JP2002124855A - 消費電力低減回路 - Google Patents
消費電力低減回路Info
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Abstract
ロック停止時の消費電力を削減できる消費電力低減回路
を提供することを課題とする。 【解決手段】 LSIチップにおけるクロック停止回路
を備えたクロック回路である現用のゲーテッドバッファ
回路と、フルスイングしない回路である小振幅バッファ
回路8とを有し、当該小振幅バッファ回路8はクロック
停止時のリークを止める回路であるリーク防止用バッフ
ァ回路9を有する。
Description
り、特にクロック動作時の消費電力及びクロック停止時
の消費電力を削減するための消費電力低減回路に関す
る。
んでいる。そのため、ブロックの消費電力、特に高速動
作するクロックラインの消費電力は非常に大きいため、
消費電力の制限によるパッケージの選択の制限や発熱に
よる問題が多くなってきている。
に記載の第1の従来技術の構成図である。図16を参照
すると、これは、メッシュ状のクロックライン44全体
を、外部から供給される小振幅信号42で動作させるこ
とで、メッシュ状のクロックライン44の充放電電流を
削減し、ロジックに入る直前にレベル変換回路45を介
することにより、ロジック自体には、フルスイングのク
ロック43のようなフルスイングの信号を供給し、メッ
シュ状のクロックライン44の消費電力の削減を図って
いる。この手法では、メッシュ状のクロックライン44
の小振幅化による消費電力の削減は可能である。
るゲーテッドクロックの構成図である。図17を参照す
ると、第2の従来技術では、後段のクロックが動作する
必要が無い場合、クロック1が入力されるAND(論理
積)ゲート7のイネーブル信号(クロック停止信号2)
により後段のDフリップフロップ10のクロックライン
の動作を停止させ、クロックラインの消費電力を抑える
ことを行っている。
1の従来技術は、レベル変換回路45での消費電力が大
きいという問題点があった。また、レベル変換回路45
は大きな面積を有するため、レベル変換回路45での面
積の増加は無視できないという問題点があった。更に、
クロック停止時には小振幅部とレベル変換回路45の間
で中間電位発生による電流が発生するため、回路全体と
して消費電力の削減は難しいという問題点もあった。
クが停止しても良い状態の場合には消費電力を削減する
ことが可能となるが、クロックラインの動作率が高い場
合は通常のクロックラインと同じになってしまうという
問題点があった。
のであり、その目的とするところは、クロック動作時の
消費電力及びクロック停止時の消費電力を削減できる消
費電力低減回路を提供する点にある。
載の発明の要旨は、LSIチップにおけるクロック停止
回路を備えたクロック回路であるゲーテッドバッファ回
路と、フルスイングしない回路である小振幅バッファ回
路と、クロック停止時のリークを止める回路であるリー
ク防止用バッファ回路を有することを特徴とする消費電
力低減回路に存する。また、この発明の請求項2に記載
の発明の要旨は、前記ゲーテッドバッファ回路のイネー
ブル端子を、前記リーク防止用バッファ回路のイネーブ
ル端子に接続した回路構成を有することを特徴とする請
求項1に記載の消費電力低減回路に存する。また、この
発明の請求項3に記載の発明の要旨は、前記小振幅バッ
ファ回路は、クロックとクロック停止信号の論理積を行
うANDゲートの出力信号をレベル変換して、前記小振
幅バッファ回路および前記リーク防止用バッファ回路の
出力信号として出力する回路構成を有することを特徴と
する請求項2に記載の消費電力低減回路に存する。ま
た、この発明の請求項4に記載の発明の要旨は、前記リ
ーク防止用バッファ回路は、前記クロック停止信号が”
L”レベルのときに前記ANDゲートの出力信号をその
まま前記小振幅バッファ回路および前記リーク防止用バ
ッファ回路の出力信号として出力する回路構成を有する
ことを特徴とする請求項3に記載の消費電力低減回路に
存する。また、この発明の請求項5に記載の発明の要旨
は、前記リーク防止用バッファ回路は、前記クロック停
止信号が”H”レベルのときに出力をハイインピーダン
スにすることを特徴とする請求項4に記載の消費電力低
減回路に存する。また、この発明の請求項6に記載の発
明の要旨は、前記小振幅バッファ回路および前記リーク
