JPH0452662B2 - - Google Patents

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JPH0452662B2
JPH0452662B2 JP58014176A JP1417683A JPH0452662B2 JP H0452662 B2 JPH0452662 B2 JP H0452662B2 JP 58014176 A JP58014176 A JP 58014176A JP 1417683 A JP1417683 A JP 1417683A JP H0452662 B2 JPH0452662 B2 JP H0452662B2
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stereo
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Yoshio Shimizu
Satoshi Yokoya
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Sony Corp
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Priority to AU23855/84A priority patent/AU2385584A/en
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    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04HBROADCAST COMMUNICATION
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    • H04H20/44Arrangements characterised by circuits or components specially adapted for broadcast
    • H04H20/46Arrangements characterised by circuits or components specially adapted for broadcast specially adapted for broadcast systems covered by groups H04H20/53-H04H20/95
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    • H04H20/49Arrangements characterised by circuits or components specially adapted for broadcast specially adapted for broadcast systems covered by groups H04H20/53-H04H20/95 specially adapted for stereophonic broadcast systems for AM stereophonic broadcast systems
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04HBROADCAST COMMUNICATION
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    • H04H40/36Arrangements characterised by circuits or components specially adapted for receiving specially adapted for broadcast systems covered by groups H04H20/53 - H04H20/95 specially adapted for stereophonic broadcast receiving

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  • Signal Processing (AREA)
  • Stereo-Broadcasting Methods (AREA)
  • Television Receiver Circuits (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野 この発明は、特に各種AMステレオ方式のパイ
ロツト信号を検出する場合等に用いて好適なAM
