JPH04228095A - (2r,3s)−3−(4−メトキシ−フェニル)−グリシド酸エステルの製造方法 - Google Patents

(2r,3s)−3−(4−メトキシ−フェニル)−グリシド酸エステルの製造方法

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JPH04228095A
JPH04228095A JP3210541A JP21054191A JPH04228095A JP H04228095 A JPH04228095 A JP H04228095A JP 3210541 A JP3210541 A JP 3210541A JP 21054191 A JP21054191 A JP 21054191A JP H04228095 A JPH04228095 A JP H04228095A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【技術分野】本発明は(2R,3S)−3−(4−メト
キシフェニール)−グリンド酸のエステルの合成方法と
特にエナンシオメトリ的には混合物である本エステルを
、酵素を用いてエステル交換反応を行わせる方法を扱っ
たものである。
【0002】
【従来技術】(2R,3S)−3−(4−メトキシ−フ
ェニル)−グリシド酸あるいは(2R,3S)−2,3
−エポキシ−3−(4−メトキシ−フェニル)−プロピ
オン酸などのエステルはジルチアゼム(メルクインデッ
クス11版、N0.3188,505頁)という名称で
知られており、冠状動脈拡張作用のある薬剤である、(
+)−2S,3S)−3−アセチルオキシ−5−[2−
(ジメチルアミノ)−エチル]−2,3−ジヒドロ−2
−(4−メトキシ−フェニル)−1,5−ベンゾ−チア
ゼピン−4(5H)−オンを合成するのに有用な中間体
である。
【0003】ジルチアゼムの合成は、3−(4−メトキ
シ−フェニル)−グリシド酸エステルより出発して文献
の記載にあるように数種の方法にて行われる。
【0004】例えば、英国特許NO.1,236,46
7やヨーロッパ特許NO.127,882、NO.15
8,340、英国特許出願NO.2,167,063な
どが知られている。
【0005】ジルチアゼムを合成するには光学分割を行
わねばならないが、従来技術によると、反応のかなり後
のほうで得られる中間体の光学分割を行うか、あるいは
初期の段階で分割を行うには反応系が不安定なため大変
困難な状況である。
【0006】分割については製造過程のより初期の段階
で行ったほうが好都合であることは自明のことである。 というのは、分割をより遅い段階で行うと、目的とする
生産物の経済的価値はより低くなり、不要なほうの異性
体はさらに低い価値しか付けられないからである。
【0007】しかるに、3−(4−メトキシ−フェニル
)−グリシド酸エステルは本合成反応においては最初の
光学活性のある中間体であるので、本物質のエナンシオ
メトリ的に純度の高いものが得られたら大変好都合であ
る。3−(4−メトキシ−フェニル)−グリシド酸エス
テルをエナンシオメトリ的に純品にする方法はいくつか
知られている。
【0008】これらの方法の多くは3−(4−メトキシ
−フェニル)−クリンド酸のラセミ混合物を光学活性の
ある塩基と反応させてエステル化する方法である。(日
本特許出願N0.61/145160,日本ケミファ株
式会社;ケミカルアブストラクト106巻:22600
U)
【0009】しかしながら、それらの方法を工業的に応
用するのは困難である。というのは、得られたジアステ
レオアイソマー塩は特定の条件下で分離、精製化しなけ
ればならないし、さらに光学活性のある塩基は通常高価
なものが多いので回収せねばならない。
【0010】しかも場合によっては3−(4−メトキシ
−フェニル)−グリシド酸が大変不安定なため、反応過
程で多くの困難を伴うこともある。種々の構造を持つエ
ステルの酵素的分割法も知られてはいるが(アンゲバン
テ、ヘミー、インターナショナル版、24巻  617
頁,1985年,28巻  695頁,1989年)、
3−(4−メトキシ−フェニル)−グリシド酸あるいは
その類似物質のエステルの酵素によるエナンシオメトリ
的なエステル交換反応は知られていないようである。
【0011】
【発明が解決しようとする問題点】したがって、(2R
,3S)−3−(4−メトキシ−フェニル)−クリシド
酸エステルを酵素を用いて合成する方法を見出すことが
今回の発明の目的であり、このことは冠状血管拡張作用
のある物質の中間体をつくるという目的にも通ずるもの
である。
【0012】
【問題を解決するための手段】本発明に従えば、上記発
明目的が、(2R,3S)−3−(4−メトキシ−フェ
