JPH031565Y2 - - Google Patents
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- JPH031565Y2 JPH031565Y2 JP15814584U JP15814584U JPH031565Y2 JP H031565 Y2 JPH031565 Y2 JP H031565Y2 JP 15814584 U JP15814584 U JP 15814584U JP 15814584 U JP15814584 U JP 15814584U JP H031565 Y2 JPH031565 Y2 JP H031565Y2
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- Japan
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- steel column
- column
- bolt
- steel
- metal fitting
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- Expired
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- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 claims description 40
- 239000010959 steel Substances 0.000 claims description 40
- 239000002184 metal Substances 0.000 claims description 15
- 230000037431 insertion Effects 0.000 claims description 14
- 238000003780 insertion Methods 0.000 claims description 14
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000003466 welding Methods 0.000 description 2
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 1
- 238000010276 construction Methods 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 230000003014 reinforcing effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Conveying And Assembling Of Building Elements In Situ (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この考案は、鉄骨ラーメンにおける柱梁接合装
置に関するものである。
置に関するものである。
一般に、角形断面や円形断面の閉鎖形断面の鉄
骨柱は、形状的に断面性能が優れていることから
従来より広く利用されている。
骨柱は、形状的に断面性能が優れていることから
従来より広く利用されている。
そしてこの種の閉鎖形断面形状鉄骨柱への梁の
接合は、例えば第５図および第６図に示すように
梁１であるＨ型鋼を直接鉄骨柱２へ溶接し、梁１
のフランジ部１ａに相当する鉄骨柱２内位置へ補
強用のダイヤフラム３を取付けるものが知られて
いる。
接合は、例えば第５図および第６図に示すように
梁１であるＨ型鋼を直接鉄骨柱２へ溶接し、梁１
のフランジ部１ａに相当する鉄骨柱２内位置へ補
強用のダイヤフラム３を取付けるものが知られて
いる。
しかしこの場合、閉鎖形断面の鉄骨柱２内にダ
イヤフラム３を溶接する作業が複雑になり、さら
に梁１の溶接強度が構造躯体全体の強度を決定す
る要因となる為に高度な技術が必要とされてい
た。
イヤフラム３を溶接する作業が複雑になり、さら
に梁１の溶接強度が構造躯体全体の強度を決定す
る要因となる為に高度な技術が必要とされてい
た。
この考案は、前述した事情に鑑みて創案された
もので、その目的は閉鎖型断面の鉄骨柱における
梁の接合作業が容易に行なえて、かつ梁の寸法誤
差も容易に吸収調節が行なえて強度も十分得るこ
とのできる柱梁接合装置を提供することにある。
もので、その目的は閉鎖型断面の鉄骨柱における
梁の接合作業が容易に行なえて、かつ梁の寸法誤
差も容易に吸収調節が行なえて強度も十分得るこ
とのできる柱梁接合装置を提供することにある。
この考案によれば梁の柱への接合端部にボルト
を有する接合金物を取付け、そのボルトを閉鎖型
断面の鉄骨柱内に設けられている継手金物へ螺合
して梁の鉄骨柱への接合を行なう。
を有する接合金物を取付け、そのボルトを閉鎖型
断面の鉄骨柱内に設けられている継手金物へ螺合
して梁の鉄骨柱への接合を行なう。
