JPH0370944B2 - - Google Patents
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- JPH0370944B2 JPH0370944B2 JP59207808A JP20780884A JPH0370944B2 JP H0370944 B2 JPH0370944 B2 JP H0370944B2 JP 59207808 A JP59207808 A JP 59207808A JP 20780884 A JP20780884 A JP 20780884A JP H0370944 B2 JPH0370944 B2 JP H0370944B2
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H03—ELECTRONIC CIRCUITRY
- H03D—DEMODULATION OR TRANSFERENCE OF MODULATION FROM ONE CARRIER TO ANOTHER
- H03D1/00—Demodulation of amplitude-modulated oscillations
- H03D1/22—Homodyne or synchrodyne circuits
- H03D1/2209—Decoders for simultaneous demodulation and decoding of signals composed of a sum-signal and a suppressed carrier, amplitude modulated by a difference signal, e.g. stereocoders
- H03D1/2236—Decoders for simultaneous demodulation and decoding of signals composed of a sum-signal and a suppressed carrier, amplitude modulated by a difference signal, e.g. stereocoders using a phase locked loop
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Power Engineering (AREA)
- Stereo-Broadcasting Methods (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
技術分野
本発明はAMステレオ復調装置に関し、特に直
交位相変調方式のAMステレオ信号の復調装置に
関する。
交位相変調方式のAMステレオ信号の復調装置に
関する。
背景技術
従来、この種の装置としては第1図に示すもの
がある。図において、1は除算器であり、2及び
3は同期検波をなす乗算器であつて両乗算器2及
び3から左右チヤンネル信号が復調されて得られ
る。4は受信AMステレオ信号のAM変動成分を
除去するリミツタであり、5はこのリミツタ出力
からいわゆるcosφ成分を抽出するcosφ検出器で
あり、6及び7は乗算器2及び3の各乗算入力の
1つである同期検波用基準信号の選択をなす切換
器である。8はAMステレオ信号中から同期検波
用基準信号を得るためのPLL(フエイズロツクド
ループ)であり、9及び10はPLL8の出力を
夫々+π/4及び−π/4だけ移相する移相器で
ある。また、11はPLL8のロツク検出器であ
り、12は電界強度検出用のIFレベル検出器で
あり、そして、13はロツク検出器11の出力と
レベル検出器12の出力とを2入力とするオア回
路であり、このオア出力により切換器6及び7の
切換状態が制御される。
がある。図において、1は除算器であり、2及び
3は同期検波をなす乗算器であつて両乗算器2及
び3から左右チヤンネル信号が復調されて得られ
る。4は受信AMステレオ信号のAM変動成分を
除去するリミツタであり、5はこのリミツタ出力
からいわゆるcosφ成分を抽出するcosφ検出器で
あり、6及び7は乗算器2及び3の各乗算入力の
1つである同期検波用基準信号の選択をなす切換
器である。8はAMステレオ信号中から同期検波
用基準信号を得るためのPLL(フエイズロツクド
ループ)であり、9及び10はPLL8の出力を
夫々+π/4及び−π/4だけ移相する移相器で
ある。また、11はPLL8のロツク検出器であ
り、12は電界強度検出用のIFレベル検出器で
あり、そして、13はロツク検出器11の出力と
レベル検出器12の出力とを2入力とするオア回
路であり、このオア出力により切換器6及び7の
切換状態が制御される。
いま、AMステレオ信号をモトローラ方式とす
ると、このモトローラ方式による信号υ(t)は、 υ(t)=A{1+k(L+R)}cos(
