JPS628244Y2 - - Google Patents

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JPS628244Y2
JPS628244Y2 JP5574581U JP5574581U JPS628244Y2 JP S628244 Y2 JPS628244 Y2 JP S628244Y2 JP 5574581 U JP5574581 U JP 5574581U JP 5574581 U JP5574581 U JP 5574581U JP S628244 Y2 JPS628244 Y2 JP S628244Y2
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bolt
plate
holes
horizontal plate
column
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JP5574581U
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、木造建築において梁材を柱材あるい
は桁材に取り付ける梁取付装置に関する。
降雪量の多い地方では、屋根をいわゆる無落雪
構造にする木造建築が近年増加している。
無落雪構造の屋根は、一般の勾配屋根に比べ積
雪荷重に対する強度をより強くしなければならな
い。
従来、無落雪構造の屋根においては、その梁材
としていわゆる溝型鋼がよく用いられている。
しかし、従来においては、溝型鋼(梁材)を角
材(木材)製の柱材に直接にボルト止めしている
もので、その取り付け強度が弱いとともに、溝型
鋼の取り付けを木造部分(柱、桁など)の組み合
せと併行して行わなければならず、作業性が悪い
という欠点がある。
本考案は、梁材として、溝型鋼よりも強度の強
いいわゆる型鋼を用い、それを梁取付金具を介
して角材製の柱材あるいは桁材にしつかりと取り
付けることができるとともに、その取り付けを、
上記柱材及び桁材を組み合せたのちであつても行
うことができるようにしたものである。
以下には本考案を第1,2図に示す実施例につ
いて詳細に説明する。
本梁取付装置は、角材(木材)製の下側の柱材
1と同じく角材製の桁材2とを直交する関係にし
てT字状に接合したその接合部に、梁取付金具3
を止着し、この梁取付金具3を介していわゆる軽
量型鋼(軽量H型鋼ともいう)製の梁材4を上
記接合部に取り付ける構造で、第1,2図は、該
接合部の前後両側に同じように梁材4,4を同時
に取り付ける状態を示している。なお、図中符号
1′は、桁材2と直交する関係にして逆T字状に
接合した同じく角材製の上側の柱材である。
梁取付金具3は、横長の垂直な横板5の上辺の
左右両端部に、水平な左右の上板6,6を一体に
突設(折曲形成)するとともに、その横板5の下
辺の中央に縦長の垂直な縦板7を一体に垂設し、
これら横板5及び縦板7の中央部であつて上板
6,6の突出側とは反対側の面に縦長の垂直な接
合板8を直角に熔着突設し、しかも横板5の左右
両端部及び縦板7の下端部にボルト貫通孔9,
9,10をそれぞれ設けるとともに、接合板8に
上下2個のボルト貫通孔11,11を設けたもの
である。
他方、梁材4のウエブ12の先端部には、上記
接合板8のボルト貫通孔11,11と一致する上
下のボルト貫通孔13,13を設けてある。
しかして、桁材2に左右2個のボルト貫通孔1
4,14を、また柱材1に1個のボルト貫通孔1
5をドリル等によつて突設したのち、柱材1と桁
材2との接合部の前後両側に梁取付金具3,3を
次のようにして同時に止着する。
すなわち、前側の梁取付金具3の横板5を桁材
2の前側面に、まさ縦板7を柱材1の前側面に、
さらに左右の上板6,6を桁材2の上面にそれぞ
れ当接させて、横板5の左右のボルト貫通孔9,
9をを桁材2に穿設のボルト貫通孔14,14
に、また縦板7のボルト貫通孔10を柱材1に穿
設のボルト貫通孔15にそれぞれ一致させるとと
もに、後側の梁取付金具3の横板5を桁材2の後
側面に、また縦板7を柱材の後側面に、さらに左
右の上板6,6を桁材2の上面にそれぞれ当接さ
せて、上記と同様に横板5の左右のボルト貫通孔
9,9を桁材2のボルト貫通孔14,14に、ま
た縦板7のボルト貫通孔10を柱材1のボルト貫
