JP3178666B2 - ダイナミック型駆動回路 - Google Patents

ダイナミック型駆動回路

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JP3178666B2 JP02183298A JP2183298A JP3178666B2 JP 3178666 B2 JP3178666 B2 JP 3178666B2 JP 02183298 A JP02183298 A JP 02183298A JP 2183298 A JP2183298 A JP 2183298A JP 3178666 B2 JP3178666 B2 JP 3178666B2
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    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03KPULSE TECHNIQUE
    • H03K19/00Logic circuits, i.e. having at least two inputs acting on one output; Inverting circuits
    • H03K19/003Modifications for increasing the reliability for protection
    • H03K19/00315Modifications for increasing the reliability for protection in field-effect transistor circuits

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ダイナミック型駆
動回路に関し、特に、集積回路の信号線をドライブする
ダイナミック型駆動回路に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、集積回路の信号線のダイナミック
駆動を行う際,ダイナミックノードにおけるハイレベル
は電荷の保持によって達成されていた。しかしながら、
電荷の保持によるハイレベルの維持は保持抜けやノイズ
に弱く、従って、集積回路の誤動作の恐れがあるため、
データ保持特性の改善を目的として、ダイナミック型駆
動回路が用いられてきた。例えば,特開平4−4940
7号公報や"Principlesof CMOS VLSI Design-A Systems
Perspective- Second Edition" (著者:Neil H. E. We
ste, Kamran Eshraghian, 1993年発行) の308
頁、図5.36にそのようなダイナミック型駆動回路が
示されている。
【0003】図17は,従来のダイナミック型駆動回路
の一例を示す回路図である。クロック信号(CLK)1
731はインバータ回路1701により反転された後、
pMOSトランジスタ1711及びnMOSトランジス
タ1721の各ゲートに入力される。データ信号(I
N)1732はインバータ回路1702により反転され
た後、nMOSトランジスタ1722のゲートに入力さ
れる。pMOSトランジスタ1711のドレインとnM
OSトランジスタ1722のソースとはともにノードN
に接続され、nMOSトランジスタ1722のドレイン
とnMOSトランジスタ1721のソースと相互に接続
されている。nMOSトランジスタ1721のドレイン
は接地されている。pMOSトランジスタ1712のド
レインはノードNに接続され、ゲートは接地されてい
る。
【0004】この従来のダイナミック型駆動回路は次の
ように作動する。クロック信号(CLK)1731がロ
ー(Low)であり、かつ、データ信号(IN)173
2がハイ(High)のときには、pMOSトランジス
タ1711およびnMOSトランジスタ1722がオフ
となる。この場合、pMOSトランジスタ1712がな
ければ、出力信号(OUT) 1741はHigh−Z状
態のダイナミックノードとなるが,ゲートをグラウンド
(GND)に接続したpMOSトランジスタ1712に
より、図18に示すように、出力信号(OUT) 174
1がハイに引き上げられて,ハイレベルを保持すること
ができるようになっている。
【0005】図19は,従来のダイナミック型駆動回路
の他の例を示す回路図である。クロック信号(CLK)
1931はインバータ回路1901により反転された
後、pMOSトランジスタ1911及びnMOSトラン
ジスタ1921の各ゲートに入力される。データ信号
(IN)1932はインバータ回路1902により反転
された後、nMOSトランジスタ1922のゲートに入
力される。pMOSトランジスタ1911のドレインと
nMOSトランジスタ1922のソースとはともにノー
ドNに接続され、nMOSトランジスタ1922のドレ
インとnMOSトランジスタ1921のソースと相互に
接続されている。nMOSトランジスタ1921のドレ
インは接地されている。pMOSトランジスタ1912
のドレインはノードNに接続され、かつ、出力信号(O
UT) 1941はインバータ回路により反転されて反転
出力1942となった後、pMOSトランジスタ191
2のゲートに入力されるようになっている。
【0006】この従来のダイナミック型駆動回路におい
ては、出力信号(OUT) 1941のインバータ出力
(OUTB)1942をpMOSトランジスタ1912
のゲートに接続することにより、図20に示すように、
出力信号(OUT) 1941がハイのときに、ハイレベ
ルを保持することが可能となっている。上述の二つのダ
イナミック型駆動回路においては、サンプル期間におい
ても信号線にチヤ−ジを供給するチャ−ジ手段を備える
ことにより、チャ−ジレベルを保持し、ノイズに対して
の抵抗を強め、かつ、誤動作のおそれを少なくしてい
る。
【0007】上述の二つのダイナミック型駆動回路以外
にも次のようなダイナミック型駆動回路が提案されてい
る。特開昭63−195898号公報は、プリチャージ