ωct+φ) φ=tan-1k(L−R)/{1+k(L+R)} ……(1) と表わされる。こゝに、A、kは定数、L、Rは
左右チヤンネル信号、ωcはキヤリヤ角周波数で
ある。(1)式のυ(t)を変形すると次式を得る。
ると、このモトローラ方式による信号υ(t)は、 υ(t)=A{1+k(L+R)}cos(
ωct+φ) φ=tan-1k(L−R)/{1+k(L+R)} ……(1) と表わされる。こゝに、A、kは定数、L、Rは
左右チヤンネル信号、ωcはキヤリヤ角周波数で
ある。(1)式のυ(t)を変形すると次式を得る。
υ(t)=(A/√2){(1+2kL)cos(ωct+π/4
)+(1+2kR)cos(ωct−π/4)}cosφ……(2) この(2)式で示されるAMステレオ信号υ(t)を入
力とするリミツタ4の出力とPLL8の出力とか
ら、cosφ検出器5にてcosφ成分が検出される。
よつて、除算器1にて(2)式で示すAMステレオ信
号υ(t)がcosφにて除算されてcosφ成分が消去さ
れる。
)+(1+2kR)cos(ωct−π/4)}cosφ……(2) この(2)式で示されるAMステレオ信号υ(t)を入
力とするリミツタ4の出力とPLL8の出力とか
ら、cosφ検出器5にてcosφ成分が検出される。
よつて、除算器1にて(2)式で示すAMステレオ信
号υ(t)がcosφにて除算されてcosφ成分が消去さ
れる。
一方、PLL回路8により得られた基準信号を
夫々移相器9及び10にて+π/4及び−π/4
移相して互いに直交した基準信号cos(ωct+
π/4)、cos(ωct−π/4)が得られる。この
1対の基準信号と除算器1の出力とが乗算器2及
び3にて夫々乗算されることになる。この場合、
除算器1の除算出力は、 υ(t)/cosφ=(A/√2){(1+2kL)cos(ωct
+π/4)+(1+2kR)cos(ωct−π/4)}……(
3) となつているから、先の1対の基準信号cos(ωc
t+π/4)及びcos(ωct−π/4)と(3)式と
の乗算により、L及びR成分が夫々同期検波され
ることになる。
夫々移相器9及び10にて+π/4及び−π/4
移相して互いに直交した基準信号cos(ωct+
π/4)、cos(ωct−π/4)が得られる。この
1対の基準信号と除算器1の出力とが乗算器2及
び3にて夫々乗算されることになる。この場合、
除算器1の除算出力は、 υ(t)/cosφ=(A/√2){(1+2kL)cos(ωct
+π/4)+(1+2kR)cos(ωct−π/4)}……(
3) となつているから、先の1対の基準信号cos(ωc
t+π/4)及びcos(ωct−π/4)と(3)式と
の乗算により、L及びR成分が夫々同期検波され
ることになる。
こヾで、受信電界強度が低下してS/Nが劣化
したり、またPLL8がアンロツク状態にある場
合、S/Nを良好に維持する必要がある。そこ
で、ロツク検出器11及びレベル検出器12の各
出力によつて切換器6及び7を制御して、各乗算
器2及び3の乗算入力としての各基準信号を移相
器9及び10の出力からリミツタ4の出力に切換
えるようにし、検波出力をエンベロープ検波出力
としている。これによつてステレオモードからモ
ノラルモードとなり、S/Nが改善されるのであ
る。
したり、またPLL8がアンロツク状態にある場
合、S/Nを良好に維持する必要がある。そこ
で、ロツク検出器11及びレベル検出器12の各
出力によつて切換器6及び7を制御して、各乗算
器2及び3の乗算入力としての各基準信号を移相
器9及び10の出力からリミツタ4の出力に切換
えるようにし、検波出力をエンベロープ検波出力
としている。これによつてステレオモードからモ
ノラルモードとなり、S/Nが改善されるのであ
る。
従来の装置は以上の如く構成されているので、
ステレオモードからモノラルモードへの切換が急
峻になされることになり、この切換え時に違和感
を招来している。
ステレオモードからモノラルモードへの切換が急
峻になされることになり、この切換え時に違和感
を招来している。
発明の概要
本発明は上記の如き従来の欠点を除去するため
になされたものであつて、その目的とするところ
は、電界強度に応じてステレオセパレーシヨンを
変化させるようにして、PLLのロツクはずれ時
におけるステレオ・モノラル切換えの違和感をな
くすようにしたAMステレオ復調装置を提供する
ことにある。
になされたものであつて、その目的とするところ
は、電界強度に応じてステレオセパレーシヨンを
変化させるようにして、PLLのロツクはずれ時
におけるステレオ・モノラル切換えの違和感をな
くすようにしたAMステレオ復調装置を提供する
ことにある。
本発明によるAMステレオ復調装置は、AMス
テレオ信号中の互いに位相が直交する1対のキヤ
リヤ成分に夫々位相同期した1対の基準信号を発
生する基準信号発生手段と、AMステレオ信号の
