JPS5918011Y2 - 小屋組み装置 - Google Patents

Description

【考案の詳細な説明】 本考案はプレハブ住宅における小屋組み装置に係る。

プレハブ住宅の小屋組みを架構するには小屋組トラス、
隅棟梁、および補足梁等の各種部材を多数使用するが、
これら各小屋組部材相互を異方向に接合する部分は多数
個所に存在するため、各接合部の構造（接合ピース）が
それぞれ異なった場合には、同じ小屋組トラスあるいは
梁でも接合部のみが異なる多種のものを工場生産しなけ
ればならず、又コスト高にもなり、また現場施工が複雑
になるなどの問題が生じる。

本考案は上記問題点を解消すべくなされたもので、１つ
の小屋組の中でも数個所に使用される小屋組トラス、隅
棟梁、および補足梁のそれぞれに取付ける接合ピースの
形状、構造を画一化して、小屋組トラス、隅棟梁、・補
足梁の夫々の種類数の減少を図り、また多数個所にわた
るそれら部材相互の現場における接合作業の省力化を図
ることのできる小屋組み装置を提供しようとするもので
あり、その特徴とするところは、小屋組トラ又と、小屋
組トラスの上に対し斜交状に接合される隅棟梁と、小屋
組トラスに対し直角に、又隅棟梁に対し斜交状にそれぞ
れ接合される補足梁の組合せからなる小屋組み装置にお
いて、小屋組トラスの上には平板形状の接合部を有する
接合ピースが前記接合部を小屋組トラスの長手方向に対
し直交するよう立設され、隅棟梁の小屋組トラ又と斜交
する部分には、小屋組トラスの接合ピースの接合部と平
行に重合する平板形状の接合部を互いに直角に連成して
平面り形に構成した接合ピースが取付けられ、補足梁の
、小屋組トラスに対し直角に又隅棟梁に対し斜交状に接
合される部分には、小屋組トラスの接合ピースの接合部
、および隅棟梁の接合ピースの一辺又は他辺の接合部の
それぞれに対し平行に重合する平板形状の接合部を有す
る接合ピースが取付けられて成る点にある。

以下、本考案の実施例を図面に基づき説明する。

第１図はプレハブ住宅の寄棟小屋組の伏せ図、第２図は
同寄棟屋根の勾配状態を示すものであリ、１および２は
互いに平行に配置した小屋組トラスで、そのうち１は第
３図に示すように、上弦材４、下弦材５、束材６、方づ
え材７等によって台形に構成された鋼製の台形小屋組ト
ラスであり、２は三角形に構成された鋼製の三角形小屋
組トラスである。

８は第２図に示す出隅線９を構成する鋼製の出隅棟梁、
１０は同図に示す大隅棟１１を構成する鋼製の入隅棟梁
である。

１２、及び１３は同図に示す棟部１４、及び１５をそれ
ぞれ構成する鋼製の棟梁である。

１６は外壁パネルで、第２１図及び第２２図にその一部
分の構造がみられるように、型鋼材を四角形に枠組みし
たパネル枠１７と、この枠１７の外面側にはり合せた外
壁板１８にて構成されている。

１９は小屋組をより堅固なものにするために組み入れた
鋼製の補足梁で、台形小屋組トラス１とこれに平行な外
壁パネル１６の上端との間に屋根勾配の傾きでもって渡
しかけられたものと、隅棟梁８と外壁パネル１６の上端
との間にそれぞれ屋根勾配の傾きでもって渡しかけられ
たものとがある。

２０は木製の母屋である。第４図および第５図は第１図
中、Ａ部分における台形小屋組トラス１と、隅棟梁８と
、補足梁１９の三部材の接合部分の構造を示すものであ
る。

台形小屋組トラス１の上弦材４の上にＴ形の金属板製の
接合ピース２１が取付けられ、その接合ピース２１は上
弦材４の上に水平に重合されるとともにこの重合部をボ
ルト２２で締結された水平板部２３と、上弦部４の長手
方向に対し直交するようその水平板部２３より直角に起
立させた平板形状の接合部２４とからなり、接合部２４
には結合孔２５を左右対称に設けである。

