅器50は動作不可能と
なる。トランジスタ81は非導通状態となり、トランジ
スタ80は導通状態となって、トランジスタ64のドレ
インをトランジスタ65のドレインに結合する。このよ
うに、選択信号SEが低論理の場合、インバータ70,
71の入力端子における電圧は等しくなる。
作が可能となる。選択信号SEが高論理の場合、検出増
幅器50は動作可能となる。トランジスタ80は非導通
状態となり、電流源として機能するトランジスタ81は
、仮想接地電位(VSSに実質的に等しい)の電圧をト
ランジスタ64,65のソースにおいて与える。選択信
号SEが低論理の場合、検出増幅器50は動作不可能と
なる。トランジスタ81は非導通状態となり、トランジ
スタ80は導通状態となって、トランジスタ64のドレ
インをトランジスタ65のドレインに結合する。このよ
うに、選択信号SEが低論理の場合、インバータ70,
71の入力端子における電圧は等しくなる。
【0015】アドレス信号AJ が高論理(入力アドレ
スのJ番目ビット位置の「1」に対応)の場合、インバ
ータ71は動作可能となり、インバータ70は動作不可
能となる。さらに、トランジスタ63は非導通状態とな
り、トランジスタ62は導通状態となる。アドレス信号
AJ が高論理の場合の検出増幅器50の応答を、図3
の検出増幅器50’で説明する。検出増幅器50’では
、インバータ70とトランジスタ63とが省略され、ト
ランジスタ62のソース・ドレイン間経路が直接接続に
置き換えられている。トランジスタ60’,61’,6
4’,65’,インバータ71’およびトランジスタ8
0’,81’は、図2の同様な(’)の付いていない番
号の素子に対応している。
スのJ番目ビット位置の「1」に対応)の場合、インバ
ータ71は動作可能となり、インバータ70は動作不可
能となる。さらに、トランジスタ63は非導通状態とな
り、トランジスタ62は導通状態となる。アドレス信号
AJ が高論理の場合の検出増幅器50の応答を、図3
の検出増幅器50’で説明する。検出増幅器50’では
、インバータ70とトランジスタ63とが省略され、ト
ランジスタ62のソース・ドレイン間経路が直接接続に
置き換えられている。トランジスタ60’,61’,6
4’,65’,インバータ71’およびトランジスタ8
0’,81’は、図2の同様な(’)の付いていない番
号の素子に対応している。
【0016】選択信号SEが高論理の場合、トランジス
タ81’は導通状態となり、VSSに実質的に等しい仮
想接地電位をトランジスタ64’,65’のソースに与
える。トランジスタ64’,65’は入力対を形成し、
ビット・ライン信号BLJ と反転BLJ との間の電
圧差が電流の導通を制御する。ビット・ライン信号BL
J がビット・ライン信号反転BLJ を上回ると、ト
ランジスタ64’のゲート・ソース間電圧(VGS)が
増加し、トランジスタ64’を流れるドレイン・ソース
間電流IDSが増加する。トランジスタ64’のIDS
は、トランジスタ60’によってトランジスタ61’に
鏡映される。トランジスタ64’に流れる電流と実質的
に同じIDSがトランジスタ65’を流れるが、VGS
は小さくなる。トランジスタ65’のドレイン・ソース
間電圧VDSが増加すると、トランジスタ65’のドレ
イン電圧は増加する。Pチャンネル・トランジスタ60
’,61’とNチャンネル・トランジスタ64’,65
’のゲート・サイズの比率は、ビット・ライン信号BL
J と反転BLJ との間の小さな電圧差によってトラ
ンジスタ65’のドレイン電圧が大幅に切り替わり、実
質的にVDDまで上昇するような比率となっている。ビ
ット・ライン信号BLJ がビット・ライン信号反転B
LJ を上回ると、インバータ71’のドレイン電圧は
切り換え点より高くなり、一致信号反転MATCHJ
はアクティブになる。ビット・ライン信号反転BLJ
がビット・ライン信号BLJ を上回ると、インバータ
71’の入力端子電圧は切り換え点より低くなり、反転
MATCHJは非アクティブになる。従って、トランジ
スタ65’のドレインは検出増幅器50’の出力ノード
となる。
タ81’は導通状態となり、VSSに実質的に等しい仮
想接地電位をトランジスタ64’,65’のソースに与
える。トランジスタ64’,65’は入力対を形成し、
ビット・ライン信号BLJ と反転BLJ との間の電
圧差が電流の導通を制御する。ビット・ライン信号BL
J がビット・ライン信号反転BLJ を上回ると、ト
