JP4326541B2 - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置 Download PDF

Info

Publication number
JP4326541B2
JP4326541B2 JP2006107475A JP2006107475A JP4326541B2 JP 4326541 B2 JP4326541 B2 JP 4326541B2 JP 2006107475 A JP2006107475 A JP 2006107475A JP 2006107475 A JP2006107475 A JP 2006107475A JP 4326541 B2 JP4326541 B2 JP 4326541B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sheet
paper
transfer
storage unit
motor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP2006107475A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2006188364A (ja
Inventor
和彦 北野
厚 藤田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP2006107475A priority Critical patent/JP4326541B2/ja
Publication of JP2006188364A publication Critical patent/JP2006188364A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4326541B2 publication Critical patent/JP4326541B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Sheets, Magazines, And Separation Thereof (AREA)

Description

この発明は複写機やプリンタ等の画像形成装置に関するものである。
従来から、複写機やプリンタなどの画像形成装置には処理枚数(コピー枚数)の増加に伴い、大量の用紙を収納できる給紙装置が備えられている。先ず、この従来の給紙装置について図18を参照して説明する。すなわち、図18に示すようにこの種の給紙装置は、第1用紙収容部Aと第2用紙収容部Bとの2つの用紙収容部がほぼ並列に設けられ、第1用紙収容部A内の用紙が全て給紙され無くなった場合には第2用紙収容部B内の用紙が移送フェンス5により第1用紙収容部Aに移送(補給)される構成となっている。ここで、14,16はペーパーエンド検知センサで第1,2用紙収容部A,Bに積載された用紙の有無を検知するものである。また、17は移送フェンスホームポジション検知センサで移送フェンス5の初期停止位置を検知するものである。36は縦搬送ドア、25は縦搬送用紙有無センサ、28は縦搬送ドア開閉検知センサである。また、第2用紙収容部B内の用紙束7Bの残量は残量検知センサ18,19により検知される。
すなわち、図20のフローチャートに示すように第1用紙収容部A内の用紙が無くなった場合には、この用紙無しがペーパーエンド検知センサ14により検知され、この検知により移送フェンス5の作動が開始される。この移送フェンス5の移動(P方向)により、第2用紙収容部Bに積載されている用紙束7Bが第1用紙収容部A内に押し込まれる。この場合、移送フェンス5の停止位置は積載される用紙サイズにより用紙移送距離が異なるため、移送押し込みセンサ35の取付け位置により決定する。すなわち、図19(a)は大サイズ用紙(例えば、B4用紙)の、図19(b)はこの大サイズ用紙よりも小さい用紙(例えば、B5用紙)のセット時の状態を示す図であり、前記移送押し込みセンサ35の取り付け位置により移送時の移送フェンス5の停止位置が決定される。その他、従来技術としては「特開平11−79446号公報」に記載された技術が知られている。
ところが、前記従来の給紙装置の場合には以下のような問題が発生する。すなわち、前記従来の給紙装置の場合、第1用紙収容部Aにおける用紙給紙搬送と第2用紙収容部Bにおける移送フェンス5による用紙移送を単一駆動源で作動させているものはなく、それぞれ給紙搬送モータと移送用モータとの2個のモータを用いる構成であった。また、これら給紙搬送モータにはDCブラシレスモータやステッピングモータが、移送用モータにはDCブラシレスモータが使用されていた。このため、駆動源の構成としては給紙搬送モータと移送用モータの2個のモータが必要となるうえ、移送時間を短縮するには高速、高トルクモータが必要なことからコストが嵩む原因となっていた。さらに、前述したように移送押し込みセンサ35が必要であり積載する用紙の種類を変更する場合には、移送押し込みセンサ35の取付け位置を用紙サイズに合った位置にその都度変更する必要があるが、この変更作業はユーザにとって困難なものである。また、前述したように移送用モータにはDCブラシレスモータが使用されるため、オーバーラン等が発生する恐れがあり移送フェンス5の高精度な停止制御を実現することができないという問題があった。
そこで、この発明の目的は前記従来の給紙装置のもつ問題を解消し、単一駆動源で給紙駆動の制御が可能であると共に、高精度、高速、安価となる給紙装置を有する画像形成装置を提供することにある。
