JPH04129872A - 搬送車 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、搬送車に関し、例えばゴルフ場でのゴルフ
バックの搬送に用いられる搬送車に関するものである。

〔従来の技術〕

第５図（ａｌ、（ｂｌは例えば特開昭５５−１０６５４
号公報に開示された従来のこの種搬送車の底面図および
側面図を示すもので、図において、１は走行路面に設け
られた誘導帯、２はこの誘導帯１上を走行する無人搬送
車、３はこの無人搬送車２を方向転換させる操舵輪、４
はこの操舵輪３の操舵モータ、５は上記無人搬送車２を
走行移動させる駆動輪、６はこの駆動輪５を駆動する駆
動モータ、７は上記操舵モータ４および駆動モータ６の
バッテリ、８は無人搬送車２を誘導する検出部、９は上
記誘導帯１に光を照射する光源、１０は誘導帯１に反射
した光を受光する複数の受光素子である。

上記のように構成した搬送車は、ハツチリフからの給電
によって駆動モータ６が始動し駆動輪５を回転駆動して
無人搬送車２が走行する。この際、光源９から照射した
光が誘導帯１で反射し、その反射光を受光素子１０によ
って受光し、変換された電気信号で操舵モータ４を制御
して操舵輪３が誘導帯１から離れないようにコントロー
ルしてぃる。

〔発明が解決しようとする課題〕

従来の搬送車は以上のように構成されているので、搬送
車２を誘導帯１がら離れて任意のコースを有人で運転し
ようとしても、そのための特別な装置が備えてないため
、多大な操作力を必要とし運転に過大な疲労が伴う。ま
た、操作が極めて困難であるといった問題点があった。

この発明は上記のような問題点を解消するためになされ
たもので、無人搬送車を軽い操作力で、しかも操作容易
に有人運転することのできる搬送車を得ることを目的と
する。

〔課題を解決するための手段〕

この発明に係る搬送車は、搬送車を走行させるための駆
動輪および駆動モータと、搬送車を方向転換するための
操舵輪および操舵モータと、上記駆動モータおよび操舵
モータに電源供給するバッテリとを備え、道路に設けた
誘導帯を検出器によって検知し、搬送車を誘導帯に沿っ
て自動走行させる搬送車において、操作ハンドルと、こ
の操作ハンドルに上記操舵輪を方向転換させるためのス
イッチと、搬送車を自動運転と手動運転とに切換える切
換スイッチと、操舵輪の向きとスイッチの切換方向を表
示する液晶式などの表示部とを備えたことを特徴とする
。

〔作　用〕

この発明においては、切換スイッチを自動側にすること
によって搬送車が誘導帯に沿っ石無人で自動運転させる
ことができる。また、切換スイッチを手動側にすること
で、操作ハンドルに設けたスイッチを操作して操舵輪を
右または左に方向転換させ、搬送車を誘導帯以外を有人
で手動運転させることができる。

〔実施例〕

以下、この発明の一実施例を図について説明する。第１
図（ａｌ、（ｂ）はこの発明による搬送車の底面図およ
び側面図を示すもので、図において、１１は搬送車２の
後部に取付けた操作ハンドル、１２はこの操作ハンドル
１１に取付けたスイッチボックス、１３はこのボックス
１２の上面に設けた液晶表示部で、その表示の一例を第
３図に示す。

１４は自動（無人）運転と手動（有人）運転とに切換え
る切換スイッチ、１５は搬送車２の走行を制御するため
のコントローラである。なお、その他の構成は第４図（
ａ）、（ｂｌと同一であるので同一符号を付して説明は
省略する。

第２図は操作ハンドル１１とスイッチボックス１２の斜
視図であって、１６ａ、１６ｂは操作ハンドル１１の左
右コーナ部に設けた手動（有人）運転時に使用するタッ
チ式スイッチである。１７は搬送車２を始動するスター
トスイッチ、１９は同じく停止するストップスイッチで
ある。