ステレオ受信機のパイロツト信号検出回路に関す
る。 情報伝送方式として例えばAMステレオ方式は
周知の如く現在5つの方式が提案されている。即
ち、ステレオの左チヤンネル信号L及び右チヤン
ネル信号Rの和信号(L+R)で搬送波を振幅変
調(AM)すると共にその差信号(L−R)で搬
送波を位相変調(PM)するAM−PM方式、和
信号で搬送波を振幅変調すると共に差信号で搬送
波を周波数変調(FM)するAM−FM方式、同
一周波数で互いに90°の位相差を持つ2つの搬送
波を夫々左チヤンネル信号L及び右チヤンネル信
号Rで平衡変調して加算(直交変調)して得た位
相変調信号に和信号で振幅変調をかけるC−
QUAM方式、直交変調方式であるが、差信号の
大きさに応じて位相角差を制御するVCPM方式
及び90°の移相回路を介して搬送波を和信号で振
幅変調し、差信号で位相変調をかけるISB方式と
がある。 この様な複数のステレオ方式による放送を一台
の受信機で受信する場合にはその回路構成を各方
式に対応して変更する必要がある。又、ステレオ
受信時にその表示を行なう場合にも夫々の方式に
合わせたパイロツト信号検出回路が必要である。 この様なパイロツト信号を検出するため、従来
各方式毎にローパスフイルタ或いはバンドパスフ
イルタを設けてアナログ的に検出する方法がある
が、この様な従来の検出回路の場合、回路構成が
複雑となり、またフイルタのシエイプフアクタ、
部品のばらつきによる特性の変化等不安定な要素
或いは放送局の質の悪さで位相変調分を伴なつて
いるようなAM放送においては、変調成分による
誤動作或いは各パイロツト信号の周波数近傍に妨
害ノイズが入つた場合の誤動作等種々の問題があ
つた。 発明の目的 この発明は斯る点に鑑み、簡単な構成で各種
AMステレオ方式のパイロツト信号を確実に検出
することができるAMステレオ受信機のパイロツ
ト信号検出回路を提供するものである。 発明の概要 この発明は、例えば、第1図に示すように、各
種のAMステレオ方式のそれぞれのパイロツト信
号の周波数の公倍数の周波数を発生する発振器8
0と、この発振器80の少なくとも一つの出力周
波数を分周して90°の位相差を有する一対の出力
信号を発生するカウンタ90と、上記一対の出力
信号の一方と上記パイロツト信号とを位相検出し
て発振器80に供給するとともに、上記一対の出
力信号の他方と上記パイロツト信号とを位相検出
して基準値24と比較して上記パイロツト信号の
検出信号を取り出す位相検出手段(20,30,
40,50)とを備えたことを特徴とするAMス
テレオ受信機のパイロツト信号検出回路であつ
て、簡単な構成で各種の情報伝送方式の制御信号
を実質的に単一の発振器を用いて確実に検出する
ことができる。 実施例 以下、この発明の一実施例を、上述した5つの
ステレオ方式の内、例えばAM−PM方式、C−
QUAM方式、VCPM方式及びISB方式の各方式
によるステレオ放送を一台で受信可能なAM受信
機に適用した場合を例にとり、第1図〜第3図に
基づいて詳しく説明する。 第1図はこの発明の第1実施例の構成を示すも
ので、先ず上述した各ステレオ方式は理論上でも
全く異なつた概念に基づく方式であるが、これら
を仔細に検討すると各ステレ方式には次の様な非
常によく一致した共通点があることが解る。 (イ) 搬送波のエンベロープが無歪の和信号(L+
R)で変調されているので当然の結果として和
信号が同一のエンベロープ検波器を使用でき
る。 (ロ) 出力サイドバンドの広がりはモノラルの場合
とコンパチブルであるため位相偏移は全て1ラ
ジアン以下(中域)である。 (ハ) (ロ)の結果として全ての方式のサブチヤンネ
ル、即ち差信号(L−R)が直交同期検波で復
調することができる。又上述の4つのステレオ
方式では夫々次の表に示す様なパイロツト信号
が設定され、
【表】 これらのパイロツト信号は搬送波をFMとして
重畳している。 そこで第1図において、1は図示せずも中間周
波段より中間周波信号が供給される入力端子、2
は供給された中間周波信号を一定振幅すと振幅制
限器、3はバランスドミキサであつて、入力端子
1から中間周波信号とこの中間周波信号を振幅制
限器2で一定振幅とした信号をミキサ3で乗算す
ることにより、その出力側に和信号(L+R)が
得られる。つまり、振幅制限器2及びミキサ3に
よりエンベロープ検波器を構成している。 4はいわゆるPLL回路であつて、位相比較器
5低域波器6及び電圧制御発振器7からなり、
振幅制限器2からの出力と発振器7からの出力を
位相比較器5で位相比較し、その比較誤差分を低
域波器6で直流電圧に変換した後発振器7に供
