JPH0364044A - 半導体集積回路装置 - Google Patents

半導体集積回路装置

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JPH0364044A
JPH0364044A JP20051189A JP20051189A JPH0364044A JP H0364044 A JPH0364044 A JP H0364044A JP 20051189 A JP20051189 A JP 20051189A JP 20051189 A JP20051189 A JP 20051189A JP H0364044 A JPH0364044 A JP H0364044A
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Japan
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circuit
wiring
microcomputer core
microcomputer
core
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Application number
JP20051189A
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English (en)
Inventor
Shinji Suda
須田 眞二
Katsunobu Hongo
本郷 勝信
Hiroshi Kobayashi
洋 小林
Naoki Yamauchi
直樹 山内
Toshihiko Hori
俊彦 堀
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は半導体集積回路装置に関し、特にマイクロコ
ンピュータを用いたASIC(特定用途向は集積回路)
に関する。
[従来の技術] 近年、電子機器の高機能化、小型化および低価格化に伴
ない、マイクロコンピュータを含むLSIを応用製品ご
とに開発するという要求が強くなっている。また、その
ようなLSIを短時間にかつ確実に開発することが要求
される。
マイクロコンピュータをコア(核)にするASICの開
発手法として、第12図に示すような技術の例がある。
この技術では、CPU (中央演算処理装置)コア20
1、ROM (リードオンリメモリ)202、RAM 
(ランダムアクセスメモリ)203、I/F回路(イン
ターフェイス回路)204、タイマ205、I10ボー
ト(人出力ボート)206およびバス207を含む1チ
ップマイクロコンピユータ208内に、使用するシステ
ムに特有なロジック回路209が組込まれ、1チップ上
にこれらが集積化される。第12図に示すように、ロジ
ック回路209は、マイクロコンピュータ208内のバ
ス207に接続されている。
また、マイクロコンピュータをコアにするASIC(以
下、マイコンコアASICと呼ぶ)の他の開発手法とし
て、第13図に示すような技術の例がある。この技術で
は、マイクロコンピュータチップ301およびロジック
回路チップ302がチップ303上に配置され、これら
を1チップ化するために必要な新たなパッド304が設
けられる。そして、マイクロコンピュータチップ301
上のパッド305、ロジック回路302上のパッド30
6および新たに設けられたパッド304間に配線が設け
られてそれらが1チップ化される。
これらの技術によると、汎用のマイクロコンピュータと
システムに特有のロジック回路とが1チップ化されるた
め、システムの小型化およびコストダウンを容易に行な
うことができる。
[発明が解決しようとする課題] しかし、第12図に示される技術においては、1チップ
マイクロコンピユータ208内にロジック回路209を
組込むために、レイアウトの変更および追加が必要とな
り、マイクロコンピュータチップ208の全体を改造す
ることとなる。そのため、チップの開発、総合的なタイ
ミング検証、テストプログラムの開発およびデバッグに
時間がかかることになる。また、チップの開発には、マ
イクロコンピュータのパターン、回路構成、タイミング
、テスト方法などのすべてを熟知している技術者が必要
となる。
また、マイクロコンピュータチップ用に既に開発されて
いるテストプログラム、ソフトウェア開発・デバッグ用
ツール等を使用することができない。したがって、それ
らのテストプログラム、ソフトウェア開発・デバッグ用
ツール等を新たに開発しなければならない。
一方、第13図に示される技術においては、複数のチッ