振幅変動成分を除去した信号を発生するリミツタ
手段と、AMステレオ信号と前記1対の基準信号
とを夫々乗算してステレオ復調信号を得る同期検
波手段と、当該1対の基準信号の非発生時に同期
検波手段の乗算入力の1つを1対の基準信号の代
りにリミツタ手段の出力に切換える手段とを含む
装置を対象としており、その特徴とするところ
は、受信電界強度が低下して1対の基準信号が非
発生となる以前に電界強度に応じて1対の基準信
号の各位相を制御するように構成し、結果として
モノラルモードへの切換わり前にステレオセパレ
ーシヨンを低下させるようにして、スムーズなモ
ノラルモードへの移行を図つたことにある。
テレオ信号中の互いに位相が直交する1対のキヤ
リヤ成分に夫々位相同期した1対の基準信号を発
生する基準信号発生手段と、AMステレオ信号の
振幅変動成分を除去した信号を発生するリミツタ
手段と、AMステレオ信号と前記1対の基準信号
とを夫々乗算してステレオ復調信号を得る同期検
波手段と、当該1対の基準信号の非発生時に同期
検波手段の乗算入力の1つを1対の基準信号の代
りにリミツタ手段の出力に切換える手段とを含む
装置を対象としており、その特徴とするところ
は、受信電界強度が低下して1対の基準信号が非
発生となる以前に電界強度に応じて1対の基準信
号の各位相を制御するように構成し、結果として
モノラルモードへの切換わり前にステレオセパレ
ーシヨンを低下させるようにして、スムーズなモ
ノラルモードへの移行を図つたことにある。
実施例
以下、図面を用いて本発明の実施例を説明す
る。
る。
第2図は本発明の実施例のブロツク図であり、
第1図と同等部分は同一符号により示している。
第1図と異なる部分につき説明すれば、第1図の
±π/4移相器9及び10を本例では可変移相器
13及び14とし、この可変移相器13及び14
の移相制御をレベル検出器12の検出々力により
行うようになつている。そして、PLLロツク検
出器11の検出々力は直接(オア回路を介さず)
に切換器6及び7の制御信号となつており、他の
構成は第1図のそれと同等であり説明は省略す
る。
第1図と同等部分は同一符号により示している。
第1図と異なる部分につき説明すれば、第1図の
±π/4移相器9及び10を本例では可変移相器
13及び14とし、この可変移相器13及び14
の移相制御をレベル検出器12の検出々力により
行うようになつている。そして、PLLロツク検
出器11の検出々力は直接(オア回路を介さず)
に切換器6及び7の制御信号となつており、他の
構成は第1図のそれと同等であり説明は省略す
る。
こゝで、弱電界となつてPLL8のロツクがは
ずれやすくなる以前に、ステレオセパレーシヨン
を劣化させておけば、PLLのロツクが完全には
ずれてモノラルモードに切換わる際によりスムー
ズな切換わりが可能となる。そこで、同期検波用
の基準信号cos(ωct±π/4)の位相を夫々制
御してcosωctに近づけるようにするのである。
すなわち、cos(ωct±α・π/4)としてαを
1から0へ減少させるように可変移相器13及び
14で制御するのである。この場合の各基準信号
は次式で表わせる。
ずれやすくなる以前に、ステレオセパレーシヨン
を劣化させておけば、PLLのロツクが完全には
ずれてモノラルモードに切換わる際によりスムー
ズな切換わりが可能となる。そこで、同期検波用
の基準信号cos(ωct±π/4)の位相を夫々制
御してcosωctに近づけるようにするのである。
すなわち、cos(ωct±α・π/4)としてαを
1から0へ減少させるように可変移相器13及び
14で制御するのである。この場合の各基準信号
は次式で表わせる。
cos(ωct+απ/4)
=cos(ωct+π/4−(1−α)π/4}
=cos(ωct+π/4)cos(1−α)π/4
+sin(ωct+π/4)sin(1−α)π/4
=cos(ωct+π/4)cos(1−α)π/4
+cos(ωct+π/4)sin(1−α)π/4
……(4) 同様にして cos(ωct−απ/4) =cos(ωct−π/4)cos(1−α)π/4 +cos(ωct−π/4)sin(1−α)π/4
……(5) となる。
……(4) 同様にして cos(ωct−απ/4) =cos(ωct−π/4)cos(1−α)π/4 +cos(ωct−π/4)sin(1−α)π/4
……(5) となる。
この(4)、(5)式を検波用基準信号として(3)式を同
期検波するものであるから、乗算器2及び3の各
出力にはL及びRチヤンネル成分の他に夫々αに
応じてR及びLチヤンネル成分も検波されて混入
することになる。よつて、ステレオセパレーシヨ
ンがαに応じて変化することになるのである。
期検波するものであるから、乗算器2及び3の各
出力にはL及びRチヤンネル成分の他に夫々αに
応じてR及びLチヤンネル成分も検波されて混入
