JPH0411450B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0411450B2 JPH0411450B2 JP57091173A JP9117382A JPH0411450B2 JP H0411450 B2 JPH0411450 B2 JP H0411450B2 JP 57091173 A JP57091173 A JP 57091173A JP 9117382 A JP9117382 A JP 9117382A JP H0411450 B2 JPH0411450 B2 JP H0411450B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- paper
- stepping motor
- drive
- way clutch
- driving
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65H—HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
- B65H3/00—Separating articles from piles
- B65H3/44—Simultaneously, alternately, or selectively separating articles from two or more piles
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65H—HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
- B65H3/00—Separating articles from piles
- B65H3/02—Separating articles from piles using friction forces between articles and separator
- B65H3/06—Rollers or like rotary separators
- B65H3/0669—Driving devices therefor
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Sheets, Magazines, And Separation Thereof (AREA)
- Delivering By Means Of Belts And Rollers (AREA)
- Manual Feeding Of Sheets (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の技術分野〕
本発明は用紙搬送装置に関するものである。
用紙搬送装置として例えば電子複写機に使用さ
れている給紙装置を挙げることができる。これ
は、用紙を収容した第1の用紙収容部及び第2の
用紙収容部が複写機本体に着脱可能に配置されて
いるとともに、手差しガイドが取付けられてお
り、さらにこれらから選択的に給紙を行なうため
にそれぞれに対応して第1の給紙部材、第2の給
紙部材及び手差し給紙された用紙を送出する送出
部材が設けられ、かつ給紙された用紙を整位して
から搬送する整位搬送部材が設けられて構成され
ている。なお前記整位搬送部材は、複写機におけ
る複写プロセスとタイミングをとつて用紙を搬送
するためのものである。
れている給紙装置を挙げることができる。これ
は、用紙を収容した第1の用紙収容部及び第2の
用紙収容部が複写機本体に着脱可能に配置されて
いるとともに、手差しガイドが取付けられてお
り、さらにこれらから選択的に給紙を行なうため
にそれぞれに対応して第1の給紙部材、第2の給
紙部材及び手差し給紙された用紙を送出する送出
部材が設けられ、かつ給紙された用紙を整位して
から搬送する整位搬送部材が設けられて構成され
ている。なお前記整位搬送部材は、複写機におけ
る複写プロセスとタイミングをとつて用紙を搬送
するためのものである。
ところで従来にあつては、前記第1の給紙部
材、第2の給紙部材、手差し給紙された用紙を送
出する送出部材及び整位搬送部材の駆動を別個独
立の駆動源で行なつていた。このため、給紙装置
が大型化しかつ複雑化するという問題があつた。
材、第2の給紙部材、手差し給紙された用紙を送
出する送出部材及び整位搬送部材の駆動を別個独
立の駆動源で行なつていた。このため、給紙装置
が大型化しかつ複雑化するという問題があつた。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであ
り、構造を簡素化することができ、しかも小型化
に寄与することのできる用紙搬送装置を提供する
ことを目的とするものである。
り、構造を簡素化することができ、しかも小型化
に寄与することのできる用紙搬送装置を提供する
ことを目的とするものである。
本発明は上述した目的を達成するために、第1
の給紙部材(第1の搬送手段)、第2の給紙部材
(第2の搬送手段)、手差し給紙された用紙を送出
する送出部材(第3の搬送手段)および整位搬送
部材(第4の搬送手段)を有してなる複写機等に
用いられる用紙搬送装置において、第1の給紙部
材の駆動と第2の給紙部材の駆動を、それぞれ第
1、第2の一方向クラツチを介して、第1の駆動
源が正逆回転することによつて切り換えることに
よつて行うとともに、送出部材の駆動と整位搬送
部材の駆動を、それぞれ第3、第4の一方向クラ
ツチを介して、第2の駆動源が正逆回転すること
によつて切り換えることによつて行うことを特徴
とするものである。
の給紙部材(第1の搬送手段)、第2の給紙部材
(第2の搬送手段)、手差し給紙された用紙を送出
する送出部材(第3の搬送手段)および整位搬送
部材(第4の搬送手段)を有してなる複写機等に
用いられる用紙搬送装置において、第1の給紙部
材の駆動と第2の給紙部材の駆動を、それぞれ第
1、第2の一方向クラツチを介して、第1の駆動
源が正逆回転することによつて切り換えることに
よつて行うとともに、送出部材の駆動と整位搬送
部材の駆動を、それぞれ第3、第4の一方向クラ
ツチを介して、第2の駆動源が正逆回転すること
によつて切り換えることによつて行うことを特徴
とするものである。
以下本発明の用紙搬送装置の実施例を図面を参
照しながら説明する。
照しながら説明する。
第1図は本発明の用紙搬送装置を給紙装置に適
用した場合の実施例を示す概略斜視図、第2図は
第1図に示す給紙装置における第1の給紙部材と
第2の給紙部材の駆動系を示す説明図、第3図は
第1図に示す給紙装置における第1の搬送部材と
第2の搬送部材の駆動系を示す説明図、第4図は
用紙収容部の断面図、第5図a,b,cは用紙一
枚出し部材の詳細説明図、第6図はその他の用紙
一枚出し部材の詳細説明図、第7図はステツピン
グモータの駆動制御系を示すブロツク図、第8図
はステツピングモータのトルク−スピード特性曲
線を示す説明図、第9図はステツピングモータの
加速状態を示す説明図である。
用した場合の実施例を示す概略斜視図、第2図は
第1図に示す給紙装置における第1の給紙部材と
第2の給紙部材の駆動系を示す説明図、第3図は
第1図に示す給紙装置における第1の搬送部材と
第2の搬送部材の駆動系を示す説明図、第4図は
用紙収容部の断面図、第5図a,b,cは用紙一
枚出し部材の詳細説明図、第6図はその他の用紙
一枚出し部材の詳細説明図、第7図はステツピン
グモータの駆動制御系を示すブロツク図、第8図
はステツピングモータのトルク−スピード特性曲
線を示す説明図、第9図はステツピングモータの
加速状態を示す説明図である。
図に示す給紙装置は、手差し給紙をする手差し
ガイド1と、用紙を収容した第1の用紙収容部例