プ間に配線を施すことによりそれらが1チップ化される
ので、それぞれのチップ301゜302上にパッド30
5,306や入出力回路307.308などが存在する
。そのため、パッド、ドライバ回路等が重複し、無駄が
生じるとともに、チップサイズが大きくなる。また、マ
イクロコンピュータチップ301とロジック回路チップ
302とを電気的に分離することができないので、マイ
クロコンピュータチップ用またはロジック回路チップ用
に既に開発されているテストプログラム、ソフトウェア
開発・デバッグ用ツール等を使用することができない。
したがって、それらのテストプログラム、ソフトウェア
開発・デバッグ用ツール等を新たに開発しなければなら
ない。
一方、第14図は、複数の回路ブロック間を接続するた
めの従来の配線層の使用例を説明する模式図である。こ
の図では、3つの回路ブロック801ないし803を接
続するための第1アルミニウム(以下単にアルミという
)配線層811および812と第2アルミ配線層813
とが模式的に示されている。O印はスルーホールを示し
ている。
この図に示すように、第2アルミ配線層813を挾んで
第1アルミ配線層811および812が同一方向に配設
されているので、この従来の例では次のような不都合が
生じている。たとえば、矢印821に示すように、回路
ブロック801と802とを接続する場合において、4
つのスルーホールが必要となる。すなわち、第1アルミ
配線層811と812との間に第2アルミ配線層813
が配設されているので、4つのスルーホールを形成する
ことにより、回路ブロック801および802間を接続
するための配線層814ないし818と各配線層811
ないし813との接触を避ける必要がある。配線層81
4および815は第2アルミ配線層によって形成され、
配線層816ないし818は第1アルミ配線層によって
形成される。
同様の理由により、矢印822に示す部分においても、
第1アルミ配線層812と回路ブロック802とを接続
するために3つのスルーホールが余分に必要となる。こ
のように余分なスルーホールを多く必要とすることは、
高集積化のための妨げとなるだけでなく、製造工程の工
数を増加させ、複雑にさせる。
また、他方、第12図に示したマイクロコンピュータ2
08中のCPUコア201には、多数のダイナミック回
路が設けられている。ダイナミック回路とは、たとえば
シフトレジスタのように、キャパシタを信号の一時保持
のために備えた回路をいう。従来のマイクロコンピュー
タでは、そのようなダイナミック回路を備えたCPUコ
ア201上にも絶縁層を介して配線が形成されている。
したがって、絶縁層上の配線とダイナミック回路を構成
するキャパシタとの間に浮遊容量が存在し、保持された
信号電荷を変動せしめることがある。
その結果、CPUコア201における動作に誤りが生じ
る。
請求項(1)の発明の目的は、半導体集積回路装置にお
いて、配線層を介して回路ブロック間を接続するのに必
要なスルーホールの数を減少することである。
請求項(2)の発明の目的は、マイコンコアASICを
短時間に少ない開発労力およびコストで実現することが
可能な半導体集積回路装置を提供し、同時に、マイクロ
コンピュータコアにおける誤動作を防ぐことである。
[課題を解決するための手段〕 請求項(1)の発明にかかる半導体集積回路装置は、少
なくとも第1および第2の回路ブロックと、半導体基板
の主表面から所定の第1の距離を隔てて配設され、第1
およびM2の回路ブロック間を接続するための複数の第
1の配線層と、半導体基板の主表面から第1の距離と異
なる第2の距離を隔てて配設され、第1の回路ブロック
または第2の回路ブロックと第1の配線層との間を接続
するための第2の配線層とを含む。複数の第1の配線層
はいずれも所定の第1の方向に向かって配設され、一方
、第2の配線層は、第1の方向とは異なった方向で配設
される。
請求項(2〉の発明にかかる半導体集積回路装置は、1
チップ上に形成される半導体集積回路装置であって、中
央演算処理装置および記憶装置を含むマイクロコンピュ
ータコアと、マイクロコンピュータコアにより制御され
る論理回路部と、共用周辺回路と、制御手段と、マイク
ロコンピュータコアの周辺に配設されたマイクロコンピ
ュータコア内で必要な信号を伝送するための配線領域と
を含む。共用周辺回路は、パッドおよびドライバ手段を
含み、マイクロコンピュータコアおよび論理回路部に対
して信号を入力または出力する。制御手段は、マイクロ
コンピュータコアおよび論理回路部を共用周辺回路に選
択的に結合させる。また、マイクロコンピュータコアは
、配線領域の下の領域を除いた領域に形成される。