ニル)−グリシド酸メチルあるいはエチルエステル、お
よびその(2S,3R)−エナンシオマーの混合物を、
上記エステル化のアルコールとは異なるアルコールで、
リニヤーあるいは分岐鎖C2〜C8脂肪族アルコール、
C5〜C6脂環族アルコール、または2,2−ジメチル
−1,3−ジオキソラン−4−メタノールから選ばれる
ものを用い、適当な溶媒または混合溶媒の存在下あるい
は不存在下に、エナンシオ選択的な酸素的エステル交換
反応に付し、エステル交換されたエステルを非エステル
交換物から分離することを特徴とする。  化1
【化1
】 (式中Rは直鎖状あるいは分岐鎖状C1〜C8アルキル
基、C5〜C6シクロアルキル基または2,2,ジメチ
ル−1,3−ジオキソラン−4−メチル基)で表わされ
る(2R,3S)−3−(4−メトキシ−フェニル)−
グリシド酸エステルの製造方法により達成される。
【0013】本発明方法により冠状脈菅拡張作用をもつ
化合物の合成に有用な中間体が得られる。
【0014】エステル交換反応に有用な酵素は各種性質
のものでありうる。特によく使用される酵素は、動物あ
るいは微生物由来のリパーゼか、α−キモトリプシンの
ような蛋白分解酵素、等である。
【0015】本反応において有用な動物由来のリパーゼ
は、豚肝臓と豚すい臓より得たリパーゼである。又、微
生物由来のものについては、カンジダ、ムコール、シュ
ードモナス、アスペルギルス等がある。
【0016】好適なアルコールの例は、エタノール、n
−プロパノール、2−プロパノール、n−ブタノール、
2−ブタノール、2−メチル−2−プロパノール、n−
ペンタノール、2−ペンタノール、3−ペンタノール、
n−ヘキサノール、n−ヘプタノール、2−ヘプタノー
ル、n−オクタノール、2−オクタノール、シクロヘキ
サノール、シクロペンタノールおよび2,2−ジメチル
−1,3−ジオキソラン−4−メタノールである。
【0017】特にn−ブタノール、2−ブタノール、シ
クロヘキサノール、n−オクタノール、2,2−ジメチ
ル−1,3−ジオキソラン−4−メタノールが好ましい
【0018】リパーゼと蛋白分解酵素は互いにエナンシ
オメトリ的には反対の基質に作用する。特に化1の化合
物とそのエナンシオマー(R=メチル基、又はエチル基
)の混合物にすい臓由来の蛋白分解酵素であるα−キモ
トリプシンを作用させると、エステル交換反応が起こり
、目的とする(2R、3S)の構造を持つ化1が得られ
る。一方、すい臓由来のリパーゼを用いるとエナンシオ
マーである(2S,3R)の構造を持つ化合物が得られ
る。
【0019】エステル交換反応の際、用いられるアルコ
ールは、反応の出発点で用いるエナンシオメトリック混
合物のRの性質、つまりRがメチル基かエチル基かによ
って決まる。
【0020】本願発明の方法によると、一方のエナンシ
オマーはエステル交換され、他方はそのままの形で残る
。反応終了後、エステル交換した物を未交換のものと分
けるために、Rがメチル基の場合は、先に示したアルコ
ールのすべてを用いる事が出来るが、Rがエチル基の場
合には、それより高次のアルコールが全て用いられる。
【0021】エステル交換反応は化1とそのエナンシオ
マー(R:メチル,エチル)の混合物に酵素と適切なア
ルコールを加え反応させることにより起こる。又、酵素
は常法により適当な担体に固定することができる。担体
の例を上げると、吸着樹脂であるアクリレートポリマー
、多孔性材質であるアガロースやセライト等がある。 更に、リパーゼを用いてエステル交換反応を行わす時に
適当であるとされる溶媒の例を上げると、ヘキサン、シ
クロヘキサン、トルエン、ベンゼン、メチルエチルケト
ン、ジエチルエーテル、等である。
【0022】エステル交換反応終了後、2種のエステル
は常法により分離せられる。例えば、結晶化、クロマト
グラフィーによる分離、適当な1種以上の溶媒による抽
出、等である。適当な抽出溶媒はヘキサンあるいはヘキ
サンとエチル酢酸の混液、メタノール、アセトニトリル
、等である。
【0023】エステル交換反応は、通常の酵素反応を行
わせるような条件で行う。つまり、至適pHと至適温度
で行わねばならない。一般的には至適pHは6−11の
範囲にあり、至適温度は0℃−70℃の範囲にある。本
発明の反応はpH6−8、温度20℃−60℃の条件で
行う。反応終了後、用いた酵素は大部分の活性を保持し
ているのでさらに何回かくり返して用いることが出来る
【0024】微生物由来のリパーゼは入手しやすく、し
かも低価格であるので、特にカンジダ  シリンドゥラ
セよりとったリパーゼかα−キモトリプシンが本発明の
反応に用いられる。
【0025】本方法によると、化1を収率よく、しかも
エナンシオメトリ的に高純度で得ることが出来るし、目
