JPH0453362Y2 - - Google Patents

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JPH0453362Y2
JPH0453362Y2 JP7765486U JP7765486U JPH0453362Y2 JP H0453362 Y2 JPH0453362 Y2 JP H0453362Y2 JP 7765486 U JP7765486 U JP 7765486U JP 7765486 U JP7765486 U JP 7765486U JP H0453362 Y2 JPH0453362 Y2 JP H0453362Y2
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diagonal
bolts
beams
screw holes
diagonal beams
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JP7765486U
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、鉄骨の組み立て作業に使用される
斜め梁の接合部構造に関する。
〔従来の技術および問題点〕
従来、柱材にH形鋼等からなる2本の斜め梁を
連続的に接合するには、斜め梁の長手方向端面に
端板を設け、この端面と柱材にねじ孔を設けて、
そのねじ孔を貫通するボルトとナツトで締結する
のが一般的である。
しかし、この場合第4図に示すように柱の相対
する側面に固定される2本の斜め梁の軸心を合わ
せて同一直線上にあるようにすると、ねじ孔の位
置が大きくずれてしまい、作業が面倒であり、組
み立て時にボルトの取付け位置をまちがえやすい
という問題がある。
そこで作業性を優先して、第5図に示すように
柱の相対する側面に接合される2本の斜め梁の相
対するねじ孔のボルト中心線位置を同一線上とす
ると、双方の斜め梁の軸心がずれて屋根材等の仕
上に段差が生じるという不都合がある。
さらに前述した接合であると、斜め梁にH形鋼
を使用した場合、下り方向の梁の端板上側のボル
トと、上り方向の梁の端板下側のボルトを取付け
る際に梁のフランジがじやまで作業がしにくいと
いう問題がある(第4図、第5図の破線参照)。
この考案は以上の問題点を一掃すべく案出され
たもので、柱の相対する側面に接合される2本の
斜め梁の軸心をずらすことなく、柱材両側に相対
するねじ孔のボルト中心線位置を同一線上とする
ことにより、現場での組み立て作業を容易かつ確
実とした斜め梁の接合部構造を提供することを目
的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
この考案にかかる斜め梁の接合部構造は、2本
の斜め梁の長手方向端面に端板を設け、その端板
を貫通するボルトにて相対する柱材側面に連続的
に固定してなる接合部であつて、斜め梁下り端部
の端板は梁端面より下方に延出し、上り端部の端
板は梁端面より上方に延出して取付け、前記2本
の斜め梁の軸心は同一直線上にあり、相対する柱
材両側のボルト中心線を同一直線上としてあるこ
とを特徴とする。
〔実施例〕
以下、この考案を図面に示す実施例に基いて説
明する。
H形鋼からなる2本の斜め梁1の長手方向端面
には厚肉の端板2,3が溶接等により固定されて
おり、斜め梁1下り端部の端板2は梁端面より下
方に延出し、上り端部の端板3は梁端面より上方
に延出している。両端板2,3には、ねじ孔4が
穿設されている。このねじ孔4は端板の突出側に
ずらして、梁1のフランジとボルト8とが干渉し
ないようになつている。
また、角柱等からなる柱材5と梁1との連結部
分には、厚肉の接合金物6が溶接等により固定さ
れており、柱材側面の相対する双方の接合金物
6,6にはボルト中心線位置を同一線上としてタ
ツプネジ7が切られている。また前記2本の斜め
梁1の軸心は同一直線上にある。
そして各接合金物6,6には2本の梁1の端板
2,3がワツシヤーを介して、端板2,3を貫通
する高張力ボルト8により柱の相対する側面に連
続的に接合されている。
このように、柱材5双方の接合金物6,6のボ
ルト中心線位置は同一線上としており、端板2,
3を設けた斜め梁1は第3図に示すように上下反
転して使用できるので、柱材5、斜め梁1は互換
性を有し、作業性がきわめて良好である。
なお、以上の実施例では厚肉の接合金物6を使
用しているが、接合金物6を使用せず柱材5のボ
ルト取付部にナツトを直接溶着してもよい。
〔考案の効果〕
この考案によれば、斜め梁が連続的に取付く柱
材においては梁下り端部の端板は下方に延出し、
梁上り端部の端板は上方に延出しているので連続
的に取付く2本の斜め梁の軸心は同一直線上にあ
り、双方のねじ孔のボルト中心線位置を同一線上
とすることができるので屋根材等の仕上に段差を
生ずることがなく、現場での組み立て作業を容易
かつ確実に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の斜め梁の接合装置を採用し
た鉄骨建屋の正面図、第2図は第1図のA部拡大
図、第3図は斜め梁の正面図、第4図、第5図は
従来例を示す柱材まわりの拡大図である。 1……斜め梁、2,3……端板、4……ねじ
孔、5……柱材、6……接合金物、7……タツプ
ネジ、8……高張力ボルト。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 2本の斜め梁の長手方向端面に端板を設け、そ
    の端板を貫通するボルトにて相対する柱材側面に
    連続的に固定してなる斜め梁の接合部であつて、
    斜め梁下り端部の端板は梁端面より下方に延出す
    るとともに梁成内及び延出部にねじ穴を設け、斜
    め梁上り端部の端板は梁端面より上方に延出する
    とともに梁成内及び延出部にねじ穴を設けて取付
    け、下記2本の斜め梁の軸心を同一直線上にし、
    且つ相対する柱材両側のボルト中心線を同一直線
    上としてボルトにて固定してあることを特徴とす
    る斜め梁の接合部構造。
JP7765486U 1986-05-23 1986-05-23 Expired JPH0453362Y2 (ja)

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JP7765486U JPH0453362Y2 (ja) 1986-05-23 1986-05-23

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Publication Number Publication Date
JPS62189402U JPS62189402U (ja) 1987-12-02
JPH0453362Y2 true JPH0453362Y2 (ja) 1992-12-15

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JPS62189402U (ja) 1987-12-02

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