JPH04107129U - カツプホルダ装置 - Google Patents

カツプホルダ装置

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JPH04107129U
JPH04107129U JP1991010616U JP1061691U JPH04107129U JP H04107129 U JPH04107129 U JP H04107129U JP 1991010616 U JP1991010616 U JP 1991010616U JP 1061691 U JP1061691 U JP 1061691U JP H04107129 U JPH04107129 U JP H04107129U
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    • Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10S—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10S224/00—Package and article carriers
    • Y10S224/926—Vehicle attached carrier for beverage container or bottle

Abstract

(57)【要約】 【目的】 リッド付きのカップホルダ装置において、リ
ッドの開放時にカップホルダを所要の姿勢で収納部から
引出し、引出し後のカップホルダの姿勢変更操作を不要
とする。 【構成】 カップホルダ２の収納部を構成するベース部
３とリッド４とに夫々一端を枢着した１対のリンク９、
１０の他端をカップホルダ２の互に離間した支点部２
ａ、２ｂに枢着し、カップホルダ２を中間リンクとする
リンク機構を構成する。リッド４の閉蓋時は、リンク機
構が折畳まれて、カップホルダ２が収納部に収納され、
一方、リッド４の開放時は、リンク機構が伸展され、カ
ップホルダ２が収納部から所要の姿勢で引出される。