的外のエナンシオマーを除去することも出来る。従って
、反応系の収率を大きくするために、除去したエナンシ
オマーをラセミ化する、あるいは構造の転移をさせるこ
とも可能である。又、もし必要であれば化1を結晶化さ
せることにより精製することも出来る。
【0026】精製の過程で我々は以下に述べる様な驚く
べき現象を発見した。即ち、化1の化合物が少なくとも
約80:20エナンシオマー比率である場合、結晶化に
よりエナンシオマー純度の高い化1の化合物を与え、こ
のことは混合物のソースとは無関係だということである
。特に、約80:20エナンシオマー比率をもった化1
の化合物群から出発し、一回の結晶化で95:5エナン
シオマー比のものが得られる。
【0027】結晶化に適した溶媒は低級アルコール、例
えばメタノール、エタノール、プロパノール、ブタノー
ルである。従って、少なくとも80:20のエナンシオ
マー比率の(2R,3S)−3−(4−メトキシ−フェ
ニル)−グリシド酸エステルを適当な溶媒を用い結晶化
させることからなる該エステルのエナンシオマー純度を
大ならしめる方法も本発明目的の一つである。
【0028】以下実施例により本発明を説明する。
【実施例1】カンジダ  シリンドゥラセからのリパー
ゼとn−ブタノールを用いてのトランス−3−(4−メ
トキシ−フェニル)−グリシド酸のラセミメチルエステ
ルのエステル交換。
【0029】トランス−3−(4メトキシ−フェニル)
−グリシド酸のラセミメチルエステル(10g)をヘキ
サン(250ml)とn−ブタノール(60ml)の混
液に溶かした。この溶液にカンジダ  シリンドゥラセ
からのリパーゼ(シグマ  ケミカル  カンパニー;
タイプVII)(30g)を加えた。
【0030】この懸濁液を25℃で26時間撹拌放置し
た。次いでリパーゼを濾別し、溶媒を減圧で蒸発させた
【0031】油(10g)が得られ、このものはHPL
C分析(キラセル  ODカラム、250mm、内径 
 4.6mm、10μm、ダイセル化学工業)で、エナ
ンシオマー比(2R,3S):(2S,3R)=72:
28のトランス−3−(4−メトキシ−フェニル)−グ
リシド酸メチルエステル(4.94g)、およびエナン
シオマー比(2R,3S):(2S,3R)=22:7
8のトランス−3−(4−メトキシ−フェニル)−グリ
シド酸ブチルエステル(3.49g)からなることが判
った。
【0032】得られたメチルエステルとブチルエステル
からなる混合物をシリカゲルクロマトグラフ法(溶出液
  ヘキサン:エチルアセテート=7:3)で分離した
。 エナンシオマー比(2R,3S):(2S,3R)=7
2:28のトランス−3−(4−メトキシ−フェニル)
−グリシド酸のメチルエステル(4.3g)と、エナン
シオマー比(2R,3S):(2S,3R)=22:7
8のトランス−3−(4−メトキシ−フェニル)−グリ
シド酸ブチルエステル(3.1g)が得られた。
【0033】
【実施例2】カンジダ  シリンドゥラセからのリパー
ゼとn−ブタノールを用いてのトランス−3−(4メト
キシ−フェニル)−グリシド酸のラセミメチルエステル
のエステル交換。
【0034】下記原料ならびに反応条件を用い実施例1
と同様の反応を実施した。         トランス−3−(4−メトキシ−フェ
ニル)−グリシド酸のラセミメチ        ル−
エステル                    (
2g)        カンジダ  シリンドゥラセか
らのリパーゼ(アマノ製薬)(4.6g)      
  ヘキサン                   
   (46ml)        n−ブタノール 
                 (9ml)   
     温度                  
          27℃
【0035】約4.5時間
後、得られた混合物はHPLC分析の結果、エナンシオ
マー比(2R,3S):(2S,3R)=89:11の
トランス−3−(4−メトキシ−フェニル)−グリシド
酸のメチルエステル(43%)と、エナンシオマー比(
2R,3S):(2S,3R)=21:79のトランス
−3−(4−メトキシ−フェニル)−グリシド酸のブチ
ルエステル(57%)からなることが分かった。
【0036】
【実施例3】カンジダ  シリンドゥラセからのリパー
ゼとn−ブタノールを用いてのトランンス−3−(4−
メトキシ−フェニル)−グリシド酸のラセミメチルエス
テルのエステル交換。
【0037】下記原料ならびに反応条件を用い実施例1
と同様の反応を実施した。         トランス−3−(4−メトキシ−フェ
ニル)−グリシド酸のラセミメチ        ル−
エステル                  (0.