そして鉄骨柱内にコンクリートを打設し、接合
金物のボルトを利用してナツトの鉄骨柱への締付
けを行いプレストレスを与えて強固に梁と鉄骨柱
との接合が行なえるように構成したものである。
金物のボルトを利用してナツトの鉄骨柱への締付
けを行いプレストレスを与えて強固に梁と鉄骨柱
との接合が行なえるように構成したものである。
以下この考案を図示する実施例によつて説明す
る。
る。
柱梁接合装置４は、閉鎖型断面の鉄骨柱５内で
梁６の取付位置に設けられている継手金物７と、
ボルト挿通孔８ａを有する平板部８がボルト９の
先端部に設けられボルト９の側端にはナツト１０
が螺合している接合金物１１とから成つている。
（第１図、第２図および第３図、第４図参照） 継手金物７は、直交する２つのネジ孔７ａ，７
ａを有する球形継手で成つており、各ネジ孔７ａ
の開口部が鉄骨柱５の梁６取付面に穿設されてい
る挿通孔５ａと一致するように鉄骨柱５内に設け
られている。（第１図、第２図参照） 接合金物１１の取付部８は、平板状に形成され
ており、挿通孔８ａが複数穿設されている。（第
３図、第４図参照） このような構成からなる柱梁接合装置４による
鉄骨柱５への梁６の接合に際しては、まず梁６を
接合した時に上下フランジ位置となる場所の鉄骨
柱５に挿通孔５ａを穿設すると共に、この挿通孔
５ａとネジ孔７ａが同一線上となるように鉄骨柱
５に継手金物７を仮止めする。その後、接合金物
１１のボルト９を挿通孔５ａから挿入し、継手金
物へ螺合する。
梁６の取付位置に設けられている継手金物７と、
ボルト挿通孔８ａを有する平板部８がボルト９の
先端部に設けられボルト９の側端にはナツト１０
が螺合している接合金物１１とから成つている。
（第１図、第２図および第３図、第４図参照） 継手金物７は、直交する２つのネジ孔７ａ，７
ａを有する球形継手で成つており、各ネジ孔７ａ
の開口部が鉄骨柱５の梁６取付面に穿設されてい
る挿通孔５ａと一致するように鉄骨柱５内に設け
られている。（第１図、第２図参照） 接合金物１１の取付部８は、平板状に形成され
ており、挿通孔８ａが複数穿設されている。（第
３図、第４図参照） このような構成からなる柱梁接合装置４による
鉄骨柱５への梁６の接合に際しては、まず梁６を
接合した時に上下フランジ位置となる場所の鉄骨
柱５に挿通孔５ａを穿設すると共に、この挿通孔
５ａとネジ孔７ａが同一線上となるように鉄骨柱
５に継手金物７を仮止めする。その後、接合金物
１１のボルト９を挿通孔５ａから挿入し、継手金
物へ螺合する。
これらの接合金物１１の取付作業は、予め工場
等で行なつておき、施工現場に搬送する。
等で行なつておき、施工現場に搬送する。
次に現場で鉄骨柱５を建入れ、鉄骨柱５の内部
へコンクリート１２を充填する。そしてこのコン
クリート１２が所定強度に達したら、接合金物１
１のナツト１０を鉄骨柱５へ締付けて接合金物１
１のボルト９にプレストレスを導入する。
へコンクリート１２を充填する。そしてこのコン
クリート１２が所定強度に達したら、接合金物１
１のナツト１０を鉄骨柱５へ締付けて接合金物１
１のボルト９にプレストレスを導入する。
次に梁６をガセツトプレート１３に仮止めした
後、接合金物１１と梁６とをスプライス・プレー
ト１４を介してボルト接合する。
後、接合金物１１と梁６とをスプライス・プレー
ト１４を介してボルト接合する。
この接合作業は、スプライス・プレート１４の
挿通孔１４ａと、接合金物１１の平板部に穿設さ
れている挿通孔８ａとを、およびスプライス・プ
レート１４の挿通孔１４ａと梁６のフランジ６ａ
に穿設されている挿通孔６ｃとをそれぞれ貫通し
たボルト１５により行なわれる。
挿通孔１４ａと、接合金物１１の平板部に穿設さ
れている挿通孔８ａとを、およびスプライス・プ
レート１４の挿通孔１４ａと梁６のフランジ６ａ
に穿設されている挿通孔６ｃとをそれぞれ貫通し
たボルト１５により行なわれる。
なお接合金物１１の平板部８は、梁６のフラン
ジ６ａの表裏面に取付けた２枚のスプライス・プ
レート１４に挾持されて取付けられている。
ジ６ａの表裏面に取付けた２枚のスプライス・プ
レート１４に挾持されて取付けられている。
このようにして梁６の鉄骨柱５への接合作業が
完了する。（以上第１図、第２図参照） なお接合金物１１、継手金物７の形状および構
成は、閉鎖形断面の鉄骨柱へボルトを挿入して鉄
骨柱内の継手金物へ螺合することで梁を接合する
ことができると共に、鉄骨柱内にコンクリートを
充填した後ボルトへプレストレスを与えることが
できる形状および構成ならば、この実施例のもの
に限らずどのような形状、構成でもよい。〔考案
の効果〕 この考案は、以上のような構成からなり、次に
述べる効果を有する。
完了する。（以上第１図、第２図参照） なお接合金物１１、継手金物７の形状および構
成は、閉鎖形断面の鉄骨柱へボルトを挿入して鉄
骨柱内の継手金物へ螺合することで梁を接合する
ことができると共に、鉄骨柱内にコンクリートを
充填した後ボルトへプレストレスを与えることが
できる形状および構成ならば、この実施例のもの