えば第1の給紙カセツト2と、用紙を収容した第
2の用紙収容部例えば第2の給紙カセツト3が複
写機本体4に着脱可能に配置されている。そして
前記手差しガイド1の奥部には、用紙を搬送する
第1の搬送部材例えば手差し給紙された用紙を送
出する一対の手差しローラ5,5が当接配置され
ている。また前記第1の給紙カセツト2に収容さ
れている用紙Pの最上層の用紙を順次摩擦送出す
る第1の給紙部材例えば第1の給紙ローラ6がシ
ヤフト6Aと一体回転可能に配置されている。ま
た前記第2の給紙カセツト3に収容されている用
紙Pの最上層の用紙を順次摩擦送出する第2の給
紙部材例えば第2の給紙ローラ7がシヤフト7A
と一体回転可能に配置されている。さらに用紙を
搬送する第2の搬送部材例えば前記手差ローラ
5、第1の給紙ローラ6又は第2の給紙ローラ7
によつて給紙された用紙を整位してから搬送する
一対のレジストローラ8,8が当接配置されてい
る。なお前記各ローラ5,6,7から前記レジス
トローラ8に至るまでの間には第2図に示すよう
に用紙ガイド9A,9B,9Cが設けられてい
る。
ガイド1と、用紙を収容した第1の用紙収容部例
えば第1の給紙カセツト2と、用紙を収容した第
2の用紙収容部例えば第2の給紙カセツト3が複
写機本体4に着脱可能に配置されている。そして
前記手差しガイド1の奥部には、用紙を搬送する
第1の搬送部材例えば手差し給紙された用紙を送
出する一対の手差しローラ5,5が当接配置され
ている。また前記第1の給紙カセツト2に収容さ
れている用紙Pの最上層の用紙を順次摩擦送出す
る第1の給紙部材例えば第1の給紙ローラ6がシ
ヤフト6Aと一体回転可能に配置されている。ま
た前記第2の給紙カセツト3に収容されている用
紙Pの最上層の用紙を順次摩擦送出する第2の給
紙部材例えば第2の給紙ローラ7がシヤフト7A
と一体回転可能に配置されている。さらに用紙を
搬送する第2の搬送部材例えば前記手差ローラ
5、第1の給紙ローラ6又は第2の給紙ローラ7
によつて給紙された用紙を整位してから搬送する
一対のレジストローラ8,8が当接配置されてい
る。なお前記各ローラ5,6,7から前記レジス
トローラ8に至るまでの間には第2図に示すよう
に用紙ガイド9A,9B,9Cが設けられてい
る。
次に前記第1の給紙ローラ6と第2の給紙ロー
ラ7の駆動系を第1図及び第2図に基づいて説明
する。前記シヤフト6Aの一端部には第1のワン
ウエイクラツチ10Aを介して第1のドライブギ
ア11が取付けられている。前記第1のワンウエ
イクラツチ10Aは前記第1のドライブギア11
の時計方向の回転だけをシヤフト6Aに伝達する
ようになつている。またシヤフト7Aの一端部に
は第2のワンウエイクラツチ10Bを介して第2
のドライブギア12が取付けられている。前記第
2のワンウエイクラツチ10Bは、前記第2のド
ライブギア12の時計方向の回転だけを前記シヤ
フト7Aに伝達するようになつている。そして複
写機本体4には第2の駆動源例えば第2のステツ
ピングモータ14が設けられており、このステツ
ピングモータ14のモータ軸にはピニオンギア1
5が取付けられている。このピニオンギア15と
前記第1のドライブギア11の間には2個のアイ
ドルギア16A,16Bが配置され、前記ピニオ
ンギア15と前記第2のドライブギア12の間に
は1個のアイドルギア16Cが配置されていて、
第2図に示すように前記ピニオンギア15を反時
計方向に回転すれば前記第1のワンウエイクラツ
チ10Aとアイドルギア16A,16Bを介して
第1の給紙ローラ6だけが時計方向に回転し、前
記ピニオンギア15を時計方向に回転すれば前記
第2のワンウエイクラツチ10Bとアイドルギア
16Cを介して第2の給紙ローラ7だけが時計方
向に回転するようになつている。なお前記第1及
び第2のワンウエイクラツチ10A,10Bは、
前記第1の給紙部材の駆動及び第2の給紙部材の
駆動を前記第2の駆動源の正逆転によつて切換え
る第2の一方向クラツチ部の一例である。
ラ7の駆動系を第1図及び第2図に基づいて説明
する。前記シヤフト6Aの一端部には第1のワン
ウエイクラツチ10Aを介して第1のドライブギ
ア11が取付けられている。前記第1のワンウエ
イクラツチ10Aは前記第1のドライブギア11
の時計方向の回転だけをシヤフト6Aに伝達する
ようになつている。またシヤフト7Aの一端部に
は第2のワンウエイクラツチ10Bを介して第2
のドライブギア12が取付けられている。前記第
2のワンウエイクラツチ10Bは、前記第2のド
ライブギア12の時計方向の回転だけを前記シヤ
フト7Aに伝達するようになつている。そして複
写機本体4には第2の駆動源例えば第2のステツ
ピングモータ14が設けられており、このステツ
ピングモータ14のモータ軸にはピニオンギア1
5が取付けられている。このピニオンギア15と
前記第1のドライブギア11の間には2個のアイ
ドルギア16A,16Bが配置され、前記ピニオ
ンギア15と前記第2のドライブギア12の間に
は1個のアイドルギア16Cが配置されていて、
第2図に示すように前記ピニオンギア15を反時
計方向に回転すれば前記第1のワンウエイクラツ
チ10Aとアイドルギア16A,16Bを介して
第1の給紙ローラ6だけが時計方向に回転し、前
記ピニオンギア15を時計方向に回転すれば前記
第2のワンウエイクラツチ10Bとアイドルギア
16Cを介して第2の給紙ローラ7だけが時計方
向に回転するようになつている。なお前記第1及
び第2のワンウエイクラツチ10A,10Bは、
前記第1の給紙部材の駆動及び第2の給紙部材の
駆動を前記第2の駆動源の正逆転によつて切換え
る第2の一方向クラツチ部の一例である。
次に前記レジストローラ8と手差しローラ5の
駆動系を第1図及び第3図に基づいて説明する。
図に示す下側の手差ローラ5と一体回転するシヤ
フト5Aの一端部には第3のワンウエイクラツチ
18Aを介してアイドルプーリ19Aが設けられ
ている。前記第3のワンウエイクラツチ18Aは
前記アイドルプーリ19Aの反時計方向の回転だ
けを前記シヤフト5Aに伝達するようになつてい
る。また図に示す下側のレジストローラ8と一体
回転するシヤフト8Aの一端部には第4のワンウ
エイクラツチ18Bを介してドライブプーリ19
Bとアイドルギア20Aが設けられている。前記
ドライブプーリ19Bは前記アイドルギア20A
と一体になつて回転するように構成されており、
かつ前記第4のワンウエイクラツチ18Bは前記
アイドルギア20Aの反時計方向の回転だけを前
記シヤフト8Aに伝達するようになつている。そ
して前記アイドルプーリ19Aとドライブプーリ
19Bの間にはベルト22が十字掛けされ、かつ
前記アイドルギア20Aには第1の駆動源例えば
第1のステツピングモータ21のモータ軸に取付
けられたピニオンギア20Bが噛合されており、
第3図に示すように前記ピニオンギア20Bを時
計方向に回転すれば前記両ワンウエイクラツチ1
8A,18Bの作用によつて下側のレジストロー
ラ8だけが反時計方向に駆動され、前記ピニオン
ギア20Bを反時計方向に回転すれば下側の手差
ローラ5だけが反時計方向に駆動されるようにな
つている。なお、前記第3及び第4のワンウエイ
クラツチ18A,18Bは、前記第1の搬送部材
の駆動及び第2の搬送部材の駆動を前記第1の駆
動源の正逆転によつて切換える第1の一方向クラ
ツチ部の一例である。
駆動系を第1図及び第3図に基づいて説明する。
図に示す下側の手差ローラ5と一体回転するシヤ
フト5Aの一端部には第3のワンウエイクラツチ
18Aを介してアイドルプーリ19Aが設けられ
ている。前記第3のワンウエイクラツチ18Aは
前記アイドルプーリ19Aの反時計方向の回転だ
けを前記シヤフト5Aに伝達するようになつてい
る。また図に示す下側のレジストローラ8と一体
