JP2002193142A - 走行作業車における旋回モードの報知装置 - Google Patents

走行作業車における旋回モードの報知装置

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JP2002193142A
JP2002193142A JP2000396977A JP2000396977A JP2002193142A JP 2002193142 A JP2002193142 A JP 2002193142A JP 2000396977 A JP2000396977 A JP 2000396977A JP 2000396977 A JP2000396977 A JP 2000396977A JP 2002193142 A JP2002193142 A JP 2002193142A
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turning
mode
turning mode
steering lever
traveling
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JP2000396977A
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Masashi Kamoto
政司 嘉本
Kenichi Adachi
憲一 足立
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Mitsubishi Agricultural Machinery Co Ltd
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Mitsubishi Agricultural Machinery Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 作業走行中において、オペレータの通常の作
業操作に関わる視野範囲内で何れの旋回モード状態にあ
るかの確認を容易に行うことができる走行作業車におけ
る旋回モードの報知装置を提供する。 【解決手段】 モード切換手段で超信地旋回の旋回モー
ドを選択した際に、当該旋回モードであることを報知す
る表示手段を操向レバー6の配設位置近傍に設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は複数の旋回動作のモード
選択が可能な走行作業車における旋回モードの報知装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、緩旋回、超信地旋回などの複数の
旋回動作のモード選択が可能な走行作業車においては、
任意の旋回モードを選択するためにスイッチや切換レバ
ー等のモード切換手段が設けられ、これにより旋回モー
ドを選択した場合に、当該旋回モードであることを作業
者に報知する報知装置を備えたものが知られている。
【0003】ところが、上記報知装置ではオペレータの
通常の作業操作との連繋については殆ど考慮されていな
かったため、旋回モードの切換えを行った後にオペレー
タがその他の煩雑な機体操作や作業操作を行ったりした
場合、どの旋回モードが現在選択されているか、の把握
が曖昧となり、往々にして当該旋回モードに対応した適
切な作業操作と異なる内容での操作となってしまい、機
体走行中に逐次変化する作業操作内容との関わりの中で
安全性の向上を図ることが困難になる、という改善の余
地を残すものであった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記の如き実
状に鑑み旋回モード選択と連繋する作業操作を行う上で
の安全性の向上を追求する研究、開発の過程で創案され
たものであって、その目的とするところは、作業走行中
において、オペレータの通常の作業操作に関わる視野範
囲内で何れの旋回モード状態にあるかの確認を容易に行
うことができ、旋回モードの誤認識を誘発することなく
安全な機体旋回動作を遂行することができる走行作業車
における旋回モードの報知装置を提供することを課題と
するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】課題を解決するため本発
明が採用した第1の技術的手段は、前後左右に傾倒自在
な操向レバーの操作で機体の旋回を行い、かつ超信地旋
回を含む複数の旋回モードの切換えをモード切換手段で
行うように構成した走行作業車において、上記モード切
換手段で超信地旋回の旋回モードを選択した際に、当該
旋回モードであることを報知する表示手段を操向レバー
の配設位置近傍に設けたことを特徴とし、第2の技術的
手段として、上記表示手段を、操向レバーの上部に配置
したことを特徴とし、第3の技術的手段として、上記表
示手段を、操向レバーの近傍に付設されるグリップバー
に設けたことを特徴とするものである。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明の構成を図面に示した第1
実施例について詳細に説明する。図1において、1は本
発明の旋回モードの報知装置を備えたコンバインであ
り、該コンバイン1は機体フレーム2の前方に前処理部
3を設け、かつ当該機体フレーム2の下部両側には、走
行フレーム4a,4aにクローラ4,4をそれぞれ巻回
したクローラ走行装置5,5が配設されていると共に、
上記コンバイン1の機体進行方向右側には、前後左右に
傾倒自在な操向レバー6,座席シート7等を備えた運転
操作部8が設けられてコンバイン1が構成されている。
【0007】また上記運転操作部8には、図2に示すよ
うに、切換ガイド溝9に案内されて高速位置A(走
行)、中速位置B(標準)および低速位置C(倒伏)に
切換可能に構成された副変速レバー10が配設されてい
ると共に、上記副変速レバー10の基端部には、当該副
変速レバー10が低速位置Cからその側方位置Dに切り
換えた際にトランスミッションを超信地旋回モードの駆
動状態に切り換えるモード切換スイッチ(図示せず)が
設けられ、更に当該超信地旋回モードであることを報知
する発光ランプ11が、上記操向レバー6の上部に位置
する把持部6aに内装されている。
【0008】本発明は叙上の如く構成されているから、
コンバイン1による作業走行中は中速位置B(標準)ま
たは低速位置C(倒伏)に副変速レバー10が切り換え
られて作業内容に応じた走行速度で作業が行われること
になる。
【0009】このような作業走行中において、オペレー
タが副変速レバー10を低速位置C(倒伏)からその側
方位置Dに切り換えると、操向レバー6の把持部6aに
内装された発光ランプ11が点灯するので、通常の作業
操作に関わる視野範囲内で把持した操向レバー6の把持
部6aにオペレータが目を落とすのみで、現状の旋回モ
ードが超信地旋回モードであることが容易に確認するこ
とができ、旋回モードの誤認識を誘発することなく安全
な機体旋回動作を遂行することができる。
【0010】次に、図3ないし図5に示した第2実施例
について説明する。図3において、コンバイン1の運転
操作部8に設けた前後傾倒自在な操向レバー6の手前に