この発明は、前記のような目的を達成するために、複数枚の用紙を積載する第1用紙収容部と、この第1用紙収容部に対して並列に配設された第2用紙収容部と、この第2用紙収容部の用紙を第1用紙収容部へ一括して移送する用紙移送手段と、第1用紙収容部へ収容されている用紙を画像形成装置に給紙し搬送する給紙搬送手段とを設けた給紙装置を有する画像形成装置において、この給紙装置には正逆転可能な駆動源としてのモータと、前記モータの正方向の回転力を第1用紙収容部に積載された用紙を給紙搬送する回転力として伝達する給紙クラッチを有する第1伝達機構と、前記モータの正方向の回転力を用紙移送手段の戻り動作とする回転力として伝達するとともに、前記モータの逆方向の回転力を用紙移送手段の用紙を移送動作する回転力として伝達する移送クラッチを有する第2伝達機構とを備え、前記モータを正方向に回転するとともに、前記第1伝達機構の給紙クラッチと前記第2伝達機構の移送クラッチをONして、前記用紙移送手段の戻り動作中に給紙を開始することを特徴とするものである。
また、請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の画像形成装置において、モータは、可変速対応であることを特徴とするものであり、請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載の画像形成装置において、モータの回転量を検出する回転量検出手段を設け、この回転量検出手段を用いて用紙移送手段による用紙移送停止位置を決定する制御を設けたことを特徴とするものである。
この発明は、上記のようであって、複数枚の用紙を積載する第1用紙収容部と、この第1用紙収容部に対して並列に配設された第2用紙収容部と、この第2用紙収容部の用紙を第1用紙収容部へ一括して移送する用紙移送手段と、第1用紙収容部へ収容されている用紙を画像形成装置に給紙し搬送する給紙搬送手段とを設けた給紙装置を有する画像形成装置において、この給紙装置には正逆転可能な駆動源としてのモータと、前記モータの正方向の回転力を第1用紙収容部に積載された用紙を給紙搬送する回転力として伝達する給紙クラッチを有する第1伝達機構と、前記モータの正方向の回転力を用紙移送手段の戻り動作とする回転力として伝達するとともに、前記モータの逆方向の回転力を用紙移送手段の用紙を移送動作する回転力として伝達する移送クラッチを有する第2伝達機構とを備え、前記モータを正方向に回転するとともに、前記第1伝達機構の給紙クラッチと前記第2伝達機構の移送クラッチをONして、前記用紙移送手段の戻り動作中に給紙を開始するので、高精度・高速・安価な移送機構を構成できるとともに、用紙移送手段の移送戻り動作中でも給紙動作が可能となるという効果がある。
図1に示すこの発明の一実施形態において、前記の従来例と同様の部分については、同一の符号を付して説明を省略し、主として異なる部分について説明する。図1,2は本発明によるシステム全体の概略図であり、画像形成装置の下部に給紙装置10が配置されている状態を示している。図1に示すように、給紙装置10は小サイズ用紙によるデッドスペースをなくすために、この小サイズ用紙を横方向に並列して収納できるようにトレイ8内部に第1用紙収容部Aと第2用紙収容部Bとで構成されている。トレイ8は給紙装置10から抜き差し可能な構成であり、使用者が用紙をセットするときにはトレイ8を引き出してセットを行う。また、第1用紙収容部Aの上部には給紙搬送手段である給紙コロ11、分離コロ12、搬送ローラ13とが設けられており、底板6に積載されている用紙の最上面から順に画像形成装置20内に用紙が給紙されるものとなる。15は上限検知センサで、この上限検知センサ15により給紙コロ11の位置を検知し、常に給紙高さを保つように制御されている。14はペーパーエンド検知センサで底板6に積載された用紙の有無を検知する。21は下限検知センサで底板6の下限位置を検知する(第1用紙収容部Aの下降位置)。5は用紙移送手段で、後述するように移送フェンス5により第2用紙収容部Bに積載された用紙束7Bが第1用紙収容部Aへ移送し補給することができる。16はペーパーエンド検知センサで第2用紙収容部Bに積載された用紙の有無を検知するものである。また、17は移送フェンスホームポジション検知センサでこのセンサは移送フェンス5の初期停止位置を検知するものである。
先ず、図3(a)〜(e)を参照して本発明における給紙装置の機械動作を説明する。すなわち、図3(a)のように第1用紙収容部Aに積載された用紙束7Aが全て給紙され、(b)のように用紙束7Aがなくなるとペーパーエンドセンサ14が「用紙なし」を検知して底板6が下限位置まで下降する。下限検知センサ21が下限を検知して底板6が下限に位置すると(c)〜(d)のように移送フェンス5がP方向に動いて第2用紙収容部Bに積載されている第2用紙束7Bを第1用紙収容部A方向へ押し込み、この第1用紙収容部Aへの押し込みが完了すると、(e)のように底板6が上昇して用紙束7Bが給紙位置まで上昇する。そして、この底板6の上昇と同時に移送フェンス5が初期位置までQ方向に戻る動作を行う。
そして、再び底板6の上昇により給紙可能位置にまで第2用紙束7Bが到達すると給紙可能状態となる。ここで、第2用紙束7Bの積載量によって、給紙位置まで上昇する時間が異なる。また、積載量が少ない場合には底板6の上昇距離が大きくなって時間が掛かり、逆に積載量が多い場合は底板6の上昇距離が少ないので時間が短くなるため、移送フェンス5の戻り動作中に給紙位置までの上昇動作が完了する場合もある。