回転するシヤフト8Aの一端部には第4のワンウ
エイクラツチ18Bを介してドライブプーリ19
Bとアイドルギア20Aが設けられている。前記
ドライブプーリ19Bは前記アイドルギア20A
と一体になつて回転するように構成されており、
かつ前記第4のワンウエイクラツチ18Bは前記
アイドルギア20Aの反時計方向の回転だけを前
記シヤフト8Aに伝達するようになつている。そ
して前記アイドルプーリ19Aとドライブプーリ
19Bの間にはベルト22が十字掛けされ、かつ
前記アイドルギア20Aには第1の駆動源例えば
第1のステツピングモータ21のモータ軸に取付
けられたピニオンギア20Bが噛合されており、
第3図に示すように前記ピニオンギア20Bを時
計方向に回転すれば前記両ワンウエイクラツチ1
8A,18Bの作用によつて下側のレジストロー
ラ8だけが反時計方向に駆動され、前記ピニオン
ギア20Bを反時計方向に回転すれば下側の手差
ローラ5だけが反時計方向に駆動されるようにな
つている。なお、前記第3及び第4のワンウエイ
クラツチ18A,18Bは、前記第1の搬送部材
の駆動及び第2の搬送部材の駆動を前記第1の駆
動源の正逆転によつて切換える第1の一方向クラ
ツチ部の一例である。
ここで前記用紙収容部の構成について説明す
る。前記両給紙カセツト2,3は大略同等の構成
であるので第4図にその一方の断面を示す。これ
は、スプリング24に付勢されたバツクアツプ板
25がカセツト本体26の底部に設けられてお
り、前記バツクアツプ板25に用紙Pを載置して
複写機本体に装着すれば、最上層の用紙が前記第
1の給紙ローラ6に当接するようになつている。
そして前記カセツト本体26の用紙送出方向先端
部(第4図示左側)のコーナー部分には、用紙P
の先端(第4図示左側)のコーナー部を押えるこ
とによつて用紙の一枚出し(用紙を順次一枚づつ
カセツト本体26から送出すること)を達成する
用紙一枚出し部材例えば分離爪27が形成されて
いる(詳細は第5図aに示す)。このような分離
爪27を介して給紙する場合には、前記第1の給
紙ローラ6が駆動されると先ず用紙Pは分離爪に
規制されて第5図bに示すように変形し、ある程
度変形したところで第5図cに示すように用紙P
が分離爪27から離脱して送出されることとな
る。ところで、用紙Pが分離爪27から離脱する
までの間に第1の給紙ローラ6が用紙Pに作用す
る送り力はそれ以降の送り力よりも増大する。用
紙Pの変形にエネルギを要するからである。この
ため、第1及び第2の給紙ローラ6,7を駆動す
る第2のステツピングモータ14の駆動制御系に
あつては、用紙Pが分離爪27から離脱するまで
の間には比較的大きなトルクが得られるように第
2のステツピングモータ14の制御が行なわれる
ようになつている(詳細は後述する)。なお、用
紙一枚出し部材は第5図aに示すようにカセツト
本体に固定した分離爪27に限定されるものでは
なく、例えば第6図に示すようにカセツト本体2
6との固定部28Aを支点にしてそれ自体の付勢
力を介して第6図に示す矢印X方向に可動できる
可動爪28を採用することも可能である。
る。前記両給紙カセツト2,3は大略同等の構成
であるので第4図にその一方の断面を示す。これ
は、スプリング24に付勢されたバツクアツプ板
25がカセツト本体26の底部に設けられてお
り、前記バツクアツプ板25に用紙Pを載置して
複写機本体に装着すれば、最上層の用紙が前記第
1の給紙ローラ6に当接するようになつている。
そして前記カセツト本体26の用紙送出方向先端
部(第4図示左側)のコーナー部分には、用紙P
の先端(第4図示左側)のコーナー部を押えるこ
とによつて用紙の一枚出し(用紙を順次一枚づつ
カセツト本体26から送出すること)を達成する
用紙一枚出し部材例えば分離爪27が形成されて
いる(詳細は第5図aに示す)。このような分離
爪27を介して給紙する場合には、前記第1の給
紙ローラ6が駆動されると先ず用紙Pは分離爪に
規制されて第5図bに示すように変形し、ある程
度変形したところで第5図cに示すように用紙P
が分離爪27から離脱して送出されることとな
る。ところで、用紙Pが分離爪27から離脱する
までの間に第1の給紙ローラ6が用紙Pに作用す
る送り力はそれ以降の送り力よりも増大する。用
紙Pの変形にエネルギを要するからである。この
ため、第1及び第2の給紙ローラ6,7を駆動す
る第2のステツピングモータ14の駆動制御系に
あつては、用紙Pが分離爪27から離脱するまで
の間には比較的大きなトルクが得られるように第
2のステツピングモータ14の制御が行なわれる
ようになつている(詳細は後述する)。なお、用
紙一枚出し部材は第5図aに示すようにカセツト
本体に固定した分離爪27に限定されるものでは
なく、例えば第6図に示すようにカセツト本体2
6との固定部28Aを支点にしてそれ自体の付勢
力を介して第6図に示す矢印X方向に可動できる
可動爪28を採用することも可能である。
次に前記第1及び第2のステツピングモータ2
1,14の駆動を制御する駆動制御系について説
明する。一般にステツピングモータはステータの
各相巻線に直流電流を順次切換えて流すことによ
り、1ステツプづつロータをステツプ動作して、
そのステツピングモータ固有のステツプ角で回転
するものである。このようなステツピングモータ
を駆動するためには、第7図に示すように、ステ
ツピングモータのステータの各相巻線に直流電流
を順次切換えて流す(このような切換を以下励磁
相切換という)ための駆動回路30と、ステツピ
ングモータに印加するための電圧を前記駆動回路
30に入力する直流電源31と、前記励磁相切換
のための基準とするためのパルスを前記駆動回路
30に入力する発振器32によつて駆動制御系3
3が構成されており、前記第1のステツピングモ
ータ21と第2のステツピングモータ14には前
記駆動制御系33が各々に設けられている。前記
駆動回路30は、例えばステツピングモータを所
望量駆動するために必要な複数の励磁相切換時間
が記憶されており、前記発振器32から入力する
クロツクパルスをカウントし、所定の励磁相切換
時間をカウントア洞プしたときに励磁相切換パル
スを出力して励磁相を切換えるようにし、起動か
ら停止まで順次励磁相の切換えを行なつてステツ
ピングモータを所望量駆動するようになつてい
る。なお励磁相の切換え方向を変えることによつ
てステツピングモータのロータの正逆転を制御す
ることができ、かつ励磁相切換時間を変えること
によつて回転数と出力トルクを制御することがで
きる。
1,14の駆動を制御する駆動制御系について説
明する。一般にステツピングモータはステータの
各相巻線に直流電流を順次切換えて流すことによ
り、1ステツプづつロータをステツプ動作して、
そのステツピングモータ固有のステツプ角で回転
するものである。このようなステツピングモータ
を駆動するためには、第7図に示すように、ステ
ツピングモータのステータの各相巻線に直流電流
を順次切換えて流す(このような切換を以下励磁
相切換という)ための駆動回路30と、ステツピ
ングモータに印加するための電圧を前記駆動回路
30に入力する直流電源31と、前記励磁相切換
のための基準とするためのパルスを前記駆動回路
30に入力する発振器32によつて駆動制御系3
3が構成されており、前記第1のステツピングモ
ータ21と第2のステツピングモータ14には前
記駆動制御系33が各々に設けられている。前記
駆動回路30は、例えばステツピングモータを所
望量駆動するために必要な複数の励磁相切換時間
が記憶されており、前記発振器32から入力する
クロツクパルスをカウントし、所定の励磁相切換
時間をカウントア洞プしたときに励磁相切換パル
スを出力して励磁相を切換えるようにし、起動か
ら停止まで順次励磁相の切換えを行なつてステツ