手段が設けられた信号線のディスチャージ期間において
作動され、前記信号線に伝達される信号を増幅する正帰
還回路を有する集積回路を提案している。この集積回路
によれば、ディスチャージされるべき信号線のディスチ
ャージ動作が助長され、その結果、信号伝達速度を上げ
ることができるというものである。
【0008】特開平1−161913号公報は、第一の
電位とクロック信号の出力端子との間に挿入され、入力
クロック信号に基づいてオン・オフが制御される第一の
MOSスイッチと、第二の電位と前記出力端子との間に挿
入され、入力クロック信号に基づいてオン・オフが制御
される第二のMOSスイッチと、第一のMOSスイッチ
と第一の電位との間に挿入される定電流源回路と、を備
えるクロックドライバー回路を提案している。このクロ
ックドライバー回路によれば、立ち上がり速度及び立ち
下がり速度が常に一定なクロック信号が得られるという
ものである。
【0009】特開平1−175412号公報は、入力信
号に対し、所定の論理演算を行い、その結果をクロック
信号に基づいて出力側に伝達する複数の論理演算ブロッ
クを備える集積回路が開示されており、各論理演算ブロ
ックには、入力信号又は論理演算した信号が現れるライ
ンのうち少なくとも一方のラインについて、該ラインの
レベルを所定の予備レベルに設定する予備レベル設定手
段が設けられている。この集積回路によれば、負荷容量
が減少し、集積密度を高めることができるとともに、配
線抵抗が減少し、論理演算素子の応答速度が向上すると
いうものである。
【0010】特開平2−124629号公報は、三個の
NMOSFETと一個のPMOSFETとからなるバス
駆動回路を提案している。このバス駆動回路は、高速動
作が可能であり、高速のCMOS集積回路に応用できるとい
うものである。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、以上掲
げた従来のダイナミック型駆動回路には、次のような問
題点があった。第1の問題点は、電源からグラウンドへ
の貫通電流が流れるということである。貫通電流が流れ
ると消費電力が増大し、また,EM等によるデバイス劣化
が生じる。このような貫通電流が発生するのは、信号線
がロー(Low)に遷移中であってもチャージ手段を通
じて電荷が信号線に供給され、電源から接地(GND)
へのパスが生じるためである。
【0012】第2の問題点は、遅延が増加するというこ
とである。この理由は、信号線がロー(Low)に遷移
中であってもチャージ手段を通じて電荷が信号線に供給
され、信号線の遷移を妨げるためである。第3の問題点
は、設計の複雑さが増加するということである。その理
由は,信号線の必要な場所にチャージ手段を配置しなけ
ればならないからである。
【0013】本発明は、以上のような従来のダイナミッ
ク型駆動回路の問題点に鑑みてなされたものであり、ノ
イズに強く、貫通電流の抑制が可能であり、かつ、遅延
が小さく、さらに、設計の容易なダイナミック型駆動回
路を提供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明のうち、請求項1
は、プリチャージ期間及びサンプル期間を決定するハイ
レベル及びローレベルを有するクロック信号と、データ
信号とが入力されるダイナミック型駆動回路であって、
クロック信号及びデータ信号が入力され、これらの信号
に応答して制御信号を発する制御手段と、制御信号に応
答して、信号線を駆動する出力信号を発する信号線駆動
手段であって、出力信号をハイレベルにするハイレベル
駆動手段と、出力信号をローレベルにするローレベル駆
動手段とからなり、サンプル期間中はハイレベル駆動手
段及びローレベル駆動手段の何れか一方のみ駆動するも
のである信号線駆動手段と、を備え、制御手段は、信号
線駆動手段の出力信号が、データ信号の値にかかわら
ず、プリチャージ期間中においては、ハイレベルを有
し、かつ、信号線駆動手段の出力信号が、データ信号が
サンプル期間中にハイレベルであるときには、サンプル
期間中にハイレベルになるように、制御信号を発するも
のであるダイナミック型駆動回路を提供する。
【0015】請求項1に係るダイナミック型駆動回路に
おいては、プリチャージ期間だけでなく、サンプル期間
においても、データ信号がハイのときにも信号線へのチ
ャージを行う。出力のハイレベルの維持を電荷の保持だ
けでなく,トランジスタによっても行うことによって,
保持抜けやノイズの影響に対する抵抗を強くするととも
に、データ信号がローのときには、チャージ手段をオフ
にするため,貫通電流や遅延の増加を生じず、チャージ
手段を新たに追加する必要もない。請求項1によれば、
貫通電流の発生及び遅延の増加を伴うことなく、ダイナ
ミック型駆動回路の誤動作対策を実現することができ
る。
【0016】請求項2に記載されているように、制御手
段は、サンプル期間中において、データ信号がローレベ
ルであるときには、信号線駆動手段の出力信号がハイレ
ベルを有しないように、制御信号を発するものであるこ
とが好ましい。
【0017】請求項3は、プリチャージ期間及びサンプ
ル期間を決定するハイレベル及びローレベルを有するク
ロック信号と、データ信号と、イネーブル信号とが入力
されるダイナミック型駆動回路であって、クロック信号
とデータ信号とイネーブル信号とが入力され、これらの
信号に応答して制御信号を発する制御手段と、制御信号
に応答して、信号線を駆動する出力信号を発する信号線
駆動手段であって、出力信号をハイレベルにするハイレ
ベル駆動手段と、出力信号をローレベルにするローレベ
ル駆動手段とからなる信号線駆動手段と、を備え、制御
手段は、信号線駆動手段の出力信号が、データ信号及び
イネーブル信号の値にかかわらず、プリチャージ期間中
においては、ハイレベルを有し、かつ、信号線駆動手段
の出力信号が、データ信号及びイネーブル信号がサンプ
ル期間中にハイレベルであるときには、サンプル期間中
にハイレベルになるように、制御信号を発するものであ
るダイナミック型駆動回路を提供する。
【0018】請求項4に記載されているように、制御手
