JP2020201862A - 無人搬送車 - Google Patents

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Abstract

【課題】作業者の操作の習熟度によらず、容易に無人搬送車の手動操作を行うことができる、無人搬送車を提供する。【解決手段】ビークルシステム80は、走行モードが手動運転モードに設定された場合、予め設定されたガイド用走行経路MLに沿って、位置推定部92での推定結果、及び操作端末60での操作に基づいた走行をするように制御する。このように、作業者の意図も反映させつつも、ビークルシステム80は、自動運転モードで用いられていた無線のRFIDタグ95による位置推定部92での推定結果を用いて、予め設定されたガイド用走行経路MLに沿った走行を行わせることができる。これにより、作業者は、複雑な操作を行わなくとも、適切な経路に沿って無人搬送車10を走行させることができる。【選択図】図4

Description

本発明は、無人搬送車に関する。
従来、例えば特許文献1に記載されるような無人搬送車が知られている。この無人搬送車は、予め設定された走行経路に沿って自動的に走行を行う。また、無人搬送車が走行する走行面には、位置情報を保持したRFIDが設けられている。これにより、無人搬送車は、RFIDから無線で位置情報を読み取ることで、自己位置を推定しながら、自動運転を行っている。
特開2016−115207号公報
ここで、無人搬送車のメンテナンスなどが必要になった場合は、自動運転用の走行経路から外して、メンテナンスを行う場所へ無人搬送車を移動させる必要がある。この場合、作業者が操作端末を操作することによって、手動操作によって、無人搬送車を運転する必要がある。しかしながら、このような手動操作による運転の難易度は、作業者の操作の習熟度に左右される。
本発明の目的は、作業者の操作の習熟度によらず、容易に無人搬送車の手動操作を行うことができる、無人搬送車を提供することである。
本発明の一態様に係る無人搬送車は、走行面を走行して貨物を搬送する無人搬送車であって、走行面に配置された無線の位置情報保持部から読み取った位置情報に基づいて、無人搬送車の位置を推定する位置推定部と、無人搬送車の走行制御を行う走行制御部と、を備え、走行制御部は、自動運転モード及び手動運転モードの何れかに走行モードを設定し、走行モードが自動運転モードに設定された場合、位置推定部での推定結果に基づいて、予め設定された自動運転用走行経路に従って走行するように制御し、走行モードが手動運転モードに設定された場合、予め設定されたガイド用走行経路に沿って、位置推定部での推定結果、及び操作部での操作に基づいた走行をするように制御する。
無人搬送車では、走行制御部は、自動運転モード及び手動運転モードの何れかに走行モードを設定することができる。走行制御部は、走行モードが自動運転モードに設定された場合、位置推定部での推定結果に基づいて、予め設定された自動運転用走行経路に従って走行するように制御する。これに対し、走行制御部は、走行モードが手動運転モードに設定された場合、予め設定されたガイド用走行経路に沿って、位置推定部での推定結果、及び操作部での操作に基づいた走行をするように制御する。このように、手動運転モードでは、操作部での操作に基づいて無人搬送車を走行させることで、作業者の意図に従って無人搬送車を所望の場所へ移動させることができる。このように、作業者の意図も反映させつつも、走行制御部は、自動運転モードで用いられていた無線の位置情報保持部による位置推定部での推定結果を用いて、予め設定されたガイド用走行経路に沿った走行を行わせることができる。これにより、作業者は、複雑な操作を行わなくとも、適切な経路に沿って無人搬送車を走行させることができる。以上より、作業者の操作の習熟度によらず、容易に無人搬送車の手動操作を行うことができる。
無人搬送車において、走行制御部は、手動運転モードに設定されているときに、操作部において一の方向へ走行する旨の操作がなされた場合、無人搬送車がガイド用走行経路を前進するように制御してよい。この場合、作業者は、操作部を一の方向へ操作を行うだけの簡単な操作にて、適切な経路に沿って無人搬送車を走行させることができる。
無人搬送車において、走行制御部は、手動運転モードに設定されているとき、操作部での操作量に応じて、ガイド用走行経路を走行する速度を変化させてよい。この場合、作業者は、無人搬送車にガイド用走行経路を走行させつつ、操作部での操作量を調整することで、容易に無人搬送車の速度を調整することができる。
無人搬送車において、手動運転モードに設定されているとき、ガイド用走行経路は表示部に表示されてよい。この場合、作業者は、無人搬送車がどのような経路を通って移動するのかを容易に理解することができる。