ピングモータを所望量駆動するようになつてい
る。なお励磁相の切換え方向を変えることによつ
てステツピングモータのロータの正逆転を制御す
ることができ、かつ励磁相切換時間を変えること
によつて回転数と出力トルクを制御することがで
きる。
特に第2のステツピングモータ14の駆動制御
系33にあつては、前述のように用紙Pが分離爪
27から離脱するまでの間に比較的大きなトルク
が得られるように第2のステツピングモータ14
の駆動制御が行なわれるようになつている。すな
わち第8図に示すステツピングモータのトルク−
スピード時性曲線(縦軸のTはステツピングモー
タのロータの出力トルクを意味し、横軸のPPSは
ロータの速度に相当するものであり1秒間に与え
られる励磁相切換えパルス数を意味する)から明
らかなように、励磁相切換えパルス間隔時間が長
いほど(ロータが低速であるほど)大きなトルク
を得ることができるので、大きなトルクを必要と
する仕事を効率よく行なうためにはトルクが比較
的大きな範囲でステツピングモータを駆動するこ
とが望ましい。また一般にステツピングモータの
駆動に際しては、負荷に対して起動トルクを必要
とするので、ロータの回転を徐々に加速してから
所望の定常回転に移行するように制御される。こ
れ故、ステツピングモータを起動した後用紙Pが
分離爪27から離脱するまでの間を少なくともロ
ータの加速区間とし、それ以降定常回転に移行す
るようにすれば、分離爪27からの離脱に際して
用紙Pに大きなトルクを効率的に作用することが
できる。このようにするためには、第9図に示す
ように前記加速区間E内において励磁相切換時間
を徐々に短かくし(t1>t2>t3>t4>t5>t6>t7>
t8>t9)、それ以降の相切換時間tcを一定とするよ
うに前記駆動回路30に各励磁相切換時間(t1〜
tc)をセツトすればよい。
系33にあつては、前述のように用紙Pが分離爪
27から離脱するまでの間に比較的大きなトルク
が得られるように第2のステツピングモータ14
の駆動制御が行なわれるようになつている。すな
わち第8図に示すステツピングモータのトルク−
スピード時性曲線(縦軸のTはステツピングモー
タのロータの出力トルクを意味し、横軸のPPSは
ロータの速度に相当するものであり1秒間に与え
られる励磁相切換えパルス数を意味する)から明
らかなように、励磁相切換えパルス間隔時間が長
いほど(ロータが低速であるほど)大きなトルク
を得ることができるので、大きなトルクを必要と
する仕事を効率よく行なうためにはトルクが比較
的大きな範囲でステツピングモータを駆動するこ
とが望ましい。また一般にステツピングモータの
駆動に際しては、負荷に対して起動トルクを必要
とするので、ロータの回転を徐々に加速してから
所望の定常回転に移行するように制御される。こ
れ故、ステツピングモータを起動した後用紙Pが
分離爪27から離脱するまでの間を少なくともロ
ータの加速区間とし、それ以降定常回転に移行す
るようにすれば、分離爪27からの離脱に際して
用紙Pに大きなトルクを効率的に作用することが
できる。このようにするためには、第9図に示す
ように前記加速区間E内において励磁相切換時間
を徐々に短かくし(t1>t2>t3>t4>t5>t6>t7>
t8>t9)、それ以降の相切換時間tcを一定とするよ
うに前記駆動回路30に各励磁相切換時間(t1〜
tc)をセツトすればよい。
なお、前記励磁相切換パルスに基づく信号に同
期して起動・停止・逆転の応答ができる領域(自
起動領域)すなわち第8図の座標軸とトルク−ス
ピード特性曲線で囲まれた領域でステツピングモ
ータを前記加速運転すれば、用紙の腰の強さの相
違や分離爪から離脱するまでの用紙の変形誤差に
よつてパルスモータに作用する負荷が変動しても
同期を失なわず、特に安定した給紙を行なうこと
ができる。
期して起動・停止・逆転の応答ができる領域(自
起動領域)すなわち第8図の座標軸とトルク−ス
ピード特性曲線で囲まれた領域でステツピングモ
ータを前記加速運転すれば、用紙の腰の強さの相
違や分離爪から離脱するまでの用紙の変形誤差に
よつてパルスモータに作用する負荷が変動しても
同期を失なわず、特に安定した給紙を行なうこと
ができる。
次に上記給紙装置の作用について説明する。
前記第1の給紙カセツト2から給紙する場合に
は、前記第2のステツピングモータ14を第2図
示反時計方向に駆動することにより、この回転が
アイドルギア16A,16Bを介して第1のドラ
イブギア11に伝達され、さらに前記第1のワン
ウエイクラツチ10Aの作用によつて第1の給紙
ローラ6が第2図示時計方向に回転されることに
よつて行なわれる。また第2の給紙カセツト3か
ら給紙する場合には前記第2のステツピングモー
タ14を第2図示時計方向に駆動することによ
り、この回転が前記アイドルギア16Cを介して
第2のドライブギア12に伝達され、さらに前記
第2のワンウエイクラツチ10Bの作用によつて
第2の給紙ローラ7が第2図示時計方向に回転さ
れることによつて行なわれる。このように前記第
2のステツピングモータ14の正逆転によつて第
1の給紙カセツト2又は第2の給紙カセツト3か
らの給紙を選択することができる。また前記第2
のステツピングモータ14の駆動に際しては、ス
テツピングモータを起動した後用紙Pが分離爪2
7から離脱するまでの間は少なくとも徐々に加速
され、それ以降定常回転に移行するように制御さ
れるので、用紙Pの分離爪27からの離脱に際し
て用紙Pに大きなトルクを効率的に作用すること
ができ、安定であつてかつ効率的に給紙すること
ができる。
は、前記第2のステツピングモータ14を第2図
示反時計方向に駆動することにより、この回転が
アイドルギア16A,16Bを介して第1のドラ
イブギア11に伝達され、さらに前記第1のワン
ウエイクラツチ10Aの作用によつて第1の給紙
ローラ6が第2図示時計方向に回転されることに
よつて行なわれる。また第2の給紙カセツト3か
ら給紙する場合には前記第2のステツピングモー
タ14を第2図示時計方向に駆動することによ
り、この回転が前記アイドルギア16Cを介して
第2のドライブギア12に伝達され、さらに前記
第2のワンウエイクラツチ10Bの作用によつて
第2の給紙ローラ7が第2図示時計方向に回転さ
れることによつて行なわれる。このように前記第
2のステツピングモータ14の正逆転によつて第
1の給紙カセツト2又は第2の給紙カセツト3か
らの給紙を選択することができる。また前記第2
のステツピングモータ14の駆動に際しては、ス
テツピングモータを起動した後用紙Pが分離爪2
7から離脱するまでの間は少なくとも徐々に加速
され、それ以降定常回転に移行するように制御さ
れるので、用紙Pの分離爪27からの離脱に際し
て用紙Pに大きなトルクを効率的に作用すること
ができ、安定であつてかつ効率的に給紙すること
ができる。
また前記手差しガイド1を介して手差し給紙さ
れた用紙を送出する場合には、前記第1のステツ
プングモータ21を第3図示反時計方向に駆動す
ることにより、この回転が前記ベルト22を介し
て前記アイドルプーリ19Aに伝達され、さらに
前記第3のワンウエイクラツチ18Aの作用によ
つて第3図示下側の手差しローラ5が第3図示反
時計方向に回転されることによつて行なわれる。
また前記第1の給紙カセツト2又は第2の給紙カ
セツト3から給紙された用紙或いは手差し給紙さ
れた用紙を前記レジストローラ8で搬送する場合
には、前記第1のステツピングモータ21を第3
図示時計方向に駆動することにより、この回転が
前記アイドルギア20Aに伝達され、さらに前記
第4のワンウエイクラツチ18Bの作用によつて
第3図示下側のレジストローラ8が第3図示反時
計方向に回転されることによつて行なわれる。こ
のように第1のステツピングモータ21の正逆転
