JPH0442401Y2 - - Google Patents

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JPH0442401Y2
JPH0442401Y2 JP1984081999U JP8199984U JPH0442401Y2 JP H0442401 Y2 JPH0442401 Y2 JP H0442401Y2 JP 1984081999 U JP1984081999 U JP 1984081999U JP 8199984 U JP8199984 U JP 8199984U JP H0442401 Y2 JPH0442401 Y2 JP H0442401Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は梁等の水平部材と谷木等の傾斜部材と
を連結固定するための小屋組接合金物に関する。
(従来の技術) 従来、第5図イ,ロ,ハ,ニに示される如く、
谷木1が配設される部分の柱2や梁3の各種態様
によつて、夫々異なる専用金物を用いて連結固定
していた。また、木造の例にならつて梁3の上に
木を渡し、その木を介在して谷木1を受け金物で
連結固定し、緊結度を増す様な方法が採用されて
いた。
(考案が解決しようとする問題点) 上記方法によれば、各種形状の専用金物を夫々
準備する必要があり、また各専用金物を場所によ
つて適宜選択しなければならず、部品の管理や作
業が煩雑になる欠点があつた。
(問題点を解決するための手段) そこで、本考案は各種態様に兼用できる小屋組
接合金物を提供するものであり、その技術的手段
は、梁等の水平部材14に取付けられる取付ピー
ス16と、谷木等の傾斜部材11を受止める斜材
受ピース17とを備え、該斜材受ピース17を取
付ピース16上に上下方向軸回りに回転自在に連
結する連結部26を備えていると共に、前記斜材
受ピース17は前記傾斜部材11を下方から支持
する支点部28を有する支持壁部23と傾斜部材
11を両側から挟持状に保持すべく両側に立設し
た挟持壁部22とを備え、更に、前記支持壁部2
3は挟持壁部22を互いに連結しているととも
に、前記支点部28は前記斜材受ピース17の一
側でかつ前記連結部26の上方に有する点にあ
る。
(作用) 本考案によれば、取付ピース16を梁等の水平
部材14に合わせて取付け、谷木等の傾斜部材1
1の方向に合わせて斜材受ピース17を回転さ
せ、該斜材受ピース17に傾斜部材11を取付け
るとともに、この際、傾斜部材11に鉛直角変化
があつても、該角変化は傾斜部材11を下方から
支持する支持壁部の支点部を中心として調整して
から取付ける。
(実施例) 以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明す
ると、第1図はプレハブ住宅における谷木11の
取付け部分を示しており、柱12の頂部に主柱ピ
ース13が取付けられ、該主柱ピース13に三方
より各梁14が夫々取付けられている。15は小
屋組接合金物で、第2図乃至第4図に示される如
く、梁14等の水平部材に取付けられる取付ピー
ス16と、谷木11等の傾斜部材が受止められる
斜材受ピース17とを備え、前記取付ピース16
は細長状の平板を中央部で上方突状に折曲形成
し、該中央突部18にボルト挿通孔19が形成さ
れると共に、該下面にナツト20が溶着されてい
る。また取付けピース16の両側部には夫々ボル
ト挿通孔21が適宜形成されている。前記斜材受
ピース17は細長状の平板が略U字状に折曲形成
され、谷木11の両側を挟持状に保持すべく、対
向状に立設された一対の挟持壁部22,22と、
各挟持壁部22,22の一側下部間に亘つて設け
られた支持壁部23とを備え、底壁24が前記中
央突部18上面に重合状とされ、底壁24に形成
されたボルト挿通孔25、及び中央突部18のボ
ルト挿通孔19を夫々挿通してナツト20に螺合
した連結ボルト26により、斜材受ピース17が
取付ピース16上に上下方向軸回りに回転自在に
連結されている。また各挟持壁部22,22には
釘等の取付孔27が設けられている。
すなわち、前記支持壁部23は傾斜部材(谷
木)11を下方から支持する支点部28を有して
挟持壁部22を互いに連結しており、前記支点部
28は前記斜材受ピース17の一側でかつ前記連
結部(連結ボルト)26の上方に有り、これによ
り、前記傾斜部材11の鉛直角(第4図の符号
θ)の変化に対応可能である。
そして接合金物15の取付ピース16が対向す
る梁14,14に亘つてボルト締結され、その
後、斜材受ピース17を谷木11の方向に合わせ
て回転させ、連結ボルト26を螺進して締結固定
し、斜材受ピース17の各挟持壁部22,22間
より谷木11を挿入して支持壁部23の支点部2
8で谷木11を下方より支持し、該谷木11の鉛
直角θの変化を調整すべく該谷木11は支点部2
8を中心に第4図の矢示Aの如く上下動させ、正
規の鉛直角θにしてから、取付孔27を利用して
釘等で谷木11を斜材受ピース17に打付け固定
する。ここに、梁14と谷木11とが所望に連結
固定される。
本考案の実施例は以上のように構成されてお
り、梁14に接合金物15の取付ピース16を取
付けた後、斜材受ピース17を上下方向軸回りに
回転調節して、谷木11の方向に自由に合わせる