本発明によれば、作業者の操作の習熟度によらず、容易に無人搬送車の手動操作を行うことができる、無人搬送車を提供することである。
本発明の実施形態に係る無人搬送車の操作システムが用いられるコンテナターミナルの様子を示す概略平面図である。 図1に示すコンテナヤードでの無人搬送車の様子を示す概略側面図である。 操作システムのシステム構成を示すブロック図である。 走行モードが手動運転モードに設定された場合の動作について説明するための模式図である。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照して詳細に説明する。なお、図面において、同一または同等の要素には同じ符号を付し、重複する説明を省略する。
図1は、本発明の実施形態に係る無人搬送車10の操作システム100が用いられるコンテナターミナルの様子を示す概略平面図である。図2は、図1に示すコンテナヤードでの無人搬送車10の様子を示す概略側面図である。まず、図1及び図2を参照して、無人搬送車10の構成、及びコンテナヤードでの無人搬送車10の動作態様について説明する。
図1に示すように、港湾におけるコンテナターミナルでは、外部司令部としての管制塔101(上位管理装置)からの指令S1により複数台の無人搬送車(AGV)10が予め定められた自動運転用走行経路Rを走行している。無人搬送車10は、管制塔101から無線により無人搬送車10の走行状態を制御する指令S1を受け、自動運転用走行経路Rを走行している。各無人搬送車10は、指令S1によりコンテナW(貨物)の積載位置に停車する。クレーン103は、管制塔101により位置が制御されている。クレーン103は、コンテナWを吊り下げた状態でコンテナWの積載位置まで移動させられる。クレーン103の位置情報は、管制塔101にフィードバックされている。各無人搬送車10には、コンテナ船102からコンテナWがクレーン103で積み降ろされる。クレーン103により積み降ろされたコンテナWが無人搬送車10に搭載される。コンテナWが搭載された無人搬送車10は、自動運転用走行経路Rに沿ってラバータイヤクレーン104まで走行する。ラバータイヤクレーン104により無人搬送車10に搭載されたコンテナWが降ろされる。コンテナWが降ろされて空車となった無人搬送車10は、自動運転用走行経路Rに沿ってクレーン103まで戻る。
図2に示すように、無人搬送車10の車体11は、荷台20と、複数の駆動輪30と、複数のモータ40とを備えている。荷台20には、クレーン103により吊り下げられたコンテナWを載置する載置面21が設けられている。載置面21は、水平に延びる平面状である。載置面21は、コンテナWの下面bsよりも広く形成された四角形状をなしている。モータ40は、駆動輪30を動作させるための動力を発生する。モータ40には、動力源としての走行モータ41と、操舵モータ42とが採用されている。走行モータ41は、無人搬送車10を前後方向に走行させるための駆動力を発生する。走行モータ41は、回転軸13を介して駆動輪30に駆動力を付与する。操舵モータ42は、無人搬送車10の進行方向を変更するべく駆動輪30を操舵するための動力を発生する。操舵モータ42は、操舵軸12を介して駆動輪30を操舵する。
次に、本発明の実施形態に係る無人搬送車10を操作する操作システム100について説明する。操作システム100は、複数の無人搬送車10の中から、特定の無人搬送車10を作業者の端末操作によって、手動で操作を行うためのシステムである。例えば、上述のように自動運転を行っている無人搬送車10の中で、特定の無人搬送車10にメンテナンスなどが必要となった場合、作業者が操作端末60(操作部)を用いて無人搬送車10を手動で操作する。図1に示すように、操作システム100は、複数の無人搬送車10と、無人搬送車を操作する操作端末60と、を備える。なお、図1には、操作端末60が一つだけ示されているが、複数の作業者がそれぞれ操作端末60を有することで、操作システム100が複数の操作端末60を備えていてもよい。
次に、図3を参照して、本発明の実施形態に係る無人搬送車10の操作システム100のシステム構成について説明する。図3は、操作システム100のシステム構成を示すブロック図である。
図3に示すように、無人搬送車10は、通信部71と、表示部72と、走行モータコントローラ73と、操舵モータコントローラ76と、情報読取部78と、ジャイロ79と、ビークルシステム80(走行制御部)と、ナビゲーションシステム90と、を備える。
通信部71は、操作端末60及び管制塔101との間で、各種情報の送受信を行う。通信部71は、操作端末60から動作指令信号を受信する。また、通信部71は、管制塔101から自動運転用走行経路Rなどに関する情報を受信する。表示部72は、各種情報を表示する部分である。走行モータコントローラ73は、ビークルシステム80からの制御信号を受信して、前述の走行モータ41を制御する機器である。操舵モータコントローラ76は、ビークルシステム80からの制御信号を受信して、前述の操舵モータ42を制御する機器である。
