JPH04106128A - リグノセルロース物質の液化溶液の製造法 - Google Patents

リグノセルロース物質の液化溶液の製造法

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JPH04106128A
JPH04106128A JP22338690A JP22338690A JPH04106128A JP H04106128 A JPH04106128 A JP H04106128A JP 22338690 A JP22338690 A JP 22338690A JP 22338690 A JP22338690 A JP 22338690A JP H04106128 A JPH04106128 A JP H04106128A
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白川 欣一
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は木材などリグノセルロース物質を直接ポリエチ
レングリコール、ポリプロピレングリコール、グリセリ
ン、エチレングリコールなどに液化・溶解することによ
り種々の樹脂原料として有用な木材液化溶液を効率よく
製造する方法に関する。
周知の通り再生可能資源である森林資源のより一層有効
な利用方法の開発が現在強く望まれており、また一方バ
ルプ工業や木材工業など、木材を原料とする工業分野で
は木質系廃棄物の有効利用方法の確立が急がれている。
更にはまた農産廃棄物である稲ワラ、モミガラなどリグ
ノセルロース物質の利用も充分でなく、その利用法の開
発が望まれており、本発明はこのようなリグノセルロー
スの有効利用法に関するものである。
〔従来の技術〕
木材を含むリグノセルロース物質の利用の−環として、
水酸基の一部に少なくとも1種の置換基を導入すること
によって化学修飾した木材(化学修飾木材)など化学修
飾リグノセルロース物質を有機溶剤に液化・熔解し、得
られた木材液化・溶液を種々の樹脂原料として利用する
ことが提案されている(特公昭63−1992号)。し
かしこの場合には溶媒に用いた化合物は高分子反応性を
有するものとは言えず、成形物を調製したり、あるいは
樹脂化のためには液化・溶解に用いた溶媒を揮散させた
り、第3物質を更に熔解させて用いる必要があった。次
いで化学修飾木材を液化乃至溶解する溶剤として、フェ
ノール類が見出され、フェノール類−ホルムアルデヒド
系樹脂を得る技術が開発され、更にその液化・溶解の際
にフェノリシスを併起させ、液化、溶解条件を緩やかな
ものとすると共に、溶液特性の優れたフェノール類・ホ
ルムアルデヒド樹脂系の接着剤とする技術、繊維化する
技術、発泡体とする技術が開発され特許出願がなされて
いる(特公昭63−67564号、特開昭60−206
883号、特公平2−6851号、特開昭61−171
744号等)。引き続き化学修飾木材を多価アルコール
類に液化・溶解させる技術が見出され、液化・溶解によ
り得られた樹脂液より、ポリウレタン系、エポキシ系、
その他の樹脂の成形物、発泡体、或いは接着剤を製造す
る技術が開発され、特許出願がなされている(特開昭6
1−171701号、特開昭61171763号、特開
昭61−215675〜9号等)。
他方化学修飾木材の化学修飾の度合いと液化・溶解性に
関する検討から化学修飾を全く行わない無処理木材など
リグノセルロース物質を、フェノール類又はビスフェノ
ール類の存在下で200〜260℃の高温、加圧下で加
熱することにより容易に液化・溶解させ得ることが見出
された(特開昭61−261358号)。引き続き同様
に無処理の木材などリグノセルロース物質を多価アルコ
ール類、ケトン類に液化・溶解しうることも知られた(
特開昭62−79230号)。また木材などのリグノセ
ルロース物質に塩素化などハロゲンによる前処理を施し
