JP2560479B2 - 可動間仕切壁 - Google Patents

可動間仕切壁

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JP2560479B2
JP2560479B2 JP1170984A JP17098489A JP2560479B2 JP 2560479 B2 JP2560479 B2 JP 2560479B2 JP 1170984 A JP1170984 A JP 1170984A JP 17098489 A JP17098489 A JP 17098489A JP 2560479 B2 JP2560479 B2 JP 2560479B2
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勝章 立石
久鑑 松里
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Kokuyo Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、上端を開放した状態で床上に設置される可
動壁であって、ローパーティション等と称されてオフィ
ス等の簡易間仕切りに使用される可動間仕切壁に関する
ものである。
[従来の技術] 従来、この種の可動間仕切壁として、例えば、先に出
願した特開昭63−226432号公報に示されるように、角柱
パイプ状の柱と、接合面に前記柱の片半部に係合可能な
凹陥溝を有してなるパネルとを具備してなり、複数枚の
パネルを前記柱を介して順次接合することができるよう
にしたものが知られている。具体的には、各柱の左右の
接合面に係合孔を設けておくとともに、前記パネルの凹
陥溝の底部に係合爪を設けておき、その係合爪を前記係
合孔に係合させて前記各パネルを前記柱に接合させるよ
うにしている。前記各柱の前、後面中央部には、フック
孔を上下に間隔をあけて穿設してあり、これらのフック
孔を隣接するパネル間に形成される目地を介して外部に
表出させている。そして、これらのフック孔に、棚板や
デスク天板等を掛止させることができるようになってい
る。
[発明が解決しようとする課題] ところで、このような構成のもので、パネル同士を屈
曲させて配置(以下、「2ウエイ配置」と略称する)し
たり、三方に分岐させて配置(以下、「3ウエイ配置」
と略称する)したり、或いは、四方に分岐させて配置
(以下、「4ウエイ配置」と略称する)する場合には、
交差部分に集合する各柱を、板状のブラケット等により
所定の間隔をあけて接続するようにしている。そして、
その部分を、合成樹脂等により作られたカバーにより隠
蔽するようにしている。そのため、交差部分に集合する
柱同士を正確に位置決めして接続するのが難しく、ま
た、その接合強度を高めるのが困難である。したがっ
て、寸法誤差によりその交差接合部分のフック孔を使用
しずらくなったり、その交差部分の強度不足により、壁
全体の剛性が低下し易いという問題がある。
本発明は、このような課題を解決することを目的とし
ている。
[課題を解決するための手段] 本発明は、以上のような目的を達成するために、次の
ような構成を採用したものである。
すなわち、本発明に係る可動間仕切壁は、複数本の柱
と、これら各柱の一方の片半部に係合する複数本の凹陥
溝を外面に有してなるパイプ状の中継部材と、接合面に
柱の他方の片半部に係合する凹陥溝を有してなる複数枚
のパネルと、各柱と前記中継部材とを結合させる中継部
材接合手段と、前記各パネルを対応する各柱に結合させ
るパネル接合手段とを具備してなり、前記中継部材の凹
陥溝の底壁近傍部を開口縁近傍部よりも幅狭にし、その
底壁近傍部に柱を密に嵌合させ得るように構成したこと
を特徴とする。
簡単な構成により柱と中継部材とを確実に接続するに
は、中継部材接合手段を、前記中継部材の厚肉部に設け
たねじ孔と、前記柱を貫通させてそのねじ孔に螺合させ
たボルトとを具備してなるものにするのがよい。
簡単な構成によりパネルを柱に確実に接合させるに
は、パネル接合手段を、柱に設けた係合孔と、パネルに
設けた下方に屈曲する係合爪とを具備してなるものにす
るのがよい。
柱とパネルとの結合を特に強化したい場合には、パネ
ルの上端面に緊締具を止着するとともに、前記柱の上端
近傍部にナットを設けておき、前記緊締を貫通して前記
ナットに螺着したボルトにより前記柱を相対的に緊締具
方向に引寄せるようにするのが好ましい。その際、中継
部材を介して隣接する柱及びパネルが同一の背丈を有し
ている場合には、それらのパネルを共通の緊締具を用い
て対応する柱に緊締すればよい。一方、中継部材を介し
て隣接する柱及びパネルが相互に異なった背丈を有して
いる場合には、各パネルを各別な緊締具を用いて対応す
る柱に緊締すればよい。
中継部材の具体的な態様としては、90゜向きの異なる
4面に凹陥溝をそれぞれ設けてなるもの、90゜向きの異
なる3面に凹陥溝をそれぞれ設けてなるもの、90゜向き
の異なる2面に凹陥溝をそれぞれ設けてなるもの、180
゜向きの異なる2面に凹陥溝をそれぞれ設けてなるも
の、120゜向きの異なる3面に凹陥溝をそれぞれ設けて
なるもの、或いは、120゜向きの異なる2面に凹陥溝を
それぞれ設けてなるもの等がある。
中継部材を特に軽量で剛性のあるものにするには、該
中継部材をアルミニュームの押出材により構成するのが
好ましい。
パネルの具体的な接合態様としては、次のようなもの
が挙げられる。
同一背丈の4枚のパネルを接合する場合には、90゜向
きの異なる4面に凹陥溝をそれぞれ設けてなる中継部材
を用いる。
背の高い3枚のパネルと背の低い1枚のパネルとに適
用する場合には、これらのパネルを90゜向きの異なる4
面に凹陥溝をそれぞれ設けてなる中継部材を介して接合
するとともに、前記背の高い3枚のパネルの接合面上部
同士を90゜向きの異なる3面に凹陥溝をそれぞれ設けて
なる中継部材を介して接合する。
背の高い直交する2枚のパネルと、背の低い直交する
2枚のパネルとに適用する場合には、これらのパネルを
90゜向きの異なる4面に凹陥溝をそれぞれ設けてなる中
継部材を介して接合するとともに、前記背の高い2枚の
パネルの接合面上部同士を90゜向きの異なる2面に凹陥
溝をそれぞれ設けてなる中継部材を介して接合する。
面一に突合すべき2枚の背の高いパネルと、面一に突
合すべき2枚の背の低いパネルとに適用する場合には、
これらのパネルを90゜向きの異なる4面に凹陥溝をそれ
ぞれ設けてなる中継部材を介して接合するとともに、前
記背の高い2枚のパネルの接合面上部同士を90゜向きの
異なる2面に凹陥溝をそれぞれ設けてなる中継部材を介
して接合する。
1枚の背の高いパネルと、相互に直交する3枚の背の
低いパネルとに適用する場合には、これらのパネルを90
゜向きの異なる4面に凹陥溝をそれぞれ設けてなる中継
部材を介して接合するとともに、前記背の高いパネルの
接合面上部に1面に凹陥溝を有してなるパイプ状の端縁