段は、サンプル期間中において、データ信号がローレベ
ルであり、かつ、イネーブル信号がハイレベルであると
きには、信号線駆動手段の出力信号がハイレベルを有し
ないように、制御信号を発するものであることが好まし
い。
【0019】請求項5は、プリチャージ期間及びサンプ
ル期間を決定するハイレベル及びローレベルを有するク
ロック信号と、データ信号とが入力されるダイナミック
型駆動回路であって、クロック信号及びデータ信号が入
力され、これらの信号に応答して制御信号を発する制御
手段と、制御信号に応答して、信号線を駆動する出力信
号を発する信号線駆動手段であって、出力信号をハイレ
ベルにするハイレベル駆動手段と、出力信号をローレベ
ルにするローレベル駆動手段とからなり、サンプル期間
中はハイレベル駆動手段及びローレベル駆動手段の何れ
か一方のみ駆動するものである信号線駆動手段と、を備
え、制御手段は、信号線駆動手段の出力信号が、データ
信号の値にかかわらず、プリチャージ期間中において
は、ローレベルを有し、かつ、信号線駆動手段の出力信
号が、データ信号がサンプル期間中にローレベルである
ときには、サンプル期間中にローレベルになるように、
制御信号を発するものであるダイナミック型駆動回路を
提供する。
【0020】請求項6に記載されているように、制御手
段は、サンプル期間中において、データ信号がハイレベ
ルであるときには、信号線駆動手段の出力信号がローレ
ベルを有しないように、制御信号を発するものであるこ
とが好ましい。
【0021】請求項7は、プリチャージ期間及びサンプ
ル期間を決定するハイレベル及びローレベルを有するク
ロック信号と、データ信号と、イネーブル信号とが入力
されるダイナミック型駆動回路であって、クロック信号
とデータ信号とイネーブル信号とが入力され、これらの
信号に応答して制御信号を発する制御手段と、制御信号
に応答して、信号線を駆動する出力信号を発する信号線
駆動手段であって、出力信号をハイレベルにするハイレ
ベル駆動手段と、出力信号をローレベルにするローレベ
ル駆動手段とからなる信号線駆動手段と、を備え、制御
手段は、信号線駆動手段の出力信号が、データ信号及び
イネーブル信号の値にかかわらず、プリチャージ期間中
においては、ローレベルを有し、かつ、信号線駆動手段
の出力信号が、データ信号及びイネーブル信号がサンプ
ル期間中にハイレベルであるときには、サンプル期間中
にローレベルになるように、制御信号を発するものであ
るダイナミック型駆動回路を提供する。請求項8は、制
御手段は、サンプル期間中において、データ信号がハイ
レベルであり、かつ、イネーブル信号がハイレベルであ
るときには、信号線駆動手段の出力信号がローレベルを
有しないように、制御信号を発するものであることが好
ましい。請求項9は、プリチャージ期間及びサンプル期
間を決定するハイレベル及びローレベルを有するクロッ
ク信号と、データ信号とが入力されるダイナミック型駆
動回路であって、クロック信号及びデータ信号が入力さ
れ、これらの信号に応答してハイレベル制御信号及びロ
ーレベル制御信号を発する制御手段と、ハイレベル制御
信号に応答して、信号線をハイレベルにする第一出力信
号を発するハイレベル駆動手段と、ローレベル制御信号
に応答して、信号線をローレベルにする第二出力信号を
発するローレベル駆動手段と、を備え、制御手段は、サ
ンプル中においては、ハイレベル駆動手段及びローレベ
ル駆動手段の何れか一方のみを駆動するものであり、制
御手段は、第一出力信号が、データ信号の値にかかわら
ず、プリチャージ期間中においては、ハイレベルを有
し、かつ、第一出力信号が、データ信号がサンプル期間
中にハイレベルであるときには、サンプル期間中にハイ
レベルになるように、ハイレベル制御信号を発し、制御
手段は、第二出力信号が、データ信号がサンプル期間中
にローレベルであるときには、サンプル期間中にローレ
ベルになるように、ローレベル制御信号を発するもので
あるダイナミック型駆動回路を提供する。請求項10
は、プリチャージ期間及びサンプル期間を決定するハイ
レベル及びローレベルを有するクロック信号と、データ
信号と、イネーブル信号とが入力されるダイナミック型
駆動回路であって、クロック信号とデータ信号とイネー
ブル信号とが入力され、これらの信号に応答してハイレ
ベル制御信号及びローレベル制御信号を発する制御手段
と、ハイレベル制御信号に応答して、信号線をハイレベ
ルにする第一出力信号を発するハイレベル駆動手段と、
ローレベル制御信号に応答して、信号線をローレベルに
する第二出力信号を発するローレベル駆動手段と、を備
え、制御手段は、第一出力信号が、データ信号及びイネ
ーブル信号の値にかかわらず、プリチャージ期間中にお
いては、ハイレベルを有し、かつ、第一出力信号が、デ
ータ信号及びイネーブル信号がサンプル期間中にハイレ
ベルであるときには、サンプル期間中にハイレベルにな
るように、ハイレベル制御信号を発し、制御手段は、第
二出力信号が、データ信号がサンプル期間中にローレベ
ルであり、かつ、イネーブル信号がサンプル期間中にハ
イレベルであるときには、サンプル期間中においてロー
レベルになるように、ローレベル制御信号を発するもの
であるダイナミック型駆動回路を提供する。このダイナ
ミック型駆動回路においては、請求項11に記載されて
いるように、制御手段は、イネーブル信号がローレベル
であるときには、データ信号のレベルにかかわらず、ハ
イレベル駆動手段及びローレベル駆動手段の双方がオフ
になるように、ハイレベル制御信号及びローレベル制御
信号の双方を発しないものであることが好ましい。
【0022】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。図1は本発明の第一の実施
形態に係るダイナミック型駆動回路のブロック図であ
る。本実施形態に係るダイナミック型駆動回路100
は、クロック信号(CLK) 131とデータ信号(I
N)132とを入力する制御手段101と、制御手段1
01が入力した信号に応じて、制御手段101により制
御されるハイレベル駆動手段111及びローレベル駆動