、次にフェノール化合物などの液化・溶解剤を含む処理
液中で200〜260℃の高温で液化・溶解処理するこ
とによりリグノセルロース物質液化溶液を効率よく、安
価に製造しろることも提案されている(特開昭63−1
7961号)。そしてこれら木材を化学修飾することな
しにフェノール類や多価アルコール類、ポリエチレング
リコールなどに高温で加熱し、液化溶解して得た溶液か
ら接着剤や発泡体を調製する技術も見出されてきている
(特開平1−45440号、特開平1−158021号
、特開平1−158022号)。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかし乍ら従来の方法では無処理木材を液化・溶解する
に際しては200〜260℃1好ましくは250〜26
0℃という高温度での加熱処理を要し、且つ液化・溶解
を耐圧装置で行う必要があり、反応時の圧力も多(の場
合に30〜50気圧にも達するといった問題点を持つも
のとなっている。
本発明が解決しようとする課題は、常圧でのより低い温
度を用いて無処理木材をポリエチレングリコール、ポリ
プロピレングリコール、グリセリン、エチレングリコー
ルなど、多価アルコール類に液化・熔解させる方法を提
供することである。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は木材などリグノセルロース物質を酸触媒の存在
下、ポリエチレングリコール、ポリプロピレングリコー
ル、グリセリン、エチレングリコールなと多価アルコー
ルの1種又は2種以上の混合物の存在下で100〜20
0″Cという比較的低い温度で常圧上加熱することによ
り木材などリグノセルロース物質の溶液状物乃至ペース
ト状物が得られるという新しい事実に基づいて完成され
たものである。ポリエチレングリコール、ポリプロピレ
ングリコール、グリセリン、エチレングリコール等多価
アルコールは水酸基を複数個含むという点で反応性の化
合物であり、各種の樹脂化反応に用い得るものであると
共に、木材などリグノセルロース物質もその主成分に水
酸基を多量に有し、場合によっては樹脂化反応に組み込
まれ得るものであるということから、本発明で得られる
木材などのリグノセルロース物質液状化物は種々の樹脂
原料となりうる液化・溶解系であり、多くの利用、応用
の可能性を有しているものである。
[発明の作用並びに構成] 本発明に於いて出発原料として用いるリグノセルロース
物質は、木粉、木材繊維、木材チップや単板くずなどの
木材を粉砕したもの、及びワラやモミガラなどの植物繊
維素、GP、TMP (サーモメカニカルバルブ)、古
紙等の紙、パルプ類など各種のものが含まれ、従来この
種分野に於いて使用されてきたものがいずれも使用され
る。この際の木材の種類としては各種のものが広く包含
され、代表例としては例えば、マカンバ、シトカスプル
ース、スギ、アカマツ、ポプラ、ラワン等が例示できる
。また粉砕物の粒度は充分に液化・溶解しうる程度で良
い。
本発明で用いる多価アルコール類は2価以上のアルコー
ルであり、例えばポリエチレングリコール、ポリプロピ
レングリコール、グリセリン、エチレングリコール、1
.4−7’タンジオール、1.6−ヘキサンジオールな
ど多くのものが包含され、特にポリエチレングリコール
、グリセリン、エチレングリコールが好ましい。
液化・溶解に際しては上記の多価アルコール類を各々単
独で用いても良く、またそれらの2種以上を適宜に混合
して用いることもできる。更に溶液の粘度を低めたり、
液化・溶解を助長する目的で液化・溶解時に最初から或
いはその途中で水或いは1価アルコール類、アセトン、
酢酸エチルなどの有機溶媒の1種又は2種以上を添加、
共存させることも可能である。これら有機溶媒は通常多
価アルコール100重量部に対し1〜10、好ましくは
5〜6重量部程度添加される。この際の1価アルコール