通孔15にそれぞれ一致させ、これら一致させた
3組のボルト貫通孔にボルト16……を貫通させ
てナツト17……で緊締するものである。
しかるのち、前後の梁取付金具3,3のそれぞ
れに対し、その接合板8に梁材4のウエブ12の
先端部を当接させ、それらの一致したボルト貫通
孔11,11、13,13にボルト18,18を
それぞれ貫通させてナツト19,19で緊締する
ことにより、前後の梁材4,4を前後の梁取付金
具3,3にそれぞれ接合するものである(第2図
参照)。
かくして、前後の梁材4,4は、それぞれ前後
の梁取付金具3,3を介して柱材1と桁材2との
接合部にしつかりと取り付けられ、またその接合
部は、梁取付金具3,3によつて互いの接合状態
を補強されるものである。
なお、梁取付金具3としては、第3図に示すよ
うに、横板5と縦板7とを別体にして前者の前面
に後者を熔着するとともに、縦板7の下端部に、
ボルト貫通孔20を有する左右の挾持板21,2
1を熔着突設したものであつてもよいものであ
る。同図中符号22は裏当て座金である。
以上述べたところから明らかなとおり、本考案
梁取付装置によれば、型鋼製の梁材を、梁取付
金具を介し角材製の柱材と桁材との接合部にしつ
かりと取り付けることができるとともに、その取
り付けを柱材と桁材とを接合したのちであつても
行うことができ、また上記梁取付金具によつて上
記接合部の交差接合状態を補強できるものであ
る。
【図面の簡単な説明】
図面第1,2図は本考案の一実施例を示すもの
で、第1図は分解斜視図、第2図は取り付け状態
の側面図、第3図は他の実施例を示す斜視図であ
る。 5……横板、6……上板、7……縦板、8……
接合板、9,10,11,13,14,15……
ボルト貫通孔、3……梁取付金具、12……ウエ
ブ、4……梁材、1……柱材、2……桁材、1
6,18……ボルト、17,19……ナツト。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 横長の垂直な横板5の上辺の左右両端部に、水
    平な左右の上板6,6を一体に突設するととも
    に、その横板5の中央下側に縦長の垂直な縦板7
    を垂設し、この縦板7の中央部であつて上記左右
    の上板6,6の突出側とは反対側の面に垂直な接
    合板8を直角に突設し、しかも上記横板5、縦板
    7及び接合板8に、それぞれボルト貫通孔9,1
    0,11を設けてなる梁取付金具3と、型鋼製
    でそのウエブ12の先端部にボルト貫通孔13を
    設けた梁材4と、直交する関係にして接合した角
    材製の柱材1及び桁材2とからなり、梁取付金具
    3の横板5を桁材2の側面に、また左右の上板
    6,6を桁材2の上面に、さらに縦板7を柱材1
    の側面にそれぞれ当接させ、横板5のボルト貫通
    孔9及びこれに一致する桁材2のボルト貫通孔1
    4にボルト16を貫通させてナツト17で緊締す
    るとともに、同じく縦板7のボルト貫通孔10及
    びこれに一致する柱材1のボルト貫通孔15にボ
    ルト16を貫通させてナツト17で緊締すること
    により、梁取付金具3の柱材1と桁材2の接合部
    に止着し、またこの梁取付金具3の接合板8に梁
    材4のウエブ12の先端部を当接させそれらの一
    致したボルト貫通孔11,13にボルト18を貫
    通させてナツト19で緊締することにより、梁材
    4を梁取付金具3に接合してなることを特徴とす
    る木造建築の梁取付装置。
JP5574581U 1981-04-20 1981-04-20 Expired JPS628244Y2 (ja)

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JPS57168602U JPS57168602U (ja) 1982-10-23
JPS628244Y2 true JPS628244Y2 (ja) 1987-02-26

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JPS57168602U (ja) 1982-10-23

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