ランジスタ64’のゲート・ソース間電圧(VGS)が
増加し、トランジスタ64’を流れるドレイン・ソース
間電流IDSが増加する。トランジスタ64’のIDS
は、トランジスタ60’によってトランジスタ61’に
鏡映される。トランジスタ64’に流れる電流と実質的
に同じIDSがトランジスタ65’を流れるが、VGS
は小さくなる。トランジスタ65’のドレイン・ソース
間電圧VDSが増加すると、トランジスタ65’のドレ
イン電圧は増加する。Pチャンネル・トランジスタ60
’,61’とNチャンネル・トランジスタ64’,65
’のゲート・サイズの比率は、ビット・ライン信号BL
J と反転BLJ との間の小さな電圧差によってトラ
ンジスタ65’のドレイン電圧が大幅に切り替わり、実
質的にVDDまで上昇するような比率となっている。ビ
ット・ライン信号BLJ がビット・ライン信号反転B
LJ を上回ると、インバータ71’のドレイン電圧は
切り換え点より高くなり、一致信号反転MATCHJ
はアクティブになる。ビット・ライン信号反転BLJ
がビット・ライン信号BLJ を上回ると、インバータ
71’の入力端子電圧は切り換え点より低くなり、反転
MATCHJは非アクティブになる。従って、トランジ
スタ65’のドレインは検出増幅器50’の出力ノード
となる。
【0017】図2に戻って、アドレス信号AJ が低論
理(入力アドレスのJ番目ビット位置の「0」に対応)
の場合、インバータ70は動作可能となり、インバータ
71は動作不可能となる。さらに、トランジスタ62は
非導通状態となり、トランジスタ63は導通状態となる
。 アドレス信号AJ が低論理の場合の検出増幅器50の
応答を、図4の増幅器50”で説明する。検出増幅器5
0”では、インバータ71とトランジスタ62が省略さ
れ、トランジスタ63のソース・ドレイン間経路が直接
接続で置き換えられている。トランジスタ60”,61
”,64”,65”,インバータ71”,トランジスタ
80”,81”は、図2の同様な(”)の付いていない
番号の素子に対応している。
理(入力アドレスのJ番目ビット位置の「0」に対応)
の場合、インバータ70は動作可能となり、インバータ
71は動作不可能となる。さらに、トランジスタ62は
非導通状態となり、トランジスタ63は導通状態となる
。 アドレス信号AJ が低論理の場合の検出増幅器50の
応答を、図4の増幅器50”で説明する。検出増幅器5
0”では、インバータ71とトランジスタ62が省略さ
れ、トランジスタ63のソース・ドレイン間経路が直接
接続で置き換えられている。トランジスタ60”,61
”,64”,65”,インバータ71”,トランジスタ
80”,81”は、図2の同様な(”)の付いていない
番号の素子に対応している。
【0018】選択信号SEが高論理の場合、トランジス
タ81”は導通状態となり、VSSに実質的に等しい仮
想接地電位をトランジスタ64”、65”のソースに与
える。トランジスタ64”,65”は、入力対を形成し
、ビット・ライン信号反転BLJ とBLJ との間の
電圧差が電流の導通を制御する。ビット・ライン信号反
転BLJ がビット・ライン信号BLJ を上回ると、
トランジスタ65”のゲート・ソース間電圧VGSが増
加し、ドレイン・ソース間電流IDSが増加する。トラ
ンジスタ65”のIDSはトランジスタ61”によりト
ランジスタ60”に鏡映される。トランジスタ65”に
流れる電流と実質的に同じIDSがトランジスタ64”
を流れるが、VGSは小さくなるので、トランジスタ6
4”のドレイン・ソース間電圧VDSは増加し、トラン
ジスタ64”のドレイン電圧は、実質的にVDDまで増
加する。ビット・ライン信号反転BLJ がビット・ラ
イン信号BLJ を上回ると、インバータ70”のドレ
イン電圧は切り換え点より高くなり、一致信号反転MA
TCHJ がアクティブとなる。 ビット・ライン信号BLJ がビット・ライン信号反転
BLJ を上回ると、インバータ70”の入力端子電圧
は切り換え点より低くなり、反転MATCHJ は非ア
クティブとなる。従って、トランジスタ64”のドレイ
ンは、検出増幅器50”の出力ノードとなる。
タ81”は導通状態となり、VSSに実質的に等しい仮
想接地電位をトランジスタ64”、65”のソースに与
える。トランジスタ64”,65”は、入力対を形成し
、ビット・ライン信号反転BLJ とBLJ との間の
電圧差が電流の導通を制御する。ビット・ライン信号反