[作用] 請求項(1)の発明における半導体集積回路装置では、
半導体基板の主表面から異なった距離を隔てた2つの配
線層が各々異なった方向に配設されているので、回路ブ
ロックを接続するために配線層を避けるためにスルーホ
ールを形成する必要がない。したがって、スルーホール
の数を減少させることができる。
請求項(2)の発明における半導体集積回路装置では、
マイクロコンピュータコアの一部にダイナミック回路が
設けられているが、そのマイクロコンピュータコアの上
に配線領域が形成されていないので、上記のダイナミッ
ク回路の動作と無関係の配線により生じる浮遊容量によ
るダイナミック回路への悪影響を防ぐことができる。し
たがって、マイクロコンピュータコアにおける誤動作を
防ぐことができる。
[実施例] 以下、この発明の実施例を図面を参照しながら詳細に説
明する。
第2A図はこの発明の一実施例による半導体集積回路装
置の概略構成を示す平面図である。半導体チップ1上に
マイクロコンピュータコア(またはマイクロコントロー
ルユニットコア;以下、マイコンコアと呼ぶ)2および
ランダムロジック回路3が設けられている。半導体チッ
プ1上の周縁部には共通共用端子回路4、選択共用端子
回路5、マイコンコア用の専用端子回路6およびランダ
ムロジック回路用の専用端子回路7が設けられている。
また、半導体チップ1上にモード設定信号発生回路8お
よびモード信号入力回路9が設けられている。
第2B図に示すように、マイコンコア2は、CPUコア
21、ROM22、RAM23、I/F回路24、タイ
マ25、I10ポート26およびバス27を含み、入出
力ドライバ、パッドなどからなる入出力回路を含まない
。ランダムロジック回路3は、種々のゲート、カウンタ
、フリップフロップなどから構成される論理回路であり
、特定用途の仕様に従って設計される。
次に、第3図を参照すると、共通共用端子回路4は、通
常はマイコンコア2およびランダムロジック回路3に結
合され、テスト時にはマイコンコア2またはランダムロ
ジック回路3に選択的に結合される。選択共用端子回路
5は、通常はマイコンコア2およびランダムロジック回
路3のいずれか一方に固定的に結合され、テスト時には
マイコンコア2またはランダムロジック回路3に選択的
に結合される。専用端子回路6はマイコンコア2のみに
固定的に結合され、専用端子回路7はランダムロジック
回路3のみに固定的に結合されている。
モード信号入力回路9には、この半導体集積回路装置を
通常モード、マイコンコア2のテストモード(以下、M
CUテストモードと呼ぶ)、およびランダムロジック回
路3のテストモード(以下、R/Lテストモードと呼ぶ
)に設定するためのモード信号が与えられる。モード設
定信号発生回路8は、モード信号入力回路9の出力に応
答して、共通共用端子回路4および選択共用端子回路5
にモード設定信号を与える。
第4図は、共通共用端子回路4および選択共用端子回路
5の構成を示すブロック図である。共通共用端子回路4
は、切換回路41および入出力回路42からなり、選択
共用端子回路5も同様に切換回路51および入出力回路
52からなる。切換回路41は、信号線LMによりマイ
コンコア2に接続されかつ信号線LRによりランダムロ
ジック回路3に接続されている。切換回路51も同様に
、信号線LMによりマイコンコア2に接続されかつ信号
iLRによりランダムロジック回路3に接続されている
。また、切換回路41および切換回路51には、信号線
LCを介してモード設定信号発生回路8からモード設定
信号が与えられる。
第5A図、第5B図および第5c図は共通共用端子回路
4の機能を説明するための模式図である。
通常モードにおいては、第5A図に示すように、入出力
回路42が切換回路41によりマイコンコア2およびラ
ンダムロジック回路3に結合される。
MCUテストモードにおいては、第5B図に示すように
、入出力回路42が切換回路41によりマイコンコア2
に結合される。R/Lテストモードにおいては、第5C
図に示すように、入出力回路42が切換回路41により
ランダムロジック回路3に結合される。
第6図は選択共用端子回路5の機能を説明するための模
式図である。通常モードにおいては、第6図に示すよう
に、入出力回路52が切換スイッチ51によりマイコン
コア2およびランダムロジック回路3のいずれか一方に
固定的に結合される。
マイコンコア2およびランダムロジック回路3のいずれ
に結合されるかは、その半導体集積回路装置の仕様によ
って定められる。
MCUテストモードにおいては、共通共用端子回路4の
場合と同様に、入出力回路52が切換回路51によりマ