台形小屋組トラス１の上弦材４の上に斜交状に渡しかけ
られる隅棟梁８の下面には、断面り形に形成され該り形
を構成する一辺および他辺をそれぞれ接合部２６とする
金属板製の接合ピース２７が前記接合部２６および２６
をそれぞれ隅棟梁８長手方向に対し４５°角で斜交する
方向となるよう溶接等により下向きに突設されている。

その接合ピース２７の接合部２８および２８にはそれぞ
れ結合孔２９を設けである。

また、台形小屋組トラス１の上弦材４に対し直角に接合
する補足梁１９の上端には平板形状の接合部３０を有す
る接合ピース３１が下向きに溶接等により突設しており
、その接合部３０に結合孔３２を設けである。

而して、これら台形小屋組トラス１、隅棟梁８、および
補足梁１９の三部材は、小屋組トラス１の接合ピース２
１の接合部２４の片面に隅棟梁８の接合ピース２７の一
辺の接合部２６を平行にかつ結合孔２５．２９同志が合
致するように重ね合せるとともに、この重合面間に補足
梁１９の接合ピース３１の接合部３０を平行にかつ結合
孔３２を前記結合孔２５．２９と合致するように介在さ
せ、これら三つの接合部２４．２６．３０を互いに合致
する結合孔２５，２９゜３２に１本のボルト３３を通し
て締付けることにより、接合される。

第６図および第７図は同図中Ｂ部分における隅棟梁８と
これに斜交する補足梁１９の斜交部の接合構造を示すも
ので、隅棟梁８の下面には上記接合ピース２７と同じ接
合ピース２７が取付けられ、補足梁１９の上端にも上記
接合ピース３１と同じ接合ピース３１が取付けられてい
て、これら隅棟梁８と補足梁１９の両部材は、接合ピー
ス２７の一辺の接合部２６と接合ピース３１の接合部３
０とを平行に重合させるとともに、この重合により互い
に合致する結合孔２９．３２に１本のボルト３３を通し
て締付けることにより、接合される。

第８図および第９図は同図中Ｃ部分における台形小屋組
トラス１の上弦材４と、これに直交する補足梁１９の直
交部の接合構造を示すもので、台形小屋組トラス１の上
弦材４の上に上記接合ピース２１と同じ接合ピース２１
が取付けられ、また補足梁１９の端にも上記接合ピース
３１と同じ接合ピース３１が取付けられていて、両ピー
ス２１，３１の接合部２４．３０同志を平行に重合させ
るとともに、この重合により合致する結合孔２５，３２
にボルト３３を通すことによりこの小屋組トラス１と補
足梁１９とが接合されている。

第１０図は同図中り部分における台形小屋組トラス１の
上弦材４と、これに斜交する隅棟梁８の斜交部の接合構
造を示すもので、台形小屋組トラス１の上弦材４の上に
はこれ又上記接合ピース２１と同様の接合ピース２１が
取付けられ、また隅棟梁８の下面にも上記接合ピース２
７と同じ接合ピース２７が取付けられて、片方の接合ピ
ース２７の一辺の接合部２６と他方の接合ピース２１の
接合部２４とを平行に重合させるとともにその重合部の
互いに合致する結合孔２５．２９にボルト３３を通して
締付けることにより、台形小屋組トラス１と隅棟梁８と
が接合されている。

第１１図および第１２図は、同図中Ｅ部分における台形
小屋組トラス１と、該トラス１の上弦材４の上に斜交す
べく取付ける隅棟梁８と、該トラス１に対し斜交すべく
、又隅棟梁８に対し直交すべく取付ける入隅棟梁１０の
三部材の接合部分の構造を示すものである。