給し、その誤差分に応じて発振器7の出力(発振
周波数)を調節し、直交成分である無変調搬送波
sinωctを得るようにしている。尚、低域波器6
は例えばコンデサン及び抵抗器からなる時定数回
路6aを有し、この時定数回路6aはPLL回路
4の帯域が狭く例えば70Hzとなるようにその時定
数を設定されている。 8は中間周波信号を所定の除算係数で除する割
算器であつて、除算係数としてはミキサ3の出力
側に得られる和信号(L+R)が使用され、この
和信号は抵抗器9及び10で分圧され割算器8に
供給される。この分圧比はIBS方式の最適値であ
る0.5に設定することが好ましい。尚、11は割
算器8に直流バイヤス(+1)を与えるため直流
電源である。 12は割算器8の出力とこれと直交するPLL
回路4の出力を乗算して差信号(L−R)を得る
バランスドミキサであつて、PLL回路4及びミ
キサ12によりいわゆるPLL同期検波器を構成
している。 又、ミキサ3及び12の出力側には夫々ISB方
式の場合に位相補正に使用される移相回路網13
及び14が設けられている。そして他のステレオ
方式の場合にはこれらの移相回路網13,14を
切り換える(排除する)必要があるので、連動す
るスイツチ15及び16を設け、ISB方式以外の
方式の場合は、スイツチ15及び16を接点a側
に接続し、ISB方式の場合は接点b側に切り換え
るようにしている。17は和信号(L+R)及び
差信号(L−R)をマトリツクスして出力端子1
8及び19に夫々左チヤンネル信号L及び右チヤ
ンネル信号Rを出力するマトリツクス回路であ
る。 又、PLL回路4の位相比較器5の出力側に各
ステレオ方式に対応して複数個の位相検出回路2
0,30,40及び50が設けられる。ここでは
例えば位相検出回路20がVCPM方式、位相検
出回路30がAM−PM方式、位相検出回路40
がC−QUAM方式及び位相検出回路50がISB
方式用のものとする。そして、これらの回路はほ
ぼ同一の回路構成をなし、従つてここでは代表的
な位相検出回路20のみを詳細に示している。即
ち位相検出回路20は位相比較器5からの復調さ
れた各パイロツト信号及びその他妨害成分を含む
信号が供給され、各方式別のパイロツト信号間の
レベルを補正するためのレベル補正回路21と、
このレベル補正回路21の出力と後述されるカウ
ンタ90からの出力を位相比較するための位相比
較器22と、同様にレベル補正回路21からの出
力とカウンタ90からの上述した位相比較器22
への出力と所定の位相差例えば90°の位相差を持
つた別な出力と位相比較するための位相比較器2
3と、この位相比較器23の出力と基準電源24
からの基準値とを比較するためのレベル比較器2
5とからなる。 位相検出回路20〜50からの各出力は夫々そ
の出力端子20a〜50aより加算器60を介し
て低域波器70に供給され、ここで直流信号に
変換された後制御電圧として電圧制御発振器80
に供給される。この発振器80の発振周波数は上
述した4方式のパイロツト信号の周波数に共通な
倍数の関係にあり、例えば3300Hzに設定されてい
る。そしてこの発振器80の出力は所定の位相差
例えば90°の位相差をもつた一対の出力信号を各
方式の数に応じて発生しうるカウンタ例えばジヨ
ンソンカウンタ90の入力端子a1に供給される。
カウンタ90は各ステレオ方式に応じて複数の出
力端子b1〜b4及びc1〜c4を有し、これらの出力端
子b1とc1,b2とc2,b3とc3及びb4とc4には夫々互
いに90°の位相差をもつた出力信号が得られるよ
うになされている。また、このカウンタ90は各
ステレオ方式に応じて発振器80の出力周波数を
分周して各出力端子に出力する。即ちVCPM方
式の場合はその出力端子b1,c1に55Hzの周波数を
有する一対の出力信号、AM−PM方式の場合は
その出力端子b2,c2に5Hzの周波数を有する一対
の出力信号、C−QUAM方式の場合はその出力
端子b3,c3に25Hzの周波数を有する一対の出力信
号及びISB方式の場合はその出力端子b4,c4に15
Hzの周波数を有する一対の出力信号を夫々出力す
るようにしている。分周器を含むカウンタ90の
出力端子b1からの出力は位相検出回路20の入力
端子20bを介して位相比較器22に供給され、
ここでレベル補正回路21からの出力と位相比較
される。又、カウンタ90の出力端子b2からの出
力は位相検出回路30の入力端子30bを介して
図示せずも位相比較器22相当の位相比較器に供
給され、ここで上述同様の位相比較が行われる。
又、同様にカウンタ90の出力端子b3,b4の出力
が夫々位相検出回路40及び50の入力端子40
