JPH04213641A - 柱への梁取付け金具の接合構造 - Google Patents

柱への梁取付け金具の接合構造

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JPH04213641A
JPH04213641A JP40097390A JP40097390A JPH04213641A JP H04213641 A JPH04213641 A JP H04213641A JP 40097390 A JP40097390 A JP 40097390A JP 40097390 A JP40097390 A JP 40097390A JP H04213641 A JPH04213641 A JP H04213641A
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fitting member
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Takemi Yamada
山田 長美
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National House Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、鋼製の柱に梁取付け金
具を接合するための技術に関する発明に係るものである
【0002】
【従来の技術】従来から図10に示すように、断面ロ字
状をした鋼製の柱5の外面に水平スチフナー20を溶接
し、この水平スチフナー20に梁取付け金具21を溶接
して固着し、この梁取付け金具21にH型鋼よりなる梁
を接合していた。しかしながら、この従来例にあっては
、柱5への水平スチフナー20の溶接、水平スチフナー
20への梁取付け金具21の溶接という溶接加工が必要
で、コストが高くなり、しかも、柱5を現場に搬送する
場合、予め梁取付け金具21を外方に突出して固着した
状態であるため、輸送時の効率が悪いという問題があっ
た。
【0003】そこで、柱の外面に柱取付け金具をボルト
にて現場で取付けることが考えられる。これだと、溶接
が必要でないのでコストが安くなり、また、現場で取付
けることができて、搬送時の占有スペースが大きくなら
ないようにできるものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記した柱
取付け金具を現場でボルトにより取付けるものにあって
は、柱の一外面にボルトを螺合するため、ボルトの取付
け強度が弱いという問題がある。本発明は、上記した従
来例の問題点に鑑みて発明したものであって、その目的
とするところは、梁取付け金具を溶接でなく簡単に低コ
ストで取付けることができ、また、搬送効率が良く、更
に、取付け部分における柱の強度が強くて取付け強度が
向上する柱への梁取付け金具の接合構造を提供するにあ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の柱への梁取付け
金具の接合構造は、対向する補強板1の通孔2間にわた
るようにパイプ3を架設したはめ込み部材4をパイプ3
と柱5の孔6とを連通するように柱5内に内装すると共
に柱5内に詰め込んだコンクリート7によりはめ込み部
材4を柱5に固着し、垂直固定片8から側方に梁9を連
結するための連結片10を突設して構成した梁取付け金
具11の垂直固定片8を柱5の外面に当接すると共に垂
直固定片8から挿入したボルト12をパイプ3を挿通し
て柱5の反対側の外面でナット13で固定して成ること
を特徴とするものであって、このような構成を採用する
ことで、上記した従来例の問題点を解決して本発明の目
的を達成したものである。
【0006】
【作用】しかして、搬送に当たっては梁取付け金具11
をボルト12で取付けない状態で搬送することで、占有
スペースが小さくて搬送効率を向上させることができる
ようになった。そして、現場では、垂直固定片8から側
方に梁9を連結するための連結片10を突設して構成し
た梁取付け金具11の垂直固定片8を柱5の外面に当接
すると共に垂直固定片8から挿入したボルト12をパイ
プ3を挿通して柱5の反対側の外面でナット13で固定
することで、簡単に梁取付け金具11を取付けることが
でき、また、対向する補強板1の通孔2間にわたるよう
にパイプ3を架設したはめ込み部材4をパイプ3と柱5
の孔6とを連通するように柱5内に内装すると共に柱5
内に詰め込んだコンクリート7によりはめ込み部材4を
柱5に固着してあることで、梁取付け金具11の柱5へ
の取付け部分を強固に補強できるようになった。
【0007】
【実施例】以下本発明を添付図面に示す実施例に基づい
て詳述する。図1乃至図6に本発明の一実施例が示して
ある。はめ込み部材4は対向する補強板1の通孔2間に
わたるようにパイプ3を架設して構成してある。図4、
図5に示す実施例では前後に対向する補強板1の上部と
下部のそれぞれの両側間にパイプ3を架設して固着して
あり、同様にして左右に対向する補強板1の上部と下部
のそれぞれの両側間にパイプ3を架設して固着してあり
、左右方向の上下のパイプ3間に前後方向の上下のパイ
プ3が配置してあってはめ込み部材4が構成してある。 ここで、交差するパイプ3同士は固着しても、非固着で
もいずれでもよい。非固着の場合には左右方向の上下の
パイプ3間に前後方向の上下のパイプ3が配置してある
ことでパイプ3が上下にずれないものである。
【0008】柱5は鋼製であって、断面ロ字状をしてお
り、実施例ではSTKR41の角鋼管により構成してあ
る。この柱5内に上記のはめ込み部材4がはめ込んであ
って、パイプ3と柱5の孔6とが連通するように位置さ
せ、また、対向する補強板1が柱5内の対向する内面に
当接させる。この状態で、仮止めボルト14を柱5の孔
6から挿入し、パイプ3内を挿通して反対側の孔6から
出して仮止めナット15により螺合して仮に取付けてお
き、この状態で柱5を現場に搬送し、現場で柱5に梁取
付け金具11を取付けるものである。現場ではまず、図
2、図3のように柱5内にコンクリート7を詰め込んで
コンクリート7によりはめ込み部材4を柱5と一体化す
るものである。そして、はめ込み部材4が柱5に固着一
体化されると仮止めボルト14を取外す。この状態で、
図1のように柱5に梁取付け金具11を取付けるのであ
る。
【0009】梁取付け金具11は垂直固定片8から側方
に梁9を連結するための連結片10を突設して構成して
あり、断面横向きT字状乃至L字状をしている。しかし
て、梁取付け金具11の垂直固定片8を柱5の外面に当
接すると共に垂直固定片8から挿入したボルト12をパ
イプ3を挿通して柱5の反対側の外面でナット13で固
定して柱5に梁連結金具11を取付けるものである。こ
のようにして柱5に取付けた梁取付け金具11の水平な
連結片10に図6のようにH型鋼よりなる梁9の端部を
ボルト16、ナット17により取付けるものである。
【0010】上記実施例では、柱5を現場に搬送してか
ら現場でコンクリート7を充填するようにしているが、
あらかじめ工場で柱5にコンクリート7を充填してもよ
く、この場合には、現場に搬送する際に仮止めボルト1
4、仮止めナット15は必要ではない。なお、柱5内に
コンクリート7を充填するには柱5内の全体に充填して
もよく、あるいは、はめ込み部材4のはめ込み部分のみ
に充填してもよい。コンクリート7の充填に当たっては
柱5の端部から充填してもよく、あるいは、柱5に充填
用の孔を設けてここから充填してもよい。
【0011】図7、図8、図9には本発明の他の実施例
が示してあり、この実施例では上記した図4の実施例の
はめ込み部材の補強板1を中央部で切断して上下に分割
した実施例であり、この場合には柱5に設けた孔6の上
下位置が異なる場合に対応することができるものである
【0012】
【発明の効果】本発明は叙述のように、対向する補強板
の通孔間にわたるようにパイプを架設したはめ込み部材
をパイプと柱の孔とを連通するように柱内に内装すると
共に柱内に詰め込んだコンクリートによりはめ込み部材
を柱に固着し、垂直固定片から側方に梁を連結するため
の連結片を突設して構成した梁取付け金具の垂直固定片
を柱の外面に当接すると共に垂直固定片から挿入したボ
ルトをパイプを挿通して柱の反対側の外面でナットで固
定してあるので、溶接によることなく梁取付け金具を柱
に取付けることができてコストダウンがはかれるもので
あり、しかも、搬送に当たっては梁取付け金具を取付け
ない状態で搬送することができて、占有スペースが小さ
くて搬送効率を向上させることができ、また、対向する
補強板の通孔間にわたるようにパイプを架設したはめ込
み部材をパイプと柱の孔とを連通するように柱内に内装
すると共に柱内に詰め込んだコンクリートによりはめ込
み部材を柱に固着してあることで、梁取付け金具の柱へ
の取付け部分を強固に補強できるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の梁取付け金具を取付けた状
態の正面断面図である。
【図2】本発明の梁取付け金具を取付ける前の正面断面
図である。
【図3】本発明の梁取付け金具を取付ける前の平面断面
図である。
【図4】本発明に用いるはめ込み部材の斜視図である。
【図5】本発明に用いるはめ込み部材の正面図である。
【図6】本発明の柱に取付けた梁連結金具に梁を連結し
た状態を示す斜視図である。
【図7】本発明の他の実施例のはめ込み部材の斜視図で
ある。
【図8】本発明に用いるはめ込み部材の他の実施例の正
面図である。
【図9】本発明の他の実施例の梁の取付け状態を示す斜
視図である。
【図10】従来例の斜視図である。
【符号の説明】
1  補強板 2  通孔 3  パイプ 4  はめ込み部材 5  柱 6  孔 7  コンクリート 8  垂直固定片 9  梁 10  連結片 11  梁取付け金具 12  ボルト 13  ナット