部材を装着しておく。
相互に直交する同一背丈の3枚のパネルに適用する場
合には、これらのパネルを90゜向きの異なる3面に凹陥
溝をそれぞれ設けてなる中継部材を介して接合する。
背の高い直交する2枚のパネルと、1枚の背の低いパ
ネルとに適用する場合には、これらのパネルを90゜向き
の異なる3面に凹陥溝をそれぞれ設けてなる中継部材を
介して接合するとともに、前記背の高い2枚のパネルの
接合面上部同士を90゜向きの異なる2面に凹陥溝をそれ
ぞれ設けてなる中継部材を介して接合する。
面一に突合すべき2枚の背の高いパネルと、1枚の背
の低いパネルとに適用する場合には、これらのパネルを
90゜向きの異なる3面に凹陥溝をそれぞれ設けてなる中
継部材を介して接合するとともに、前記背の高い2枚の
パネルの接合面上部同士を90゜向きの異なる2面に凹陥
溝をそれぞれ設けてなる中継部材を介して接合する。
1枚の背の高いパネルと、相互に突合すべき2枚の背
の低いパネルとに適用する場合には、それらのパネルを
90゜向きの異なる3面に凹陥溝をそれぞれ設けてなる中
継部材を介して接合するとともに、前記背の高いパネル
の接合面上部に、1面に凹陥溝を有してなるパイプ状の
端縁部材を装着しておく。
1枚の背の高いパネルと、相互に直交する2枚の背の
低いパネルとに適用する場合には、それらのパネルを90
゜向きの異なる3面に凹陥溝をそれぞれ設けてなる中継
部材を介して接合するとともに、前記背の高いパネルの
接合面上部に、1面に凹陥溝を有してなるパイプ状の端
縁部材を装着しておく。
等角間隔で3ウエイ配置された同一背丈の3枚のパネ
ルに適用する場合には、これらのパネルを120゜向きの
異なる3面に凹陥溝をそれぞれ設けてなる中継部材を介
して接合する。
120゜の角度をなして突合すべき2枚の背の高いパネ
ルと、1枚の背の低いパネルとに適用する場合には、こ
れらのパネルを120゜向きの異なる3面に凹陥溝をそれ
ぞれ設けてなる中継部材を介して接合するとともに、前
記背の高い2枚のパネルの接合面上部同士を120゜向き
の異なる2面に凹陥溝をそれぞれ設けてなる中継部材を
介して接合する。
1枚の背の高いパネルと、120゜の角度をなして突合
すべき2枚の背の低いパネルとに適用する場合には、こ
れらのパネルを、120゜向きの異なる3面に凹陥溝をそ
れぞれ設けてなる中継部材を介して接合するとともに、
前記背の高いパネルの接合面上部に、1面に凹陥溝を有
してなるパイプ状の端縁部材を装着しておく。
直角をなして2ウエイ配置された同一背丈の2枚のパ
ネルに適用する場合には、これらのパネルを90゜向きの
異なる2面に凹陥溝をそれぞれ設けてなる中継部材を介
して接合する。
直角をなして2ウエイ配置された背の高いパネルと、
背の低いパネルとに適用する場合には、これらのパネル
を90゜向きの異なる2面に凹陥溝をそれぞれ設けてなる
中継部材を介して接合するとともに、前記背の高いパネ
ルの接合面上部に、1面に凹陥溝を有してなるパイプ状
の端縁部材を装着しておく。
120゜の角度をなして2ウエイ配置された同一背丈の
2枚のパネルに適用する場合には、これらのパネルを12
0゜向きの異なる2面に凹陥溝をそれぞれ設けてなる中
継部材を介して接合しておく。
120゜の角度をなして2ウエイ配置された背の高いパ
ネルと、背の低いパネルとに適用する場合には、これら
のパネルを120゜向きの異なる2面に凹陥溝をそれぞれ
設けてなる中継部材を介して接合するとともに、前記背
の高いパネルの接合面上部に、1面に凹陥溝を有してな
るパイプ状の端縁部材を装着しておく。
面一に突合すべき背の高いパネルと、背の低いパネル
とに適用する場合には、これらのパネルを、180゜向き
の異なる2面に凹陥溝をそれぞれ設けてなる中継部材を
介して接合するとともに、前記背の高いパネルの接合面
上部に、1面に凹陥溝を有してなるパイプ状の端縁部材
を装着する。
[作用] このような構成のものであれば、1箇所に集合する複
数枚のパネルにそれぞれ接合された複数の柱が、共通の
中継部材の各凹陥溝に係合され保持される。そのため、
各柱同士の位置決めを正確に行うことができ、また、そ
の位置決め状態を長期に亘って維持することが容易にな
る。しかも、前記中継部材はパイプ状のものであるた
め、曲げや捩じりに対して高い強度を発揮させることが
可能である。そのため、1箇所に集合する複数枚のパネ
ルを該中継部材を介して強固に結合することができ、壁
全体を剛性の高いものにすることが可能となる。なお、
中継部材は、以上のようにパネル同士を強固に位置決め
することが可能ではあるが、この中継部材を介して接続
された2枚のパネル同士の交差角度が、外力等により微
妙に設計値からずれた場合には、てこの原理により中継
部材の凹陥溝に嵌合させた柱に大きな回転力が作用す
る。この場合、仮に、中継部材の凹陥溝が開口端から底
壁近傍部まで同幅でありその凹陥溝全体にパネルに接続
された柱が密着嵌合するようにしてあると、柱に強力な
回転力が作用した際に凹陥溝が強制的に押し広げられ
る。その結果、隣接する凹陥溝の開口幅が強制的に狭め
られて柱を嵌合させることが不可能になったり、柱を取
り外すことが困難になるという不具合を招き易い。これ
に対して、本発明の構成によれば、パネルの配設角度の
ずれにより中継部材の凹陥溝に嵌合させてある柱が強力
に捩じられることがあっても、その捩じれは凹陥溝の底
壁近傍部の弾性変形により吸収される度合いが高くな
り、隣の凹陥溝の開口幅に変動を及ぼし難くなる。すな
わち、本発明によれば、凹陥溝に装着した柱は、該凹陥
溝の底壁近傍部に密に嵌合して正確に位置決めされるに
も拘らず、該柱と凹陥溝の開口縁近傍部との間には隙間
が形成されることになるので、柱が捩じられることがあ
っても凹陥溝の開口幅が変動するのを有効に抑制するこ
とができ、他の凹陥溝に対する柱の装脱に悪影響を及ぼ
すのを効果的に防止することができる。
また、本発明のように凹陥溝の開口縁近傍部を、柱が
密接嵌合する底壁近傍部よりも幅広にしておけば、大き
な力が作用していない通常時における柱の装着作業も円
滑に行うことができる。
また、高さ違いのパネルを接合する場合に、前述のよ
うに種類の異なった中継部材を用いるようにすれば、例
えば、中継部材を背の高いパネルの背丈に合わせてお
き、低いパネル側の柱を係合させる凹陥溝の上部に目隠
し用のカバーを蓋着するような場合に比べて、端部処理
部分における形状設計の自由度を高めることができ、そ
の部分の外観を向上させることが容易になる。
[実施例] 以下、本発明の一実施例を第1図〜第11図を参照して
説明する。
この実施例は、第1図及び第2図に示すように、4ウ
エイ配置を行う場合のもので、4本の柱1と、これら各
柱1の一方の片半部に係合する4本の凹陥溝21を外面に
有してなる中継部材2と、接合面3aに柱1の他方の片半
部に係合する凹陥溝32aを有してなる複数枚のパネル3
と、各柱1と前記中継部材2とを結合させる中継部材結
合手段4と、前記各パネル3を対応する各柱1に結合さ