手段121とを有する。
【0023】第一の実施形態に係るダイナミック型駆動
回路は次のように作動する。プリチャージ期間中は、デ
ータ信号(IN)132がハイであるかローであるかに
よらず、制御手段101はハイレベル駆動手段111を
作動させ、出力信号(OUT) 141をチャージし、出
力信号141をハイレベルにする。プリチャージ期間が
終了し、サンプル期間になると、制御手段101は、デ
ータ信号(IN)132がローの時には、ローレベル駆
動手段121を作動させ,出力信号(OUT) 141を
ディスチャージし、出力信号をローレベルにする。一
方、制御手段101は、データ信号(IN)132がハ
イの時には、ハイレベル駆動手段111を作動させ、出
力信号(OUT) 141をハイレベルに保持する。
【0024】図2は上述の第一の実施形態に係るダイナ
ミック型駆動回路の回路図の第一の例である。図2にお
いて、ハイレベルはpMOSトランジスタ211と21
2、ローレベルはnMOSトランジスタ221と222
によりそれぞれ駆動される。pMOSトランジスタ21
1とnMOSトランジスタ221はクロック信号(CL
K) 231を入力とするインバータ回路201の出力に
より制御され、pMOSトランジスタ212とnMOS
トランジスタ222はデータ信号(IN)232を入力
とするインバータ回路202の出力により制御される。
【0025】次に、図2に示したダイナミック型駆動回
路の回路動作について、図3を参照して説明する。図3
は、クロック信号231(CLK) 、データ信号232
(IN)、pMOSトランジスタ211、212への入
力信号(ENP0,ENP1)、nMOSトランジスタ
221、222への入力信号(ENN0,ENN1)、
データ出力信号241(OUT) の各波形を示す。
【0026】クロック信号231(CLK)がハイであ
る期間はプリチャージ期間であり、この期間内は、pM
OSトランジスタ211がオンし、データ出力信号24
1(OUT)はハイとなる。クロック信号231(CL
K)がローである期間はサンプル期間であり,データ信
号(IN)232のレベルに従って、データ出力信号2
41(OUT) のレベルが決定される。データ信号23
2(IN)がローの場合には、nMOSトランジスタ2
22はオンとなり、データ出力信号241(OUT) は
ローとなる。一方、データ信号232(IN)がハイの
場合には、pMOSトランジスタ211がオンとなり、
データ出力信号241(OUT) はハイを保持する。
【0027】pMOSトランジスタ222はレベルの保
持に十分なサイズであればよいため、プリチャージ用の
pMOSトランジスタ221に比べて小さいサイズのも
のを用いることができる。図4は上述の第一の実施形態
に係るダイナミック型駆動回路の回路図の第二の例であ
る。図4において、ハイレベルはpMOSトランジスタ
411により駆動され、ローレベルはnMOSトランジ
スタ421により駆動される。pMOSトランジスタ4
11とnMOSトランジスタ421はデータ信号432
とクロック信号431を入力とするNOR論理回路40
1により制御される。この第二の例によれば、図2に示
した第一の例に比べて、回路構成を簡略化することがで
きる。
【0028】次に、図4に示したダイナミック駆動回路
の回路動作について、図5を参照して説明する。図5
は、クロック信号431(CLK) 、データ信号432
(IN)、pMOSトランジスタ411への入力信号
(ENP) 、nMOSトランジスタ421への入力信号
(ENN) 、データ出力信号241(OUT) の各波形
を示す。
【0029】図4に示すように、クロック信号431
(CLK) がハイのときには、NOR論理回路401の
出力はローとなり、pMOSトランジスタ411がオン
し、データ出力信号241(OUT) はハイとなる。ク
ロック信号431(CLK) がローのときには、データ
信号432(IN)のレベルに従って、データ出力信号
241(OUT) のレベルが決まる。データ信号432
(IN)がハイになると、pMOSトランジスタ411
がオンとなり、データ出力信号241(OUT) はハイ
を保持する。データ信号432(IN)がローになる
と、NOR論理回路401の出力はハイとなり、pMO
Sトランジスタ411はオフになり、nMOSトランジ
スタ421がオンし、データ出力信号241(OUT)
はローとなる。
【0030】図6は本発明の第二の実施形態に係るダイ
ナミック型駆動回路のブロック図である。本実施形態に
係るダイナミック型駆動回路600は、クロック信号6
31とデータ信号632とイネーブル(enable)信号6
33とを入力する制御手段601と、これらの信号によ
り、制御手段601により制御されるハイレベル駆動手
段611及びローレベル駆動手段621と、を有してい
る。
【0031】本実施形態に係るダイナミック型駆動回路
は次のように作動する。プリチャージ期間中において
は、制御手段601は、データ信号632がハイレベル
であるかローレベルであるかによらず、ハイレベル駆動
手段611を作動させ、出力信号(OUT) 641をチ
ャージし、出力信号(OUT) 641をハイレベルにす
る。
【0032】プリチャージ期間が終了し、サンプル期間
になると、制御手段601は、イネーブル信号633が
ハイであり、かつ、データ信号入力632がローである
ときに、ローレベル駆動手段621を作動させる。一
方、データ信号632がハイの時には、制御手段601
はハイレベル駆動手段611を作動させる。イネーブル
信号633がローのときは、制御手段601は、ハイレ
ベル駆動手段611もローレベル駆動手段621もとも
にオフにする。
【0033】本実施形態に係るダイナミック型駆動回路
600はバス駆動用の回路として利用される。図は上
述の第二の実施形態に係るダイナミック型駆動回路の回
路図の第一の例である。図7において、ハイレベルはpMO
Sトランジスタ711と712により、ローレベルはnMO
Sトランジスタ721と722によりそれぞれ駆動され
る。pMOSトランジスタ711とnMOSトランジスタ721