によつてレジストローラ8の駆動又は手差しロー
ラ5の駆動を選択することができる。
れた用紙を送出する場合には、前記第1のステツ
プングモータ21を第3図示反時計方向に駆動す
ることにより、この回転が前記ベルト22を介し
て前記アイドルプーリ19Aに伝達され、さらに
前記第3のワンウエイクラツチ18Aの作用によ
つて第3図示下側の手差しローラ5が第3図示反
時計方向に回転されることによつて行なわれる。
また前記第1の給紙カセツト2又は第2の給紙カ
セツト3から給紙された用紙或いは手差し給紙さ
れた用紙を前記レジストローラ8で搬送する場合
には、前記第1のステツピングモータ21を第3
図示時計方向に駆動することにより、この回転が
前記アイドルギア20Aに伝達され、さらに前記
第4のワンウエイクラツチ18Bの作用によつて
第3図示下側のレジストローラ8が第3図示反時
計方向に回転されることによつて行なわれる。こ
のように第1のステツピングモータ21の正逆転
によつてレジストローラ8の駆動又は手差しロー
ラ5の駆動を選択することができる。
次に本発明の用紙搬送装置の第1の変形例を説
明する。
明する。
第10図は本発明の用紙搬送装置の第1の変形
例を示す概略斜視図である。上記実施例と同一部
材には同符号を付して詳細な説明を省略する。異
なる構成は、前記第2の給紙ローラ7を第1の搬
送部材とするとともに、前記レジストローラ8を
第2の搬送部材とし、これら両者の駆動を1つの
駆動源によつて切換えて行なえるようにしたこと
である。すなわち、前記シヤフト7Aの一端部に
は第5のワンウエイクラツチ40Aを介して給紙
ローラ用ドライブギア41が取付けられている。
前記第5のワンウエイクラツチ40Aは、前記給
紙ローラ用ドライブギア41の時計方向の回転だ
けを前記シヤフト7Aに伝達するようになつてい
る。さらに第10図示下側のレジストローラ8と
一体回転する前記シヤフト8Aの一端部には第6
のワンウエイクラツチ40Bを介してレジストロ
ーラ用ドライブギア42が取付けられている前記
第6のワンウエイクラツチ40Bは、前記レジス
トローラ用ドライブギア42の第10図示反時計
方向の回転だけを前記シヤフト8Aに伝達するよ
うになつている。そして前記複写機本体4には第
1の駆動源例えば第3のステツピングモータ43
が設けられていて、このモータ軸にはピニオンギ
ア44が取付けられている。このピニオンギア4
4と前記両ドライブギア41,42の間には各々
アイドルギア45A,45Bが配置されている。
そして前記第3のステツピングモータ43は、前
記同様の駆動制御系33によつて制御されるよう
になつている。なお前記第5及び第6のワンウエ
イクラツチ40A,40Bは前記第1の搬送部材
(第2の給紙ローラ)7の駆動及び第2の搬送部
材(レジストローラ)8の駆動を前記第1の駆動
源(第3のステツピングモータ)43の正逆転に
よつて切換える第1の一方向クラツチ部の一例で
ある。
例を示す概略斜視図である。上記実施例と同一部
材には同符号を付して詳細な説明を省略する。異
なる構成は、前記第2の給紙ローラ7を第1の搬
送部材とするとともに、前記レジストローラ8を
第2の搬送部材とし、これら両者の駆動を1つの
駆動源によつて切換えて行なえるようにしたこと
である。すなわち、前記シヤフト7Aの一端部に
は第5のワンウエイクラツチ40Aを介して給紙
ローラ用ドライブギア41が取付けられている。
前記第5のワンウエイクラツチ40Aは、前記給
紙ローラ用ドライブギア41の時計方向の回転だ
けを前記シヤフト7Aに伝達するようになつてい
る。さらに第10図示下側のレジストローラ8と
一体回転する前記シヤフト8Aの一端部には第6
のワンウエイクラツチ40Bを介してレジストロ
ーラ用ドライブギア42が取付けられている前記
第6のワンウエイクラツチ40Bは、前記レジス
トローラ用ドライブギア42の第10図示反時計
方向の回転だけを前記シヤフト8Aに伝達するよ
うになつている。そして前記複写機本体4には第
1の駆動源例えば第3のステツピングモータ43
が設けられていて、このモータ軸にはピニオンギ
ア44が取付けられている。このピニオンギア4
4と前記両ドライブギア41,42の間には各々
アイドルギア45A,45Bが配置されている。
そして前記第3のステツピングモータ43は、前
記同様の駆動制御系33によつて制御されるよう
になつている。なお前記第5及び第6のワンウエ
イクラツチ40A,40Bは前記第1の搬送部材
(第2の給紙ローラ)7の駆動及び第2の搬送部
材(レジストローラ)8の駆動を前記第1の駆動
源(第3のステツピングモータ)43の正逆転に
よつて切換える第1の一方向クラツチ部の一例で
ある。
このように構成した用紙搬送装置にあつては、
第11図aに示すように前記第3のステツピング
モータ43を時計方向に駆動すると前記第5のワ
ンウエイクラツチ40Aの作用により前記第2の
給紙ローラ7が時計方向に回転され、その結果用
紙Pが前記レジストローラ8に向けて搬送され
る。また第11図bに示すように前記第3のステ
ツピングモータ43を反時計方向に駆動すると、
前記第6のワンウエイクラツチ40Bの作用によ
り下側の前記レジストローラ8が反時計方向に回
転され、その結果用紙Pがレジストローラ8に挟
持されて搬送されることとなる。
第11図aに示すように前記第3のステツピング
モータ43を時計方向に駆動すると前記第5のワ
ンウエイクラツチ40Aの作用により前記第2の
給紙ローラ7が時計方向に回転され、その結果用
紙Pが前記レジストローラ8に向けて搬送され
る。また第11図bに示すように前記第3のステ
ツピングモータ43を反時計方向に駆動すると、
前記第6のワンウエイクラツチ40Bの作用によ
り下側の前記レジストローラ8が反時計方向に回
転され、その結果用紙Pがレジストローラ8に挟
持されて搬送されることとなる。
このように第3のステツピングモータ43の正
逆回転によつて第2の給紙ローラ7とレジストロ
ーラ8の駆動を切換えることができるので用紙搬
送装置の構成を簡素化することができる。
逆回転によつて第2の給紙ローラ7とレジストロ
ーラ8の駆動を切換えることができるので用紙搬
送装置の構成を簡素化することができる。
次に本発明の用紙搬送装置の第2の変形例を説
明する。
明する。
第12図は本発明の用紙搬送装置の第2の変形
例を示す斜視図、第13図は同概略側面図であ
る。両図に示すものは複写機において現像された
用紙を搬送する搬送部と搬送されてまた用紙を定
着する定着部と定着された用紙を排紙する排紙部
に適用したものを一例として示す。すなわち前記
複写機本体4には、現像装置(図示せず)を介し
て現像された用紙Pを搬送する搬送ベルト50が
ベルト車51A,51Bに張設され、かつベルト
車51Aはドライブシヤフト59と一体回転し、
ベルト車51Bはアイドルシヤフト59Bと一体
回転するようになつている。また前記搬送ベルト
50によつて搬送されてきた用紙Pを加圧して現
像剤を定着させるため、ヒータ(図示せず)を内
蔵した上ローラ52Aとこの上ローラ52Aに所
望の圧力で当接する下ローラ52Bが設けられ、
さらに定着された用紙を排紙するための一対の排
紙ローラ52C,52Dが設けられている。
例を示す斜視図、第13図は同概略側面図であ
る。両図に示すものは複写機において現像された
用紙を搬送する搬送部と搬送されてまた用紙を定
着する定着部と定着された用紙を排紙する排紙部
に適用したものを一例として示す。すなわち前記
複写機本体4には、現像装置(図示せず)を介し
て現像された用紙Pを搬送する搬送ベルト50が
ベルト車51A,51Bに張設され、かつベルト
車51Aはドライブシヤフト59と一体回転し、
ベルト車51Bはアイドルシヤフト59Bと一体
回転するようになつている。また前記搬送ベルト