せるパネル結合手段5とを具備してなる。
柱1は、第3図及び第4図に示すように、下端にアジ
ャスタ11を有した角形パイプ状のもので、その左右の接
合面1a、1bに複数対の係合孔12を上下に所定の間隔をあ
けて穿設してある。対をなす係合孔12は、第3図及び第
9図に示すように、下端側を若干幅狭に形成した上下に
伸びるスリット状のもので、内側縁12a同士を平行に揃
えて穿設されている。
中継部材2は、90゜向きの異なる4面に凹陥溝21をそ
れぞれ設けてなるパイプ状のものである。具体的には、
90゜向きの異なる4枚の外壁22と、90゜向きの異なる4
枚の内壁23と、これら内壁23と外壁22とを接続する中間
壁24とを具備してなるもので、前記4枚の内壁23によっ
て、パイプ構造を構成している。前記各凹陥溝21は、外
壁22の開口縁に設けた折曲壁22aと、前記中間壁24から
突設した突設壁24aと、該凹陥溝21の底壁に相当する内
壁23とによって構成されており、前記各内壁23の中央部
には内面側へ突出する厚肉部23aが形成してある。そし
て、底壁近傍部をなす突出壁24aの形成部分を、開口縁
近傍部をなす折曲壁22aの形成部分よりも幅狭にし、そ
の突出壁24a間に柱1を密に嵌合させ得るように構成し
てある。これらの外壁22、内壁23、中間壁24、折曲壁22
a及び突出壁24aは、アルミニュームを材料として押出成
形により一体に作られている。この中継部材2と、該中
継部材2の各凹陥溝21に片半部を嵌合させた4本の柱1
とは、前記中継部材接合手段4によりそれぞれ結合して
ある。中継部材接合手段4は、第6図に示すように、前
記中継部材2の厚肉部23aに設けたねじ孔41と、前記柱
1を貫通させてそのねじ孔41に螺合させたボルト42とを
具備してなるもので、上下に間隔をあけて複数組設けて
ある。
パネル3は、第1図、第2図、第7図及び第8図に示
すように、アルミニューム押出材製の上枠材31、側枠材
32及び下枠材33を枠形に接合し、その両面に薄鉄板製の
面板34をエポキシ系接着剤等を用いて貼着したもので、
その内部には芯材35が収容してある。左右の側枠材32
は、パネル3の接合面3aとなる外面に前記柱1の片半部
を包持可能な凹陥溝32aを有した角形パイプ状のもの
で、その凹陥溝32aの底面中央には、該凹陥溝32aよりも
幅の狭い内溝32bが形成してあり、その内溝32b内の前記
各係合孔12に対応する部位に係合爪6を固設している。
係合爪6は、第2図及び第8図に示すように、前記内溝
32bの底面に止着された基板61と、この基板61の両側縁
から外方に延出させた対をなす爪本体62とを具備してな
るもので、前記爪本体62は下方に屈曲する逆L字形をな
している。しかして、前記パネル結合手段5は、前記係
合孔12と、前記係合爪6とから構成されている。
この実施例のパネル3は同一背丈のものであるため、
共通の緊締具7を用いて、前記各柱1に緊結させてあ
る。具体的に説明すれば、中継部材2及び柱1を介して
隣接するパネル3の上端面3c間に緊締具7を橋架し、こ
の緊締具7の各端部7aをボルト8を用いて対応するパネ
ル3の上枠材31に止着するとともに、その緊締具7の中
央近傍部に貫通させた各ボルト9を前記各柱1の上端近
傍部に保持させたナット10に螺合させ締付けることによ
って、前記各柱1を相対的に前記緊締具7方向に引き寄
せるようにしている。
緊締具7は、第7図〜第11図に示すように、平面視十
字形のもので、各端部の横断面はU字形をなしており、
その各端部7aの両側壁下半分を下方に向かって漸次接近
する方向に傾斜させてテーパ部71を形成している。一
方、前記パネル3の上枠材31の上面には、横断面台形状
の凹溝36を形成しており、その凹溝36の内側面を上方に
拡開するテーパ面37となしている。そして、前記緊締具
7を前記パネル3の上端面3c間に橋架させることによ
り、そのテーパ部71を前記凹溝36に係合させている。
なお、各パネル3の反中継部材2側の接合面3aには、
従来通り、柱1を介して他のパネル3が接合させてあ
る。また、各パネル3、柱1及び中継部材2の上端は、
合成樹脂製のカバー91により隠蔽するようにしている。
このような構成のものであれば、1箇所に集合する4
枚のパネル3にそれぞれ接合させた4本の柱1が、共通
の中継部材2の各凹陥溝21に係合され、ボルト42により
固定される。そのため、各柱1同士の位置決めを正確に
行うことができ、また、その位置決め状態を長期に亘っ
て維持することができる。しかも、前記中継部材2はパ
イプ状のものであるため、曲げや捩じりに対して高い強
度を発揮させることが可能である。そのため、1箇所に
集合する複数枚のパネル3を該中継部材2を介して強固
に結合することができ、壁全体を剛性の高いものにする
ことが可能となる。また、このような構成によれば、各
凹陥溝21に装着した柱1は、該凹陥溝21の突出壁24a間
に密に嵌合して正確に位置決めされるにも拘らず、該柱
1と凹陥溝21の開口縁近傍部たる屈曲壁22aとの間には
隙間が形成されることになる。そのため、柱1が捩じら
れることがあっても凹陥溝21の開口幅が変動するのを有
効に抑制することができ、他の凹陥部21に対する柱1の
装脱に悪影響を及ぼすのを効果的に防止することができ
る。
また、この実施例のように、パネル3の上端面3cに緊
締具7を止着するとともに、前記柱1の上端近傍部にナ
ット10を設けておき、前記緊締具7を貫通して前記ナッ
ト10に螺着したボルト9により前記柱1を相対的に緊締
具7方向に引寄せるようにすれば、係合爪6が柱1の係
合孔12に確実に係合することになり、パネル3と柱1と
の接合も確実なものとなる。よって、このようにすれ
ば、特に剛性が高く保形性の良好な可動間仕切壁を得る
ことができる。
第12図〜第15図は、背の高い3枚のパネル3と背の低
い1枚のパネル3とを4ウエイ配置する場合の実施例を
示している。この場合には、これらのパネル3を90゜向
きの異なる4面に凹陥溝21をそれぞれ設けてなる前記実
施例と同様な中継部材2を介して接合するとともに、前
記背の高い3枚のパネル3の接合面上部同士を90゜向き
の異なる3面に凹陥溝211をそれぞれ設けてなる中継部
材21を介して接合している。中継部材21は、第60図に示
すように、90゜向きの異なる4枚の外壁221と、90゜向
きの異なる3枚の内壁231と、これら内壁231と外壁221
とを接続する中間壁241とを具備してなるもので、前記
3枚の内壁231と、この内壁231に連続する中間壁24
1と、この中間壁241に連続する外壁221と、この外壁221
に連続する凹陥溝211を有しない外壁221とによって、パ
イプ構造を構成している。凹陥溝211を有しない外壁221
と180゜向きの異なる外壁221に設けた凹陥溝211は、該
外壁221の開口縁に設けた屈曲壁22a1と、前記中間壁241
から突設した突出壁24a1と、対応する内壁231とによっ
て構成されている。他の凹陥溝211は、折曲壁22a1と、