はクロック信号731を入力とするインバータ回路70
1により、pMOSトランジスタ712はデータ信号732
とイネーブル信号733を入力とするNAND回路703に
より、nMOSトランジスタ722はデータ信号732と、
インバータ回路702により反転されたイネーブル信号
733の反転信号とを入力とするNOR回路704によ
り、それぞれ制御される。
【0034】次に,図7の回路動作について、図8を参
照して説明する。図8は、クロック信号731(CL
K) 、データ信号732(IN)、イネーブル信号73
3(EN)、pMOSトランジスタ711、712への
入力信号(ENP0,ENP1)、nMOSトランジス
タ721、722への入力信号(ENN0,ENN
1)、データ出力信号741(OUT) の各波形を示
す。
【0035】クロック信号731(CLK) がハイであ
る期間はプリチャージ期間であり、pMOSトランジス
タ711がオンし、データ出力信号741(OUT) は
ハイとなる。クロック信号731(CLK) がローであ
る期間はサンプル期間であり、データ信号732(I
N)のレベルに従って、データ出力信号741(OU
T) のレベルが決まる。イネーブル信号(EN)がハイ
であり、かつ、データ信号732(IN)がハイである
と、pMOSトランジスタ712がオンし、データ出力
信号741(OUT) はハイレベルを保持する。pMO
Sトランジスタ712は保持用であり、プリチャージ用
のpMOSトランジスタ711に比べて小さいサイズの
ものを使用することができる。
【0036】イネーブル信号(EN)がローであるとき
は、サンプル期間中であれば、データ出力信号741
(OUT) はHigh−Zとなる。図9は上述の第二の
実施形態に係るダイナミック型駆動回路の回路図の第二
の例である。図9において、ハイレベルはpMOSトラ
ンジスタ911により、ローレベルはnMOSトランジ
スタ921と922によりそれぞれ駆動される。pMO
Sトランジスタ911はクロック信号931とデータ信
号932とイネーブル信号933を入力とするANDN
OR論理回路904により、nMOSトランジスタ92
1はクロック信号931を入力とするインバータ回路9
01により、nMOSトランジスタ922はデータ信号
932と、インバータ回路901により反転されたイネ
ーブル信号933の反転信号とを入力とするNOR回路
903により、それぞれ制御される。
【0037】次に,図9の回路動作について、図10を
参照して説明する。図10は、クロック信号931(C
LK) 、データ信号932(IN)、イネーブル信号9
33(EN)、pMOSトランジスタ911への入力信
号(ENP) 、nMOSトランジスタ921、922へ
の入力信号(ENN0,ENN1)、データ出力信号9
41(OUT) の各波形を示す。
【0038】クロック信号931(CLK) がハイであ
る期間はプリチャージ期間であり、pMOSトランジス
タ911がオンし、データ出力信号941(OUT) は
ハイとなる。クロック信号931(CLK) がローであ
る期間はサンプル期間であり、このサンプル期間内にお
いては、データ信号932(IN)のレベルに従って、
データ出力信号941(OUT) のレベルが決まる。イ
ネーブル信号933(EN)がハイであり、かつ、デー
タ信号932(IN)がハイである場合には、pMOS
トランジスタ911がオンし、データ出力信号941
(OUT) はハイを保持する。
【0039】イネーブル信号933(EN)がローのと
きは、サンプル期間中であれば、データ出力信号941
(OUT) はHigh−Zとなる。図11は上述の第二
の実施形態に係るダイナミック型駆動回路の回路図の第
三の例である。図11において、ハイレベルはpMOS
トランジスタ1111により、ローレベルはnMOSト
ランジスタ1121により、それぞれ駆動される。pM
OSトランジスタ1111はクロック信号1131とデ
ータ信号1132とイネーブル(enable)信号1133
を入力とするANDNOR回路1103により、nMO
Sトランジスタ1121はクロック信号1131と、デ
ータ信号1132と、インバータ回路1101により反
転されたイネーブル信号1133の反転信号とを入力と
するNOR回路1102により、それぞれ制御される。
【0040】次に,図11に示したダイナミック型駆動
回路の回路動作について、図12を参照して説明する。
図12は、クロック信号1131(CLK) 、データ信
号1132(IN)、イネーブル信号1133(E
N)、pMOSトランジスタ1111への入力信号(E
NP)、nMOSトランジスタ1121への入力信号
(ENN) 、データ出力信号1141(OUT) の各波
形を示す。
【0041】クロック信号1131(CLK) がハイで
ある期間はプリチャージ期間であり、pMOSトランジ
スタ1111がオンし、データ出力信号1141(OU
T)はハイとなる。クロック信号1131(CLK)が
ローである期間はサンプル期間であり、データ信号11
32(IN)のレベルに従って、データ出力信号114
1(OUT) のレベルが決まる。イネーブル信号113
3(EN)がハイであり、かつ、データ信号1132
(IN)がハイであるときに、pMOSトランジスタ1
111がオンし、データ出力信号1141(OUT) は
ハイを保持する。
【0042】イネーブル信号1133(EN)がローで
あるときは、サンプル期間中であれば、データ出力信号
1141(OUT) はHigh−Zとなる。図13は上
述の第二の実施形態に係るダイナミック型駆動回路の回
路図の第四の例である。図13において、ハイレベルは
pMOSトランジスタ1311と1312により、ロー
レベルはnMOSトランジスタ1321と1322によ
り、それぞれ駆動される。pMOSトランジスタ131
1とnMOSトランジスタ1321はクロック信号(C
LK)1331により、pMOSトランジスタ1312
とnMOSトランジスタ1322はデータ信号(IN)
1332を入力とするインバータ回路1301の出力に
より、それぞれ制御される。