することになる。よつて、ステレオセパレーシヨ
ンがαに応じて変化することになるのである。
第3図は可変移相器13,14の1例を示す具
体例の回路図であり、検波用基準信号cos(ωct
±π/4)の位相を±π/4から±π/8に段階
的に変化させるようにしたものである。図におい
て、15〜20はD−FF(デイレイドフリツプフ
ロツプ)であり、21はレベルコンパレータであ
る。また22〜25はアンドゲートであり、2
6,27はオアゲートであり、28,29はイン
バータである。そして、PLL8よりの入力がFF
15のクロツク入力となると共に、インバータ2
8を介してFF19のクロツク入力となつている。
レベル検出器12からの検出信号がレベルコンパ
レータ21にて基準レベルV0と比較され、この
比較出力がアンドゲート22,24のゲート信号
となると共に、インバータ29を介してアンドゲ
ート23,25とゲート信号となる。
体例の回路図であり、検波用基準信号cos(ωct
±π/4)の位相を±π/4から±π/8に段階
的に変化させるようにしたものである。図におい
て、15〜20はD−FF(デイレイドフリツプフ
ロツプ)であり、21はレベルコンパレータであ
る。また22〜25はアンドゲートであり、2
6,27はオアゲートであり、28,29はイン
バータである。そして、PLL8よりの入力がFF
15のクロツク入力となると共に、インバータ2
8を介してFF19のクロツク入力となつている。
レベル検出器12からの検出信号がレベルコンパ
レータ21にて基準レベルV0と比較され、この
比較出力がアンドゲート22,24のゲート信号
となると共に、インバータ29を介してアンドゲ
ート23,25とゲート信号となる。
アンドゲート22〜25の各他入力には、夫々
FF16,19,17,20の各Q出力が印加さ
れている。アンドゲート22,23の両ゲート出
力がオアゲート26の2入力となり、アンドゲー
ト24,25の両ゲート出力がオアゲート27の
2入力となつている。そして、両ゲート26,2
7の出力が夫々切換器6,7の各1入力となる。
FF16,19,17,20の各Q出力が印加さ
れている。アンドゲート22,23の両ゲート出
力がオアゲート26の2入力となり、アンドゲー
ト24,25の両ゲート出力がオアゲート27の
2入力となつている。そして、両ゲート26,2
7の出力が夫々切換器6,7の各1入力となる。
こゝで、最初にPLL8のVCO(図示せず)が入
力信号の8倍の周波数にロツクしているとし、こ
のロツク信号aがFF15に入力されて2分周さ
れc、次段のFF16,17,18において夫々
−π/4、+π/4及び0の位相を有して入力信
号aと位相ロツクした信号d,e及びfが得られ
る。これ等の信号からFF19,20により−
π/8及び+π/8の位相を有する信号g,hを
作り出している。この両信号を、コンパレータ2
1により電界強度に応じて例えばコンパレータ出
力が低レベルのときにアンドゲート23,25を
開として、±π/8の位相を有する基準信号を導
出しオアゲート26,27を介して切換器6,7
へ供給するのである。
力信号の8倍の周波数にロツクしているとし、こ
のロツク信号aがFF15に入力されて2分周さ
れc、次段のFF16,17,18において夫々
−π/4、+π/4及び0の位相を有して入力信
号aと位相ロツクした信号d,e及びfが得られ
る。これ等の信号からFF19,20により−
π/8及び+π/8の位相を有する信号g,hを
作り出している。この両信号を、コンパレータ2
1により電界強度に応じて例えばコンパレータ出
力が低レベルのときにアンドゲート23,25を
開として、±π/8の位相を有する基準信号を導
出しオアゲート26,27を介して切換器6,7
へ供給するのである。
尚、コンパレータ21の出力が高レベルのとき
には、アンドゲート22,24を開として、±
π/4の位相を有する基準信号を導出するように
していることは従来と同様である。第4図に第3
図の各部信号a〜hの波形をa〜hに夫々対応し
て示している。
には、アンドゲート22,24を開として、±
π/4の位相を有する基準信号を導出するように
していることは従来と同様である。第4図に第3
図の各部信号a〜hの波形をa〜hに夫々対応し
て示している。
第5図は可変移相器の他の例に示す回路図であ
り、基準信号の位相を連続的に変化させる例であ
る。図において、1対の基準信号cos(ωct±
π/4)(この信号はPLL8の出力から得られた
ものとする)がトランジスタQ5,Q6のベースへ
夫々印加されており、両トランジスタQ5,Q6の
コレクタ出力が夫々トランジスタQ1,Q2及びQ3,
Q4による1対の差動回路の電流源となつている。
り、基準信号の位相を連続的に変化させる例であ
る。図において、1対の基準信号cos(ωct±
π/4)(この信号はPLL8の出力から得られた