突出壁24a1と、中間壁241と、対応する内壁231とによっ
て形成されている。この場合も、第60図に示すように、
凹陥溝211の底壁近傍部の開口幅、すなわち、突出壁24a
1と中間壁241の基端部分との間に形成される開口幅は、
開口縁近傍部の開口幅、すなわち、屈曲壁22a1と中間壁
241の先端部分との間に形成される開口幅よりも狭くし
てあり、第1図〜第11図に示す実施例と同様な作用効果
を営む。前記各内壁231の中央部には内面側へ突出する
厚肉部23a1が形成してある。背の高いパネル3の上端間
には、平面視T字形をなす共通の緊締具(図示せず)を
橋架し、この緊締具を介して各パネル3を対応する柱1
に緊結している。背の低いパネル3は、前記緊締具とは
別の緊締具71を用いて、柱1に緊締している。この緊締
具71は、第15図に示すように、平面視一文字形のもの
で、横断面がU字形をなしており、その両側壁下半分を
下方に向かって漸次接近する方向に傾斜させてテーパ部
711に形成している。そして、このテーパ部711をパネル
3の上端面3cに形成された凹溝36に係合させ、ボルト8
を用いてパネル3の上枠材31に止着するとともに、その
緊締具71に貫通させたボルト9を対応する柱1の上端近
傍部に保持させたナット10に螺合させ締付けることによ
って、前記柱1を相対的に前記緊締具7方向に引き寄せ
るようにしている。
第16図〜第18図は、背の高い直交する2枚のパネル3
と、背の低い直交する2枚のパネル3とを4ウエイ配置
した場合の実施例を示している。この場合には、これら
のパネル3を90゜向きの異なる4面に凹陥溝21をそれぞ
れ設けてなる前記実施例と同様な中継部材2を介して接
合するとともに、前記背の高い2枚のパネル3の接合面
上部同士を90゜向きの異なる2面に凹陥溝212をそれぞ
れ設けてなる中継部材22を介して接合している。中継部
材22は、第61図に示すように、90゜向きの異なる4枚の
外壁222と、凹陥溝212を有しない外壁222同士を連続さ
せる約45゜向きの異なる1枚の外壁222と、2枚の内壁2
32と、これら内壁232と外壁222とを接続する中間壁242
とを具備してなるもので、前記2枚の内壁232と、この
内壁232に連続する中間壁242と、この中間壁242に連続
する外壁222と、この外壁222に連続する凹陥溝212を有
しない外壁222とによって、パイプ構造を構成してい
る。凹陥溝212は、外壁222の開口縁に設けた折曲壁22a2
と、前記中間壁242から突設した突出壁24a2と、対応す
る内壁232、対応する中間壁242とによって形成されてい
る。この場合も、第61図に示すように、凹陥溝212の底
壁近傍部の開口幅、すなわち、突出壁24a2と中間壁242
の基端部分との間に形成される開口幅は、開口縁近傍部
の開口幅、すなわち、屈曲壁22a2と中間壁242の先端部
分との間に形成される開口幅よりも狭くしてあり、第1
図〜第11図に示す実施例と同様な作用効果を営む。前記
各内壁232の中央部には内面側へ突出する厚肉部23a2
形成してある。背の高いパネル3の上端間には、平面視
L字形をなす共通の緊締具(図示せず)を橋架し、この
緊締具を介して各パネル3を対応する柱1に緊結してい
る。背の低いパネル3は、前記実施例と同様な平面視一
文字形の各別の緊締具71を用いて、各柱1に緊締してい
る。
第19図〜第21図は、面一に突合すべき2枚の背の高い
パネル3と、面一に突合すべき2枚の背の低いパネル3
とを4ウエイ配置する場合の実施例を示している。この
場合には、これらのパネル3を90゜向きの異なる4面に
凹陥溝21をそれぞれ設けてなる前記実施例と同様な中継
部材2を介して接合するとともに、前記背の高い2枚の
パネル3の接合面上部同士を180゜向きの異なる2面に
凹陥溝213をそれぞれ設けてなる中継部材23を介して接
合している。中継部材23は、第62図に示すように、90゜
向きの異なる4枚の外壁223と、180゜向きの異なる2枚
の内壁233と、これら内壁233と外壁223とを接続する中
間壁243とを具備してなるもので、前記2枚の内壁23
3と、この内壁233に連続する中間壁243と、この中間壁2
43に連続する外壁223と、この外壁223に連続する凹陥溝
213を有しない外壁223とによって、パイプ構造を構成し
ている。凹陥溝213は、前記中間壁243と、対応する内壁
233とによって構成されている。この場合も、第62図に
示すように、凹陥溝213の底壁近傍部の開口幅、すなわ
ち、中間壁243の基端部間の開口幅は、開口縁近傍部の
開口幅、すなわち、中間壁243の先端部間の開口幅より
も狭くしてあり、第1図〜第11図に示す実施例と同様な
作用効果を営む。前記各内壁233の中央部には内面側へ
突出する厚肉部23a3が形成してある。背の高い2枚のパ
ネル3の上端間には、平面視一文字形をなす長寸の共通
の緊締具を橋架し、この緊締具を介して各パネル3を対
応する柱1に緊結している。この緊締具は、前記緊締具
と同様に横断面がU字形をなしており、その両側壁下半
分を下方に向かって漸次接近する方向に傾斜させてテー
パ部に形成したものである。背の低い2枚のパネル3
は、前記実施例と同様な各別の緊締具71を用いて、対応
する柱1にそれぞれ緊締している。
第22図〜第24図は、1枚の背の高いパネル3と、相互
に直交する3枚の背の低いパネル3とを4ウエイ配置す
る場合の実施例を示している。この場合には、これらの
パネル3を90゜向きの異なる4面に凹陥溝21をそれぞれ
設けてなる前述の中継部材2を介して接合するととも
に、前記背の高いパネル3の接合面上部に1面に凹陥溝
214を有してなるパイプ状の端縁部材24を装着してい
る。端縁部材24は、第63図に示すように、90゜向きの異
なる4枚の外壁224と、1枚の内壁234と、この内壁234
と外壁224とを接続する中間壁244とを具備してなるもの
で、前記内壁234と、2枚の中間壁241と、4枚の外壁22
4とによって、パイプ構造を構成している。凹陥溝21
4は、前記中間壁244と、対応する内壁234とによって形
成されている。この場合も、第63図に示すように、凹陥
溝214の底壁近傍部の開口幅、すなわち、中間壁244の基
端部間の開口幅を、開口縁近傍部の開口幅、すなわち、
中間壁244の先端部間の開口幅よりも狭くしてある。前
記各内壁234の中央部には内面側へ突出する厚肉部23a4
が形成してある。背の高いパネル3及び背の低い3枚の
パネル3の上端と対応する各柱1には、平面視一文字形
をなす各別の前記緊締具71を橋架し、この緊締具71を介
して各パネル3を対応する柱1にそれぞれ緊結してい
る。
第25図及び第26図は、相互に直交する同一背丈の3枚
のパネル3を3ウエイ配置した場合の実施例を示してい
る。この場合には、これらのパネル3を90゜向きの異な
る3面に凹陥溝211をそれぞれ設けてなる前記実施例と
同様な中継部材21を介して接合しているとともに、中継