情報読取部78は、走行面Fに配置されたRFIDタグ95(位置情報保持部)に保持された位置情報を読み取るための機器である。RFIDタグ95は、所定のピッチで走行面F中に複数設けられている(図4も参照)。RFIDタグ95は、図1で説明した自動運転用走行経路Rとなる走行面F中に設けられると共に、メンテナンス時に手動で操作を行うときに走行する走行面F中にも設けられる。それぞれのRFIDタグ95は、設けられた場所に応じて、当該場所を示す様な位置情報を保持している。情報読取部78は、RFIDタグ95に近接して、当該RFIDタグ95の上方を通過するときに、無線でRFIDタグ95から位置情報を読み取る。情報読取部78は、読み取った位置情報をナビゲーションシステム90へ送信する。ジャイロ79は、無人搬送車10の加速度を検出する。ジャイロ79は、検出結果をナビゲーションシステム90へ送信する。
ビークルシステム80及びナビゲーションシステム90は、プロセッサ、メモリ、及びストレージを備えて構成されている。プロセッサは、CPU(Central Processing Unit)などの演算器である。メモリは、ROM(Read Only Memory)やRAM(Random Access Memory)などの記憶媒体である。ストレージは、HDD(Hard Disk Drive)などの記憶媒体である。プロセッサは、メモリ、ストレージ、通信インターフェース及びユーザインターフェースを統括し、後述するビークルシステム80及びナビゲーションシステム90の機能を実現する。ビークルシステム80及びナビゲーションシステム90では、例えば、ROMに記憶されているプログラムをRAMにロードし、RAMにロードされたプログラムをCPUで実行することにより各種の機能を実現する。
ビークルシステム80は、無人搬送車10の走行制御を行うシステムである。ビークルシステム80は、車両制御部81と、走行モード設定部82と、を備える。車両制御部81は、無人搬送車10を所望の方向、速度で走行させるために、走行モータコントローラ73を介して走行モータ41を制御すると共に、操舵モータコントローラ76を介して操舵モータ42を制御する。車両制御部81は、ナビゲーションシステム90から、走行経路に関する情報を取得した場合、無人搬送車10が当該走行経路を走行するための制御を実行する。また、車両制御部81は、操作端末60からの操作指令信号を受け取った場合、当該操作指令信号に基づいた動作を行うように、走行モータ41及び操舵モータ42を制御する。
走行モード設定部82は、操作端末60での操作に基づいて、無人搬送車10の走行モードを設定する。走行モード設定部82は、自動運転モード及び手動運転モードの何れかに走行モードを設定する。走行モード設定部82で設定された走行モードに応じて、ビークルシステム80による走行制御がなされるが、詳細は後述する。
ナビゲーションシステム90は、無人搬送車10が自動走行を行うときに、無人搬送車10がどのような経路を搬送すればよいかを案内する部分である。ナビゲーションシステム90は、誘導制御部91と、位置推定部92と、を備える。誘導制御部91は、管制塔101から予め設定された自動運転用走行経路Rの情報を取得する。また、誘導制御部91は、取得した自動運転用走行経路Rに基づいて、車両制御部81に対して、どのような経路で走行すればよいかを誘導するような情報を送信する。位置推定部92は、情報読取部78で読み取った情報、及びジャイロ79で検出された検出結果を取得すると共に、これらの情報に基づいて無人搬送車10の現在の位置を推定する。位置推定部92は、推定結果を誘導制御部91へ送信する。
操作端末60は、走行モード切替部61と、コントロール部62と、表示部63と、通信部64と、を備える。走行モード切替部61は、無人搬送車10の走行モードを自動運転モードと手動運転モードとの間で切り替える。走行モード切替部61は、作業者によって操作可能なスイッチやボタンなどによって構成される。
コントロール部62は、手動運転モードのときに、作業者が無人搬送車10を操作するために入力を行う部分である。コントロール部62は、少なくとも、無人搬送車10の進行方向、及び当該進行方向へ移動する際の速度を入力することができる。速度は、コントロール部62の操作量によって調整可能である。例えば、コントロール部62がレバーなどで構成されている場合、レバーの傾きの方向によって無人搬送車10の進行方向を指示でき、レバーの操作量(傾きの大きさ)によって無人搬送車10の速度を指示できる。また、コントロール部62がタッチパネルなどで構成されている場合、タッチパネルを指でなぞった方向によって無人搬送車10の進行方向を指示でき、タッチパネルの操作量(指でなぞる量の大きさ)によって無人搬送車10の速度を指示できる。なお、コントロール部62は、レバーやタッチパネル以外のインタフェースによって構成されてもよい。