2g)        カンジダ  シリンドゥラセか
らのリパーゼ(アマノ製薬)        (   
                         
            0.46g)       
 ヘキサン                    
  (0.9ml)        n−ブタノール 
               (0.9ml)   
     温度                  
          32℃
【0038】約3.5時間
後、得られた混合物はHPLC分析の結果、エナンシオ
マー比(2R,3S):(2S,3R)=72:28の
トランス−3−(4−メトキシ−フェニル)−グリシド
酸のメチルエステル(50%)と、エナンシオマー比(
2R,3S):(2S,3R)=30.6:69.4の
トランス−3−(4−メトキシ−フェニル)−グリシド
酸のブチルエステル(50%)からなることが判った。
【0039】
【実施例4】カンジダ  シリンドゥラセからのリパー
ゼとn−ブタノールを用いてのトランス−3−(4−メ
トキシ−フェニル)−グリシド酸のラセミメチルエステ
ルのエステル交換。
【0040】ヘキサンの代りにシクロヘキサン(4.6
ml)を用い、実施例3と同様の反応を実施した。約3
時間後、得られた混合物はHPLC分析の結果、エナン
シオマー比(2R,3S):(2S,3R)=83.3
:16.7のトランス−3−(4−メトキシ−フェニル
)−クリシド酸のメチルエステル(42.3%)と、エ
ナンシオマー比(2R,3S):(2S,3R)=24
.7:75.3トランス−3−(4−メトキシ−フェニ
ル)−グリシド酸のブチルエステル(57.7%)から
なることが判った。
【0041】
【実施例5】カンジダ  シリンドゥラセからのリパー
ゼとシクロヘキサノールを用いてのトランス−3−(4
−メトキシ−フェニル)−グリシド酸のラセミメチルエ
ステルのエステル交換。
【0042】下記原料ならびに反応条件を用い実施例1
と同様の反応を実施した。         トランス−3−(4−メトキシ−フェ
ニル)−グリシド酸のラセミメチ        ル−
エステル                  (0.