転BLJ がビット・ライン信号BLJ を上回ると、
トランジスタ65”のゲート・ソース間電圧VGSが増
加し、ドレイン・ソース間電流IDSが増加する。トラ
ンジスタ65”のIDSはトランジスタ61”によりト
ランジスタ60”に鏡映される。トランジスタ65”に
流れる電流と実質的に同じIDSがトランジスタ64”
を流れるが、VGSは小さくなるので、トランジスタ6
4”のドレイン・ソース間電圧VDSは増加し、トラン
ジスタ64”のドレイン電圧は、実質的にVDDまで増
加する。ビット・ライン信号反転BLJ がビット・ラ
イン信号BLJ を上回ると、インバータ70”のドレ
イン電圧は切り換え点より高くなり、一致信号反転MA
TCHJ がアクティブとなる。 ビット・ライン信号BLJ がビット・ライン信号反転
BLJ を上回ると、インバータ70”の入力端子電圧
は切り換え点より低くなり、反転MATCHJ は非ア
クティブとなる。従って、トランジスタ64”のドレイ
ンは、検出増幅器50”の出力ノードとなる。
【0019】また図2に戻って、図3,4で具体的に説
明した検出増幅器50の動作を考えると、アドレス信号
AJ が「1」の場合、一致信号反転MATCHJ は
ビット・ライン信号BLJ の反転として与えられ、ま
たアドレス信号AJ が「0」の場合、ビット・ライン
信号反転BLJ の反転として与えられることがわかる
。これは、ビット・ライン信号BLJ と反転BLJ
の間の検出信号とアドレス信号AJ との排他的ORに
ほかならない。検出増幅器50は、対応するメモリ・セ
ルに格納されたビットの値を直接には与えないが、一致
信号反転MATCHJ とアドレス信号AJ との間の
排他的OR演算を実行することにより、値を得ることが
できる。
明した検出増幅器50の動作を考えると、アドレス信号
AJ が「1」の場合、一致信号反転MATCHJ は
ビット・ライン信号BLJ の反転として与えられ、ま
たアドレス信号AJ が「0」の場合、ビット・ライン
信号反転BLJ の反転として与えられることがわかる
。これは、ビット・ライン信号BLJ と反転BLJ
の間の検出信号とアドレス信号AJ との排他的ORに
ほかならない。検出増幅器50は、対応するメモリ・セ
ルに格納されたビットの値を直接には与えないが、一致
信号反転MATCHJ とアドレス信号AJ との間の
排他的OR演算を実行することにより、値を得ることが
できる。
【0020】以上より、論理機能を有する検出増幅器が
提供されたことは明かである。説明してきた実施例では
、検出増幅器は、タグ・キャッシュ・アレイのメモリ・
セルの内容を検出しながら、排他的OR関数を実行する
。しかし、検出増幅器が電圧を検出し、同時に論理機能
も実行するようなその他の実施例も可能である。説明し
てきた論理機能は排他的ORであるが、他の論理機能も
可能である。例えば、インバータ70、71は、非反転
3状態バッファで置き換えることができる。また、説明
してきた実施例では、検出増幅器50はビット・ライン
信号BLJ と反転BLJ との間の差電圧を検出する
が、シングル・エンド信号を受信するように検出増幅器
を構成することもできる。シングル・エンド信号を検出
するため、トランジスタ65の制御電極は基準電圧を受
信でき、シングル・エンド入力信号はトランジスタ64
のゲートまたは制御電極で受信することができる。入力
信号SE,AJ ,反転AJ ,BLJ ,反転BLJ
をアクティブにする順番は、検出増幅器の機能に影響
を与えないことに注意されたい。しかし、入力信号が、
SE,AJ ,反転AJ ,BLJ ,反転BLJ の
順序で受信されるとき、検出増幅器は最も高速となる。
提供されたことは明かである。説明してきた実施例では
、検出増幅器は、タグ・キャッシュ・アレイのメモリ・
セルの内容を検出しながら、排他的OR関数を実行する
。しかし、検出増幅器が電圧を検出し、同時に論理機能
も実行するようなその他の実施例も可能である。説明し
てきた論理機能は排他的ORであるが、他の論理機能も
可能である。例えば、インバータ70、71は、非反転
3状態バッファで置き換えることができる。また、説明
してきた実施例では、検出増幅器50はビット・ライン
信号BLJ と反転BLJ との間の差電圧を検出する
が、シングル・エンド信号を受信するように検出増幅器
を構成することもできる。シングル・エンド信号を検出
するため、トランジスタ65の制御電極は基準電圧を受