としては、メチルアルコール、エチルアルコール、n−
ブチルアルコール等が例示できる。
本発明に於いては通常多価アルコール類100重量部に
対して木材などのリグノセルロース物質を10〜100
0重量部の割合で加えることが好ましい。
10重量部以下でも液状物を得ることは可能であるが、
樹脂化を目的とする場合などでは特に好適とは言い難い
。またあまり多量加えると液化が不充分となる傾向があ
る。
尚本発明で言う液化・溶解反応とは、木材などリグノセ
ルロースが多価アルコール類と反応して固相から液相へ
と液化することを言う。本発明に於いてはこの反応は特
に酸触媒の存在化で常圧で行うものである。酸触媒とし
ては、鉱酸、有機酸、更にはルイス酸でも良く、例えば
硫酸、塩酸、トルエンスルホン酸、フェノールスルホン
酸、塩化アルミニウム、塩化亜鉛や三フッ化ホウ素など
が好ましいものとして例示される。反応温度は100〜
200’C1好ましくは100〜200″C未満、特に
好ましくは150〜160℃である。液化反応中適宜撹
拌を行うことが好ましい。この撹拌により懸濁液にトル
クを付加して、液化・溶解の能率を高めることができる
。液化・溶解は15分〜数時間で達成させる。このよう
にして得られた木材などリグノセルロース物質の液状化
物中の木材などリグノセルロース物質濃度はその溶液の
利用目的によって異なるが、重量比で最大約90%まで
の範囲である。
溶解のための装置としてはこの反応を実施できる装置で
あれば良く、通常耐酸性の高い内壁と還流装置を備えた
ものを使用することが望ましく、特に液化・溶解の初期
には反応系物質全体が良く混和し、その後期には充分な
撹拌が可能な装置や反応期間を通じてそのような混和と
撹拌が効率的に行われ得るような装置を用いると液化・
溶解を助長し、反応条件を緩和することができるので望
ましい。
本発明に於いてはまたリグノセルロース物質に予め前処
理を施してから、本反応に供することもできる。この前
処理により更に容易に液化・溶解せしめることができる
。この前処理は特開昭63−17961号に開示のハロ
ゲンによる前処理がいずれも有効に適用できる。
〔効  果〕
本発明に依れば従来不可能と考えられていた無処理木材
などリグノセルロース物質の多価アルコール類への液化
溶液を100〜200℃1好ましくは200℃未満とい
う温度で常圧の反応で得ることができる。木材などがポ
リエチレングリコール、ポリプロピレングリコール、グ
リセリン、エチレングリコールなどと酸触媒存在下で1
00〜200℃1特に150〜160℃という中温で常
圧上加熱されるだけで、液化・溶解し、木材の液化収率
90数%を含む高い収率で液状物が得られるということ
は実に驚くべき新事実であり、本発明者により初めて見
出されたものである。またこのような常圧で比較的低温
で行うために液化したリグノセルロースが再縮合するこ
とも極めて少なくなり、その収率も向上するという効果
も併せて得られる。このように本発明の方法は極めて容
易に液化溶液を得ることができるものであり、工業化に
適し極めて実用的であり、木材などのリグノセルロース
原料の有効利用に極めて有用である。
〔実 施 例] 以下に実施例を挙げて本発明を更に詳しく説明する。
実施例1 乾燥マカンハ木粉(20〜80メツシユ)3gを予めそ
の全量に対し4重量%量の硫酸を均一に混合したポリエ
チレングコール(PEG 400) 9 gと共に、還
流コンデンサーを備えたガラスフラスコに投入し、15
0℃の油浴中に静置し、60分間撹拌することなしに反
応させた。反応終了後油浴から引き上げ冷却し、1,4
−ジオキサン150 mlを加えて希釈した。次いでガ
ラス繊維濾紙(TOYOGA 100)を用いて上記の
希釈反応液を濾過し、液化物と不溶解残渣とを分離した
。不溶解残渣は更に1,4−ジオキサンを用いて数回洗
浄し、予備乾燥の後105℃で4時間乾燥し、秤量して
不熔解残渣率を求めた。得られた不溶解残渣率は10.