2g)        カンジダ  シリンドゥラセか
らのリパーゼ(アマノ製薬)        (   
                         
            0.46g)       
 ヘキサン                    
  (4.6ml)        n−ブタノール 
               (0.9ml)   
     温度                  
          32℃
【0043】約4.5時間
後、得られた混合物はHPLC分析の結果、85%タイ
ターを有し、エナンシオマー比(2R,3S):(2S
,3R)=87.2:12.8のトランス−3−(4−
メトキシ−フェニル)−グリシド酸のメチルエステル(
48.6%)とトランス−3−(4−メトキシ−フェニ
ル)−グリシド酸のシクロヘキシルエステル(51.4
%)からなることが判った。
【0044】メチルエステルとシクロヘキシルエステル
をカラムクロマトグラフ法(シリカゲル)で分離し、メ
チルエステル(2R,3S):(2S,3R)=87:
13をエタノールから結晶化させ、(2R,3S)−3
−(4−メトキシ−フェニル)−グリシド酸のエナンシ
オマー的に純粋なメチルエステル(エナンシオマー純度
99%より大)を得た。
【0045】
【実施例6】カンジダ  シリンドゥラセからのリパー
ゼと(±)2−ブタノールを用いトランス−3−(4−
メトキシ−フェニル)−グリシド酸のラセミエステルの
エステル交換。
【0046】シクロケヘキサノールの代りに(±)2−
ブタノール(0.9ml)を用い実施例5の方法を繰返
し実施した。約9時間後、得られた混合物をHPLC分
析したところ、79%タイターを有し、エナンシオマー
比(2R,3S):(2S,3R)=77:23のトラ
ンス−3−(4−メトキシ−フェニル)−グリシド酸の
メチルエステル(62.4%)とトランス−3−(4−
メトキシ−フェニル)−グリシド酸の2−ブチルエステ
ル(37.6%)とからなることが判った。
【0047】
【実施例7】カンジダ  シリンドゥラセからのリパー
ゼと(±)2−ブタノールを用いてのトランス−3−(
4−メトキシ−フェニル)−グリシド酸のラセミメチル
エステルのエステル交換。
【0048】下記原料ならびに反応条件を用い実施例1
と同様の反応を実施した。         トランス−3−(4−メトキシ−フェ
ニル)−グリシド酸のラセミメチ        ル−
エステル                     
 (2g)        カンジダ  シリンドゥラ
セからのリパーゼ(アマノ製薬)  (2g)    
    シクロヘキサン              
    (25ml)        n−ブタノール
                  (15ml) 
       温度                
              40℃
【0049】約1
2時間後、得られた混合物はHPLC分析の結果、80
%タイターを有しエナンシオマー比(2R,3S):(
2S,3R)=67.6:32.4のトランス−3−(
4−メトキシ−フェニル)−グリシド酸のメチルエステ
ル(70%)と、トランス−3−(4−メトキシ−フェ
ニル)−グリシド酸の2−ブチルエステル(30%)か
らなることが判った。
【0050】
【実施例8】カンジダ  シリンドゥラセからのリパー
ゼと(±)2−ブタノールのカラムを用いてのトランス
−3−(4−メトキシ−フェニル)−グリシド酸のラセ
ミメチルエステルのエステル交換。
【0051】クロマトグラフカラム(内径2cm)にカ
ンジダ  シリンドゥラセからのリパーゼ(アマノ製薬
)(10g)、およびセライト(12.6g)の混合物
を重填した。このカラムを(±)2−ブタノールのシク
ロヘキサン溶液(200ml)(30:200容積比)
を用い、幾分加圧した窒素気流下に溶離させた。
【0052】(±)2−ブタノール:シクロヘキサン(
30:200容積比)混液(230ml)にトランス3
−(4−メトキシ−フェニル)−グリシド酸のラセミメ
チルエステル(2g)をとかした溶液を、幾分加圧した
窒素気流下、上記カラムにパーコレートさせた。このカ
ラムに上記溶離液を7回通した。最後に、得られた混合
物を実施例1と同様HPLC分析した。 90%タイター トランス−3−(4−メトキシ−フェニル)−グリシド
酸のメチルエステル(70%) 但し、エナンシオマー比(2R,3S):(2S,3R
)=69.7:30.3,トランス−3−(4−メトキ
シ−フェニル)−グリシド酸の2−ブチルエステル(3
0%)
【0053】
【実施例9】カンジダ  シリンドゥラセからのリパー
ゼとn−オクタノールを用いてのトランス−3−(4−
メトキシ−フェニル)−グリシド酸のラセミメチルエス
テルのエステル交換。
【0054】下記原料ならびに反応条件を用い、実施例
1と同様の反応を実施した。         トランス−3−(4−メトキシ−フェ
ニル)−グリシド酸のラセミメチ        ル−