次にこの発明の動作について説明する。切換スイッチ１
４を自動側にしたのち、スタートスイッチ１７を操作す
ればコントローラ１５が操舵モータ４を駆動し搬送車２
が誘導帯１に沿って無人走行する。また、切換スイッチ
１４を手動側にすれば任意のコースを走行する有人運転
が可能となる。

すなわち、切換スイッチ１４を手動側にすると、液晶表
示部１３には第３図に示すように今の操作輪３の向きが
わかる。次にスタートスイッチ１７を操作することで駆
動モータ６が駆動し例えば約６ｋｍ　／　Ｈで定速走行
する。一方、操作ハンドル１１の左右のタッチ式スイッ
チ１６ａ、１６ｂに手を掛け、旋回したい側のスイッチ
１６ａあるいは１６ｂを軽く握ることで、そのスイッチ
信号がコントローラ１５へ入力され、握ったスイッチ側
へ握っている時間中、操舵輪３が旋回し、上記スイッチ
の握りを解放すると操舵輪３が中央に戻る。

なお、上記タッチ式スイッチとしては、例えばプリジス
トン社製のＲ３−２００が適用される。

また操舵輪３のすえ切り操作時などは、操舵輪３の向き
や右左折の方向が液晶表示部１３に実時間で表示される
ため、搬送車２の進行方向が一目でわかり便利である。

第４図は例えばゴルフ場におけるゴルフバンクを運ぶ搬
送車の一例であって、ａ　−＋　ｂ間は誘導帯１を搬送
車２を無人走行させ、ｌ）　−１−Ｃ−＋　４間を搬送
車２をプレイコースに乗り入れて有人走行させることが
できる。

なお、実施例ではタッチ式スイッチ１６ａ。

１６ｂを用いた場合について説明したが、コントローラ
１５に旋回方向を伝える手段があれば、通常の押しボタ
ンスイッチや無線誘導で行ってもよく、上記と同様にパ
ワーステアリング勤行が可能となる。

〔発明の効果〕

以上説明したようにこの発明によれば、操作ハンドルに
よる搬送車の操作を操舵モータとタッチ式スイッチで行
うようにしたので、ハンドルの操作を極めて軽い操作力
で行える。また、誘導帯による無人走行も切換スイッチ
の切換のみで簡単に行えるので、無人による自動走行お
よび有人による手動走行が自由に行える効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図（ａ）、（ト））はこの発明の一実施例による搬
送車の底面図と側面図、第２図は操作ハンドルとスイッ
チボックスの斜視図、第３図は液晶表示部の表示図、第
４図はゴルフ場における本発明搬送車の使用説明図、第
５図（ａｌ、（ｂ）は従来の搬送車の底面図と側面図で
ある。 １・・・誘導帯、２・・・搬送車、３・・・操舵輪、４
・・・操舵モータ、５・・・駆動輪、６・・・駆動モー
フ、７・・・バッテリ、８・・・検出部、９・・・光源
、１０・・・受光素子、１１・・・操作ハンドル、１３
・・・液晶表示部、１４・・・切換スイッチ、１５・・
・コントローラ、１６ａ１６ｂ・・・タッチ式スイッチ
、１７・・・スタートスイッチ、１８・・・ストップス
イッチ。 なお、図中同一符号は同−又は相当部分を示す。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 　搬送車を走行させるための駆動輪および駆動モータと
   、搬送車を方向転換するための操舵輪および操舵モータ
   と、上記駆動モータおよび操舵モータに電源供給するバ
   ッテリとを備え、道路に設けた誘導帯を検出器によって
   検知し、搬送車を誘導帯に沿って自動走行させる搬送車
   において、操作ハンドルと、この操作ハンドルに上記操
   舵輪を方向転換させるためのスイッチと、搬送車を自動
   運転と手動運転とに切換える切換スイッチと、操舵輪の
   向きとスイッチの切換方向を表示する液晶式などの表示
   部とを備えたことを特徴とする搬送車。