信でき、シングル・エンド入力信号はトランジスタ64
のゲートまたは制御電極で受信することができる。入力
信号SE,AJ ,反転AJ ,BLJ ,反転BLJ
をアクティブにする順番は、検出増幅器の機能に影響
を与えないことに注意されたい。しかし、入力信号が、
SE,AJ ,反転AJ ,BLJ ,反転BLJ の
順序で受信されるとき、検出増幅器は最も高速となる。
【0021】本発明は、好適な実施例の点から説明して
きたが、本発明は多くの点で修正でき、以上具体的に説
明してきた以外の実施例が可能であることが当業者には
明かである。従って、添付のクレームには、本発明の真
の精神と適応範囲とに該当する本発明の全ての変形例が
含まれるものとする。
きたが、本発明は多くの点で修正でき、以上具体的に説
明してきた以外の実施例が可能であることが当業者には
明かである。従って、添付のクレームには、本発明の真
の精神と適応範囲とに該当する本発明の全ての変形例が
含まれるものとする。
【0022】本発明の1つの実施例では、検出増幅器(
50)の入力手段(52)は、第3トランジスタ(61
),第4トランジスタ(60),第5トランジスタ(6
3),第6トランジスタ(62),第7トランジスタ(
65)および第8トランジスタ(64)から構成される
。第3トランジスタ(61)は、第2電源電圧端子に結
合された第1電流電極と、制御電極と、第1差信号を与
える第2電流電極とを有する。第4トランジスタ(60
)は第2電源電圧端子に結合された第1電流電極と、第
3トランジスタ(61)の制御電極に結合された制御電
極と、第2差信号を与える第2電流電極とを有する。第
5トランジスタ(63)は、第3トランジスタ(61)
の第2電流電極に結合された第1電流電極と、制御信号
を受け取る制御電極と、第3トランジスタ(61)の制
御電極に結合された第2電流電極とを有する。 第6トランジスタ(62)は、第4トランジスタ(60
)の第2電流電極に結合された第1電流電極と、制御信
号の補数を受け取る制御電極と、第3トランジスタ(6
1)の制御電極に結合された第2電流電極とを有する。 第7トランジスタ(65)は、第3トランジスタの第2
電流電極に結合された第1電流電極と、第2入力信号を
受け取る制御電極と、第2トランジスタ(81)の第1
電流電極に結合された第2電流電極とを有する。第8ト
ランジスタ(64)は、第4トランジスタ(60)の第
2電流電極に結合された第1電流電極と、第1入力信号
を受け取る制御電極と、第2トランジスタ(81)の第
1電流電極に結合された第2電流電極とを有する。
50)の入力手段(52)は、第3トランジスタ(61
),第4トランジスタ(60),第5トランジスタ(6
3),第6トランジスタ(62),第7トランジスタ(
65)および第8トランジスタ(64)から構成される
。第3トランジスタ(61)は、第2電源電圧端子に結
合された第1電流電極と、制御電極と、第1差信号を与
える第2電流電極とを有する。第4トランジスタ(60
)は第2電源電圧端子に結合された第1電流電極と、第
3トランジスタ(61)の制御電極に結合された制御電
極と、第2差信号を与える第2電流電極とを有する。第
5トランジスタ(63)は、第3トランジスタ(61)
の第2電流電極に結合された第1電流電極と、制御信号
を受け取る制御電極と、第3トランジスタ(61)の制
御電極に結合された第2電流電極とを有する。 第6トランジスタ(62)は、第4トランジスタ(60
)の第2電流電極に結合された第1電流電極と、制御信
号の補数を受け取る制御電極と、第3トランジスタ(6
1)の制御電極に結合された第2電流電極とを有する。 第7トランジスタ(65)は、第3トランジスタの第2
電流電極に結合された第1電流電極と、第2入力信号を
受け取る制御電極と、第2トランジスタ(81)の第1
電流電極に結合された第2電流電極とを有する。第8ト
ランジスタ(64)は、第4トランジスタ(60)の第
2電流電極に結合された第1電流電極と、第1入力信号
を受け取る制御電極と、第2トランジスタ(81)の第
1電流電極に結合された第2電流電極とを有する。
【0023】本発明の別の実施例では、検出増幅器(5
0)の出力手段(54,54’)は、第1インバータ(
71)と第2インバータ(70)とから構成される。 第1インバータは(71)は、第3トランジスタ(61
)の第2電流電極に結合された入力端子と、制御信号を
受け取る正のイネーブル入力端子と、制御信号の補数を