台形小屋組トラス１の上弦材４の上には上記接合ピース
２１と同じ接合ピース２１が取付けられ、隅棟梁８およ
び１０のそれぞれの下面には上記接合ピース２７と同じ
接合ピース２７が取付けられている。

また、この接合部分には継手ピース３４が併用され、そ
の継手ピース３４は平面り形に形成した継手本体３５と
、該本体３５のＬ形を構成する一辺３５ ａおよび他辺
３５ ｂの各端に平面り形に形成した梁受部３６．３７
とから戊り、梁受部３６および３７のそれぞれに結合孔
３８を設けである。

而して、台形小屋組トラス１、隅棟梁８および１０の三
部材は、継手ピース３４の一端の梁受部３７の一側面を
小屋組トラス１の接合ピース２１の接合部２４に結合孔
３８．２５を合致すべく重合させると共に、該梁受部３
７の他側面に隅棟梁８の接合ピース２７の接合部２６を
結合孔３８．２９を合致すべく重合させてそれぞれの重
合部の結合孔３８゜２９および結合孔３８．２９．２５
にボルト３３を通して締付け、また、継手ピース３４の
他端の梁受部３６には隅棟梁１０の接合ピース２７の接
合部２６．２６を結合孔３８．２９同志を合致すべく重
合させ、その結合孔３８．２９にボルト３３を通して締
付けることにより、結合したものである。

第１３図乃至第１５図は、同図中Ｆ部分における三角形
小屋組トラス２と、左右隅棟梁８および８との接合部分
の構造を示すものである。

三角形小屋組トラス１の真束３９の前面側の上部には取
付ピース４０がボルト４１にて締結固定され、その取付
ピース４０には左右１対の平板形状の接合部４２．４２
が互いに平行に前方へ突設され、各接合部４２に結合孔
４３を設けである。

左右隅棟梁８，８の各端の下面には上記接合ピース２７
と同じ接合ピース２７が取付けられている。

而して、左隅棟梁８および右隅棟梁８は、それぞれ接合
ピース２７の一辺の接合部２６を三角形小屋−組トラス
２の取付ピース４０の左接合部４２および右接合部４２
に結合’ＪＬ２９，４３同志を合致すべく重合させると
ともに、ボルト３３を各重合部の結合孔２９．４３に通
して締付けることにより、三角形小屋組トラス２の前面
側の上部に左右対称に接合される。

第１６図および第１７図は、同図中Ｇ部分における棟梁
１２．１２と左右隅棟梁８，８との接合部の構造を示す
ものであり、垂直面板よりなるピース本体糾と、ピース
本体４４の前面の左右両端に対称に設けた平面り形でか
つ結合孔４５を有する梁受部４６．４６と、ピース本体
４４の後面に互いに平行に後方へ突設した左右１対の平
板形状の接合部４７．４７にて接合ピース４８が構成さ
れ、この接合ピース４８の前面の左右梁受部４６．４６
にそれぞれ左隅棟梁８および右隅棟梁８の各下面に取付
けた上記接合ピース２７と同じ接合ピース２７及び２７
を重合させるとともに、各重合部をボルト３３で締付け
ることにより、左右隅棟梁８，８の端同志が対称に連繋
され、またこの接合ピース４８の後面の接合部４７．４
７には棟梁１２．１２の各端を重合し各重合部をボルト
３３で締付けである。

第１８図は第１図中、入隅Ｈ部分における外壁パネル上
端の固定状態を例示するものである。

三角形小屋組トラス２の上弦材４と下弦材５の交わる端
部の下面には第１９．２０図に示すように、平たいパネ
ル固定板４９が水平に、ポル） ５０の締付は手段等で
もって固定されている。

そのパネル固定板４９の下面には互いに直交するパネル
外面受５１．５１が直角に立設されると共に、一方のパ
ネル外面受５１、および他方のパネル外面受５１に対し
それぞれ外壁パネル１６厚の間隔をおいて平行となすパ
ネル内面受５２、および５２が立設されている。