ものとする)がトランジスタQ5,Q6のベースへ
夫々印加されており、両トランジスタQ5,Q6の
コレクタ出力が夫々トランジスタQ1,Q2及びQ3,
Q4による1対の差動回路の電流源となつている。
この1対の差動回路の入力には、レベル検出器
12によるレベル検出出力が供給されており、ト
ランジスタQ1,Q3の共通コレクタ及びトランジ
スタQ2,Q4の共通コレクタから夫々移相された
新らしい1対の基準信号が得られる。尚、R1〜
R4は抵抗を示しており、V0はバイアスである。
12によるレベル検出出力が供給されており、ト
ランジスタQ1,Q3の共通コレクタ及びトランジ
スタQ2,Q4の共通コレクタから夫々移相された
新らしい1対の基準信号が得られる。尚、R1〜
R4は抵抗を示しており、V0はバイアスである。
第6図に第5図の回路の入出力信号のベクトル
関係を示しており、入力信号は夫々±π/4の位
相を有する信号P1,P2である。いまトランジス
タQ1〜Q4のベース電圧が電界強度に応じて変化
してP1→P1′、P2→P2′、P1→P1″、P2→P2″となつ
たとすると、新しい信号の位相は夫々P3,P4と
なる。こうすることにより連続的に位相を変化さ
せることが可能となる。
関係を示しており、入力信号は夫々±π/4の位
相を有する信号P1,P2である。いまトランジス
タQ1〜Q4のベース電圧が電界強度に応じて変化
してP1→P1′、P2→P2′、P1→P1″、P2→P2″となつ
たとすると、新しい信号の位相は夫々P3,P4と
なる。こうすることにより連続的に位相を変化さ
せることが可能となる。
尚、上記実施例では、モトローラ方式のAMス
テレオ信号を用いて説明したが、メイン信号(L
+R)とサブ信号(L−R)とを夫々位相がπ/
2だけずれたキヤリヤによつて送信する方式のも
のにも同様に適用可能である。
テレオ信号を用いて説明したが、メイン信号(L
+R)とサブ信号(L−R)とを夫々位相がπ/
2だけずれたキヤリヤによつて送信する方式のも
のにも同様に適用可能である。
発明の効果
叙上の如く、本発明によれば、弱入力時に
PLLのロツクはずれに起因するステレオモード
からモノラルモードへの移行を急激になすことな
く、ステレオセパレーシヨンを次第に劣化させて
後モノラルモードとするようにしているので、違
和感をなくすことができる。
PLLのロツクはずれに起因するステレオモード
からモノラルモードへの移行を急激になすことな
く、ステレオセパレーシヨンを次第に劣化させて
後モノラルモードとするようにしているので、違
和感をなくすことができる。
また、同期検波用の基準信号の位相を変化させ
ているので、セパレーシヨン変化による回路上の
悪影響が復調信号に現われないという効果もあ
る。
ているので、セパレーシヨン変化による回路上の
悪影響が復調信号に現われないという効果もあ
る。
第1図は従来のAMステレオ復調回路のブロツ
ク図、第2図は本発明の実施例のブロツク図、第
3図は第2図のブロツクの可変移相器の具体例を
示す回路図、第4図は第3図の回路の各部動作波
形図、第5図は同じく可変位相器の他の具体例を
示す回路図、第6図は第5図の回路の動作を示す
信号ベクトル図である。 主要部分の符号の説明、2,3……乗算器、4
……リミツタ、5……cosφ検出器、6,7……
切換器、8……PLL、11……ロツク検出器、
12……レベル検出器、13,14……可変移相
器。
ク図、第2図は本発明の実施例のブロツク図、第
3図は第2図のブロツクの可変移相器の具体例を
示す回路図、第4図は第3図の回路の各部動作波
形図、第5図は同じく可変位相器の他の具体例を
示す回路図、第6図は第5図の回路の動作を示す
信号ベクトル図である。 主要部分の符号の説明、2,3……乗算器、4
……リミツタ、5……cosφ検出器、6,7……
切換器、8……PLL、11……ロツク検出器、
12……レベル検出器、13,14……可変移相
器。
Claims (1)
- 1 AMステレオ信号中の互いに位相が直交する
1対のキヤリヤ成分に夫々位相同期した1対の基
準信号を発生する基準信号発生手段と、前記AM
ステレオ信号の振幅変動成分を除去した信号を発
生するリミツタ手段と、前記AMステレオ信号と
前記1対の基準信号とを夫々乗算してステレオ復
調信号を得る同期検波手段と、前記1対の基準信
号の非発生時に、前記同期検波手段の乗算入力の
1つを前記1対の基準信号の代りに前記リミツタ
手段の出力に切換える手段とを含むAMステレオ
復調装置であつて、受信電界強度が低下して前記
1対の基準信号が非発生となる以前に、電界強度
に応じて前記1対の基準信号の位相を制御する位
相制御手段を有することを特徴とするAMステレ
オ復調装置。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59207808A JPS6184933A (ja) | 1984-10-03 | 1984-10-03 | Amステレオ復調装置 |