表示部63は、各種情報を作業者に対して表示可能な部分である。通信部64は、無人搬送車10の通信部71と各種情報の送受信を行う。なお、各図において、通信部64,71間では、無線で通信が行われる様子を示しているが、有線で通信が行われてもよい。
次に、無人搬送車10の走行モードが自動運転モードに設定されたとき、及び手動運転モードに設定されたときの動作について、より詳細に説明する。
走行モードが自動運転モードに設定された場合、ビークルシステム80の車両制御部81は、位置推定部92での推定結果に基づいて、予め設定された自動運転用走行経路Rに従って走行するように制御する。このとき、車両制御部81は、操作端末60からの操作を受け付けない。すなわち、無人搬送車10の速度及び進行方向は、自動運転用走行経路Rを所定の速度で走行できるように、予め設定されたものとなる。
一方、走行モードが手動運転モードに設定された場合の動作について、図4を参照して説明する。この場合、図4(a)に示すように、ビークルシステム80の車両制御部81は、予め設定されたガイド用走行経路MLに沿って、操作端末60での操作に基づいた走行をするように制御する。すなわち、車両制御部81は、作業者がコントロール部62にて、進行方向を細かく操作しなくとも、無人搬送車10がガイド用走行経路MLに沿って走行を行う。作業者は、コントロール部62にて、無人搬送車10をメンテナンス場へ向かわせるような意図を示すような操作を行うだけで、無人搬送車10は、ガイド用走行経路ML上を走行する。例えば、ガイド用走行経路MLは、方向D1(第1の方向)に対して傾斜する傾斜部P1を有しているが、コントロール部62で斜め方向への操作を行わなくとも、方向D1へ向かう旨の操作を維持したままの状態にて、無人搬送車10は傾斜部P1に沿った方向へ移動する。
ガイド用走行経路MLは、自動運転用走行経路Rにおける所定の位置から、メンテナンスを行う場所へ至るまでの経路を予め設定したものである。ガイド用走行経路MLは、所定のピッチで配置されたRFIDタグ95同士を複数繋ぎ合わせるように設定される。従って、無人搬送車10が自動運転用走行経路Rを走行するときは、位置推定部92は、RFIDタグ95に保持された位置情報をその都度、確認する。そして、車両制御部81は、検出したRFIDタグ95の位置から、次のRFIDタグへ向かう様に制御を行う。なお、ガイド用走行経路MLは、操作端末60の表示部63、及び無人搬送車10の表示部72の少なくとも一方に表示される。
ビークルシステム80の車両制御部81は、手動運転モードに設定されているときに、操作端末60において方向D1へ走行する旨の操作がなされた場合、無人搬送車10がガイド用走行経路MLを前進するように制御する。なお、ここでは、メンテナンス場所へ向かう方向へ進むことを「前進」とする。一方、車両制御部81は、操作端末60において方向D1とは反対側の方向D2へ走行する旨の操作がなされた場合、図4(b)に示すように、無人搬送車10がガイド用走行経路MLを後退するように制御する。車両制御部81は、無人搬送車10が前進している途中でコントロール部62に方向D2へ向かう旨の入力がなされた場合、前進を中断して、当該位置から後退を行う。なお、コントロール部62は、方向D1と方向D2以外の方向への操作が行われた場合に、当該操作入力を受け付けなくともよい。
また、車両制御部81は、手動運転モードに設定されているとき、操作端末60での操作量に応じて、ガイド用走行経路MLを走行する速度を変化させる。すなわち、操作端末60での操作量が大きい場合(例えば、レバーの傾きが大きい場合など)、車両制御部81は、速度が大きくなるように制御する。また、操作端末60での操作量が小さくなった場合、車両制御部81は、速度を低下させる。
以上のように、手動運転モードでは、走行モータ41の回転方向(前進と後進)、及び回転速度(無人搬送車10の速度)は、コントロール部62での操作に基づいてコントロールがなされる。操舵モータ42の操舵タイミング及び操舵量は、コントロール部62での操作による影響を受けず、自動的な制御に従ってコントロールがなされる。その一方、自動運転モードでは、走行モータ41の回転速度・回転方向、及び操舵モータ42の操舵タイミング・操舵量は、コントロール部62での操作とは関係なく、自動的な制御に従ってコントロールがなされる。
次に、本実施形態に係る無人搬送車10の作用・効果について説明する。