防止用バッファ回路の出力信号は、前記小振幅バッファ
回路の出力信号と前記リーク防止用バッファ回路の出力
信号とのワイヤードORとなっていることを特徴とする
請求項5に記載の消費電力低減回路に存する。また、こ
の発明の請求項7に記載の発明の要旨は、前記小振幅バ
ッファ回路および前記リーク防止用バッファ回路の出力
信号がクロック入力端子に接続され、データ入力信号が
データ入力端子に接続されたDフリップフロップを有す
ることを特徴とする請求項6に記載の消費電力低減回路
に存する。また、この発明の請求項8に記載の発明の要
旨は、前記Dフリップフロップは、前記クロック入力端
子の立ち上がりで前記データ入力端子を取り込み、保持
している値を常時、前記Dフリップフロップの出力信号
として出力端子から出力する回路構成を有することを特
徴とする請求項7に記載の消費電力低減回路に存する。
クロック停止回路を備えたクロック回路(以降、現用の
ゲーテッドバッファ回路(不図示)と称す)と、フルス
イングしない回路(以降、小振幅バッファ回路と称す)
と、クロック停止時のリークを止める回路(以降、リー
ク防止用バッファ回路と称す)を設けることで、クロッ
ク動作時の消費電力及びクロック停止時の消費電力を削
減することを特徴とする。以下、本発明の各種実施の形
態を図面に基づいて詳細に説明する。
の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。図1
は、本発明の第1の実施の形態に係る消費電力低減回路
を説明するための機能ブロック図である。図1におい
て、1はクロック、2はクロック停止信号、7はAND
(論理積)ゲート、8は小振幅バッファ回路、9はリー
ク防止用バッファ回路、10はDフリップフロップ、1
3はAND(論理積)ゲートの出力信号、14は小振幅
バッファ回路およびリーク防止用バッファ回路の出力信
号、17はDフリップフロップのデータ入力信号、18
はDフリップフロップの出力信号、28は本発明の特徴
部の回路である。
力低減回路は、クロック停止回路を備えた現用のゲーテ
ッドバッファ回路(不図示)と、クロック停止時に中間
電位となり次段ゲートのリーク電流を防止する小振幅バ
ッファ回路8を設けるとともに、現用のゲーテッドバッ
ファ回路(不図示)のイネーブル端子を、リーク防止用
バッファ回路9のイネーブル端子に接続した回路構成と
なっている。
外部より供給されるクロック信号である。信号(クロッ
ク停止信号2)は、クロックの出力信号(AND(論理
積)ゲート7の出力信号13)を許可する信号であっ
て、”H”レベルのときに許可を意味し、”L”レベル
のときに禁止を意味する。
信号(クロック停止信号2)の論理積の信号(ANDゲ
ート7の出力信号13)を出力する。
ート7の出力信号13)をレベル変換して、小振幅バッ
ファ回路8およびリーク防止用バッファ回路9の出力信
号14として出力する。
ロック停止信号2)が”L”レベルのときに信号(AN
Dゲート7の出力信号13)をそのまま信号(小振幅バ
ッファ回路8およびリーク防止用バッファ回路9の出力
信号14)に出力する。また、信号(クロック停止信号
2)が”H”レベルのときに出力をHi−Z(ハイイン
ピーダンス)にする。
防止用バッファ回路9の出力信号14)は、小振幅バッ
ファ回路8の出力信号とリーク防止用バッファ回路9の
出力信号とのワイヤードORとなっている。
幅バッファ回路8およびリーク防止用バッファ回路9の
出力信号14)がクロック入力端子Cに接続され、信号
(Dフリップフロップ10のデータ入力信号17)がデ
ータ入力端子Dに接続されている。
端子Cの立ち上がり(”L”レベル→”H”レベル)で
データ入力端子Dを取り込み、保持している値を常時、
信号(Dフリップフロップ10の出力信号18)として
出力端子Qから出力する。
成例である。図2を参照すると、小振幅バッファ回路8
は、Pチャネルトランジスタ3とNチャネルトランジス
タ4で構成されるインバータ(第1のインバータ15)
と、Pチャネルトランジスタ5,Pチャネルトランジス
タ11,Nチャネルトランジスタ6及びNチャネルトラ
ンジスタ12で構成されるインバータ(小振幅バッファ
回路8を構成する第2のインバータ16)からなる。な
お、図2において、符号36は第1の電源を示してい
る。
チャネルトランジスタ6は、ゲート入力がドレイン接続
されているため、信号(小振幅バッファ回路8およびリ