部材21と3本の柱1とは、前記中継部材接合手段4によ
りそれぞれ結合してある。パネル3の上端間には、平面
視T字形をなす共通の緊締具を橋架し、この緊締具を介
して各パネル3を対応する柱1に緊結しているととも
に、前記柱1を相対的に前記緊締具方向に引き寄せるよ
うにしている。
第27図〜第29図は、背の高い直交する2枚のパネル3
と、一枚の背の低いパネル3とを3ウエイ配置した場合
の実施例を示している。この場合には、これらのパネル
を90゜向きの異なる3面に凹陥溝211をそれぞれ設けて
なる前記中継部材21を介して接合しているとともに、前
記背の高い2枚のパネル3の接合面上部同士を90゜向き
の異なる2面に凹陥溝212をそれぞれ設けてなる前記実
施例と同様な中継部材22を介して接合している。背の高
いパネル3の上端間には、平面視L字形をなす共通の緊
締具を橋架し、この緊締具を介して各パネル3を対応す
る柱1に緊結している。背の低いパネル3は、平面視一
文字形の前記緊締具71を用いて、対応する柱1に緊締し
ている。
第30図〜第32図は、背の高い2枚のパネル3と背の低
い1枚のパネル3を3ウエイ配置した場合の実施例を示
している。この場合には、これらのパネルを90゜向きの
異なる3面に凹陥溝211をそれぞれ設けてなる前記中継
部材21を介して接合するとともに、前記背の高い2枚の
パネル3の接合面上部同士を180゜向きの異なる2面に
凹陥溝213をそれぞれ設けてなる中継部材23を介して接
合している。背の高いパネル3の上端間には、平面視一
文字形をなす共通の長寸の緊締具を橋架し、この緊締具
を介してパネル3を対応する柱1に緊結している。背の
低いパネル3は、平面視一文字形の前記緊締具71を用い
て、対応する柱1に緊締している。
第33図〜第35図は、1枚の背の高いパネル3と、相互
に突合すべき2枚の背の低いパネル3とを3ウエイ配置
した場合の実施例を示している。この場合には、それら
のパネル3を90゜向きの異なる3面に凹陥溝211をそれ
ぞれ設けてなる中継部材21を介して接合するとともに、
前記背の高いパネル3の接合面上部に、1面に凹陥溝21
4を有してなるパイプ状の端縁部材24を装着している。
各パネル3の上端と対応する各柱1には、平面視一文字
形をなす各別の緊締具71を橋架し、この緊締具71を介し
て各パネル3を対応する柱1にそれぞれ緊結している。
第36図〜第38図は、1枚の背の高いパネル3と、相互
に直交する2枚の背の低いパネル3とを、3ウエイ配置
した場合の実施例を示している。この場合には、それら
のパネル3を90゜向きの異なる3面に凹陥溝211をそれ
ぞれ設けてなる前記中継部材21を介して接合するととも
に、前記背の高いパネル3の接合面上部に、1面に凹陥
溝214を有してなるパイプ状の端縁部材24を装着してい
る。各パネル3の上端と対応する各柱1には、平面視一
文字形をなす各別の緊締具71を橋架し、この緊締具71
介して各パネル3を対応する柱1にそれぞれ緊結してい
る 第39図及び第40図は、同一背丈の3枚のパネル3を等
角間隔で3ウエイ配置した場合の実施例を示している。
この場合には、これらのパネル3を120゜向きの異なる
3面に凹陥溝215をそれぞれ設けてなる中継部材25を介
して接合している。中継部材25は、第64図に示すよう
に、120゜向きの異なる3面に凹陥溝215をそれぞれ設け
てなるパイプ状のものである。具体的には、120゜向き
の異なる3枚の外壁225と、120゜向きの異なる3枚の内
壁235と、これら内壁235と外壁225とを接続する中間壁2
45とを具備してなるもので、前記3枚の内壁235によっ
て、パイプ構造を構成している。前記各凹陥溝215は、
外壁225の開口縁に設けた折曲壁22a5と、前記内壁235
ら突設した突出壁23b5と、対応する内壁235とによって
構成されており、前記各内壁235の中央部には内面側へ
突出する厚肉部23a5が形成してある。この場合も、第64
図に示すように、凹陥溝215の底壁近傍部の開口幅、す
なわち、突出壁23b5間の開口幅は、開口縁近傍部の開口
幅、すなわち、折曲壁22a5間の開口幅よりも狭くしてあ
り、第1図〜第11図に示す実施例と同様な作用効果を営
む。
第41図〜第43図は、120゜の角度をなして突合すべき
2枚の背の高いパネル3と、1枚の背の低いパネル3と
を等角間隔で3ウエイ配置した場合の実施例を示してい
る。この場合には、これらのパネル3を120゜向きの異
なる3面に凹陥溝215をそれぞれ設けてなる前記中継部
材25を介して接合するとともに、前記背の高い2枚のパ
ネル3の接合面上部同士を120゜向きの異なる2面に凹
陥溝216をそれぞれ設けてなる中継部材26を介して接合
している。中継部材26は、第65図に示すように、120゜
向きの異なる2面に凹陥溝216をそれぞれ設けてなるパ
イプ状のものである。具体的には、120゜向きの異なる
3枚の外壁226と、120゜向きの異なる2枚の内壁23
6と、これら内壁236と外壁226とを接続する中間壁246
を具備してなるもので、前記2枚の内壁236と凹陥溝216
を有しない外壁226によって、パイプ構造を構成してい
る。各凹陥溝216は、外壁226の開口縁に設けた折曲壁22
a6と、前記内壁236から突設した突出壁23b6と、対応す
る内壁236と、中間壁246とによって構成されており、前
記各内壁236の中央部には内面側へ突出する厚肉部23a6
が形成してある。この場合も、第65図に示すように、凹
陥溝216の底壁近傍部の開口幅、すなわち、突出壁24a6
と中間壁246の基端部分との間に形成される開口幅は、
開口縁近傍部の開口幅、すなわち、屈曲壁22a6と中間壁
246の先端部分との間に形成される開口幅よりも狭くし
てあり、第1図〜第11図に示す実施例と同様な作用効果
を営む。
第44図〜第46図は、1枚の背の高いパネル3と、120
゜の角度をなして突合すべき2枚の背の低いパネル3と
を等角間隔で3ウエイ配置した場合の実施例を示してい
る。この場合には、これらのパネル3を、120゜向きの
異なる3面に凹陥溝215をそれぞれ設けてなる中継部材2
5を介して接合するとともに、前記背の高いパネル3の
接合面上部に、1面に凹陥溝217を有してなるパイプ状
の端縁部材27を装着している。端縁部材27は、第66図に
示すように、背の高いパネル3側の外壁227に凹陥溝217
を設けてなるパイプ状のものである。具体的には、凹陥
溝217を有した外壁227と、この外壁227の両端に直交状
態で連続させた対をなす平行な外壁227と、これら平行
な外壁227に連続させて設けられ先端側で60゜の角度を
なして交差する対をなす傾斜壁227と、一枚の内壁23
7と、この内壁237と外壁227とを接続する中間壁247とを
具備してなるもので、前記内壁237と中間壁247と外壁22
7とによって、パイプ構造を構成している。凹陥溝21
7は、前記内壁237と中間壁247とによって形成されてお