【0043】次に、図13に示したダイナミック型駆動
回路の回路動作について、図14を参照して説明する。
図14は、クロック信号1331(CLK) 、データ信
号1332(IN)、pMOSトランジスタ1311、
1312への入力信号(ENP0,ENP1)、nMO
Sトランジスタ1321、1322への入力信号(EN
N0,ENN1)、データ出力信号1341(OUT)
の各波形を示す。
【0044】クロック信号1331(CLK) がハイで
ある期間はプリディスチャージ期間であり、nMOSト
ランジスタ1321がオンし、データ出力信号1341
(OUT) はローとなる。クロック信号1331(CL
K) がローである期間はサンプル期間であり、データ信
号1332(IN)のレベルに従って、データ出力信号
1341(OUT) のレベルが決定される。データ信号
1332(IN)がハイのときに、pMOSトランジス
タ1311、1312はともにオンとなり、データ出力
信号1341(OUT) はハイとなる。
【0045】また、データ信号1332(IN)がロー
のときには、nMOSトランジスタ1322がオンし、
データ出力信号1341(OUT) はハイを保持する。
nMOSトランジスタ1322はレベル保持に十分なサ
イズであればよいため、プリディスチャージ用のpMO
Sトランジスタ1321に比べて小さいサイズのものを
用いることができる。
【0046】図15は上述の第二の実施形態に係るダイ
ナミック型駆動回路の回路図の第五の例である。図15
において、ハイレベルはpMOSトランジスタ1511
と1512により、ローレベルはnMOSトランジスタ
1521と1522により、それぞれ駆動される。pM
OSトランジスタ1511とnMOSトランジスタ15
21はクロック信号1531により、pMOSトランジ
スタ1512はデータ信号1532とイネーブル(enab
le)信号1533を入力とするNAND回路1502に
より、nMOSトランジスタ1522はデータ信号15
32と、インバータ回路1501により反転されたイネ
ーブル信号1533の反転信号とを入力とするNOR回
路1503により、それぞれ制御される。
【0047】次に,図15に示したダイナミック型駆動
回路の回路動作について、図16を参照して説明する。
図16は、クロック信号1531(CLK) 、データ信
号1532(IN)、イネーブル信号1533(E
N)、pMOSトランジスタ1511、1512への入
力信号(ENP0,ENP1)、nMOSトランジスタ
1521、1522への入力信号(ENN0,ENN
1)、データ出力信号1541(OUT) の各波形を示
す。
【0048】クロック信号1531(CLK) がハイで
ある期間はプリディスチャージ期間であり、nMOSト
ランジスタ1521がオンし、データ出力信号1541
(OUT) はローとなる。クロック信号1531(CL
K) がローである期間はサンプル期間であり、データ信
号1532(IN)のレベルに従って、データ出力信号
1541(OUT) のレベルが決まる。イネーブル信号
1533(EN)がハイであり、かつ、データ信号15
32(IN)がローであるときに、nMOSトランジス
タ1522がオンし、データ出力信号1541(OU
T) はローを保持する。nMOSトランジスタ1522
はレベル保持用であり、プリディスチャージ用のnMO
Sトランジスタ1521に比べて小さいサイズのものを
用いることができる。
【0049】イネーブル信号1533(EN)がローで
あるときは、サンプル期間中においては、データ出力信
号1541(OUT) はHigh−Zとなる。
【0050】
【発明の効果】以上述べた本発明に係るダイナミック型
駆動回路により、次の効果を得ることができる。第1の
効果は貫通電流を抑制できることである。本発明に係る
ダイナミック型駆動回路においては、ハイレベル駆動手
段とローレベル駆動手段を同時にオンさせることはな
い。このため、電源からグラウンドへの貫通電流の導通
路を生じることがなく、従って、貫通電流が流れること
もない。
【0051】第2の効果は遅延の増加を抑制できること
である。本発明に係るダイナミック型駆動回路において
は、ハイレベル駆動手段とローレベル駆動手段を同時に
オンさせることはない。このため、チャージ手段からの
電荷の漏れがなく、ローレベル駆動手段を動作させるこ
とができるためである。第3の効果は設計の複雑さを低
減できることである。本発明に係るダイナミック型駆動
回路においては、誤動作防止用のチャージ手段を別途設
ける必要がないためである。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明の第一の実施形態に係るダイナミ
ック型駆動回路のブロック図である。
【図2】図2は本発明の第一の実施形態に係るダイナミ
ック型駆動回路の回路図の第一の例である。
【図3】図3は図2に示した回路における各信号の波形
図である。
【図4】図4は本発明の第一の実施形態に係るダイナミ
ック型駆動回路の回路図の第二の例である。
【図5】図5は図4に示した回路における各信号の波形
図である。
【図6】図6は本発明の第二の実施形態に係るダイナミ
ック型駆動回路のブロック図である。
【図7】図7は本発明の第二の実施形態に係るダイナミ
ック型駆動回路の回路図の第一の例である。
【図8】図8は図7に示した回路における各信号の波形
図である。
【図9】図9は本発明の第二の実施形態に係るダイナミ
ック型駆動回路の回路図の第二の例である。
【図10】図10は図9に示した回路における各信号の
波形図である。
【図11】図11は本発明の第二の実施形態に係るダイ
ナミック型駆動回路の回路図の第三の例である。
【図12】図12は図11に示した回路における各信号
の波形図である。
【図13】図13は本発明の第二の実施形態に係るダイ
ナミック型駆動回路の回路図の第四の例である。
【図14】図14は図13に示した回路における各信号
の波形図である。
【図15】図15は本発明の第二の実施形態に係るダイ
ナミック型駆動回路の回路図の第五の例である。
【図16】図16は図15に示した回路における各信号の