CA000492161A CA1244101A (en) | 1984-10-03 | 1985-10-03 | Am stereo demodulator |
AU48256/85A AU580633B2 (en) | 1984-10-03 | 1985-10-03 | Am stereo demodulator |
US06/783,506 US4648114A (en) | 1984-10-03 | 1985-10-03 | AM stereo demodulator |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59207808A JPS6184933A (ja) | 1984-10-03 | 1984-10-03 | Amステレオ復調装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6184933A JPS6184933A (ja) | 1986-04-30 |
JPH0370944B2 true JPH0370944B2 (ja) | 1991-11-11 |
Family
ID=16545839
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP59207808A Granted JPS6184933A (ja) | 1984-10-03 | 1984-10-03 | Amステレオ復調装置 |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
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JP (1) | JPS6184933A (ja) |
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CA (1) | CA1244101A (ja) |
Families Citing this family (3)
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---|---|---|---|---|
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US4349696A (en) * | 1979-02-05 | 1982-09-14 | Hitachi, Ltd. | AM Stereophonic demodulator circuit for amplitude/angle modulation system |
JPS6029251Y2 (ja) * | 1979-11-29 | 1985-09-04 | ソニー株式会社 | Amステレオ受信機 |
AU535856B2 (en) * | 1980-03-24 | 1984-04-05 | Motorola, Inc. | Am stereophonic decoder |
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US4536885A (en) * | 1983-03-03 | 1985-08-20 | Hazeltine Corporation | Distortion correcting AM stereo receiver with non-flat AGC |
JPS6184933A (ja) * | 1984-10-03 | 1986-04-30 | Pioneer Electronic Corp | Amステレオ復調装置 |
-
1984
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-
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- 1985-10-03 US US06/783,506 patent/US4648114A/en not_active Expired - Lifetime
- 1985-10-03 CA CA000492161A patent/CA1244101A/en not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
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JPS6184933A (ja) | 1986-04-30 |
AU580633B2 (en) | 1989-01-19 |
CA1244101A (en) | 1988-11-01 |
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