図4は給紙装置10における電装制御部の一例を示すブロック図である。この図4に示すように、電装制御部は画像形成装置20側のCPU34と給紙装置10側のCPU23とを備えている。このCPU23はCPU34と接続されており、給紙装置10の機械状態を通知する。そして、用紙の給紙時は本体側のCPU34からの指令信号を受けて給紙動作を行う。CPU23は給紙装置10内の各センサ情報を検出してSTM1,上昇モータ24,移送クラッチ9a,給紙クラッチ9bなどの各負荷を制御する機能があり、これら各負荷はドライバIC29,30,31により駆動する。また、検知用のセンサとしては上限検知センサ15、下限検知センサ21、縦搬送用紙有無センサ25、ペーパーエンド検知センサ14,16、残量検知センサ18,19、トレイセット検知センサ26、サイズ検知センサ27、移送フェンスホームポジション検知センサ17、縦搬送ドア開閉検知センサ28が設けられている。32は発振器としてのOSCである。このOSC32は内部タイマーを介してドライバIC29に接続されている。33はデータ格納用のROMである。
次に、図5〜図12を参照して本発明の第1,2実施形態を説明する。ここで、図5〜図10は駆動源の正方向の回転力を第1用紙収容部Aに積載された用紙を給紙搬送する回転力と移送フェンス5戻り動作とする回転力とし、逆方向の回転力を移送フェンス5の用紙移送動作する回転力に設定した場合の駆動系を例に説明する(請求項1の駆動系)。尚、駆動源の正方向の回転力を第1収容部に積載された用紙を給紙搬送する回転力と移送フェンス用紙移送動作とする回転力とし、逆方向の回転力を移送フェンス戻り動作とする回転力になるように駆動系を構成してもよい。図5,6に示すように、1は搬送モータとしてのSTM1でモータとしはステッピングモータが採用されている。このようなSTM1以外にもブラシレスモータ、ブラシモータなどを使用することができる。STM1からの駆動はベルト2aによってギア2bに伝達される。ギア2bからの駆動はギア3a,4aにそれぞれ伝達され、ギア3a下流の第1伝達機構A′とギア4aの下流位置に配置される第2伝達機構B′に分けられる。
第1伝達機構A′はギア3a,3b,3c,3d,3e,3fとベルト3gとから構成されており第1用紙収容部Aに積載された用紙束7Aを給紙動作させるための駆動列である。この第1伝達機構A′には給紙クラッチ9bが設けられており、給紙クラッチ9bをONすることで給紙コロ11と分離コロ12とに駆動が伝達され用紙束7A最上部の用紙が給紙される。また、搬送ローラ13はギア3bとベルト3gで連結されているのでSTM1からの駆動が直接伝達される。次に、第2伝達機構B′はギア4a,4c,4d,4f,4gとベルト4b,4eとから構成されており、これらは移送フェンス5を動作させるための駆動列である。ここで、第2伝達機構B′には移送クラッチ9aが設けられており、移送クラッチ9aをONすることでギア4cからの駆動がギア4d,ベルト4e,ギア4f,4gからカップリング22に伝達される。この伝達力はトレイ8内に構成された軸4hが回転してベルト4iに固定されている移送フェンス5が動作することとなる。
以下、実際の動作を例に説明する。図5,6に示すように給紙時にはSTM1がCCW(逆)の回転方向に回転するため、この駆動が第1伝達機構A′と第2伝達機構B′のそれぞれに伝達される。また、この給紙時には移送クラッチ9aがOFF状態となっているので、移送フェンス5には駆動が伝達されない。給紙クラッチ9bはタイミングに合わせてON/OFFを繰り返すことにより、用紙を順次給紙することになる。そして、第1用紙収容部A内の用紙7Aが全て給紙された場合には、第2用紙収容部Bに積載されていた用紙7Bが移送フェンス5によって第1用紙収容部Aに押し込まれる。図7,8に示すように、この時の駆動系の動作はSTM1がCW(正)回転方向に回り、駆動が第1伝達機構A′,第2伝達機構B′それぞれに伝達される。移送時は給紙クラッチ9bがOFF状態となっているので、給紙コロ11と分離コロ12には駆動が伝達されない。一方、移送フェンス5の移送動作時は移送クラッチ9aがON状態となることでギア4cの駆動がギア4d,ベルト4e,ギア4f,4g,カップリング22,軸4h,ベルト4iに伝達される。従って、移送フェンス5がC方向に移動するため、第2用紙収容部Bに積載されている用紙束7Bが第1用紙収容部Aに移送される。
図9〜11に示すように、移送完了後は移送フェンス5を戻すためにSTM1がCCW(逆)の回転方向に回転する。移送動作と同様に駆動が第1伝達機構A′・第2伝達機構B′それぞれに伝達される。移送時は給紙クラッチ9bがOFF状態となっているので給紙コロ11と分離コロ12には駆動が伝達されることはない。移送戻り動作時は移送クラッチ9aがON状態となることでギア4cの駆動がギア4d,ベルト4e,ギア4f,4g,カップリング22,軸4h,ベルト4iに伝達される。これによって、移送フェンス5がQ方向に動作し初期位置(ホームポジション)に戻される。そして、この移送完了後は上記のように移送戻り動作が行われ、これと同時に第1用紙収容部Aの底板6が上昇モータによって上昇し、補給された用紙束7Bを供給可能位置まで上昇させる。
また、図13(a)は第2用紙収容部Bに積載された用紙束7Bの量が多い場合を示した図であり、移送完了後に移送フェンス5が初期位置まで戻る前に用紙束7Bが給紙位置まで上昇動作を完了している。ここで、同図に示すように用紙の積載量が多い場合には上昇移動距離H1が短いため、その上昇時間も短くなる。図13(b)は第2用紙収容部Bに積載された用紙束7Bが少ない場合を示した図で、用紙積載量が少ないために上昇移動距離H2が長く、移送フェンス5初期位置まで移動完了後も用紙束7Bが給紙位置まで到達していない(上昇動作中)。また、用紙束7Bが給紙位置まで上昇完了すると給紙可能状態となるが、図13(a)のように移送フェンス5が初期位置まで戻る前に用紙束7Bが給紙位置まで上昇動作完了すると移送フェンス5戻り動作中に給紙が開始されることとなる。このため、本発明のように駆動列を駆動源の正方向の回転力を第1収容部に積載された用紙を給紙搬送する回転力と移送フェンス5の用紙移送動作とする回転力とし、逆方向の回転力を移送フェンス5の戻り動作とする回転力になるように駆動系を構成していると、給紙動作が正回転で移送戻り回転が逆回転となるために動作ができなくなる。このため、図14,15のフローチャートに示すように、用紙束7Bが給紙位置まで上昇動作完了後に移送戻り状態をチェックして移送フェンス5戻り動作完了後に画像形成装置20のCPU34に給紙可能状態を通知する制御を設けることで移送戻り動作中に給紙動作が行われる事を防止するようにしている。