無人搬送車10では、ビークルシステム80は、自動運転モード及び手動運転モードの何れかに走行モードを設定することができる。ビークルシステム80は、走行モードが自動運転モードに設定された場合、位置推定部92での推定結果に基づいて、予め設定された自動運転用走行経路Rに従って走行するように制御する。これに対し、ビークルシステム80は、走行モードが手動運転モードに設定された場合、予め設定されたガイド用走行経路MLに沿って、位置推定部92での推定結果、及び操作端末60での操作に基づいた走行をするように制御する。このように、手動運転モードでは、操作端末60での操作に基づいて無人搬送車10を走行させることで、作業者の意図に従って無人搬送車10を所望の場所へ移動させることができる。このように、作業者の意図も反映させつつも、ビークルシステム80は、自動運転モードで用いられていた無線のRFIDタグ95による位置推定部92での推定結果を用いて、予め設定されたガイド用走行経路MLに沿った走行を行わせることができる。これにより、作業者は、複雑な操作を行わなくとも、適切な経路に沿って無人搬送車10を走行させることができる。以上より、作業者の操作の習熟度によらず、容易に無人搬送車10の手動操作を行うことができる。
無人搬送車10において、ビークルシステム80は、手動運転モードに設定されているときに、操作端末60において一の方向へ走行する旨の操作がなされた場合、無人搬送車10がガイド用走行経路MLを前進するように制御する。この場合、作業者は、操作端末60を一の方向へ操作を行うだけの簡単な操作にて、適切な経路に沿って無人搬送車10を走行させることができる。
無人搬送車10において、ビークルシステム80は、手動運転モードに設定されているとき、操作端末60での操作量に応じて、ガイド用走行経路MLを走行する速度を変化させる。この場合、作業者は、無人搬送車10にガイド用走行経路MLを走行させつつ、操作端末60での操作量を調整することで、容易に無人搬送車10の速度を調整することができる。
無人搬送車10において、手動運転モードに設定されているとき、ガイド用走行経路MLは、表示部63,72に表示される。この場合、作業者は、無人搬送車10がどのような経路を通って移動するのかを容易に理解することができる。
本発明は、上述の実施形態に限定されるものではない。
上述の実施形態では、走行モードとして、自動運転モードと手動運転モードの二つを選択可能であった。それに加え、手動運転モードとして二段階のモードを選択可能としてもよい。すなわち、上述のようなガイド付き手動運転モードと、完全に操作端末60での操作に従った完全手動運転モードと、を選択できるようにしてもよい。
図3に示すブロック構成は一例に過ぎず、適宜変更してもよい。
図4に示すガイド用走行経路MLは一例に過ぎず、あらゆる経路が設定されてよい。例えば、手動運転モードを開始した位置と、メンテナンス場所との位置とを鑑みて、適切な経路を適宜設定してよい。また、複数のガイド用走行経路を設定して、作業者が選択できるようにしてもよい。
10…無人搬送車、60…操作端末(操作部)、63…表示部、72…表示部、80…ビークルシステム、92…位置推定部、95…RFIDタグ(位置情報保持部)。

Claims (4)

  1. 走行面を走行して貨物を搬送する無人搬送車であって、
    前記走行面に配置された無線の位置情報保持部から読み取った位置情報に基づいて、前記無人搬送車の位置を推定する位置推定部と、
    前記無人搬送車の走行制御を行う走行制御部と、を備え、
    前記走行制御部は、
    自動運転モード及び手動運転モードの何れかに走行モードを設定し、
    前記走行モードが前記自動運転モードに設定された場合、前記位置推定部での推定結果に基づいて、予め設定された自動運転用走行経路に従って走行するように制御し、
    前記走行モードが前記手動運転モードに設定された場合、予め設定されたガイド用走行経路に沿って、前記位置推定部での推定結果、及び操作部での操作に基づいた走行をするように制御する、無人搬送車。
  2. 前記走行制御部は、前記手動運転モードに設定されているときに、前記操作部において一の方向へ走行する旨の操作がなされた場合、前記無人搬送車が前記ガイド用走行経路を前進するように制御する、請求項1に記載の無人搬送車。
  3. 前記走行制御部は、前記手動運転モードに設定されているとき、前記操作部での操作量に応じて、前記ガイド用走行経路を走行する速度を変化させる、請求項1又は2に記載の無人搬送車。
  4. 前記手動運転モードに設定されているとき、前記ガイド用走行経路は表示部に表示される、請求項1〜3の何れか一項に記載の無人搬送車。
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