JPH04290261A - 半導体回路のレイアウト方法 - Google Patents

半導体回路のレイアウト方法

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Publication number
JPH04290261A
JPH04290261A JP3054265A JP5426591A JPH04290261A JP H04290261 A JPH04290261 A JP H04290261A JP 3054265 A JP3054265 A JP 3054265A JP 5426591 A JP5426591 A JP 5426591A JP H04290261 A JPH04290261 A JP H04290261A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
load means
buffer
clock
semiconductor circuit
flip
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP3054265A
Other languages
English (en)
Inventor
Mitsugi Naito
内藤 貢
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
Priority to JP3054265A priority Critical patent/JPH04290261A/ja
Publication of JPH04290261A publication Critical patent/JPH04290261A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、半導体回路のレイアウ
ト方法に係り、詳しくは、論理LSIの配置・配線方法
の分野に用いて好適な、クロックスキューを低減化する
半導体回路のレイアウト方法に関する。
【0002】近年、例えば、CPU(central 
processing unit )等の論理LSIで
は、大規模化、及び高速化が図られ、これに伴い、LS
I内部回路をより最適に配置する半導体回路のレイアウ
ト方法が数多く開発されている。
【0003】論理LSIでは、クロックをLSI内部に
分配する場合、一般に、LSIの入力バッファから直接
負荷となるフリップフロップ等に分配しているが、LS
Iが大規模化することにより、1つの入力バッファで全
ての負荷を駆動することはファン・アウトの関係から不
可能となってきており、入力バッファと負荷との間に内
部クロックバッファを配置し、クロック信号を複数の内
部クロックバッファから供給するようにしている。
【0004】しかし、論理LSIでは高速な動作が必要
とされ、これに伴い、高いクロック周波数で動作するも
のが増えており、このような高いクロック周波数で動作
する論理LSI等では、回路が大きくなって1つのトリ
ガ信号を数多くの負荷の起動に用いる場合、クロックの
伝送路の遅延(伝送路に付く容量、及び抵抗によるディ
レイ)によってクロックのズレが発生し、クロックのタ
イミングがシステム内で時間差をもつ、いわゆる、クロ
ックスキュー(clock skew)が発生して誤動
作を起こす場合がある。
【0005】そこで、LSI内部での誤動作を防止する
ため、クロックスキューを抑えることが必要となる。
【0006】
【従来の技術】従来のこの種の半導体回路のレイアウト
方法としては、例えば、図4に示すような方法がある。
【0007】この半導体回路のレイアウト方法は、図5
に示すようなクロック系の論理回路に基づいて、配置・
配線処理を行ったものである。
【0008】なお、図4,5において、11はバッファ
手段である内部クロックバッファ、12は負荷手段であ
るフリップフロップであり、13はフリップフロップ1
2のインターフェース(以下、I/Fと記す)部となる
ゲートである。
【0009】以上の構成において、回路のレイアウトを
行う場合、各部材のネット情報から内部クロックバッフ
ァ11の出力ネットが参照され、内部クロックバッファ
11との接続情報に基づいて高い配線率が得られるよう
にフリップフロップ12、及びゲート13の配置・配線
が行われていた。
【0010】この場合、前述のクロックスキューによる
クロックのタイミングがシステム内で時間差をもつこと
による誤動作を防止するため、クロックスキューを見込
んだデータのホールドタイムをとっておく必要がある。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の半導体回路のレイアウト方法にあっては、内
部クロックバッファ11との接続情報に基づいて高い配
線率が得られるようにフリップフロップ12の配置・配
線が行われるという構成となっていたため、このような
回路のレイアウトを行う場合、クロック回りの回路を優
先することは可能であったが、クロック回りの以外の回
路、例えば、フリップフロップ12、及びゲート13に
ついては、配置を最適化することは不可能であり、図4
に示すように、フリップフロップ11とフリップフロッ
プ11に接続されるI/F部となるゲート13との間の
接続に対しては配線長に関する考慮がなされておらず、
冗長配線が存在していた。
【0012】すなわち、この冗長配線のため、デバイス
のチップサイズを小さくしようとすると配線に必要な領
域が不足するといった問題点があった。[目的]そこで
本発明は、クロックスキューを低減化するとともに、チ
ップサイズの増加を抑える半導体回路のレイアウト方法
を提供することを目的としている。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明による半導体回路
のレイアウト方法は上記目的達成のため、外部より供給
されるクロック信号を半導体回路内に分配するバッファ
手段1と該バッファ手段1からのクロック信号をトリガ
として駆動される複数の負荷手段2との接続関係に関わ
らず、該負荷手段2と該負荷手段2に接続する複数のイ
ンターフェース部3とが所定条件を満足するように配置
し、該負荷手段2の各配置位置のX座標、及びY座標の
平均値に基づいて、該負荷手段2にそれぞれクロック信
号を印加するバッファ手段1を配置するように構成して
いる。
【0014】
【作用】本発明では、バッファ手段と負荷手段との接続
関係に関わらず、負荷手段と負荷手段に接続する複数の
インターフェース部とが所定条件を満足するように配置
されることにより配置・配線の最適化が図られ、負荷手
段の各配置位置のX座標、及びY座標の平均値に基づい
て、バッファ手段が配置されることによりバッファ手段
と各負荷手段との配線距離の格差が縮められる。
【0015】すなわち、配置・配線の最適化が図られる
ことによりチップサイズの増加が抑えられ、バッファ手
段と各負荷手段との配線距離の格差が縮められることに
よりクロックスキューが低減化される。
【0016】
【実施例】以下、本発明を図面に基づいて説明する。図
1〜3は本発明に係る半導体回路のレイアウト方法の一
実施例を示す図であり、図1は本実施例の半導体回路の
レイアウト方法によるレイアウト例を示す図である。
【0017】図1において、1はバッファ手段である内
部クロックバッファ、2は負荷手段であるフリップフロ
ップであり、3はフリップフロップ2に接続されるゲー
ト(I/F部)である。
【0018】なお、本実施例の半導体回路のレイアウト
方法は、図4に示す従来例と同様に、図5に示すような
クロック系の論理回路に基づいて、配置・配線処理を行
うものとし、このとき、半導体チップの領域は所定単位
毎に区切られた座標(X,Y)表されるものする。
【0019】以上の構成において、回路のレイアウトを
行う場合、まず、半導体チップ上に配置・配線すべき各
部材のネット情報の中の内部クロックバッファ1の出力
ネットが無視され、図2に示すように、フリップフロッ
プ2とフリップフロップ2に接続される複数のゲート3
との接続関係が最適、すなわち、フリップフロップ2と
各ゲート3との間の冗長配線がより少なくなるように各
フリップフロップ2とゲート3とが配置され、それぞれ
配線される。
【0020】次に、各フリップフロップ2のX座標、及
びY座標が、例えば、図3に示すように、それぞれ(x
1,y1),(x2,y2),(x3,y3),(x4
,y4),……で表される場合、     ((x1+x2+x3+x4+…)/n,(y
1+y2+y3+y4+…)/n)(但し、nはフリッ
プフロップの総数)で表されるフリップフロップ2の各
配置位置のX座標、及びY座標の平均値の座標点に内部
クロックバッファ1が配置され、前述の内部クロックバ
ッファ1の出力ネットに基づいて内部クロックバッファ
1と各フリップフロップ2とが接続される。
【0021】この結果、内部クロックバッファ1と各フ
リップフロップ2との間の距離が等距離に近づけられ、
クロックの伝送路の遅延時間が均一化され、フリップフ
ロップ2のI/F部であるゲート3に要する配線長の冗
長分がなくなり、回路全体の配線長が短く抑えられる。
【0022】このように本実施例では、内部クロックバ
ッファ1とフリップフロップ2との接続関係に関わらず
、フリップフロップ2とフリップフロップ2のI/F部
とが所定条件を満足するように配置されることによって
配置・配線の最適化が図ることができ、フリップフロッ
プ2の各配置位置のX座標、及びY座標の平均値に基づ
いて、内部クロックバッファ1が配置されることによっ
て内部クロックバッファ1と各フリップフロップ2との
配線距離の格差を縮め、平均化できる。
【0023】すなわち、配線長の冗長化によるチップサ
イズの増加を抑えることができ、バッファ手段と負荷手
段との各配線距離が平均化することによってクロックス
キューを低減化できる。
【0024】したがって、本実施例では、デバイスの高
速動作時におけるマージン改善を図ることができる。
【0025】なお、上記実施例における内部クロックバ
ッファとしては、例えば、CMOSインバータ等が考え
られる。
【0026】
【発明の効果】本発明では、バッファ手段と負荷手段と
の接続関係に関わらず、負荷手段と負荷手段のインター
フェース部とが所定条件を満足するように配置されるこ
とによって配置・配線の最適化が図ることができ、負荷
手段の各配置位置のX座標、及びY座標の平均値に基づ
いて、バッファ手段が配置されることによってバッファ
手段と各負荷手段との配線距離の格差を縮め、平均化で
きる。
【0027】したがって、配線長の冗長化によるチップ
サイズの増加を抑えることができ、バッファ手段と負荷
手段との各配線距離が平均化することによってクロック
スキューを低減化できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明一実施例の半導体回路のレイアウト方法
によるレイアウト例を示す図である。
【図2】本発明一実施例の負荷手段、及びインターフェ
ース部の配置を説明するための図である。
【図3】本発明一実施例のバッファ手段の配置方法を説
明するための図である。
【図4】従来例の半導体回路のレイアウト方法によるレ
イアウト例を示す図である。
【図5】従来例の半導体回路のレイアウトの元となるク
ロック系の論理回路の一例を示す図である。
【符号の説明】