ーク防止用バッファ回路9の出力信号14)は図4に示
すようなフルスイングしない信号となる。図4のタイミ
ングチャートに、小振幅バッファ回路8の動作を示す。
9の構成例である。図3を参照すると、リーク防止用バ
ッファ回路9は、Pチャネルトランジスタ19とNチャ
ネルトランジスタ20で構成される第4のインバータ2
6と、Pチャネルトランジスタ21,Pチャネルトラン
ジスタ22,Nチャネルトランジスタ23,Nチャネル
トランジスタ24及び第3のインバータ25からなる3
ステートインバータ(第5のインバータ27)で構成さ
れている。
る。図5は、第1の実施の形態において、クロック出力
を許可した場合のタイミングチャート、図6は、第1の
実施の形態において、クロック出力を禁止した場合のタ
イミングチャート、図7は、クロックラインのシールド
配線の説明図である。図8は、クロックライン上をリー
ク防止用バッファ回路9の配線に用いた例である。
13)が許可されている場合の動作を説明する。
出力が許可状態なので信号(クロック停止信号2)は”
H”レベルである。
すように、信号(クロック1)はANDゲート7からそ
のまま伝播し信号(ANDゲート7の出力信号13)と
なる。
i−Z”(ハイインピーダンス)であるため、小振幅バ
ッファ回路8の出力信号がそのまま信号(小振幅バッフ
ァ回路8およびリーク防止用バッファ回路9の出力信号
14)となり、Dフリップフロップ10のクロック入力
端子Cにはフルスイングしない信号が入力される。
ップフロップ10のクロック入力端子Cに中間レベルの
電位が印加されるため、フルスイング時に比べて貫通電
流による消費電力が大きくなる。しかし充放電電流によ
る消費電力Pは負荷容量C、周波数f、振幅電圧Vを用
いると、P=C・f・V2で決定するため、周波数が高
くなると、充放電電流による消費電力が支配的となる。
振幅により電圧を抑える回路としているため、充放電に
よる消費電力が小さくなり、回路全体として消費電力が
削減されることになる。
3)が禁止されている場合の動作を説明する。
路9は出力が”Hi−Z”(ハイインピーダンス)であ
るため、小振幅バッファ回路8の出力信号がそのまま信
号(小振幅バッファ回路8およびリーク防止用バッファ
回路9の出力信号14)となり、Dフリップフロップ1
0のクロック入力端子Cにはフルスイングしない信号が
入力される。
すように、クロックを停止させる場合、信号(クロック
停止信号2)は”L”レベルである。
ク1)の状態によらず信号(ANDゲート7の出力信号
13)に”L”レベルを出力する。このため、小振幅バ
ッファ回路8およびリーク防止用バッファ回路9には”
L”レベルが入力される。
信号(クロック停止信号2)が”L”レベルなので、信
号(小振幅バッファ回路8およびリーク防止用バッファ
回路9の出力信号14)に”L”レベルを出力する。
ッファ回路8およびリーク防止用バッファ回路9の出力
信号14)に完全に”L”レベルにはならない中間電圧
を出力するが、リーク防止用バッファ回路9の出力によ
り、信号(小振幅バッファ回路8およびリーク防止用バ
ッファ回路9の出力信号14)は”L”レベルとなる。
号13)の許可時に、従来のゲーテッドクロック構成に
比べて増加が懸念される中間電位発生による貫通電流を
止めることが可能となる。
ックに対してリーク防止用バッファ回路9が付加される
ため、従来技術に比べて配線性が極端に低下することが
懸念される。しかし、近年、高周波で回路を動作させる
場合、クロックラインはクロストーク等の問題が顕著に
なるため、その対策として図7に示すようにシールド配
線と呼ばれる”L”レベル、または”H”レベルにレベ
ルを固定した配線をクロックラインに並走させることで
クロストークの影響を削減する手法が多く使用されてい
る。また、本実施の形態のリーク防止用バッファ回路9
のイネーブル信号ラインを図8に示すように、このシー
ルド配線をイネーブル信号として使用すれば、本実施の
形態を採用してもレイアウト上、大きな配線性の低下は
起こすことなく実現することが可能である。
述したように、本実施の形態では、クロック停止回路を
備えたクロック回路に小振幅バッファ回路8によるバッ
ファ回路を有するリーク防止用バッファ回路9を設ける
ことで、特に高速動作時の消費電力を削減することが可
能となる。
電流について示す。図9は、従来技術のクロックバッフ
ァの回路構成である。また、図11に従来構成と本実施
の形態時のSpice波形(電子回路のシミュレーショ