受け取る負のイネーブル入力端子と、出力信号を与える
出力端子とを有する。第2インバータ(70)は、第4
トランジスタ(60)の第2電流電極に結合された入力
端子と、制御信号の補数を受け取る正のイネーブル入力
端子と、制御信号を受け取る負のイネーブル入力端子と
、第1インバータ(61)の出力端子に結合された出力
端子とを有する。
0)の出力手段(54,54’)は、第1インバータ(
71)と第2インバータ(70)とから構成される。 第1インバータは(71)は、第3トランジスタ(61
)の第2電流電極に結合された入力端子と、制御信号を
受け取る正のイネーブル入力端子と、制御信号の補数を
受け取る負のイネーブル入力端子と、出力信号を与える
出力端子とを有する。第2インバータ(70)は、第4
トランジスタ(60)の第2電流電極に結合された入力
端子と、制御信号の補数を受け取る正のイネーブル入力
端子と、制御信号を受け取る負のイネーブル入力端子と
、第1インバータ(61)の出力端子に結合された出力
端子とを有する。
【0024】本発明のさらに別の例では、データを保存
する手段を有するデータ・プロセッサにおいて、回路(
50)はさらに、第3信号の補数に応答して第1トラン
ジスタ(64)の第2電流電極における電圧から出力信
号を与えるか、あるいは第3信号に応答して第2トラン
ジスタ(65)の第2電流電極における電圧から出力信
号を与える出力手段(54,54’)から成る。
する手段を有するデータ・プロセッサにおいて、回路(
50)はさらに、第3信号の補数に応答して第1トラン
ジスタ(64)の第2電流電極における電圧から出力信
号を与えるか、あるいは第3信号に応答して第2トラン
ジスタ(65)の第2電流電極における電圧から出力信
号を与える出力手段(54,54’)から成る。
【0025】さらに本発明の別の例では、検出増幅器(
50)は、第3トランジスタ(60),第4トランジス
タ(61),第5トランジスタ(62)および第6トラ
ンジスタ(63)から構成される手段(60,61,6
2,63)を有する。第3トランジスタ(60)は、電
源電圧端子に結合された第1電流電極と、制御電極と、
第1トランジスタ(64)の第2電流電極に結合された
第2電流電極とを有する。第4トランジスタ(61)は
、電源電圧端子に結合された第1電流電極と、第3トラ
ンジスタ(60)の制御電極に結合された制御電極と、
第2トランジスタ(65)の第2電流電極に結合された
第2電流電極とを有する。第5トランジスタ(62)は
、第3トランジスタ(60)および第4トランジスタ(
61)の制御電極に結合された第1電流電極と、制御信
号の補数を受け取る制御電極と、第3トランジスタ(6
0)の第2電流電極に結合された第2電流電極とを有す
る。第6トランジスタは(63)は、第3トランジスタ
(60)および第4トランジスタ(61)の制御電極に
結合された第1電流電極と、制御信号を受け取る制御電
極と、第4トランジスタ(61)の第2電流電極に結合
された第2電流電極とを有する。
50)は、第3トランジスタ(60),第4トランジス
タ(61),第5トランジスタ(62)および第6トラ
ンジスタ(63)から構成される手段(60,61,6
2,63)を有する。第3トランジスタ(60)は、電
源電圧端子に結合された第1電流電極と、制御電極と、
第1トランジスタ(64)の第2電流電極に結合された
第2電流電極とを有する。第4トランジスタ(61)は
、電源電圧端子に結合された第1電流電極と、第3トラ
ンジスタ(60)の制御電極に結合された制御電極と、
第2トランジスタ(65)の第2電流電極に結合された
第2電流電極とを有する。第5トランジスタ(62)は
、第3トランジスタ(60)および第4トランジスタ(
61)の制御電極に結合された第1電流電極と、制御信
号の補数を受け取る制御電極と、第3トランジスタ(6
0)の第2電流電極に結合された第2電流電極とを有す
る。第6トランジスタは(63)は、第3トランジスタ
(60)および第4トランジスタ(61)の制御電極に
結合された第1電流電極と、制御信号を受け取る制御電
極と、第4トランジスタ(61)の第2電流電極に結合
された第2電流電極とを有する。
【0026】本発明のさらに別の例では、検出増幅器(
50)はさらに、第1および第2ノードに結合され、制
御信号がアクティブの場合、第2ノードにおける電圧に
応答して、あるいは制御信号が非アクティブの場合、第