に限らずどのような形状、構成でもよい。〔考案
の効果〕 この考案は、以上のような構成からなり、次に
述べる効果を有する。
閉鎖形断面の鉄骨柱内に設けた継手金物へボ
ルトを螺合し固定した接合金物に、梁を取付け
るだけの簡単な作業で閉鎖形断面の柱と梁の接
合を容易にに行なうことができる。
ルトを螺合し固定した接合金物に、梁を取付け
るだけの簡単な作業で閉鎖形断面の柱と梁の接
合を容易にに行なうことができる。
また接合金物のボルトの継手金物への螺合量
を変えることにより、接合金物の取付部の鉄骨
柱からの突出量を変えることができ、梁の寸法
誤差を容易に吸収調節することが可能となる。
を変えることにより、接合金物の取付部の鉄骨
柱からの突出量を変えることができ、梁の寸法
誤差を容易に吸収調節することが可能となる。
閉鎖形断面の鉄骨柱内にコンクリートを充填
すると共に、接合金物のナツトを鉄骨柱へ締付
けることで、鉄骨柱の曲げ変形を抱束でき、か
つ接合金物のボルトにプレストレスを導入する
ことができる。
すると共に、接合金物のナツトを鉄骨柱へ締付
けることで、鉄骨柱の曲げ変形を抱束でき、か
つ接合金物のボルトにプレストレスを導入する
ことができる。
そのためで述べたように簡単な構造で強固
な柱梁接合部とすることができる。
な柱梁接合部とすることができる。
第１図および第２図はこの考案の柱梁接合装置
による柱梁接合状態を示す横および縦断面図、第
３図および第４図は接合金物を示す平面図および
正面図、第５図および第６図は従来の柱梁接合状
態を示す横および縦断面図である。 １……梁、１ａ……ウエブ部、２……鉄骨柱、
３……ダイヤフラム、４……柱梁接合装置、５…
…鉄骨柱、５ａ……挿通孔、６……梁、６ａ……
フランジ、７……縦手金物、７ａ……ネジ孔、８
……取付部、８ａ……挿通孔、９……ボルト、１
０……ナツト、１１……接合金物、１２……コン
クリート、１３……ガセツトプレート、１４……
スプライス・プレート、１４ａ……挿通孔、１５
……ボルト。
による柱梁接合状態を示す横および縦断面図、第
３図および第４図は接合金物を示す平面図および
正面図、第５図および第６図は従来の柱梁接合状
態を示す横および縦断面図である。 １……梁、１ａ……ウエブ部、２……鉄骨柱、
３……ダイヤフラム、４……柱梁接合装置、５…
…鉄骨柱、５ａ……挿通孔、６……梁、６ａ……
フランジ、７……縦手金物、７ａ……ネジ孔、８
……取付部、８ａ……挿通孔、９……ボルト、１
０……ナツト、１１……接合金物、１２……コン
クリート、１３……ガセツトプレート、１４……
スプライス・プレート、１４ａ……挿通孔、１５
……ボルト。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 梁の取付位置である閉鎖型断面の鉄骨柱内に設
けられている継手金物と、 ボルト挿通孔を有する平板部がボルトの先端部
に設けられボルトの取付部側端にはナツトが螺合
している接合金物とからなり、 前記接合金物の平板部を梁のフランジ部に取付
け、かつボルトを前記鉄骨柱内へ挿通して前記継
手金物に螺合すると共に、 前記鉄骨柱内にコンクリートを打設し、かつ前
記接合金物のナツトを鉄骨柱へ締付けブレストレ
スを与えて前記梁と鉄骨柱との接合が行なえるよ
うに構成されていることを特徴とする閉鎖型断面
の鉄骨柱における柱梁接合装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15814584U JPH031565Y2 (ja) | 1984-10-19 | 1984-10-19 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15814584U JPH031565Y2 (ja) | 1984-10-19 | 1984-10-19 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6173744U JPS6173744U (ja) | 1986-05-19 |
| JPH031565Y2 true JPH031565Y2 (ja) | 1991-01-17 |
Family
ID=30716128
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15814584U Expired JPH031565Y2 (ja) | 1984-10-19 | 1984-10-19 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH031565Y2 (ja) |
-
1984
- 1984-10-19 JP JP15814584U patent/JPH031565Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6173744U (ja) | 1986-05-19 |
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