ことができ、従つて、上記梁14の構造に限ら
ず、第5図イ,ロ,ハ,ニに示される如く、谷木
1、柱2、梁3の各種態様にも適合させることが
でき、各種形状の専用金物が不要となり、また同
一種の接合金物15を兼用できることから、作業
性の向上が図れ、また部品の管理も容易に行なえ
る。さらに木材を切欠いて接合する方法でなく、
支持壁部23の支点部28に谷木11を単に載せ
て固定するため、切欠く手間が不要であり、また
谷木11の勾配すなわち鉛直角θも支点部28を
中心に谷木11を矢示Aの如く上下動させること
によつて簡単に合わせることができ、寸法が出易
い利点がある。
尚、上記実施例において、水平部材としての梁
14に傾斜部材としての谷木11を接合金物15
で連結固定する構造を示しているが、水平部材と
して桁や母屋等であつてもよく、また傾斜部材と
して隅木等であつてもよい。
(考案の効果) 本考案によれば、取付ピース上に斜材受ピース
が上下方向軸回り回転自在に連結されたものであ
るため、梁等の水平部材に取付ピースを取付けた
後、谷木等の傾斜部材の方向に合わせて、斜材上
ピースを回転させて任意の方向に設定調整でき、
水平部材と傾斜部材の各種態様の連結に兼用で
き、作業性の向上が図れ、また部品の管理も容易
となる。さらに支持壁部の支点部に傾斜部材を載
せて固定する構成であるため、切欠く手間が不要
であり、支持壁部は挟持壁部を互いに連結してい
るので、挟持壁部の剛性を大きくできるし、支持
壁部の支点部は斜材受ピースの一側でかつ連結部
の上方にあるので傾斜部材は支点部を中心として
上下動させることによつて勾配も簡単に合わせる
ことができ、寸法が出易いという利点を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例を示す分解斜視図、第
2図は本考案の実施例の正面図、第3図は第2図
−線矢視図、第4図は第2図−線断面矢
視図、第5図イ,ロ,ハ,ニは谷木、柱、梁の各
種態様を示す説明図である。 11……谷木(傾斜部材)、14……梁(水平
部材)、15……小屋組接合金物、16……取付
ピース、17……斜材受ピース、22……挟持壁
部、23……支持壁部、26……連結部、28…
…支点部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 梁等の水平部材14に取付けられる取付ピース
    16と、谷木等の傾斜部材11を受止める斜材受
    ピース17とを備え、該斜材受ピース17を取付
    ピース16上に上下方向軸回りに回転自在に連結
    する連結部26を備えていると共に、前記斜材受
    ピース17は前記傾斜部材11を下方から支持す
    る支点部28を有する支持壁部23と傾斜部材1
    1を両側から挟持状に保持すべく両側に立設した
    挟持壁部22とを備え、更に、前記支持壁部23
    は挟持壁部22を互いに連結しているとともに、
    前記支点部28は前記斜材受ピース17の一側で
    かつ前記連結部26の上方に有することを特徴と
    する小屋組接合金物。
JP8199984U 1984-06-01 1984-06-01 小屋組接合金物 Granted JPS60194011U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8199984U JPS60194011U (ja) 1984-06-01 1984-06-01 小屋組接合金物

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JP8199984U JPS60194011U (ja) 1984-06-01 1984-06-01 小屋組接合金物

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Publication Number Publication Date
JPS60194011U JPS60194011U (ja) 1985-12-24
JPH0442401Y2 true JPH0442401Y2 (ja) 1992-10-07

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ID=30629313

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5552979U (ja) * 1978-10-06 1980-04-09

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58132035U (ja) * 1982-03-01 1983-09-06 ナショナル住宅産業株式会社 屋根コ−ナ−部構造

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5552979U (ja) * 1978-10-06 1980-04-09

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JPS60194011U (ja) 1985-12-24

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