1ノードにおける電圧に応答して出力信号を与える出力
手段(54,54’)から成る。
50)はさらに、第1および第2ノードに結合され、制
御信号がアクティブの場合、第2ノードにおける電圧に
応答して、あるいは制御信号が非アクティブの場合、第
1ノードにおける電圧に応答して出力信号を与える出力
手段(54,54’)から成る。
【0027】さらに、本発明の別の例では、出力手段(
54,54’)は、第1インバータ(70)と第2イン
バータ(71)とから成る。第1インバータ(70)は
、第1ノードに結合された入力端子と、制御信号の補数
を受け取る正のイネーブル入力端子と、制御信号を受け
取る負のイネーブル入力端子と、出力信号を与える出力
端子とを有する。第2インバータ(71)は、第2ノー
ドに結合された入力端子と、制御信号を受け取る正のイ
ネーブル入力端子と、制御信号の補数を受け取る負のイ
ネーブル入力端子と、第1インバータ(70)の出力端
子に結合された出力端子とを有する。
54,54’)は、第1インバータ(70)と第2イン
バータ(71)とから成る。第1インバータ(70)は
、第1ノードに結合された入力端子と、制御信号の補数
を受け取る正のイネーブル入力端子と、制御信号を受け
取る負のイネーブル入力端子と、出力信号を与える出力
端子とを有する。第2インバータ(71)は、第2ノー
ドに結合された入力端子と、制御信号を受け取る正のイ
ネーブル入力端子と、制御信号の補数を受け取る負のイ
ネーブル入力端子と、第1インバータ(70)の出力端
子に結合された出力端子とを有する。
【図1】論理機能を有する改善された検出増幅器を内蔵
するタグ・キャッシュを備えたデータ・プロセッサのブ
ロック図である。
するタグ・キャッシュを備えたデータ・プロセッサのブ
ロック図である。
【図2】排他的OR関数を有する図1の検出増幅器の概
略図である。
略図である。
【図3】入力AJ が「1」に等しい場合の図2の検出
増幅器に対応する検出増幅器の概略図である。
増幅器に対応する検出増幅器の概略図である。
【図4】入力AJ が「0」に等しい場合の図2の回路
に対応する回路の概略図である。
に対応する回路の概略図である。
20 データ・プロセッサ
30 タグ・キャッシュ
22 キャッシュ
24 CPU
26 アドレス・バス
28 データ・バス
31 タグ部
32 デコーダ
33 ビット・セル
34 第1ビット・ライン
35 第2ビット・ライン
36 行ライン
37 検出増幅部
38 制御ブロック
39 ANDゲート
40 キャッシュ・アレイ
50 検出増幅器
52 入力部
54 第1出力部
54’ 第2出力部
56 イネーブル部
60,61,62,63 Pチャンネル・トランジス
タ64,65 Nチャンネル・トランジスタ70,7
1 3状態インバータ 80 Pチャンネル・トランジスタ 81 Nチャンネル・トランジスタ
タ64,65 Nチャンネル・トランジスタ70,7
1 3状態インバータ 80 Pチャンネル・トランジスタ 81 Nチャンネル・トランジスタ
Claims (4)
- 【請求項1】入力手段(52)に結合された制御信号が
所定の論理状態にある場合、第1入力信号と第2入力信
号との間の差を検出することに応答して第1差信号を与
え、かつ前記制御信号が前記所定の論理状態にある場合
、前記第2入力信号と前記第1入力信号との間の差を検
出することに応答して第2差信号を与える入力手段(5
2);前記入力手段に結合され、前記第1差信号または
前記第2差信号に応答して出力信号を与える出力手段(
54,54’);および前記入力手段に結合され、選択
信号に応答して検出増幅器を動作可能とするイネーブル
手段(56)であって:前記第1差信号に結合された第
1電流電極と、前記選択信号を受け取る制御電極と、前
記第2差信号に結合された第2電流電極とを有する第1
トランジスタ(80);および前記入力手段(52)に
結合された第1電流電極と、前記選択信号を受け取る制
御電極と、第1電源電圧端子に結合された第2電流電極
とを有する第2トランジスタ(81);から成るイネー
ブル手段(56);によって構成されることを特徴とす
る論理機能を有する検出増幅器(50)。 - 【請求項2】データ格納手段を有するデータ・プロセッ
サにおいて:仮想接地ノードに結合された第1電流電極
をそれぞれ有し、かつ制御電極において第1信号および
第2信号をそれぞれ受け取る第1入力トランジスタ(6
4)および第2入力トランジスタ(65);前記第1ト