次に、本発明の第3実施形態について説明する。すなわち、前述したように図13(a)に示すように用紙束7Bの積載量が多いと移送フェンス5が初期位置まで戻る前に用紙束7Bが給紙位置まで上昇動作完了するため、移送フェンス5の戻り動作中に給紙が開始されることとなる。つまり、駆動列を駆動源の正方向の回転力を第1用紙収容部Aに積載された用紙を給紙搬送する回転力と移送フェンス戻り動作とする回転力とし、逆方向の回転力を移送フェンス移送動作とする回転力になるように駆動系を構成していると、給紙動作と移送戻り動作の回転方向が正回転で同じとなる。よって、移送戻り動作中においても給紙動作が可能となる。移送戻り動作中に給紙動作が開始された場合は移送フェンス5が初期位置に達した状態で移送クラッチ9aのみをOFFすればよい。また、用紙束7Bが給紙位置まで上昇動作完了後に即、画像形成装置20のCPU34に給紙可能状態を通知する制御を設けることで用紙切り替え時間を短縮することができる。ここで、「用紙切り替え時間」とは第1用紙収容部A内の用紙が全て無くなった状態から、補給された第2用紙収容部Bの用紙が給紙可能になるまでの時間である。このため、図16,17のフローチャートに示すように、フローチャート移送スタートにおいては、用紙サイズチェックを行い、この用紙サイズチェックによりSTM1の回転数を設定し、これにより移送戻り処理開始指示を行うものである。また、移送戻りスタートにおいては、移送フェンス5による移送フェンスホームポジション検知センサ17のセンサチェックを行い、ON時には移送戻りが完了したものと判断し、STM1,移送クラッチ9aをOFFし、給紙可能状態を通知する。
次に、本発明の第4実施形態について説明する。ステッピングモータであるSTM1はクロックの周波数を可変する事で、その回転数を任意に可変することができる。また、そのトルク特性は一般的に回転数が低いときは高トルクを出力し、回転数が高くなるにつれてトルクは小さくなる。第2用紙収容部Bの用紙束7Bを第1用紙収容部Aに移送するときはSTM1への駆動負荷が移送動作の中で最大となる。このため、高トルクが必要となり回転数を高く設定することができないが、移送が完了して移送戻り動作時は無負荷状態となるので回転数を高く設定することが可能となる。このことに着目し、本第4実施形態では移送時と移送戻り動作時にSTM1に対する回転数切り替え制御を設けるようにしている。これによると、安定した移送動作と移送戻り時間の短縮化が可能となる。具体的なシーケンスフローとしては、前記図14,17のフローチャートを適用することがきる。
次に、本発明の第5実施形態について前記図4を参照して説明する。本第5実施形態の特徴は第1用紙収容部A及び第2用紙収容部Bに積載する用紙の用紙サイズを切り替えた場合には、ソフト的に用紙サイズに対応したカウント数を設定して移送フェンス押し込み量(停止位置)を変更できるようにしたものである。すなわち、移送動作時における移送フェンス5の停止位置はSTM1(ドライバIC29)へのクロック数を移送フェンス5の初期位置からのカウントすることで位置制御を行う。STM1は入力クロックに対応したステップ角が決まっているので正確に位置制御が可能となる。
次に、特許請求の範囲の請求項2以降に記載した発明の特有な効果について説明する。
請求項に記載の発明は、請求項1に記載の画像形成装置において、モータは、可変速対応であるので、安定した移送動作をすることができるだけでなく、移送戻り時間の短縮を図ることができるという効果がある。
請求項に記載の発明は、請求項1又は2に記載の画像形成装置において、モータの回転量を検出する回転量検出手段を設け、この回転量検出手段を用いて用紙移送手段による用紙移送停止位置を決定する制御を設けたので、用紙サイズ切り替え操作の向上とサイズに対応した用紙移送手段の移動量切り替えを高精度・安価に構成できるという効果がある。
この発明の一実施形態を示す概略構成図である。 同平面図である。 同給紙装置の機械動作を説明する説明図である。 同電気回路の一例を示すブロック図である。 同一実施形態を示す概略構成図である。 同平面図である。 同一実施形態を示す概略構成図である。 同平面図である。 同一実施形態を示す概略構成図である。 同平面図である。 同一実施形態を示す概略構成図である。 同平面図である。 (a)は用紙束が多い場合を、(b)は用紙束が少ない場合をそれぞれ示す説明図である。 この発明の一実施形態を示すフローチャートである。 同一実施形態を示すフローチャートである。 同一実施形態を示すフローチャートである。 同一実施形態を示すフローチャートである。 従来の給紙装置を示す概略構成図である。 (a)は大サイズ用紙の、(b)はこの大サイズ用紙よりも小さい用紙のセット時の状態を示す図である。 従来の実施形態を示すフローチャートである。
符号の説明
A 第1用紙収容部
B 第2用紙収容部
A′ 第1伝達機構
B′ 第2伝達機構
1 STM
5 移送フェンス
8 トレイ
9a 移送クラッチ
9b 給紙クラッチ
10 給紙装置
11 給紙コロ
12 分離コロ
13 搬送ローラ
14,16 ペーパーエンド検知センサ
15 上限検知センサ
17 移送フェンスホームポジション検知センサ
18,19 残量検知センサ
20 画像形成装置
21 下限検知センサ
23,34 CPU
24 上昇モータ
29,30,31 ドライバIC
32 OSC
33 ROM