6%であった。
実施例2〜17 実施例1に於いてその条件を第1表に示す所定の条件と
して液化溶解を行った。結果を第1表に示す。
第1表から明らかな通り温度の液化・溶解時間は、不溶
解残渣を却って増大させ、−旦低分子化された木材成分
の再縮合が起こることを示唆している。
比較例1 実施例1に於いて触媒だけを加えず、その他は実施例1
と同様に処理した。結果を第1表に併記する。その結果
得られた木材の不溶解残渣率は97゜5%であり、この
温度で触媒を加えないで処理する場合には木材の液化・
溶解は全く進まないことが判明した。
実施例18 乾燥マカンバ木粉(20〜80メツシユ)3gを予めそ
の全量に対し4重量%量の硫酸を均一に混合したポリエ
チレングコール(PEC;400)とグリセリンとの2
:1重量比の混液9gと共に、還流コンデンサーを備え
たガラスフラスコに投入し、150℃の油浴中に静置し
、60分間撹拌することなしに反応させた。反応終了後
油浴から引き上げ冷却し、1.4−ジオキサン150 
mRを加えて希釈した。
次いでガラス繊維濾紙(TOYOGA 100)を用い
て上記の希釈反応液を濾過し、液化物と不溶解残渣とを
分離した。不溶解残渣は更に1.4〜ジオキサンを用い
て数回洗浄し、予備乾燥の後105℃で4時間乾燥し、
秤量して不熔解残渣率を求めた。
得られた不溶解残渣率は4.80%であった。この結果
を第2表に示す。この第2表から実施例1と比較すると
PEG400の一部をグリセリンに置き換えることによ
り木材の液化・溶解をより大きく進めうることか知られ
る。
実施例19〜34 実施例18に於いて第2表に示す所定の条件を採用して
同様に木材の液化・溶解を行った。結果を第2表に示す
。第1表と第2表の比較からグリセリンなど分子量多価
アルコールを併用することにより反応時間が増大しても
不熔解残渣量は一様に減少する結果が得られ、過度の液
化条件下での木材成分の縮合反応が抑制されることが判
る。
比較例2 触媒のみを加えずに実施例18と同様に木材の液化・溶
解をPE0400とグリセリンとの2:1重量比の混液
に対して行った。その結果を第2表に併記する。この結
果得られた木材の不溶解残渣率は98.10%であり、
このような混液を用いても触媒を加えずに150℃で処
理する場合には木材の液化・溶解は全く進まないことが
知られた。
実施例35 乾燥シトカスプルース(20〜8oメツシユ)3gを予
めその全量に対し3重量%の硫酸を均一に混合したポリ
エチレングリコール(PEG 400) 9gと共に撹
拌器と還流コンデンサーとを備えたガラスフラスコに投
入し、150℃の油浴中に静置し、60分間撹拌下に反
応させた。反応終了後油浴がら引き上げ冷却し、1,4
−ジオキサン15hteを加えて希釈した。次いでガラ
ス繊維濾紙(TOYOGA 100)を用いて上記の希
釈した反応液を濾過し、液化物と不溶解残渣とを分離し
た。不溶解残渣は更に1,4−ジオキサンを用いて数回
洗浄し、予備乾燥の後105”Cで4時間乾燥し、秤量
して不溶解残渣量を求めた。得られた不熔解残渣率は8
.56%であった。この結果を第3表に示す。この結果
を実施例1と比較すると、硫酸触媒量が少ないにも拘ら
ず不溶解残渣量が少なくなっており、木材の種類による
液化・溶解の起こり易さの違い及び撹拌による液化・溶
解反応の促進とを示すものとなっている。
実施例36〜47 実施例35に於いて第3表に示す所定の条件で液化・溶
解を行った。結果を第3表に示す。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)リグノセルロース物質を酸触媒及び多価アルコー
    ルの存在下で100〜200℃で加熱することを特徴と
    するリグノセルロース物質の液化溶液の製造法。
  2. (2)上記多価アルコールが脂肪酸又は脂肪族多価アル
    コールであり、且つ加熱温度が100〜200℃未満で
    ある請求項(1)に記載の製造法。
  3. (3)酸触媒が有機酸、無機酸及びルイス酸の少なくと
    も1種である請求項(1)に記載の液化溶液の製造法。
  4. (4)多価アルコールがポリエチレングリコール、ポリ
    プロピレングリコール、グリセリン及びエチレングリコ
    ールの少なくとも1種である請求項(1)に記載の液化
    溶液の製造法。
  5. (5)リグノセルロース物質をハロゲンで予め前処理を
    施す請求項(1)〜(3)のいずれかに記載の液化溶液
    の製造法。
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