イコンコア2に結合される。R/Lテストモードにおい
ても、共通共用端子回路4の場合と同様に、入出力回路
52が切換回路51によりランダムロジック回路3に結
合される。
第7図はモード設定信号発生回路8およびモード信号入
力回路9の構成を示す図である。モード信号入力回路9
は、パッド91.92および入力バッファ93.94を
含む。モード設定信号発生回路8には、パッド91およ
び入力バッファ93を介してモード信号φOが与えられ
かつパッド92および入力バッファ94を介してモード
信号φ1が与えられる。モード設定信号発生回路8は、
モード信号φ0.φ1に基づいてモード設定信号TN、
TM、TRを発生する。通常モード時にはモード設定信
号TNがアクティブとなり、MCUテストモード時には
モード設定信号TMがアクティブとなり、R/Lテスト
モード時にはモード設定信号TRがアクティブとなる。
ff18図は信号線の構成を詳細に示す図である。
信号線LMは、出力データDOMを伝送するためのデー
タ線、入力データDIMを伝送するためのデータ線およ
び制御信号CMを伝送するための制御線からなる。この
信号線LMはマイコンコア2のI10ボート26(第2
図参照)に接続される。
信号線LRは、出力データDORを伝送するためのデー
タ線、入力データDIRを伝送するためのデータ線およ
び制御信号CRを伝送するための制御線からなる。また
、信号線LCは、モード設定信号TN、TM、TRを伝
送するための3本の信号線からなる。
第9図は共通共用端子回路4の構成を示す図である。出
力回路42は、パッド43および出力ドライバ44を含
む。
通常モード時には、モード設定信号TNがアクティブと
なる。それにより、切換回路41は、制御信号CM、C
Rの一方および出力データDOM。
DORの一方を出力ドライバ44に与える。出力ドライ
バ44は制御信号に応答して出力データをバッド43に
出力する。
MCUテストモード時には、モード設定信号TMがアク
ティブとなる。それにより、切換回路41は制御信号C
Mおよび出力データDOMを出力ドライバ44に与える
。出力ドライバ44は制御信号CMに応答して出力デー
タDOMをバッド43に出力する。
R/Lテストモード時には、モード設定信号TRがアク
ティブとなる。それにより、切換回路41は、制御信号
CRおよび出力データDORを出力ドライバ44に与え
る。出力ドライバ44は制御信号CRに応答して出力デ
ータDORをバッド43に出力する。
また、入力データDIMはバッド43からマイコンコア
2に入力され、入力データDIRはバッド43からラン
ダムロジック回路3に入力される。
選択共用端子回路5の構成も第9図に示される構成と同
様である。ただし、選択共用端子回路5においては、通
常モード時には出力データDOM。
DORのうち予め定められた出力データが常に出力され
る。
第10図は専用端子回路6の構成を示す図である。専用
端子回路6はパッド61および出力ドライバ62を含む
。出力ドライバ62には制御信号CMおよび出力データ
DOMが与えられる。また、パッド61から入力データ
DIMが入力される。
専用端子回路7の構成も専用端子回路6の構成と同様で
ある。
次に、この実施例の半導体集積回路装置の動作について
説明する。
通常モード時には、共通共用端子回路4がマイコンコア
2およびランダムロジック回路3に共通に用いられ、共
通共用端子回路4を介して、マイコンコア2およびラン
ダムロジック回路3に対して信号が人出力される。また
、専用端子回路6を介してマイコンコア2に対して信号
が入出力され、専用端子回路7を介してランダムロジッ
ク回路3に対して信号が人出力される。選択共用端子回
路5がマイコンコア2に結合されている場合には、選択
共用端子回路5を介してマイコンコア2に対して信号が
入出力される。逆に選択共用端子回路5がランダムロジ
ック回路3に結合されている場合には、選択共用端子回
路5を介してランダムロジック回路3に対して信号が入
出力される。
MCUテストモード時には、共通共用端子回路4および
選択共用端子回路5がマイコンコア2にのみ結合される
。この場合、共通共用端子回路4、選択共用端子回路5
または専用端子回路6を介してマイコンコア2に対して
テスト信号が入出力される。
R/Lテストモード時には、異通共用端子回路4および
選択共用端子回路5がランダムロジック回路3にのみ結
合される。この場合、共通共用端子回路4、選択共用端
子回路5または専用端子回路7を介してランダムロジッ
ク回路3に対してテスト信号が人出力される。
上記のように、マイコンコア2およびランダムロジック
回路3の各々を個々にテストすることができるので、汎