エステル                     
 (1g)        カンジダ  シリンドゥラ
セからのリパーゼ  (シグマケミカル,タイプ   
     VII)                
            (3g)        ヘ
キサン                      
  (40ml)        メチルエチルケトン
                (6ml)    
    温度                   
           24℃
【0055】約30分後
、得られた混合物はHPLC分析の結果、トランス−3
−(4−メトキシ−フェニル)−グリシド酸のメチルエ
ステル(61.1%)と、エナンシオマー比(2R,3
S):(2S,3R)=19.8:80.2のトランス
−3−(4−メトキシ−フェニル)−グリシド酸のオク
チルエステル(38.9%)からなることが判った。
【0056】
【実施例10】カンジダ  シリンドゥラセからのリパ
ーゼ、および2,2−ジメチル−1,3−ジオキソラン
−4−メタノールを用いてのトランス−3−(4−メト
キシ−フェニル)−グリシド酸のラセミメチルエステル
のエステル交換。下記原料ならびに反応条件を用い実施
例1と同様の反応を実施した。         トランス−3−(4−メトキシ−フェ
ニル)−グリシド酸のラセミメ        チル−
エステル                (0.2g
)        カンジダ  シリンドゥラセからの
リパーゼ  (シグマケミカル,タイプ       
 VII)                    
  (0.46g)        ヘキサン    
                (2ml)    
    エチルエーテル              
(2ml)        2,2−ジメチル−1,3
−ジオキソラン−4−メタノール  (1ml    
    )         温度               
           26℃
【0057】約13.5
時間後、得られた混合物はHPLC分析の結果、エナン
シオマー比(2R,3S):(2S,3R)=61.5
:38.5のトランス−3−(4−メトキシ−フェニル
)−グリシド酸のメチルエステル(76.9%)と、ト
ランス−3−(4−メトキシ−フェニル)−グリシド酸
の2,2−ジメチル−1,3−ジオキシソラン−4−メ
チルエステル(23.1%)からなることが判った。
【0058】
【実施例11】カンジダ  シリンドゥラセからのリパ
ーゼと2,2−ジメチル−1,3−ジオキソラン−4−
メタノールを用いてのトランス−3−(4,メトキシ−
フェニル)−グリシド酸のラセミメチルエステルのエス
テル交換。
【0059】下記原料ならびに反応条件を用い実施例1
と同様の反応を実施した。         トランス−3−(4−メトキシ−フェ
ニル)−グリシド酸のラセミメチ        ル−
エステル                  (0.
2g)        カンジダ  シリンドゥラセか
らのリパーゼ(シグマケミカル,タイプV      
  II)                    
    (0.46g)        シクロヘキサ
ン                (4ml)   
     2,2−ジメチル−1,3−ジオキソラン−
4−メタノール      (           
                         
    1.5ml)        温度     
                       33
【0060】約9.5時間後、得られた混合物はHP
LC分析の結果、エナンシオマー比(2R,3S):(
2S,3R)=72.9:27.1のトランス−3−(
4−メトキシ−フェニル)−グリシド酸のメチルエステ
ル(54・4%)とトランス−3−(4−メトキシ−フ
ェニル)−グリシド酸の2,2−ジメチル−1,3−ジ
オキソラン−4−メチルエステル(45.6%)からな
ることが判った。
【0061】
【実施例12】α−キモトリプシンとn−ブタノールを
用いてのトランス−3−(4−メトキシ−フェニル)−
グリシド酸のラセミメチルエステルのエステル交換。
【0062】トランス−3−(4−メトキシ−フェニル
)−グリシド酸のラセミメチルエステル(10g)をn
−ブタノール(200ml)にとかした。この溶液に、
0.1M苛性ソーダ液および0.2Mモノカリウム  
ホスフェート溶液からなるpH7.4ホスフェート  
バッファー(410ml)を加えた。得られた溶液に、
α−キモトリプシン(スクラボ  エス  ピー  エ
ー)(9.2g)を加えた。
【0063】この混合物を25℃で4.5時間撹拌した
。相分離したので、水相をメチレンクロライド150m
lで2回抽出した、有機相を合わせ、減圧で蒸発させた
【0064】油10gが得られ、これをHPLC分析(
キラセルODカラム,250mm,内径4.6mm,1
0μm,ダイセル化学)したところ、エナンシオマー比