同パネル固定板４９上における一方のパネル外面受５１
とこれに平行なパネル内面受５２間、および他方のパネ
ル外面受５１とこれに平行なパネル内面受５２間のそれ
ぞれの位置にはパネル固定孔５３が設けられている。

８５はプレース取付用の孔である。また、この小屋組ト
ラス２の下方で互いに直交すべく配置された外壁パネル
１６．１６の各上端面上にはプレート５４を溶接等で個
室し、そのプレート５４に裏ナツト５５を有する固定孔
５６が上記パネル固定板４９のパネル固定孔５３の位置
に対応して設けられている。

而して、上記パネル固定板４９の下面のパネル外面受５
１とパネル内面受５２の間に、外壁パネル１６の上端を
はめ込み、これらパネル固定板４９下面と外壁パネル１
６上端面とを重合し、ボルト５８をパネル固定板４９の
孔５３より入れ外壁パネル１６の孔５６に締付けること
により、小屋組トラス２の下面に外壁パネル１６．１６
の上端同志を直交状にして固定したものである。

なお、上記パネル固定板４９のパネル内面受５２は必ず
しも必要としない。

また、第１図中、Ｌ部分又はＭ部分のような小屋組トラ
ス２又は１の下面において外壁パネル１６の上端を固定
する場合には、小屋組トラス２および１の各下面に上記
パネル固定板４９と同じものが水平に取付けられるが、
この場合におけるパネル固定板４９の下面にはパネル外
面受５１がトラス２又は１と直交する方向に一直線に設
けられる。

なお、第１８図乃至第２０図において、５９はトラス２
の端の側面にボルト６０で取付けたＴ形の接合ピースで
、このピース５９には入隅棟梁１０の下端に取付けた上
記接合ピース２７と同じ接合ピース２７の一辺２６を重
合しこの重合部をボルト３３で締付けることにより、ト
ラス２と入隅棟梁１０とが結合固定される。

６１はトラス２の端の側面およびパネル固定板４９上に
ボルト６２で取付けた母屋受ピースで、この上に母屋２
０の端をのせて固定する。

第２２図は第１図中、出隅Ｉ部分における外壁パネル上
端の固定状態を例示するものである。

上記隅棟梁８の軒側端（下端）には、第２１，２３図に
示すように、１対の取伺脚６３，６３を垂直方向に溶接
等により固定し、その取付脚６３．６３の下端に四角形
のパネル固定板６４を水平に溶接等により固定しである
。

そのパネル固定板６４の下面には互いに直交するパネル
外面受６５．６５が直角に立設されると共に、一方のパ
ネル外面受６５、および他方のパネル外面受６５に対し
それぞれ外壁パネル１６厚の間隔をおいて平行となすパ
ネル内面受６６、および６６が立設されている。

同パネル固定板６４上における一方のパネル外面受６５
とこれに平行なパネル内面受６６間、および他方のパネ
ル外面受６５とこれに平行なパネル内面受６６間のそれ
ぞれの位置にはパネル固定孔６７が設けられている。

６８はプレース取付用の孔である。

また、この隅棟梁８の下方で互いに直交すべく配置され
た外壁パネル１６．１６の各上端面上にはプレート６９
を溶接等で固定し、そのプレート６９に裏ナツト７０を
有する固定孔７１が上記パネル固定板６４のパネル固定
孔６７の位置に対応して設けられている。

而して、上記パネル固定板６４の下面のパネル外面受６
５とパネル内面受６６の間に、外壁パネル１６の上端を
はめ込み、これらパネル固定板６４下面と外壁パネル１
６上端面とを重合し、ボルト７２をパネル固定板６４の
孔６７より入れ外壁パネル１６の孔７１に締付けること
により、隅棟梁８に外壁パネル１６の上端同志を直交状
に固定したものである。