b,50bを介して位相比較器22相当の各位相
比較器に夫々供給され、同様の位相比較が行われ
る。つまり、位相比較器22及びこれと相当の位
相比較器は低域波器70、発振器80を含むい
わゆるPLL回路の位相ロツク用として使用され
ている。 又、カウンタ90の出力端子c1からの出力が位
相検出回路20の入力端子20cを介して位相比
較器23に供給され、ここでレベル補正回路21
からの出力と位相比較される。同様にカウンタ9
0の出力端子c2〜c4からの出力が夫々位相検出回
路30〜50の入力端子30c〜50cを介して
位相比較器23相当の各位相比較器に供給され、
ここでレベル補正回路21相当の各レベル補正回
路からの出力と位相比較される。つまり、位相比
較器23及びこれと相当の位相比較器はパイロツ
ト信号検出用として使用されている。従つて位相
ロツク用の位相検液器22等の出力が0、つまり
位相ロツク状態では、逆にパイロツト信号検出用
の位相比較器23等の出力は最大となる。従つ
て、例えば位相検出回路20において、位相比較
器23の出力をレベル比較器25において基準電
源24からの基準値と比較し、そのレベルがこの
基準値より大き場合には、レベル比較器25は出
力を発生し、この出力がパイロツト検出信号とし
て出力端子20dより出力される。 つまり、レベル比較器25は位相比較器23の
出力の積分したものが加えられるので、その値が
予め設定した基準値以上であれば、これをパイロ
ツト信号として出力するわけである。そしてもし
入力信号がパイロツト信号以外の場合は位相比較
器23の出力の積分レベルが低くなり、基準値よ
り小さくなるのでレベル比較器25はなにも出力
を発生しないことになる。その他の位相検出回路
30〜50においても同様である。 そして位相検出回路20〜50の出力端子20
d〜50dに得られるパイロツト信号により図示
せずも表示器を駆動することにより各ステレオ方
式を識別することができると共に又、こゝでは位
相検出回路50の出力端子50dに得られるパイ
ロツト信号をスイツチ15及び16の切換信号と
して使用する。つまり、ISB方式以外の時にはス
イツチ15及び16を接点a側に接続するもISB
方式でパイロツト信号が得られると、これによつ
てスイツチ15及び16接点b側に切り換えて移
相回路網13及び14が信号系に挿入されるよう
にする。 尚、カウンタ90としては例えば第2図に示す
ようなものが使用される。同図において、
VCPM方式の場合には、入力端子a1に供給され
る発振器80(第1図)からの出力周波数(3300
Hz)を分周器91で1/15に分周した後一対のフリ
ツプフロツプ回路92a及び92bで1/4に分周
し、フリツプフロツプ回路92bの出力端子Q側
より出力端子b1に55Hzの出力信号を取り出し、一
方フリツプフロツプ回路92aの出力端子Q側よ
り出力端子c1に出力端子b1の出力と90°の位相差
を持つた出力信号を取り出す。又AM−PM方式
の場合には、分周器91の出力周波数を更に分周
器93で1/11に分周した後一対のフリツプフロツ
プ回路94a及び94bで1/4に分周して、フリ
ツプフロツプ回路94bの出力端子Q側より出力
端子b2に5Hzの出力信号を取り出し、一方フリツ
プフロツプ回路94aの出力端子Q側より出力端
子c2に出力端子b2の出力と90°の位相差をもつた
5Hzの出力信号を取り出す。又、C−QUAM方
式の場合には、入力端子a1から出力周波数を分周
器95で1/11に分周した後分周器96で1/3に分
周し、これを更に一対のフリツプフロツプ回路9
7a及び97bで1/4に分周し、フリツプフロツ
プ回路97bの出力端子Q側より出力端子b3に25
Hzの出力信号を取り出し、一方フリツプフロツプ
回路97aの出力端子Q側より出力端子c3に出力
端子b3の出力と90°の位相差を持つた25Hzの出力
信号を取り出す。又、ISB方式の場合には分周器
95の出力周波数を分周器98で1/5に分周した
後更に一対のフリツプフロツプ回路99a及び9
9bで1/4に分周し、フリツプフロツプ回路99
bの出力端子Q側より出力端子b4に15Hzの出力信
号を取り出し、一方フリツプフロツプ回路99a
の出力端子Q側より出力端子c4に出力端子b4の出
力と90°の位相差を持つた15Hzの出力信号を取り
出すようにする。 次にこの回路動作を説明する。 入力端子1に供給された中間周波信号は直接ミ
キサ3の一方の入力側に供給されると共に振幅制
限器2を通して一定振幅の信号とされ後、ミキサ
3の他方の入力側に供給される。従つてミキサ3
の出力側には和信号(L+R)が得られる。又入
力端子1からの中間周波数信号は割算器8に供給