り、前記各内壁237の中央部には内面側へ突出する厚肉
部23a7が形成してある。
第47図及び第48図は、同一背丈の2枚のパネル3を2
ウエイ配置した場合の実施例を示している。この場合に
は、2枚のパネル3の接合面同士を90゜向きの異なる2
面に凹陥溝212をそれぞれ設けてなる前記中継部材22
介して接合している。パネル3の上端間には、平面視L
字形をなす共通の緊締具を橋架し、この緊締具を介して
各パネル3を対応する柱1に緊結している。
第49図〜第51図は、背の高い1枚のパネル3と背の低
い1枚のパネル3とを直角をなして2ウエイ配置した場
合の実施例を示している。この場合には、それらのパネ
ル3を90゜向きの異なる2面に凹陥溝212をそれぞれ設
けてなる前記中継部材22を介して接合するとともに、背
の高いパネル3の接合面上部に、1面に凹陥溝218を有
してなるパイプ状の端縁部材28を装着している。この端
縁部材28は、第67図に示すように、90゜向きの異なる4
枚の外壁228と、凹陥溝218を有しない外壁228同士を連
続させる約45゜向きの異なる1枚の外壁228、1枚の内
壁238と、この内壁238と外壁228とを接続する中間壁248
とを具備してなるもので、前記内壁238と、この内壁238
に連続する中間壁248と、この中間壁248に連続する外壁
228と、この外壁228に連続する凹陥溝218を有しない外
壁228とによって、パイプ構造を構成している。凹陥溝2
18は、前記中間壁248と、対応する内壁238とによって形
成されている。前記各内壁238の中央部には内面側へ突
出する厚肉部23a8が形成してある。また、各パネル3の
上端と柱1には、平面視一文字形をなす各別の緊締具71
を橋架し、この緊締具71を介して各パネル3を対応する
柱1に緊結している。
第52図及び第53図は、同一背丈の2枚のパネル3を12
0゜の角度をなして2ウエイ配置した場合の実施例を示
している。この場合には、これらのパネル3を120゜向
きの異なる2面に凹陥溝216をそれぞれ設けてなる中継
部材26を介して接合している。また、各パネル3の上端
間には、三方に等角分岐した共通の緊締具(図示せず)
を橋架し、この緊締具を介して各パネル3を対応する柱
1に緊結している。
第54図〜第56図は、背の高いパネル3と、背の低いパ
ネル3とを、120゜の角度をなして2ウエイ配置した場
合の実施例を示している。この場合には、これらのパネ
ル3を120゜向きの異なる2面に凹陥溝216をそれぞれ設
けてなる中継部材26を介して接合するとともに、前記背
の高いパネル3の接合面上部に、1面に凹陥溝217を有
してなるパイプ状の端縁部材27を装着してある。また、
各パネル3の上端と柱1には、平面視一文字形をなす各
別の緊締具71を橋架し、この緊締具71を介して各パネル
3を対応する柱1に緊結している。
第57図〜第59図は、背の高いパネル3と、背の低いパ
ネル3とを、面一に突合せて2ウエイ配置した場合の実
施例を示している。この場合には、これらのパネル3を
180゜向きの異なる2面に凹陥溝213をそれぞれ設けてな
る前述の中継部材23を介して接合するとともに、前記背
の高いパネル3の接合面上部に、一面に凹陥溝214を有
してなるパイプ状の前記端縁部材24を装着している。背
の高いパネル3と背の低いパネル3の各上端と柱1との
間には、平面視一文字形をなす各別の緊締具71を橋架
し、この緊締具71を介して各パネル3を対応する柱1に
緊結している。
なお、以上の各実施例において、各中継部材21〜23
25、26及び各端縁部材24、27、28と、対応する柱1と
は、前記中継部材接合手段4によりそれぞれ結合してあ
る。また、各中継部材21〜23、25、26は、アルミニュー
ムを材料として押出成形により一体に作られている。ま
た、以上の各実施例において、前記実施例に対応する部
分には各図面に同符号を付すとともに、説明を省略す
る。
[発明の効果] 本発明は、以上のような構成であるから、1箇所に集
合する複数枚のパネルにそれぞれ接合された複数の柱
が、共通の中継部材の各凹陥溝に係合され保持される。
そのため、各柱同士の位置決めを正確に行うことができ
るとともに、その位置決め状態を長期に亘って維持する
ことが容易になる。しかも、本発明では、凹陥溝に装着
した柱は、該凹陥溝の底壁近傍部に密に嵌合して正確に
位置決めされるにも拘らず、該柱と凹陥溝の開口縁近傍
部との間には隙間が形成されるようにしてあるので、柱
が捩じられることがあっても凹陥溝の開口幅が変動する
のを有効に抑制することができ、他の凹陥溝に対する柱
の装脱に悪影響を及ぼすのを効果的に防止することがで
きるという格別な効果を得ることができる。
また、、各柱と中継部材とを接続する中継部材接合手
段を、中継部材の厚肉部に設けたねじ孔と、各柱を貫通
させて前記ねじ孔に螺合させたボルトとを具備したもの
にすれば、簡単な構成により柱と中継部材とを確実に接
続できるとともに、その接続状態を長期に亘って維持す
ることができる。しかも、前記中継部材はパイプ状のも
のであるため、曲げや捩じりに対して高い強度を発揮さ
せることができる。そのため、1箇所に集合する複数枚
のパネルをこれらの中継部材を介して強固に結合するこ
とができ、壁全体を剛性の高いものにすることが可能と
なる。
各パネルを対応する各柱に結合させるためのパネル結
合手段を、柱に設けた係合孔と、パネルに設けた下方に
屈曲する係合爪とを具備したものにすれば、確実かつ簡
単にパネルを対応する柱に順次接合することができるの
で、組付け作業を円滑に進めることができる。
パネルに止着した緊締具を柱上に位置させ、前記柱を
相対的に緊締具方向に引寄せるようにすれば、柱とパネ
ルとの結合を特に強化することができる。その際、中継
部材を介して隣接する柱及びパネルが同一背丈を有して
いる場合には、共通の緊締具を用いて対応する柱に緊締
すればよいので、これらのパネル同士が一体的なものと
なり、柱とパネルとの接合をさらに強化することができ
る。
また、高さ違いのパネルを接合する場合に、前述のよ
うに種類の異なった中継部材及び端縁部材を用いるよう
にすれば、例えば、中継部材を背の高いパネルの背丈に
合わせておき、低いパネル側の柱を係合させる凹陥溝の
上部に目隠し用のカバーを蓋着するような場合に比べ
て、端部処理部分における形状設計の自由度を高めるこ
とができ、その部分の外観を向上させることが容易にな
る。
中継部材を、アルミニュームの押出材により構成すれ
ば、特に軽量で剛性のあるものとなるので、組付作業等
が円滑に行えるとともに、耐久性に優れたものにでき
る。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第11図は本発明の一実施例を示し、第1図はパ
ネルを4ウエイ配置した場合の概略的な斜視図、第2図
は要部の平断面図、第3図は柱の側面図、第4図は一部
省略して示す柱の正面図、第5図は中継部材を拡大して