波形図である。
【図17 】図17 は従来のダイナミック型駆動回路の回
路図の第一の例である。
【図18】図18は図17に示した回路における各信号
の波形図である。
【図19】図19は従来のダイナミック型駆動回路の回
路図の第二の例である。
【図20】図20は図19に示した回路における各信号
の波形図である。
【符号の説明】
100 ダイナミック型駆動回路 101 制御手段 111 ハイレベル駆動手段 121 ローレベル駆動手段 131 クロック信号(CLK) 132 データ信号(IN) 141 データ出力信号(OUT) 201,202インバータ回路 211,212 pMOSトランジスタ 221,222 nMOSトランジスタ 231 クロック信号(CLK) 232 データ信号(IN) 241 データ出力信号(OUT) 401 NOR回路 411 pMOSトランジスタ 421 nMOSトランジスタ 431 クロック信号(CLK) 432 データ信号(IN) 441 データ出力信号(OUT) 600 ダイナミック型駆動回路 601 制御手段 611 ハイレベル駆動手段 621 ローレベル駆動手段 631 クロック信号(CLK) 632 データ信号(IN) 633 イネーブル信号(EN) 641 データ出力信号(OUT) 701,702 インバータ回路 703 NAND回路 704 NOR回路 711,72 pMOSトランジスタ 721,722 nMOSトランジスタ 731 クロック信号(CLK) 732 データ信号(IN) 733 イネーブル信号(EN) 741 データ出力信号(OUT)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06F 3/00 H03K 19/096

Claims (11)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プリチャージ期間及びサンプル期間を決
    定するハイレベル及びローレベルを有するクロック信号
    と、データ信号とが入力されるダイナミック型駆動回路
    であって、 前記クロック信号及び前記データ信号が入力され、これ
    らの信号に応答して制御信号を発する制御手段と、 前記制御信号に応答して、信号線を駆動する出力信号を
    発する信号線駆動手段であって、前記出力信号を前記ハ
    イレベルにするハイレベル駆動手段と、前記出力信号を
    前記ローレベルにするローレベル駆動手段とからなり、
    前記サンプル期間中は前記ハイレベル駆動手段及び前記
    ローレベル駆動手段の何れか一方のみ駆動するものであ
    る信号線駆動手段と、 を備え、 前記制御手段は、前記信号線駆動手段の前記出力信号
    が、前記データ信号の値にかかわらず、前記プリチャー
    ジ期間中においては、前記ハイレベルを有し、かつ、前
    記信号線駆動手段の前記出力信号が、前記データ信号が
    前記サンプル期間中に前記ハイレベルであるときには、
    前記サンプル期間中に前記ハイレベルになるように、前
    記制御信号を発するものであるダイナミック型駆動回
    路。
  2. 【請求項2】 前記制御手段は、前記サンプル期間中に
    おいて、前記データ信号が前記ローレベルであるときに
    は、前記信号線駆動手段の前記出力信号が前記ハイレベ
    ルを有しないように、前記制御信号を発するものである
    ことを特徴とする請求項1に記載のダイナミック型駆動
    回路。
  3. 【請求項3】 プリチャージ期間及びサンプル期間を決
    定するハイレベル及びローレベルを有するクロック信号
    と、データ信号と、イネーブル信号とが入力されるダイ
    ナミック型駆動回路であって、 前記クロック信号と前記データ信号と前記イネーブル信
    号とが入力され、これらの信号に応答して制御信号を発
    する制御手段と、 前記制御信号に応答して、信号線を駆動する出力信号を
    発する信号線駆動手段であって、前記出力信号を前記ハ
    イレベルにするハイレベル駆動手段と、前記出力信号を
    前記ローレベルにするローレベル駆動手段とからなる信
    号線駆動手段と、 を備え、 前記制御手段は、前記信号線駆動手段の前記出力信号
    が、前記データ信号及び前記イネーブル信号の値にかか
    わらず、前記プリチャージ期間中においては、前記ハイ
    レベルを有し、かつ、前記信号線駆動手段の前記出力信
    号が、前記データ信号及び前記イネーブル信号が前記サ
    ンプル期間中に前記ハイレベルであるときには、前記サ
    ンプル期間中に前記ハイレベルになるように、前記制御
    信号を発するものであるダイナミック型駆動回路。
  4. 【請求項4】 前記制御手段は、前記サンプル期間中に
    おいて、前記データ信号が前記ローレベルであり、か
    つ、前記イネーブル信号が前記ハイレベルであるときに
    は、前記信号線駆動手段の前記出力信号が前記ハイレベ
    ルを有しないように、前記制御信号を発するものである
    ことを特徴とする請求項3に記載のダイナミック型駆動
    回路。
  5. 【請求項5】 プリチャージ期間及びサンプル期間を決
    定するハイレベル及びローレベルを有するクロック信号
    と、データ信号とが入力されるダイナミック型駆動回路
    であって、 前記クロック信号及び前記データ信号が入力され、これ
    らの信号に応答して制御信号を発する制御手段と、 前記制御信号に応答して、信号線を駆動する出力信号を
    発する信号線駆動手段であって、前記出力信号を前記ハ
    イレベルにするハイレベル駆動手段と、前記出力信号を
    前記ローレベルにするローレベル駆動手段とからなり、
    前記サンプル期間中は前記ハイレベル駆動手段及び前記
    ローレベル駆動手段の何れか一方のみ駆動するものであ
    る信号線駆動手段と、 を備え、 前記制御手段は、前記信号線駆動手段の前記出力信号