50によつて搬送されてきた用紙Pを加圧して現
像剤を定着させるため、ヒータ(図示せず)を内
蔵した上ローラ52Aとこの上ローラ52Aに所
望の圧力で当接する下ローラ52Bが設けられ、
さらに定着された用紙を排紙するための一対の排
紙ローラ52C,52Dが設けられている。
ここで先ず、前記ベルト車51Aと上ローラ5
2Aと排紙ローラ52Dの駆動系について説明す
る。前記上ローラ52Aには上ローラ用ドライブ
ギア53が上ローラ52Aと同心で取付けられて
いる。また、ベルト車用ドライブギア54Aとカ
ムシヤフト用ドライブギア54Bが同心で一体に
形成され、このベルト車用ドライブギア54Aと
カムシヤフト用ドライブギア54Bは第7のワン
ウエイクラツチ58Aを介して前記ドライブシヤ
フト59に設けられている。なお前記第7のワン
ウエイクラツチ58Aは、ベルト車用ドライブギ
ア54Aの第13図示反時計方向の回転だけを前
記ドライブシヤフト59に伝達するようになつて
いる。また前記ドライブシヤフト59にはこれと
一体回転する第1のアイドルギア55Aが取付け
られており、この第1のアイドルギア55Aと上
ローラ用ドライブギア53の間には第2及び第3
のアイドルギア55B,55Cが配置されてい
る。また第13図に示すように前記ドライブシヤ
フト59の一端部と前記排紙ローラ52Dの一端
にはタイミングベルトギア52Eが取付けられて
いるとともに、両タイミングベルトギア52Eに
はタイミングベルト52Fが張設されている。さ
らに前記ベルト車用ドライブギア54Aにはピニ
オンギア56を介して第4のステツピングモータ
57の駆動力が伝達されるようになつており、前
記第4のステツピングモータ57を第13図示時
計方向に駆動することによつて前記ベルト車51
A及び排紙ローラ52Dを第13図示反時計方向
に回転させ、かつ前記上ローラ52Aを第13図
示時計方向に駆動させられるように構成されてい
る。
2Aと排紙ローラ52Dの駆動系について説明す
る。前記上ローラ52Aには上ローラ用ドライブ
ギア53が上ローラ52Aと同心で取付けられて
いる。また、ベルト車用ドライブギア54Aとカ
ムシヤフト用ドライブギア54Bが同心で一体に
形成され、このベルト車用ドライブギア54Aと
カムシヤフト用ドライブギア54Bは第7のワン
ウエイクラツチ58Aを介して前記ドライブシヤ
フト59に設けられている。なお前記第7のワン
ウエイクラツチ58Aは、ベルト車用ドライブギ
ア54Aの第13図示反時計方向の回転だけを前
記ドライブシヤフト59に伝達するようになつて
いる。また前記ドライブシヤフト59にはこれと
一体回転する第1のアイドルギア55Aが取付け
られており、この第1のアイドルギア55Aと上
ローラ用ドライブギア53の間には第2及び第3
のアイドルギア55B,55Cが配置されてい
る。また第13図に示すように前記ドライブシヤ
フト59の一端部と前記排紙ローラ52Dの一端
にはタイミングベルトギア52Eが取付けられて
いるとともに、両タイミングベルトギア52Eに
はタイミングベルト52Fが張設されている。さ
らに前記ベルト車用ドライブギア54Aにはピニ
オンギア56を介して第4のステツピングモータ
57の駆動力が伝達されるようになつており、前
記第4のステツピングモータ57を第13図示時
計方向に駆動することによつて前記ベルト車51
A及び排紙ローラ52Dを第13図示反時計方向
に回転させ、かつ前記上ローラ52Aを第13図
示時計方向に駆動させられるように構成されてい
る。
次に、定着時に前記下ローラ52Bを上ローラ
52Aに所望圧力で当接させて用紙Pを加圧する
加圧機構について説明する。先ず、前記下ローラ
52Bの近傍には、偏心カム60を同位相で両端
部に取付けたカムシヤフト61が前記複写機本体
4に枢支されている(第12図示カムシヤフト6
1の右端部の偏心カム60は省略してある)。そ
してこのカムシヤフト61の中間部には前記カム
シヤフト用ドライブギア54Bに噛合するアイド
ルギア62が第8のワンウエイクラツチ58Bを
介して前記カムシヤフト61に設けられている。
前記第8のワンウエイクラツチ58Bは、前記ア
イドルギア62の第13図示反時計方向の回転だ
けを前記カムシヤフト61に伝達するようになつ
ている。また前記下ローラ52Bの両端にはカム
レバー63が回転自在に枢支されている(第12
図示下ローラ52Bの右端のカムレバー63は省
略してある)。そして、前記カムレバー63の一
端は前記偏心カム60の周面に当接して載置さ
れ、他端は前記複写機本体4に取付けられた付勢
部材64に付勢されて支持されている。さらに前
記カムレバー63の他端側(前記付勢部材64の
下方)には縦長孔63Aが設けられていて、前記
複写機本体4に取付けた支持ピン4Aが前記縦長
孔63Aに嵌合されることによつて下ローラ52
Bの第13図示横方向の移動が規制されるように
なつている。なお前記カムシヤフト61の中間部
には180゜の回転角毎に段差が形成されているタイ
ミングカム65が取付けられ、さらにこのタイミ
ングカム65の周面にはマイクロスイツチ66の
検出端が当接されている。このマイクロスイツチ
66は前記タイミングカム65の段差部分でON
−OFF又はOFF−ON動作を行なつて前記カムシ
ヤフト61をほぼ180゜づつ第13図示反時計方向
に回転駆動させるための検出手段である。そして
前記カムシヤフト61が前記マイクロスイツチ6
6を介して180゜づつ回転されると、前記偏心カム
60のライズが前記カムレバー63と当接する部
分で交互に最大、最小となり、この結果前記カム
レバー63が偏心カム60に追従して上下動する
ことにより、カムレバー63とともに上下動する
下ローラ52Bが上ローラ52Aを交互に加圧、
加圧解除することとなる。
52Aに所望圧力で当接させて用紙Pを加圧する
加圧機構について説明する。先ず、前記下ローラ
52Bの近傍には、偏心カム60を同位相で両端
部に取付けたカムシヤフト61が前記複写機本体
4に枢支されている(第12図示カムシヤフト6
1の右端部の偏心カム60は省略してある)。そ
してこのカムシヤフト61の中間部には前記カム
シヤフト用ドライブギア54Bに噛合するアイド
ルギア62が第8のワンウエイクラツチ58Bを
介して前記カムシヤフト61に設けられている。
前記第8のワンウエイクラツチ58Bは、前記ア
イドルギア62の第13図示反時計方向の回転だ
けを前記カムシヤフト61に伝達するようになつ
ている。また前記下ローラ52Bの両端にはカム
レバー63が回転自在に枢支されている(第12
図示下ローラ52Bの右端のカムレバー63は省
略してある)。そして、前記カムレバー63の一
端は前記偏心カム60の周面に当接して載置さ
れ、他端は前記複写機本体4に取付けられた付勢
部材64に付勢されて支持されている。さらに前
記カムレバー63の他端側(前記付勢部材64の
下方)には縦長孔63Aが設けられていて、前記
複写機本体4に取付けた支持ピン4Aが前記縦長
孔63Aに嵌合されることによつて下ローラ52
Bの第13図示横方向の移動が規制されるように
なつている。なお前記カムシヤフト61の中間部
には180゜の回転角毎に段差が形成されているタイ
ミングカム65が取付けられ、さらにこのタイミ
ングカム65の周面にはマイクロスイツチ66の
検出端が当接されている。このマイクロスイツチ
66は前記タイミングカム65の段差部分でON
−OFF又はOFF−ON動作を行なつて前記カムシ
ヤフト61をほぼ180゜づつ第13図示反時計方向
に回転駆動させるための検出手段である。そして
前記カムシヤフト61が前記マイクロスイツチ6
6を介して180゜づつ回転されると、前記偏心カム
60のライズが前記カムレバー63と当接する部
分で交互に最大、最小となり、この結果前記カム