なお、上記パネル固定板６４のパネル内面受６６は必ず
しも必要としない。

また、このように上端の一端部を固定された外壁パネル
１６の他端部、すなわち第１図中、１部分では、第２４
．２５図に示すように補足梁１９の軒側端（下端）に、
上記パネル固定板６４と同じく、外壁パネル１６の上端
の上に重合するパネル固定板６４を水平に取付け、該パ
ネル固定板６４の下面には外壁パネル１６の外面上端部
と接当するパネル外面受６５を直角−に立設して、上記
と同様に互いに重合するこれらパネル固定板６４と外壁
パネル１６上端とをボルト７２で締付は固定される。

なお、図例ではこの１つのパネル固定板６４の下面で一
直線上に隣接する側外壁パネル１６．１６の上端を同時
に固定しである。

第２６図は第１図中に部分の入隅棟梁１０と母屋２０．
２０の接合状態を示すものであり、入隅棟梁１０の上に
は短冊形状の鉄板等金属板材よりなる母屋載置板７３が
棟線Ｓに対し直交する方向に重わられこの重合部を溶接
等により一体に取付けてあり、その母屋載置板７３の入
隅棟梁１０より両側方に張出した母屋載置部７４．７４
は、第２図に示す大隅棟屋根面７５．７５に合う谷部を
形成すべく、水平面よりα角度だけ上向き方向に傾斜さ
せである（第２７図参照）。

またこの母屋載置部７４．７４の各端の一隅部を、棟線
Ｓに対しθ＝４５°で斜交しかつ該載置部７４の面より
直角に起立するように折曲げて転止部７６となしてあり
、該転止部７６にはボルト７７を通しうる孔７８を設け
である。

而して、互いに直交する二方向からの木製の四角形断面
の母屋２０と２０を母屋載置板７３の母屋載置部７４と
７４の上に載せ、両母屋２０．２０の斜断端面７９．７
９同志を直角に突き合せるとともに各母屋２０の側面８
０を転止部７６の内面に平行に重ね合せれば、内母屋２
０．２０は入隅屋根面７５．７５に合った傾斜状態にす
ることができるのであり、そして、ボルト７４を転止部
７６の孔７８より母屋２０に直交状に通して締付けるこ
とにより、入隅棟梁１０上に両母屋２０．２０が前記し
た直角突き合せ及び屋根面７５．７５に合う傾斜状態を
保持すべく定置固定されるのである。

第２８図は第１図中の例えばＮ部分における出隅棟梁８
の上に母屋２０．２０を取付けるにあたって使用される
母屋載置板７３を示すものであり、上記した入隅棟梁１
０の上に取付けた母屋載置板７３と異なるところは、母
屋載置板７３の出隅棟梁８より両側方に張出した母屋載
置部７４．７４が、出隅棟屋根面に合う山形を形成すべ
く、水平面よりα角度だけ下向き方向に傾斜させである
点であり、その他の部分の構成は上記母屋載置板７３と
全く同様である。