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  対向する補強板の通孔間にわたるよう
    にパイプを架設したはめ込み部材をパイプと柱の孔とを
    連通するように柱内に内装すると共に柱内に詰め込んだ
    コンクリートによりはめ込み部材を柱に固着し、垂直固
    定片から側方に梁を連結するための連結片を突設して構
    成した梁取付け金具の垂直固定片を柱の外面に当接する
    と共に垂直固定片から挿入したボルトをパイプを挿通し
    て柱の反対側の外面でナットで固定して成ることを特徴
    とする柱への梁取付け金具の接合構造。
JP40097390A 1990-12-10 1990-12-10 柱への梁取付け金具の接合構造 Expired - Lifetime JP2741953B2 (ja)

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JPH04213641A true JPH04213641A (ja) 1992-08-04
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06257225A (ja) * 1993-03-08 1994-09-13 Kajima Corp 角形鋼管柱或いは角形鋼管コンクリート柱と梁の仕口構造
JPH0941560A (ja) * 1995-07-26 1997-02-10 Natl House Ind Co Ltd
JPH0941561A (ja) * 1995-07-26 1997-02-10 Natl House Ind Co Ltd 建築用柱

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06257225A (ja) * 1993-03-08 1994-09-13 Kajima Corp 角形鋼管柱或いは角形鋼管コンクリート柱と梁の仕口構造
JPH0941560A (ja) * 1995-07-26 1997-02-10 Natl House Ind Co Ltd
JPH0941561A (ja) * 1995-07-26 1997-02-10 Natl House Ind Co Ltd 建築用柱

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JP2741953B2 (ja) 1998-04-22

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