ランジスタ(64)の第2電流電極に結合された第1電
流電極と、制御電極と、正の電源電圧端子に結合された
第2電流電極とを有する第3トランジスタ(60);前
記第2トランジスタ(65)の第2電流電極に結合され
た第1電流電極と、前記第3トランジスタ(60)の前
記制御電極に結合された制御電極と、前記正の電源電圧
端子に結合された第2電流電極とを有する第4トランジ
スタ(61);前記第1トランジスタ(64),第2ト
ランジスタ(65),第3トランジスタ(60)および
第4トランジスタ(61)に結合され、制御信号の補数
に応答して前記第3トランジスタ(60)の前記制御電
極と前記第1電流電極とを共に結合し、かつ前記制御信
号に応答して前記第4トランジスタ(61)の前記制御
電極と前記第1電流電極とを共に結合する論理手段(6
2,63);によって構成されることを特徴とする回路
(50)。 - 【請求項3】データ格納手段を有するデータ・プロセッ
サにおいて、1つの回路(50)で論理機能と比較動作
とを同時に実行する方法であって:回路(50)を動作
可能にする段階;第1入力信号を受け取る第1入力トラ
ンジスタ(64)または第2入力信号を受け取る第2入
力トランジスタ(65)を導通状態にし、前記回路が動
作可能になると、前記第1トランジスタ(64)および
前記第2トランジスタ(65)の第1電流電極を負の電
源電圧端子にそれぞれ結合する段階;第1および第2制
御信号に応答して、前記第1入力トランジスタ(64)
および前記第2入力トランジスタ(65)の第2電流電
極を正の電源電圧端子にそれぞれ実質的に選択結合する
段階;前記第1制御信号が所定の論理状態にある場合、
前記第1入力信号と前記第2入力信号との間の差に応答
して、あるいは前記第2制御信号が前記所定の論理状態
にある場合、前記第2入力信号と前記第1入力信号との
間の差に応答して、出力信号を与える段階;によって構
成されることを特徴とする方法。 - 【請求項4】仮想接地ノードに結合された第1電流電極
と、第1および第2信号をそれぞれ受け取る制御電極と
をそれぞれ有する第1トランジスタ(64)および第2
トランジスタ(65)であって、第2電流電極が第1ノ
ードおよび第2ノードにそれぞれ結合された第1トラン
ジスタ(64)および第2トランジスタ(65);前記
第1トランジスタ(64)および第2トランジスタ(6
5)の前記第2電流電極に結合され、制御信号および該
制御信号の補数にそれぞれ応答して、前記第2トランジ
スタ(65)を流れる電流を前記第1ノードに選択的に
鏡映するか、あるいは前記第1トランジスタ(64)を
流れる電流を前記第2ノードに選択的に鏡映する手段(
60,61,62,63);によって構成されることを
特徴とする論理機能を有する検出増幅器(50)。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US07/534,562 US5034636A (en) | 1990-06-04 | 1990-06-04 | Sense amplifier with an integral logic function |
US534562 | 1990-06-04 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04313895A true JPH04313895A (ja) | 1992-11-05 |
JP2794990B2 JP2794990B2 (ja) | 1998-09-10 |
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Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3157381A Expired - Lifetime JP2794990B2 (ja) | 1990-06-04 | 1991-06-03 | 検出増幅回路およびその実行方法 |
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---|---|
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DE (1) | DE69118585T2 (ja) |
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