用のマイクロコンピュータおよび論理回路のために既に
開発されているテストプログラムおよびソフト開発・デ
バッグ用ツールを使用することができる。
また、パッドやドライバがマイコンコア2およびランダ
ムロジック回路8には含まれておらず、共通共用端子回
路4および選択共用端子回路5に含まれているので、チ
ップサイズが縮小化される。
さらに、マイコンコア2のレイアウトを変更または追加
することなく、仕様に応じてランダムロジック回路3の
構成を設計することができる。
次に、第11図を参照しながらこの実施例の半導体集積
回路装置の使用例について説明する。
通常、マイコンコア2においては演算処理が行なわれ、
ランダムロジック回路3においてはマイコンコア2で処
理することができない高速処理が行なわれる。
たとえば、ランダムロジック回路3が汎用バスのコント
ローラとなるように設計された場合、専用端子回路7に
はバス100を介して複数のパーソナルコンピュータ1
01、ディスク装置106等が接続される。
また、ランダムロジック回路3が特定の制御対象102
の専用コントローラとなるように設計された場合には、
専用端子回路7にはその制御対象102が接続される。
共通共用端子回路4にはたとえば外部メそす103が接
続される。選択共用端子回路5にはたとえばCPU10
4が接続され、専用端子回路6にはたとえばディスクコ
ントローラ105が接続される。選択共用端子回路5は
、ユーザの注文に従ってランダムロジック回路3に結合
させることも可能である。
上記のように、この実施例によるとマイコンコアASC
Iを短期間に少ない開発労力で安価に実現することがで
きる。
第1図は、第2A図に示したマイコンコアとランダムロ
ジック回路との間を接続するための配線接続を説明する
模式図である。第1図には、ダイナミック回路を備えた
マイコンコア2と、2つの標準セル領域3aおよび3b
により構成されたランダムロジック回路とが示されてい
る。この図において、実線は第1アルミ配線層を示し、
点線は第2アルミ配線層を示し、0はスルーホールを示
す。各標準セル領域3aおよび3b中には標準セル31
が設けられ、これに配線を施すことによりランダムロジ
ック回路が構成される。
第1図に示した配線接続の特徴は、マイコンコア2の周
辺にこれを取囲むようにしていずれも同一方向に向かっ
て配設された第1アルミ配線層850が配設されている
ことである。これに加えて、第1アルミに線層850の
方向と垂直の方向に標準セル領域3aと配線層850と
を接続するための第2アルミ配線層860が形成される
。周知のように、第1アルミ配線層850は半導体基板
の主表面近くに形成され、第2アルミ配線層860は主
表面よりより遠く、すなわち、第2アルミ配線層860
よりも上の層に配設される。したがって、標準セル領域
3aといずれの第1アルミ配線層850とを接続するの
にわずか1個のスルーホールを形成するだけで足りる。
したがって、たとえば第14図の矢印822により示し
た部分の接続において3個のスルーホールが必要となっ
てし)たのに対し、第1図に示した配線接続を用いると
2個のスルーホールが減少されることがわかる。
このようにマイコンコア2およびランダムロジ・ソク回
路3からの入出力信号のための配線860を同一のアル
ミ配線層に統一しておき、配線860と異なる方向の配
線850を別のアルミ配線層に統一すれば、スルーホー
ルの数の減少により、このマイクロコンピュータチップ
をより高集積化することができ、同時に、製造工程の簡
単化が図れる。
なお、多くの配線領域を必要とするのは配線層850で
あるが、配線850に使用するアルミの間隔と配線86
0に使用するアルミの間隔とが製造工程の制限上異なる
場合は、許容間隔の狭い方を配線850に使用した方が
より高集積化を図ることができる。
上記に加えて、第1図に示した配線接続において、マイ
コンコア2に入出力する信号を伝送するための配線85
0および860がマイコンコア2の周辺に配設されてお
り、マイコンコア2上には配設されていないことが指摘
される。また、マイコンコア領域2内部の配線で、配線
850または配線860と同一のアルミ配線を使用する
場合があるが、使用していないアルミ配線の配線領域と
してマイコンコア2上を使用していない。したがって、
マイコンコア2中にはダイナミック回路が含まれるので
あるが、配線層850または860との間に浮遊容量が
形成されないので、マイコンコア2中のダイナミック回
路が誤動作することを防ぐことができる。
なお、上記の説明ではマイコンコア2と標準セル領域3
aおよび3bにより構成されたランダムロジック回路と