レバー63が偏心カム60に追従して上下動する
ことにより、カムレバー63とともに上下動する
下ローラ52Bが上ローラ52Aを交互に加圧、
加圧解除することとなる。
次に上記用紙搬送装置の作用について説明す
る。
る。
先ず、図示しない現像装置にて現像された用紙
を搬送して定着する場合には、前記カムシヤフト
61に取付けられている偏心カム60とタイミン
グカム65は第13図に示す位置をとる。そして
前記第4のステツピングモータ57を第13図示
時計方向に駆動すると、前記第7のワンウエイク
ラツチ58Aの作用によつてドライブシヤフト5
9が第13図示反時計方向に回転され、その結果
前記ベルト車51A、排紙ローラ52D、上ロー
ラ52Aが駆動されて用紙Pが搬送されながら定
着されることとなる。
を搬送して定着する場合には、前記カムシヤフト
61に取付けられている偏心カム60とタイミン
グカム65は第13図に示す位置をとる。そして
前記第4のステツピングモータ57を第13図示
時計方向に駆動すると、前記第7のワンウエイク
ラツチ58Aの作用によつてドライブシヤフト5
9が第13図示反時計方向に回転され、その結果
前記ベルト車51A、排紙ローラ52D、上ロー
ラ52Aが駆動されて用紙Pが搬送されながら定
着されることとなる。
次に、複写を行なわない場合には、前記下ロー
ラ52Bによる上ローラ52Aへの加圧を解除す
るため、前記第4のステツピングモータ57を第
13図示反時計方向に駆動すると、前記第7のワ
ンウエイクラツチ58Aの作用によつてドライブ
シヤフト59は駆動されず、前記第8のワンウエ
イクラツチ58Bの作用によつてカムシヤフト6
1だけが第13図示反時計方向に回転される。カ
ムシヤフト61が徐々に回転するに従つて前記偏
心カム60と前記カムレバー63の当接部におけ
るカムライズが徐々に減少し、これにしたがつて
前記カムレバー63が下降するにつれて下ローラ
52Bによる加圧が解除される。そして前記タイ
ミングカム65が180゜回転したとき前記マイクロ
スイツチ66の作用によつて前記第4のステツピ
ングモータ57の駆動が停止される。このときの
前記カムライズは最小となつている。また、その
後複写を行なう場合には、上記同様に前記第4の
ステツピングモータ57を第13図示反時計方向
に駆動して前記カムシヤフト61を180゜回転させ
る。このときには前記カムライズが徐々に増加す
るため、カムレバー63の上昇につれて前記下ロ
ーラ52Bによる加圧が行なわれることとなる。
ラ52Bによる上ローラ52Aへの加圧を解除す
るため、前記第4のステツピングモータ57を第
13図示反時計方向に駆動すると、前記第7のワ
ンウエイクラツチ58Aの作用によつてドライブ
シヤフト59は駆動されず、前記第8のワンウエ
イクラツチ58Bの作用によつてカムシヤフト6
1だけが第13図示反時計方向に回転される。カ
ムシヤフト61が徐々に回転するに従つて前記偏
心カム60と前記カムレバー63の当接部におけ
るカムライズが徐々に減少し、これにしたがつて
前記カムレバー63が下降するにつれて下ローラ
52Bによる加圧が解除される。そして前記タイ
ミングカム65が180゜回転したとき前記マイクロ
スイツチ66の作用によつて前記第4のステツピ
ングモータ57の駆動が停止される。このときの
前記カムライズは最小となつている。また、その
後複写を行なう場合には、上記同様に前記第4の
ステツピングモータ57を第13図示反時計方向
に駆動して前記カムシヤフト61を180゜回転させ
る。このときには前記カムライズが徐々に増加す
るため、カムレバー63の上昇につれて前記下ロ
ーラ52Bによる加圧が行なわれることとなる。
このように第4のステツピングモータ57の正
逆回転によつて用紙の搬送と下ローラによる加圧
(又は加圧解除)を切換えて行なうことができる
ので複写機を簡素化することができる。
逆回転によつて用紙の搬送と下ローラによる加圧
(又は加圧解除)を切換えて行なうことができる
ので複写機を簡素化することができる。
なお上記実施例は一例であり、各部材につき同
一機能を有する他の部材に置換えられることは言
うまでもない。
一機能を有する他の部材に置換えられることは言
うまでもない。
〔発明の効果〕
以上の説明から明らかなように本発明の用紙搬
送装置にあつては、正逆回転することによつて2
つの異なる機能を果たす駆動源を複数設けたこと
によつて、二段給紙カセツト、及び手差し給紙台
を有した複写機における用紙搬送装置自体の構造
を簡単にすることができる上、装置の小型化を図
ることができるなどの優れた効果を有するもので
ある。
送装置にあつては、正逆回転することによつて2
つの異なる機能を果たす駆動源を複数設けたこと
によつて、二段給紙カセツト、及び手差し給紙台
を有した複写機における用紙搬送装置自体の構造
を簡単にすることができる上、装置の小型化を図
ることができるなどの優れた効果を有するもので
ある。
第1図は本発明の用紙搬送装置を給紙装置に適
用した場合の実施例を示す概略斜視図、第2図は
第1図に示す給紙装置における第1の給紙部材と
第2の給紙部材の駆動系を示す説明図、第3図は
第1図に示す給紙装置における第1の搬送部材と
第2の搬送部材の駆動系を示す説明図、第4図は
用紙収容部の断面図、第5図a,b,cは用紙一
枚出し部材の詳細説明図、第6図はその他の用紙
一枚出し部材の詳細説明図、第7図はステツピン
グモータの駆動制御系を示すブロツク図、第8図
はステツピングモータのトルク−スピード特性曲
線を示す説明図、第9図はステツピングモータの
加速運転状態を示す説明図、第10図は本発明の
用紙搬送装置の第1の変形例を示す概略斜視図、
第11図a,bは同変形例の作用説明図、第12
図は本発明の用紙搬送装置の第2の変形例を示す
斜視図、第13図は同概略側面図である。 2……第1の用紙収容部、3……第2の用紙収
容部、5……第1の搬送部材(手差しローラ)、
6……第1の搬送部材(第1の給紙部材)、7…
…第1の搬送部材(第2の給紙部材)、8……第
2の搬送部材(レジストローラ)、10A,10
B……第2の一方向クラツチ部、14……第2の
駆動源(第2のステツピングモータ)、18A,
18B……第1の一方向クラツチ部、21……第
1の駆動源(第1のステツピングモータ)、40
A,40B……第1の一方向クラツチ部、43…
…第1の駆動源(第3のステツピングモータ)。
用した場合の実施例を示す概略斜視図、第2図は
第1図に示す給紙装置における第1の給紙部材と
第2の給紙部材の駆動系を示す説明図、第3図は
第1図に示す給紙装置における第1の搬送部材と
第2の搬送部材の駆動系を示す説明図、第4図は
用紙収容部の断面図、第5図a,b,cは用紙一
枚出し部材の詳細説明図、第6図はその他の用紙
一枚出し部材の詳細説明図、第7図はステツピン
グモータの駆動制御系を示すブロツク図、第8図
はステツピングモータのトルク−スピード特性曲
線を示す説明図、第9図はステツピングモータの
加速運転状態を示す説明図、第10図は本発明の
用紙搬送装置の第1の変形例を示す概略斜視図、
第11図a,bは同変形例の作用説明図、第12
図は本発明の用紙搬送装置の第2の変形例を示す
斜視図、第13図は同概略側面図である。 2……第1の用紙収容部、3……第2の用紙収
容部、5……第1の搬送部材(手差しローラ)、
6……第1の搬送部材(第1の給紙部材)、7…
…第1の搬送部材(第2の給紙部材)、8……第
2の搬送部材(レジストローラ)、10A,10
B……第2の一方向クラツチ部、14……第2の
駆動源(第2のステツピングモータ)、18A,
18B……第1の一方向クラツチ部、21……第
1の駆動源(第1のステツピングモータ)、40
A,40B……第1の一方向クラツチ部、43…