    が、前記データ信号の値にかかわらず、前記プリチャー
    ジ期間中においては、前記ローレベルを有し、かつ、前
    記信号線駆動手段の前記出力信号が、前記データ信号が
    前記サンプル期間中に前記ローレベルであるときには、
    前記サンプル期間中に前記ローレベルになるように、前
    記制御信号を発するものであるダイナミック型駆動回
    路。
  6. 【請求項6】 前記制御手段は、前記サンプル期間中に
    おいて、前記データ信号が前記ハイレベルであるときに
    は、前記信号線駆動手段の前記出力信号が前記ローレベ
    ルを有しないように、前記制御信号を発するものである
    ことを特徴とする請求項5に記載のダイナミック型駆動
    回路。
  7. 【請求項7】 プリチャージ期間及びサンプル期間を決
    定するハイレベル及びローレベルを有するクロック信号
    と、データ信号と、イネーブル信号とが入力されるダイ
    ナミック型駆動回路であって、 前記クロック信号と前記データ信号と前記イネーブル信
    号とが入力され、これらの信号に応答して制御信号を発
    する制御手段と、 前記制御信号に応答して、信号線を駆動する出力信号を
    発する信号線駆動手段であって、前記出力信号を前記ハ
    イレベルにするハイレベル駆動手段と、前記出力信号を
    前記ローレベルにするローレベル駆動手段とからなる信
    号線駆動手段と、 を備え、 前記制御手段は、前記信号線駆動手段の前記出力信号
    が、前記データ信号及び前記イネーブル信号の値にかか
    わらず、前記プリチャージ期間中においては、前記ロー
    レベルを有し、かつ、前記信号線駆動手段の前記出力信
    号が、前記データ信号及び前記イネーブル信号が前記サ
    ンプル期間中に前記ハイレベルであるときには、前記サ
    ンプル期間中に前記ローレベルになるように、前記制御
    信号を発するものであるダイナミック型駆動回路。
  8. 【請求項8】 前記制御手段は、前記サンプル期間中に
    おいて、前記データ信号が前記ハイレベルであり、か
    つ、前記イネーブル信号が前記ハイレベルであるときに
    は、前記信号線駆動手段の前記出力信号が前記ローレベ
    ルを有しないように、前記制御信号を発するものである
    ことを特徴とする請求項3に記載のダイナミック型駆動
    回路。
  9. 【請求項9】 プリチャージ期間及びサンプル期間を決
    定するハイレベル及びローレベルを有するクロック信号
    と、データ信号とが入力されるダイナミック型駆動回路
    であって、 前記クロック信号及び前記データ信号が入力され、これ
    らの信号に応答してハイレベル制御信号及びローレベル
    制御信号を発する制御手段と、 前記ハイレベル制御信号に応答して、信号線をハイレベ
    ルにする第一出力信号を発するハイレベル駆動手段と、 前記ローレベル制御信号に応答して、前記信号線をロー
    レベルにする第二出力信号を発するローレベル駆動手段
    と、 を備え、 前記制御手段は、前記サンプル中においては、前記ハイ
    レベル駆動手段及び前記ローレベル駆動手段の何れか一
    方のみを駆動するものであり、 前記制御手段は、前記第一出力信号が、前記データ信号
    の値にかかわらず、前記プリチャージ期間中において
    は、前記ハイレベルを有し、かつ、前記第一出力信号
    が、前記データ信号が前記サンプル期間中に前記ハイレ
    ベルであるときには、前記サンプル期間中に前記ハイレ
    ベルになるように、前記ハイレベル制御信号を発し、 前記制御手段は、前記第二出力信号が、前記データ信号
    が前記サンプル期間中に前記ローレベルであるときに
    は、前記サンプル期間中に前記ローレベルになるよう
    に、前記ローレベル制御信号を発するものであるダイナ
    ミック型駆動回路。
  10. 【請求項10】 プリチャージ期間及びサンプル期間を
    決定するハイレベル及びローレベルを有するクロック信
    号と、データ信号と、イネーブル信号とが入力されるダ
    イナミック型駆動回路であって、 前記クロック信号と前記データ信号と前記イネーブル信
    号とが入力され、これらの信号に応答してハイレベル制
    御信号及びローレベル制御信号を発する制御手段と、 前記ハイレベル制御信号に応答して、信号線をハイレベ
    ルにする第一出力信号を発するハイレベル駆動手段と、 前記ローレベル制御信号に応答して、前記信号線をロー
    レベルにする第二出力信号を発するローレベル駆動手段
    と、 を備え、 前記制御手段は、前記第一出力信号が、前記データ信号
    及び前記イネーブル信号の値にかかわらず、前記プリチ
    ャージ期間中においては、前記ハイレベルを有し、か
    つ、前記第一出力信号が、前記データ信号及び前記イネ
    ーブル信号が前記サンプル期間中に前記ハイレベルであ
    るときには、前記サンプル期間中に前記ハイレベルにな
    るように、前記ハイレベル制御信号を発し、 前記制御手段は、前記第二出力信号が、前記データ信号
    が前記サンプル期間中に前記ローレベルであり、かつ、
    前記イネーブル信号が前記サンプル期間中に前記ハイレ
    ベルであるときには、前記サンプル期間中において前記
    ローレベルになるように、前記ローレベル制御信号を発
    するものであるダイナミック型駆動回路。
  11. 【請求項11】 前記制御手段は、前記イネーブル信号
    が前記ローレベルであるときには、前記データ信号のレ
    ベルにかかわらず、前記ハイレベル駆動手段及び前記ロ
    ーレベル駆動手段の双方がオフになるように、前記ハイ
    レベル制御信号及び前記ローレベル制御信号の双方を発
    しないものであることを特徴とする請求項10に記載の
    ダイナミック型駆動回路。
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