示す平断面図、第6図は中継部材と柱との接合状態を示
す平断面図、第7図は一部断面のパネルの側面図、第8
図は第1図におけるA部の内部を拡大して示す正断面
図、第9図は接合部分を分解して示す斜視図、第10図は
第8図におけるB矢視図、第11図は第7図におけるC部
分を拡大して示す側断面図である。第12図は背丈の異な
るパネルを4ウエイ配置した場合の概略的な斜視図、第
13図は同実施例における接合部の下部側の平断面図、第
14図は同実施例における接合部の上部側の平断面図、第
15図は緊締具の平面図である。第16図は背丈の異なるパ
ネルを4ウエイ配置した場合の概略的な斜視図、第17図
は同実施例における接合部の下部側の平断面図、第18図
は同実施例における接合部の上部側の平断面図である。
第19図は背丈の異なるパネルを4ウエイ配置した場合の
概略的な斜視図、第20図は同実施例における接合部の下
部側の平断面図、第21図は同実施例における接合部の上
部側の平断面図である。第22図は背丈の異なるパネルを
4ウエイ配置した場合の概略的な斜視図、第23図は同実
施例における接合部の下部側の平断面図、第24図は同実
施例における接合部の上部側の平断面図である。第25図
は同一背丈のパネルを3ウエイ配置した場合の概略的な
斜視図、第26図は同実施例における接合部の平断面図で
ある。第27図は背丈の異なるパネルを3ウエイ配置した
場合の概略的な斜視図、第28図は同実施例における接合
部の下部側の平断面図、第29図は同実施例における接合
部の上部側の平断面図である。第30図は背丈の異なるパ
ネルを3ウエイ配置した場合の概略的な斜視図、第31図
は同実施例における接合部の下部側の平断面図、第32図
は同実施例における接合部の上部側の平断面図である。
第33図は背丈の異なるパネルを3ウエイ配置した場合の
概略的な斜視図、第34図は同実施例における接合部の下
部側の平断面図、第35図は同実施例における接合部の上
部側の平断面図である。第36図は背丈の異なるパネルを
3ウエイ配置した場合の概略的な斜視図、第37図は同実
施例における接合部の下部側の平断面図、第38図は同実
施例における接合部の上部側の平断面図である。第39図
は同一背丈のパネルを3ウエイ配置した場合の概略的な
斜視図、第40図は同実施例における接合部の平断面図で
ある。第41図は背丈の異なるパネルを3ウエイ配置した
場合の概略的な斜視図、第42図は同実施例における接合
部の下部側の平断面図、第43図は同実施例における接合
部の上部側の平断面図である。第44図は背丈の異なるパ
ネルを3ウェイ配置した場合の概略的な斜視図、第45図
は同実施例における接合部の下部側の平断面図、第46図
は同実施例における接合部の上部側の平断面図である。
第47図は同一背丈のパネルを2ウエイ配置した場合の概
略的な斜視図、第48図は同実施例における接合部の平断
面図である。第49図は背丈の異なるパネルを2ウエイ配
置した場合の概略的な斜視図、第50図は同実施例におけ
る接合部の下部側の平断面図、第51図は同実施例におけ
る接合部の上部側の平断面図である。第52図は同一背丈
のパネルを2ウエイ配置した場合の概略的な斜視図、第
53図は同実施例における接合部の平断面図である。第54
図は背丈の異なるパネルを2ウエイ配置した場合の概略
的な斜視図、第55図は同実施例における接合部の下部側
の平断面図、第56図は同実施例における接合部の上部側
の平断面図である。第57図は背丈の異なるパネルを2ウ
エイ配置した場合の概略的な斜視図、第58図は同実施例
における接合部の下部側の平断面図、第59図は同実施例
における接合部の上部側の平断面図である。第60図〜第
62図及び第64図と第65図は中継部材の平断面図である。
第63図と第66図と第67図は、端縁部材の平断面図であ
る。 1……柱、2……中継部材 3……パネル、3a……接合面 3c……上端面、4……中継部材接合手段 5……パネル接合手段、6……係合爪 7……緊締具、9……ボルト 10……ナット、12……係合孔 21……凹陥溝、23a……厚肉部 32a……凹陥溝、41……ねじ孔 42……ボルト 21〜23、25、26……中継部材 24、27、28……端縁部材 71……緊締具 211〜213、215、216……凹陥溝 214、217、218……凹陥溝
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 E04B 2/74 561 E04B 2/74 561J (56)参考文献 特開 昭61−28650(JP,A) 実開 昭51−36210(JP,U) 実開 昭63−174222(JP,U) 実公 昭51−33056(JP,Y1) 実公 昭51−10572(JP,Y1) 実公 昭62−42002(JP,Y2) 実公 昭54−25124(JP,Y2) 実公 昭63−24752(JP,Y2) 実公 昭52−54894(JP,Y2)

Claims (31)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数本の柱と、これら各柱の一方の片半部
    に係合する複数本の凹陥溝を外面に有してなるパイプ状
    の中継部材と、接合面に柱の他方の片半部に係合する凹
    陥溝を有してなる複数枚のパネルと、各柱と前記中継部
    材とを結合させる中継部材接合手段と、前記各パネルを
    対応する各柱に結合させるパネル接合手段とを具備して
    なり、前記中継部材の凹陥溝の底壁近傍部を開口縁近傍
    部よりも副狭にし、その底壁近傍部に柱を密に嵌合させ
    得るように構成したことを特徴とする可動間仕切壁。
  2. 【請求項2】中継部材接合手段が、前記中継部材の厚肉
    部に設けたねじ孔と、前記柱を貫通させてそのねじ孔に
    螺合させたボルトとを具備してなることを特徴とする請
    求項1記載の可動間仕切壁。
  3. 【請求項3】パネル接合手段が、柱に設けた係合孔と、
    パネルに設けた下方に屈曲する係合爪とを具備してなる
    ことを特徴とする請求項1又は2記載の可動間仕切壁。
  4. 【請求項4】パネルの上端面に緊締具を止着するととも
    に、前記柱の上端近傍部にナットを設けておき、前記緊
    締具を貫通して前記ナットに螺着したボルトにより前記
    柱を相対的に緊締具方向に引寄せていることを特徴とす
    る請求項3記載の可動間仕切壁。
  5. 【請求項5】中継部材を介して隣接する柱及びパネルが
    同一の背丈を有しており、それらのパネルを共通の緊締
    具を用いて対応する柱に緊締していることを特徴とする
    請求項4記載の可動間仕切壁。
  6. 【請求項6】中継部材を介して隣接する柱及びパネルが
    相互に異なった背丈を有しており、各パネルを各別な緊
    締具を用いて対応する柱にそれぞれ緊締していることを
    特徴とする請求項4記載の可動間仕切壁。