ンソフトの1つであるSpice(商標)からの出力波
形)の比較を行った結果を示す。
部より供給されるクロック29)を入力すると、出力波
形(従来技術の出力信号30)が変化し、電流(従来技
術での消費電流32)が発生する。
す。図10は、本実施の形態のクロックバッファ38の
回路構成である。
(外部より供給されるクロック29)を入力した際、出
力波形(本実施の形態の出力信号31)が変化し、消費
電流(本実施の形態の消費電流33)が発生する。図1
1よりわかるように、本実施の形態では、出力波形がフ
ルスイングしないため、充放電電流が減少する。なお、
貫通電流は本実施の形態の方が大きくなるが、充放電電
流から比べると充分小さいことがわかる。
放電電流の削減効果の方が大きいため、回路全体として
の消費電力は小さくなる。
と公知構成を比較した結果を示す。図12を参照する
と、例えば250MHz時を比較した場合、本実施の形
態の方が従来構成に比べて約20%減少する。また、公
知のコンペア方式のレベル変換回路45(図16参照)
を用いた出力波形がフルスイングしない方式に比べて消
費電力の削減が可能となる。更に、リーク防止用バッフ
ァ回路9はクロック停止時のレベルを出力できれば良い
ため、大きな面積は不要である。
の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、
上記実施の形態において既に記述したものと同一の部分
については、同一符号を付し、重複した説明は省略す
る。図13は、本発明の第2の実施の形態に係る消費電
力低減回路を説明するための機能ブロック図である。な
お、図13において、符号38はクロックバッファを示
している。
単一電源にて構成されている。これに対して第2の実施
の形態は、第1の電源36(図2、3参照)から電位を
供給されるリーク防止用バッファ回路9、及び第2の電
源37(後述、図18参照)より電位を供給される従来
のクロックバッファより構成する点に特徴を有してい
る。
を示す。図18を参照すると、クロックバッファは、P
チャネルトランジスタ47及びNチャネルトランジスタ
48で構成されるインバータ(クロックバッファ38を
構成するインバータ51)と、Pチャネルトランジスタ
49及びNチャネルトランジスタ50で構成されるイン
バータ(クロックバッファ38(図13参照)を構成す
るインバータ52)から構成される。
(本実施の形態の場合、ANDゲート7,Dフリップフ
ロップ10)は第1の電源36より電位を供給される。
また、第2の電源37は、第1の電源36よりも低く設
定する。
を用いていたが、従来のクロックバッファの電源電圧が
低いため、通常のバッファを使用しても出力信号(クロ
ックバッファ38およびリーク防止用バッファ回路9の
出力信号46)が小振幅となり、第1の実施の形態と同
様に、消費電力の削減が可能となる。
の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、
上記実施の形態において既に記述したものと同一の部分
については、同一符号を付し、重複した説明は省略す
る。図14、図15は、本発明の第3の実施の形態に係
る消費電力低減回路の動作説明図である。
振幅バッファ回路8とリーク防止用バッファ回路9との
並列回路を複数直列に接続した構成となっている。リー
ク防止用バッファ回路9のイネーブル端子は周波数が高
い時には”H”レベルを、周波数が低い時には”L”レ
ベルを入力する。
高速時にはリーク防止用バッファ回路9のイネーブル端
子に”H”レベルを供給し、経路(高速動作時のクロッ
クの経路40)をクロックラインとすることで、充放電
電流による消費電力の削減を図った。
中間電位による次段の貫通電流が大きくなるため、図9
に示すような従来構成の方が消費電力は小さい。しか
し、図15に示すように、リーク防止用バッファ回路9
のイネーブル端子に”L”レベルでクロックを動作さ
せ、経路(第3の実施の形態での低速時のクロックの経
路41)をクロックラインとすることにより、従来と同
様に、フルスイングした波形(ANDゲート7の出力信
号13)が出力されるため、貫通電流による問題は従来
と同等となる。
で、周波数が低周波から高周波まで変化するクロックラ
インにおいても同構成で最適なクロックラインを提供す
ることが可能である。
れず、本発明の技術思想の範囲内において、上記各実施