Claims (3)

  1. 複数枚の用紙を積載する第1用紙収容部と、この第1用紙収容部に対して並列に配設された第2用紙収容部と、この第2用紙収容部の用紙を第1用紙収容部へ一括して移送する用紙移送手段と、第1用紙収容部へ収容されている用紙を画像形成装置に給紙し搬送する給紙搬送手段とを設けた給紙装置を有する画像形成装置において、この給紙装置には正逆転可能な駆動源としてのモータと、前記モータの正方向の回転力を第1用紙収容部に積載された用紙を給紙搬送する回転力として伝達する給紙クラッチを有する第1伝達機構と、前記モータの正方向の回転力を用紙移送手段の戻り動作とする回転力として伝達するとともに、前記モータの逆方向の回転力を用紙移送手段の用紙を移送動作する回転力として伝達する移送クラッチを有する第2伝達機構とを備え、前記モータを正方向に回転するとともに、前記第1伝達機構の給紙クラッチと前記第2伝達機構の移送クラッチをONして、前記用紙移送手段の戻り動作中に給紙を開始することを特徴とする画像形成装置
  2. 前記モータ可変速対応であることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置
  3. 前記モータの回転量を検出する回転量検出手段を設け、この回転量検出手段を用いて用紙移送手段による用紙移送停止位置を決定する制御を設けたことを特徴とする請求項1又は2に記載の画像形成装置
JP2006107475A 2006-04-10 2006-04-10 画像形成装置 Expired - Lifetime JP4326541B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006107475A JP4326541B2 (ja) 2006-04-10 2006-04-10 画像形成装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006107475A JP4326541B2 (ja) 2006-04-10 2006-04-10 画像形成装置