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  外部より供給されるクロック信号を半
    導体回路内に分配するバッファ手段と該バッファ手段か
    らのクロック信号をトリガとして駆動される複数の負荷
    手段との接続関係に関わらず、該負荷手段と該負荷手段
    に接続する複数のインターフェース部とが所定条件を満
    足するように配置し、該負荷手段の各配置位置のX座標
    、及びY座標の平均値に基づいて、該負荷手段にそれぞ
    れクロック信号を印加するバッファ手段を配置すること
    を特徴とする半導体回路のレイアウト方法。
JP3054265A 1991-03-19 1991-03-19 半導体回路のレイアウト方法 Withdrawn JPH04290261A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5923188A (en) * 1995-06-14 1999-07-13 Nec Corporation Clock signal distribution circuit of tree structure with minimized skew
US5944836A (en) * 1996-03-21 1999-08-31 Nec Corporation Clock signal distributing circuit
KR100733842B1 (ko) * 2006-06-27 2007-07-03 한국과학기술원 반도체 칩의 신호 전달 네트워크 및 그 방법

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5923188A (en) * 1995-06-14 1999-07-13 Nec Corporation Clock signal distribution circuit of tree structure with minimized skew
US5944836A (en) * 1996-03-21 1999-08-31 Nec Corporation Clock signal distributing circuit
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Effective date: 19980514