は、グリップバー12が左右方向に付設され、その下方
のパネル面には後述するトランスミッション13を「緩
旋回」、「信地旋回」および「超信地旋回」の各旋回モ
ードでの駆動状態に切換選択する緩旋回スイッチ14、
信地旋回スイッチ15、超信地旋回スイッチ16がそれ
ぞれ配設されており、各スイッチ14〜16が選択され
た際には、当該スイッチがそれぞれ青、黄、赤に点灯す
ると共に、上記グリップレバー12の上面にも、緩旋回
モード時に点灯する青ランプ17,信地旋回モード時に
点灯する黄ランプ18,超信地旋回モード時に点灯する
赤ランプ19がそれぞれ隣接して配置されている。
【0011】上記トランスミッション13は、図4に示
すように、その駆動軸20,20に走行フレーム4a側
に軸支された遊転輪21と複数の転輪22,22…を介
してクローラ4,4をそれぞれ巻装するドライブホイー
ル23,23が軸支されており、該ドライブホイール2
3,23を同じ回転数で正回転させるとコンバイン1は
直進し、また同じ回転数で逆回転させると後進する。さ
らに左右何れか一方のドライブホイール23の回転を他
方のドライブホイール23の回転に対して遅くしたり、
駆動停止する、または逆回転させる等を、図5に示すよ
うな制御構成を介して選択的に組み合わせることによっ
て、コンバイン1は緩やかな旋回動作から急峻な旋回動
作の選択範囲内で、緩旋回、信地旋回、超信地旋回の3
つの旋回モードに切り換えて圃場状態や作業条件に応じ
た機体の旋回を行うようになっている。なお、24はエ
ンジン、25は走行HST装置、26は副変速機構であ
る。
【0012】そして、コンバイン1の直進時には、前記
操向レバー6は中立位置に保持され、その基端部に設け
た操向レバーポテンショメータ(図示せず)が該操向レ
バー6が中立にあることを検出し、エンジン24から走
行HST装置25を経て伝達される回転動力は、副変速
機構26で変速された後にギヤ27,28を介して太陽
ギヤ29に伝動されると共に、左右旋回クラッチブレ―
キ30,31がスプリングの付勢力により常時ブレ―キ
状態を保持されることにより、遊星歯車装置のリングギ
ヤ32が固定されてコンバイン1は直進することにな
る。
【0013】ここで、緩旋回スイッチ14を押圧して緩
旋回モ―ドが選択された際は、例えば操向レバ一6を右
方向に傾倒操作して右旋回すると、操向レバ―ポテンシ
ョメータは右の傾倒操作量を検出し、その操作量の増大
に伴って綬旋回1→綬旋回2→信地旋回へと変化する。
そして緩旋回1の時は、右旋回クラッチブレ―キ31が
ブレ―キオフとなってクラッチオンするとともに緩旋回
1クラッチ33がオンし、該緩旋回1クラッチ33の動
カが右旋回クラッチブレーキ31を介してリングギヤ3
2に伝達されコンバイン1の直進カを減速する緩旋回と
なり、右方向に傾倒操作量が増大して緩旋回2になった
時は、緩旋回1クラッチ33がオフになり、緩旋回2ク
ラッチ34がオンすることにより、前記緩旋回1より急
な緩旋回を行うことになる。更に信地旋回の時は、緩旋
回2クラッチ34がオフになり、信地旋回クラッチ35
がオンすることにより、コンバイン1は急旋回すること
になる。
【0014】一方、超信地旋回スイッチ16を押圧して
超信地旋回モ―ドが選択された際は、操向レバ一6を右
方向に傾倒操作して右旋回すると、操向レバ―ポテンシ
ョメータは右の傾倒操作量を検出し、その操作量の増大
に伴って綬旋回1→綬旋回2→超信地旋回へと変化す
る。そして緩旋回1および緩旋回2の時は前記と同様の
動作でトランスミッション13から駆動力が出力される
が、超信地旋回の時は、緩旋回2クラッチ34がオフに
なり、超信地旋回クラッチ36がオンすることにより、
コンバイン1は超信地旋回することになる。
【0015】このような作業走行中における旋回モード
の切換では、各旋回モードに切り換えた際にそのモード
に対応するスイッチ14,15,16と青、黄、赤の各
ランプ17,18,19がオペレータの通常の作業操作
に関わる視野範囲内で点灯するので、操向レバー6の把
持部6aを把持しながら他の操作を行うオペレータが自
然に目を落とすのみで、現状の旋回モードが超信地旋回
モードであるか、あるいはその他の旋回モードであるか
を容易に確認でき、旋回モードの誤認識を誘発すること
なく安全な機体旋回動作を行うことができる。
【0016】なお、上述の第2実施例ではグリップバー
12に青、黄、赤の各ランプ17,18,19を設けた
構成を示したが、図6に示すように、前述の第1実施例
で操向レバー6の把持部6aに内装された発光ランプ1
1を、青、黄、赤の各ランプ17,18,19と同様に
色が青、黄、赤に変化して点灯する発光ランプ11´と
しても良く、また視認性の高い発光LEDを採用できる
ことは詳述するまでもない。
【0017】
【発明の効果】これを要するに本発明は、前後左右に傾
倒自在な操向レバーの操作で機体の旋回を行い、かつ超
信地旋回を含む複数の旋回モードの切換えをモード切換
手段で行うように構成した走行作業車において、上記モ
ード切換手段で超信地旋回の旋回モードを選択した際
に、当該旋回モードであることを報知する表示手段を操
向レバーの配設位置近傍に設け、また上記表示手段を、
操向レバーの上部に配置し、あるいは上記表示手段を、
操向レバーの近傍に付設されるグリップバーに設けたか
ら、 作業走行中において、オペレータの通常の作業操作に
関わる視野範囲内で何れの旋回モード状態にあるかの確
認を容易に行うことができ、旋回モードの誤認識を誘発
することなく安全な機体旋回動作を遂行することができ
る。 操向レバーをオペレータが操作して機体が旋回動作に
入る前に、オペレータ自身が把持した操向レバーの上部
に目を落とすだけで、現状で選択される旋回モードに対
して、当該旋回モードの設定を誤っていないか、あるい
は設定忘れ等がないか等を一連の作業操作の中で予め確
実に把握することができる。 操向レバーを操作する際、これと常に連繋して把持す
るグリップバーを目視するだけで、前記と同様に旋回モ
ードの設定および設定忘れ等の確認を予め把握すること
ができる。 等という極めて有用な新規的効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】コンバインの全体斜視図である。
【図2】(a)は副変速レバーを点線で示し、その切換
動作を説明する要部平面図である。(b)は操向レバー
の周辺配置を示す要部斜視図である。
【図3】操向レバーの周辺配置を示す要部斜視図であ
る。
【図4】トランスミッションの動力伝達構成を示す模式
図である。
【図5】制御構成のブロック図である。
【図6】操向レバーの他の周辺配置を示す要部斜視図で
ある。
【符号の説明】
6 操向レバー 1 コンバイン 6a 把持部 12 グリップバー 11 発光ランプ 11´ 発光ランプ 17 青ランプ 18 黄ランプ 19 赤ランプ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2B074 AA01 AB01 AC02 BA06 BA18 CD08 DA05 DB03 DB04 DC01 DE03 DE05 EA02 EB02 EC01 ED03 2B076 AA03 CD02 DA03 EB04 ED21 ED27