Description

【考案の詳細な説明】
【０００１】
【産業上の利用分野】
本考案は、主として自動車の車室内に設けられるカップホルダ装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】
従来、実開昭６２−１７９８５０号公報により、カップを保持するカップホル ダの収納部を構成するベース部を車室内のインストルメントパネルやコンソール ボックスに凹設し、該ベース部にヒンジ式のリッドを取付けて、該リッドの閉蓋 時にカップホルダを該リッドとベース部との間に挾むようにして収納するカップ ホルダ装置は知られており、このものではベース部とリッドとに夫々一端を枢着 した１対のリンクの他端同士を枢着して、該両リンクの一方にカップホルダを傾 動自在に枢支し、リッドの開放時に該両リンクがはすかい状に伸展されるのに伴 ってカップホルダが収納部から引出されるようにしている。
【０００３】
【考案が解決しようとする課題】
上記のものでカップホルダを一方のリンクに枢支するのは、リッドの閉じ操作 によって前記両リンクを折畳むときに、カップホルダがベース部に沿った姿勢に 傾動されるようにするためであるが、その結果、上記のものではリッドの開放操 作によってカップホルダを引出したとき、該ホルダを手で水平姿勢に姿勢変更せ ざるを得なくなって操作が面倒になり、更に姿勢変更後もカップホルダがぐらつ いて安定性に欠ける不具合がある。 本考案は、以上の点に鑑み、リッド開放時にカップホルダを所要の姿勢で引出 して且つこの姿勢に安定に支持し得るようにしたカップホルダ装置を提供するこ とをその目的としている。
【０００４】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成すべく、本考案は、カップを保持するカップホルダの収納部を 構成するベース部にヒンジ式のリッドを取付け、該リッドの閉蓋時にカップホル ダを該リッドとベース部との間に挾むようにして収納するカップホルダ装置にお いて、ベース部とリッドとに夫々一端を枢着した１対のリンクを設けて、該両リ ンクの夫々の他端をカップホルダの互に離間した支点部に枢着し、リッドの開閉 操作に伴いカップホルダを収納部に出入れする、該カップホルダを中間リンクと するリンク機構を構成したことを特徴とする。
【０００５】
【作用】
ベース部側のリンクとリッド側のリンクとによりカップホルダを互に離間した 支点部において支持するため、リッドの開き角度に応じてカップホルダの姿勢が 決まり、リッドの開放時にカップホルダは所要の姿勢で収納部から引出され、こ の姿勢に保持される。 この場合、前記カップホルダに、カップを把持する把持アームを折畳み自在に 取付けると共に、前記両リンクの少なくとも一方のリンクのカップホルダに対す る揺動を駆動力として前記リッドの閉蓋時に把持アームを折畳むアーム駆動機構 を設けておけば、リッドの閉蓋時に把持アームが自動的に折畳まれ、カップホル ダの収納スペースを挾めて、装置の小型化を図れる。
【０００６】
【実施例】
図１及び図２を参照して、１は自動車の車室内に設けるコンソールボックス、 ２は２個のカップを保持可能なカップホルダを示し、コンソールボックス１にカ ップホルダ２の収納部を構成するベース部３を凹設して、該ベース部３に、これ を上方から覆うリッド４を前端のヒンジ部５を中心にして開閉自在に且つヒンジ 部５に装着したばね６により開き側に付勢して取付け、更に該リッド４の後端部 下面に、ベース部３の後壁に形成した顎部７に係合可能な爪片８をばね８ａで後 方に付勢して取付け、リッド４を該爪片８の顎部７への係合で閉蓋状態にロック し得るようにすると共に、該爪片８にリッド４の上面に露出する操作子８ｂを取 付けて、該操作子８ｂにより爪片８をばね８ａに抗して前方に押動させて顎部７ から離脱させたとき、リッド４がばね６の付勢力で開放されるようにした。
【０００７】 前記カップホルダ２は、ベース部３の後部に一端を枢着した第１リンク９の他 端に該ホルダ２の下面中央部の第１支点部２ａにおいて枢支されると共に、リッ ド４の後部に一端を枢着した第２リンク１０の他端に該ホルダ２の上面前寄りの 第２支点部２ｂにおいて枢支されており、カップホルダ２を中間リンクとして第 １と第２の両リンク９、１０を連結して成るリンク機構を構成し、リッド４の開 放時に第１と第２のリンク９、１０がカップホルダ２を介してリッド４とベース 部３との間にはすかい状に伸展されて、カップホルダ２が水平姿勢で収納部の上 方に引出され、リッド４の閉蓋時に、第１リンク９とカップホルダ２と第２リン ク１０とが上下に重なるように折畳まれて、カップホルダ２がベース部３とリッ ド４との間に挾まれるようにして収納部に収納されるようにした。尚、第１リン ク９はベース部３に対しばね１１で起立方向（第１図で時計方向）に付勢されて おり、更にリッド４を開放位置から閉じる際に、先ずカップホルダ２が第１支点 部２ａを中心にして前下り（第１図で反時計方向）に傾動されて、第２リンク１ ０がリッド４に対し所要の折畳み方向（第１図で時計方向）に揺動されるように 、カップホルダ２を第１リンク９に対し反時計方向に付勢するばね１２を設けた 。
【０００８】 カップホルダ２は、図３に示す如く、横方向両側に半円状の凹欠部１３ａを形 成した、前記支点部２ａ、２ｂを有する本体部１３と、各凹欠部１３ａに挿入さ れた図示しないカップを側方から把持する１対の円弧状の把持アーム１４とを備 え、本体部１３を中空の上下２枚板構造に構成し、両把持アーム１４の一端部を 本体部１３の前縁両側部に挿入して枢着し、各把持アーム１４をこの枢着部１４ ａを中心にして内方に折畳み自在とした。そして、両把持アーム１４を、第２リ ンク１０に連動するアーム駆動機構１５を介して、リッドの閉蓋時に折畳むよう にした。これを詳述するに、アーム駆動機構１５は、図４に示すごとく、各把持 アーム１４の一端に延出したレバー部１４ｂをピン１４ｃを介して係合する両側 の長孔１６ａを有する、本体部１３内に前後動自在に収納したスライド部材１６ と、該スライド部材１６に一端を枢着すると共に第２リンク１０の第２支点部２ ｂ側の端部に延出したレバー部１０ａに他端を枢着したリンク１７とで構成され 、リッド４の閉じ操作によれば、第２リンク１０のカップホルダ２に対する時計 方向の揺動でレバー部１０ａとリンク１７とを介してスライド部材１６が図３に 仮想線で示す如く前進し、把持アーム１４が内方に折畳まれるようにした。尚、 第２リンク１０の端部に図示しないが扇形ピニオンと、スライド部材１６に該ピ ニオンに噛合するラックとを取付けて、ラックピニオン型のアーム駆動機構を構 成することも可能であり、更にはアーム駆動機構を第１リンク９に連動するよう に構成しても良く、要は第１第２リンク９、１０の少なくとも一方のリンクのカ ップホルダ２に対する揺動を駆動力として把持アーム１４を折畳むものであれば 良い。
【０００９】 又、カップホルダ２の安定性を高めるために、カップホルダ２とベース部３と の間に第１リンク９に交差してこれに枢着される補助リンクを設け、該補助リン クの両端をカップホルダ２とベース部３とに夫々摺動自在に係合させて、第１リ ンク９と補助リンクとによりＸリンクを構成しても良い。
【００１０】
【考案の効果】
以上の説明から明らかなように、請求項１の考案によれば、リッドの開放時に カップホルダを所要の姿勢で収納部から引出すことができ、引出し後にカップホ ルダの姿勢を正す必要がなく、操作性が向上し且つカップホルダの安定性が向上 する効果を有する。 更に、請求項２の考案によれば、リッドの閉蓋時にカップホルダをこれに備え る把持アームを折畳んだ状態で収納部に収納でき、収納部のスペースを挾めて装 置を小型化できる効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図１】 本案装置の実施の一例の縦断面図
【図２】 その斜視図
【図３】 カップホルダの一部を截除した平面図
【図４】 アーム駆動機構の分解斜視図
【符号の説明】
２ カップホルダ、２ａ、２ｂ 支点部、３ ベース
部、４ リッド、９、１０ リンク、１４ 把持アー
ム、１５ アーム駆動機構

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項１】 カップを保持するカップホルダの収納部
    を構成するベース部にヒンジ式のリッドを取付け、該リ
    ッドの閉蓋時にカップホルダを該リッドとベース部との
    間に挾むようにして収納するカップホルダ装置におい
    て、ベース部とリッドとに夫々一端を枢着した１対のリ
    ンクを設けて、該両リンクの夫々の他端をカップホルダ
    の互に離間した支点部に枢着し、リッドの開閉操作に伴
    いカップホルダを収納部に出入れする、該カップホルダ
    を中間リンクとするリンク機構を構成したことを特徴と
    するカップホルダ装置。
  2. 【請求項２】 前記カップホルダに、カップを把持する
    把持アームを折畳み自在に取付けると共に、前記両リン
    クの少なくとも一方のリンクのカップホルダに対する揺
    動を駆動力として前記リッドの閉蓋時に把持アームを折
    畳むアーム駆動機構を設けたことを特徴とする請求項１
    に記載のカップホルダ装置。
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