され、こゝで所定の除算係数でもつて割算されて
ミキサ12の一方の入力側に供給される。また、
このミキサ12の他方の入力側にはPLL回路4
で得られた直交成分であるsinωctの信号が供給
され、もつてその出力側には差信号(L−R)が
取り出される。そしてミキサ3の出力側に得られ
た和信号はステレオ方式がVCPM方式、AM−
PM方式及びC−QUAM方式の場合にはスイツ
チ15の接点a側を通つてマツトツクス回路17
に供給され、一方ミキサ12の差信号がスイツチ
16の接点a側を通つてマトリツクス回路17へ
供給され、もつて出力端子18及び19には夫々
左チヤンネル信号L及び右チヤンネル信号Rが得
られる。 一方ステレオ方式がISB方式の場合には和信号
及び差信号は夫々送信側で−45°及び+45°移相さ
れているので、ミキサ3及び12の出力側に得ら
れた和信号及び差信号は夫々移相回路網13及び
14を通され、スイツチ15及び16の接点b側
を通つてマトリツクス回路17に供給され、もつ
て出力端子18及び19に夫々左チヤンネル信号
L及び右チヤンネル信号Rが得られる。 そしてこの様にステレオ放送を受信するに際し
ては、スイツチ15及び16がISB方式以外の場
合には接点a側に切り換えられ、一方ISB方式の
場合は接点b側に切り換えられる。次にこの切換
え動作を以下に詳述する。例えばステレオ方式が
VCPM方式の場合、位相比較器5の比較誤差出
力が位相検出回路20のレベル補正回路21で補
正された後位相比較器22に供給されると共に位
相比較器23の入力側に供給される。そしてこれ
らの位相比較器22及び23の他方の入力側には
発振器80の出力周波数がカウンタ90で分周さ
れた55Hzの周波数の一対の出力信号が互いに90°
の位相差をもつて供給されている。そして位相比
較器22の比較誤差出力が加算器60を介して低
域波器70に供給されて直流信号に変換され、
この直流信号が制御電圧として発振器80に供給
されてその発振周波数が制御される。そして位相
比較器22の入力信号中に所望のパイロツト信号
即ちこの場合VCPM方式のパイロツト信号が挿
入されている場合は位相比較器22の出力が0と
なり、これによつて発振器80を含むPLL回路
がロツクされた状態となる。一方この時位相比較
器23には位相比較器22と90°の位相差を持つ
たカウンタ90からの出力が供給されているの
で、この位相比較器23の出力側には最大の積分
出力が得られる。そしてこの出力はレベル比較器
25で基準電源24からの基準値と比較され、そ
の出力がパイロツト信号として出力端子20dに
取り出される。そしてこのパイロツト信号により
図示せずも表示器が駆動されて現在VCPM方式
でステレオ放送がなされていることが表示され
る。 又、AM−PM方式、C−QUAM方式及びISB
方式の場合も、各位相検出回路30〜50の入力
端子にカウンタ90より供給される信号の周波数
が異なる以外は、上述同様に行われ、従つて位相
検出回路30〜50の出力端子30d〜50dに
は入力信号中に対応するパイロツト周波数成分が
ある場合はパイロツト信号が取り出される。そし
てこれらも図示せずも表示器によつて表示され
る。 又、ISB方式に対応する位相検出回路50の出
力端子50dの出力は、スイツチ15及び16の
切り換え信号としても使用されるので、ISB方式
以外の場合はスイツチ15及び16が接点a側に
接続され、ISB方式以外の各方式のステレオ放送
が受信可能であるも、この位相検出回路50の出
力端子50dにパイロツト信号が検出されると、
これによつてスイツチ15及び16が接点b側に
切り換えられ、ISB方式のステレオ放送が受信可
能となる。 この様にして本実施例では複数のステレオ方式
のパイロツト信号を実質的に単一の発振器80を
用いて確実にそれらの各パイロツト信号を検出す
ることができる。 第3図はこの発明の第2実施例を示すもので、
第1図と対応する部分には同一符号を付し、その
詳細説明は省略する。尚、この第3図においては
関連する部分のみを示し、その他は省略してい
る。 本実施例では一旦所望のパイロツト信号が検出
された後はパイロツト信号が無くならない限り、
他の方式の位相検出回路を動作させないようにす
るものである。即ち同図において、位相検出回路
20の入力端子20b,20cとカウンタ90の
出力端子b1,c1との間に夫々ゲート回路例えばア
ンド回路26及び27を設けて、以下同様にし
て、位相検出回路30の入力端子30b,30c
とカウンタ90の出力端子b2,c2との間に夫々ゲ
ート回路例えばアンド回路36及び37を設け、
位相検出回路40の入力端子40b,40cとカ