の形態は適宜変更され得ることは明らかである。また上
記構成部材の数、位置、形状等は上記各実施の形態に限
定されず、本発明を実施する上で好適な数、位置、形状
等にすることができる。また、各図において、同一構成
要素には同一符号を付している。
で、クロック動作時の消費電力及びクロック停止時の消
費電力を削減できるようになるといった効果を奏する。
回路を説明するための機能ブロック図である。
る。
る。
可した場合のタイミングチャートである。
止した場合のタイミングチャートである。
る。
の配線に用いた例である。
る。
である。
る。
表したグラフである。
減回路を説明するための機能ブロック図である。
減回路の動作説明図である。
減回路の動作説明図である。
の従来技術の構成図である。
クロックの構成図である。
ネルトランジスタ 4,6,12,20,23,24,48,50…Nチャ
ネルトランジスタ 7…AND(論理積)ゲート 8…小振幅バッファ回路 9…リーク防止用バッファ回路 10…Dフリップフロップ 13…AND(論理積)ゲートの出力信号 14…小振幅バッファ回路およびリーク防止用バッファ
回路の出力信号 15…第1のインバータ 16…第2のインバータ 17…Dフリップフロップのデータ入力信号 18…Dフリップフロップの出力信号 25…第3のインバータ 26…第4のインバータ 27…第5のインバータ 28…本発明の特徴部の回路 29…外部より供給されるクロック 30…従来技術の出力信号 31…本実施の形態の出力信号 32…従来技術での消費電流 33…消費電流 36…第1の電源 37…第2の電源 38…クロックバッファ 40…高速動作時のクロックの経路 41…第3の実施の形態での低速時のクロックの経路 42…外部から供給されるの小振幅信号 43…フルスイングのクロック 44…メッシュ状のクロックライン 45…レベル変換回路 46…クロックバッファおよびリーク防止用バッファ回
路の出力信号 51,52…クロックバッファを構成するインバータ C…クロック入力端子 D…データ入力端子 Q…出力端子
Claims (8)
- 【請求項1】 LSIチップにおけるクロック停止回路
を備えたクロック回路であるゲーテッドバッファ回路
と、 フルスイングしない回路である小振幅バッファ回路と、 クロック停止時のリークを止める回路であるリーク防止
用バッファ回路を有することを特徴とする消費電力低減
回路。 - 【請求項2】 前記ゲーテッドバッファ回路のイネーブ
ル端子を、前記リーク防止用バッファ回路のイネーブル
端子に接続した回路構成を有することを特徴とする請求
項1に記載の消費電力低減回路。 - 【請求項3】 前記小振幅バッファ回路は、クロックと
クロック停止信号の論理積を行うANDゲートの出力信
号をレベル変換して、前記小振幅バッファ回路および前
記リーク防止用バッファ回路の出力信号として出力する
回路構成を有することを特徴とする請求項2に記載の消
費電力低減回路。 - 【請求項4】 前記リーク防止用バッファ回路は、前記
クロック停止信号が”L”レベルのときに前記ANDゲ
ートの出力信号をそのまま前記小振幅バッファ回路およ
び前記リーク防止用バッファ回路の出力信号として出力
する回路構成を有することを特徴とする請求項3に記載
の消費電力低減回路。 - 【請求項5】 前記リーク防止用バッファ回路は、前記
クロック停止信号が”H”レベルのときに出力をハイイ
ンピーダンスにすることを特徴とする請求項4に記載の
消費電力低減回路。 - 【請求項6】 前記小振幅バッファ回路および前記リー
ク防止用バッファ回路の出力信号は、前記小振幅バッフ
ァ回路の出力信号と前記リーク防止用バッファ回路の出
力信号とのワイヤードORとなっていることを特徴とす
る請求項5に記載の消費電力低減回路。 - 【請求項7】 前記小振幅バッファ回路および前記リー
ク防止用バッファ回路の出力信号がクロック入力端子に
接続され、データ入力信号がデータ入力端子に接続され
たDフリップフロップを有することを特徴とする請求項
6に記載の消費電力低減回路。 - 【請求項8】 前記Dフリップフロップは、前記クロッ
ク入力端子の立ち上がりで前記データ入力端子を取り込
み、保持している値を常時、前記Dフリップフロップの
出力信号として出力端子から出力する回路構成を有する
ことを特徴とする請求項7に記載の消費電力低減回路。
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