本考案は上記実施例で示すように、小屋組トラス１の上
には平板形状の接合部２４を有する接合ピース２１が前
記接合部２４をトラス１の長手方向に対し直交するよう
立設され、隅棟梁８の小屋組トラス１と斜交する部分に
は、小屋組トラス１の接合ピース２１の接合部２４と平
行に重合する平板形状の接合部２６を互いに直角に連成
して平面り形に構成した接合ピース２７が取付けられ、
補足梁１９の、小屋組トラス１に対し直角に又隅棟梁８
に対し斜交状に接合される部分には、小屋組トラス１の
接合ピース２１の接合部２４、および隅棟梁８の接合ピ
ース２７の一辺又は他辺の接合部２６のそれぞれに対し
平行に重合する平板形状の接合部３０を有する接合ピー
ス３１が取付けられたものであるから、現場施工で、こ
れら小屋組トラス１、隅棟梁８、および補足梁１９の三
者相互、又はそのうち三者相互を小屋組みのいずれの個
所で接合するときも、全て、各接合ピース２１．２７．
３１の接合部２４゜２６．３０同志、又は接合部２４．
２６同志、あるいは接合部２４．３０同志を互いに平行
に重ね合せ、その重ね合せ部はボルト３３で共線めでき
るという簡単な接合作業で足り、現場におけるこれらの
接合作業はきわめて合理的に能率よく行われるのであり
、しかも、１つの小屋組みにおけるいずれの小屋組トラ
ス１にも共通して同一の接合ピース２１を、又いずれの
隅棟梁８にもこれ又共通して同一の接合ピース２７を、
又何れの補足梁１９にもこれ又聞−の接合ピース３１を
それぞれ取付けることで足りるため、小屋組トラス１、
隅棟梁８、および補足梁１９のそれぞれの種類数は減少
でき、工場生産性に優れる等の効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本考案の一実施例を示す寄棟小屋組の伏せ図、
第２図は同寄棟屋根の勾配状態図、第３図は台形小屋組
トラスの正面図、第４図は第１図におけるＡ部分の台形
小屋組トラスと隅棟梁と補足梁の接合状態を示す拡大平
面図、第５図は側面図、第６図は第１図におけるＢ部分
の隅棟梁と補足梁の接合状態を示す拡大平面図、第７図
は側面図、第８図は第１図におけるＣ部分の台形小屋組
トラスと補足梁の接合状態を示す拡大平面図、第９図は
側面図、第１０図は第１図におけるＤ部分の台形小屋組
トラスと隅棟梁の接合状態を示す拡大平面図、第１１図
は第１図におけるＥ部分の台形小屋組トラスと隅棟梁の
接合状態を示す拡大平面図、第１２図は側面図、第１３
図は第１図におけるＦ部分の台形小屋組トラスと隅棟梁
の接合状態を示す拡大平面図、第１４図は正面図、第１
５図は側面図、第１６図は第１図におけるＧ部分の棟梁
と隅棟梁の接合状態を示す拡大平面図、第１７図は第１
６図におけるＡ−Ａ線断面図、第１８図は第１図におけ
るＨ部分の小屋組トラスと外壁パネル上端の接合状態を
示す拡大平面図、第１９図は第１８図におけるＢ矢視図
、第２０図は第１８図におけるＣ矢視図、第２１図は第
１図におけるＩ部分の隅棟梁と外壁パネル上端との接合
部を分離した状態で示す斜視図、第２２図は同接合状態
を示す側面図、第２３図は底面図、第２４図は第１図に
おける１部分の補足梁と外壁パネル上端の接合状態を示
す拡大平面図、第２５図は側面図、第２６図は第１図に
おけるに部分の母屋と隅棟梁の接合状態を示す拡大平面
図、第２７図は同接合状態の正面図、第２８図は第１図
におけるＮ部分の母屋と隅棟梁を接合する接合ピースの
正面図である。

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. １．小屋組トラス１と、該小屋組トラス１の上に対し斜
   交状に接合される隅棟梁８と、小屋組トラス１に対し直
   角に、又隅棟梁８に対し斜交状にそれぞれ接合される補
   足梁１９の組合せからなる小屋組み装置において、小屋
   組トラス１の上には平板形状の接合部２４を有する接合
   ピース２１が前記接合部２４を小屋組トラス１の長手方
   向に対し直交するよう立設され、隅棟梁８の小屋組トラ
   ス１と斜交する部分には、小屋組トラス１の接合ピース
   ２１の接合部２４と平行に重合する平板形状の接合部２
   ６を互いに直角に連成して平面り形に構成した接合ピー
   ス２７が取付けられ、補足梁１９の、小屋組トラス１に
   対し直角に又隅棟梁８に対し斜交状に接合される部分に
   は、小屋組トラス１の接合ピース２１の接合部２４、お
   よび隅棟梁８の接合ピース２７の一辺又は他辺の接合部
   ２６のそれぞれに対し平行に重合する平板形状の接合部
   ３０を有する接合ピース３１が取付けられて成るを特徴
   とする小屋組み装置。