…第1の駆動源(第3のステツピングモータ)。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 第1の用紙収容部から用紙を取り出して第1
の方向へ搬送する第1の搬送手段と、第2の用紙
収容部から用紙を取り出して第2の方向へ搬送す
る第2の搬送手段と、前記第1の搬送手段及び第
2の搬送手段を駆動する正逆回転可能な第1の駆
動源と、前記第1の搬送手段に取り付けられ前記
第1の駆動源から供給される駆動力のうち前記第
1の方向への駆動力のみを前記第1の搬送手段に
伝達する第1の一方向クラツチと、前記第2の搬
送手段に取り付けられ前記第1の駆動源から供給
される駆動力のうち前記第2の方向への駆動力の
みを前記第2の搬送手段に伝達する第2の一方向
クラツチと、手差し給紙された用紙を第3の方向
へ搬送する第3の搬送手段と、前記第1の搬送手
段によつて第1の方向へ搬送された用紙および前
記第2の搬送手段によつて第2の方向へ搬送され
た用紙および前記第3の搬送手段によつて第3の
方向へ搬送された用紙を整位するとともに第4の
方向へ搬送する第4の搬送手段と、前記第3の搬
送手段及び第4の搬送手段を駆動する正逆回転可
能な第2の駆動源と、前記第3の搬送手段に取り
付けられ前記第2の駆動源から供給される駆動力
のうち前記第3の方向への駆動力のみを前記第3
の搬送手段に伝達する第3の一方向クラツチと、
前記第4の搬送手段に取り付けられ前記第2の駆
動源から供給される駆動力のうち前記第4の方向
への駆動力のみを前記第4の搬送手段に伝達する
第4の一方向クラツチとを具備することを特徴と
する用紙搬送装置。 2 前記第1の駆動源および第2の駆動源は、ス
テツピングモータであることを特徴とする特許請
求の範囲第1項記載の用紙搬送装置。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP57091173A JPS58212537A (ja) | 1982-05-31 | 1982-05-31 | 用紙搬送装置 |
US06/494,888 US4577849A (en) | 1982-05-31 | 1983-05-16 | Multiple source paper conveyor system |
DE19833317910 DE3317910A1 (de) | 1982-05-31 | 1983-05-17 | Papierfoerdervorrichtung |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP57091173A JPS58212537A (ja) | 1982-05-31 | 1982-05-31 | 用紙搬送装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58212537A JPS58212537A (ja) | 1983-12-10 |
JPH0411450B2 true JPH0411450B2 (ja) | 1992-02-28 |
Family
ID=14019071
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP57091173A Granted JPS58212537A (ja) | 1982-05-31 | 1982-05-31 | 用紙搬送装置 |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4577849A (ja) |
JP (1) | JPS58212537A (ja) |
DE (1) | DE3317910A1 (ja) |
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DE3445633A1 (de) * | 1984-12-14 | 1986-06-26 | Mannesmann AG, 4000 Düsseldorf | Vorrichtung zum separieren bzw. zufuehren von aufzeichnungstraegern fuer eine schreibmaschine, insbesondere fuer einen matrixdrucker |
JPS61226441A (ja) * | 1985-03-30 | 1986-10-08 | Tokyo Juki Ind Co Ltd | 単葉給紙装置 |
JPH0674097B2 (ja) * | 1985-11-08 | 1994-09-21 | ブラザー工業株式会社 | プリンタの給紙装置 |
US4789259A (en) * | 1986-01-13 | 1988-12-06 | Canon Kabushiki Kaisha | Cut sheet feed apparatus |
JPH0317066Y2 (ja) * | 1986-03-31 | 1991-04-11 | ||
FR2596703B1 (fr) * | 1986-04-08 | 1988-07-08 | Sagem | Machine imprimante equipee d'un dispositif d'alimentation selective en feuilles d'impression reparties dans deux bacs chargeurs |
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JPS63162736U (ja) * | 1987-04-10 | 1988-10-24 | ||
JPH0745291B2 (ja) * | 1989-05-15 | 1995-05-17 | シャープ株式会社 | 給紙装置 |
EP0519945B1 (de) * | 1990-03-16 | 1993-11-24 | MANNESMANN Aktiengesellschaft | Verfahren zum positionieren von bahnförmigen aufzeichnungsträgern in druckeinrichtungen |
IT1241307B (it) * | 1990-10-30 | 1994-01-10 | Olivetti Canon Ind Spa | Dispositivo per il trasporto e l'allineamento di fogli |
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- 1982-05-31 JP JP57091173A patent/JPS58212537A/ja active Granted
-
1983
- 1983-05-16 US US06/494,888 patent/US4577849A/en not_active Expired - Lifetime
- 1983-05-17 DE DE19833317910 patent/DE3317910A1/de not_active Ceased
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Also Published As
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---|---|
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DE3317910A1 (de) | 1983-12-01 |
JPS58212537A (ja) | 1983-12-10 |
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