の間の配線接続について説明がなされたが、このような
配線のレイアウトは一般に2つの回路ブロック間を接続
するための配線のレイアウトとして広く利用できるもの
である。
[発明の効果] 以上のように、請求項(1)の発明によれば、半導体基
板の主表面から第1の距離を隔てて配設された複数の第
1の配線層が所定の第1の方向に向かって配設され、か
つ、主表面から第2の距離を隔てて配設された第2の配
線層が第1の方向と異なった第2の方向に向かって配設
されているので、回路ブロック間を接続するのに必要な
スルーホールの数を減少させることができる。
また、請求項(2)の発明によれば、マイクロコンピュ
ータコアがマイクロコンピュータコア内で必要な信号を
伝送するための配線領域の下の領域を除いた領域に形成
されているので、マイクロコンピュータコアにおける誤
動作を防ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、第2A図に示したマイコンコアとランダムロ
ジック回路との間を接続するための配線接続を説明する
模式図である。第2A図はこの発明の一実施例による半
導体集積回路装置の平面図である。第2B図は同実施例
の構成を示す機能ブロック図である。第3図は同実施例
の主要部の特徴を説明するための模式図である。第4図
は共通共用端子回路および選択共用端子回路の構成を示
すブロック図である。第5A図、第5B図および第5C
図は共通共用端子回路の機能を説明するための模式図で
あり、第5A図は通常モードを示す図、第5B図はMC
Uテストモードを示す図、第5C図はR/Lテストモー
ドを示す図である。第6図は選択共用端子回路の機能を
説明するための模式図である。第7図はモード設定信号
発生回路およびモード信号入力回路の構成を示す図であ
る。 第8図は信号線の具体的な構成を示す図である。 筆9図は共通共用端子回路の構成を示す図である。 ffllo図は専用端子回路の構成を示す図である。 第11図は同実施例の使用例を説明するための図である
。第12図は従来のマイクロコンピュータコアASIC
の一例を示す平面図である。第13図は従来のマイクロ
コンピュータコアASICの他の例を示す機能ブロック
図である。第14図は、回路ブロック間を接続するため
の従来の配線層の使用例を説明する模式図である。 図において、1は半導体チップ、2はマイクロコンピュ
ータコア、3はランダムロジック回路、4は共通共用端
子回路、5は選択共用端子回路、6.7は専用端子回路
、8はモード設定信号発生回路、9はモード信号入力回
路、850は第1アルミ配線層、860は第2アルミ配
線層、○はスルーホールである。 なお、各図中、同一符号は同一または相当部分を示す。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)半導体基板上に互いに離れて設けられた少なくと
    も第1および第2の回路ブロックと、前記半導体基板の
    主表面から所定の第1の距離を隔てて配設され、前記第
    1および第2の回路ブロック間を接続するための複数の
    第1の配線層とを含み、 前記複数の第1の配線層は、いずれも所定の第1の方向
    に向かって配設され、 前記半導体基板の主表面から前記第1の距離とは異なっ
    た第2の距離を隔てて配設され、前記第1または第2の
    回路ブロックと前記第1の配線層との間を接続するため
    の第2の配線層とを含み、前記第2の配線層は、前記第
    1の方向と異なった第2の方向に向かって配設される、
    半導体集積回路装置。
  2. (2)1チップ上に形成される半導体集積回路装置であ
    って、 中央演算処理装置および記憶装置を有し、少なくともそ
    の一部にダイナミック回路を備えたマイクロコンピュー
    タコアと、 前記マイクロコンピュータコアにより制御される論理回
    路部と、 パッドおよびドライバ手段を有し、前記マイクロコンピ
    ュータコアおよび前記論理回路部に対して信号を入力ま
    たは出力するための共用周辺回路と、 前記マイクロコンピュータコアおよび前記論理回路部を
    前記共用周辺回路部に選択的に結合させる制御手段と、 前記マイクロコンピュータコアの周辺に配設され、前記
    マイクロコンピュータコア内で必要な信号を伝送するた
    めの配線領域とを含み、 前記マイクロコンピュータコアは、前記配線領域の下の
    領域を除いた領域に形成される、半導体集積回路装置。
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