  7. 【請求項7】中継部材を、90゜向きの異なる4面に凹陥
    溝をそれぞれ設けてなるものにしたことを特徴とする請
    求項1記載の可動間仕切壁。
  8. 【請求項8】中継部材を、90゜向きの異なる3面に凹陥
    溝をそれぞれ設けてなるものにしたことを特徴とする請
    求項1記載の可動間仕切壁。
  9. 【請求項9】中継部材を、90゜向きの異なる2面に凹陥
    溝をそれぞれ設けてなるものにしたことを特徴とする請
    求項1記載の可動間仕切壁。
  10. 【請求項10】中継部材を、180゜向きの異なる2面に
    凹陥溝をそれぞれ設けてなるものにしたことを特徴とす
    る請求項1記載の可動間仕切壁。
  11. 【請求項11】中継部材を、120゜向きの異なる3面に
    凹陥溝をそれぞれ設けてなるものにしたことを特徴とす
    る請求項1記載の可動間仕切壁。
  12. 【請求項12】中継部材を、120゜向きの異なる2面に
    凹陥溝をそれぞれ設けてなるものにしたことを特徴とす
    る請求項1記載の可動間仕切壁。
  13. 【請求項13】中継部材を、アルミニュームの押出材に
    より構成したことを特徴とする請求項7、8、9、10、
    11又は12記載の可動間仕切壁。
  14. 【請求項14】同一背丈の4枚のパネルを請求項7記載
    の中継部材を介して接合させていることを特徴とする請
    求項1記載の可動間仕切壁。
  15. 【請求項15】背の高い3枚のパネルと背の低い1枚の
    パネルとを請求項7記載の中継部材を介して接合すると
    ともに、前記背の高い3枚のパネルの接合面上部同士を
    請求項8記載の中継部材を介して接合していることを特
    徴とする請求項1記載の可動間仕切壁。
  16. 【請求項16】背の高い直交する2枚のパネルと、背の
    低い直交する2枚のパネルとを請求項7記載の中継部材
    を介して接合するとともに、前記背の高い2枚のパネル
    接合面上部同士を請求項9記載の中継部材を介して接合
    していることを特徴とする請求項1記載の可動間仕切
    壁。
  17. 【請求項17】面一の突合すべき2枚の背の高いパネル
    と、面一に突合すべき2枚の背の低いパネルとを請求項
    7記載の中継部材を介して接合するとともに、前記背の
    高い2枚のパネルの接合面上部同士を請求項10記載の中
    継部材を介して接合していることを特徴とする請求項1
    記載の可動間仕切壁。
  18. 【請求項18】1枚の背の高いパネルと、相互に直交す
    る3枚の背の低いパネルとを請求項7記載の中継部材を
    介して接合するとともに、前記背の高いパネルの接合面
    上部に1面に凹陥溝を有してなるパイプ状の端縁部材を
    装着してないことを特徴とする請求項1記載の可動間仕
    切壁。
  19. 【請求項19】同一背丈の3枚のパネルを、請求項8記
    載の中継部材を介して接合していることを特徴とする請
    求項1記載の可動間仕切壁。
  20. 【請求項20】背の高い直交する2枚のパネルと、1枚
    の背の低いパネルとを請求項8記載の中継部材を介して
    接合するとともに、前記背の高い2枚のパネルの接合面
    上部同士を請求項9記載の中継部材を介して接合してい
    ることを特徴とする請求項1記載の可動間仕切壁。
  21. 【請求項21】面一に突合すべき2枚の背の高いパネル
    と、1枚の背の低いパネルとを請求項8記載の中継部材
    を介して接合するとともに、前記背の高い2枚のパネル
    の接合面上部同士を請求項10記載の中継部材を介して接
    合していることを特徴とする請求項1記載の可動間仕切
    壁。
  22. 【請求項22】1枚の背の高いパネルと、相互に突合す
    べき2枚の背の低いパネルとを請求項8記載の中継部材
    を介して接合するとともに、前記背の高いパネルの接合
    面上部に、1面に凹陥溝を有してなるパイプ状の端縁部
    材を装着していることを特徴とする請求項1記載の可動
    間仕切壁。
  23. 【請求項23】1枚の背の高いパネルと、相互に直交す
    る2枚の背の低いパネルとを請求項8記載の中継部材を
    介して接合するとともに、前記背の高いパネルの接合面
    上部に、1面に凹陥部を有してなるパイプ状の端縁部材
    を装着していることを特徴とする請求項1記載の可動間
    仕切壁。
  24. 【請求項24】同一の背丈の3枚のパネルを請求項11記
    載の中継部材を介して接合していることを特徴とする請
    求項1記載の可動間仕切壁。
  25. 【請求項25】120゜の角度をなして突合すべき2枚の
    背の高いパネルと、1枚の背の低いパネルとを請求項11
    記載の中継部材を介して接合するとともに、前記背の高
    い2枚のパネルの接合面上部同士を請求項12記載の中継
    部材を介して接合していることを特徴とする請求項1記
    載の可動間仕切壁。
  26. 【請求項26】1枚の背の高いパネルと、120゜の角度
    をなして突合すべき2枚の背の低いパネルとを請求項11
    記載の中継部材を介して接合するとともに、前記背の高
    いパネルの接合面上部に、1面に凹陥溝を有してなるパ
    イプ状の端縁部材を装着していることを特徴とする請求
    項1記載の可能間仕切壁。
  27. 【請求項27】同一背丈の2枚のパネルを請求項9記載
    の中継部材を介して接合していることを特徴とする請求
    項1記載の可動間仕切壁。
  28. 【請求項28】背の高いパネルと、背の低いパネルとを
    請求項9記載の中継部材を介して接合するとともに、前
    記背の高いパネルの接合面上部に、1面に凹陥溝を有し
    てなるパイプ状の端縁部材を装着していることを特徴と
    する請求項1記載の可動間仕切壁。
  29. 【請求項29】同一背丈の2枚のパネルを請求項12記載
    の中継部材を介して接合していることを特徴とする請求
    項1記載の可動間仕切壁。
  30. 【請求項30】背の高いパネルと、背の低いパネルとを
    請求項12記載の中継部材を介して接合するとともに、前
    記背の高いパネルの接合面上部に、1面に凹陥溝を有し
    てなるパイプ状の端縁部材を装着していることを特徴と
    する請求項1記載の可動間仕切壁。
  31. 【請求項31】面一に突合すべき背の高いパネルと背の
    低いパネルとを、請求項10記載の中継部材を介して接合
    するとともに、前記背の高いパネルの接合面上部に、1
    面に凹陥溝を有してなるパイプ状の端縁部材を装着して
    いることを特徴とする請求項1記載の可動間仕切壁。
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