Related Parent Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000299127A Division JP3822045B2 (ja) 2000-09-29 2000-09-29 給紙装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2006188364A JP2006188364A (ja) 2006-07-20
JP4326541B2 true JP4326541B2 (ja) 2009-09-09

Family

ID=36795912

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006107475A Expired - Lifetime JP4326541B2 (ja) 2006-04-10 2006-04-10 画像形成装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4326541B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5028629B2 (ja) * 2008-04-21 2012-09-19 東北リコー株式会社 シート給送装置および画像形成装置
JP5194300B2 (ja) * 2008-07-10 2013-05-08 東北リコー株式会社 画像形成装置
JP6702703B2 (ja) * 2015-12-04 2020-06-03 キヤノン株式会社 シート給送装置及び画像形成装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2006188364A (ja) 2006-07-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN105858281B (zh) 片材进给装置和成像装置
US7497430B2 (en) Image forming apparatus, image forming method, and sheet feeding apparatus capable of effectively feeding sheets
US6786480B2 (en) Sheet conveying apparatus for image information processor
US8104765B2 (en) Document feeder for efficiently supplying originals and storing originals in a discharge stacker after reading
US10246282B2 (en) Drive transmission device and image forming apparatus
JPH0411450B2 (ja)
US7441767B2 (en) Sheet feeder with stacking member lifted by planetary gear system
JP2008007284A (ja) シート給送装置及びその制御方法と当該シート給送装置を有する画像形成装置
JP4326541B2 (ja) 画像形成装置
US9926162B2 (en) Sheet conveying apparatus, image forming apparatus, and sheet post-processing apparatus
US8215628B2 (en) Folding roller control for sheet processing apparatus/method
JP2009166971A (ja) 後処理装置及び画像形成装置
JP3822045B2 (ja) 給紙装置
JP7148862B2 (ja) 媒体給送装置及び画像読取装置
JP2002240983A (ja) 画像形成装置
JP5219945B2 (ja) シート後処理装置、画像形成システム、及びシート後処理方法
US9522558B2 (en) Tamper and rotatable stapler for post-processing device
JP6245849B2 (ja) シート処理装置及び画像形成装置
JP2003063673A (ja) 用紙搬送装置および画像形成装置
CN107792697A (zh) 后处理装置、控制方法及图像形成系统
JP3998429B2 (ja) 給紙装置及び画像形成装置
JP5451278B2 (ja) 給紙装置
JP5931244B2 (ja) シート積載装置
JP5722207B2 (ja) シート積載装置、後処理装置、画像形成装置
JP2005247556A (ja) 給紙装置及び画像形成装置

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20060410

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060410

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090127

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090326

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20090602

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20090609

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120619

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4326541

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130619

Year of fee payment: 4