ウンタ90の出力端子b3,c3との間に夫々ゲート
回路例えばアンド回路46及び47を設け、更に
位相検出回路50の入力端子50b,50cとカ
ウンタ90の出力端子b4,c4との間に夫々ゲート
回路例えばアンド回路56及び57を設ける。又
位相検出回路20,30,40及び50の出力端
子20d,30d,40d及び50dの出力側に
夫々インバータ28,38,48及び58を接続
し、これらの各インバータからの出力により、対
応するステレオ方式の放送受信中はその他のステ
レオ方式の対応するアンド回路のゲートを閉じる
ようにする。即ち、インバータ28の出力側をア
ンド回路36,37,46,47,56,57の
各入力側に接続し、インバータ38の出力側をア
ンド回路26,27,46,47,56,57の
入力側に接続し、インバータ48の出力側をアン
ド回路26,27,36,37,56,57に接
続し、更にインバータ58の出力側をアンド回路
26,27,36,37,46,47に接続す
る。従つて、今例えばVCPM方式のステレオ放
送を受信している場合は、アンド回路26及び2
7のゲートが開いて位相検出回路20が動作状態
にあるも、この時のその出力端子20dに検出さ
れるパイロツト信号がインバータ28で反転さ
れ、この反転出力によりその他の方式のアンド回
路36,37,46,47,56,57のゲート
が閉じ、位相検出回路30,40及び50の動作
が停止される。その他の方式のステレオ放送を受
信する場合も同様である。 この様に本実施例では、他方式の全てのパイロ
ツト検出出力とカウンタ90の出力との論理積を
位相比較器の比較入力とする構成とすることで、
一旦所望のパイロツト信号が検出された後は、そ
のパイロツト信号が無くならない限り、他の方式
の位相検出回路が動作しないので、妨害入力によ
る他方式の検出回路の誤動作を防止でき、信頼性
の高い安定した受信が可能となる。 応用例 尚、上述の実施例では、この発明をAMステレ
オ方式の場合に適用した場合を例にとり説明した
が、これに限定されることなく、複数の情報伝送
方式で夫々の情報中に含まれる制御信号を検出す
るその他の場合にも同様に適用可能である。又上
述の実施例では、AMステレオ方式をVCPM方
式、AM−PM方式、C−QUAM方式及びISB方
式の4方式の場合について説明したが、残りの他
のAM−FM方式(周波数10Hz、レベル200%)と
の組合わせの場合にも同様に適用可能である。 発明の効果 上述の如くこの発明によれば、各情報伝送方式
の制御信号の周波数に関連する周波数を発生する
発振器の出力を分周して、所定の位相差を有する
複数の出力を得、この出力の一方を位相検波して
発振器の電圧制御信号とすると共に複数出力の他
方を位相検波して基準値と比較し、所望の制御信
号を検出するようにしたので、各情報方式の制御
信号を確実に検出でき、AMステレオ放送の如く
複数のステレオ方式があり、これを1台の受信機
で受信する場合等に極めて有用である。また各情
報伝送方式に対して従来は少くともPLL用の発
振器を夫々設ける必要があつたが、この発明によ
れば1個ですむので、それだけ構成も簡略化され
る。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例を示す系統図、第
2図はこの発明の要部の構成を示す系統図、第3
図はこの発明の他の実施例を示す系統図である。 20,30,40,50は位相検出回路、70
は低域波器、80は電圧制御発振器、90はジ
ヨンソンカウンタである。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 各種のAMステレオ方式のそれぞれのパイロ
    ツト信号の周波数の公倍数の周波数を発生する発
    振器と、 この発振器の少なくとも一つの出力周波数を分
    周して90°の位相差を有する一対の出力信号を発
    生するカウンタと、 上記一対の出力信号の一方と上記パイロツト信
    号とを位相検出して上記発振器に供給するととも
    に、上記一対の出力信号の他方と上記パイロツト
    信号とを位相検出して基準値と比較して上記パイ
    ロツト信号の検出信号を取り出す位相検出手段と
    を備えたことを特徴とするAMステレオ受信機の
    パイロツト信号検出回路。
JP58014176A 1983-01-31 1983-01-31 Amステレオ受信機のパイロット信号検出回路 Granted JPS59140739A (ja)

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