(2R,3S):(2S,3R)=30:70のトラン
ス−3−(4−メトキシ−フェニル)−グリシド酸のメ
チルエステル(4.8g)と、エナンシオマー比(2R
,3S):(2S,3R)=77:23のトランス−3
−(4−メトキシ−フェニル)−グリシド酸のブチルエ
ステル(4.44g)からなることが判った。
【0065】このメチルエステルとブチルエステルの混
合物をシリカゲルを用いてのクロマトグラフ法(溶離液
  ヘキサン:エチルアセテート=7:3)で分離した
、これにより、エナンシオマー比(2R,3S):(2
S,3R)=30:70のトランス−3−(4−メトキ
シ−フェニル)−グリシド酸のメチルエステル(4.7
g)とエナンシオマー比(2R,3S):(2S,3R
)=78:22のトランス−3−(4−メトキシ−フェ
ニル)−グリシド酸のブチルエステル(4.03g)が
得られた。

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  (2R,3S)−3−(4−メトキシ
    −フェニル)−グリシド酸メチルあるいはエチルエステ
    ルとその(2S,3R)−エナンシオマーのエナンシオ
    マー混合物をエステル化アルコールとは異なったアルコ
    ールで、直鎖あるいは分岐鎖C2〜C8脂肪族アルコー
    ル、C5〜C6脂環族アルコールまたは2,2−ジメチ
    ル−1,3−ジオキソラン−4−メタノールから選ばれ
    るものを用い、適当な溶媒または混合溶媒の存在下、あ
    るいは不存在下にエナンシオ選択的な酵素的エステル交
    換反応に付し、エステル交換されたエステルを非エステ
    ル交換物から分離することを特徴とする。  化1【化
    1】 (式中Rは直鎖状あるいは分岐鎖状C1〜C8アルキル
    基、C5〜C6シクロアルキル基、または2,2−ジメ
    チル−1,3−ジオキソラン−4−メチル基)で表わさ
    れる(2R,3S)−3−(4−メトキシ−フェニル)
    −グリシド酸エステルの製造方法。
  2. 【請求項2】  エタノール、n−プロパノール、2−
    プロパノール、n−ブタノール、2−ブタノール、2−
    メチル−2−プロパノール、n−ペンタノール、2−ペ
    ンタノール、3−ペンタノール、n−ヘキサノール、n
    −ヘプタノール、2−ヘプタノール、n−オクタノール
    、2−オクタノール、シクロヘキサノール、シクロペン
    タノール、2−2−ジメチル−1,3−ジオキソラン−
    4−メタノール、の中より選ばれたアルコールを用いて
    、酵素によってエナンシオ選択的にエステル交換反応を
    行わせる請求項1記載の方法。
  3. 【請求項3】  n−ブタノール、2−ブタノール、シ
    クロヘキサノール、n−オクタノール、2,2−ジメチ
    ル−1,3−ジオキソラン−4−メタノールの中より選
    ばれたアルコールを用いて、酵素によってエナンシオ選
    択的にエステル交換反応をおこなわせる請求項2記載の
    方法。
  4. 【請求項4】  酵素として動物あるいは微生物由来の
    リパーゼを用いて、エナンシオ選択的にエステル交換反
    応を行わせる請求項1記載の方法。
  5. 【請求項5】  動物由来の酵素として豚肝臓、あるい
    はすい臓よりとったリパーゼを用いてエナンシオ選択的
    にエステル交換反応を行わせる請求項1記載の方法。
  6. 【請求項6】  微生物由来の酵素として、カンジダ、
    ムコール、シユードモナスあるいはアスペルギルスから
    のリパーゼを用い、エナンシオ選択的にエステル交換反
    応をおこなわせる請求項1記載の方法。
  7. 【請求項7】  微生物由来のリパーゼとしてカンジダ
    を用いて、エナンシオ選択的にエステル交換反応を行わ
    せる請求項6記載の方法。
  8. 【請求項8】  エナンシオ選択的にエステル交換反応
    を行わせるのに用いる酵素として、α−キモトリプシン
    を用いた場合の請求項1記載の方法。
  9. 【請求項9】  溶媒として、ヘキサン、シクロヘキサ
    ン、トルエン、ベンゼン、メチル−エチル−ケトン、エ
    チルエーテルの中より、1種類または混合物を用いて、
    酵素によりエナンシオ選択的にエステル交換反応を行わ
    せる請求項1記載の方法。
  10. 【請求項10】  少なくともエステルのエナンシオメ
    トリ比が80:20である(2R,3S)−3−(4−
    メトキシ−フェニル)−グリシド酸を適当な溶媒にて結
    晶化させ、エナンシオメトリック純度を上げる方法。
  11. 【請求項11】  結晶化のための溶媒をメタノール、
    エタノール、プロパノール、ブタノールの中より選んで
    精製を行う請求項10記載の方法。
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