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】前後左右に傾倒自在な操向レバーの操作で
    機体の旋回を行い、かつ超信地旋回を含む複数の旋回モ
    ードの切換えをモード切換手段で行うように構成した走
    行作業車において、上記モード切換手段で超信地旋回の
    旋回モードを選択した際に、当該旋回モードであること
    を報知する表示手段を操向レバーの配設位置近傍に設け
    たことを特徴とする走行作業車における旋回モードの報
    知装置。
  2. 【請求項2】上記表示手段を、操向レバーの上部に配置
    したことを特徴とする請求項1記載の走行作業車におけ
    る旋回モードの報知装置。
  3. 【請求項3】上記表示手段を、操向レバーの近傍に付設
    されるグリップバーに設けたことを特徴とする請求項1
    記載の走行作業車における旋回モードの報知装置
JP2000396977A 2000-12-27 2000-12-27 走行作業車における旋回モードの報知装置 Pending JP2002193142A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007028945A (ja) * 2005-07-25 2007-02-08 Iseki & Co Ltd コンバイン
EP2771223A4 (en) * 2011-10-28 2015-12-09 Husqvarna Ab DISPLAY SYSTEM FOR STEERING ARRANGEMENT OF A CLEANING OR ZERO-TURNING CIRCUIT VEHICLE

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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US9491903B2 (en) 2011-10-28 2016-11-15 Husqvarna Ab Steering assembly indicator system for a lawn care or zero-turn vehicle
US10589670B2 (en) 2011-10-28 2020-03-17 Husqvarna Ab Steering assembly indicator system for a lawn care or zero-turn vehicle

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Date Code Title Description
RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20040527